JP4220512B2 - 能動的ボンネットヒンジ用の機械的吸収システム - Google Patents

能動的ボンネットヒンジ用の機械的吸収システム Download PDF

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Description

本発明の技術分野は、歩行者と自動車との間の前面衝突の際に歩行者を保護する自動車安全の分野で用いられる装置の技術分野である。
歩行者が自動車の前端によって打撃を受けたとき、歩行者の頭は大抵の場合車両のボンネットに直接接触する。ボンネットに対する頭の衝突は、ボンネットを変形させる。この変形は、多くの場合、ボンネットが、エンジンブロック、並びにショックアブソーバの筒、及びフロントガラス用ワイパー機構等のような硬い部品に接触するような場所で起こる。歩行者の頭の移動は、そのとき、ボンネットがエンジンブロックに接触することによって急に止められ、それ故歩行者に深刻な障害を引き起こす猛烈な減速を受ける。
歩行者と自動車との間の衝突の場合に、歩行者の四肢及び特に彼の頭が、ボンネットに対する衝突の際にボンネットのすぐ下にあるエンジンブロックによって止められることを防ぐように、車両のボンネットを所定の量だけ上昇させる装置は、従来技術として既に知られている。従来技術の装置では、ボンネットの上昇はボンネットの後端部、つまりフロントガラスの端部で実施され、前記後端部は通常の使用の際にボンネットを開閉するために利用される端部とは反対側の端部である。
特許文献1は、衝突の際に自動車のボンネットを上昇させる安全装置に関するもので、この装置は、前記ボンネットの下に配置され、また前記ボンネットを上昇させる上昇機構と、アクチュエータとを具備し、前記ボンネットは、通常の使用の際にボンネットが、回動軸線として知られている軸線を中心に開閉されることを可能にする構造を具備している。
その装置の主な特徴は、上昇機構が、最初に、第一の並進移動を実行することによってロック解除段階を受けることである。
その装置の主な特徴は、それが並進移動によるロック解除段階を経験し、回転運動における展開段階が続くことである。またその安全装置は、後の衝撃吸収段階を予測し、前記衝撃吸収段階は、前記衝撃の作用を小さくするように、ぶつかった歩行者と共にボンネットが移動することを可能にする段階である。しかし、そのような衝撃吸収装置を具体化する方法は記載されていない。
仏国特許出願公開第2848947号明細書
本発明による安全装置は、自動車の狭さ並びにそれらの低いコストに結び付いた要求事項、つまり小さなサイズ及び構造の単純さ及び高い信頼性に合わせられる資質を有する衝撃吸収装置を提示する。構造の単純さは、衝撃吸収装置が、複雑さと高価な機械加工を必要とする部品の追加を必要としないことを意味する。
本発明の主題は、歩行者との衝突の際に自動車のボンネットを上昇させるための安全装置であり、前記安全装置は、ボンネットを上昇させるための上昇機構に連結された推力ピストンにして、前記ボンネットにそれ自身が連結された前記上昇機構を展開させることができる推力ピストンを備えた火薬式アクチュエータと、前記アクチュエータを所定の位置で動かないようにすることが意図されたブロッキング装置とを具備し、該安全装置は、上昇されたボンネットに歩行者が衝突したとき使用される衝撃吸収装置を具備することを特徴とし、ボンネットと上昇機構とピストンとから成る組立体が、衝撃の作用を受けて移動することが可能である一方で同時にブレーキをかけられるようになっている。より詳しくは、上昇機構は、ボンネットの所定の上昇に対応する所定の位置で動かないようにされるので、ボンネットと前記上昇機構とピストンとから成る前記組立体は、単一の剛体の構成要素として連接され得る。衝撃吸収装置は、衝突の衝撃を吸収するためにボンネットが前記歩行者と共に移動することを可能にするように、前記組立体が、歩行者の衝突の作用を受けて、ボンネットが上昇されるのと反対方向で移動することを可能にする。本発明の特に請求項1の理解のために言及すると、上昇機構は連接棒と上昇ラグとを具備している。
火薬式アクチュエータが、ピストンを収容する中空円筒状本体を有することが、有利である。
本発明の第一の好適な実施例によると、衝撃吸収装置は火薬式アクチュエータの内部に配置される。この実施例は、衝撃吸収装置が最小限の大きさのものであることを助ける。
好適には、衝撃吸収装置はブロッキング装置から構造的に構成される。換言すると、本発明による安全装置は、作用される力に応じて、上昇機構を動かないようにするか、又は“ボンネット+上昇機構+ピストン”組立体の衝撃を吸収するただ一つの機械的装置を有する。
中空本体が、拡散通路を介して互いに結合された小径上流部分と大径下流部分とを有し、またピストンが、前記小径上流部分の内壁によって境界を部分的に定められた周縁溝を具備することが有利である。ピストンは、前記周縁溝が前記中空本体の小径上流部分に位置するように中空本体内に位置決めされ、また小径上流部分内で滑動できる。
好適には、前記周縁溝は、それが二つの互いに向き合う側壁を有するようにU字形断面を有する。
プレストレス部材が、前記周縁溝に収容されて、小径上流部分の内壁に当接することが有利である。
かくして、小径上流部分の内壁からプレストレス部材を引き出すことにより、前記プレストレス部材の弛緩が引き起こされる。
好適には、プレストレス部材は、開口を備えるリング形状を有する環状構成要素であるスナップリングから構成される。こうして、前記環状構成要素に一様に分布される半径方向圧力は、前記開口の範囲を定める二つの端を共に移動させて近づけるように前記環状構成要素が弾性変形することを可能にする。
本発明の実施例の代替形によると、スナップリングは円形断面を有する。
アクチュエータの始動が、周縁溝が中空本体の下流部分に達するまでピストンを滑動させ、その結果スナップリングの弛緩を引き起こすことが有利である。
弛緩されたスナップリングは、どんな特別な力も必要とせずにピストンが反対方向に移動することを妨げる。
好適には、中空本体の小径上流部分の材料は、歩行者の衝突の後、変形する中空本体の小径上流部分に強制的に入れられるスナップリングを連れてピストンが反対方向に移動することを可能にするように変形可能である。小径上流部分内でスナップリングが移動する距離は、衝撃吸収距離に対応する。
本発明の他の好適な実施例によると、衝撃吸収装置は、アクチュエータの中空本体に設けられた少なくとも一つの弱化部から構成される。前記弱化部は、歩行者の衝突の際に、前記中空本体の全長の短縮の一因となることが有利である。
換言すると、上昇機構にそしてボンネットに連結されているピストンは移動を阻止されるので、中空円筒状本体は、歩行者の衝突の際に、その軸線方向でしわを作ってつぶれる傾向を有する。
中空本体の長さの短縮は、衝撃吸収距離に対応する。
ブロッキング装置は、ピストンの周縁溝に配置された圧縮スナップリングを使って作り出されることが有利であり、前記スナップリングは、前記周縁溝が中空本体の拡大ゾーン内へ通じるとき弛緩し、その結果ピストンが反対方向へ移動することを妨げる。好適には、前記ゾーンは内側のショルダによって互いに分離されている。好適には、スナップリングは矩形断面を有する。
従って、弛緩されたスナップリングは、中空本体の内側のショルダに接して動かないようにされて、ピストンが反対方向に移動することを妨げる。
本発明の第二の好適な実施例によると、衝撃吸収装置はアクチュエータの外部にある。アクチュエータが、車両に固定された支持部品に取り付けられること、及び衝撃吸収装置が前記支持部品に固定されることが有利である。
好適には、アクチュエータは、該アクチュエータに固定された突出部によって支持部品に接触し、前記突出部は前記支持部品内で回動可能である。
前記突出部が円筒形状のものであることが有利である。
好適には、衝撃吸収装置は、支持部品によって保持されて、火薬式アクチュエータに接して配置される変形可能部品からなる。好適には、前記突出部は支持部品のノッチ内に配置され、また前記突出部は変形可能部品に接触している。
本発明の第二の好適な実施例によると、変形可能部品は、歩行者の衝突の後、前記変形可能部品の変形を促進することができる少なくとも一つの弱化部を有する。
歩行者の衝突の後、ピストンは前記中空本体内で動かないようにされたままなのでアクチュエータの中空本体が変形可能部品に接触することが必要であり、衝撃を前記変形可能部品に伝達するものは前記中空本体である。
本発明の他の好適な実施例によると、変形可能部品は、波形板から構成され、アクチュエータの中空本体によって前記波形板に伝達される歩行者からの衝撃に続いてそれ自身が屈曲してつぶれることが可能である。
好適には、支持部品は前記突出部を案内する手段を有し、また衝撃吸収装置は前記案内手段に含まれる。
前記案内手段が、二つの細長い開口から構成されることが有利であり、前記二つの細長い開口の各々を突出部が貫いて延び、前記突出部は、歩行者のボンネットへの衝突の後、前記開口内を移動することかできる。好適には、前記開口はその輪郭に複数の変形可能な歯を有する。従って前記歯は前記開口の輪郭の粗さを増大させる。歩行者の衝突の後、アクチュエータの本体は、移動して、突出部を細長い開口によって導かれる方向で駆動する。前記突出部の前記開口における移動は、歯の曲げを引き起こすので、前記移動にブレーキをかける。
本発明の他の好適な実施例によると、開口の幅が前記突出部より狭い。このようになっているので、歩行者のボンネットへの衝突の作用を受けて、突出部は前記開口に沿ってそれらを広げながら強制的に移動させられる。
本発明による安全装置は、単純で好適には自動車で利用可能で許容される小さな体積に適合した機械的装置に起因する、良好に制御された衝撃吸収機能を有するという利点をもつ。更に、この衝撃吸収機能は、含まれる材料の単純な構造的変更によって、又は材料を単純に変更することによって所与の構造形にあわせて作ることができ、なぜなら前記材料は、普通に使用されて完全に既知の機械的特性を有しているためである。
本発明による四つの好適な実施例の詳細な説明が、図1〜19を参照しながら次に提示される。
図1及び2を参照すると、本発明による安全装置1の第一の好適な実施例が、火薬式アクチュエータ2と連接棒3と上昇ラグ4とロック用フック5とを具備している。連接棒3は、それが相互に平行な二つの面を有するように、変化するU字形断面を備えた細長い部品の形をしている。前記連接棒3は、その平行な二面を貫いて延びる回動ピン7を中心に回動することができる上流部分6と、上流部分6がその回動ピン7を中心に回動したとき上昇される下流部分8とを有する。
前記下流部分8は、これら二面の各々に細長い開口9を具備しており、前記細長い開口9の各々は、それを貫いて延びる回動ピン10を有しており、前記回動ピン10は上昇ラグ4に固定されていて、前記上昇ラグ4それ自身がボンネット11に連結されている。連接棒3は、その二面の一方に固定突出部12を有しており、前記固定突出部12には平坦部13が設けられている。火薬式アクチュエータ2は、肘状に曲がった後部14と、直線状中空円筒状本体16の形をした前部とを具備し、前記後部14の中に火工装薬15が収納され、また前記前部の中にピストン17が収納されている。前記直線状中空本体16は、小径上流部分18と大径下流部分19とを有し、それら二つの部分は発散通路20によって互いに接続され、前記小径上流部分18は肘状に曲がった後部14に接している。ピストン17は、ショルダ25を具備する円筒状ロッド22により延長された拡大本体21から構成されている。このように、ロッド22は、ピストン17の拡大本体21に接する拡大部分と、小径部分とを有している。ピストン17の前記拡大本体21は周縁溝23を有し、またアクチュエータ2の中空円筒状本体16の小径上流部分18の内径よりわずかに小さい外径を有する。ピストン17は、その拡大本体21が中空円筒状本体16の小径上流部分18内に収容されてその中を密封式に滑動できるように、アクチュエータ2に配置されている。従って、周縁溝23は、中空本体16の前記小径上流部分18の内壁によってその境界を部分的に定められている。アクチュエータ2は、図示されていないが前記連接棒3の回動ピン7に平行な回動ピンを中心にして、連接棒3と同時に回動することができる。図3及び4を参照すると、周縁溝23は、該溝23の最深部に一致する小径部分27を大径部分28から区別するショルダ26を有している。円形断面を有し且つ中空円筒状本体16の小径上流部分18の内壁に当接するプレストレススナップリング24が、前記溝23の最深部に収容される。電気火薬式起爆システムが火工装薬15の近くに配置されて、前記火工装薬15の燃焼を開始させる。フック5は、車両を支点に回動するように取り付けられて、回動ピン29を中心にした回転運動を実施することができる。
本発明による安全装置1の第一の好適な実施例の作動の様態は次に示される。
電気インパルス装置が、火工装薬15の燃焼を開始する電気火薬式起爆システムを始動させる。
放出されたガスが、ピストン17を移動させ、前記ピストン17は、第一段階で、フック5に推力を作用させることによって安全装置1のロックを解除し、第二段階で、そのロッド22のショルダ25を介して連接棒3の固定突出部12の平坦部13に当接するようになり、その結果前記連接棒3をその回動ピン7を中心にして回転させる。前記連接棒3の回転は、上昇ラグ4の効力によってボンネット11の上昇を招き、また上昇ラグ4の回動ピン10は、連接棒3の下流部分8の細長い開口9内で移動できる。こうして、ピストン17は、周縁溝23が発散通路20に達してスナップリング24が緩んで前記溝23の浅い部分28を占めるまで、直線状中空円筒状本体16内を滑動する。図1及び3に描かれた位置に対応するこの最終位置で、スナップリング24は、外部からの力が作用しない限りピストン17の反対方向へのどんな移動も妨げる。従って、ボンネット11、上昇ラグ4、連接棒3、及びピストン17によって構成される組立体は、堅固な構成要素を形成する。この第一段階の全ては、安全装置1の作動準備段階に相当する。
図4を参照して説明すると、歩行者が図1の矢印で示される方向でボンネット11に衝突した場合、その結果生み出された衝撃は、ピストン17に伝達され、前記衝撃の強さは、前記ピストン17が、弛緩したスナップリング24を連れて反対方向へ移動し始めるような強さである。反対方向でのこの移動の間に、前記スナップリング24は、中空円筒状本体16の小径上流部分18に強制的に入れられて、前記小径上流部分18は変形する。前記ボンネット11は、歩行者の衝突の作用を受けて移動できる一方で同時にブレーキをかけられるので、中空円筒状本体16を変形させるこの段階は、ボンネット11の衝撃を吸収する段階に対応する。図4を参照すると、ボンネット11の移動は、安全装置1が再係合位置に戻るときに止まる。この実施例では、スナップリング24は、ブロッキング装置としての及び衝撃吸収装置としての二重の作動機能を有する。
図5及び6を参照すると、本発明による安全装置101の第二の好適な実施例が、火薬式アクチュエータ102と連接棒103と上昇ラグ104とロック用フック105とを具備している。連接棒103は、それが相互に平行な二つの面を有するように、変化するU字形断面の細長い部品の形をしている。前記連接棒103は、その平行な二面を貫いて延びる回動ピン107を中心にして回動できる上流部分106と、該上流部分106がそのピン107を中心に回動したとき上昇されることが可能な下流部分108とを有する。
前記下流部分108はその二面の各々に細長い開口109を具備し、前記細長い開口109の各々は、それを貫いて延びる回動ピン110を有し、前記回動ピン110は上昇ラグ104に固定され、前記上昇ラグ104はそれ自身がボンネット111に連結される。
連接棒103は、その二面の一方に、平坦部113が設けられた固定突出部112を有している。火薬式アクチュエータ102は肘状に曲がった後部114と、直線状中空円筒状本体116の形をした前部とを具備しており、前記後部114内に火工装薬115が収容され、また前記前部の中にピストン117が収容されている。
ピストン117は、ショルダ125を具備する円筒状ロッド122によって延長された拡大本体121から構成されている。このように、ロッド122は、ピストン117の拡大本体121に接している拡大部130と、小径部分131とを有しており、前記拡大部130は周縁溝123を有している。直線状中空円筒状本体116は、肘状に曲がった後部114に接する一方の端と、ロッド122の拡大部130の通過を可能にする開口を備えた自由端とを有し、前記開口は前記拡大部130の直径より大きな直径を有している。通路を備えた円筒状部品132であって、前記通路の直径が認め得るほどにロッド122の前記拡大部130の直径より大きいが前記開口の直径より小さい円筒状部品132が直線状中空円筒状本体116の自由端の近くでその内側に固定されている。従って、ロッド122の拡大部130は、円筒状部品132内を密封式に滑動することができる。なお、中空円筒状本体116の開口は大きすぎて前記密封式滑動を可能にしない。ピストン117は、周縁溝123が中空円筒状部品132の内壁によって境界を部分的に定められるように、アクチュエータ102に配置される。矩形断面のプレストレススナップリング124が、前記溝123の中に収容されて、前記内壁に当接する。アクチュエータ102は、図示されていないが前記連接棒103の回動ピン107に平行な回動ピンを中心にして連接棒103と同時に回動することができる。図7及び9を参照すると、直線状中空円筒状本体116は、前記本体116の狭い膨れ出し133又は前記本体116の二つの連続する狭隘部134の形をした弱化部133、134を有している。
本発明による安全装置101のこの第二の好適な実施例の作動の様態が次に示される。
電気インパルスが、火工装薬115の燃焼を開始させる電気火薬式起爆システムを始動させる。放出されたガスがピストン117を移動させ、前記ピストン117は、第一段階では、フック105に推力を作用させることによって安全装置101のロックを解除し、またピストン117は、第二段階では、そのロッド122のショルダ125を介して連接棒103の突出部112の平坦部113に当接するようになって、前記連接棒103をそのピン107を中心に回転させる。前記連接棒103の回転は、上昇ラグ104の効力によってボンネット111の上昇を招き、前記上昇ラグ104の回動ピン110は連接棒103の下流部分108の細長い開口109内を移動することができる。かくして、図7及び9を参照して説明すると、ピストン117は、周縁溝123が直線状中空円筒状本体116の端の開口に達してスナップリング124が緩むまで、直線状中空円筒状本体116の中を滑動する。この位置では、弛緩されたスナップリング124は、特にピストン117の反対方向のどんな移動も阻止するブロッキング装置として働く。このように、ボンネット111、上昇ラグ104、連接棒103、及びピストン117によって構成される組立体は、堅固な構成要素を形成する。この第一段階の全ては、安全装置101の作動準備段階に対応し、それは本発明の第一の好適な実施例に関して説明された段階に同じである。
歩行者が図5の矢印で示される方向でボンネット111に衝突すると、その結果生成された衝撃は、ピストン117に伝達されて、スナップリング124によって堅固に阻止される。図8及び10を参照すると、そのとき力は中空円筒状本体116の弱化部133、134に伝達され、前記中空円筒状本体116はそれ自身に屈曲部を作ってつぶれることによって反応し、その結果その長さの短縮を招く。この屈曲部を作ってつぶれることは、ボンネット111が、歩行者の衝突の作用を受けて移動することを可能にする一方で、同時にブレーキをかけられることを可能にする。
図6を参照すると、ボンネット111の移動は、安全装置1が再係合位置に戻ったとき止まる。
図11及び12を参照して説明すると、本発明による安全装置201の第三の好適な実施例は、弱化部が火薬式アクチュエータ202の本体に形成されるのではなく前記アクチュエータ202に接触して配置された変形可能部品240に、火薬装薬(図11及び12には非図示)と同一の側で形成されることにおいて前述された第二の好適な実施例とは異なっている。安全装置201は、変化するU字形断面を有する細長い支持部品241を使って車両に固定され、前記支持部品241は、その平行な二つの側面の各々に、互いに向き合う細長いノッチ242を有している。火薬式アクチュエータ202の肘状に曲げられた後部は、円筒状側方突出部243を具備しており、前記突出部243の直径は、ノッチ242の幅より認め得るほどに小さく、またアクチュエータ202は、前記突出部243が前記ノッチ242の閉鎖端に位置するように、支持部品241に対して位置決めされる。安全装置201の作動準備段階の間に、連接棒203のピン207に平行な軸線をもつ突出部243は、アクチュエータ202の回転軸線を形成する。
図13を参照すると、変形可能部品240が、ペグ244によって支持部品241に固定されており、前記ペグ244は変形可能部品240に固定されていて、前記支持部品241のノッチに挿入されている。変形可能部品240は本体246を具備しており、前記本体246は、全体的に見るとU字形断面を有し、また二つの平行なラグ245によって延長され、前記二つの平行なラグ245の各々は、その端に突出部243を収容することが意図されたノッチを有している。
支持部品241、変形可能部品240、及び火薬式アクチュエータ202は、突出部243が、変形可能部品240の二つのラグ245のノッチを経由して支持部品241の細長いノッチ242の閉鎖端で阻止されるように配置される。変形可能部品240の本体246は、狭隘部の形をした弱化部247を具備している。
本発明による安全装置201のこの第三の好適な実施例の作動の様態が次に示される。
安全装置201の作動準備段階は、あらゆる点で本発明の第一及び第二の好適な実施例に関して説明された相当する段階に同一である。
歩行者が、図11の矢印で示される方向でボンネット211に衝突すると、ピストン217は、矩形断面のスナップリングを含むブロッキング装置によってアクチュエータ202において堅固にブロックされ、その衝撃は上昇ラグ204と連接棒203とを通過して突出部243に伝達される。前記衝撃の強さは、アクチュエータ202が突出部243を介して変形可能部品240に推力を作用させて、前記変形可能部品240がそのときその弱化部247でそれ自身に屈曲部を作ってつぶれるような強さである。変形可能部品240のこの変形は、ボンネット211が、歩行者の衝突の作用を受けて移動する一方で、同時にブレーキをかけられることを可能にする。図12によると、ボンネット211は、安全装置201が再係合位置に戻ったとき停止する。変形可能部品240は、作動準備段階の間に塑性変形を生ずることなくアクチュエータ202の推力に対抗するように寸法を決められていることが言及されるべきである。
図14に示されるように、変形可能部品は、火薬式アクチュエータに接触して配置される波形板205から構成され得る。図15を参照すると、歩行者が衝突した場合前記アクチュエータは、前記波形板に矢印で示される方向に押圧力を作用させ、前記波形板は、屈曲部を作ってつぶれて、ボンネットが、移動する一方で同時にブレーキをかけられることを可能にする。
図16及び17を参照すると、本発明による安全装置の第四の好適な実施例は、変形可能部品が取り除かれていること、及び突出部343が二つの細長い開口344を貫いて延びていることで、前述の第三の好適な実施例とは異なっており、前記二つの細長い開口344は、互いに向き合っており、また車両に固定された、変化するU字形断面を有する支持部品345の二つの平行な側面に配置されている。二つの開口344の各々は、その輪郭に沿って設けられた複数の三角形状で変形可能な歯346を具備している。
本発明による安全装置のこの第四の好適な実施例の作動の様態は次に示される。
安全装置の準備段階は、あらゆる点で、前述された本発明の三つの実施例に関して説明された同等の段階に同一である。
歩行者がボンネットに衝突すると、その衝撃は突出部343に伝達される。前記衝撃の強さは、アクチュエータ302が図16の矢印で示される方向に突出部343を連れて移動し、突出部343は、それ自身が開口344内を移動して、それが通過するとき歯346を曲げてつぶす。開口344は、歩行者のボンネットへの衝突に続いてボンネットの移動を容易にし、曲がってつぶれる歯346が前記移動にブレーキをかける。
図18及び19に示されるように、二つの細長い開口354はその幅が突出部353の直径より小さい。
歩行者のボンネットへの衝突に続いて、アクチュエータ302は、図18の矢印で示される方向に突出部353を連れて移動し、突出部353は、それ自身が開口354内を力ずくで移動する。前記開口は、前記突出部353が通ると該開口は変形するので広げられて、ボンネットの移動にブレーキをかけることに貢献する。
スナップリングを含んだ、まだ作動していない衝撃吸収装置を備える本発明による安全装置の縦断面図である。 衝撃吸収装置が作動した図1の安全装置の縦断面図である。 スナップリングを含む衝撃吸収装置の縦方向軸断面拡大図である。 歩行者のボンネットへの衝突の後の、図3の衝撃吸収装置の縦方向軸断面拡大図である。 弱化部を備えるアクチュエータを有する、本発明による安全装置の部分縦断面図である。 歩行者のボンネットへの衝突の後の、図5の安全装置の部分縦断面図である。 弱化部の第一の別形体を有する、本発明による安全装置の火薬式アクチュエータの縦方向軸断面拡大図である。 歩行者のボンネットへの衝突の後の、図7のアクチュエータの縦方向軸断面拡大図である。 弱化部の第二の別形体を有する、本発明による安全装置の火薬式アクチュエータの縦方向軸断面拡大図である。 歩行者のボンネットへの衝突の後の、図9のアクチュエータの縦方向軸断面拡大図である。 弱化部を有する部品を具備する外部の衝撃吸収装置を備える本発明による安全装置の側面図である。 歩行者のボンネットへの衝突の後の、図11の安全装置の側面図である。 変形可能部品と火薬式アクチュエータの相対的配置を示す斜視図である。 本発明による安全装置用の衝撃吸収装置として働く波形部品の斜視図である。 歩行者のボンネットへの衝突の後の、図14の波形部品の斜視図である。 火薬式アクチュエータ用の、二つの歯付き側面穴を備える支持部品の部分側面図である。 歩行者のボンネットへの衝突の後の、図16の支持部品の部分側面図である。 火薬式アクチュエータ用の、二つの狭い側面穴を備える支持部品の部分側面図である。 歩行者のボンネットへの衝突の後の、図18の支持部品の部分側面図である。
符号の説明
1 安全装置
2 火薬式アクチュエータ
3 連接棒
4 上昇ラグ
11 ボンネット
17 ピストン
16 直線状中空円筒状本体
18 小径上流部分
19 大径下流部分
20 発散通路
23 周縁溝
24 スナップリング

Claims (3)

  1. 歩行者との衝突の際に自動車のボンネット(11)を上昇させるための安全装置(1)であって:
    前記ボンネット(11)を上昇させるために前記ボンネットに連結された上昇機構(3;4)と;
    前記上昇機構(3;4)に連結され、前記上昇機構(3;4)を展開させることができる火薬式アクチュエータ(2)と;
    前記火薬式アクチュエータ(2)が始動されない限り前記上昇機構(3;4)を予め定められた初期位置で動かないようにすることが意図されたロック装置(5)にして、前記火薬式アクチュエータ(2)が作動されたとき前記上昇機構(3;4)を解放するロック装置(5)と、を具備する安全装置(1)において、
    前記火薬式アクチュエータ(2)は:
    推力ピストン(17)と;
    前記推力ピストン(17)を収容する中空本体(16)にして、小径上流部分(18)と、大径下流部分(19)と、前記小径上流部分(18)と前記大径下流部分(19)とを接続する発散通路部分(20)とを有する中空本体(16)と;
    前記推力ピストン(17)の周縁に環状に形成された周縁溝(23)に収容されたプレストレス部材(24)と;を具備しており、
    前記火薬式アクチュエータ(2)の始動によって、前記推力ピストン(17)は、前記周縁溝(23)に収容された前記プレストレス部材(24)が前記小径上流部分(18)から前記大径下流部分(19)へ向けて移動して弛緩するまで一方向へ滑動させられて、弛緩した前記プレストレス部材(24)が、前記ピストン(17)の前記一方向とは反対の他方向への移動を外部からの力が作用しない限り阻止するように、及び
    上昇された前記ボンネット(11)への歩行者の衝突に続いて、弛緩した前記プレストレス部材(24)が、前記ピストン(17)と共に前記他方向へ移動し、該移動の間に前記中空本体(16)を変形させることにより前記ピストン(17)の移動にブレーキがかけられるように構成され、その結果歩行者に対する衝撃が緩和されることを特徴とする、安全装置(1)。
  2. 前記プレストレス部材(24)がスナップリングから構成されることを特徴とする、請求項1に記載の安全装置。
  3. スナップリング(24)が円形断面を有することを特徴とする、請求項2に記載の安全装置。
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