JP4213923B2 - 遊技機における補助表示装置付きの装飾部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機やスロットマシン等に代表される遊技機における補助表示装置付きの装飾部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の遊技機においては、図柄表示装置による遊技演出を補助する補助表示装置を用いることにより、遊技演出にバリエーションを持たせて遊技者の興趣を高めることが考えられている。前記補助表示装置としては、例えば、小型のドラム式表示装置等の回転表示体を用いたものが挙げられる。前記回転表示体は、図柄表示装置の装飾部材に一体成形された収容部に収容され、該収容部に形成された軸受部に回転軸部を挿入した状態で、回転軸部が軸受部から抜けるのを防止するため、ネジ等によって回転可能に固定されることが多い。即ち、前記回転表示体は、図柄表示装置の装飾部材に直接固定され、該装飾部材と一体として扱われるように構成されている。また、前記回転表示体を駆動させるための駆動手段及び駆動伝達手段についても、ネジ等によって装飾部材に直接固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような構成にあっては、補助表示装置にトラブルが発生した場合には、補助表示装置のみならず何ら問題のない装飾部材をも合わせて交換する必要があり、コスト的に問題があった。また、近年注目を浴びている環境問題の観点から見ても、何ら問題のない装飾部材についてはリユースすることが好ましい。さらにまた、補助表示装置のメンテナンスや修理を行う際には、遊技機から大きな装飾部材を取り外し、補助表示装置が該装飾部材に固定された状態で作業を行う必要があり、作業効率にも問題があった。
【0004】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、補助表示装置のみを交換することが可能な遊技機における補助表示装置付きの装飾部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、遊技機の図柄表示装置を装飾する装飾部材本体と、前記装飾部材本体に組み付けられ前記図柄表示装置による図柄組合せ遊技演出を補助する補助表示装置とを備える装飾部材において、補助表示を行う補助表示部とその補助表示部を収容する収容ケースとを有する補助表示装置を備え、前記収容ケースは、上側分割体及び内側に隔壁が形成されることで前記上側分割体に比べて相対的に弾性変形しにくい二重構造を有する下側分割体の2個からなり、前記上側分割体及び前記下側分割体は、係合手段同士の係合によって互いに係合して連結されているとともに、前記収容ケースの前面側であってかつ前記上側分割体及び前記下側分割体同士の間には、前記上側分割体及び前記下側分割体間に跨るようにして前記補助表示部が配置される開口部が設けられ、前記下側分割体に設けられた被係合部が前記装飾部材本体の係合部に対して着脱可能に係合することで、前記収容ケースを前記装飾部材本体に対して着脱可能に固定する固定手段を備えたことを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材をその要旨とする。
【0006】
従って、請求項1に記載の発明によると、収容ケースに補助表示部を収容することで補助表示装置がユニット化され、そのユニット化された補助表示装置が固定手段によって装飾部材本体に着脱可能に固定される。このため、補助表示装置にトラブルが発生した場合には、固定手段による固定を解除して、補助表示装置のみを装飾部材本体から取り外して交換することができる。そして、装飾部材本体についてはリユースすることができる。よって、コスト的にも環境的にも有利である。また、装飾部材本体から補助表示装置のみを取り外した状態で補助表示装置のメンテナンスや修理等を行うことができるため、効率よくこれらの作業を行うことができる
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記補助表示装置は、少なくとも1つの表示面域を有する回転表示体を前記補助表示部として備え、前記上側分割体は、ケース両端部からケース中央部に向かうに従って徐々に高くなる山形状の天井部を有するとともに、平坦形状の山頂領域の両側にある傾斜領域が湾曲形状となっており、前記山頂領域には、前記回転表示体の一端側を回転可能に支持する第1回転支持部が形成され、前記下側分割体において前記第1回転支持部に対向する位置には、前記回転表示体の他端側を回転可能に支持する第2回転支持部が形成されていることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記補助表示装置は、前記回転表示体を回転駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の駆動力を前記回転表示体に伝達する駆動伝達手段とを、前記下側分割体側に有し、前記上側分割体の前記傾斜領域において前記駆動手段の上方及び後方となる領域には、前記駆動手段からの配線を外部に引き出すための配線引き出し用切欠部が形成されていることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3において、前記上側分割体の前記天井部の前記山頂領域において前記開口部の開口縁となる位置には、ケース前方向に向かって延びる上側突片が一体形成され、前記下側分割体の底部において前記開口部の開口縁となる位置には、ケース前方向に向かって延びる下側突片が一体形成され、前記上側突片及び前記下側突片には、前記回転表示体を回転可能に支持する第1回転支持部及び第2回転支持部が対向して形成されるとともに、前記回転表示体は、前記上側突片及び前記下側突片から張り出した状態で支持されていることをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4において、前記上側分割体において前記天井部の前記山頂領域には基板支持部が凹設され、前記基板支持部には位置検出スイッチを実装した基板が支持され、前記回転表示体の上端面側には、前記位置検出スイッチにより検出される被検出部が設けられ、前記回転表示体の下端面側には、前記駆動伝達手段の一部である駆動ギアと噛合する可動体ギアが設けられていることをその要旨とする。
【0007】
ここで「補助表示部」とは、図柄、文字、数字、画像などを可変表示できる表示部を有しているものであって、その可変表示により図柄表示装置による図柄組合せ遊技演出を補助しうるものであれば、基本的にその形式を問わない。補助表示部の好適な具体的としては、少なくとも1つの表示面域を有する回転表示体などがある。このほかにも、ドラムやベルト等のような機械式表示装置、LEDやCRT等のような電子式表示装置(画像表示装置)などが挙げられる。
【0008】
上記のような回転表示体を採用した場合の補助表示装置は、さらに前記回転表示体を回転駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の駆動力を前記回転表示体に伝達する駆動伝達手段とを有していることがよい。回転表示体に加えて駆動手段及び駆動伝達手段もまとめてユニット化しておけば、メンテナンスや修理等を行う際に都合がよいからである。
【0009】
前記「収容ケース」とは、その内部に補助表示部の少なくとも一部を収容しうる空間を有する構造物をいう。従って、収容ケースと言った場合には補助表示部を全体的に収容するものを指すばかりでなく、補助表示部を部分的に収容するものも含まれる。なお、上記のごとく回転表示体を採用した場合には、駆動手段や駆動伝達手段も収容ケース内に収容されていることがよい。
【0010】
前記収容ケースは装飾部材本体に設けられたケース嵌入部に対して嵌入された状態で固定手段により固定されることがよい。嵌入によって保持を図る構造であれば、収容ケースを装飾部材本体に対して確実にかつ安定的に保持できるからである。また、このようなケース嵌入部は、装飾部材本体の任意の箇所に形成可能であり、例えば図柄表示装置の表示領域を包囲する枠状の装飾部材本体である場合には、その上端部、側端部及び下端部のいずれの箇所にも形成されることができる。
【0011】
ケース嵌入部へ収容ケースを嵌入するときの方向は特に限定されず、任意の方向から嵌入することが可能であるが、好ましくはケース嵌入部の入口部(つまり収容ケースを嵌め込むときの入口部)を装飾部材本体の後面側に形成し、その入口部を介して装飾部材本体の後方から前方へと収容ケースを嵌入することがよい。その理由は、例えば入口部を装飾部材本体の前面側に形成した場合とは異なり入口部が遊技者側から不可視となるため、デザイン上の制約を受けることもなく、ある程度大きな入口部を形成することもできるからである。
【0012】
前記「固定手段」としては、収容ケースを装飾部材本体に対して着脱可能に固定しうる構造であれば特に限定されず、従来公知の任意の固定手段を採用することができる。かかる固定手段の好適な例としては、前記収容ケースに形成された被係合部と、前記収容ケースの被係合部と係合可能であって前記装飾部材に形成された係合部とからなる固定手段などを挙げることができる。被係合部と係合部とからなる固定手段であれば、比較的簡単な構成で固定方法も簡易であり、大幅なコスト増も伴わないからである。
【0013】
被係合部及び係合部の数・位置は特に限定されないが、より確実な固定を図るためには、被係合部及び係合部をそれぞれ複数個としてこれらを離間した位置に配設することが望ましい。より具体的には、一対の被係合部を収容ケースの両端に形成するとともに、一対の係合部を前記ケース嵌入部の入口部の両端に形成すること等がよい。
【0014】
前記固定手段は、被係合部及び係合部に加えて、被係合部を係合部に係合させる際に被係合部を係合位置まで案内するガイド部をさらに備えていることがよい。かかるガイド部があると、被係合部を所定の係合位置に容易に導くことができ、作業性が向上するからである。なお、ケース嵌入部の入口部に対して装飾部材本体の後方から前方へと収容ケースを嵌入する構造を採用した場合、前記係合部を前記ガイド部のすぐ後側に配置し、それを前記被係合部の後端に係合させるようにすることがよい。この構成であると、収容ケースの前後方向のガタツキを確実に防止することができる。
【0015】
前記補助表示装置は、少なくとも1つの表示面域を有する回転表示体を前記補助表示部として備える一方、前記収容ケースは、弾性を有するとともに前記回転表示体を収容可能な開口部を備え、前記開口部には、前記回転表示体を回転可能に支持する第1回転支持部及び第2回転支持部が対向して形成されていることがよい。
【0016】
前記収容ケースは、弾性を有しているから、加圧により弾性変形可能である。従って、上記構成によると、収容ケースにおける開口部は他の部分に比べて構造上剛性が低いため、そこに形成された第1及び第2回転支持体は加圧によって比較的容易に弾性変形を生じる。従って、両回転支持体のうちの少なくとも一方を、回転表示体から離間する方向に加圧して弾性変形させれば、回転表示体の支持を解除して収容ケースから回転表示体を容易に取り外すことができる。逆に第1及び第2回転支持部の弾性変形を用いて回転表示体を収容ケースに容易に組み付けることもできる。
【0017】
収容ケースにおける開口部の形成位置は任意であり特に限定されないが、好ましくは収容ケースの前面側であることがよい。その理由は、回転表示体を極力前方に位置させたほうが、回転表示体と遊技者との距離が短くなり、遊技者にとって回転表示体が見やすくなるからである。収容ケース前面側の開口部に一対の回転支持部を形成する場合、前側から見たときに、それらは開口部の端部ではなく開口部の端部から離間した位置に配置されることが望ましい。その理由は、開口部の端部から離間した位置のほうが加圧したときの変形量が大きく、その位置に回転表示体を配置しておけば回転表示体の着脱をより容易に行うことができるからである。また、同じ量だけ弾性変形させたい場合であっても、弱い加圧力でよくなるからである。
【0018】
ここで「回転支持部」とは、回転表示体を回転可能に支持する構造をいい、具体的には、軸部を有する回転表示体を用いた場合にはその軸部が挿入される軸受部であり、軸受部を有する回転表示体を用いた場合にはその軸受部に挿入される軸部である。なお、第1回転支持部及び第2回転支持部は、両方とも軸受部であってもよく、両方とも軸部であってもよく、いずれか一方のみが軸受部で他方が軸部であってもよい。
【0019】
前記第1回転支持部及び前記第2回転支持部のうち少なくともいずれか一方は、前記収容ケースの開口部から外方に向けて延出された箇所に形成されていることがよい。
【0020】
従って、上記構成によると、外方に向けて延出された箇所には加圧時に応力が集中しやすいことから、より弱い加圧力で弾性変形を生じさせることができる。従って、回転表示体の支持をいっそう簡単に解除することができ、回転表示体の取り外し・組み付け作業の容易化を図ることができる。
【0021】
この場合、収容ケースの開口部における延出箇所に形成された第1回転支持部及び第2回転支持部は、装飾部材本体に設けられた回転表示体視認用の窓部内に挿入されることが望ましい。このように構成すると、収容ケースの嵌合状態においては、回転支持部が回転表示体から離間する方向に加圧されたとしても、回転支持部が窓部の内壁面に接触するため、回転支持部が弾性変形できなくなる。よって、回転表示体を確実に支持することができる。また、上記のように装飾部材本体に収容ケースの一部が挿入された構造であると、収容ケースの装飾部材本体に対するガタツキを防止することができる。
【0022】
前記第1回転支持部は、前記回転表示体の一端に形成された第1回転軸受部により回転可能に支持される第1回転軸部または前記回転表示体の一端に形成された第1回転軸部を回転可能に支持する第1回転軸受部であり、前記第2回転支持部は、前記回転表示体の他端に形成された第2回転軸受軸部により回転可能に支持される第2回転軸部または前記回転表示体の他端に形成された第2回転軸部を回転可能に支持する第2回転軸受部であり、前記第1回転軸部の長さは、前記第2回転軸部の長さに比べて短く形成されていることがよい。
【0023】
従って、上記構成によると、第1回転軸部の長さを第2回転軸部の長さに比べて短く形成しているため、第2回転支持部側の支持の解除に比べて、第1回転支持部側の支持の解除を容易に行うことができる。即ち、第1回転支持部側の支持の解除をする際に必要な第1回転軸部と第1回転軸受部の相対移動距離は、第2回転支持部側の支持の解除をする際に必要な第2回転軸部と第2回転軸受部の相対移動距離よりも短くて済むからである。よって、第1回転支持部側から回転表示体を簡単に取り外すことができる。また、この構成によれば、前述した取り外しと逆の過程を辿ることにより、回転表示体を収容ケースに容易に組み付けることができる。
【0024】
なお、収容ケース側に第1回転軸受部と第2回転軸受部とを設ける構成、収容ケース側に第1回転軸部と第2回転軸部とを設ける構成、収容ケース側に第1回転軸受部と第2回転軸部とを設ける構成、収容ケース側に第1回転軸部と第2回転軸受部とを設ける構成、の4種のうちのいずれかを選択することができる。この場合、収容ケース側に第1回転軸受部と第2回転軸受部とを設ける構成、言い換えると収容ケース側に第1回転軸部も第2回転軸受部も設けない構成を採用することが好ましい。その理由は、収容ケース側に第1回転軸部及び/又は第2回転軸部を設ける構成に比べて、回転表示体の着脱を無理なく行うことができるとともに、回転軸部の変形を回避することができるからである。
【0025】
前記収容ケースは係合手段を有する複数の分割体からなり、前記各分割体は前記係合手段同士の係合によって互いに連結されていることがよい。
【0026】
従って、上記構成によると、係合手段による係合を解除して各分割体を分離することにより、収容ケースを開けることができる。このため、収容ケース内に収容されている補助表示部以外の構成部材(例えば駆動手段や駆動伝達手段など)についても露出させることができ、極めて簡単に着脱することができる。また、第1回転支持部及び第2回転支持部が加圧された際にこの係合手段も弾性変形するように構成しておけば、1つの部材のみからなる収容ケースに比べて弱い力で変形を起こさせることができる。よって、回転支持部による回転表示体の支持をいっそう容易に解除することができる。さらに、複数の分割体を用いて収容ケースを構成すれば、必要に応じて収容ケースをある程度複雑な形状にすることも可能である。
【0027】
ここで収容ケースの分割数(言い換えると、収容ケースを構成している分割体の個数)は特に限定されないが、部品点数の増加防止という観点からすると、3個以下であることが好ましく、特には2個であることが好ましい。この場合において前記収容ケースは、装飾部材本体の前面側からみて、上下方向に分割された2個の分割体、左右方向に分割された2個の分割体、前後方向に分割された2個の分割体などとすることができる。
【0028】
なお、回転表示体を収容可能な開口部を備える収容ケースである場合には、前記開口部は2個の分割体同士の間に設けられることがよい。また、かかる開口部に回転表示体を収容する際、その一端側を一方の分割体に形成した第1回転支持部に支持させ、その他端側を他方の分割体に形成した第2回転支持部に支持させることが望ましい。上記のごとく、異なる分割体間に跨るようにして回転表示体を支持させる構成にすることで、弾性変形する前記係合手段が第1回転支持部と第2回転支持部との間に存在することとなる。よって、前記係合手段の弾性変形が、第1回転支持部と第2回転支持部との弾性変形にさらに加わることとなり、開口部に収容された回転表示体を容易に着脱することが可能となる。
【0029】
この場合、一方の分割体を相対的に弾性変形しやすい構造とし、他方の分割体を相対的に弾性変形しにくい構造としておくことが望ましく、例えば、前記一方の分割体に弾性変形が生じやすい部分として湾曲部を形成しておくことがよい。より具体的にいうと、収容ケースが上下2個の分割体からなりその前面側に開口部を有するような場合、上側分割体を一対の側壁とこれらの側壁間に位置する天井部とを有するものとし、その天井部を、ケースの左右両端部からケース中央部に向かうに従って徐々に高くなる山形状にするとともに、山頂の両側にある傾斜領域をケース内側に向かって湾曲させることがよい。このような構成であると、例えば、上側分割体の左右両壁面を押圧するような力を加えることによって、上側分割体に上方向への弾性変形を容易に生じさせることができる。
【0030】
一方、収容ケースが上下2個の分割体からなりその前面側に開口部を有するような場合、駆動手段や駆動伝達手段については、相対的に弾性変形しにくい構造を有する下側分割体側に設けられることが好ましい。相対的に弾性変形しやすい上側分割体側に駆動手段や駆動伝達手段を設けると、分割体の弾性変形に伴ってガタツキ等が生じやすくなり、確実な駆動力の伝達が実現できなくなるおそれがあるからである。
【0031】
駆動手段や駆動伝達手段を下側分割体側に設けた場合、前記下側分割体の内側に隔壁を形成して二重構造とし、その隔壁に前記駆動手段を固定するとともに、その隔壁の内側領域に少なくとも前記駆動伝達手段の一部を配置することがよい。隔壁の形成によって強度が高められた部位であれば、弾性変形の影響が及びにくいため、駆動手段と駆動伝達手段との間のガタツキを確実に防止することができる。また、駆動伝達手段にゴミ等が入りにくく、故障防止につながるという利点もある。
【0032】
また、上側分割体において開口部が形成されていない後面側には補強部、例えば補強用の段部が形成されていることがよい。その理由は、弾性変形を生じやすくする必要があるのは開口部が形成されている前面側についてであり、開口部が形成されていない後面側についてはむしろ補強を図るほうが好ましいからである。
【0033】
さらに、前記係合手段として、前記上側分割体の側壁に係合片を形成する一方、前記下側分割体の側壁に前記係合片がケース内側方向から係合可能な係合孔を形成したような場合、前記係合片の周囲にはその係合片を外側から包囲する保護補強部が形成されていることがよい。このような構成であると、係止片が保護補強部によって保護されるばかりでなく、例えば、その保護補強部をケース内側方向に押圧することで上側分割体の天井部に容易に弾性変形を起こさせることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態のパチンコ機を図1〜図9に基づき詳細に説明する。なお本実施形態において「左」又は「右」とは、パチンコ機の表側(前面側)から見たときの「左」又は「右」を示すものとする。まず本実施形態のパチンコ機の基本的構成を説明する。
【0035】
図1は本実施形態のパチンコ機11を示す全体正面図である。図2は補助表示装置付きの装飾部材31を示す正面図である。図3は装飾部材31を示す分解斜視図である。図4は図2のA−A線における断面図である。図5は補助表示装置33の分解斜視図である。図6(a)は補助表示装置33を構成する収容ケース45(上側分割体46と下側分割体47とを連結する前の状態)を示す正面図、(b)は同じくその側面図である。図7(a)は補助表示装置33を構成する収容ケース45(上側分割体46と下側分割体47とを連結した状態)を示す正面図、(b)は同じくその側面図である。図8(a)は回転表示体である演出用可動体41の一部を示す平面図、(b)〜(d)はその表示面域41a,41b,41cを示す正面図である。図9はギアボックス40、演出用可動体41、モータ42、駆動ギア43等の位置関係を示す正面図である。
【0036】
図1に概略的に示されるように、パチンコ機11を構成する中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視状態で保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15とが、ともに横開き状態で開閉可能に組み付けられている。さらに、前記中枠12の下部には、下球皿16や打球発射装置17等が装着されている。
【0037】
図1に示されるように、遊技盤13の遊技領域の略中央には、図柄を変動させて図柄組み合わせゲームを行う図柄表示手段としての図柄表示装置18が配設されている。そして、遊技盤13の前面には各種の役物が取り付けられている。具体的にいうと、図柄表示装置18の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う始動入賞口19が配設されている。さらに、始動入賞口19の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う大入賞口20が配設されている。そのほか、遊技盤13には普通案内車22が配設されるとともに、遊技盤13の左右両サイド部には光による演出を行うための電飾装置23が配設されている。
【0038】
図2〜図4に示されるように、本実施形態では、遊技盤13の遊技領域の略中央には、図柄表示装置18の装飾及び遊技の演出をするための大型の装飾部材31が設けられている。この装飾部材31は、装飾部材本体32と、図柄表示装置18による図柄組合せ遊技演出を補助する補助表示装置33とを備えている。本実施形態の装飾部材本体32は、合成樹脂からなる枠状の第1枠部材34と、同じく合成樹脂からなる枠状の第2枠部材35とによって構成されている。第1枠部材34には全体的に装飾が施されており、その中央部には表示領域露出部36が設けられている。第2枠部材35の中央部にも同様の表示領域露出部37が設けられている。これらの表示領域露出部36,37は、図柄表示装置18の表示領域を露出させるべく、表示領域の形状・大きさに対応して形成されている。そして、第1枠部材34の後側面には、第2枠部材35がネジ止めにより一体的に固定されている。第1枠部材34の外周部には、遊技盤13への取り付けの際に遊技盤13の前面に当接されるフランジ部38が設けられている。フランジ部38の複数箇所を図示しないネジで固定することにより、装飾部材本体32が遊技盤13に取り付け可能となっている。
【0039】
図3〜図5に示されるように、本実施形態の補助表示装置33は、各種部品(補助表示部(回転表示体)としての演出用可動体41、駆動手段としてのモータ42、駆動伝達手段としてのギアボックス40、駆動ギア43、及び可動体ギア44)を収容ケース45内に収容してユニット化した構造を有している。
【0040】
図5〜図7に示されるように、本実施形態における収容ケース45は、透明な合成樹脂材料を用いて成形された2個の分割体(上側分割体46及び下側分割体47)からなる。この収容ケース45は、上側分割体46及び下側分割体47同士の間であって、かつ装飾部材本体32への取り付け時に前側となる面に、開口部48を有している。上側分割体46及び下側分割体47は、係合手段(係合片57及び係合孔53)同士の係合によって互いに連結されている。
【0041】
下側分割体47は、一対の側壁47a,47aと底部47bと背部47cとを有している。側壁47aの上端部外側には、合わせ部49が水平方向に向けて突設されている。左右一対ある合わせ部49の先端には、収容ケース45を装飾部材本体32に対して着脱可能に固定する固定手段の一部である略台形状の被係合部51が一体形成されている。これら被係合部51は、ケース後方から前方に行くに従って細くなるテーパ状となっている。なお、図3に示されるように、装飾部材31を構成する第2部材35には、収容ケース45が備える被係合部51と係合可能な一対の係合部52が形成されている。かかる被係合部51と係合部52とからなる固定手段の利点は、比較的簡単な構成で固定方法も簡易であり、大幅なコスト増も伴わずに済むことである。
【0042】
図5〜図7に示されるように、下側分割体47における左右一対の側壁47a,47aには、前記係合孔53がそれぞれ貫通形成されている。下側分割体47の内側には隔壁54が一体形成されていて、これにより下側分割体47がいわば二重構造となっている。隔壁54の上面には駆動伝達手段を構成するギアボックス40がネジ止めにより固定され、さらにギアボックス40の上側にはモータ42が連結されている。ギアボックス40内には図示しない複数ギアが収容されており、ボックス下面側には出力軸40aが突設されている。出力軸40aの先端には駆動伝達手段を構成する駆動ギア43が一体回転可能に固定されている。なお、この駆動ギア43の一部は、隔壁54の内側領域に配置されている。下側分割体47において駆動ギア43の下側となる位置には、蓋部材55がネジ止めされている。
【0043】
一方、図5〜図7に示されるように、上側分割体46は、一対の側壁46a,46aと天井部46bと背部46cとを有している。側壁46aの下端部外側には、下側分割体47側の合わせ部49に対して当接する合わせ部56が水平方向に向けて突設されている。上側分割体46の側壁46aには、弾性変形可能に形成された一対の係合片57が下方に向かって延設されている。上側分割体46に設けられた係合片57は、下側分割体47に設けられた前記係合孔53に対して、ケース内側方向から係合可能となっている。このような係合の結果、上側分割体46と下側分割体47とが連結されて一体化するようになっている。
【0044】
上側分割体46の側壁46aにおいて前記係合片57の周囲には、それら係合片57を外側から包囲する断面略コ字状の保護補強部58がそれぞれ形成されている。かかる保護補強部58は、収容ケース45の両側を把持する際に押圧される部分としても機能する。また、上側分割体46において開口部48が形成されていない側である背部46cには、ケース左右方向に沿って延びる補強用の段部59が形成されている。その結果、背部46cにおける補強が図られている。前記段部59の近傍には位置決め突起66が突設されている。収容ケース45の取り付け時においてこの位置決め突起66は機構セット盤(図示略)に設けられた位置決め孔(図示略)に嵌合し、この嵌合により収容ケース45の後側の位置ずれ防止が図られるようになっている。
【0045】
図5〜図7に示されるように、上側分割体46の天井部46bは、前面から見たときに、ケースの左右両端部からケース中央部に向かうに従って徐々に高くなる山形状となるように形成されている。天井部46bにおいて山頂となる中央部には基板支持部60が凹設され、その基板支持部60には位置検出スイッチ61を実装した基板62が支持されている。基板支持部60の左右両側にある傾斜領域は、ケース内側に向かって湾曲する湾曲部63となっている。従って、上側分割体46の左右両側壁46aを内方に押圧するような力を加えることにより、上側分割体46に弾性変形を容易に生じさせることが可能となっている。このときの弾性変形の様子は図7(a)にて破線で示されている。即ち、天井部46bの中央部分が全体的に上方向に移動し、開口部48が上下方向に広がるような変形が生じる。つまり、本実施形態の収容ケース45を構成する2個の分割体46,47のうち、かかる天井部46bを持つ上側分割体46のほうが、相対的に弾性変形しやすい構造を有したものとなっている。これに対して、二重構造を持つ下側分割体47のほうが、相対的に弾性変形しにくい構造を有したものとなっている。
【0046】
上側分割体46の天井部46bにおいて、モータ42の上方及び後方となる領域には、配線引き出し用切欠部64が形成されている。そして、この配線引き出し用切欠部64を介して収容ケース45の外部にモータ42や位置検出スイッチ61からの配線(図示略)が引き出されるようになっている。なお、このような配線引き出し用切欠部64があることで、モータ42が発生した熱が収容ケース45内にこもりにくくなり、熱を効率よく放散させることができる。
【0047】
図5,図8,図9に示されるように、本実施形態の補助表示装置33は、可変表示により図柄表示装置18による図柄組合せ遊技演出を補助する回転表示体としての演出用可動体41を備えている。演出用可動体41は、図8(a)に示されるように側面に3つの表示面域41a,41b,41cを備える略三角柱状の構造物である。図8(b),(c),(d)に示されるように、三角柱部分における各表示面域41a,41b,41cには、それぞれ異なる図柄(具体的には、表情、前足の位置、背景色などが異なる三匹の猫の図柄)の彫刻が施されている。そして、図柄表示装置18による図柄組合せゲームに合わせて前記モータ42に通電を行うと、モータ42の回転駆動力がギアボックス40及び駆動ギア43を介して可動体ギア44に伝達される結果、演出用可動体41が所定方向に回転するようになっている。そのとき、遊技者側を向く表示面域41a,41b,41cが周期的に入れ替わり、これにより補助表示装置33の図柄が可変表示される結果、図柄表示装置18による図柄組合せ遊技演出が補助される。
【0048】
図5,図9に示されるように、演出用可動体41の上端面側には、インデックス部65を有する上側円盤67が設けられている。インデックス部65は位置検出スイッチ61の有するスリットを通過するようになっていて、スリット通過時に基板62を介して外部にセンサ出力信号が出力されるように構成されている。そして、このセンサ出力信号に基づいて演出用可動体41の回転位置が検出されるようになっている。一方、演出用可動体41の下端面側には、駆動伝達手段の一部である可動体ギア44を周面に有する下側円盤68が設けられている。この可動体ギア44は上述した駆動ギア43と噛合している。
【0049】
上側円盤67の中心部には第2回転軸部71が突設されており、下側円盤68の中心部には第1回転軸部72が突設されている。本実施形態の場合、第1回転軸部72の長さL1は、第2回転軸部71の長さL2に比べて短く(第2回転軸部71の半分以下の長さに)形成されている。
【0050】
図5,図6,図7に示されるように、上側分割体46の天井部46bにおける中央部(即ち開口部48の開口縁上部中央部となる位置)には、ケース前方向に向かって延びる上側突片81が一体形成されている。一方、下側分割体47の底部47bにおける中央部(即ち開口部48の開口縁下部中央部となる位置)には、同様にケース前方向に向かって延びる下側突片83が一体形成されている。上側突片81の略中央部には、演出用可動体41の上端に形成された第2回転軸部71を回転可能に支持する第2回転軸受部82が、第2回転支持部として設けられている。また、下側突片83の略中央部には、演出用可動体41の下端に形成された第1回転軸部72を回転可能に支持する第1回転軸受部84が、第1回転支持部として設けられている。つまり、収容ケース45における開口部48の縁部には、第1回転軸受部84及び第2回転軸受部82が互いに対向した位置関係で形成されている。そして、演出用可動体41はこれら一対の回転軸受部82,84によって回転可能に支持されており、いわば2個の異なる分割体46,47間に跨った状態となっている。また、演出用可動体41は、ケース前側から見て収容ケース45の開口部48のほぼ中央部、言い換えるとケース左右両端部から離間した位置に配置されている。
【0051】
図3,図4に示されるように、装飾部材本体32の上部には、収容ケース45を嵌め込むようにして収容するスペースであるケース嵌入部91が設けられている。前記ケース嵌入部91は第2枠部材35の後面側にて開口する入口部93を有しており、収容ケース45はケース嵌入部91に対しこの入口部93を介して装飾部材本体32の後方から前方へと嵌入されるようになっている。前記一対の係合部52は、鉤状に形成されるとともに、ケース嵌入部91の入口部93の左右両端に離間した状態で形成されている。収容ケース45の嵌入時には、一対の係合部52は左右方向に広がるような弾性変形を生じるようになっている。
【0052】
第2枠部材35のケース嵌入部91において係合部52のすぐ前方位置には、略台形状のガイド部94が凹設されている。このガイド部94は、被係合部51を係合部52に係合させる際に被係合部51を所定の係合位置まで案内するためのものであって、前記被係合部51と同様に装飾部材本体32の後方から前方へ行くに従って細くなるテーパ状となっている。また、このテーパ状のガイド部94により、所定係合位置に至った被係合部51の前方向への移動が規制される。
【0053】
第1枠部材34の上部には矩形状をした回転表示体視認用の窓部92が形成されており、その回転表示体視認用の窓部92を介して遊技者側から演出用可動体41の表示面域41a,41b,41cが視認可能となっている。なお、前記窓部92の前面側における開口面積は、表示面域41a,41b,41cのみを露出可能な程度の大きさに設定されている。このため、収容ケース45内に収容されている他の部品(即ちモータ42、ギアボックス40、駆動ギア43、可動体ギア44等)は、第1枠部材34により隠されてしまい、遊技者側から殆ど視認できないようになっている。
【0054】
図4に示されるように、収容ケース45の開口部48における延出箇所(上側突片81及び下側突片83)に形成された第2回転軸受部82及び第1回転軸受部84は、前記窓部92内に挿入されるような構造となっている。このとき、第2回転軸受部82及び第1回転軸受部84は、窓部92の上下内壁面92a,92bにほぼ接触した状態(または極めて近接した状態)となる。よって、第2回転軸受部82の上方向への変形や、第1回転軸受部84の下方向への変形ができないようになっている。
【0055】
次に、上記の装飾部材31の分解・組み立ての仕方等について説明する。
【0056】
装飾部材本体32から補助表示装置33を取り外す場合には、図2ないし図3に示す前記一対の係合部52を左右方向に押し広げて、係合部52と収容ケース45側の被係合部51との係合を解除する。そして、この係合解除状態において収容ケース45を装飾部材31の後方へとスライド移動させ、補助表示装置33をケース嵌部91から引き抜くようにする。このようにして補助表示装置33を取り外した後、さらに収容ケース45から演出用可動体41を取り外す場合には以下のようにする。
【0057】
即ち、図5あるいは図7に示す収容ケース45の上側分割体46の両側壁46a下部(即ち保護補強部58がある位置)を把持し、上側分割体46を左右両側からケース内側方向に向けて押圧する力を加える。その結果、上側分割体46の天井部46bの中央部分が全体的に上方向に移動し、開口部48が上下方向に広がるような弾性変形が生じる。具体的には、このとき第2回転軸受部82が演出用可動体41から離間し、演出用可動体41の支持を解除しやすい状態となる。よって、このような状態を維持しつつ、演出用可動体41を上方向(即ち第2回転軸受部82の方向)に移動させると、第1回転軸受部84による第1回転軸部72の支持が容易に解除される。なお、前述のように、上側分割体46を左右両側から押圧することなく、直接第2回転軸受部82を持って上方に広げた状態で演出用可動体41を上方に移動させつつ、第1回転軸受部84による第1回転軸部72の支持を解除させることもできる。
【0058】
また、上側分割体46を左右両側からケース内側方向に向けて押圧する力を加えた場合には、上側分割体46に設けられた係合片57がケース内方に引っ込むような弾性変形が起こり、下側分割体47に設けられた係合孔53と前記係合片57との係合を解除しやすくなる。よって、係合孔53と前記係合片57との係合を完全に解除し、連結されて一体化していた上側分割体46と下側分割体47とを分離させれば、モータ42や駆動ギア43等が露出した状態となる。従って、補助表示装置33のメンテナンス等を容易に行うことが可能となる。
【0059】
また、収容ケース45に演出用可動体41を組み付ける場合には、前述した取り外しのときと逆の過程を辿ればよい。即ち、第2回転軸受部樹脂絶縁層82を上方向に弾性変形させておくとともに、このような状態を維持しつつ、演出用可動体41の第2回転軸部71を第2回軸受部82に支持させる。次に、演出用可動体41を全体的に下方向(即ち第1回転軸受部84の方向)に移動させ、第1回転軸部72を第1回軸受部84に支持させれば、演出用可動体41の組み付けが完了する。
【0060】
このようにして収容ケース45の開口部48に演出用可動体41を組み付けた後、さらに補助表示装置33を装飾部材本体32に組み付ける場合には以下のようにする。即ち、補助表示装置33を装飾部材31の後方から前方へとスライド移動させることで、前記入口部93を介してケース嵌入部91に補助表示装置33を嵌入する。収容ケース45の被係合部51はガイド部94によって所定の係合位置まで案内された後、そのガイド部94に嵌り合った状態となる。このとき、被係合部51の後端部が鉤状に形成された係合部52に係合する結果、収容ケース45がケース嵌入部91に嵌入された状態で確実にかつ安定的に保持される。そして、収容ケース45の前後方向のガタツキも確実に防止される。また、前記窓部92内に挿入された第1回転軸受部82及び第2回転軸受部84は、窓部92の上下内壁面92a,92bにほぼ接触する結果、弾性変形不能な状態となるとともに、収容ケース45の装飾部材本体32に対するガタツキが確実に防止される。
【0061】
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
【0062】
(1)本実施形態によると、ギアボックス40、演出用可動体41、モータ42、駆動ギア43等を収容ケース45に収容することで、補助表示装置33がユニット化されている。そして、このユニット化された補助表示装置33は、固定手段である被係合部51と係合部52との係合によって、装飾部材本体32に着脱可能に固定される。このため、補助表示装置33にトラブルが発生した場合には、固定手段による固定を解除して、補助表示装置33のみを装飾部材本体32から取り外して交換することができる。そして、装飾部材本体32についてはリユースすることができる。よって、コスト的にも環境的にも有利である。また、装飾部材本体32から補助表示装置33のみを取り外した状態で補助表示装置33のメンテナンスや修理等を行うことができる。よって、効率よくこれらの作業を行うことができる。
【0063】
(2)本実施形態の装飾部材31の場合、補助表示装置33は、3つの表示面域41a,41b,41cを有する演出用可動体41を備える一方、収容ケース45は、弾性を有するとともに演出用可動体41を収容可能な開口部48を備えている。そして、この開口部48には、演出用可動体41を回転可能に支持する第1回転軸受部84及び第2回転軸受部82が対向して形成されている。前記収容ケース45は合成樹脂製であって好適な弾性を有しており、加圧によって弾性変形可能である。しかも、収容ケース45における開口部48は他の部分に比べて構造上剛性が低いため、そこに形成された第1回転軸受部84及び第2回転軸受部82に比較的容易に弾性変形を生じさせることができる。従って、第1回転軸受部84及び第2回転軸受部82のうちの少なくとも一方を、演出用可動体41から離間する方向に加圧して弾性変形させれば、演出用可動体41の支持を解除して収容ケース45から演出用可動体41を容易に取り外すことができる。
【0064】
(3)本実施形態の装飾部材31では、第1回転軸受部84及び第2回転軸受部82は、収容ケース45の開口部48から外方に向けて延出された上側突片81及び下側突片83の箇所に形成されている。かかる箇所には加圧時に応力が集中しやすいため、より弱い加圧力で弾性変形を生じさせることができる。従って、演出用可動体41の支持をいっそう簡単に解除することができ、演出用可動体41の取り外し・組み付け作業の容易化を図ることができる。
【0065】
(4)本実施形態の装飾部材1では、第1回転軸部72の長さL1が第2回転軸部71の長さL2に比べて短く形成されている。従って、第2回転支持部側の支持の解除に比べて、第1回転支持部側の支持の解除を容易に行うことができる。即ち、第1回転支持部側の支持を解除する際に必要な第1回転軸部72及び第1回転軸受部84の相対移動距離は、第2回転支持部側の支持を解除する際に必要な第2回転軸部71及び第2回転軸受部82の相対移動距離よりも短くて済むからである。よって、第1回転支持部側である下端のほうから先に演出用可動体41を簡単に取り外すことができる。また、この構成によれば、前述した取り外しと逆の過程を辿ることにより、演出用可動体41を収容ケース45に容易に組み付けることができる。
【0066】
(5)本実施形態の装飾部材31では、収容ケース45が上下方向に分割された2個の分割体(即ち上側分割体46及び下側分割体47)からなるとともに、これらが係合片57と係合孔53との係合によって互いに連結されている。従って、係合片57と係合孔53との係合を解除して上側分割体46及び下側分割体47を分離することにより、収容ケース45を容易に開けることができる。このため、収容ケース45内に収容されている演出用可動体41以外の構成部材、つまりモータ42や駆動ギア43などについても露出させることができ、それらを極めて簡単に着脱することができる。
【0067】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
【0068】
・上記実施形態では、3つの表示面域41a,41b,41cを有する演出用可動体41を回転表示体として用いていたが、表示面域41a,41b,41cの数を2つ以下にしたり、4つ以上にしたりする変更を行っても勿論よい。また、上記実施形態では演出用可動体41を縦置き状態で縦軸を中心として回転するように配設していたが、これに限定されることはなく、例えば演出用可動体41を横置き状態で横軸を中心として回転するように配設してもよい。
【0069】
・また、上記実施形態のような演出用可動体41とは構造や形態の異なる回転表示体を用いて補助表示装置33を構成することも許容される。
【0070】
・上記実施形態では収容ケース45を2個の分割体46,47からなるものとして具体化したが、これに限定されることはなく、3個以上の分割体からなるものとして具体化することも可能である。
【0071】
・上記実施形態では、装飾部材本体32における補助表示装置33の固定箇所を表示領域露出部36の上方としていたが、例えば表示領域露出部36の側方や下方に補助表示装置33を固定するようにしてもよい。また、1つの装飾部材本体32について複数の補助表示装置33を固定する構成を採用することも可能である。
【0072】
・本発明の補助表示装置付きの装飾部材31は、実施形態にて示したようなパチンコ機11における装飾部材31として具体化されるばかりでなく、パチンコ機11以外のものであって、図柄表示装置18による図柄組合せ遊技演出を行う遊技機、例えばスロット遊技機や遊技球を用いたパチンコ式スロット遊技機について広く適用されることが可能である。
【0073】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)請求項1乃至5のいずれか1項において、前記補助表示装置は、前記補助表示部として少なくとも1つの表示面域を有する回転表示体と、前記回転表示体を回転駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の駆動力を前記回転表示体に伝達する駆動伝達手段と、これらを収容する収容ケースとを有することを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(2)請求項2乃至5のいずれか1項において、前記収容ケースに被係合部を形成する一方、前記装飾部材本体に前記収容ケースの被係合部と係合可能な係合部を設けることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(3)請求項2乃至5のいずれか1項において、前記収容ケースは前記装飾部材本体に設けられたケース嵌入部に対して嵌入された状態で前記固定手段により固定されることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(4)請求項2乃至5のいずれか1項において、前記収容ケースは前記装飾部材本体に設けられたケース嵌入部に対して嵌入された状態で前記固定手段により固定されるとともに、前記ケース嵌入部は、前記装飾部材本体の後面側に開口する入口部を有することを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(5)請求項2乃至5のいずれか1項において、前記開口部は前記収容ケースの前面側に形成されるとともに、前記第1回転支持部及び前記第2回転支持部は、ケース前側から見て、前記開口部の端部から離間した位置に配置されていることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(6)請求項3乃至5のいずれか1項において、前記収容ケースの開口部における延出箇所に形成された前記第1回転支持部及び前記第2回転支持部は、前記装飾部材本体に設けられた回転表示体視認用の窓部内に挿入されることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(7)請求項5において、前記収容ケースは2個の分割体からなり、前記開口部は前記2個の分割体同士の間に設けられ、前記回転表示体は、その一端側が一方の分割体に形成した前記第1回転支持部に支持され、その他端側が他方の分割体に形成した前記第2回転支持部に支持されていることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(8)請求項5において、前記収容ケースは、相対的に弾性変形しやすい構造を有する上側分割体及び相対的に弾性変形しにくい構造を有する下側分割体の2個からなることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(9)請求項5において、前記収容ケースは、上側分割体及び下側分割体の2個からなり、前記開口部は前記上側分割体と前記下側分割体との間に設けられ、前記上側分割体は、一対の側壁とそれら側壁間に位置する天井部とを有するとともに、その天井部は、ケース両端部からケース中央部に向かうに従って徐々に高くなる山形状であり、かつ山頂の両側にある傾斜領域をケース内側に向かって湾曲させた形状であることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(10)請求項5において、前記収容ケースは、相対的に弾性変形しやすい構造を有する上側分割体及び相対的に弾性変形しにくい構造を有する下側分割体の2個からなり、前記駆動手段及び前記駆動伝達手段は、前記下側分割体側に設けられていることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(11)請求項5において、前記収容ケースは、相対的に弾性変形しやすい構造を有する上側分割体及び相対的に弾性変形しにくい構造を有する下側分割体の2個からなり、前記下側分割体の内側に隔壁を形成して二重構造とし、その隔壁に前記駆動手段を固定するとともに、その隔壁の内側領域に少なくとも前記駆動伝達手段の一部を配置することを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
(12)請求項5において、前記収容ケースは、相対的に弾性変形しやすい構造を有する上側分割体及び相対的に弾性変形しにくい構造を有する下側分割体の2個からなり、前記上側分割体の側壁には係合片とその係合片を外側から包囲する保護補強部とが形成され、前記下側分割体の側壁には前記係合片がケース内側方向から係合可能な係合孔が形成されていることを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
【0074】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜5に記載の発明によれば、補助表示装置のみを交換することが可能な遊技機における補助表示装置付きの装飾部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のパチンコ機を示す全体正面図。
【図2】補助表示装置付きの装飾部材を示す正面図。
【図3】装飾部材を示す分解斜視図。
【図4】図2のA−A線における断面図。
【図5】補助表示装置を示す分解斜視図。
【図6】(a)は補助表示装置を構成する収容ケース(上側分割体と下側分割体とを連結する前の状態)を示す正面図、(b)は同じくその側面図。
【図7】(a)は補助表示装置を構成する収容ケース(上側分割体と下側分割体とを連結した状態)を示す正面図、(b)は同じくその側面図。
【図8】(a)は演出用可動体の一部を示す平面図、(b)〜(d)はその表示面域を示す正面図。
【図9】ギアボックス、演出用可動体、モータ、駆動ギア等の位置関係を示す正面図。
【符号の説明】
11…遊技機としてのパチンコ機
18…図柄表示装置
31…補助表示装置付きの装飾部材
32…装飾部材本体
33…補助表示装置
41…補助表示部(回転表示体)としての演出用可動体
41a,41b,41c…表示面域
45…収容ケース
46…上側分割体
47…下側分割体
48…開口部
51…固定手段を構成する被係合部
52…固定手段を構成する係合部
53…係合手段としての係合孔
57…係合手段としての係合片
71…第2回転軸部
72…第1回転軸部
82…第2回転支持部としての第2回転軸受部
84…第1回転支持部としての第1回転軸受部
L1…第1回転軸部の長さ
L2…第2回転軸部の長さ

Claims (5)

  1. 遊技機の図柄表示装置を装飾する装飾部材本体と、前記装飾部材本体に組み付けられ前記図柄表示装置による図柄組合せ遊技演出を補助する補助表示装置とを備える装飾部材において、
    補助表示を行う補助表示部とその補助表示部を収容する収容ケースとを有する補助表示装置を備え
    前記収容ケースは、上側分割体及び内側に隔壁が形成されることで前記上側分割体に比べて相対的に弾性変形しにくい二重構造を有する下側分割体の2個からなり、前記上側分割体及び前記下側分割体は、係合手段同士の係合によって互いに係合して連結されているとともに、
    前記収容ケースの前面側であってかつ前記上側分割体及び前記下側分割体同士の間には、前記上側分割体及び前記下側分割体間に跨るようにして前記補助表示部が配置される開口部が設けられ、
    前記下側分割体に設けられた被係合部が前記装飾部材本体の係合部に対して着脱可能に係合することで、前記収容ケースを前記装飾部材本体に対して着脱可能に固定する固定手段を備えた
    ことを特徴とする、遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
  2. 前記補助表示装置は、少なくとも1つの表示面域を有する回転表示体を前記補助表示部として備え、
    前記上側分割体は、ケース両端部からケース中央部に向かうに従って徐々に高くなる山形状の天井部を有するとともに、平坦形状の山頂領域の両側にある傾斜領域が湾曲形状となっており、
    前記山頂領域には、前記回転表示体の一端側を回転可能に支持する第1回転支持部が形成され、前記下側分割体において前記第1回転支持部に対向する位置には、前記回転表示体の他端側を回転可能に支持する第2回転支持部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
  3. 前記補助表示装置は、前記回転表示体を回転駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の駆動力を前記回転表示体に伝達する駆動伝達手段とを、前記下側分割体側に有し、
    前記上側分割体の前記傾斜領域において前記駆動手段の上方及び後方となる領域には、前記駆動手段からの配線を外部に引き出すための配線引き出し用切欠部が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
  4. 前記上側分割体の前記天井部の前記山頂領域において前記開口部の開口縁となる位置には、ケース前方向に向かって延びる上側突片が一体形成され、前記下側分割体の底部において前記開口部の開口縁となる位置には、ケース前方向に向かって延びる下側突片が一体形成され、前記上側突片及び前記下側突片には、前記回転表示体を回転可能に支持する第1回転支持部及び第2回転支持部が対向して形成されるとともに、前記回転表示体は、前記上側突片及び前記下側突片から張り出した状態で支持されている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
  5. 前記上側分割体において前記天井部の前記山頂領域には基板支持部が凹設され、前記基板支持部には位置検出スイッチを実装した基板が支持され、前記回転表示体の上端面側には、前記位置検出スイッチにより検出される被検出部が設けられ、前記回転表示体の下端面側には、前記駆動伝達手段の一部である駆動ギアと噛合する可動体ギアが設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機における補助表示装置付きの装飾部材。
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