JP5810811B2 - 基板保持部材 - Google Patents
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Description
従来、こういった基板を搬送、保管する際は、基板表面を傷や破損から守るため、表面同士が接触しないように所定間隔で並列収納できる、箱形の収納容器を用いていた。
このような中、近年、特に、液晶表示用のフラットパネルにおいては、より大型のカラーフィルター形成基板の製造が要求されており、搬送、保管に対して、更に一層の、搬送効率向上による搬送コスト節減や保管場所の省スペース化が求められている。
しかしながら、上記のような収納容器による搬送では、搬送時の振動により基板が跳
ねやすく、割れや傷が発生しやすい為、基板の薄型化が非常に困難であった。
また、前記基板用トレイ11は、前記基板111の保管、搬送等を行う為、図2(a)、(b)に図示されるように、搬送用架台103上に多段に重ねて使用される。
本発明の基板保持部材を有する基板用トレイ11は、上下に位置するトレイ間の相対的な位置関係を一定に保つため、例えば特開2006−168749号公報(特許文献1)に開示されているような、複数枚重ねた時に、上下に位置するトレイの相対的な位置関係が一定になるような嵌合部を有している。嵌合部の形状は、上下に位置するトレイの相対的な位置関係を一定に保つことが出来る形状であれば、どのような形状を有していてもよい。さらに、機械搬送に用いるための取手部等の部位を有していてもよい。
また、図1の基板用トレイ11の枠部12は、搬送または保管時に多数積層して使用されるため、強度が必要とされ、一般に金属材料が使用される。ガラスファイバー、カーボンファイバーと樹脂により成形した材料を用いてもよいが、積層時、輸送時等に傷が発生しやすく異物問題の要因となる為、金属性であることが好ましい。特に、多層積層時の軽量化を図る為、強度、軽量性を兼ね備えたジュラルミン等のアルミ合金を使用するのが好ましい。また、前記枠部12が支持する基板支持部13は、溶接等により前記枠部12と接合させてもよいが、強度、作製のしやすさ等を鑑みて、押し出し成形等により、前記枠部12と同時に作製するのが好ましい。
さらに、図1に示すように、前記基板保持部材14は、基板用トレイ11の枠部12の各辺に対し、複数個固定されていても良い。
示す。図10では、嵌合部161a、161bが、位置決め部162を兼ねている嵌合部兼位置決め部151を形成された基板保持部材14を前記基板支持部13へ固定する概略を図示している。図示されるように、固定部品を用いることなく、前記基板保持部材14を前記基板支持部13へ、容易かつ安定に固定することが可能となる。
示す。図13では、嵌合部161a、161bが、位置決め部162を兼ねている嵌合部兼位置決め部151を形成された基板保持部材14を前記基板支持部13へ固定する概略を図示している。図示されるように、前記基板保持部材14を、ヒンジ部171を折り曲げるとともに、嵌合部161a、161bを嵌合させて、前記基板支持部13へ固定することにより、固定部品を用いることなく、前記基板保持部材14を前記基板支持部13へ、容易かつ安定に固定することが可能となる。
12 枠部
13 基板支持部
14 基板保持部材
14a 振動制御部
14b 基板保持部
15 突起部
21 肉厚部
22 厚さ変化部
23 肉薄部
61 穴部
62 切欠き部
63 切欠き部
64 基板保持部材固定用突起
65 基板保持部材固定用突起
66 基板保持部材固定穴
103 搬送用架台
111 基板
141 嵌め込み部
142 固定用の爪
161a 嵌合部
161b 嵌合部
162 位置決め部
171 ヒンジ部
Claims (5)
- 四角形状で剛性のある板状物からなる基板の面方向を水平方向として、前記基板を、トレイ枠部の枠内側領域で前記基板をその下側から保持するために、前記枠部に支持された基板支持部を備える基板用トレイにおいて、
前記基板支持部に固定される基板保持部材であり、
前記基板保持部材は、
前記基板支持部上面より上側に突出して固定される前記基板を保持する基板保持部と、
前記基板支持部下面より下側に突出して固定される振動制御部とからなる、基板保持部材であり、
前記基板保持部材は、
前記振動制御部が、前記トレイを複数重ねて前記基板を保持する状態で1段下に保持された基板に上下方向の基板振動が発生した時のみ該基板と接触する面を有する基板保持部材であり、
さらに、前記基板保持部材は、
前記基板の水平方向の移動を規制する突起部を有する基板保持部材であって、
前記基板保持部と前記振動制御部が、別途成形され、
前記基板保持部と前記振動制御部とのそれぞれに嵌合部が形成され、
前記基板支持部の上側から前記基板保持部が、下側から前記振動制御部が、前記基板支持部へ設けられた穴もしくは切り欠き部へ、前記嵌合部が嵌合することにより固定されることを特徴とする基板保持部材。 - 四角形状で剛性のある板状物からなる基板の面方向を水平方向として、前記基板を、トレイ枠部の枠内側領域で前記基板をその下側から保持するために、前記枠部に支持された基板支持部を備える基板用トレイにおいて、
前記基板支持部に固定される基板保持部材であり、
前記基板保持部材は、
前記基板支持部上面より上側に突出して固定される前記基板を保持する基板保持部と、
前記基板支持部下面より下側に突出して固定される振動制御部とからなる、基板保持部材であり、
前記基板保持部材は、
前記振動制御部が、前記トレイを複数重ねて前記基板を保持する状態で1段下に保持された基板に上下方向の基板振動が発生した時のみ該基板と接触する面を有する基板保持部材であり、
さらに、前記基板保持部材は、
前記基板の水平方向の移動を規制する突起部を有する基板保持部材であって、
前記基板保持部と前記振動制御部が一体成形され、
前記基板保持部材を、前記基板支持部に設けられた穴もしくは切り欠き部へ、嵌め込むことにより固定されることを特徴とする基板保持部材。 - 四角形状で剛性のある板状物からなる基板の面方向を水平方向として、前記基板を、トレイ枠部の枠内側領域で前記基板をその下側から保持するために、前記枠部に支持された基板支持部を備える基板用トレイにおいて、
前記基板支持部に固定される基板保持部材であり、
前記基板保持部材は、
前記基板支持部上面より上側に突出して固定される前記基板を保持する基板保持部と、
前記基板支持部下面より下側に突出して固定される振動制御部とからなる、基板保持部材であり、
前記基板保持部材は、
前記振動制御部が、前記トレイを複数重ねて前記基板を保持する状態で1段下に保持された基板に上下方向の基板振動が発生した時のみ該基板と接触する面を有する基板保持部材であり、
さらに、前記基板保持部材は、
前記基板の水平方向の移動を規制する突起部を有する基板保持部材であって、
前記基板保持部と前記振動制御部が、可撓性を有するヒンジ部を介して一体成形され、
前記基板保持部と前記振動制御部それぞれに嵌合部を有し、
前記基板支持部へ設けられた穴もしくは切り欠き部へ、
前記基板保持部と前記振動制御部が、ヒンジ部を折り曲げるとともに、前記嵌合部が嵌合
することにより固定されることを特徴とする基板保持部材。 - 請求項1もしくは請求項3のいずれかに記載の基板保持部材であって、
前記基板保持部と前記振動制御部が嵌合部を有するとともに、
位置固定部を有することを特徴とする基板保持部材。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の基板保持部材であって、
前記基板保持部材は、熱可塑性樹脂からなることを特徴とする
基板保持部材。
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JP2011221695A JP5810811B2 (ja) | 2011-10-06 | 2011-10-06 | 基板保持部材 |
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