JP2003067989A - 光情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

光情報記録媒体の製造方法

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JP2003067989A
JP2003067989A JP2001254077A JP2001254077A JP2003067989A JP 2003067989 A JP2003067989 A JP 2003067989A JP 2001254077 A JP2001254077 A JP 2001254077A JP 2001254077 A JP2001254077 A JP 2001254077A JP 2003067989 A JP2003067989 A JP 2003067989A
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JP2001254077A
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Toshio Ishida
寿男 石田
Takeshi Tsunoda
毅 角田
Shinji Saito
真二 斉藤
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー層の厚みムラが少なく、低パワーでの
記録においても変調度が大きく、安定した記録再生特性
を有する光情報記録媒体の製造方法を提供する。 【解決手段】波長が380〜500nmのレーザー光で
記録再生する光情報記録媒体の製造方法であって、厚み
が0.2mm以下のシートに、13.33Pa以下の真
空下で、温度を150〜300℃とし、圧力を0.5〜
10kg/cm2として、スタンパーの溝形状を転写し
カバー層を形成するカバー層形成工程、溝形状を転写後
のカバー層表面に記録層を形成する記録層形成工程、該
記録層表面に光反射層を形成する光反射層形成工程、及
び該該光反射層表面に接着層を介して基板を形成する基
板形成工程、を有する光情報記録媒体の製造方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録媒体に
関し、特にヒートモードによる追記型の光情報記録媒体
の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、レーザ光により一回限りの情
報の記録が可能な光情報記録媒体(光ディスク)が知ら
れている。この光ディスクは、追記型CD(所謂CD−
R)とも称され、その代表的な構造は、透明な円盤状基
板上に有機色素からなる記録層、金等の金属からなる光
反射層、さらに樹脂製の保護層(カバー層)がこの順に
積層したものである。そしてこのCD−Rへの情報の記
録は、近赤外域のレーザ光(通常は780nm付近の波
長のレーザ光)をCD−Rに照射することにより行わ
れ、記録層の照射部分がその光を吸収して局所的に温度
上昇し、物理的あるいは化学的変化(例えば、ピットの
生成)によりその部分の光学的特性が変化することによ
り情報が記録される。一方、情報の読み取り(再生)も
また記録用のレーザ光と同じ波長のレーザ光をCD−R
に照射することにより行われ、記録層の光学的特性が変
化した部位(記録部分)と変化していない部位(未記録
部分)との反射率の違いを検出することにより行われて
いる。 【0003】近年、記録密度のより高い光情報記録媒体
が求められている。このような要望に対して、追記型デ
ジタル・ヴァーサタイル・ディスク(所謂DVD−R)
と称される光ディスクが提案されている(例えば、「日
経ニューメディア」別冊「DVD」、1995年発
行)。このDVD−Rは、照射されるレーザ光のトラッ
キングのための案内溝(プレグルーブ)がCD−Rの半
分以下(0.74〜0.8μm)という狭い溝幅で形成
された透明な円盤状基板上に、通常、有機色素を含有す
る記録層、光反射層、および保護層をこの順に積層した
ディスク2枚を記録層を内側にして貼り合わせた構造、
あるいはこのディスクと同じ形状の円盤状保護基板とを
記録層を内側にして貼り合わせた構造を有している。そ
して、このDVD−Rへの情報の記録および再生は、可
視レーザ光(通常は、630nm〜680nmの範囲の
波長のレーザ光)を照射することにより行われており、
CD−Rより高密度の記録が可能である。 【0004】最近、インターネット等のネットワークや
ハイビジョンTVが急速に普及している。また、HDT
V(High Definition Televis
ion)の放映開始も間近にひかえている。このような
状況の下で、画像情報を安価簡便に記録することができ
る大容量の記録媒体が必要とされている。DVD−Rは
現状では大容量の記録媒体としての役割を十分に果たし
ているが、大容量化、高密度化の要求は高まる一方であ
り、これらの要求に対応できる記録媒体の開発も必要で
ある。このため、DVD−Rよりも更に短波長の光で高
密度の記録を行なうことができる、より大容量の記録媒
体の開発が進められている。 【0005】例えば、特開平4−74690号公報、特
開平7−304256号公報、特開平7−304257
号公報、特開平8−127174号公報、同11−53
758号公報、同11−334204号公報、同11−
334205号公報、同11−334206号公報、同
11−334207号公報、特開2000−43423
号公報、同2000−108513号公報、同2000
−113504号公報、同2000−149320号公
報、同2000−158818号公報、および同200
0−228028号公報には、有機色素を含む記録層を
有する光情報記録媒体において、記録層側から光反射層
側に向けて波長530nm以下のレーザ光を照射するこ
とにより、情報の記録および再生を行う記録再生方法が
開示されている。これらの方法では、ポルフィリン化合
物、アゾ系色素、金属アゾ系色素、キノフタロン系色
素、トリメチンシアニン色素、ジシアノビニルフェニル
骨格色素、クマリン化合物、ナフタロシアニン化合物等
を含有する記録層を備えた光ディスクに、青色(波長4
30nm、488nm)又は青緑色(波長515nm)
のレーザ光を照射することにより情報の記録および再生
を行っている。 【0006】一方、DVDとして相変化型の光ディスク
が知られているが、これは、記録層としてGeSbTe
等の合金層を採用し、記録層にレーザー光で瞬間的に加
熱して、結晶状態からアモルファス状態に相変化させ、
相変化により変わる反射率を利用して記録再生する方式
である。最近、この相変化型のDVDを用いて、青紫レ
ーザーにより記録再生をおこなうDVRシステムが発表
された(「ISOM2000」210〜211頁)。こ
のシステムにより、高密度化という課題に対しては一定
の成果が達成された。 【0007】このような光ディスクの製造は、一般に、
溝を設けた基板の表面に反射層を形成し、その上に記録
層を形成し、さらにその上にカバー層を形成することに
よって行う。この製造方法によると、溝に沿って反射層
が形成されているため、反射層が溝の影響を受け、特に
グルーブにおいて反射率が低くなる。また、カバー層を
形成する手法として、スタンパーに紫外線硬化樹脂を塗
り、紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬化させ、その
後剥離して形成するという2P法が知られているが、カ
バー層の厚みムラは100μmで±1μm以内と厳格な
要求があり、2P法ではこの要求を満足するのが困難で
ある。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の従来の
問題点に鑑み、以下の目的を達成することを課題とす
る。即ち、本発明の目的は、カバー層の厚みムラが少な
く、低パワーでの記録においても変調度が大きく、安定
した記録再生特性を有する光情報記録媒体の製造方法を
提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決する手段
は以下の通りである。即ち、波長が380〜500nm
のレーザー光で記録再生する光情報記録媒体の製造方法
であって、厚みが0.2mm以下のシートに、13.3
3Pa以下の真空下で、温度を150〜300℃とし、
圧力を0.5〜10kg/cm2として、スタンパーの
溝形状を転写しカバー層を形成するカバー層形成工程;
溝形状を転写後のカバー層表面に記録層を形成する記録
層形成工程;該記録層表面に光反射層を形成する光反射
層形成工程;及び該該光反射層表面に接着層を介して基
板を形成する基板形成工程;を有することを特徴とする
光情報記録媒体の製造方法である。 【0010】上記のような製造方法の特に好ましい態様
は以下の通りである。 (1) 前記カバー層が、ポリカーボネート、又は3酢
酸セルロースからなる。 (2) 前記カバー層に形成された溝のトラックピッチ
が300〜600nmで、溝深さが40nm〜150n
mである。 (3) 前記記録層が、有機色素からなる層である。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明による光情報記録媒
体の製造方法の実施形態について説明する。先ず、本発
明の製造方法により得られる光情報記録媒体について説
明する。該光情報記録媒体は、カバー層表面に、記録層
と、光反射層と、接着層と、基板とをこの順に有し、必
要に応じてその他の層を有してなる。以下、カバー層及
び各層について説明する。 【0012】<カバー層>カバー層は、光情報記録媒体
内部への水分の侵入を防ぐために形成され、透明な材質
であれば特に限定されないが、光透過性に優れ、かつ後
述の溝形状の転写の容易性から、ポリカーボネート、ま
たは三酢酸セルロースであり、より好ましくは、23℃
50%RHでの吸湿率が5%以下の材料から選ばれる。
なお、「透明」とは、記録光および再生光の光に対し
て、該光を透過する(透過率:90%以上)ほどに透明
であることを意味する。 【0013】本発明においては、カバー層の厚みは0.
2mm以下であり、下限は0.02mm程度である。よ
り好ましい厚さは0.05〜0.15mmである。カバ
ー層の記録層側表面には、後述するスタンパーによる所
定の溝形状が転写されている。より具体的には、トラッ
キング用の案内溝またはアドレス信号等の情報を表わす
凹凸(プレグルーブ)が形成されている。より高い記録
密度を達成するためにCD−RやDVD−Rに比べて、
より狭いトラックピッチのプレグルーブを形成すること
が好ましい。プレグルーブのトラックピッチは、300
〜600μmであることが好ましい。また、プレグルー
ブの深さ(溝深さ)は、40〜150nmの範囲である
ことが好ましい。 【0014】<記録層>記録層は、上記カバー層上に形
成され、波長380〜500nmのレーザ光により情報
の記録再生が可能で、300〜450nmに吸収極大を
持ち、記録レーザー波長での吸光度が0.07以上であ
る有機溶剤溶解性化合物を含有していることが好まし
い。なお、「記録レーザー波長」とは、光記録媒体に照
射するレーザーの波長をいい、DVDの場合は、635
nm、650nm、DVRの場合は、405nmであ
る。また、「吸光度」とは、有機溶剤溶解性化合物が、
アモルファス膜状態で光の吸収する度合を表す量であ
り、吸収によってその光の強さがI0→Iになったとき
吸光度A=log10(I0/I)で与えられる。 【0015】また、前記有機溶剤溶解性化合物は、記録
層中に50〜100質量%含有されていることが好まし
く、70〜100質量%含有されていることがより好ま
しい。50質量%未満とすると、吸収が少なくなり、記
録特性がとれなくなることがある。 【0016】前記有機溶剤溶解性化合物としては、フタ
ロシアニン化合物、ポリフィリン系化合物、トリアゾー
ル系化合物、アミノブタジエン系化合物、シアニン系化
合物等でこれらの少なくとも一種であることが好まし
く、フタロシアニン化合物としては、アルコキシ置換
体、スルホンアミド置換体、スルフォモイル置換体、ス
ルホン酸置換体のついてものの少なくとも一種であるこ
とが好ましい。 【0017】また、特開平4−74690号公報、特開
平8−127174号公報、同11−53758号公
報、同11−334204号公報、同11−33420
5号公報、同11−334206号公報、同11−33
4207号公報、特開2000−43423号公報、同
2000−108513号公報、および同2000−1
58818号公報等に記載されている色素を併用するこ
とができる。さらに、上記色素には限定されず、トリア
ゾール化合物、トリアジン化合物、シアニン化合物、メ
ロシアニン化合物、アミノブタジエン化合物、フタロシ
アニン化合物、桂皮酸化合物、ビオロゲン化合物、アゾ
化合物、オキソノールベンゾオキサゾール化合物、ベン
ゾトリアゾール化合物等の有機化合物も好適に用いられ
る。これらの化合物の中では、シアニン化合物、アミノ
ブタジエン化合物、ベンゾトリアゾール化合物、フタロ
シアニン化合物が特に好ましい。 【0018】<光反射層>光反射層には、レーザ光に対
する反射率が高い光反射性物質が用いられる。当該反射
率としては、70%以上である。反射率の高い光反射性
物質としては、Mg、Se、Y、Ti、Zr、Hf、
V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、
Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、A
g、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、Si、G
e、Te、Pb、Po、Sn、Bi等の金属および半金
属あるいはステンレス鋼を挙げることができる。これら
の光反射性物質は単独で用いてもよいし、あるいは二種
以上の組合せで、または合金として用いてもよい。これ
らのうちで好ましいものは、Cr、Ni、Pt、Cu、
Ag、Au、Alおよびステンレス鋼である。特に好ま
しくは、Au、Ag、Alあるいはこれらの合金であ
り、最も好ましくは、Au、Agあるいはこれらの合金
である。 【0019】<接着層>接着層は、上記記録層と、後述
する基板との密着性を向上させるために形成される任意
の層である。接着層を構成する材料としては、光硬化性
樹脂が好ましく、なかでもディスクの反りを防止するた
め、硬化収縮率の小さいものが好ましい。このような光
硬化性樹脂としては、例えば、大日本インク社製の「S
D−640」、「SD−347」等のUV硬化性樹脂
(UV硬化性接着剤)を挙げることができる。また、接
着層の厚さは、弾力性を持たせるため、1〜1000μ
mの範囲が好ましく、5〜500μmの範囲がより好ま
しく、10〜100μmの範囲が特に好ましい。 【0020】接着層を形成する材料の他の例を挙げる。
該材料は、放射線照射により硬化可能な樹脂であって、
分子中に2個以上の放射線官能性の2重結合を有する樹
脂であり、アクリル酸エステル類、アクリルアミド類、
メタクリル酸エステル類、メタクリル酸アミド類、アリ
ル化合物、ビニルエーテル類、ビニルエステル類などが
あげられる。好ましくは2官能以上のアクリレート化合
物、メタクリレート化合物である。 【0021】2官能の具体例としては、エチレングリコ
ールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレ
ート、ブタンジオールジアクリレート、ヘキサンジオー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエ
チレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアク
リレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロ
ピレングリコールジメタクリレート、ブタンジオールジ
メタクリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、
ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレン
グリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコー
ルジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタク
リレート、トリプロピレングリコールジメタクリレート
などに代表される脂肪族ジオールにアクリル酸、メタク
リル酸を付加させたものを用いることができる。 【0022】また、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなど
のポリエーテルポリオールにアクリル酸、メタクリル酸
を付加したポリエーテルアクリレート、ポリエーテルメ
タクリレートや公知の二塩基酸、グリコールから得られ
たポリエステルポリオールにアクリル酸、メタクリル酸
を付加させたポリエステルアクリレート、ポリエステル
メタクリレートも用いることができる。さらに、公知の
ポリオール、ジオールとポリイソシアネートを反応させ
たポリウレタンにアクリル酸、メタクリル酸を付加させ
たポリウレタンアクリレート、ポリウレタンメタクリレ
ートを用いてもよい。 【0023】また、ビスフェノールA、ビスフェノール
F、水素化ビスフェノールA、水素化ビスフェノールF
やこれらのアルキレンオキサイド付加物にアクリル酸、
メタクリル酸を付加させたものやイソシアヌル酸アルキ
レンオキサイド変性ジアクリレート、イソシアヌル酸ア
ルキレンオキサイド変性ジメタアクリレート、トリシク
ロデカンジメタノールジアクリレート、トリシクロデカ
ンジメタノールジメタクリレートなどの環状構造を有す
るものも用いることができる。 【0024】前記放射線としては、電子線および紫外線
を使用することができる。紫外線を使用する場合には以
下の化合物に光重合開始剤を添加することが必要とな
る。光重合開始剤として芳香族ケトンが使用される。芳
香族ケトンは、特に限定されないが、紫外線照射光源と
して通常使用される水銀灯の輝線スペクトルを生ずる。
254,313,865nmの波長において吸光係数の
比較的大なるものが好ましい。その代表例としては、ア
セトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾインエチルエー
テル、ベンジルメチルケタール、ベンジルエチルケター
ル、ベンゾインイソブチルケトン、ヒドロキシジメチル
フェニルケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン、2−2ジエトキシアセトフェノン、Mich
ler’sケトンなどがあり、種々の芳香族ケトンが使
用できる。芳香族ケトンの混合比率は、化合物(a)1
00質量部に対し0.5〜20質量部、好ましくは2〜
15質量部、さらに好ましくは3〜10質量部である。
紫外線硬化型接着剤としてあらかじめ光開始剤を添加し
たものが市販しており、それを使用してもかまわない。
紫外線光源としては、水銀灯が用いられる。水銀灯は2
0〜200W/cmのランプを用い速度0.3m/分〜
20m/分で使用される。基体と水銀灯との距離は一般
に1〜30cmであることが好ましい。 【0025】電子線加速器としてはスキャニング方式、
ダブルスキャニング方式あるいはカーテンビーム方式が
採用できるが、好ましいのは比較的安価で大出力が得ら
れるカーテンビーム方式である。電子線特性としては、
加速電圧が100〜1000kV、好ましくは150〜
300kVであり、吸収線量として0.5〜20Mra
d、好ましくは1〜10Mradである。加速電圧が1
0kV以下の場合は、エネルギーの透過量が不足し10
00kVを超えると重合に使われるエネルギー効率が低
下しコスト的に好ましくない。 【0026】<基板>基板としては、従来の光情報記録
媒体の基板材料として用いられている各種の材料を任意
に選択して使用することができる。具体的には、ガラ
ス;ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等の
アクリル樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等
の塩化ビニル系樹脂;エポキシ樹脂;アモルファスポリ
オレフィン;ポリエステル;アルミニウム等の金属;等
を挙げることができ、所望によりこれらを併用してもよ
い。上記材料の中では、耐湿性、寸法安定性および低価
格等の点から、ポリカーボネート、アモルファスポリオ
レフィンが好ましく、ポリカーボネートが特に好まし
い。また、基板の厚さは、0.5〜1.4mmとするこ
とが好ましい。 【0027】なお、光反射層側の基板表面には、平面性
の改善、接着力の向上の目的で、下塗層を形成すること
が好ましい。該下塗層の材料としては、例えば、ポリメ
チルメタクリレート、アクリル酸・メタクリル酸共重合
体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルア
ルコール、N−メチロールアクリルアミド、スチレン・
ビニルトルエン共重合体、クロルスルホン化ポリエチレ
ン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオ
レフィン、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル・塩
化ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の高
分子物質;シランカップリング剤等の表面改質剤;を挙
げることができる。下塗層は、上記材料を適当な溶剤に
溶解または分散して塗布液を調製した後、この塗布液を
スピンコート、ディップコート、エクストルージョンコ
ート等の塗布法により基板表面に塗布することにより形
成することができる。下塗層の層厚は、一般に0.00
5〜20μmの範囲にあり、好ましくは0.01〜10
μmの範囲である。 【0028】また、本発明の光情報記録媒体において
は、光反射層と記録層との間に、記録層の特性に応じて
誘電体層または光透過層を形成することができる。例え
ば、記録層との接着性向上のための光透過層を設けても
よく、相変化型の記録層を設けた場合には、放熱のため
の誘電体層を設けてもよい。誘電体層としては、Zn、
Si、Ti、Te、Sn、Mo、Ge等の窒化物、酸化
物、炭化物、硫化物からなる材料を使用することが好ま
しく、ZnS−SiO2のようなものであってもよい。
光透過層としては、レーザー波長で90%以上の透過率
があるものであれば如何なる材料をも使用することがで
きる。 【0029】上記誘電体層または光透過層は、従来公知
の方法により形成することができる。誘電体層の厚さ
は、1〜100nmとすることが好ましく、光透過層の
厚さは、2〜50nmとすることが好ましい。 【0030】[光情報記録媒体の製造方法]次に、以上
の光情報記録媒体を製造する本発明の製造方法について
詳述する。 【0031】<カバー層形成工程>ポリカーボネート、
または三酢酸セルロースのシートを用意し、13.33
Pa以下の真空下で、温度を150〜300℃とし、圧
力を0.5〜10kg/cm2として、スタンパーの溝
形状をシートに転写しカバー層を形成する。具体的に
は、シートを、スタンパーとシリコンウエハーとで挟み
込み、上記条件下で転写しカバー層を形成する。 【0032】前記シートとしては、ポリカーボネート、
または三酢酸セルロースが特に好ましいが、その他に
も、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタ
レート等も用いることができる。 【0033】カバー層形成工程における真空度として
は、より好ましくは、1Pa以下であり、さらに好まし
くは、0.1Pa以下である。真空度が13.33Pa
を超えると、空気が残りやすくなり、転写の効率が悪く
なって形成される溝の質が低下するようになる。 【0034】また、カバー層形成工程における温度とし
ては、より好ましくは、180〜280℃であり、さら
に好ましくは、200〜240℃である。温度が150
℃未満、及び300℃を超えると、溝形状を転写するこ
とができない。 【0035】カバー層形成工程における圧力は、より好
ましくは、1.0〜9kg/cm2であり、さらに好ま
しくは、2〜8kg/cm2である。圧力が0.5kg
/cm2未満では、グルーブを形成することができな
い。また、10kg/cm2を超えると、シートが破断
してしまう。 【0036】カバー層形成工程において、以上の条件で
スタンパーの溝形状を転写することにより、光情報記録
媒体の変調度を大きくすることができるとともに、カバ
ー層の厚みムラを少なくすることができる。 【0037】<記録層形成工程>記録層は、上記色素
(有機溶剤溶解性化合物等)等の記録物質を、結合剤等
と共に適当な溶剤に溶解して記録層塗布液を調製し、次
いでこの記録層塗布液を、スタンパーの溝形状が転写さ
れたカバー層上に塗布して塗膜を形成したのち乾燥する
ことにより形成される。記録層塗布液中の記録物質の濃
度は、一般に0.01〜15質量%の範囲であり、好ま
しくは0.1〜10質量%の範囲、より好ましくは0.
5〜5質量%の範囲、最も好ましくは0.5〜3質量%
の範囲である。また、記録物質等を溶解処理する方法と
しては、超音波処理、ホモジナイザー、加温等の方法を
適用することができる。 【0038】記録層塗布液を調製する際の溶剤として
は、酢酸ブチル、乳酸エチル、セロソルブアセテート等
のエステル;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、
メチルイソブチルケトン等のケトン;ジクロルメタン、
1,2−ジクロルエタン、クロロホルム等の塩素化炭化
水素;ジメチルホルムアミド等のアミド;メチルシクロ
ヘキサン等の炭化水素;テトラヒドロフラン、エチルエ
ーテル、ジオキサン等のエーテル;エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、n−ブタノールジアセ
トンアルコール等のアルコール;2,2,3,3−テト
ラフルオロプロパノール等のフッ素系溶剤;エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエー
テル等のグリコールエーテル類;等を挙げることができ
る。 【0039】上記溶剤は使用する記録物質の溶解性を考
慮して単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用す
ることができる。塗布液中にはさらに酸化防止剤、UV
吸収剤、可塑剤、潤滑剤等各種の添加剤を目的に応じて
添加してもよい。 【0040】結合剤を使用する場合に、結合剤の例とし
ては、ゼラチン、セルロース誘導体、デキストラン、ロ
ジン、ゴム等の天然有機高分子物質;ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン等の炭
化水素系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合体等のビニル系
樹脂;ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル
等のアクリル樹脂;ポリビニルアルコール、塩素化ポリ
エチレン、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、ゴム誘導
体、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化性樹
脂の初期縮合物等の合成有機高分子;等を挙げることが
できる。記録層の材料として結合剤を併用する場合に、
結合剤の使用量は、一般に記録物質に対して0.01倍
量〜50倍量(質量比)の範囲にあり、好ましくは0.
1〜5倍量(質量比)の範囲にある。このようにして調
製される塗布液中の記録物質の濃度は、一般に0.01
〜10質量%の範囲にあり、好ましくは0.1〜5質量
%の範囲にある。 【0041】塗布方法としては、スプレー法、スピンコ
ート法、ディップ法、ロールコート法、ブレードコート
法、ドクターロール法、スクリーン印刷法等を挙げるこ
とができる。記録層は単層でも重層でもよい。また、記
録層の層厚は、一般に20〜500nmの範囲にあり、
好ましくは30〜300nmの範囲にあり、より好まし
くは50〜100nmの範囲にある。また、塗布温度と
しては、23〜50℃であれば特に問題はないが、好ま
しくは24〜40℃、さらに好ましくは25〜37℃で
ある。 【0042】粘度制御のため、塗布温度は23〜50℃
の範囲が好ましく、24〜40℃の範囲がより好まし
く、25〜37℃の範囲がさらに好ましい。ディスクの
反りを防止するため、塗布膜への紫外線の照射はパルス
型の光照射器(好ましくは、UV照射器)を用いて行う
のが好ましい。パルス間隔はmsec以下が好ましく、
μsec以下がより好ましい。1パルスの照射光量は特
に制限されないが、3kW/cm2以下が好ましく、2
kW/cm2以下がより好ましい。また、照射回数は特
に制限されないが、20回以下が好ましく、10回以下
がより好ましい 【0043】記録層には、該記録層の耐光性を向上させ
るために、種々の褪色防止剤を含有させることができ
る。褪色防止剤としては、一般的に一重項酸素クエンチ
ャーが用いられる。一重項酸素クエンチャーとしては、
既に公知の特許明細書等の刊行物に記載のものを利用す
ることができる。その具体例としては、特開昭58−1
75693号公報、同59−81194号公報、同60
−18387号公報、同60−19586号公報、同6
0−19587号公報、同60−35054号公報、同
60−36190号公報、同60−36191号公報、
同60−44554号公報、同60−44555号公
報、同60−44389号公報、同60−44390号
公報、同60−54892号公報、同60−47069
号公報、同63−209995号公報、特開平4−25
492号公報、特公平1−38680号公報、および同
6−26028号公報等の各公報、ドイツ特許3503
99号明細書、そして日本化学会誌1992年10月号
第1141頁等に記載のものを挙げることができる。 【0044】前記一重項酸素クエンチャー等の褪色防止
剤の使用量は、記録するための化合物の量に対して、通
常0.1〜50質量%の範囲であり、好ましくは、0.
5〜45質量%の範囲、更に好ましくは、3〜40質量
%の範囲、特に好ましくは5〜25質量%の範囲であ
る。 【0045】<光反射層形成工程>光反射層は、前述し
た光反射性物質を蒸着、スパッタリングまたはイオンプ
レーティングすることにより記録層上に形成することが
できる。光反射層の層厚は、一般的には10〜300n
mの範囲とし、50〜200nmの範囲とすることが好
ましい。 【0046】このように、本発明の製造方法は、溝を設
けたカバー層に記録層、光反射層を形成するという、従
来の製造方法とは逆のプロセスであり、カバー層の溝に
沿って記録層が形成されるため、その上に形成される光
反射層は溝の影響を受けず、反射率の低下を抑えること
ができる。 【0047】<基板形成工程>基板は、接着層を構成す
る光硬化性樹脂を適当な溶剤に溶解して塗布液を調製し
た後、この塗布液を所定温度で記録層上に塗布して塗布
膜を形成し、該塗布膜上に、例えばプラスチックの押出
加工で得られた三酢酸セルロースフィルム(TACフィ
ルム)をラミネートし、ラミネートしたTACフィルム
の上から光を照射して塗布膜を硬化させて、形成され
る。前記TACフィルムとしては、紫外線吸収剤を含む
ものが好ましい。基板の厚さは、0.3〜0.01mm
の範囲であり、好ましくは0.2〜0.03mmの範
囲、より好ましくは0.15〜0.05mmの範囲であ
る。 【0048】 【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。 【0049】(実施例1〜8)カバー層として、厚さ
0.1mmのポリカーボネートシート(ピュアエース帝
人社製膜厚100ミクロン)を、スタンパー(深さ75
nm、幅0.11μm,トラックピッチ0.3nm)と
鏡面のシリコンウエハーとで挟み込んだものを真空下
(13.33Pa(10-1torr)以下)で、各実施
例毎に、表1に示す温度および圧力(熱転写条件)で処
理し溝を転写させた。次に、オラツールプルGN(フタ
ロシアニンcibaスペシャリティケミカル社製)を、
2,2,3,3,−テトラフルオロプロパノールと混合
し2%として、2時間超音波を照射して溶解し色素塗布
液を調製した。この色素塗布液をスピンコート法により
上記溝を転写したカバー層の表面に回転数を300rp
mから4000rpmまで変化させながら23℃50%
RHの条件で塗布し記録層を形成した。その後、銀を8
0nmスパッタし、UV硬化接着剤(大日本インキ化学
社製SD−347)をスピンコート法により100〜3
00rpmで塗布し光反射層を形成し、1.1mmのポ
リカーボネート基板(帝人社製ポリカーボネート商品名
パンライトAD5503)を重ね合わせ、その後300
rpmから4000rpmまで変化させながら全面に接
着剤を広げた後、UV照射ランプにて紫外線を照射して
硬化させ、サンプルを作製した。 【0050】 【表1】 【0051】(実施例9〜13)カバー層として、厚さ
0.1mmの3酢酸セルロースシート(富士写真フイル
ム(株)製、膜厚100ミクロン)を、スタンパー(深
さ75nm、幅0.11μm,トラックピッチ0.3n
m)と鏡面のシリコンウェハーとで挟み込んだものを真
空下(13.33Pa(10-1torr)以下)で、各
実施例毎に、表1に示す温度および圧力(熱転写条件)
で処理し溝を転写させた。次に、オラゾールプルGN
(フタロシアニンcibaスペシャリティケミカル社
製)を、2,2,3,3,−テトラフルオロプロパノー
ルと混合し2%として2時間超音波を照射して溶解し色
素塗布液を調整した。この色素塗布液をスピンコート法
により上記溝を転写したカバー層の表面に回転数を30
0rpmから4000rpmまで変化させながら23℃
50%RHの条件で塗布し記録層を形成した。その後、
銀を80nmスパッタし、UV硬化接着剤(大日本イン
キ化学社製SD−347)をスピンコート法により10
0〜300rpmで塗布し光反射層を形成し、1.1m
mのポリカーボネート基板(帝人社製ポリカーボネー
ト、商品名パンライトAD5503)を重ね合わせ、そ
の後300rpmから4000rpmまで変化させなが
ら全面に、接着剤を広げた後、UV照射ランプにて紫外
線を照射して硬化させ、サンプルを作製した。 【0052】(比較例1〜4)表1に示す熱転写条件に
変えた以外は、実施例1〜8と同様にサンプルを作製し
た。 【0053】(比較例5〜7)表1に示す熱転写条件に
変えた以外は、実施例9〜13と同様にサンプルを作製
した。 【0054】(比較例8)厚さ1.1mm、直径120
mmのスパイラル状のグルーブ(深さ75nm、幅0.
11μm,トラックピッチ0.3mm)を有する射出成
形ポリカーボネート樹脂(帝人社製ポリカーボネート、
商品名パンライトAD5503)基板のグルーブを有す
る面上に、Agをスパッタして100mmの膜厚の光反
射層を形成した。次に、スーパークリーン(フタロシア
ニンcibaスペシャリティケミカル社製)を2,2,
3,3,−テトラフルオロプロパノールと混合し2%と
して2時間超音波を照射して溶解し色素塗布液を調製し
た。この色素塗布液をスピンコート法により回転数を3
00rpmから4000rpmまで変化させながら23
℃50%RHの条件で塗布した。その後、25℃で1時
間保存し、SiO2膜をスパッタして90nmの膜厚の
光透過膜を形成した。続いて、UV硬化接着剤(大日本
インキ化学社製SD−347)をスピンコート法により
100〜300rpmで塗布し、ポリカーボネートシー
ト(ピュアエース帝人社製膜厚80ミクロン)を重ね合
わせ、300rpmから4000rpmまで変化させな
がら全面に接着剤を広げた後、UV照射ランプにて紫外
線をパルス照射して硬化させ、サンプルを作製した。 【0055】(比較例9)厚さ1.1mm、直径120
mmのスパイラル状のグルーブ(深さ75nm、幅0.
11μm,トラックピッチ0.3nm)を有する射出成
形ポリカーボネート樹脂(帝人社製ポリカーボネート、
商品名パンライトAD5503)基板のグルーブを有す
る面上に、Agをスパッタして100nmの膜厚の反射
層を形成した。次に、オラゾールブルGN(フタロシア
ニンcibaスペシャリティケミカル社製)を、2,
2,3,3,−テトラフルオロプロパノ一ルと混合し2
%として2時間超音波照射して溶解し色素塗布液を調製
した。この色素塗布液をスピンコート法により回転数を
300rpmから4000rpmまで変化させながら2
3℃50%RHの条件で塗布した。その後、25℃で1
時間保存し、UV硬化接着剤(大日本インキ化学社製S
D−347)をスピンコート法により100〜300r
pmで塗布し、ポリカーボネートシート(ピュアエース
帝人社製膜厚80ミクロン)を重ね合わせ、300rp
mから4000rpmまで変化させながら全面に接着剤
を広げた後、UV照射ランプにて紫外線をパルス照射し
て硬化させサンプルを作製した。 【0056】(評価)以上の実施例1〜13、及び比較
例1〜8の光情報記録媒体を、405nmのレーザー光
を射出するDDU−1000(パルステック社製)を用
いて、3T−14T信号を8mWで記録し、全体の変調
度を測定した。その測定結果を表1に示す。比較例1〜
9の光情報記録媒体では、低パワーにおける記録での変
調度が50未満と小さかったのに対し、熱転写条件が本
発明の範囲内である実施例1〜13の光情報記録媒体
は、変調度が50以上と大きかった。 【0057】 【発明の効果】本発明によれば、カバー層の厚みムラが
少なく、低パワーでの記録においても変調度が大きく、
安定した記録再生特性を有する光情報記録媒体の製造方
法を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 真二 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 5D121 AA01 AA04 AA05 DD06 EE28 GG10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 波長が380〜500nmのレーザー光
    で記録再生する光情報記録媒体の製造方法であって、 厚みが0.2mm以下のシートに、13.33Pa以下
    の真空下で、温度を150〜300℃とし、圧力を0.
    5〜10kg/cm2として、スタンパーの溝形状を転
    写しカバー層を形成するカバー層形成工程;溝形状を転
    写後のカバー層表面に記録層を形成する記録層形成工
    程;該記録層表面に光反射層を形成する光反射層形成工
    程;及び該該光反射層表面に接着層を介して基板を形成
    する基板形成工程;を有することを特徴とする光情報記
    録媒体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007094213A1 (ja) * 2006-02-14 2007-08-23 Pioneer Corporation インプリント装置及びインプリント方法
US7857611B2 (en) 2006-02-14 2010-12-28 Pioneer Corporation Imprinting device and imprinting method

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