JP4219548B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、短縮ダイヤル機能とワンタッチダイヤル機能を有するダイヤル装置に関し、とくにファクシミリ装置に適用して有効なもの関する。
【0002】
【従来の技術】
電話回線などの公衆通信回線を利用するファクシミリ装置では、画情報の宛先へのダイヤル発信操作を省力化するために、短縮ダイヤル機能とワンタッチダイヤル機能を有するダイヤル装置が多く使用されている。
【0003】
短縮ダイヤル機能は、ダイヤル番号を短縮番号に対応させて記憶する短縮登録メモリと、操作部から入力された短縮番号に対応するダイヤル番号を上記短縮登録メモリから呼び出してダイヤル発信を実行する短縮ダイヤル実行手段と、操作部での登録操作に基づいて上記短縮登録メモリの内容更新を行う短縮ダイヤル設定手段とにより構成され、たとえば10桁にも及ぶ長いダイヤル番号の発信操作を、2桁あるいは3桁程度の短縮ダイヤル操作でもって簡単な行うことができる。
【0004】
ワンタッチダイヤル機能は、1または複数のダイヤル番号の発信手順を上記短縮番号を使って記述したプログラムをワンタッチキーの番号別に記憶するワンタッチ登録メモリと、ワンタッチ操作されたワンタッチキーの番号に対応するプログラムを選択し、この選択プログラムに記述された1または複数の短縮番号で指定されるダイヤル番号のダイヤル発信を実行するワンタッチプログラム実行手段と、操作部での登録操作に基づいて上記ワンタッチ登録メモリの内容更新を行うワンタッチプログラム設定手段とにより構成され、1または複数の宛先へのダイヤル発信手順を単一のキー操作で代行することができる。このワンタッチダイヤル機能は、たとえば一件の画情報を複数の宛先へ同報したりする場合に威力を発揮する。
【0005】
従来のこの種のダイヤル装置では、上述した短縮ダイヤル機能とワンタッチダイヤル機能の各登録操作を互いに独立して行うように構成し、これにより、両機能を必要に応じて使い分けることができるようにしていた。たとえば、ある程度の通信頻度が見込まれる宛先はとりあえず短縮ダイヤルとして登録し、その中で特に通信頻度の宛先に付いてはさらにワンタッチダイヤルとして登録するといった使い分けができる。さらに、ワンタッチダイヤルの登録については、短縮ダイヤル機能にて使用されている短縮番号を使用できるようにすることにより、その登録のための記述手間を大幅に軽減させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したダイヤル装置では、短縮ダイヤル登録の削除により、ワンタッチダイヤル登録が無効または要修正状態のまま残留し、これにより、ワンタッチプログラムが無効な動作を行ったり、あるいは無効なワンタッチダイヤル登録が溜まって新規のワンタッチダイヤル登録を阻害してしまうといった弊害が生じる、という問題があった。
【0007】
すなわち、短縮ダイヤル機能とワンタッチダイヤル機能とは、宛先の通信頻度に応じた使い分けのために、その登録操作は互いに独立させられているが、ワンタッチダイヤル登録については、宛先ダイヤル番号の記述手間を省くために、短縮ダイヤル機能にて使用されている短縮番号を使用できるようにしてある。
【0008】
このため、短縮ダイヤル機能の側にて、ある宛先に対する短縮ダイヤル登録を削除しても、ワンタッチダイヤル機能の側では、その削除されて無効となった短縮番号の記述がそのまま残されてしまう。つまり、ワンタッチダイヤルの登録内容が無効になってしまう。これにより、ワンタッチプログラムが無効な動作を行ったり、あるいは無効なワンタッチダイヤル登録が溜まって新規のワンタッチダイヤル登録を阻害してしまうといった弊害が生じるようになる。
【0009】
本発明は、ワンタッチダイヤル登録での宛先ダイヤル番号の記述手間を省くことができると同時に、短縮ダイヤル登録の削除によってワンタッチダイヤル登録が無効または要修正状態のまま残留する弊害を自動的に解消できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本願発明は、宛先ダイヤル番号の設定操作および発信操作に用いられるテンキー、複数のワンタッチキー等を有する操作パネルと、2桁あるいは3桁の短縮番号に対応させて宛先ダイヤル番号を登録する短縮登録メモリと、前記操作パネルからの短縮番号入力にしたがって前記短縮登録メモリより宛先ダイヤル番号を呼び出してダイヤル発信させる短縮ダイヤル手段と、ワンタッチキーに対応させて1または複数の宛先への発信手順を前記短縮番号を使って記述した宛先プログラムを登録するワンタッチ登録メモリと、前記操作パネルからのワンタッチキー入力にしたがって前記ワンタッチ登録メモリより宛先プログラムを呼び出して実行するワンタッチダイヤル手段と、前記操作パネルより任意の短縮番号の削除指定の操作が行われた場合に、その削除指定に係る短縮番号が記述されている宛先プログラムを検索し、宛先プログラムに記述された発信手順の中から削除指定に係る短縮番号を選択的に削除するプログラム修正手段とを備えたものである。
【0011】
これにより、ワンタッチダイヤル登録での宛先ダイヤル番号の記述手間を省くことができると同時に、短縮ダイヤル登録の削除によってワンタッチダイヤル登録が無効または要修正状態のまま残留する弊害を自動的に解消できるファクシミリ装置が得られる。また、短縮番号に対応させて登録したダイヤル番号が削除された場合に、削除に係る短縮番号しか記述されていないプログラムがあれば、プログラムそのものを削除するので、無効なワンタッチプログラムが溜まらないようにして、新規のワンタッチダイヤル登録が阻害されるのを防止することができるファクシミリ装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、宛先ダイヤル番号の設定操作および発信操作に用いられるテンキー、複数のワンタッチキー等を有する操作パネルと、2桁あるいは3桁の短縮番号に対応させて宛先ダイヤル番号を登録する短縮登録メモリと、前記操作パネルからの短縮番号入力にしたがって前記短縮登録メモリより宛先ダイヤル番号を呼び出してダイヤル発信させる短縮ダイヤル手段と、ワンタッチキーに対応させて1または複数の宛先への発信手順を前記短縮番号を使って記述した宛先プログラムを登録するワンタッチ登録メモリと、前記操作パネルからのワンタッチキー入力にしたがって前記ワンタッチ登録メモリより宛先プログラムを呼び出して実行するワンタッチダイヤル手段と、前記操作パネルより任意の短縮番号の削除指定の操作が行われた場合に、その削除指定に係る短縮番号が記述されている宛先プログラムを検索し、宛先プログラムに記述された発信手順の中から削除指定に係る短縮番号を選択的に削除するプログラム修正手段とを備え、前記プログラム修正手段による前記宛先プログラムの修正処理後に前記ワンタッチダイヤル手段が無効なダイヤル発信動作を実行しないようにしたものであり、これにより、ワンタッチダイヤル登録での宛先ダイヤル番号の記述手間を省くことができると同時に、短縮ダイヤル登録の削除によってワンタッチダイヤル登録が無効または要修正状態のまま残留する弊害を自動的に解消できるという作用を有する。
【0013】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、前記プログラム修正手段が、前記操作パネルより任意の短縮番号の削除指定の操作が行われた場合に、その削除指定に係る短縮番号が記述されている前記宛先プログラムを検索し、宛先プログラムに記述された発信手順として削除指定に係る短縮番号しか記述されていないプログラムがあればプログラムそのものを削除するものであり、これにより、短縮番号に対応させて登録したダイヤル番号が削除された場合に、削除に係る短縮番号しか記述されていないプログラムがあれば、プログラムそのものを削除するので、無効なワンタッチプログラムが溜まらないようにして、新規のワンタッチダイヤル登録が阻害されるのを防止することができるという作用を有する。
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。図1は、本発明の技術が適用されたダイヤル装置の概略構成を示す。
【0015】
同図において、Lは電話回線などの公衆通信回線、11はダイヤル発信機能を含む回線制御ユニット(NCU)、52は短縮登録メモリ、53はワンタッチ登録メモリ、61は短縮操作部61Aとワンタッチ操作部61Bを含む操作パネル、71は短縮ダイヤル設定部、72は短縮ダイヤル実行部、73はワンタッチプログラム設定部、74はワンタッチプログラム実行部、75はワンタッチプログラム修正部である。
【0016】
ここで、短縮登録メモリ52、短縮操作部61A、短縮ダイヤル設定部71、短縮ダイヤル実行部72は、短縮番号に対応させて登録したダイヤル番号を、その短縮番号の入力操作により呼び出してダイヤル発信させる短縮ダイヤル機能を構成する。
【0017】
短縮登録メモリ52は、たとえば10桁のダイヤル番号を2桁あるいは3桁の短縮番号に対応させて記憶する。短縮ダイヤル実行部72は、操作部61Aにて入力操作された短縮番号に対応するダイヤル番号を上記短縮登録メモリ52から呼び出してダイヤル発信を実行する。短縮ダイヤル設定部61Aは、操作部61Aでの登録操作に基づいて上記短縮登録メモリ52の内容更新を行う。
【0018】
ワンタッチ登録メモリ53、ワンタッチ操作部61B、ワンタッチプログラム設定部73、ワンタッチプログラム実行部74は、1または複数のダイヤル番号の発信手順を上記短縮番号を使って記述したプログラムをワンタッチキー入力操作により呼び出して実行するワンタッチダイヤル機能を構成する。
【0019】
ワンタッチ登録メモリ53は、1または複数のダイヤル番号の発信手順を上記短縮番号を使って記述したプログラムをワンタッチキーの番号別に記憶する。ワンタッチプログラム実行部74は、ワンタッチ操作されたワンタッチキーの番号に対応するプログラムを選択し、この選択プログラムに記述された1または複数の短縮番号で指定されるダイヤル番号のダイヤル発信を実行する。ワンタッチプログラム設定部73は、操作部61Bでの登録操作に基づいて上記ワンタッチ登録メモリ53の内容更新を行う。
【0020】
ワンタッチプログラム修正部75は、短縮ダイヤル機能の側にて、上記短縮番号に対応させて登録したダイヤル番号の削除が行われた場合に、その削除に係る短縮番号が記述されているワンタッチプログラムを上記ワンタッチ登録メモリ53から検索し、該当するプログラムを検出した場合に、その該当プログラムを削除または内容修正する。
【0021】
以上のようにして、短縮ダイヤル機能とワンタッチダイヤル機能が構成されているとともに、ワンタッチダイヤル登録については、短縮ダイヤル登録された短縮番号を使うことにより、ワンタッチプログラムでの宛先ダイヤル番号の記述手間を省くことができるようになっている。さらに、短縮ダイヤル機能の側にて、ある宛先に対する短縮ダイヤル登録を削除すると、その削除に係る短縮番号を使って記述されたワンタッチプログラムも、上記削除に連動して自動的に削除または修正されるようになっている。
【0022】
これにより、ワンタッチダイヤル登録での宛先ダイヤル番号の記述手間を省くことができると同時に、短縮ダイヤル登録の削除によってワンタッチダイヤル登録が無効または要修正状態のまま残留する弊害を自動的に解消させることができる。
【0023】
図2は、上述したダイヤル装置を含むファクシミリ装置の構成例を示す。同図に示すファクシミリ装置は、回線Lに対して着信やダイヤル発信等の処理を行う回線制御ユニット(NCU)11、モデム12、RS232Cなどの通信インターフェイス(I/F)13、原稿から画情報を読み取るスキャナ21、画情報を記録紙に印刷出力するプリンタ22、画情報読取/記録制御ユニット23、画情報の圧縮と伸張を行う符号化/復号化部3、送受信画情報を一時的に蓄積する画情報メモリ4、システム制御用メモリ51、短縮登録メモリ52、ワンタッチ登録メモリ53、テンキーや各種ファンクションキーおよび表示部が集中的に配置された操作パネル61、操作パネル制御ユニット62、装置全体の動作を集中的に管理・制御する主制御部(CPU)7などにより構成されている。
【0024】
ここで、主制御部7は、汎用データ処理装置であるマイクロプロセッサを用いて構成されている。上述したした短縮ダイヤル設定部71、短縮ダイヤル実行部72、ワンタッチプログラム設定部73、ワンタッチプログラム実行部74、およびワンタッチプログラム修正部75は、そのマイクロプロセッサを用いた主制御部7にてソフトウェア的に実現されるようになっている。
【0025】
図3は、操作パネル61の概略構成例を示す。同図に示す操作パネル61には、液晶表示装置等を用いた表示窓611、テンキー612、各種ファンクションキー613、機能選択キー614、ワンタッチキー615などが配置されている。上述した短縮操作部61Aは上段側に配置されているテンキー612などに割り当てられている。また、ワンタッチ操作部62Bは下段側に配置されているワンタッチキー615などにより構成されている。
【0026】
図4は、短縮登録メモリ52およびワンタッチ登録メモリ53のそれぞれの記憶フォーマット例を示す。
【0027】
同図に示すように、短縮メモリ52には、短縮番号(3桁)とダイヤル番号(10桁)とを互いに検索可能に対応させた短縮ダイヤル登録テーブルが格納されている。また、ワンタッチ登録メモリ53には、1または複数のダイヤル番号の発信手順を上記短縮番号を使って記述したワンタッチプログラムをワンタッチキーの番号(ボタン#)に対応させたワンタッチ登録テーブルが格納されている。
【0028】
短縮登録メモリ52の内容すなわち短縮ダイヤルの登録内容は、上述した短縮操作部61Aの操作に基づいて、短縮番号ごとに登録、修正、削除が行われるようになっている。ワンタッチ登録メモリ53の内容すなわちワンタッチプログラムの内容は、ワンタッチ操作部61Bの操作に基づいて、ワンタッチ操作されたワンタッチキーの番号ごとに登録、修正、削除が行われるようになっている。
【0029】
図5は、短縮ダイヤル登録消去の動作例をフローチャートで示す。同図に示すように、短縮ダイヤル登録の消去に際しては、まず、消去の指定操作が行われた短縮番号による短縮ダイヤル登録が行われているかどうかをチェックする(S1)。
【0030】
ここで、その消去指定された短縮番号による短縮ダイヤル登録が行われていたならば、その消去指定された短縮番号がワンタッチプログラムに登録されているかどうかを検索する。検索の結果、該当するプログラムがあった場合は、その該当プログラムを消去または修正するプログラム修正処理を実行する(S2)。
【0031】
この後で、消去指定された短縮番号による短縮ダイヤル登録を消去する(S3)。
【0032】
以上のようにして、短縮ダイヤル機能の側にて、ある宛先に対する短縮ダイヤル登録を削除すると、その削除に係る短縮番号を使って記述されたワンタッチプログラムが、上記削除に連動して自動的に削除または修正される。
【0033】
図6は、ワンタッチプログラム修正処理の動作例をフローチャート例で示す。同図において、ある短縮番号についての短縮ダイヤル登録の消去操作が行われると、まず、最初に検索を行うワンタッチキーのボタン番号(たとえば#1)を設定する(S1)。
【0034】
次に、その設定したボタン番号に対応してワンタッチプログラムが登録されているかをチェックする(S2)。ここで、ワンタッチプログラムの登録があれば、その登録されたワンタッチプログラムの中に、登録削除を指定された短縮番号が記述されているかをチェックする(S3)。
【0035】
削除指定された短縮番号が記述されていたならば、そのワンタッチプログラムに短縮番号で記述されている宛先が1つだけかどうかをチェックする。つまり、ワンタッチプログラムによって実行されるワンタッチダイヤルの宛先が、削除指定を受けた短縮番号で記述された宛先だけかどうかをチェックする(S4)。
【0036】
ここで、設定ボタン番号のワンタッチプログラムに1宛先しか記述されていない場合は、その設定ボタン番号のワンタッチプログラムそのものを削除(抹消)する(S5)。他方、設定ボタン番号のワンタッチプログラムに複数の宛先が記述されていて、しかもその中に削除指定を受けていない短縮番号が記述されていた場合には、そのワンタッチプログラムの中から、削除指定を受けた短縮番号の記述だけを選択的に削除(抹消)する修正を行う(S6)。
【0037】
以上のようにして、設定ボタン番号のワンタッチプログラムについての処理が終了したならば、その設定ボタン番号が最終番号であるかどうかをチェックする(S7)。ここで、設定ボタン番号が最終番号でなければ、その設定ボタン番号を1だけ更新して(#=#+1)、上述した一連の処理(S2〜S7)を繰り返す(S8)。
【0038】
以上のようにして、ワンタッチキーの全ボタン番号のプログラムについて、削除指定された短縮番号が使われているかどうかを検索して削除または修正することが行われる。
【0039】
図7は、短縮ダイヤル登録削除とワンタッチプログラム修正との関係を例示する。
【0040】
同図に示した例では、短縮登録メモリ52では短縮番号「100」による短縮ダイヤル登録が行われ、ワンタッチ登録メモリ53ではその短縮番号「100」を用いたワンタッチダイヤル登録がボタン#1と#30にて行われている。
【0041】
ここで、たとえば宛先の電話番号変更あるいは宛先との取引停止などの諸事情により、短縮番号「100」による短縮ダイヤル登録の削除操作を行うと、この削除操作により、その短縮番号「100」を使って記述されたワンタッチプログラム(#1,#30)が自動的に検索されて修正または削除される。
【0042】
図示の例では、削除に係る短縮番号「100」以外の短縮番号が記述されているワンタッチプログラム(#1)では、その削除に係る短縮番号「100」の部分だけを選択的に削除する修正が行われる。また、削除に係る短縮番号「100」の宛先しか記述されていないワンタッチプログラム(#30)では、プログラムそのものの削除が行われる。
【0043】
以上のように、本発明では、短縮番号に対応させて登録したダイヤル番号を上記短縮番号の入力操作により呼び出してダイヤル発信させる短縮ダイヤル機能と、1または複数のダイヤル番号の発信手順を上記短縮番号を使って記述したプログラムをワンタッチキー入力操作により呼び出して実行するワンタッチダイヤル機能と共に、上記短縮番号に対応させて登録したダイヤル番号が削除された場合に、その削除に係る短縮番号が記述されているプログラムを検索して削除または修正させるプログラム修正手段を備えたことにより、ワンタッチダイヤル登録での宛先ダイヤル番号の記述手間を省くことができると同時に、短縮ダイヤル登録の削除によってワンタッチダイヤル登録が無効または要修正状態のまま残留する弊害を自動的に解消することができる。
【0044】
なお、以上の説明では、ファクシミリ装置の構成例で説明したが、たとえば文字コード列や音声メッセージなどの非画像データを電話回線などの公衆通信回線を使って複数のデータ端末に配信する装置にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ワンタッチダイヤル登録での宛先ダイヤル番号の記述手間を省くことができると同時に、短縮ダイヤル登録の削除によってワンタッチダイヤル登録が無効または要修正状態のまま残留する弊害を自動的に解消することができる、という有利な効果が得られる。また、短縮番号に対応させて登録したダイヤル番号が削除された場合に、削除に係る短縮番号しか記述されていないプログラムがあれば、プログラムそのものを削除するので、無効なワンタッチプログラムが溜まらないようにして、新規のワンタッチダイヤル登録が阻害されるのを防止することができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術が適用されたダイヤル装置の概略構成を示すブロック図
【図2】本発明のダイヤル装置が使用されたファクシミリ装置の構成例を示すブロック図
【図3】操作パネルの構成例を示す図
【図4】短縮登録メモリおよびワンタッチ登録メモリのそれぞれの記憶フォーマット例を示す図
【図5】短縮ダイヤル登録消去の動作例を示すフローチャート
【図6】ワンタッチプログラム修正処理の動作例を示すフローチャート
【図7】短縮ダイヤル登録削除とワンタッチプログラム修正との関係を例示する図
【符号の説明】
L 電話回線などの公衆通信回線
11 ダイヤル発信機能を含む回線制御ユニット
12 モデム
13 通信インターフェイス
21 スキャナ
22 プリンタ
23 画情報読取/記録制御ユニット
3 符号化/復号化部
4 画情報メモリ
51 システム制御用メモリ
52 短縮登録メモリ
53 ワンタッチ登録メモリ
52 短縮登録メモリ
53 ワンタッチ登録メモリ
61 操作パネル
61A 短縮操作部
61B ワンタッチ操作部
62 操作パネル制御ユニット
7 主制御部(マイクロプロセッサ)
71 短縮ダイヤル設定部
72 短縮ダイヤル実行部
73 ワンタッチプログラム設定部
74 ワンタッチプログラム実行部
75 ワンタッチプログラム修正部

Claims (2)

  1. 宛先ダイヤル番号の設定操作および発信操作に用いられるテンキー、複数のワンタッチキー等を有する操作パネルと、2桁あるいは3桁の短縮番号に対応させて宛先ダイヤル番号を登録する短縮登録メモリと、前記操作パネルからの短縮番号入力にしたがって前記短縮登録メモリより宛先ダイヤル番号を呼び出してダイヤル発信させる短縮ダイヤル手段と、ワンタッチキーに対応させて1または複数の宛先への発信手順を前記短縮番号を使って記述した宛先プログラムを登録するワンタッチ登録メモリと、前記操作パネルからのワンタッチキー入力にしたがって前記ワンタッチ登録メモリより宛先プログラムを呼び出して実行するワンタッチダイヤル手段と、前記操作パネルより任意の短縮番号の削除指定の操作が行われた場合に、その削除指定に係る短縮番号が記述されている宛先プログラムを検索し、宛先プログラムに記述された発信手順の中から削除指定に係る短縮番号を選択的に削除するプログラム修正手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記プログラム修正手段は、前記操作パネルより任意の短縮番号の削除指定の操作が行われた場合に、その削除指定に係る短縮番号が記述されている前記宛先プログラムを検索し、宛先プログラムに記述された発信手順として削除指定に係る短縮番号しか記述されていないプログラムがあればプログラムそのものを削除することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
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