JP4215622B2 - 基板収納用トレイ - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置等の表示パネルを形成するために使用されるディスプレイ用ガラス基板等の基板(例えば正方形状または長方形状)を輸送するため等に使用される基板収納用トレイに関する。
液晶表示装置の表示パネルは、通常、相互に対向して配置された一対のディスプレイ用のガラス基板の間に液晶を封入することにより形成されている。このような表示パネルを工場にて製造する場合には、ディスプレイ用のガラス基板が、表示パネルの製造工場に輸送される。ガラス基板を工場に輸送する場合には、通常、複数のガラス基板を収納するガラス基板収納ボックスが使用される。ガラス基板は、液晶表示装置の表示パネルに限らず、各種表示装置の表示パネルの製造にも使用されており、各種の表示パネルに使用されるガラス基板を輸送するためにも、複数のガラス基板を収納するガラス基板収納ボックスが使用される。
また、表示パネルとするために、ガラス基板の表面に電極等が形成された状態の表示パネルの半製品を輸送する場合にも、同様のガラス基板収納ボックスが使用される。
近時、各種の表示パネルには、厚さが0.7mm以下のガラス基板が使用されるようになっている。また、表示パネルの大型化にともなって、製造工場に搬入されるガラス基板も大型化しており、一辺が1.3m以上の長方形状のガラス基板も工場に搬入されるようになっている。
このような大きな面積で薄いガラス基板は撓みやすいために、ガラス基板収納ボックス内に、複数枚のガラス基板を垂直な状態であって相互に適当な間隔をあけた状態で収納すると、輸送時に各ガラス基板が撓んで隣接するガラス基板同士が接触して破損するおそれがある。このために、ガラス基板収納ボックス内には、収納される各ガラス基板が撓むことによって相互に接触しないような間隔をあけて配置する必要がある。
例えば、厚さが0.7mm、一辺の長さが1.3m以上のガラス基板は、その側縁部を20〜30mmの幅寸法で垂直状態に支持すると、ガラス基板の中央部における撓みは90mm以上になる。このために、ガラス基板収納ボックス内では、ガラス基板同士を、水平方向に少なくとも100mm以上の間隔をあけて保持する必要がある。
また、ガラス基板収納ボックスからガラス基板を取り出す場合には、通常、一対の平板状の吸着パッドを有するガラス基板吸着ハンドが使用される。このようなガラス基板吸着ハンドを使用する場合には、各吸着パッドを隣接するガラス基板の間に挿入する必要があり、そのためのスペースも必要になる。平板状の各吸着パッドは、通常、厚さが20mm程度になっており、従って、隣接するガラス基板の間には、各ガラス基板が撓んでも相互に接触しないような間隔と、さらに、吸着パッドが挿入されるための20mm程度の間隔を設ける必要がある。
このように、ガラス基板収納ボックス内に収納される複数のガラス基板は、適当な間隔をあける必要があるために、所定の大きさのガラス基板収納ボックス内に収納することができるガラス基板の枚数が減少し、その結果、輸送および保管に際して、ガラス基板収納ボックスが占有するスペースに対するガラス基板の枚数が低下して、スペース効率が低下するという問題がある。
さらに、一辺の長さが1.3m以上のガラス基板は、1枚当たりの重量が5kg程度と重く、ガラス基板収納ボックス内に収納されるガラス基板の枚数が20枚以上になると、作業員1人によっては運搬することができなくなるという問題が生じる。
このような問題を解決するために、1枚のガラス基板を収納する基板用トレイカセットが開示されている(特許文献1参照)。この基板用トレイカセットは、ガラス基板が載置される部分が格子状に構成されており、また、上下方向に積み重ねることができる入り組み係合構造になっている。このような基板用トレイカセットでは、薄くて大きな1枚のガラス基板を撓むことなく収納することができるために、輸送時にガラス基板が破損することを防止することができ、しかも、上下方向に多数の基板用トレイカセットを重ね合わせて輸送および保管することによって、スペース効率を改善することができる。
特開平10−287382号公報
前記公報に開示された基板収納用トレイでは、内部に収納されるガラス基板が、支持ピンによって支持されており、支持ピンによって支持されたガラス基板の下方の空間に、ガラス基板吸着ハンドの各吸着パッドが挿入されるように構成されている。このように、ガラス基板の下方に、吸着パッドが挿入される空間が設られていることにより、基板収納用トレイ全体が大型化するという問題がある。また、この基板収納用トレイは、ガラス基板が載置される部分が格子状に形成されているために、その強度に問題があり、上下方向に積み重ねられる基板用トレイの個数が制限されるという問題もある。
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、限られたスペースにおいて、多くのディスプレイ用ガラス基板等の基板を、各基板同士が相互に接触することなく、効率よく輸送および保管することができる基板収納用トレイを提供することにある。
本発明の他の目的は、薄くて撓みやすい大きな面積のガラス基板等の基板を、撓みを確実に防止して収納することができ、かつ軽量であって剛性に優れている基板収納用トレイを提供することにある。
本発明の基板収納用トレイは、基板を収納するための基板収納用トレイであって、互いに向かい合う一対の第1枠部と互いに向かい合う一対の第2枠部とを備えた枠状に形成された枠部材と、上記枠部材によって囲まれた内部の領域に設けられた、上記基板を支持するための板状の支持部材とを備え、上記支持部材の上記一対の第1枠部間には第1の開口が形成されており、上記基板収納用トレイは、上記第1の開口に沿った上記支持部材の部分に、上記一対の第1枠部間にわたって設けられた、上記支持部材をサポートするための少なくとも一つのサポート部材をさらに備え、そのことにより上記目的が達成される。
上記少なくとも一つのサポート部材は、上記支持部材の上面よりも上方に突出しないように上記支持部材に設けられていてもよい。
上記支持部材の上記一対の第2枠部間には第2の開口が形成されていてもよい。
上記支持部材は合成樹脂発泡体を含んでもよい。
上記枠部材および上記少なくとも一つのサポート部材のそれぞれはアルミニウムを含んでもよい。
上記支持部材を補強する少なくとも一つの補強部材をさらに備え、上記少なくとも一つの補強部材は、上記一対の第1枠部間にわたって上記支持部材内を挿通してもよい。
上記少なくとも一つの補強部材は、上記支持部材の表面に露出しないように上記支持部材に設けられていてもよい。
上記少なくとも一つの補強部材はアルミニウムのパイプを含んでもよい。
上記支持部材には、上記枠部材の複数のコーナー部それぞれに隣接した複数の開口がさらに形成されていてもよい。
上記サポート部材は、直線ビーム状のサポート本体部と、上記サポート本体部の一方の側部の上部に設けられた第1上側フランジ部と、上記一方の側部の下部に設けられた第1下側フランジ部とを備え、上記第1上側フランジ部と上記第1下側フランジ部との間には間隔が形成されていてもよい。
上記サポート本体部の断面は台形形状であってもよい。
上記サポート本体部は中空であってもよい。
上記サポート部材は、上記支持部材の平面方向とは実質的に垂直な方向に沿って上記サポート本体部の内部に設けられた補強リブをさらに備えてもよい。
上記サポート部材は、上記サポート本体部の他方の側部の上部に設けられた第2上側フランジ部と、上記他方の側部の下部に設けられた第2下側フランジ部とを備え、上記第2上側フランジ部と上記第2下側フランジ部との間には間隔が形成されていてもよい。
上記サポート本体部の断面は台形形状であってもよい。
上記サポート本体部は中空であってもよい。
上記サポート部材は、上記支持部材の平面方向とは実質的に垂直な方向に沿って上記サポート本体部の内部に設けられた補強リブをさらに備えてもよい。
上記一対の第1枠部は互いに実質的に平行な位置関係にあり、上記一対の第1枠部と上記一対の第2枠部とは互いに実質的に垂直な位置関係にあり、上記枠部材は四角形の枠状に形成されていてもよい。
本発明の基板収納用トレイは、基板を収納するための基板収納用トレイであって、互いに向かい合う一対の第1枠部と、互いに向かい合う一対の第2枠部とを備えた枠状に形成された枠部材と、上記枠部材によって囲まれた内部の領域に分散させて複数設けられた、上記基板を支持するための板状の支持部材と、上記一対の第1枠部間に設けられ、上記複数の支持部材をサポートするサポート部材とを備え、そのことにより上記目的が達成される。
上記支持部材には、上記枠部材の複数のコーナー部それぞれに隣接した複数の開口が形成されていてもよい。
上記支持部材は合成樹脂発泡体を含んでもよい。
上記枠部材はアルミニウムを含んでもよい。
上記支持部材を補強する少なくとも一つの補強部材をさらに備え、上記少なくとも一つの補強部材は、上記一対の第1枠部間にわたって上記支持部材内を挿通していてもよい。
上記少なくとも一つの補強部材は、上記支持部材の表面に露出しないように上記支持部材に設けられていてもよい。
上記少なくとも一つの補強部材はアルミニウムのパイプを含んでもよい。
本発明によれば、基板収納用トレイそれぞれが基板を1枚ずつ収納した状態で、多数の基板収納用トレイを上下方向に積み重ねることができる。このため、各基板収納用トレイ内に収納された基板同士が接触するおそれがない。
また、支持部材に開口部が形成されていることにより、収納された基板を、開口部から挿入される取り出し用ピンによって取り出すことができる。吸着パッドを基板収納用トレイの側面から挿入するための特別なスペースを、基板収納用トレイ内部に設ける必要がなくなるために、基板収納用トレイ自体を薄くすることができる。このため、輸送および保管に際してのスペース効率を向上させることができる。
また、多数の基板収納用トレイを上下方向に積み重ねることで、多数の基板をひとまとまりにして輸送および保管できるが、その一方で、1つの基板収納用トレイのみを個別に取り扱うことができる。このため、基板が収納された基板収納用トレイを1人の作業員のみによって取り扱うことができるなど、取り扱いが容易になる。
また、本発明の基板収納用トレイには、枠部材の内部に基板を載置するための支持部材が設けられている。このことによって、基板収納用トレイ全体の剛性が向上しており、薄くて大きな面積の基板を撓むことなく、確実に収納することができる。さらに多数の基板収納用トレイを上下方向に積み重ねることができる。
また、支持部材が分割されていることにより、基板収納用トレイ自体を軽量化することができるとともに、製造コストを削減することができる。この場合にも、分割された支持部材同士をサポート部材によって連結することにより、分割された各支持部材の剛性が低下することが防止されるとともに、各支持部材自体を薄くしても撓むおそれがない。従って、薄くて大きな面積の基板を撓むことなく、確実に収納することができる。
さらには、サポート部材は、直線ビーム状のサポート本体部の少なくとも一方の側部に、上下方向に間隔をあけて平行な位置関係にある上側フランジ部および下側フランジ部を有している。これによりサポート部材が高剛性になっているために、サポート部材自体が撓むことが防止される。上側フランジ部および下側フランジ部の間に支持部材の側縁部が係合されていることによって、支持部材が撓むことが確実に防止される。その結果、大きな面積で撓みやすい基板が載置されても、支持部材が撓むことを確実に防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の基板収納用トレイの実施形態の一例を示す斜視図、図2(a)は、その底面図とともに示す平面図、図2(b)は、その側面図、図2(c)は、図2(a)のA−A線における断面図である。なお、図2(a)において、中央の一点鎖線CLに対して左側部分が平面図、右側部分が底面図になっている。
この基板収納用トレイ10は、液晶表示パネルに使用される長方形状のディスプレイ用ガラス基板、特に、一辺が1.3m以上であって、厚さが0.7mm以下の液晶表示パネル用の長方形状または正方形状の四角形状になったガラス基板を収容して輸送するために使用される。
基板収納用トレイ10は、長方形の枠状に形成された枠部材12と、この枠部材12によって囲まれた内部の領域内に設けられた平板状の支持部材110とを備える。支持部材110は、水平方向に平面状に並んで配置された4枚の平板状の支持部材11を有しており、これら4枚の支持部材11上に、1枚のガラス基板が水平状態で載置される。
枠部材12は、互いに向かい合う一対の長手方向枠部12aと、互いに向かい合う一対の幅方向枠部12bとを備える。本実施の形態では、一対の長手方向枠部12a同士は互いに実質的に平行な位置関係にあり、一対の長手方向枠部12aと一対の幅方向枠部12bとは互いに実質的に垂直な位置関係にある。枠部材12は、長手方向に沿った一対の長手方向枠部12aと、長手方向とは直交する幅方向にそれぞれ沿った一対の幅方向枠部12bとによって、長方形の枠状に形成されている。そして、隣接する長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12b同士が、連結部材およびリベットによって相互に連結されている。
各支持部材11は、弾力性を有する発泡ポリエチレン樹脂等によって、15mm程度の厚さの正方形状の平板状にそれぞれ形成されており、それぞれが同様の構成になっている。4枚の支持部材11は、枠部材12の各コーナー部にそれぞれ嵌合するように、枠部材12の内部にそれぞれ配置されている。支持部材110には、一対の長手方向枠部12aの中央部間にわたる一定幅の第1の開口(第1の間隔)10aが形成されている。また、支持部材11は、幅方向枠部12bに沿ってそれぞれ配置されている。従って、一対の支持部材11と一対の支持部材11とが第1の開口10aによって二分された状態になっている。なお、支持部材11と枠部材12とは係合されている必要は無く、例えば支持部材11と枠部材12とが一体成型されていてもよい。また、第1の開口10aが形成される位置は一対の長手方向枠部12aの中央部間に限定されず、一対の長手方向枠部12aの中央部間以外の位置に形成されていてもよい(例えば、図8に示すような位置に第1の開口10aが形成されていてもよい)。また、一対の長手方向枠部12a同士が互いに実質的に平行な位置関係にあることに限定されず、また、一対の長手方向枠部12aと一対の幅方向枠部12bとは互いに実質的に垂直な位置関係にあることに限定されない。例えば、長手方向枠部12aと幅方向枠部12bとの成す角度が直角でなくても基板を収納することは可能である。また、枠部材12の形状は四角形であることに限定されず、例えば六角形および八角形であっても基板を収納することは可能である。
基板収納用トレイ10は、支持部材110が撓まないように支持部材110をサポートするための少なくとも一つのサポート部材13をさらに備える。図2に示す例では、サポート部材13は、第1の開口10aに沿った支持部材110の部分に、一対の長手方向枠部12a間にわたって設けられている。
支持部材110には、一対の幅方向枠部12bの中央部間にわたる一定幅の第2の開口(第2の間隔)10bが形成されている。第2の開口10bの大きさは第1の開口10aよりも小さい。これにより、幅方向枠部12bに沿って配置された一対の支持部材11には、幅方向枠部12bの中央部とサポート部材13の中央部との間にわたり、第2の開口10bが形成されていることになる。従って、同じ幅方向枠部12bに沿う各支持部材11同士も、第2の開口10bによって、それぞれ二分されている。
各支持部材11には、枠部材12の各コーナー部に隣接した位置に、正方形状の複数の第1開口部11aがそれぞれ設けられている。各第1開口部11aの1つのコーナー部は、近接した枠部材12のコーナー部にそれぞれ整合状態になっており、従って、第1開口部11aを構成する各辺が、枠部材12の長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12bとそれぞれ平行になっている。第1開口部11aは、支持部材11の表面積の1/4よりも若干大きな面積でそれぞれ開口している。各支持部材11には、枠部材12の近接したコーナー部とは第1開口部11aを挟んで対角方向の遠方側に、第1開口部11aよりも小さな面積で開口する正方形状の第2開口部11bがそれぞれ設けられている。
また、各支持部材11には、第1開口部11aに対して第2の開口10b側に隣接して、枠部材12の長手方向に沿った長方形状の第3開口部11cがそれぞれ設けられており、さらに、第1開口部11aに対して第1の開口10a側に隣接した位置に、枠部材12の幅方向に沿った長方形状の第4開口部11dがそれぞれ設けられている。第3および第4の各開口部11cおよび11dは、それぞれ長手方向寸法が第1開口部11aの一辺の長さにほぼ等しく、また、それぞれの幅方向寸法が第2開口部の一辺の長さにほぼ等しくなっており、第2開口部11bは、第3および第4の各開口部11cおよび11dに対して、それぞれの長手方向に沿って並んでいる。
図3(a)は、図2(a)におけるB−B線に沿った断面図である。各支持部材11には、枠部材12の長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12bに沿った各側縁部に、枠部材12の長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12bが係合される枠係合部11eがそれぞれ設けられている。各枠係合部11eは、上面および下面がそれぞれ水平になった一定の厚さになっている。また、各支持部材11には、各枠係合部11eの上面に連続して、上方に突出した上部突出部11fがそれぞれ設けられている。そして、各上部突出部11fに対して枠係合部11eとは反対側の内側部分が、枠係合部11eの上面よりも若干上方であって上部突出部11fの上面よりも若干下方に位置する水平な平坦面になっており、この平坦面上にガラス基板20が載置されるようになっている。
枠部材12の長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12bは、それぞれ同様の断面形状になっており、例えばアルミニウムの成形品によってそれぞれ構成されている。枠部材12の長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12bには、それぞれ、支持部材11における枠係合部11eの各側面に接するように、枠係合部11eの上面および下面とは直交した垂直状態で配置される帯板状の枠本体部12cが長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12bの全体にわたって設けられている。枠本体部12cは、枠係合部11eの上面および下面から上方および下方にそれぞれ延出しており、その下端部が、支持部材11の下面よりも下方に延出している。
枠本体部12cには、支持部材11の枠係合部11eの上面および下面にそれぞれ接する上面係合部12dおよび下面係合部12eが長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12bの全体にわたって設けられており、下面係合部12eが、上面係合部12dよりも枠本体部12cから若干長く延出されている。さらに、枠本体部12cには、上面係合部12dとほぼ同じ高さ位置にて、上面係合部12dとは反対側である外方に突出したフランジ部12fが長手方向枠部12aおよび幅方向枠部12bの全体にわたって設けられている。このフランジ部12fは、基板収納用トレイ10を水平状態で搬送する際に、チャッキング装置等によるチャッキング、爪部が係合するため等に使用される。
基板収納用トレイ10は、上下方向に積み重ねることができるように構成されており、各基板収納用トレイ10を上下方向に積み重ねる場合には、図3(b)に示すように、下側に配置される基板収納用トレイ10の枠部材12における枠本体部12cの上端部が、上側に配置されるディスプレイ用基板収納用トレイ10の枠部材12における枠本体部12cの下端部に係合されて支持されるようになっている。枠本体部12cの上端部には、係合される上側の枠本体部12cの下端部を位置決めして係合することができるようになっている。
図4(a)は、図2(a)のC−C線に沿った断面図である。枠部材12の各幅方向枠部12bに沿って配置された一対の支持部材11には、図4(a)に示すように、第1の開口10aに沿った側面の厚さ方向の中央部に、その側面の長手方向の全体にわたって外側に突出するサポート部材係合部11gがそれぞれ設けられている。各サポート部材係合部11gの断面は、各支持部材11の基板が載置される部分の厚さよりも薄い扁平な長方形状になっており、従って、その上面が、支持部材11の上面よりも下方に位置するとともに、その下面が、支持部材11の下面よりも上方に位置している。
枠部材12の各幅方向枠部12bに沿って配置された一対の支持部材11における各サポート部材係合部11gには、枠部材12における一対の長手方向枠部12a間にわたって架設状態になった1本の直線ビーム状のサポート部材13が係合状態で取り付けられている。
図4(b)は、サポート部材13の断面の拡大図である。このサポート部材13は、断面が台形形状であるとともに、中空部を有する直線ビーム状のサポート本体部13aと、このサポート本体部13aの両側の側部にそれぞれ設けられた上下一対の上側フランジ部13xおよび下側フランジ部13yとを有している。上側フランジ部13xは、サポート本体部13aの両側の側部の上部に設けられている。下側フランジ部13yは、サポート本体部13aの両側の側部の下部に設けられている。サポート本体部13aの各側部に設けられた上側フランジ部13xおよび下側フランジ部13yは、それぞれ、一定の間隔をあけて相互に平行な状態になっている。なお、上側フランジ部13xおよび下側フランジ部13yは、サポート本体部13aの片側の側部のみに設けられてもよい。
中空のサポート本体部13aは、水平に配置された上面部13bと、上面部13bの下側に一定の間隔をあけて平行状態に配置された下面部13cとを有している。上面部13bの幅寸法は、下面部13cの幅寸法よりも長くなっており、上面部13bの中央部に下面部13cが対向している。上面部13bの両側の各側縁部と、下面部13cの両側の対応する各側縁部とは、断面で線対称に傾斜した傾斜部13d、13d’によって、それぞれ連結されている。傾斜部13d、13d’それぞれの傾斜面13fは、水平方向に対して45度の傾斜角度になっている。
このように、断面中空の台形状に構成されたサポート本体部13aは、上面部13bの幅方向寸法が下面部13cの幅方向寸法よりも長く形成されている。
サポート本体部13aの両側にそれぞれ設けられた各上側フランジ部13xは、サポート本体部13aの上面部13bとそれぞれ面一の平面を形成するように、上面部13bからそれぞれ所定の長さにわたって、それぞれが外側に向かって水平に延出している。また、各下側フランジ部13yは、サポート本体部13aに設けられた各傾斜面13d,13d’の下側寄りの位置から、それぞれ下方に垂直に延出して、下面部13cとは同一の水平面内に位置するように、それぞれ外側に屈曲して、外側に向かって水平に延出している。各下側フランジ部13yのそれぞれの外側の側縁部は、各上側フランジ部13xの外側の側縁部よりも、それぞれ外側に位置している。各上側フランジ部13xのそれぞれの外側の側縁部には、下方に突出した係合突起部13zがそれぞれ設けられており、各下側フランジ部13yのそれぞれの外側の側縁部にも、上方に突出した係合突起部13zがそれぞれ設けられている。
このような構成のサポート部材13は、サポート本体部13aの一方の側部に設けられた上側フランジ部13xと下側フランジ部13yとの間に、支持部材11に設けられたサポート部材係合部11gが挿入されて、サポート部材係合部11gと係合状態になっており、また、サポート部材13の長手方向の各端部が、枠部材12の各長手方向枠部12aに対して、それぞれリベットによって連結されている。サポート部材係合部11gに係合された上側フランジ部13xの上面は、各支持部材11の上面よりも下方に位置しており、また、下側フランジ部13yの下面は、各支持部材11の下面よりも上方に位置している。
基板収納用トレイ10は、支持部材110を補強する少なくとも一つの補強部材14をさらに備える。図2に示す例では、サポート部材13が係合された各支持部材11の内部には、一対の長手方向枠部12a間にわたってそれぞれ配置された一対の補強部材14が、サポート部材13とはそれぞれ平行に挿通している。各補強部材14は、挿通する各支持部材11の強度(剛性)を補強するために、例えばアルミニウムパイプによってそれぞれ形成されている。なお、サポート部材13もアルミニウムによって形成されていてもよい。
各補強部材14は、一対の長手方向枠部12a間にわたってそれぞれ配置されており、従って、第2の開口10bでは、各補強部材14がそれぞれ露出した状態になっている。
一方の補強部材14は、サポート部材13が設けられた各支持部材11の側縁部と、第2開口部11bおよび第4開口部11dとの間であって、第2開口部11bおよび第4開口部11dに近接した部分を挿通している。他方の補強部材14は、各支持部材11における第2開口部11bと第3開口部11cとの間と、第1開口部11aと第4開口部11dとの間を挿通している。
各補強部材14は、各支持部材11の内部に設けられた貫通孔内にそれぞれ装着されている。各貫通孔は、各支持部材11の裏面側にそれぞれ開口した状態になっており、各支持部材11の弾性力を利用して、各補強部材14および15が、対応する各貫通孔の開口された部分から、各貫通孔内に、それぞれ押し込まれることによって、各貫通孔内にそれぞれ装着されている。各補強部材14は、それぞれ、ガラス基板20が載置される支持部材11の表面からは露出しないように支持部材11内に設けられている。
このような構成のディスプレイ用基板収納用トレイ10では、例えば、厚さが0.7mm以下、一辺の長さが1300mm以上の液晶パネル用のガラス基板20が、枠部12内に配置された各支持部材11上に載置された状態で収納される。この場合、液晶パネル用のガラス基板20は、電極等が設けられる表面とは反対側の裏面が、各支持部材11の平坦な上面に接触するように載置される。
ガラス基板20は、弾力性を有する発泡ポリエチレン樹脂等の発泡体によって構成された4つの支持部材11上に載置されるために、輸送時に基板収納用トレイ10に加わる衝撃等によってガラス基板20が破損することが防止される。
4つの支持部材11は、隣接する支持部材11との間に、適当な第1および第2の開口10aおよび10bがそれぞれ設けられているが、第1および第2の開口10aおよび10bは、1mm以下の厚さのガラス基板20を撓むことなく支持することができるようにそれぞれ設定されている。そして、このように、相互に隣接する各支持部材11の間に第1および第2の開口10aおよび10bを設けることによって、基板収納用トレイ10全体が軽量化されており、しかも、使用する材料を削減することができるために、製造コスト低減することができる。
さらには、支持部材110は発泡ポリエチレン樹脂等の合成樹脂発泡体を含む。このような合成樹脂発泡体によって構成されている4枚の支持部材11は、例えばアルミニウムによって構成された枠部材12に係合されて、この枠部12と一体化されているために、基板収納用トレイ10全体が高剛性になっている。
しかも、一対の支持部材11同士が、サポート部材13によって相互に連結された状態になっているために、各支持部材11同士も強固に連結されている。従って、薄くて大きな面積のガラス基板20を各支持部材11にて支持するために各支持部材11の面積を大きくしても、各支持部材11自体が撓むことが防止され、各支持部材11によって、薄くて大きな面積のガラス基板20を安定的に支持することができる。
サポート部材13は、直線ビーム状のサポート本体部13aの両側の各側部に、上下一対の上側フランジ部13xおよび下側フランジ部13yがそれぞれ設けられているために、片側にのみ上下一対の上側フランジ部13xおよび下側フランジ部13yが設けられている場合と比較して、長手方向の中央部のたわみ量を低減することができる。従って、一方の側部に設けられた上下一対の上側フランジ部13xおよび下側フランジ部13yが、一対の支持部材11のそれぞれの側面に設けられたサポート部材係合部11gに係合していることにより、各支持部材11が下方に撓むことを確実に防止することができる。
また、各支持部材11の撓みを防止する両側の上下一対の上側フランジ部13xおよび下側フランジ部13yは、各支持部材11の厚さの範囲内に配置されている。各上側フランジ部13xは、各支持部材11の上面より上方に突出することがないように支持部材11に設けられている。このため、サポート部材13が各支持部材11上に載置されるガラス基板20に接触することなく、各支持部材11の撓みを防止することができる。
さらには、サポート部材13によって相互に連結された一対の支持部材11には、一対の補強部材14がそれぞれ挿通しているために、一対の支持部材11同士が強固に連結されるとともに、各支持部材11自体も、それぞれ高剛性になっている。
ガラス基板20が収納された基板収納用トレイ10は、図3(b)に示すように、複数が上下方向に積み重ねられた状態で輸送される。この場合、上側に積み重ねられる基板収納用トレイ10は、下側の基板収納用トレイ10における枠本体部12cの上端部と、上側の基板収納用トレイ10における枠本体部12cの下端部とが、相互に位置決めされた状態で相互に係合するために、上下方向に積み重ねられた各基板収納用トレイ10同士は、水平方向に相互に位置ズレするおそれがない。
しかも、各支持部材11上に収納されるガラス基板20の表面は、枠部材12の上面よりも下方に位置しているために、そのガラス基板20の表面に、上側に積み重ねられる基板収納用トレイ10が接触するおそれもない。
このように、本発明の基板収納用トレイ10は、輸送および保管に際してのスペース効率が著しく向上し、多量のガラス基板20を効率よく輸送および保管することができる。
このように、本発明の基板収納用トレイ10は、軽量であってしかも高剛性であるために、薄くて大きな面積のガラス基板20を、水平な状態で撓むことなく安定的に収容することができる。
本発明の基板収納用トレイ10では、収容されたガラス基板20を取り出す場合には、隣接する支持部材11間に設けられた第1および第2の開口10aおよび10b、並びに、各支持部材11に設けられた第1開口部11a内に取り出し用ピン31(図2(a)参照)が挿入される。例えば、各支持部材11における第1開口部11aにおける枠部材12の各コーナー部に近接したコーナー部内にそれぞれ挿入される4本の取り出しピン31と、枠部材12の長手方向中央部に形成された第1の開口10a内に幅方向に沿って等しい間隔をあけて挿入される3本の取り出しピン31と、枠部材12の幅方向の中央部にそれぞれ形成された各第2の開口10b内に長手方向に沿って等しい間隔をあけてそれぞれ挿入される各2本の取り出しピン31との合計11本の取り出しピンによって、基板収納用トレイ10内に収納されたガラス基板20が、基板収納用トレイ10に対して上方に持ち上げられる。これによって、基板収納用トレイ10からガラス基板20が取り出される。
図5(a)〜(d)は、それぞれ、本発明の基板収納用トレイ10に使用されるサポート部材13のさらに他の例を示す断面図である。図5(a)に示すサポート部材13において、図4(b)に示すサポート部材13と異なる主な点は、サポート本体部13aの両側に設けられた各下側フランジ部13yが、サポート本体部13aの下面部13cにそれぞれ直接設けられて、下面部13cと面一になった平板状に構成されている。その他の構成は、図4(b)に示すサポート部材13とほぼ同様の構成になっている。図5(a)に示すサポート部材13では、図4(b)に示すサポート部材13と比較して、サポート部材13自体の撓み量をさらに小さくすることができる。しかしながら、以下に示すような理由で、生産性を考慮すると、図4(b)の構成の方が好ましい。
サポート部材は、押出成形により作製することができるが、成形後の冷却時に変形することがある。図4(a)の構成の場合、サポート本体部13aの下面部13cとその両側の各下側フランジ部13yとの間に凹部が形成されており、この凹部に対応した凸部を備えた載置面に、これら凹部と凸部と嵌めて載置した状態で冷却することにより、成形後の冷却時に変形が起こり難い。一方、図5(a)の構成の場合、サポート本体部13aの下面部13cとその両側の各下側フランジ部13yとの間に凹部がないため、成形後の冷却時に、下側フランジ部13yが湾曲しやすい。したがって、押出成形によりサポート部材13を作成する場合には、図4(b)の構成の方が好ましい。
図5(b)に示すサポート部材13は、サポート本体部13aが中実になっていること以外は、図4(b)に示すサポート部材13と同様の構成になっている。このような構成のサポート部材13では、図4(b)に示すサポート部材13と比較して、サポート部材13自体の撓み量をさらに小さくすることができ、これによって、各支持部材11が撓むことをより確実に防止することができる。しかしながら、サポート本体部13aが中実になっており、それにより重量が増加するため、図4(b)に示すサポート部材13で充分に小さい撓み量を確保できるならば、図4(b)の構成の方が重量を抑えられるので好ましい。
図5(c)に示すサポート部材13において、図4(b)に示すサポート部材13と異なる主な点は、サポート部材13が補強リブ13eを備えることである。補強リブ13eは、支持部材110の平面方向とは実質的に垂直な方向に沿ってサポート本体部13aの内部に設けられている。図5(c)に示す例では、サポート本体部13aの上面部13bの中央部と下面部13cの中央部とが、垂直方向に沿った補強リブ13eによって連結されており、この垂直な補強リブ13eに対して左右対称の中空が形成されている。その他の構成は、図4(b)に示すサポート部材13とほぼ同様の構成になっている。図5(c)に示すサポート部材13では、図5(b)の構成より撓み量が大きくなるものの、図4(b)の構成より撓み量が小さくなる。しかしながら、補強リブ13eのために、作製が困難になったり、重量が増加するため、図4(b)に示すサポート部材13で充分に小さい撓み量を確保できるならば、図4(b)の構成の方が好ましい。
図5(d)に示すサポート部材13では、サポート部材本体13aの形状が矩形になっていること以外は、図5(a)に示すサポート部材13と同様の構成となっている。この構成では、図4(b)の構成より撓み量が小さくなるものの、図5(a)の構成より撓み量が大きくなる。また、図5(a)に示すサポート部材13と同様に、押出成形で作成する場合に、冷却時の変形が起こりやすい。
なお、図5(d)の構成において、参照符号13gで示される部分(傾斜部13dの改変例)の厚さが大きくなるほど、剛性が増して撓み量を小さくできるが、支持部材11との係合するスペースが小さくなってしまう。また、支持部材11との係合するスペースを考慮すると、図4(b)の構成の方が、図5(d)の構成よりも好ましい。
また、図4(b)及び図5(a)〜(d)において、撓み量が小さい順に並べると、図5(b)、図5(c)、図5(a)、図5(d)、図4(b)となる。しかしながら、いずれの構成を用いるかは、撓み量以外にも、上述したように、重量、押出成形による作製、作製時の容易性、支持部材11との係合等を考慮して、決定すればよい。
なお、図4(b),図5(a),図5(d)のように中空部を備えたものでは、図5(c)のように中空部内に補強リブ13eを設けてもよく、またその数は単一でも複数でも良い。
また、サポート部材は、図6(a)に示すような断面がH型や、図6(b)に示すような断面がC型などの形状としても良い。
すなわち、サポート部材は、使用条件に応じて、上述したように、撓み量、重量、押出成形による作製、作製時の容易性、支持部材11との係合等を考慮して、決定すればよい。なお、サポート部材13は支持部材11の側縁部に設けられることに限定されず、例えば、支持部材11の底部と係合して設けられてもよい。
なお、上記実施形態では、枠部材12の内部に設けられる4つの支持部材11が、いずれの位置に配置されてもよいように、各支持部材11の裏面に、相互に直交するように、各一対の貫通孔がそれぞれ設けられている。また、各支持部材11には、相互に直交する一対の側面にサポート部材係合部11gがそれぞれ設けられ、他の一対の側縁部に、枠係合部11eおよび上部突出部11fがそれぞれ設けられる。
さらに、上記実施形態では、枠部材12の内部に長手方向枠部の中央部に形成された第1の開口10aによって一対の支持部材11が二分された状態になっているが、第1の開口10aによって二分される一対の支持部材11が第2の開口10bによって二分されることなく、一体に形成されていてもよい。
また、図7に示すように、第1の開口10aによって二分される一対の支持部材11が第2の開口10bによって3等分されていてもよい。この場合、第2開口部11bが設けられず、各支持部材11には、第1開口部11aおよび第4開口部11dのみが設けられる。その他の構成は、図1に示す基板収納用トレイと同様になっている。
また、補強部材14は、第1の開口10aによって二分される支持部材11に対して一対を設ける構成に限らず、第1の開口10aによって二分される支持部材11に対して1本または3本以上設けるようにしてもよい。
さらには、図8に示すように、二つの第1の開口10aによって相互に分離された3つの支持部材11を設けて、各支持部材11を、第2の開口10bによって3等分するようにしてもよい。なお、この場合には、第2間隔10bによって3等分された各支持部材11に対して1本の補強部材14がそれぞれ挿通している。また、各支持部材11における第1の開口10a側の側縁部には、サポート部材13がそれぞれ設けられている。なお、図8は概念的に示した図面であって、例えば第1開口部11aを設けるなど、その他の構成は図1,2に示すものと同様にしてよいものである。
このように、支持部材11、サポート部材13、第1,2の間隔10a,10b、補助部材14の数量等は、適宜変更してよいものである。
図9(a)は、本発明のディスプレイ用基板収納用トレイの他の実施形態を、その底面図とともに示す平面図、図9(b)は、その側面図、図9(c)は、図9(a)のA−A線における断面図である。なお、図9(a)において、中央の一点鎖線CLに対して左側部分が平面図、右側部分が底面図になっている。
この実施形態の基板収納用トレイ40は、前記実施形態の基板収納用トレイ10と同様に、長方形状の枠部材42と、この枠部材42にて囲まれた内部の領域に設けられた4つの支持部材41とを有しており、これらの支持部材41によって、輸送されるガラス基板20が水平状態で支持される。
各支持部材41は、前述した基板収納用トレイ10の各支持部材11とは、第2〜第4の開口部11b〜11dが設けられずに第1の開口部41aのみが設けられていること以外は、支持部材11と同様の構成になっており、また、前述した基板収納用トレイ10と同様に、幅方向に隣接する一対の支持部材41の相互に隣接する側縁部に、長手方向枠部42a間にわたって設けられた1本のサポート部材13がそれぞれ取り付けられている。サポート部材13は、図4(b)、図5〜図6に示す各サポート部材13のいずれかと同一の構成になっている。
さらに、幅方向に隣接する一対の支持部材41には、両長手方向枠部42a間にわたって設けられた一対の補強部材44がそれぞれ挿通している。
枠部材42は、前述した基板収納用トレイ10の枠部材12とは、その断面構造のみが相違している。図10(a)は、図9(a)におけるB−B線に沿った断面図である。本実施形態の基板収納用トレイ40の各支持部材41にも、前記実施形態の基板収納用トレイ10の各支持部材11と同様に、枠部材42の長手方向枠部42aおよび幅方向枠部42bに沿った各側縁部に、枠部材42の長手方向枠部42aおよび幅方向枠部42bが係合される枠係合部41eがそれぞれ設けられており、各枠係合部41eの上面に連続して、上方に突出した上部突出部41fがそれぞれ設けられている。そして、各上部突出部41fに対して枠係合部41eとは反対側部分が、枠係合部11eの上面よりも若干上方に位置する水平な平坦面になっており、この平坦面上にガラス基板20が載置されるようになっている。
枠部材42の長手方向枠部42aおよび幅方向枠部42bは、それぞれ同様の断面形状になっており、例えばアルミニウムの成形品によってそれぞれ構成されている。枠部材42の長手方向枠部42aおよび幅方向枠部42bには、それぞれ、支持部材41における枠係合部41eの各側面に接するように、断面中空直方体状の枠本体部42cが、全周にわたって設けられている。枠本体部42cは、枠係合部41eの上面および下面よりも上方および下方にそれぞれ突出しており、枠本体部42cの上方に突出した部分の先端が、上側突出部41fの上面よりも上方に位置し、枠本体部42cの下面が、支持部材41の裏面よりも下方に位置している。
枠本体部42cには、支持部材41における枠係合部41eの上面に接する水平な帯板状の上面係合部42dが全周にわたって設けられている。また、枠本体部42cには、支持部材41の枠係合部41eの下面に接する下面係合部42eが設けられている。この下面係合部42eは、枠本体部42cの下部側面に取り付けられており、その断面が扁平な中空直方体状であって、内側の下面がテーパ状に形成されている。
さらに、枠本体部42cには、上面係合部42dとほぼ同じ高さ位置にて、上面係合部42dとは反対側である外方に突出したフランジ部42fが全周にわたって設けられている。このフランジ部42fは、基板収納用トレイ10を水平状態で搬送する際に、チャッキング装置等によってチャッキングするために使用される。
本実施形態の基板収納用トレイ40も、上下方向に積み重ねることができるように構成されており、各基板収納用トレイ40を上下方向に積み重ねる際には、図10(b)に示すように、下側に配置される基板収納用トレイ40の枠部材42における枠本体部42cの上端面が、上側に配置される基板収納用トレイ40の枠部材42における枠本体部42cの下面に係合するようになっている。枠本体部42cの上面には、係合される上側の枠本体部42cの下面を位置決めして係合することができるように構成されている。
このような構成の基板収納用トレイ40も、前記実施形態の基板収納用トレイ10と同様の機能を有するが、枠部材42の枠本体部42cが断面中空直方体形状に構成されているために、枠部材42の剛性がさらに向上しており、内部に収納されるガラス基板20をさらに安定的に支持することができる。
図11は、本発明の基板収納用トレイのさらに他の実施形態を示す斜視図、図12(a)は、その底面図とともに示す平面図、図12(b)は、その側面図、図12(c)は、図12(a)のA−A線における断面図、図12(d)は、図12(c)の断面の拡大図である。なお、図12(a)において、中央の一点鎖線CLに対して左側部分が平面図、右側部分が底面図になっている。
この実施形態の基板収納用トレイ50は、発泡ポリエチレン樹脂等の発泡体によって、15mm程度の厚さの長方形の平板状に形成された1つの支持部材51と、この支持部材51の周縁部の全周わたって係合された長方形状の枠部材52とを有しており、この支持部材51上に、輸送されるガラス基板20が水平状態で支持される。
支持部材51は、各コーナー部近傍に、それぞれ正方形状の開口部51aが設けられるとともに、支持部材51の各辺の中央部に対応した位置にもそれぞれ同様の正方形状の開口部51aが設けられ、さらには、支持部材51の中央部にも1つの開口部51aが設けられている。そして、これらの9つの開口部51aには、支持部材51上に載置されたガラス基板20を支持部材51から持ち上げるための取り出しピンが、それぞれ挿入されるようになっている。
このような構成の基板収納用トレイ50は、弾力性を有する合成樹脂発泡体によって構成された支持部材51の全周にわたる側縁部に、枠部材52が全周にわたって係合されていることにより、合成樹脂発泡体のみによって構成される場合と比較して剛性が向上している。また、枠部材52の内部に設けられた支持部材51は、分割されていないために、分割された支持部材を連結するためのサポート部材13、補強部材14を使用することなく製造することができる。
なお、このように、枠部材52の内部に設けられた支持部材51が分割されていない場合にも、例えばアルミニウムパイプによって構成された1本または複数本の補強部材を、支持部材51の内部を挿通するように設けるようにしてもよい。この場合、補強部材は、支持部材51の表面に露出しないように設けられる。
さらに、前記実施形態では、液晶表示パネル用のガラス基板20を収納する収納用トレイについて説明したが、収納する基板はそれに限らず、他の表示パネル用のガラス基板であってもよく、また、ガラス基板に限らず、合成樹脂基板であってもよい。
本発明によれば、基板収納用トレイそれぞれが基板を1枚ずつ収納した状態で、多数の基板収納用トレイを上下方向に積み重ねることができる。このため、各基板収納用トレイ内に収納された基板同士が接触するおそれがない。
また、支持部材に開口部が形成されていることにより、収納された基板を、開口部から挿入される取り出し用ピンによって取り出すことができる。吸着パッドを基板収納用トレイの側面から挿入するための特別なスペースを、基板収納用トレイ内部に設ける必要がなくなるために、基板収納用トレイ自体を薄くすることができる。このため、輸送および保管に際してのスペース効率を向上させることができる。
また、多数の基板収納用トレイを上下方向に積み重ねることで、多数の基板をひとまとまりにして輸送および保管できるが、その一方で、1つの基板収納用トレイのみを個別に取り扱うことができる。このため、基板が収納された基板収納用トレイを1人の作業員のみによって取り扱うことができるなど、取り扱いが容易になる。
また、本発明の基板収納用トレイには、枠部材の内部に基板を載置するための支持部材が設けられている。このことによって、基板収納用トレイ全体の剛性が向上しており、薄くて大きな面積の基板を撓むことなく、確実に収納することができる。さらに多数の基板収納用トレイを上下方向に積み重ねることができる。
また、支持部材が分割されていることにより、基板収納用トレイ自体を軽量化することができるとともに、製造コストを削減することができる。この場合にも、分割された支持部材同士をサポート部材によって連結することにより、分割された各支持部材の剛性が低下することが防止されるとともに、各支持部材自体を薄くしても撓むおそれがない。従って、薄くて大きな面積の基板を撓むことなく、確実に収納することができる。
さらには、サポート部材は、直線ビーム状のサポート本体部の少なくとも一方の側部に、上下方向に間隔をあけて平行な位置関係にある上側フランジ部および下側フランジ部を有している。これによりサポート部材が高剛性になっているために、サポート部材自体が撓むことが防止される。上側フランジ部および下側フランジ部の間に支持部材の側縁部が係合されていることによって、支持部材が撓むことが確実に防止される。その結果、大きな面積で撓みやすい基板が載置されても、支持部材が撓むことを確実に防止することができる。
このように、本発明の基板収納用トレイは、液晶表示装置等の表示パネルを形成するために使用される大型のガラス基板等の基板の収納に特に有用である。
本発明の実施形態における基板収納用トレイを示す斜視図である。 (a)は、基板収納用トレイの底面図とともに示す平面図、(b)は、基板収納用トレイの側面図、(c)は、基板収納用トレイの断面図である。 (a)は、基板収納用トレイの要部断面図、(b)は、2つの基板収納用トレイを上下方向に積み重ねた状態を示す要部断面図である。 (a)は、基板収納用トレイの要部断面図、(b)は、サポート部材の断面図である。 (a)〜(d)は、サポート部材の他の例を示す断面図である。 (a)〜(b)は、サポート部材の他の例を示す断面図である。 本発明の実施形態における基板収納用トレイの他の例を底面図とともに示す平面図である。 本発明の実施形態における基板収納用トレイの他の例を示す平面図である。 (a)は、本発明の実施形態における基板収納用トレイの他の例を底面図とともに示す平面図、(b)は、基板収納用トレイの側面図、(c)は、基板収納用トレイの断面図である。 (a)は、基板収納用トレイの要部断面図、(b)は、2つの基板収納用トレイを上下方向に積み重ねた状態を示す要部断面図である。 本発明の実施形態における基板収納用トレイのさらに他の例を示す斜視図である。 (a)は、基板収納用トレイの底面図とともに示す平面図、(b)は、基板収納用トレイの側面図、(c)は、基板収納用トレイの断面図、(d)は、基板収納用トレイの要部拡大図である。
符号の説明
10、40 基板収納用トレイ
10a、40a 第1の開口
10b、40b 第2の開口
11、41 支持部材
11a、41a 第1開口部
11b 第2開口部
11c 第3開口部
11d 第4開口部
11e、41e サポート部材係合部
12、42 枠部材
12a、42a 長手方向枠部
12b、42b 幅方向枠部
12c、42c 枠本体部
12f、42f フランジ部
13 サポート部材
13a サポート本体部
13b 上面部
13c 下面部
13d 傾斜面
13e 補強リブ
13x 上側フランジ部
13y 下側フランジ部
14、44 補強部材
20 ガラス基板
31 取り出しピン
50 基板収納用トレイ
51 支持部材
52 枠部材

Claims (25)

  1. 基板を収納するための基板収納用トレイであって、
    互いに向かい合う一対の第1枠部と、互いに向かい合う一対の第2枠部とを備えた枠状に形成された枠部材と、
    前記枠部材によって囲まれた内部の領域に設けられた、前記基板を支持するための板状の支持部材と
    を備え、
    前記支持部材の前記一対の第1枠部間には第1の開口が形成されており、
    前記基板収納用トレイは、
    前記第1の開口に沿った前記支持部材の部分に、前記一対の第1枠部間にわたって設けられた、前記支持部材をサポートするための少なくとも一つのサポート部材をさらに備える、基板収納用トレイ。
  2. 前記少なくとも一つのサポート部材は、前記支持部材の上面よりも上方に突出しないように前記支持部材に設けられている、請求項1に記載の基板収納用トレイ。
  3. 前記支持部材の前記一対の第2枠部間には第2の開口が形成されている、請求項1に記載の基板収納用トレイ。
  4. 前記支持部材は合成樹脂発泡体を含む、請求項1に記載の基板収納用トレイ。
  5. 前記枠部材および前記少なくとも一つのサポート部材のそれぞれはアルミニウムを含む、請求項1に記載の基板収納用トレイ。
  6. 前記支持部材を補強する少なくとも一つの補強部材をさらに備え、
    前記少なくとも一つの補強部材は、前記一対の第1枠部間にわたって前記支持部材内を挿通している、請求項1に記載の基板収納用トレイ。
  7. 前記少なくとも一つの補強部材は、前記支持部材の表面に露出しないように前記支持部材に設けられている、請求項6に記載の基板収納用トレイ。
  8. 前記少なくとも一つの補強部材はアルミニウムのパイプを含む、請求項6に記載の基板収納用トレイ。
  9. 前記支持部材には、前記枠部材の複数のコーナー部それぞれに隣接した複数の開口がさらに形成されている、請求項1に記載の基板収納用トレイ。
  10. 前記サポート部材は、
    直線ビーム状のサポート本体部と、
    前記サポート本体部の一方の側部の上部に設けられた第1上側フランジ部と、
    前記一方の側部の下部に設けられた第1下側フランジ部と
    を備え、
    前記第1上側フランジ部と前記第1下側フランジ部との間には間隔が形成されている、請求項1に記載の基板収納用トレイ。
  11. 前記サポート本体部の断面は台形形状である、請求項10に記載の基板収納用トレイ。
  12. 前記サポート本体部は中空である、請求項10に記載の基板収納用トレイ。
  13. 前記サポート部材は、前記支持部材の平面方向とは実質的に垂直な方向に沿って前記サポート本体部の内部に設けられた補強リブをさらに備える、請求項12に記載の基板収納用トレイ。
  14. 前記サポート部材は、
    前記サポート本体部の他方の側部の上部に設けられた第2上側フランジ部と、
    前記他方の側部の下部に設けられた第2下側フランジ部と
    を備え、
    前記第2上側フランジ部と前記第2下側フランジ部との間には間隔が形成されている、請求項10に記載の基板収納用トレイ。
  15. 前記サポート本体部の断面は台形形状である、請求項14に記載の基板収納用トレイ。
  16. 前記サポート本体部は中空である、請求項14に記載の基板収納用トレイ。
  17. 前記サポート部材は、前記支持部材の平面方向とは実質的に垂直な方向に沿って前記サポート本体部の内部に設けられた補強リブをさらに備える、請求項16に記載の基板収納用トレイ。
  18. 前記一対の第1枠部は互いに実質的に平行な位置関係にあり、
    前記一対の第1枠部と前記一対の第2枠部とは互いに実質的に垂直な位置関係にあり、
    前記枠部材は四角形の枠状に形成されている、請求項1に記載の基板収納用トレイ。
  19. 基板を収納するための基板収納用トレイであって、
    互いに向かい合う一対の第1枠部と、互いに向かい合う一対の第2枠部とを備えた枠状に形成された枠部材と、
    前記枠部材によって囲まれた内部の領域に分散させて複数設けられた、前記基板を支持するための板状の支持部材と
    前記一対の第1枠部間に設けられ、該複数の支持部材をサポートするサポート部材と
    を備える、基板収納用トレイ。
  20. 前記支持部材には、前記枠部材の複数のコーナー部それぞれに隣接した複数の開口が形成されている、請求項19に記載の基板収納用トレイ。
  21. 前記支持部材は合成樹脂発泡体を含む、請求項19に記載の基板収納用トレイ。
  22. 前記枠部材はアルミニウムを含む、請求項19に記載の基板収納用トレイ。
  23. 前記支持部材を補強する少なくとも一つの補強部材をさらに備え、
    前記少なくとも一つの補強部材は、前記一対の第1枠部間にわたって前記支持部材内を挿通している、請求項19に記載の基板収納用トレイ。
  24. 前記少なくとも一つの補強部材は、前記支持部材の表面に露出しないように前記支持部材に設けられている、請求項23に記載の基板収納用トレイ。
  25. 前記少なくとも一つの補強部材はアルミニウムのパイプを含む、請求項23に記載の基板収納用トレイ。
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