JP4210351B2 - 弾球遊技機用入賞装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ機等の弾球遊技機に設けられ遊技球の動きを面白くする入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばパチンコ機は、遊技盤面に多数の釘,風車,または、その他の回転役物等を配置することにより遊技球の動きに変化を持たせるこによりゲーム性を高めて遊技者を飽きさせないようにしている。
【0003】
また、特開平8−336639号公報に示された遊技機の入賞装置は、ゴルフのグリーンに見たてた薄型錐体を上面に設けた回転板をモータにより水平面内で低速回転させ、遊技球がその上に導かれることによりその遊技球がV入賞口に入るか入らないかを見て面白さを演出しようとしたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記刊行物に示された構成の入賞装置は、遊技球の回転板上における滞留時間が短いために充分に楽しむ間もなく遊技球が外方に排出されてしまう欠点があった。
【0005】
また、凹面状の受皿の中心部に複数の入賞口を形成し、該受皿上に落下させた遊技球が自重によって該受皿上にて揺動するようにし、いずれかの入賞口にその遊技球が入賞するようにしたものも知られているが、これでは遊技者がパチンコ機を叩いて振動させると、遊技球が特定の入賞口に入り易くなってしまうという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は適度な滞留時間が得られ遊技者が遊技球の面白い動きを視覚的に充分に楽しむことができるようにし、しかも外部から振動を加えるなどの行為によって特定の入賞口に遊技球が入り易くなるようなことのないようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明の弾球遊技機用入賞装置は、凹面状の受皿をモータによって水平面内で回転動するように支持すると共に、該受皿上に球誘導樋を設け、該球誘導樋によって導かれた遊技球を該受皿の上面の中心位置に落下させ、該受皿が回転動することにより遊技球が該受皿の凹面に沿って揺動すると同時に遠心力を受けて不特定な動きをし、その後に該遊技球が該受皿の周囲に設けられた複数の入賞口のうちのいずれかから排出されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は上記入賞装置において、受皿の上方にミラーを傾斜状に設け、該受皿中の遊技球の様子を前面から見られるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に図面と共に本発明の実施の形態を説明する。図1にこの弾球遊技機用入賞装置Aの要部を斜視図にて示し、図2〜図4にこれをパチンコ機の遊技盤1に設定した例を示す。上面が凹面状に窪んだ形態の受皿2は、その下面の偏心位置に設けられたボス3に回転用の支持軸4の上端部を挿通し該受皿2を水平に支持している。5は該受皿2の周囲を包囲している透明なプラスチック製の碗状の器筐、6は該器筐5の後方に設けられた正逆転可能なモータである。該器筐5の下側には、該モータの回転軸に固着された歯車8と、中間歯車9と、支持軸4に設けられた歯車10とを噛合させてなる歯車伝動機構が設けられ、該モータ6の駆動により該伝動機構を介して受皿2が水平面内で回転動し得るようにしている。
【0009】
該受皿2の周囲で該器筐5の周壁には、1つの特定入賞口11と2つの通常入賞口12,13が適宜間隔を置いて形成されている。また、14は該受皿2上に遊技球aを導くために設けられた球誘導樋で、該球誘導樋14は遊技盤1の前面上方部に設けられた普通電動役物15に入った遊技球aを案内樋16を経て流入させることにより受皿2の上面の中心位置に落下させる。なお、17は案内樋16に設けられた球検出センサ、18は該受皿2の遊技球aを様子を前面から見易くするために受皿2の上方に傾斜状に設けられたミラーである。
【0010】
また、19は特定入賞口11に入賞した遊技球aを遊技盤1の前面に設けられた特定領域口20に案内する通過口、21は該特定領域口20の内部に設けられた球検出センサ、22,23は通常入賞口12,13に入った遊技球を検出する球検出センサである。なお球検出センサ17が遊技球の通過を検出するとモータ6を作動させ受皿2を一定方向に5秒間正転させた後、2秒間逆転させ、その後さらに5秒間正転させ、2秒間逆転させ、球検出センサ21または球検出センサ22,23が遊技球を検出するまでこの正転と逆転を交互に繰り返す。
【0011】
また、遊技盤1の前面にはこの入賞装置Aのほか、普通図柄表示装置25,風車26,普通電動役物30,右肩入賞口31,左袖入賞口32,右袖入賞口33,左下部入賞口34,普通図柄表示装置35,右下部入賞口36,スタート口37および電動大入賞口38,39が設けられている。そして、遊技球がスタート口37に入ると普通図柄表示装置25の表示図柄が変動し数秒後に予め決められた特定の図柄で停止した場合に普通電動役物15が3秒ないし遊技球が1個入るまで開く。そしてその遊技球は案内樋16,球誘導樋14を通り回転動している受皿2上に落下する。
【0012】
受皿2上に落下した遊技球aは自重のためその凹面に沿って揺動すると同時に該受皿2が水平面内で回転動することによる遠心力を受けて不特定な面白い動きをし、遊技者は遊技中にその様子を直接、或いはミラー18を通して見ることができる。そして遊技球aはしばらくそのような動きをした後で特定入賞口11または通常入賞口12,13に排出される。このため遊技者はどの入賞口に入賞するかを期待感を持って興味深く観察できる。
【0013】
なお、受皿2を例えば5秒置きに逆転させるなど定期的に逆転させることで、受皿2上で揺動している遊技球aは受皿2の外周方向により確実に動くようになるので、遊技球aは一定時間受皿2上に滞留した後に確実に周囲のいずれかの入賞口に排出される。なお、受皿2上にて2個以上の遊技球aが同時に乗った場合でもこれによって排出がさまたげられることなく確実に排出できる。
【0014】
また、受皿2は偏心位置に設けられた支持軸4により偏心状態で回転するので、該受皿2の回転自体が揺動を伴い遊技球aの動きを一層複雑な興味あるものにすることができる。
【0015】
そして、特定領域口20に遊技球aが入賞した場合、普通電動役物30が5.8秒間開作動し該普通電動役物30にさらに遊技球が入賞すると普通図柄表示装置35の表示図柄が変動し数秒後に特定の図柄で停止すると電動大入賞口38が1.4秒間開き、その間に該電動大入賞口38にまた遊技球が入賞すると約2.2秒休止後に電動大入賞口39が4.8秒間開き、該電動大入賞口39にさらに遊技球が入賞し易くなる。
【0016】
一方、受皿2上の遊技球aが通常入賞口12または13に入賞した場合は、上記のような特定入賞口11に入賞したような遊技者にとって非常に有利な作動はしない。そしてこの場合、遊技者がパチンコ機を叩くなどして外部から振動を加えても遊技球aを特定の入賞口に入賞し易くすることは殆ど困難となる。そして球センサ21または球検出センサ22,23が作動をすることにより受皿2の回転は停止する。
【0017】
なお、図5に示したように受皿2の上面に数個の小突起40を形成すれば、遊技球aは該小突起40との衝突によってさらにランダムな動きをするようになり、一層興味深いものとなる。
【0018】
【発明の効果】
このように本発明の弾球遊技機用入賞装置によれば、遊技球が受皿上に適宜時間滞留し非常に面白い動きをするので、パチンコ機等の弾球遊技を一層興味あるものにできると共に外部からの振動に影響を受けないなど種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾球遊技機用入賞装置の要部の斜視図。
【図2】本発明に係る弾球遊技機用入賞装置を遊技盤に取付けたときの縦断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明の弾球遊技機用入賞装置を取付けた遊技盤の正面図。
【図5】受皿の他の実施形態を示した斜視図。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 受皿
4 支持軸
6 モータ
11 特定入賞口
12,13 通常入賞口
40 小突起
a 遊技球

Claims (2)

  1. 凹面状の受皿をモータによって水平面内で回転動するように支持すると共に、該受皿上に球誘導樋を設け、該球誘導樋によって導かれた遊技球を該受皿の上面の中心位置に落下させ、該受皿が回転動することにより遊技球が該受皿の凹面に沿って揺動すると同時に遠心力を受けて不特定な動きをし、その後に該遊技球が該受皿の周囲に設けられた複数の入賞口のうちのいずれかから排出されるようにしたことを特徴とした弾球遊技機用入賞装置。
  2. 受皿の上方にミラーを傾斜状に設け、該受皿中の遊技球の様子を前面から見られるようにした請求項1に記載の弾球遊技機用入賞装置。
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