JP4213654B2 - 光記録媒体用カバーシート - Google Patents

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本発明は、光記録媒体に用いるカバーシートに関する。
文字情報、画像情報、音声情報を大量に記録・再生するため、光情報記録媒体(例えば、DVD等)の記録密度の更なる向上が要請されつつある。特にデジタル・ハイ・ビジョンTV放送の録画に対応するため、光情報記録媒体の一層の高密度記録化の研究がなされている。
そのような中、青紫色レーザーが開発されて以来、この青紫色レーザーと高NAピックアップとを使用した光ディスクシステムの開発が検討されている(例えば、特許文献1〜6参照。)。そして、ソニー(株)が青紫色レーザーを使用した相変化記録媒体であるDVR−Blueシステムを発表した(例えば、非特許文献1参照。)。DVR−Blueシステムにおける相変化記録媒体の層構成の特徴としては、レーザー光入射側にカバー層と呼ばれる厚さ0.1mmの透明層が設けられていることが挙げられる。
このカバー層に求められる性能は、50μm以上のキズやゴミ等の欠陥(黒欠陥)が初期の段階でないこと、使用によってこのような欠陥が増えないことである。そのため、カバー層には、キズや汚れの付きにくいハードコート層が設けられる場合がある。
ハードコート層を付与する方法として、ひとつは、紫外線硬化樹脂を透明フイルムにスピンコートして均一なハードコート層を得る方法があるが、1枚1枚樹脂をスピンコートする方法は生産効率が低い。それに対して透明フイルム上にハードコート層を形成して、その後所定の幅にスリット及び抜き加工し、記録層を具備した基板側に貼り合わせるという、生産効率が高い方法もある。
また、記録層を有する光ディスク基板上にカバーシートを貼りあわせる方法として、粘着層を具備したカバーシートをローラーなどで圧着して貼りあわせる方法や、DVDのようにUV硬化接着剤を用いてスピンコートで貼りあわせる方法がある。
いずれの方法においても、カバーシートは反りのない平坦なフイルムであることが望ましいが実際はある程度は反りが発生してしまうため、その反り量を考慮した上でディスクの反りを制御する場合が多い。そのためカバーシートの反りはある量で安定していることが望ましい。反り量が安定しないとハンドリング性が悪く品質が安定しない。
ところで、前述のカバーシートの層構成としては、例えば、以下の層構成が挙げられる。
a)保護フイルム/ベースフイルム/粘着層/剥離用PETフイルム
b)保護フイルム/ハードコート/ベースフイルム/粘着層/剥離用PETフイルム
c)保護フィルム/ハードコート/ベースフィルム
前記ベースフイルムは、光学特性の優れるPC/TAC/ゼオノアなどが一般的に使用される。前記保護フイルムは、ハンドリング過程で発生する傷や塵埃からカバーシートを保護するために付与されるもので、ポリエチレン製の保護フイルムが一般的であり、ディスクに貼り合わせる直前もしくは貼り合わせた後に除去される。そして、ポリエチレン製の保護フイルムは、熱収縮が大きいために、高温での長期保存を行うとカバーシートの反りが大きくなり、ハンドリング性が悪く品質が安定しないことが分かった。
特開2000−43423号公報 特開2000−108513号公報 特開2000−113504号公報 特開2000−149320号公報 特開2000−158818号公報 特開2000−228028号公報 "ISOM2000"210〜211頁
本発明は、以上の従来の問題点に鑑みなされたものであり、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、
本発明の目的は、高温高湿下等に長期保存した場合における変形が少ない光記録媒体用カバーシートを提供することにある。
前記課題を解決する手段は以下の通りである。即ち、
<1> センター孔を有する円盤状のベースフィルム上に保護フィルムを有してなる光記録媒体用カバーシートであって、23℃50%RHの状態から60℃10%RHの環境下に1週間保存したときにおける、前記ベースフィルムの熱収縮率と前記保護フィルムの熱収縮率との差が0.3%以下であることを特徴とする光記録媒体用カバーシートである。
本発明によれば、高温高湿下に長期保存した場合における変形が少ない光記録媒体用カバーシートを提供することができる。
本発明の光記録媒体用カバーシートは、センター孔を有する円盤状のベースフィルム上に保護フィルムを有してなる光記録媒体用カバーシートであって、23℃50%RHの状態から60℃10%RHの環境下に1週間保存したときにおける、前記ベースフィルムの熱収縮率と前記保護フィルムの熱収縮率との差が0.3%以下であることを特徴としている。
以下、最初に、本発明の光記録媒体用カバーシートについて説明する。
<光記録媒体用カバーシート>
本発明の光記録媒体用カバーシートは、センター孔を有する円盤状のベースフィルム上に保護フィルムを有してなる光記録媒体用カバーシートであって、23℃50%RHの状態から60℃10%RHの環境下に1週間保存したときにおける、前記ベースフィルムの熱収縮率と前記保護フィルムの熱収縮率との差が0.3%以下である。これにより、反りの変化量が10mm以下に抑えられ、ハンドリングが安定し、品質も安定する。
本発明において、前記「反り」は、光記録媒体用カバーシートを、23℃50%RHの状態から60℃10%RHで1週間保存した後、カバーシートを平面上に載置し、該平面と反り部の端部がなす反りの高さを測定して得られる数値である。なお、「反り」は、基板に貼り合わされる状態で測定する必要があり、粘着層と剥離フィルムとが設けられている場合は、剥離フィルムを剥がして測定する。
前記反りの変化量は、好ましくは、10mm以下であり、より好ましくは、5mm以下であり、また、理想的には0mmである。反りの変化量が10mmを超えると、ハンドリング性が悪化し、品質の安定性が低下する。
前記「熱収縮率」は次のようにして求められる値である。即ち、先ず、各層のフィルム(ベースフィルム、保護フィルム)を、1/2インチ(1.27cm)で、短冊状に切り出し、23℃50%RH環境下で5cm長を測定する。次いで、60℃90%RH環境下に1週間放置した後、再度長さを測定し、前記5cm長との変化率を導き、その変化率を熱収縮率とする。
本発明においては、前述の通り、前記ベースフィルムの熱収縮率と保護フィルムの熱収縮率との差は、0.3%以下としているが、好ましくは、0.2%以下であり、より好ましくは、0.1%以下であり、また、理想的には0%である。熱収縮率の差が0.3%を超えると、反りが大きくなり、ハンドリング性が悪化し、品質の安定性が低下する。
本態様において、熱収縮率の差を0.3%以下とするには、保護フィルムの素材をPET(ポリエチレンテレフタレート)に変更する、若しくは、PE(ポリエチレン)系保護フィルムを熱処理して予め熱収縮を小さくする方法などが挙げられる。
本発明の光記録媒体用カバーシートは、例えば、以下のようにして作製することができる。
まず、作製しようとする光記録媒体用カバーシートよりも大きいサイズのベースフィルム(例えば、ロール状に巻回されたもの)を用意し、必要に応じて、ハードコート層、粘着剤層、及び離型シートを積層した積層体を作製する。そして、この積層体を、光記録媒体用カバーシートとして所定のサイズ・形状(ディスク状)に切断(打ち抜き)する。
以下に、本発明の光記録媒体用カバーシートの構成材料について説明する。
(ベースフィルム)
ベースフィルムは、光記録媒体内部を汚染や傷、衝撃などから防ぐため、あるいは水分の浸入などを防ぐなどのために形成される。材料としては、透明な材質であれば特に限定されないが、好ましくはポリカーボネート、三酢酸セルロース等であり、少なくとも一方の面に粘着剤が付与されたものを挙げることができる。
なお、「透明」とは、記録光および再生光を透過する(透過率:85%以上)ほどに透明であることを意味する。
ベースフィルムの厚さは、0.03〜0.15mmの範囲であることが好ましく、0.05〜0.12mmの範囲であることがより好ましい。このような範囲とすることにより、取り扱いが容易となり、しかも、コマ収差を抑えることができるという利点がある。
(ハードコート層)
ハードコート層に使用される放射線硬化樹脂としては、放射線照射により硬化可能な樹脂であればよく、より詳細には、分子中に、2個以上の放射線官能性の二重結合を有する樹脂であることが好ましい。
例えば、アクリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリル酸エステル類、メタクリル酸アミド類、アリル化合物、ビニルエーテル類、ビニルエステル類等が挙げられる。中でも、好ましくは、2官能以上のアクリレート化合物、メタクリレート化合物である。
(粘着剤層)
粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、シリコン系の粘着剤を使用することができるが、透明性、耐久性の観点から、アクリル系の粘着剤が好ましい。かかるアクリル系の粘着剤としては、2−エチルヘキシルアクリレート、n−ブチルアクリレートなどを主成分とし、凝集力を向上させるために、短鎖のアルキルアクリレートやメタクリレート、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタクリレートと、架橋剤との架橋点となりうるアクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド誘導体、マレイン酸、ヒドロキシルエチルアクリレート、グリシジルアクリレートなどと、を共重合したものを用いることが好ましい。主成分と、短鎖成分と、架橋点を付加するための成分と、の混合比率、種類を、適宜、調節することにより、ガラス転移温度(Tg)や架橋密度を変えることができる。
(離型シート)
離型シートとしては、例えば、紙やプラスチックフィルムの表面にステアリン酸塩、シリコーン、石鹸等からなる離型剤層を形成したもの広く用いることができる。
なお、以上の光記録媒体用カバーシートは、出発材料をベースフィルムとしてその他の層を積層して作製したが、予め粘着剤が付与された市販のベースフィルムにハードコート層を形成して、前述のように切断することによっても作製することもできる。
<光記録媒体>
本発明に係る光記録媒体は、具体的な層構成としては、基板上に、(中間層)、(反射層)、(中間層)、記録層、(中間層)、接着剤層又は粘着剤層、及びカバーシートをこの順に設けた構成であり、該カバーシートが、前記本発明の光記録媒体用カバーシートである。なお、これ以外として、各層の間に、接着性・記録特性・保存性等を高める目的で他の層が設けられても構わない。また、前記構成中、カッコ内に記載された層は、必要に応じて形成される層を意味する。
以下、本発明に係る光記録媒体の具体例として、基板やその他の層等について説明する。なお、本発明はこれらに限定されるものではない。
(基板)
基板材料の具体例としては、ガラス;ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂;エポキシ樹脂;アモルファスポリオレフィン;ポリエステル;アルミニウム等の金属;等を挙げることができ、所望によりこれらを併用してもよい。
前記材料の中では、耐湿性、寸法安定性および低価格等の点から、ポリカーボネート、アモルファスポリオレフィンが好ましく、ポリカーボネートが特に好ましい。また、基板の厚さ(記録層が形成される領域の平均の厚さ)は、1.1±0.3mmの範囲とすることが好ましい。
基板には、トラッキング用の案内溝またはアドレス信号等の情報を表わす凹凸(基板の凸部をオングルーブといい、凹部をイングルーブという。ここで、「オングルーブ」を「グルーブ」ということがある。)が形成されている。より高い記録密度を達成するためにCD−RやDVD−Rに比べて、より狭いトラックピッチのグルーブが形成された基板を用いることが好ましい。
グルーブのトラックピッチは、300〜360nmの範囲とすることが好ましく、310〜340nmの範囲がより好ましい。
また、グルーブの深さ(溝深さ)は、20〜50nmの範囲とすることが好ましい。かかる範囲とすることで、トラッキングエラー信号が小さくなってトラッキングがかかりにくくなることを防ぎながら、成形が困難となることを防ぐことができる。より好ましくは、25〜40nmである。
オングルーブの半値幅は、50〜200nmの範囲とすることが好ましい。かかる範囲とすることで、トラッキングエラーが低下を防ぎながら、ジッターを低減させることができる。より好ましくは70〜190nmの範囲とし、さらに好ましくは90〜180nmとする。
なお、後述する反射層が設けられる側の基板表面には、平面性の改善、接着力の向上の目的で、下塗層を形成してもよい。
該下塗層の材料としては、例えば、ポリメチルメタクリレート、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、N−メチロールアクリルアミド、スチレン・ビニルトルエン共重合体、クロルスルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル・塩化ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の高分子物質;シランカップリング剤等の表面改質剤;を挙げることができる。
下塗層は、前記材料を適当な溶剤に溶解または分散して塗布液を調製した後、この塗布液をスピンコート、ディップコート、エクストルージョンコート等の塗布法により基板表面に塗布することにより形成することができる。下塗層の層厚は、一般に0.005〜20μmの範囲にあり、好ましくは0.01〜10μmの範囲である。
(反射層)
反射層には、レーザ光に対する反射率が高い光反射性物質が用いられる。当該反射率は、70%以上であることが好ましい。
反射率の高い光反射性物質としては、Mg、Se、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、Si、Ge、Te、Pb、Po、Sn、Bi等の金属および半金属あるいはステンレス鋼を挙げることができる。これらの光反射性物質は単独で用いてもよいし、あるいは二種以上の組合せで、または合金として用いてもよい。これらのうちで好ましいものは、Cr、Ni、Pt、Cu、Ag、Au、Alおよびステンレス鋼である。特に好ましくは、Au、Ag、Alあるいはこれらの合金であり、最も好ましくは、AgまたはAgを主成分とする合金(Ag:50質量%以上)である。
反射層は、例えば、前記光反射性物質を蒸着、スパッタリングまたはイオンプレーティングすることにより基板上に形成することができる。反射層の層厚は、一般的には10〜300nmの範囲とし、50〜200nmの範囲とすることが好ましい。なお、以上の反射層は、後述する記録層の反射率が十分である場合には必ずしも必要ではない。
(記録層)
記録層は、波長500nm以下のレーザー光により情報の記録が可能な層で、有機色素を含有する色素型又は相変化記録材料からなる相変化型とすることができる。
前記有機色素の具体例としては、シアニン色素、オキソノール色素、金属錯体系色素、アゾ色素、フタロシアニン色素等が挙げられる。
また、有機色素としては、特開平4−74690号公報、特開平8−127174号公報、同11−53758号公報、同11−334204号公報、同11−334205号公報、同11−334206号公報、同11−334207号公報、特開2000−43423号公報、同2000−108513号公報、および同2000−158818号公報等に記載されている色素が好適に用いられる。
さらに、トリアゾール化合物、トリアジン化合物、シアニン化合物、メロシアニン化合物、アミノブタジエン化合物、フタロシアニン化合物、桂皮酸化合物、ビオロゲン化合物、アゾ化合物、オキソノールベンゾオキサゾール化合物、ベンゾトリアゾール化合物等の有機化合物も、記録層素材として好適に用いられる。これらの化合物の中では、シアニン化合物、アミノブタジエン化合物、ベンゾトリアゾール化合物、フタロシアニン化合物が特に好ましい。
記録層は、有機色素である記録物質を、結合剤等と共に適当な溶剤に溶解して塗布液を調製し、次いでこの塗布液を基板表面に形成された反射層上に塗布して塗膜を形成した後、乾燥することにより形成される。塗布液中の記録物質の濃度は、一般に0.01〜15質量%の範囲であり、好ましくは0.1〜10質量%の範囲、より好ましくは0.5〜5質量%の範囲、最も好ましくは0.5〜3質量%の範囲である。
塗布液の溶剤としては、酢酸ブチル、乳酸エチル、セロソルブアセテート等のエステル;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトン等のケトン;ジクロルメタン、1,2−ジクロルエタン、クロロホルム等の塩素化炭化水素;ジメチルホルムアミド等のアミド;メチルシクロヘキサン等の炭化水素;テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサン等のエーテル;エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノールジアセトンアルコール等のアルコール;2,2,3,3−テトラフルオロプロパノール等のフッ素系溶剤;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリコールエーテル類;等を挙げることができる。
前記溶剤は使用する記録物質の溶解性を考慮して単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用することができる。塗布液中にはさらに酸化防止剤、UV吸収剤、可塑剤、潤滑剤等各種の添加剤を目的に応じて添加してもよい。
結合剤を使用する場合に、結合剤の例としては、ゼラチン、セルロース誘導体、デキストラン、ロジン、ゴム等の天然有機高分子物質;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン等の炭化水素系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合体等のビニル系樹脂、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル樹脂、ポリビニルアルコール、塩素化ポリエチレン、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、ゴム誘導体、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化性樹脂の初期縮合物等の合成有機高分子;を挙げることができる。記録層の材料として結合剤を併用する場合に、結合剤の使用量は、一般に記録物質に対して0.01倍量〜50倍量(質量比)の範囲にあり、好ましくは0.1倍量〜5倍量(質量比)の範囲にある。このようにして調製される塗布液中の記録物質の濃度は、一般に0.01〜10質量%の範囲にあり、好ましくは0.1〜5質量%の範囲にある。
塗布方法としては、スプレー法、スピンコート法、ディップ法、ロールコート法、ブレードコート法、ドクターロール法、スクリーン印刷法等を挙げることができる。記録層は単層でも重層でもよい。また、記録層の層厚は、一般に20〜500nmの範囲にあり、好ましくは30〜300nmの範囲にあり、より好ましくは50〜100nmの範囲にある。
記録層には、該記録層の耐光性を向上させるために、種々の褪色防止剤を含有させることができる。
褪色防止剤としては、一般的に一重項酸素クエンチャーが用いられる。一重項酸素クエンチャーとしては、既に公知の特許明細書等の刊行物に記載のものを利用することができる。
その具体例としては、特開昭58−175693号公報、同59−81194号公報、同60−18387号公報、同60−19586号公報、同60−19587号公報、同60−35054号公報、同60−36190号公報、同60−36191号公報、同60−44554号公報、同60−44555号公報、同60−44389号公報、同60−44390号公報、同60−54892号公報、同60−47069号公報、同63−209995号公報、特開平4−25492号公報、特公平1−38680号公報、および同6−26028号公報等の各公報、ドイツ特許350399号明細書、そして日本化学会誌1992年10月号第1141頁等に記載のものを挙げることができる。
前記一重項酸素クエンチャー等の褪色防止剤の使用量は、有機色素の量に対して、通常0.1〜50質量%の範囲であり、好ましくは、0.5〜45質量%の範囲、さらに好ましくは、3〜40質量%の範囲、特に好ましくは5〜25質量%の範囲である。
次いで、相変化型の記録層について説明する。相変化型の記録層は、レーザー光の照射によって結晶相と非晶相との相変化を繰り返すことができる材料からなる層である。
例えば、以下のような方法により結晶相と非晶相の相変化を繰り返すものが挙げられる。即ち、情報記録時は、集中したレーザー光パルスを短時間照射し、相変化記録層を部分的に溶融する。溶融した部分は熱拡散により急冷され、固化し、非晶状態の記録マークが形成される。また、消去時には、記録マーク部分にレーザー光を照射し、記録層の融点以下、結晶化温度以上の温度に加熱し、かつ除冷することによって、非晶状態の記録マークを結晶化し、もとの未記録状態に戻す。
相変化記録層を構成する材料の具体例としては、Sb−Te合金、Ge−Sb−Te合金、Pd−Ge−Sb−Te合金、Nb−Ge−Sb−Te合金、Pd−Nb−Ge−Sb−Te合金、Pt−Ge−Sb−Te合金、Co−Ge−Sb−Te合金、In−Sb−Te合金、Ag−In−Sb−Te合金、Ag−V−In−Sb−Te合金、Ag−Ge−In−Sb−Te合金、等が挙げられる。なかでも、多数回の書き換えが可能であることから、Ge−Sb−Te合金、Ag−In−Sb−Te合金が好ましい。
相変化記録層の層厚としては、10〜50nmとすることが好ましく、15〜30nmとすることがより好ましい
以上の相変化記録層は、スパッタ法、真空蒸着法などの気相薄膜堆積法、等によって形成することができる。
(中間層)
中間層は、前記記録層と後述する粘着剤層又は接着剤層との間に、必要に応じて形成される層である。中間層を構成する材料としては、レーザー光を透過する材料であれば、特に制限はないが、誘電体であることが好ましく、より具体的には、ZnS、TiO2、SiO2、ZnS−SiO2、GeO2、Si34、Ge34、MgF2、ZnO−Ga23、ZnO−Al23等の無機酸化物、窒化物、硫化物が挙げられ、ZnS−SiO2、あるいはSiO2が好ましい。バリア層は、スパッタリング、イオンプレーティング等により形成すること可能で、その厚さは、1〜100nmとすることが好ましい。
(カバーシート)
本発明に係る光記録媒体は、カバーシートを必須構成要素として有するが、該カバーシートの構成材料及び好ましい特性などは、既述の本発明の光記録媒体用カバーシートと同じである。
本発明に係る光記録媒体において、記録層又は中間層と、カバーシートのベースフィルムとの接着は粘着剤層でも接着剤層であってもよい。粘着剤層については、本発明の光記録媒体用カバーシートにおいて既に説明したので、以下に接着剤層について説明する。
(接着剤層)
接着剤で接着する場合のカバーシートは、例えば、「保護フィルム/ハードコート/ベースフィルム」の層構成が挙げられる。
接着剤層は、粘着剤層と同様に、ベースフィルムを接着するために形成される層である。接着層を構成する材料としては、光硬化性樹脂、2液硬化型接着剤など挙げられ、中でも、光硬化性樹脂が好ましく、ディスクの反りを防止するため、硬化収縮率の小さいものが好ましい。このような光硬化性樹脂としては、例えば、大日本インキ化学工業(株)製の「SD−640」、「SD−661」、「SD−347」等のUV硬化性樹脂(UV硬化性接着剤)を挙げることができる。また、接着剤層の厚さは、弾力性を持たせるため、1〜50μmの範囲が好ましく、3〜40μmの範囲がより好ましく、5〜20μmの範囲が特に好ましい。
接着剤層を形成する材料の他の例を挙げる。該材料は、放射線照射により硬化可能な樹脂であって、分子中に2個以上の放射線官能性の2重結合を有する樹脂であり、アクリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリル酸エステル類、メタクリル酸アミド類、アリル化合物、ビニルエーテル類、ビニルエステル類などがあげられる。好ましくは2官能以上のアクリレート化合物、メタクリレート化合物である。
2官能の具体例としては、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ブタンジオールジアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、ブタンジオールジメタクリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、トリプロピレングリコールジメタクリレートなどに代表される脂肪族ジオールにアクリル酸、メタクリル酸を付加させたものを用いることができる。
また、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどのポリエーテルポリオールにアクリル酸、メタクリル酸を付加したポリエーテルアクリレート、ポリエーテルメタクリレートや公知の二塩基酸、グリコールから得られたポリエステルポリオールにアクリル酸、メタクリル酸を付加させたポリエステルアクリレート、ポリエステルメタクリレートも用いることができる。
さらに、公知のポリオール、ジオールとポリイソシアネートを反応させたポリウレタンにアクリル酸、メタクリル酸を付加させたポリウレタンアクリレート、ポリウレタンメタクリレートを用いてもよい。
また、ビスフェノールA、ビスフェノールF、水素化ビスフェノールA、水素化ビスフェノールFやこれらのアルキレンオキサイド付加物にアクリル酸、メタクリル酸を付加させたものやイソシアヌル酸アルキレンオキサイド変性ジアクリレート、イソシアヌル酸アルキレンオキサイド変性ジメタアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジメタクリレートなどの環状構造を有するものも用いることができる。
前記放射線としては、電子線および紫外線を使用することができる。紫外線を使用する場合には以下の化合物に光重合開始剤を添加することが必要となる。光重合開始剤として芳香族ケトンが使用される。芳香族ケトンは、特に限定されないが、紫外線照射光源として通常使用される水銀灯の輝線スペクトルを生ずる、254,313,865nmの波長において吸光係数の比較的大なるものが好ましい。その代表例としては、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルメチルケタール、ベンジルエチルケタール、ベンゾインイソブチルケトン、ヒドロキシジメチルフェニルケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、Michler’sケトンなどがあり、種々の芳香族ケトンが使用できる。また、紫外線硬化型接着剤としてあらかじめ光開始剤を添加したものが市販しており、それを使用してもかまわない。紫外線光源としては、水銀灯が用いられる。水銀灯は20〜200W/cmのランプを用い速度0.3m/分〜20m/分で使用される。基体と水銀灯との距離は一般に1〜30cmであることが好ましい。
電子線加速器としてはスキャニング方式、ダブルスキャニング方式あるいはカーテンビーム方式が採用できるが、好ましいのは比較的安価で大出力が得られるカーテンビーム方式である。電子線特性としては、加速電圧が100〜1000kV、好ましくは150〜300kVであり、吸収線量として0.5〜20Mrad、好ましくは1〜10Mradである。加速電圧が10kV以下の場合は、エネルギーの透過量が不足し1000kVを超えると重合に使われるエネルギー効率が低下しコスト的に好ましくない。
ディスクの反りを防止するため、塗布膜への紫外線の照射はパルス型の光照射器(好ましくは、UV照射器)を用いて行うのが好ましい。パルス間隔はmsec以下が好ましく、μsec以下がより好ましい。1パルスの照射光量は特に制限されないが、3kW/cm2以下が好ましく、2kW/cm2以下がより好ましい。
また、照射回数は特に制限されないが、20回以下が好ましく、10回以下がより好ましい。
次に、本発明に係る光記録媒体への情報の記録方法および記録した情報の再生方法について説明する。
光記録媒体への情報の記録は、例えば、次のように行われる。
まず、光記録媒体を定線速度にて回転させながら、ベースフィルム側(基板の反対側)から記録用の350〜500nm(好ましくは、400〜440nm)のレーザ光を照射する。このレーザ光の照射により、記録層がその光を吸収して局所的に温度上昇し、物理的あるいは化学的変化(例えば、ピットの生成)が生じてその光学的特性が変化する。この光学的特性の変化により、情報が記録される。
350〜500nmの発振波長を有するレーザ光源としては、例えば、390〜415nmの範囲の発振波長を有する青紫色半導体レーザ、中心発振波長約430nmの青紫色SHGレーザ等を挙げることができる。
また、記録密度を高めるために、ピックアップに使用される対物レンズの開口率(NA)は0.7以上が好ましく、0.80以上がより好ましい。
一方、記録された情報の再生は、光記録媒体を前記と同一の定線速度で回転させながら、情報の記録に使用したレーザと同一波長もしくはそれ以下の波長のレーザ光をベースフィルム側から照射して、その反射光を検出することにより行うことができる。
以下に、本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
[実施例1]
1)ハードコート層塗布液の調製
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、ダイセル・ユーシービー(株)製)93質量部に、R−3833(ダイキンファインケミカル研究所製)5質量部、X−22−164C(信越化学(株)製)2質量部、光ラジカル重合開始剤(イルガキュア907、チバガイギー社製)3質量部をメチルエチルケトン/メチルイソブチルケトン(1:1質量比)混合液に溶解混合し、ハードコート層塗布液を調製した。
2)粘着剤塗布液の調製
アクリル系共重合体(溶剤:酢酸エチル/トルエン=1/1、以下同様)とイソシアネート系架橋剤(溶剤:酢酸エチル/トルエン=1/1、以下、同様)とを、アクリル系共重合体:イソシアネート系架橋剤が100:1(質量比)となるように混合し、粘着剤塗布液を調製した。
用いたアクリル系共重合体の組成を下記に示す。
主モノマー n−ブチルアクリレート 40質量部
2−エチルヘキシルアクリレート 30質量部
コモノマー メチルアクリレート 25質量部
官能性モノマー アクリル酸 5質量部
3)塗布・乾燥・巻取り:
ロール状に巻かれたベースフイルム(ポリカーボネート、帝人ピュアエース、厚さ80μm)にハードコート層塗布液を連続的に塗布し、塗膜を形成した後、熱乾燥及び紫外線を連続照射しハードコート層を形成しロール状に巻き取った。形成された塗膜の厚みは5μmであった。
次に、ロール状に巻かれたポリエチレン性の離型フィルムを搬送しながら、粘着剤塗布液を連続的に、乾燥厚15μmになるように離型フィルムに塗布した。乾燥ゾーン(100℃)中で乾燥させた直後、前記ハードコート層を形成したベースフィルムのハードコート層と反対の面に離型フィルム上の粘着剤面とが貼り合わされるようにロール状に共巻した。共巻された状態で23℃50%RHの条件で72時間保持した。
次に、ハードコート層上に、PET系保護フィルム(サンエー化研SATタイプ)を貼付し積層体をロール状に巻き取った。
4)打ち抜き
作製する光記録媒体の基板と同一形状になるように、離型フィルムが貼り合わされたベースフィルムを打ち抜いて、光記録媒体用カバーシートを作製した。このとき、粘着層離型フイルムの途中まで刃を入れることで、ディスク基板と同一形状に半抜き状態でとどめ、これを巻き取りロール状にした。
(光記録媒体の作製)
厚さ1.1mm、直径120mmのスパイラル状のグルーブ(100nm、幅120nm、トラックピッチ320nm)を有する射出成形ポリカーボネート樹脂(帝人化成社製ポリカーボネート、商品名パンライトAD5503)基板のグルーブを有する面上に、Agをスパッタリングして100nmの膜厚の反射層を形成した。
その後、フタロシアニン系色素A(商品名:オラゾールブルーGN、cibaスペシャリティケミカル社製)を2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに添加し、2時間超音波処理を行って溶解し、色素塗布液を調製した。この色素塗布液を、スピンコート法により回転数を300rpmから4000rpmまで変化させながら23℃50%RHの条件で、反射層上に塗布し、記録層(厚さ80nm)を形成した。
次いで、23℃50%RHで1時間保存後、ZnS−SiO2を記録層上にスパッタリングして、厚さ5nmの中間層を形成した。
中間層を形成した後、前述のように作製したハードコートと粘着剤が付いたカバーシートの剥離シー卜をはがして、ローラによる押し圧手段を使用し中間層上にベースフィルムを貼り合わせて、さらに保護フィルムを剥離して光記録媒体を作製した。
[実施例2]
保護フィルムとして、該保護フィルムの熱収縮率とベースフィルムとの熱収縮率との差が0.3%となるように40℃で予備収縮させたポリエチレンフィルム(表1において「PE#1」)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例2の光記録媒体を作製した。
[比較例1]
保護フィルムとして、ポリエチレンフィルム(株式会社サンエー化研製、PACタイプ(表1において「PE」))を用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例1の光記録媒体を作製した。
[比較例2]
保護フィルムとして、該保護フィルムの熱収縮率とベースフィルムとの熱収縮率との差が0.4%となるように40℃で予備収縮させたポリエチレンフィルム(表1において「PE#2」)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例2の光記録媒体を作製した。
[評価]
作製して実施例1〜2及び比較例1〜2の光記録媒体に対して以下の評価を行った。
1.熱収縮率
23℃50%RHの環境下で切り出したサンプルの5cm長を測定し、60℃10%RHで1週間保存した後に、再度長さを測定し、前記5cm長との変化率を導き、その変化率を熱収縮率とした。
2.保存前後における反りの変化量
各実施例及び比較例において作製したカバーシートを貼り合せる状態(すなわち、剥離フィルムを剥がした状態)とし、カバーシートを平面上に載置し、該平面と反り部の端部がなす反りの高さを測定した。次に、23℃50%RHの状態から60℃10%RHで1週間保存した後、同様にして反りの高さを測定した。そして、保存前後における反りの高さの差を反りの変化量とした。結果を表1に示す。
3.ディスクチルト
23℃50%RHの状態から60℃10%RHの環境下に1週間保存した後、23℃50%RHの環境下で、半径方向のチルト角(ラジアルチルト)を測定した。チルト角は、DLD−4000(ジャパンイーエム製)を用いて測定した。
Figure 0004213654
表1より、実施例1〜2の光記録媒体は、比較例1〜2の光記録媒体と比較して、1週間の保存による反りの変化量及びディスクチルトが小さく、長期保存によっても変形が少ない光記録媒体が得られたことが分かる。

Claims (1)

  1. センター孔を有する円盤状のベースフィルム上に保護フィルムを有してなる光記録媒体用カバーシートであって、
    23℃50%RHの状態から60℃10%RHの環境下に1週間保存したときにおける、前記ベースフィルムの熱収縮率と前記保護フィルムの熱収縮率との差が0.3%以下であることを特徴とする光記録媒体用カバーシート。
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