JP2007307207A - パチンコ遊技機の役物装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パチンコ遊技機の前側から透明板に磁石を近づけ、該磁石に遊技球を吸着して前記特別入賞口へ故意に入賞させるという不正行為を防止するようにしたパチンコ遊技機の役物装置を提供する。
【解決手段】遊技盤42面より前側に配置される入賞領域9と該入賞領域9の後側に配置されるステージ板8とを備え、前記入賞領域9には通常入賞口10及び特別入賞口11を遊技盤42面と平行となるように横並びに設け、入賞した遊技球Bを前記ステージ板8上面を転動させて入賞領域9へ導くことにより、前記遊技球Bが通常入賞口10又は特別入賞口11のいずれかに入賞するようにし、前記特別入賞口11に、その後側からのみしか遊技球Bが入賞し得ないように特別入賞口11を囲う囲い枠部材39を設けた構成からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁石による不正行為を防止するようにしたパチンコ遊技機の役物装置に関するものである。
従来、この種遊技盤面に装着される役物装置として、例えば本出願人は次のような構成からなるものを特許出願した。すなわち、該役物装置は、所謂「ヒコーキ」または「羽根物」などと称される第2種パチンコ遊技機に使用されるものであって、両側の可変入賞口にそれぞれ可動片を設け、内部には前記可変入賞口と連通する遊技室を形成している。この遊技室の底面に前方へ下傾するステージ板が敷設され、該ステージ板の下端に遊技盤面より前側に位置して入賞領域が設けられている。該入賞領域には、その中央に遊技者に特別有利となる特別入賞口が設けられ、その両横に通常入賞口が遊技盤と平行となるように横並びに設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、遊技盤面に装着された所定の始動口に遊技球が入賞すると、ソレノイドが作動して前記可動片が1回乃至2回開き、遊技盤面を流下する遊技球を捕捉する。捕捉された遊技球は可変入賞口からその下部の遊技室に入りそのステージ板の上面を転動して前方へ導かれ、通常入賞口または特別入賞口に入賞することになる。そこで、遊技球が通常入賞口に入賞したときは、所定数の賞球が払い出されるのみであるが、遊技球が特別入賞口に入賞すると遊技者に特別有利となる状態、すなわち大当り状態が発生する。
この大当り状態では、前記両可動片が開閉動作を繰り返し、可変入賞口に遊技球が10個入賞するか若しくは該可動片が18回開閉すると第1ラウンドが終る。この第1ラウンドの間に前記可変入賞口から入賞した遊技球の少なくとも1個が特別入賞口に入賞した場合は、第2ラウンドが開始されて第1ラウンドと同様に可動片の開閉動作が繰り返される。その間、少なくとも1個の入賞球が特別入賞口に入賞したことを条件に、以下同様のラウンドが最高15ラウンドまで繰り返され、一度に多くの賞球が獲得できるようになっている。
特許第3725056号公報(第3−5頁、図2乃至図4)
このように、役物装置の特別入賞口に遊技球が入賞するか否かは、遊技者が一度に多くの賞球を獲得できるか否かに掛かっており、多大な利益につながる可能性が高いことから遊技者の最大の関心事になっている。
ところで、前記特許文献1に係る役物装置にあっては、特別入賞口と通常入賞口とで構成される入賞領域が、役物装置の前端部、すなわち、役物装置を遊技盤面に装着したとき、前記特別入賞口と通常入賞口とが遊技盤面より前側に配置されている。換言すれば、特別入賞口も通常入賞口も、遊技盤の前側を覆う二枚の透明板に近接して位置することになる。このため、例えば、遊技者がパチンコ遊技機の前側から前記透明板の前面に強力な磁石を近づけ、前記役物装置に入賞すると共にステージ板上面を転動して本来通常入賞口に入賞する遊技球を、前記磁石に吸着してそのまま特別入賞口へ故意に入賞させてしまうという不正行為が行なわれるおそれがある。これは、特別入賞口や通常入賞口が透明板の裏面に近接して配置され、しかも、それぞれの開口が上方を向いていることに起因している。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、パチンコ遊技機の前側から透明板に磁石を近づけ、該磁石に遊技球を吸着して前記特別入賞口へ故意に入賞させるという不正行為を防止するようにしたパチンコ遊技機の役物装置を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明のパチンコ遊技機の役物装置は、遊技盤面より前側に配置される入賞領域と該入賞領域の後側に配置され前方へ下傾するステージ板とを備え、前記入賞領域には上面が開口する通常入賞口及び同じく上面が開口しかつ遊技者に特別有利となる特別入賞口を前記遊技盤面と平行となるように横並びに設け、入賞した遊技球を前記ステージ板上面を転動させて前記入賞領域へ導くことにより、前記遊技球が前記通常入賞口又は特別入賞口のいずれかに入賞するようにしたパチンコ遊技機の役物装置であって、前記特別入賞口に、その後側からのみしか前記遊技球が入賞し得ないように前記特別入賞口を囲う囲い枠部材を設けた構成からなる。この際、前記囲い枠部材は、例えば前記特別入賞口の側方と上方を覆いかつ後面が開放されるように形成することが好ましい。
また、本発明のパチンコ遊技機の役物装置は、遊技盤面より前側に配置される入賞領域と該入賞領域の後側に配置され前方へ下傾するステージ板とを備え、前記入賞領域には上面が開口する通常入賞口及び同じく上面が開口しかつ遊技者に特別有利となる特別入賞口を前記遊技盤面と平行となるように横並びに設け、入賞した遊技球を前記ステージ板上面を転動させて前記入賞領域へ導くことにより、前記遊技球が前記通常入賞口又は特別入賞口のいずれかに入賞するようにしたパチンコ遊技機の役物装置であって、前記通常入賞口に、その後側からのみしか前記遊技球が入賞し得ないように前記通常入賞口を囲う囲い枠部材を設けた構成からなる。この際、前記囲い枠部材は、前記通常入賞口の側方と上方を覆いかつ後面が開放されるように形成することが好ましい。
前記特別入賞口又は通常入賞口を覆う囲い枠部材は、それぞれ透明な素材により形成することが好ましい。
本発明に係るパチンコ遊技機の役物装置は、遊技球をステージ板上面を転動させて入賞領域へ導くことにより、前記遊技球が通常入賞口又は特別入賞口のいずれかに入賞するようにしたパチンコ遊技機の役物装置であって、前記特別入賞口または通常入賞口に、それら後側からのみしか前記遊技球が入賞し得ないように該特別入賞口または通常入賞口を囲う囲い枠部材を設けるようにした。よって、たとえ遊技者が透明板の前側に磁石を近づけ遊技球を故意に特別入賞口に入賞させようとしても、その遊技球は囲い枠部材に阻まれ入賞させることができなくなる。これにより、故意に特別入賞口に遊技球を入賞させるという不正行為が防止できるという効果がある。
前記囲い枠部材は、例えば、前記特別入賞口または通常入賞口の側方と上方を覆いかつ後面が開放されるように形成したものが適用でき、これによって不正行為が防止される。また、囲い枠部材を透明な素材により形成すれば、遊技者にとって特定入賞口または通常入賞口に遊技球が入賞する動作が視認し得て安心でき、しかも、デザイン的に興趣が殺がれるといったことがないという効果がある。
以下に、本発明に係るパチンコ遊技機の役物装置の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係る役物装置の斜視図、図2は同正面図、図3は図2のX−X線断面図、図4は図2のY−Y線断面図である。本発明にあっては、役物装置として可変入賞装置について説明する。
可変入賞装置Aは、後記する遊技盤42面に取り付けられる取付基板1を有し、該取付基板1に開口2が開設されると共に該開口2を囲うようにしてその前面に半透明なプラスチック板からなる枠体3が突設される。前記取付基板1の後側に箱状体4が固着され、該箱状体4内に前記開口2と連通する遊技室5が形成される。該遊技室5の後側正面壁6に人形7が突出状に設けられ、底部には前方へ下傾するステージ板8が敷設されている。また、該ステージ板8の前端に入賞領域9が成形される。該入賞領域9は、前記枠体3内に配置され、遊技盤42より前側に位置することになる。そして、該入賞領域9に上面が開口する通常入賞口10及び同じく上面が開口し、かつ遊技者に特別有利となる特別入賞口11が遊技盤面と平行となるようにして、中央に特別入賞口11がまたその両側に通常入賞口10,10が横並びに設けられる。特別入賞口11内には入賞した遊技球を電気的に検出する継続スイッチ12が設けられる。
前記枠体3の上辺部両サイドにカウントスイッチ13を備えた可変入賞口14,14が設けられ、該各可変入賞口14の外側にソレノイド15の駆動により起立または外側に傾動することで該各可変入賞口14を開閉させる可動片16が軸着されている。該各可動片16は軸受部17に回転自在に支持した回動軸18の先端に設けられ、該回動軸18の後端部にクランク19及び作動部材20を介してソレノイド15が連結される。そして、該ソレノイド15が駆動すると各可動片16が図2に仮想線・実線で示したように起立または傾動し、その傾動時に遊技盤42面を流下する遊技球が捕捉されて可変入賞口14に入り、該遊技球は遊技室5に流落し得る。なお、21は取付基板1の上部に可変入賞口14から所定の間隔を離して形成した突出部で、該突出部21の前面にはドットマトリックス表示器22が設けられる。
上記遊技室5には、前記可変入賞口14の下方であって中間高さ位置に後方へ向けて緩やかに下傾するように傾斜棚23が設けられ、可変入賞口14に入った遊技球は該傾斜棚23上に一旦落下する。該傾斜棚23の後縁は、遊技球が落下し得る間隔24を離して前記人形7と相対している。
25は前記人形7の腹部に前方に進出可能に設けられたポケット形の進退動型電動部材、26は該進退動型電動部材25を進退動させるために設けられたソレノイドである。該人形7の後側に相当する後側正面壁6の裏側には遊技球が通過し得る通路27が形成され、該通路27は該人形7の股下部に開設された放出口28に連通する。30はソレノイド29の駆動により枢支部31を支点として傾動するように支持された停留レバーである。そして、その傾動により該停留レバー30の先端30aが前記放出口28と相対するようにステージ板8より出没し、放出口28から放出された遊技球が該停留レバー30により一時停留されるように構成している。
また、32,32は前記人形7の両側で傾斜棚23の両サイド奥部に設けられ突面が前側を向く半球殻状の回転型電動部材である。33は該各回転型電動部材32を先端に支持している回転軸である。該各回転軸33は歯車34を介して可変速モータ35に連繋され、該可変速モータ35を駆動することにより該回転型電動部材32は図2矢印の方向に回転する。該各回転型電動部材32には等間隔に複数の透孔36が形成され、前記傾斜棚23の上面に落下した遊技球は前記間隔24から落下するほか該透孔36からその内側に落下し得る。37,37は後側正面壁6の前記放出口29の両側に開設され通路27と連通するサブ放出口である。38,38は前記いずれかの透孔36から落下した遊技球を該各サブ放出口37に導くために該各回転型電動部材32内から該各サブ放出口37に至る傾斜状に形成した曲り通路である。
よって、前記可変入賞口14に入りカウントスイッチ13を通過し傾斜棚23の上面に落下した遊技球は、該傾斜棚23の上面を後方に転がって前記間隔24から人形7の前に落下したり、或は、該傾斜棚23の上面にて両サイドにずれると回転中の各回転型電動部材32に接触して弾かれたり、或は、いずれかの透孔36内に転落する。そのとき、回転型電動部材32の回転速度が遅いと透孔36内に転落し易くなる。そして、透孔36内に転落した遊技球はサブ放出口37からステージ板8の上面に放出されることから、直下方に転がって通常入賞口10に入賞し易く、特別入賞口11に入賞することは殆どない。また、間隔24からステージ板8の上面に落下した遊技球は特別入賞口11に入賞することもあるが、通常入賞口10に入賞する確率も高い。
また、遊技球が間隔24から落下するときソレノイド26の作動で進退動型電動部材25が図3に破断線で示したように進出していると、該遊技球が該進退動型電動部材25によって受けられる。そして、該進退動型電動部材25が後退したときに、該遊技球は通路27を通って放出口28より放出され、破断線で示したように停留レバー30の先端30aが突出していることで該遊技球は一時停留される。その後、該遊技球は停留レバー30の下動動作と共にステージ板8の上面を真直ぐ前方に転がることから、中央の特別入賞口11に容易に入賞し継続スイッチ12を作動させる。
更に、本発明にあっては、前記特別入賞口11に、その後側からのみしか遊技球が入賞し得ないように特別入賞口11を囲う囲い枠部材39が設けられている。該囲い枠部材39は、透明な合成樹脂材からなり、特別入賞口11の両側方とその間の上方を覆いかつ後面と前面が開放され、上面が正面から見て円弧状をなすアーチ状に形成されている。なお、該囲い枠部材39は、その形状に限定されるものではなく、例えば図示は省略するが線材から枠状に形成しても良い。
本発明に係る可変入賞装置Aは上記構成からなり、次に該可変入賞装置Aが適用されるパチンコ遊技機Pについて説明する。パチンコ遊技機Pは、図5に示すように外枠40の前面に前面枠41が開閉自在に装着され、その後側に遊技盤42が配設される。前面枠41には、その上部に遊技盤42の前面を覆う透明板保持枠43が開閉自在に装着されると共にその下方に前板44が同じく開閉自在に装着される。遊技盤42は透明盤保持枠43の窓口54を介して前面から視認できるようになっており、該窓口45は、二枚のガラス板または合成樹脂板からなる透明板46により覆われる。前板44の前面には、打球発射部(図示せず。)へ供給される遊技球を貯留するための上受球皿47が装着される。また、前面枠41の下部前面に前記上球受皿47から溢れる遊技球を貯留する下球受皿48が装着され、その一側に打球の打球力を調整するための打球調整ハンドル49が装着される。
前記遊技盤42には、前面の中央部に可変入賞装置Aが装着され、その下方に三個の始動口50a,50b,50cが横に並設される。また、それぞれの始動口50a,50b,50cには入賞した遊技球を検出する球検出スイッチ51a,51b,51cが設けられている。両側の始動口50a,50cに入賞球が入賞すると、各球検出スイッチ51a,51cにより検出されて前記両可動片16,16を1回傾動させる。また、中央の始動口50bに遊技球が入賞すると、球検出スイッチ51bにより検出されて可動片16,16を2回傾動させて、遊技盤42の前面を流下する遊技球を捕捉して各可変入賞口14内に入賞可能としている。
52は遊技盤42の所定位置に配設される一般の入賞口、53は遊技盤42の前面を流下する遊技球の流れ方向をランダムに変える風車である。前記可変入賞装置Aの各動作及び始動口50a,50b,50cの球検出スイッチ51a,51b,51cにおける遊技球の検出は中央制御装置(図示せず。)により電気的に制御されるようになっている。
次に、可変入賞装置Aの作用を説明する。遊技盤42の前面に打ち込まれた遊技球が始動口50aまたは50bまたは50cに入賞したことが検知されると、両ソレノイド15,15を作動させ両可動片16,16を1回または2回傾動させて開く。また、ソレノイド26を作動させ進退動型電動部材25を進出させそのポケットを開かしめる。そして、可変入賞口14に入賞した遊技球Bは、カウントスイッチ13により検知されると共に傾斜棚23の上面に落下し、後方へ転動する。
前記傾斜棚23の上面を後方へ転動する遊技球Bは、図4に示すようにそのまま後端の間隔24からステージ板8の上面に落下したり、いずれかの回転型電動部材32に当接して該回転型電動部材32の周面に沿って同じく後方の間隔24から下方のステージ板8の上面に落下する。または、前記遊技球Bが、前記回転型電動部材32の透孔36内に入り曲り通路38を介してステージ板8の上面に放出される。これらステージ板8の上面を転動する遊技球Bは、前方へ向い入賞領域9の通常入賞口10または特別入賞口11に入賞することになる。ただ、この場合、特別入賞口11に入賞することがあるが、その可能性(確率)は低い。
一方、図3に示すように前記傾斜棚23の上面を後方へ転動し、間隔24から偶然にソレノイド26の作動で進退動型電動部材25が進出しているとき該進退動型電動部材25によって受けられた遊技球Bは、進退動型電動部材25が後退したときに通路27を通って放出口28より放出され、停留レバー30の先端30aで一時停留される。そして、該遊技球Bはその後にステージ板8の上面を真直ぐ前方に転がることから、中央の特別入賞口11に入賞し易くなる。遊技球Bが該特別入賞口11に入賞すると、継続スイッチ12が作動して大当たり処理がなされる。
この大当たり処理では、ラウンド回数が前記突出部21のドットマトリクス表示器22に表示されると共に第1ラウンドが開始される。この間、両可動片16が開閉を繰返し、各可変入賞口14に遊技球Bが10個入賞するか、或いは、該各可動片16が18回開閉すると第1ラウンドが終る。その第1ラウンドの間に該可変入賞装置Aに入賞した遊技球Bの内、少なくとも1個が特別入賞口11に入賞していた場合は、第2ラウンドが開始されて第1ラウンドと同様に該各可動片16の開閉がさらに繰り返される。以下、同様の動作が上記のようにセットされた最大ラウンド数に至るまで繰り返され、大当たり動作が終了する。
そこで、遊技者が透明板46の前面に磁石Sを近づけ、本来通常入賞口10に入賞するであろう遊技球B1を故意に特別入賞口11に入賞させようとする場合、すなわち、図6、図7に示すように該遊技球B1を透明板46の後面に接触させ該磁石Sに遊技球B1を吸着させる。そして、該磁石Sを透明板46に接触させたまま特別入賞口11側へずらし、特別入賞口11の上面で遊技球B1を落下させようと磁石Sを透明板46から離しても、該遊技球B1は囲い枠部材39に阻まれ特別入賞口11へ入賞させることができなくなる。因みに、該遊技球B1は通常入賞口10に入賞する。これにより、故意に特別入賞口11に遊技球1を入賞させるという不正行為が防止できる。
また、囲い枠部材39がアーチ状の透明な素材により形成されているので、遊技者にとって特定入賞口11に遊技球Bが入賞する動作が視認し得て安心でき、しかも、デザイン的に興趣が殺がれるといったことがない。
また、遊技中に、磁石Sによって遊技室5内に入賞した遊技球を入賞領域9の前で複数個停留させておくことにより、囲い枠部材39を乗り越えさせて特別入賞口11に入賞させる危険性もある。そこで、通常入賞口10および特別入賞口11を通過した遊技球を検知する確認スイッチ54を設けておき、遊技球が前記カウントスイッチ13を通過してから確認スイッチ54を通過するまでのタイムラグを設定しておけば、不正を働き遊技室5内に遊技球を停留させているかどうかを容易に確認可能となる。
本発明にあっては、囲い枠部材39を特別入賞口11に設けるようにしたが、逆に、図示は省略するがその両側の通常入賞口10に前記と同様にして設けるようにしても良い。更には、通常入賞口10及び特別入賞口11に跨るような囲い枠部材を成形し、該囲い枠部材により通常入賞口10及び特別入賞口11を同時に囲うようにしても良い。いずれの場合も本願発明と同等の効果が得られる。
本発明に係る可変入賞装置の斜視図。 同正面図。 図2のX−X線断面図。 図2のY−Y線断面図。 本発明に係る可変入賞装置が適用されるパチンコ遊技機の正面図。 不正行為の作用を説明する可変入賞装置の一部の平面図。 同正面図。
符号の説明
8 ステージ板
9 入賞領域
10 通常入賞口
11 特別入賞口
39 囲い枠部材
42 遊技盤
A 可変入賞装置
B 遊技球

Claims (5)

  1. 遊技盤面より前側に配置される入賞領域と該入賞領域の後側に配置され前方へ下傾するステージ板とを備え、前記入賞領域には上面が開口する通常入賞口及び同じく上面が開口しかつ遊技者に特別有利となる特別入賞口を前記遊技盤面と平行となるように横並びに設け、入賞した遊技球を前記ステージ板上面を転動させて前記入賞領域へ導くことにより、前記遊技球が前記通常入賞口又は特別入賞口のいずれかに入賞するようにしたパチンコ遊技機の役物装置であって、
    前記特別入賞口に、その後側からのみしか前記遊技球が入賞し得ないように前記特別入賞口を囲う囲い枠部材を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機の役物装置。
  2. 前記囲い枠部材は、前記特別入賞口の側方と上方を覆いかつ後面が開放されるように形成された請求項1記載のパチンコ遊技機の役物装置。
  3. 遊技盤面より前側に配置される入賞領域と該入賞領域の後側に配置され前方へ下傾するステージ板とを備え、前記入賞領域には上面が開口する通常入賞口及び同じく上面が開口しかつ遊技者に特別有利となる特別入賞口を前記遊技盤面と平行となるように横並びに設け、入賞した遊技球を前記ステージ板上面を転動させて前記入賞領域へ導くことにより、前記遊技球が前記通常入賞口又は特別入賞口のいずれかに入賞するようにしたパチンコ遊技機の役物装置であって、
    前記通常入賞口に、その後側からのみしか前記遊技球が入賞し得ないように前記通常入賞口を囲う囲い枠部材を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機の役物装置。
  4. 前記囲い枠部材は、前記通常入賞口の側方と上方を覆いかつ後面が開放されるように形成された請求項3記載のパチンコ遊技機の役物装置。
  5. 前記囲い枠部材は、透明な素材により形成されている請求項1乃至4の内いずれか一つに記載のパチンコ遊技機の役物装置。
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