JP2012034850A - 遊技機の入球装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機1の始動入賞装置100において、開閉部材193を有する開閉機構190は、前記開閉部材193の閉塞方向への移動により開放状態から閉塞状態へと切り替える際に、遊技球を入球させる入賞口111内で前記開閉部材193の開放方向への移動を許容する開放移動許容手段を備えるものである。
【選択図】図14
Description
この技術によれば、所定の条件に応じて駆動源により開閉機構を後方へ移動させ、連動機構を介して進退部材を入球口内から外側へ進出させて、入球口の外側へ進出した球受け部により遊技球を受け、球受け部に受けた遊技球を入球装置に入球させることができる。そして、駆動源により開閉機構を前方へ移動させ、連動機構を介して進退部材を入球口内へ退避させることにより、球受け部が入球口内に没入して遊技球を受けることができないようにすることができる。また、進退部材が入球口内に退避している状態では、連動機構を介して開閉機構が前後方向の移動範囲のうち最前部、つまり入球口内であって且つ入球口近傍位置に配置されるので、入球口が閉塞されることとなり、進退部材によらない方法(例えば、不正の方法)での遊技球の入球やその他の不本意な遊技球の入球を防止することができる。
なお、以下の説明において、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、遊技機1の前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、遊技機1の左右方向を規定する。
外ガイドレール63aおよび内ガイドレール63bは、正面視で略円弧状に形成される金属製の帯状の部材である。外ガイドレール63aは、基体51の左側および上側の外周を周回するように配置される。内ガイドレール63bは、外ガイドレール63aよりも基体51の内側であって、基体51の左側および下側の外周を周回するように配置される。外ガイドレール63aおよび内ガイドレール63bは、短手方向を前後方向として基体51の前面側から前方へ突出される。
なお、基体51の略中央の外ガイドレール63aと内ガイドレール63bとにより略円形状に区画形成された領域が、遊技球が転動する領域である遊技領域58とされる。また、基体51の左側部の外ガイドレール63aと内ガイドレール63bとの間に略円弧形状に区画形成された領域が、前記遊技球発射装置により発射された遊技球が通過する領域である発射通路59とされる。そして、発射ハンドル42の回動操作に応じて、遊技球が発射通路59を通過して遊技領域58へ放出されることとなる。
なお、説明の便宜上、以下の説明においては、主として閉塞状態における始動入賞装置100を示す図面を用いて説明するものとする。
なお、始動入賞装置100は、本発明に係る「入球装置」の一実施形態である。
始動入賞装置100は、図3、図4および図7に示すように、入賞装置取付板110と、遊技球案内部120と、本体支持部130と、本体部140と、ソレノイド収納部材150と、ソレノイド160と、進退部材170と、連結部材180と、開閉機構190とを備える。
なお、入賞口111は、本発明に係る「入球口」の一実施形態である。
遊技球案内部120は、左右ガイド板121L・121Rと、前飾り板122とを備える。
例えば、図6(a)に示すように、左ガイド板121Lの上面の傾斜角度を、右ガイド板121Rの上面の傾斜角度よりも大きくすることができる。かかる場合、図6(b)に示すように、左ガイド板121Lを転動する遊技球L1と右ガイド板121Rを転動する遊技球R1との転動速度が異なることとなり(左ガイド板121Lを転動する遊技球L1の転動速度が速くなり)、これらの遊技球L1・R1は衝突したとしても、これらの遊技球L1・R1の転動を相互に規制し難くなり、図6(c)に示すように、遊技球L1・R1は左右ガイド板121L・121Rから落下することとなる。よって、左ガイド板121Lを転動する遊技球L1と右ガイド板121Rを転動する遊技球R1とが、左右ガイド板121L・121R上に残ったままとなる、いわゆる「球留り」となり難くなる、という効果がある。
なお、ソレノイド160は、本発明に係る「駆動手段」の一実施形態である。
このように、進退部材170は、入賞口111に対して前後方向に進退移動して遊技領域58内に球受け部172を出没可能とすることにより、球受け部172が遊技球を受けるか否かを切り替えることができる。
なお、進退部材170は、本発明に係る「進退部材」の一実施形態である。また、球受け部172は、本発明に係る「遊技球の受ける面」の一実施形態である。
さらに詳細には、連結部材180においては、長尺部材にて形成された連結部材回動軸181が長手方向を左右方向として本体部140内の左右内側面に横架される。連結部材回動軸181の左右側端面には、それぞれ外側方へ向けて左右の回動軸部182・182が突設される。左右の回動軸部182・182は、略円柱状に形成されて、軸心方向を左右方向として配置される。左右の回動軸部182・182は、本体部140の左右側面に開口された左右の受け孔183・183に、相対回動自在に支持される(図4参照)。これにより、連結部材180は、側面視で左右の回動軸部182・182を中心として、左右回りに回動自在とされる。
また、連結部材回動軸181の左右中途部には、略板状に形成された係止部185が、先端部を概ね上方へ向けて突設される。すなわち、係止部185は、左右のアーム部184・184と側面視で左右の回動軸部182・182を中心とした略正反対方向に配置される。係止部185は、後述する開閉機構190の駆動伝達部材191に、相対回動自在に連結される。
なお、連結部材180は、本発明に係る「連結機構」の一実施形態である。
なお、開閉機構190は、本発明に係る「開閉機構」の一実施形態である。
開閉機構190は、駆動伝達部材191と、連動部192と、開閉部材193とを備える。
駆動伝達部材191の後端部は、プランジャ161の前端部に嵌合される。駆動伝達部材191は、プランジャ161の前後方向へ向けての移動とともに、前後方向へ向けて摺動移動することとなる。
さらに詳細には、開閉部材193においては、略細長い板状に形成された左右の長板部195・195が長手方向を概ね前後方向として本体部140内の概ね前上部の左右に配置される。左右の長板部195・195の先端部には、略細長い板状に形成された横長板部196が左右方向に横架される。横長板部196の前端部の左右方向中途部には、爪部198が斜め下方へ傾斜して形成される。
また、左右の長板部195・195の基端部には、それぞれ外側方へ向けて左右の回動軸部197・197が突設される。左右の回動軸部197・197は、略円柱状に形成されて、軸心方向を左右方向として配置される。左右の回動軸部197・197は、本体部140の左右側面に開口された左右の受け孔199・199に、相対回動自在に支持される(図4参照)。これにより、開閉部材193は、側面視で左右の回動軸部197・197を中心として、左右回りに回動自在とされる。
なお、開閉部材193を上述の通り回動自在に軸支する構成は、本発明に係る「開放移動許容手段」の一実施形態である。
また、連結部材180が駆動伝達部材191により回動されて、係止部185を後側とし左右のU字部186・186を前側とした、側面視で右斜め方向に傾斜した状態で配置される場合、連動部192・192が先端部を斜め上方に傾斜した状態に配置される。そして、開閉部材193が連動部192・192の傾斜方向に応じて、先端部(爪部198)を斜め上方に傾斜した状態に配置される。つまり、連結部材180が後側に傾斜して、連動部192・192が先端部を斜め上方に傾斜した状態に配置されることにより、開閉部材193は連動部192・192により上方回動されて、先端部(爪部198)が斜め上方に傾斜した姿勢となる。
この場合、図12(b)に示すように、進退部材170の球受け部172により受けられた遊技球は、球受け部172によって後方へ案内されて、入賞口111を通過して本体支持部130内および本体部140内へ案内される。そして、進退部材170の中央開口部171を介して進退部材170から落下して、本体支持部130内および本体部140内の下面へと案内される。そして、本体部140の下面に形成された開口部141を介して、本体部140外、つまり始動入賞装置100外へと排出されることとなる。
進退部材170は前進位置から若干後方へ移動した位置においては、球受け部172の全てを入賞口111内に退避しておらず、遊技領域58側に球受け部172の一部が残った状態となっている。したがって、遊技球案内部120から落下してくる遊技球は、その遊技領域58側に残った一部の球受け部172によって受けることができる。しかしながら、開閉部材193は、進退部材170の後方への移動とともに、すでに下方(側面視で左回り)に回動を開始しているため、さらに進退部材170の後方への移動が進行した場合には、図13(a)および図14(a)に示すように、球受け部172が受けた遊技球(の後端部)に開閉部材193の先端部(爪部198)が当接することとなる。また、球受け部172が受けた遊技球は、球受け部172とともに後方へ移動しようとする。
したがって、かかる場合には、開閉部材193は、遊技球による押圧力によって、上方(側面視で右回り)に回動するように作用する外力に応じて上方(側面視で右回り)へ回動することとなる。つまり、図14(b)に示すように、球受け部172の遊技球は、該球受け部172に対して相対的に後方へ移動することができ、該球受け部172の中央開口部171を通じて落下することができる。つまり、球受け部172に受けられた遊技球は、球受け部172が後方へ退避するにつれて後方へ移動して、開閉部材193を上方回動させることとなるため、入賞口111内に侵入して中央開口部171から落下することが可能となる。
Claims (2)
- 遊技盤の遊技領域を転動する遊技球を入球させる入球口と、
遊技球を受ける球受け部を有し、前記入球口に対して進退移動することにより前記遊技領域内に前記球受け部を出没可能とする進退部材と、
前記入球口を遊技球が入球可能な開放状態と入球不能な閉塞状態のいずれかの状態に切り替えるように閉塞方向および開放方向に移動する開閉部材を有する開閉機構と、
前記開閉機構を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段により前記開閉機構が駆動され、前記入球口が開放されて前記開放状態となった場合に前記進退部材が前進位置となり、前記入球口が閉塞されて前記閉塞状態となった場合に前記進退部材が後進位置となるように、前記開閉機構と前記進退部材とを連動する連動機構と、
を備える遊技機の入球装置であって、
前記開閉機構は、
前記開閉部材を前記閉塞方向へ移動することにより前記開放状態から前記閉塞状態へと切り替える際に、前記開閉部材が前記開放方向へ移動することを許容する開放移動許容手段を備える遊技機の入球装置。 - 前記開放移動許容手段は、
前記開閉部材を前記開閉部材の基部で回動自在に軸支するものであって、前記進退部材が前記前進位置の場合に前記開閉部材の先端部が前記進退部材から離隔移動して前記開放状態とし、前記進退部材が前記後進位置の場合に前記開閉部材の先端部が前記進退部材に近接移動して前記閉塞状態とし、前記開放状態から前記閉塞状態へと切り替える際に、前記開閉部材の自重により前記閉塞方向へ回動するとともに、外力に応じて前記開放方向へ回動自在となるように前記開閉部材を軸支するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の入球装置。
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