JP3258650B2 - メダル排出装置 - Google Patents

メダル排出装置

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JP3258650B2 JP2000040163A JP2000040163A JP3258650B2 JP 3258650 B2 JP3258650 B2 JP 3258650B2 JP 2000040163 A JP2000040163 A JP 2000040163A JP 2000040163 A JP2000040163 A JP 2000040163A JP 3258650 B2 JP3258650 B2 JP 3258650B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメダルゲーム機に使
用されるメダル排出装置に関する。
【0002】
【従来技術】フィールド上に往復運動するテーブルを設
け、遊戯者がフィールド内にメダルを投入するととも
に、テーブルの往復運動を利用してフィールド内に載置
されたメダルをフィールドの端から落下させ、そのメダ
ルを遊戯者に払い出すいわゆるプッシャーゲームと呼ば
れるメダルゲーム機がよく知られている。また、フィー
ルド上の特定の箇所をメダルが通過するとルーレットゲ
ームを行い、その結果に応じて多量のメダルをフィール
ド上に投入するメダルゲーム機が知られている(特開平
7−116335)。このメダルゲーム機においては、
環状線路を周回する模型の汽車に順次メダルが補給さ
れ、大当たりが発生した場合、模型の汽車が当たりを出
した遊戯者の前で停まり、その遊戯者のフィールドに貯
蔵したメダルを一気に投入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メダルゲーム機では、払い出しの対象となるメダルはほ
ぼ静止した状態にあるか(例:フィールド上のメダ
ル)、あるいは台車に積載されて決まった軌道上を回る
のみであって、多量のメダルを動的に展示して遊戯者に
常時視認させ、メダル獲得意欲をそそらせるような視覚
効果は乏しいものであった。また、メダルの排出の方法
も比較的単調なものであるため、十分に遊戯者の興味を
引くものではなかった。よって、本発明の目的は、遊戯
者に従来とは異なった方法でメダルの排出を行うことに
より、遊戯者のメダル獲得意欲を十分にそそることが可
能なメダル排出装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)上記課題を解決す
る本発明のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メ
ダル貯留皿の周囲を囲い、少なくとも一つの開口を持つ
側壁部を有するメダル飛び出し防止部材と、前記メダル
貯留皿を回転駆動する駆動部とを具え、前記駆動部によ
り前記メダル貯留皿を回転させることにより、前記メダ
ル飛び出し防止部材の前記開口からメダルを排出するメ
ダル排出装置であって、前記メダル飛び出し防止部材は
前記メダル貯留皿に対して回転可能に構成されている、
ことを特徴とする。メダル貯留皿とは、その上にメダル
を載せることができ、かつ回転可能な形状を持つ部材を
意味する。したがって、例えばテーブル形状、皿形状、
逆円錐形状、半球形状等を含む概念である。側壁部と
は、連続した壁を形成する一体型部材を含むほか、メダ
ル貯留皿からのメダルの飛び出しを防止できる限り、不
連続な複数部材の集合(例:突起状の部材をメダル貯留
皿の周囲に植えたもの)で構成されていてもよい。ま
た、開口は、メダルが通過可能な形状であれば、どのよ
うな形状であってもよい。また、メダル飛び出し防止部
材をメダル貯留皿に対して回転可能に構成することによ
り、メダルの排出方向を自由に設定することが可能にな
る。
【0005】(2)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メダル貯
留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも一つの開口を
持つ側壁部および前記メダル貯留皿の外縁部近傍におい
て前記メダル貯留皿の上方を覆う天板部を有するメダル
飛び出し防止部材と、前記メダル貯留皿を回転駆動する
駆動部とを具え、前記駆動部により前記メダル貯留皿を
回転させることにより、前記開口からメダルを排出する
メダル排出装置であって、前記メダル飛び出し防止部材
は前記メダル貯留皿に対して回転可能に構成されてい
る、ことを特徴とする。天板部は、メダル貯留皿の外縁
部において、鉛直上方へのメダルの飛び出しを防止する
機能を有することから、メダル貯留皿の周囲からその半
径方向に適当な長さ延びてその外縁部を覆っていればよ
い。
【0006】(3)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メダル貯
留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも一つのメダル
排出口を持つ環状壁部材と、前記環状壁部材に取りつけ
られ、前記メダル貯留皿の中心方向に所定長さ突出して
前記メダル貯留皿の上方を覆う輪状天井部材と、前記メ
ダル貯留皿を回転駆動する駆動部とを具え、前記駆動部
により前記メダル貯留皿を回転させることにより、前記
メダル排出口からメダルを排出するメダル排出装置であ
って、前記環状壁部材は前記メダル貯留皿に対して回転
可能に構成されている、ことを特徴とする。
【0007】(4)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メダル貯
留皿の周囲を囲い、少なくとも一つの開口を持つ側壁部
を有するメダル飛び出し防止部材と、前記メダル貯留皿
を回転駆動する第1駆動装置と、前記メダル飛び出し防
止部材を回転駆動する第2駆動装置とを具え、前記第1
駆動装置により前記メダル貯留皿を回転させ、前記第2
駆動装置により前記メダル飛び出し防止部材を回転させ
ることにより、前記開口から任意の方向にメダルを排出
する、ことを特徴とする。
【0008】(5)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メダル貯
留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも一つの開口を
持つ側壁部および当該メダル貯留皿の外縁部近傍におい
て前記メダル貯留皿の上方を覆う天板部を有するメダル
飛び出し防止部材と、前記メダル貯留皿を回転駆動する
第1駆動装置と、前記メダル飛び出し防止部材を回転駆
動する第2駆動装置とを具え、前記第1駆動装置により
前記メダル貯留皿を回転させ、前記第2駆動装置により
前記メダル飛び出し防止部材を回転させることにより、
前記開口から任意の方向にメダルを排出する、ことを特
徴とする。
【0009】(6)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メダル貯
留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも一つのメダル
排出口を持つ環状壁部材と、前記環状壁部材に取りつけ
られ、前記メダル貯留皿の中心方向に所定長さ突出して
前記メダル貯留皿の上方を覆う輪状天井部材と、前記メ
ダル貯留皿を回転駆動する第1駆動装置と、前記環状壁
部材を回転駆動する第2駆動装置とを具え、前記第1駆
動装置により前記メダル貯留皿を回転させ、前記第2駆
動装置により前記環状壁部材を回転させることにより、
前記メダル排出口から任意の方向にメダルを排出する、
ことを特徴とする。
【0010】(7)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メダル貯
留皿の周囲を囲い、少なくとも一つの開口を持つ側壁部
を有するメダル飛び出し防止部材と、前記メダル貯留皿
を回転駆動する第1駆動装置と、前記メダル飛び出し防
止部材を回転駆動する第2駆動装置と、前記メダル飛び
出し防止部材の回転角度を検出する角度検出装置と、前
記第1駆動装置、前記第2駆動装置および前記角度検出
装置に接続され、それらの動作を制御する制御装置とを
具え、前記制御装置が、前記第2駆動装置により前記メ
ダル飛び出し防止部材を特定位置に回転させ、前記第1
駆動装置により前記メダル貯留皿を回転させることによ
り、前記開口から特定方向にメダルを排出する、ことを
特徴とする。メダル飛び出し防止部材を回転可能に構成
し、さらにメダル飛び出し防止部材の回転角度を検出す
る角度検出装置を設けたことにより、メダルの排出方向
を自由に設定することが可能になる。
【0011】(8)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メダル貯
留皿を所定高さで囲い、少なくとも一つの開口を持つ側
壁部および前記メダル貯留皿の外縁部近傍において前記
メダル貯留皿の上方を覆う天板部を有するメダル飛び出
し防止部材と、前記メダル貯留皿を回転駆動する第1駆
動装置と、前記メダル飛び出し防止部材を回転駆動する
第2駆動装置と、前記メダル飛び出し防止部材の回転角
度を検出する角度検出装置と、前記第1駆動装置、前記
第2駆動装置および前記角度検出装置に接続され、それ
らの動作を制御する制御装置とを含み、前記制御装置が
前記第2駆動装置により前記メダル飛び出し防止部材を
所望の角度位置に回転させ、前記第1駆動装置により前
記メダル貯留皿を回転させることにより前記開口から特
定方向にメダルを排出する、ことを特徴とする。メダル
飛び出し防止部材を回転可能に構成し、さらにメダル飛
び出し防止部材の回転角度を検出する角度検出装置を設
けたことにより、メダルの排出方向を自由に設定するこ
とが可能になる。
【0012】(9)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダル排出装置は、メダル貯留皿と、前記メダル貯
留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも一つのメダル
排出口を持つ環状壁部材と、前記環状壁部材に取りつけ
られ、前記メダル貯留皿の中心方向に所定長さ突出して
前記メダル貯留皿の上方を覆う輪状天井部材と、前記メ
ダル貯留皿を回転駆動する第1駆動装置と、前記環状壁
部材を回転駆動する第2駆動装置と、前記環状壁部材の
回転角度を検出する角度検出装置と、前記第1駆動装
置、前記第2駆動装置および前記角度検出装置に接続さ
れ、それらの動作を制御する制御装置とを含み、前記制
御装置が前記第2駆動装置により前記環状壁部材を所望
の角度位置に回転させ、前記第1駆動装置により前記メ
ダル貯留皿を回転させることにより前記メダル排出口か
ら特定方向にメダルを排出する、ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
メダル排出装置の一実施形態について説明する。本明細
書において、「メダル」の語は、コイン、チップ、硬
貨、その他の実質的に円形の小片を含む概念として用い
られる。
【0014】本発明のメダル排出装置1は、図6に示さ
れるメダルゲーム機との組み合わせにおいて好適に使用
されるものであるが、このメダルゲーム機に関する説明
は、後述する。
【0015】図1は、メダル排出装置1を斜視図で示し
たものである。図1には、メダル排出装置1を構成す
る、メダル貯留皿10、環状の壁部材11、輪状天井部
材12、主フレーム20、サブフレーム21、第1プー
リー22、駆動ベルト23、第1モータ24、第2モー
タ25が図示されている。メダル排出装置1は、さらに
図1には図示されない回転位置検出装置18、メダル貯
留皿駆動プーリー17、第2プーリー26等を含む。
【0016】主フレーム20は、メダル排出装置1の構
成部品全体を支持するためのフレームである。サブフレ
ーム21は、メダル排出装置1の構成部品の一部を支持
するためのフレームであって、主フレーム上に固定され
ている。
【0017】メダル貯留皿10は、おおよそ椀状に整形
された部材であり、その凹部にメダルを貯留することが
できる。メダル貯留皿10は、多数枚のメダルを入れた
状態においても過度に変形しない強度を持ち、メダルと
の接触によってもキズがつきにくい素材で作ることが望
ましく、そのような素材の代表はステンレスである。
【0018】メダル貯留皿10は、底部に設けられた回
転軸(図1に図示しない)が主フレーム20の軸受け2
7に挿入されて、主フレーム20上に回転可能に支えら
れている。
【0019】環状壁部材11はメダル貯留皿10の直径
よりも若干広い内径を持つ概略環状の部材であり、メダ
ル貯留皿10と同心円状に設置され、メダル貯留皿10
の縁より上方に突出してその周囲を覆う。環状壁部材1
1は、サブフレーム21上に設けられた図示しない環状
レールの上に載せられて回転可能に支えられている。環
状壁部材11は、その外周面に位置検出用突起14a〜
14d、駆動ベルト用溝部16を有し、その内周面に固
定部材15を有する。環状壁部材11はさらに、その外
周面と内周面を貫通するメダル排出口13を有する。環
状壁部材11は、十分な剛性を持ちメダルの接触による
キズのつきにくい素材で作ることが望ましく、そのよう
な素材の代表はステンレスである。
【0020】輪状天井部材12は、環状壁部材11の内
径にほぼ等しい外径を有する輪状の部材である。輪状天
井部材12は、図示されるように、固定部材15によっ
て環状壁部材11の内周面において、メダル排出口13
より上に取り付けられる。輪状天井部材12は、遊戯者
がメダル貯留皿10内部のメダルを視認しやすくするた
めに、強化アクリル、ガラス等の透明材料であることが
望ましい。
【0021】メダル排出口13の幅および高さはそれぞ
れメダルの直径および高さの数倍の大きさに設定され
る。メダル排出口13が大きければメダルを排出しやす
くなるが、大きくなれば大きくなるほど排出されるメダ
ルの飛び出し角度の制御が困難になる。
【0022】尚、環状壁部材11の内周面には、後述す
る外部部材(化粧リング)を取り付けるための固定部材
19も設けられる。
【0023】第1モータ24は、図示されるように主フ
レーム20に固定され、その駆動軸には第1プーリー2
2が固定される。第1モータ24には、図示しないモー
タ駆動回路が接続される。第1モータ24は、環状壁部
材11等を実用的な速度で回転させることができるだけ
のトルクを有するモータであればどのようなモータでも
よい。駆動ベルト23は所定の張力で第1プーリー22
と環状壁部材の駆動ベルト用溝部16とのあいだに架設
され、第1モータ24の回転力を環状壁部材11に伝達
する。
【0024】図2は、メダル排出装置1の側面図であ
る。図2には、メダル排出口13、メダル貯留皿10の
回転軸の軸受け27、メダル貯留皿駆動プーリー19、
第2プーリー26、駆動ベルト28が示されている。添
付の図面を通して、同一の部材には同一の符号を付す
る。
【0025】第2モータ25は、図示されるように主フ
レーム20に固定され、その駆動軸には第2プーリー2
6が固定される。第2モータ25は、メダル貯留皿を後
述する速度で回転させることができるだけのトルクを有
するモータであればどのようなモータでもよい。
【0026】メダル貯留皿駆動プーリー17は、メダル
貯留皿10の駆動軸に固定される。上述したように、メ
ダル貯留皿10の駆動軸は、主フレーム上の軸受け27
に挿入されている。駆動ベルト28が所定の張力で第2
プーリー26とメダル貯留皿駆動プーリー17との間に
架設され、第2モータ25の回転力をメダル貯留皿10
に伝達する。
【0027】図3は、メダル排出装置1の平面図であ
る。図3において、サブフレーム21上に、回転位置検
出装置18が図示される。回転位置検出装置18は、4
つの光センサを有し、それぞれの光センサは一対の発光
部と受光部を有する。回転位置検出用突起片組14a〜
dがこの発光部と受光部の間に入って光を遮ると、その
遮りのパターンにより、どの回転位置検出用突起片組が
検出されたのかが決定される。図3中、回転位置検出用
突起片組14dが回転位置検出装置18の4つの光セン
サにちょうど合わさっている状態が示されている。回転
位置検出用突起片組14a〜14dは、4つの突起片の
有無の組み合わせから構成されている。すべての突起片
組はかならず両端に突起片(以下、ガイド突起片と呼
ぶ。)を持ち、ガイド突起片の間の突起片(以下、情報
突起片)の本数および配列によって固有の位置情報を表
す。図3を上から見て、時計回りに、突起片があること
を1、突起片がないことを0で表すと、突起片組14a
は”1101”、14bは”1011”、14cは”1
001”、14dは”1111”と表せる。回転位置検
出装置18は、回転位置検出用突起片組14a〜14d
のガイド突起片が、その両端の光センサに合ったとき
に、内側の2つの光センサにおいて突起片の有無を検出
し、対応する信号を出力する。すなわち、突起片組14
aが回転位置検出装置18に合っているときには、”1
0”が、14bのときは”01”が、14cのときは”
00”が、14dのときは”11”がそれぞれ出力され
る。
【0028】図4は、メダル排出装置1を図3のA−A線
で切断した場合の断面図である。図面の簡略化のため、
メダル貯留皿10より下に位置する部材については、図
示を省略している。また、図4中、部材の断面は斜線を
施して示されている。
【0029】図4に示されるように、本実施形態におけ
るメダル貯留皿10は、平坦な底部10aと、勾配部1
0bと、比較的平坦な上縁部10cとから構成される。
上縁部10cの端部(すなわちメダル貯留皿10の外縁
部)から所定の間隔をおいて、環状壁部材11が取り付
けられる。上縁部10cの端部と環状壁部材11との間
隔は、メダル貯留皿10の回転振れによって接触を起こ
さないほどに広く、またメダルがその間に挟まらない程
度に狭いことが望ましい。
【0030】さらに、上縁部10cの上方に所定の間隔
をおいて輪状天井部材12が取り付けられる。上縁部1
0cと輪状天井部材12との間隔は、使用するメダルの
厚みよりも大きく設定され、通常メダルの厚みの数倍に
設定される。環状壁部材11のメダル排出口13が、こ
の上縁部10cおよび輪状天井部材12が形成する間隙
に整合するように、メダル貯留皿10と環状壁部材11
とが高さ合わせされる。
【0031】次に、メダル排出装置1によるメダルの排
出動作について説明する。メダルを、輪状天井部材12
の開口部を通してメダル貯留皿10に供給する。第2モ
ータ25を図示しない駆動回路によって駆動すると、第
2モータ25の回転力は、第2プーリー26、駆動ベル
ト28を介して、メダル駆動皿駆動プーリー17に伝え
られ、メダル貯留皿10を回転させる。
【0032】メダル貯留皿10が回転すると、内部のメ
ダルはメダル貯留皿10の内部で回転し、遠心力により
メダル貯留皿10の勾配部10bを外周方向に押し上げ
られる。この際、メダル貯留皿10のなかでメダルがか
き混ぜられるとともに、メダルとメダル貯留皿10との
間またはメダル同士でジャラジャラといった接触音が発
生する。このとき、ある回転数に到達するまでは、メダ
ルは勾配部10bを登りきらず、メダル貯留皿10内部
でかき混ぜられ続ける。
【0033】ある回転数以上になると、メダルはメダル
貯留皿10の上縁部10cに到達し、メダル貯留皿10
を飛び出るが、環状壁部材11または輪状天井部材12
にあたりメダル貯留皿10の内部に跳ね返される。一
方、メダル排出口13の近傍においてメダル貯留皿10
を飛び出したメダルは、環状壁部材11の内側を伝わっ
た後または直接メダル排出口13から外側に一定の角度
の広がりをもって飛び出す。メダル貯留皿10を一定時
間連続して回転させることにより、すべてのメダルをメ
ダル排出口13から排出することができる。
【0034】メダルをメダル排出口13から排出させる
ために必要な最小回転速度は、メダル貯留皿10の大き
さ(直径、深さ、側面部の勾配)、材質、メダルの重
さ、材質に応じて、適宜設定すればよい。例えば、メダ
ル貯留皿の材質がSUS430、外径が290mm、深
さが50mm、底部の直径が120mm、勾配部の曲率
が100mmの場合、最小回転速度はおおよそ毎分80
回転となる。以上の説明から、メダル貯留皿10を回転
させることで、メダル貯留皿10に供給されたメダルを
メダル排出口13から排出できることが理解される。メ
ダルのかき混ぜられる様子とその際のジャラジャラとい
う音が華やかな雰囲気をかもし出すとともに、メダルが
勢いよく払い出される様子が遊戯者に興趣を与える。
【0035】次に、メダル排出装置1によるメダルの排
出方向を変える動作について説明する。メダル排出方向
の変更は、第1モータ24により環状壁部材11を回転
させ、メダル排出口13の向きを変えることにより行わ
れる。
【0036】図5は、この制御を行うための構成をブロ
ック図で示したものである。位置検出装置18、第1モ
ータ24,第2モータ25および排出方向設定部31が
それぞれモータ制御部30に接続される。
【0037】排出方向設定部31によって、メダルの排
出方向が設定される。本実施形態においては、4つの方
向(a,b,c,d)が設定可能である。排出方向aが
選択されると、モータ制御部30は第1モータ24を駆
動し、第1プーリー22、駆動ベルト23を介して回転
力を環状壁部材11に伝達し、環状壁部材11を回転さ
せる。環状壁部材11が回転すると、その外周部に取り
付けられた位置検出用突起片組14a〜14dも一緒に
回転する。位置検出装置18は、環状壁部材11の回転
にともない、上述した方法で位置検出用突起片組14a
〜14dの検出を行い、その結果をモータ制御部30に
出力する。位置検出装置18が位置検出用突起片組14
aを検出すると、モータ制御部30は直ちに第1モータ
24を停止させ、環状壁部材11の回転が止まる。ここ
で、位置検出用突起片組14aが位置検出装置18に合
ったときに、メダル排出口13が所望の排出方向に向く
ように互いの位置関係が予め設定されている。よって、
排出方向設定部31によりメダルの排出方向を指定する
と、それに対応する方向にメダルを排出することができ
る。
【0038】残りの3つの方向(b,c,d)も、それ
ぞれ位置検出用突起14b〜14dに対応付けられてお
り、上記と同様に位置検出装置18において設定された
排出方向に対応する位置検出用突起片組を検出した位置
で環状壁部材11の回転を止めることによって、対応す
る方向にメダル排出口13を向けることができる。以上
の説明から、環状壁部材11の回転を制御して、メダル
排出口13の向きを所定の方向に変えられることが理解
される。
【0039】メダル排出口13の向き変えが終了した後
は、上記と同様にメダル貯留皿を回転させてメダルの排
出動作を行う。これにより、メダル排出装置1の周囲の
特定の方向に向けてメダルを払い出すことが可能であ
る。また、メダル貯留皿10の回転方向を変えることに
よっても、メダル排出口13から排出されるメダルの飛
び出し方向を変えることができる。すなわち、メダルは
メダル排出口13におけるメダル貯留皿10の外周部接
線方向を中心にその回転方向に飛び出すので、メダル排
出口13を固定したままでも、メダル貯留皿10の回転
方向を変えるとメダルの飛び出し方向をある程度制御す
ることができる。
【0040】次に、図6を参照して、本発明のメダル排
出装置1をメダルゲーム機に組み込んだ場合の使用形態
を説明する。図6は、本発明のメダル排出装置1を組み
込んだゲーム機40の外観を示す斜視図である。ゲーム
機40は、いわゆるプッシャーゲーム機であって、図6
に示すように、このゲーム機は、基体部41と、基体部
41の上方に取り付けられるメダル補給装置42と、遊
戯者がメダルを投入してゲームを行う遊戯部43とを備
える。遊戯部43は4つの独立した遊戯区画(以下、サ
テライトと言う。)43a,43b,43c,43dに
分割され、4人の遊戯者が同時にゲームを行うことが可
能になっている。また、各サテライトは図示しない透明
カバーで覆われて、遊戯者が直接サテライト内部の機構
に触ることができないようになっている。
【0041】以下、各サテライトごとに設けられる部
材、機能、装置等については、それらの符号の後にa〜
dの付加符号を付して、それが設けられるサテライトを
示すこととする。したがって、一般にそれらの部材、機
能、装置等について言及するときは、付加符号なしで用
いるものとする。
【0042】図面中右下方向には2つのサテライト43
a、43bが明示されているが、他の2つのサテライト
43cおよび43dは、サテライト43a、43bの図
中反対側に設けられる。以下、サテライト43aおよび
43bを例に、ゲーム機40を説明する。ちなみに、サ
テライト43cおよび43dはサテライト43aおよび
43bと同様の構成を持つので、これらについての説明
は省略する。基体部41には、サテライト毎にメダル取
出し口44a〜dが取り付けられる。
【0043】図7は、ゲーム機40のサテライト43a
と43bを抽出拡大した平面図である。図7に示すよう
に、1はすべてのサテライトについて共通に設けられる
メダル排出装置、50はサテライト43aと43bに共
通に設けられるメダルテーブル、52はサテライト43
aと43bとを区画するプッシャー板、51は基体部4
1に固定されたプレイフィールド、53a,bはメダル
回収口、54a,bはチャッカ、45a,bはメダル投
入のためのシュートである。メダル排出装置1には、メ
ダル排出装置1の外周および基体部に開けられた取付け
穴を覆い隠すための化粧リング47が、固定部材19に
より取り付けられる。また、各サテライト内には、ルー
レットゲーム表示部48a〜dが設けられている(図6
に、48a,bを図示)。以下、メダル回収口53、チ
ャッカ54、シュート45等の各サテライト毎に設けら
れているものは、必要に応じてサテライト別にa,bの
符号を付して区別して説明する。
【0044】さらに、図7を参照して説明する。メダル
テーブル50は、図示しない駆動機構により、プレイフ
ィールド51の上面を摺動あるいは微小間隔を保持しつ
つ遊戯者から見て左右方向に周期的な往復運動を行う。
メダルテーブル50の上面には、多数のメダルが敷き詰
めるように載置されており、プッシャー板52は、メダ
ルテーブル50がサテライト43b方向に移動すると
き、サテライト43a内ではメダルテーブル50上のメ
ダルを左方向に押し出し、サテライト43b内ではメダ
ルテーブル50上のメダルから遠ざかる。メダルテーブ
ル50がサテライト43a方向に移動するときには、こ
の関係が逆転する。メダルテーブル50は、プッシャー
板52の下部に軽く接触しているか、またはプッシャー
板52との間にメダルの厚みよりも小さい間隔を持つよ
うに設置されているので、メダルテーブル50上のメダ
ルがプッシャー板52の下をくぐってとなりのサテライ
トに進入することはない。
【0045】図6に示されるルーレットゲーム表示部4
8は、7セグメント式のLED表示器を十字形に3個ず
つ並べて構成されている。各LED表示器は独立して制
御される。
【0046】シュート45は、遊戯者が各自のサテライ
ト内にメダルを投入するための機構である。シュート4
5は、メダルを垂直方向において受け入れる投入口を有
し、投入口に収納されたメダルはシュート内の通路を転
がって、サテライト内に転がり落ちる。シュート45
は、水平方向に一定角度内で旋回可能に取り付けられて
いて、遊戯者は自分がメダルを投入したい方向にシュー
ト45を向けることができる。シュート45の旋回角
は、投入されたメダルが最初にメダルテーブル50上に
落ちるように規制されている。
【0047】遊戯者がシュート45から手持ちのメダル
を自分のメダルテーブル50上に投入していくと、メダ
ルテーブル50の往復運動に伴ない、メダルテーブル5
0上のメダルがプッシャー52によって順繰りに端部方
向へと移動する。やがて、メダルはメダルテーブル50
の端部からプレイフィールド51に落下する。
【0048】プレイフィールド51に落下したメダル
は、往復運動を行うメダルテーブル50の側面によって
順繰りに押されて、プレイフィールド51上をその端部
方向に移動する。これが繰り返されて、プレイフィール
ド51の端部に到達したメダルは、メダル回収口53に
落下する。メダル回収口53に落下したメダルは、図示
しないメダル搬送通路を通って、遊戯者毎に設けられる
メダル取出し口44に送られる。遊戯者は、上記のよう
なプロセスによりメダルを獲得することができる。すな
わち、メダル回収口53にたくさんのメダルを落とせ
ば、それだけ多くのメダルを獲得することができる。
【0049】次に図8を参照して、このゲーム機の制御
ブロックの構成について説明する。このゲーム機40の
全体の制御は、ゲーム機制御部60によって行われる。
4つのサテライトa〜dに設けられるメダルテーブル5
0(サテライトaとbに共通、サテライトcとdに共
通)、チャッカ54、ルーレットゲーム表示盤48等
(図7には図示せず)は、ゲーム機制御部60に接続さ
れており、ゲーム機制御部60によりメダルテーブル5
0の往復動作、ルーレットゲーム表示盤48の表示、チ
ャッカ54にメダルが入ったときに行われるルーレット
ゲームの実行が制御される。このルーレットゲームにつ
いては後述する。ゲーム機制御部60は、さらにメダル
排出装置1(モータ制御部30を含む)、メダル補給装
置42にも接続され、それらの動作も制御する。
【0050】次に、図9を参照して、チャッカ44をメ
ダルが通過した場合に、メダル排出装置1を用いてメダ
ルをサテライトに排出するゲーム機の動作について説明
する。以下、サテライトaに設けられるチャッカ54a
を例に説明する。尚、他のサテライトのチャッカをメダ
ルが通過した場合でも、そのサテライトに対するゲーム
機の動作は基本的に同一である。
【0051】メダルテーブル50の両端部のほぼ中央に
はチャッカ54が配置される。チャッカ54は、メダル
テーブル50の端部中央から落下するメダルを検出する
ために設けられる。メダルテーブル50上を移動してき
たメダルがチャッカ54に落下すると、チャッカ54内
部のセンサ(図示せず)がそのメダルを検出し、メダル
検出信号をゲーム制御部60に出力する。
【0052】チャッカ54aからメダル検出信号を受信
すると(ステップS101)、ゲーム制御部60は、ルーレ
ットゲームを開始する(S102)。ゲーム制御部60は、
ルーレットゲーム表示部48の各LED表示器に一定時
間ランダムな数字を変動表示させる。続いて、ゲーム制
御部60は、各LEDの数字変動表示を停止させ、停止
時の各LEDの数字を検出する。そして、いずれかのラ
インで3つの数字が揃ったときに「当たり」と判定し
(S103;YES)、サテライト43aに以下に説明する方法
でメダルの供給を行う。ゲームの結果が「はずれ」であ
る場合には(S103;No)、遊戯者にはなんら特典は与え
られず、再びチャッカ54aにメダルが入るまで待機す
る(S107)。
【0053】ゲーム結果が「当たり」の場合、ゲーム制
御部60は、メダル補給装置42を制御して、メダル排
出装置1aのメダル貯留皿10に所定枚数のメダルを供
給する(S104)。メダルの供給は、メダル補給装置42か
らメダル供給筒42aにメダルを送り込み、メダル供給
筒42aからメダル貯留皿10にメダルを落としこむこ
とで行われる。メダル貯留皿10へのメダルの供給は
「当たり」の発生後に限定されず、ゲームの進行中に適
宜行っておき、排出対象となるメダルをメダル貯留皿1
0内に展示しておいてもよい。このとき、メダル貯留皿
10を低速(メダル排出口13からメダルが飛び出さな
い程度の速度)で回転させておいてもよい。また、「当
たり」の発生後に、メダル貯留皿10にメダルを追加し
てもよい。
【0054】次に、ゲーム制御部60は、メダル排出装
置1の排出方向設定部31に対して、排出方向aを指示
する(S105)。ここで排出方向aは、メダル排出装置1の
メダル排出口13から飛び出すメダルがサテライトaに
落下する方向であって、メダル貯留皿10の回転方向を
考慮して、位置検出用突起片組14aとメダル排出口1
3とが予め適切な位置関係になるように設定される。
【0055】排出方向aの指示を受けたあとの環状壁部
材11の移動制御についてはすでに説明したとおりであ
るので再度の説明は省略する。メダル排出口13が排出
方向aに回転した後、ゲーム制御部60は、既述の駆動
手段により、メダル貯留皿10を高速回転させる。
【0056】メダル貯留皿10の回転により、なかのメ
ダルがメダル排出口13より飛び出し、サテライトa内
にばらまかれる(S106)。それらのメダルの多くはメダ
ルテーブル50、プレイフィールド51上に払い出さ
れ、一部はメダル回収口53に落下する。
【0057】よって、遊戯者は、ルーレットゲームの結
果に応じて、直接メダルを得ることができるだけでな
く、プレイフィールド41上のメダルが増えるので、以
降のゲームにおいてもより多くのメダルを得るチャンス
が生まれる。
【0058】従って、本実施形態によれば、メダル貯留
皿10を回転させてメダルをかき混ぜながら接触音を発
生させつつ、遠心力によりメダルをメダル排出口13か
らいきおいよくメダルを排出しているので、従来のメダ
ルゲーム機にはないメダルの排出形態を遊戯者に見せる
ことができ、遊戯者のメダル獲得意欲をそそる効果を得
ることができる。また、本実施形態において、メダルの
排出を行わないときでも、メダル貯留皿10にメダルを
貯めておき、これを一定速度以下で回転させておけば、
じゃらじゃらというメダルの接触音により、遊戯者にそ
れらのメダルの存在を意識させることができ、遊戯者の
メダル獲得意欲をそそる効果を得ることができる。
【0059】以上、本発明のメダル排出装置を特定の実
施形態に従って説明してきたが、本発明は上記実施形態
に限定されるものではない。メダル貯留皿はメダルを載
せて回転可能な形状であればどんな形状でもよく、例え
ばテーブル形状、逆円錐形状、半球形状であってもよ
い。また、本発明のメダル排出装置は、プッシャーゲー
ム機との組み合わせにおいてのみ使用可能なものではな
く、ゲームの手段としてメダルを使用するその他のメダ
ルゲーム機との組み合わせにおいても使用可能である。
よって、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の
技術的範囲には、上記のようなさまざまな変形例等も含
まれるものである。
【0060】
【効果】本発明のメダル排出装置によれば、回転するメ
ダル貯留皿からメダルが回りながら払い出されるため、
演出性に富み、メダルの排出動作について遊戯者に十分
な興味を起こさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のメダル排出装置の一実施形態の斜視
図。
【図2】 図1のメダル排出装置の側面図。
【図3】 図1のメダル排出装置の平面図。
【図4】 図3のA−A線に沿ってメダル排出装置を裁
断した、要部断面図。
【図5】 図1のメダル排出装置の制御ブロック図。
【図6】 本発明のメダル排出装置を組み込み可能な
メダルゲーム機の斜視図。
【図7】 図6のメダルゲーム機の部分拡大平面図。
【図8】 図6のメダルゲーム機の制御ブロック図。
【図9】 図6のメダルゲーム機の特定動作を示す制御
フロー図。
【符号の説明】
1 メダル排出装置 10 メダル貯留皿 11 環状壁部材 12 輪状天井部材 13 メダル排出口 14a〜d 位置検出用突起片組 16 駆動ベルト用溝部 17 メダル貯留皿駆動プーリー 18 位置検出装置 20 主フレーム 21 サブフレーム 22 第1プーリー 23 駆動ベルト 24 第1モータ 25 第2モータ 26 第2プーリー 27 軸受け 28 駆動ベルト 40 メダルゲーム機 41 基体部 42 メダル補給装置 42a メダル供給筒 43a〜d サテライト 44a〜d メダル取出し口 45a〜d シュート 47 化粧リング 48a〜d ルーレットゲーム表示盤 50 メダルテーブル 51 プレイフィールド 52 プッシャー板 53a〜d メダル回収口 54a〜d チャッカ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 9/00 - 11/00 A63F 5/04 A63F 7/02 G07D 1/00 - 9/06

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿の周囲を囲い、少なくとも一つの開口
    を持つ側壁部を有するメダル飛び出し防止部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する駆動部とを具え、 前記駆動部により前記メダル貯留皿を回転させることに
    より、前記メダル飛び出し防止部材の前記開口からメダ
    ルを排出するメダル排出装置であって、前記メダル飛び
    出し防止部材は前記メダル貯留皿に対して回転可能に構
    成されているメダル排出装置。
  2. 【請求項2】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも
    一つの開口を持つ側壁部および前記メダル貯留皿の外縁
    部近傍において前記メダル貯留皿の上方を覆う天板部を
    有するメダル飛び出し防止部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する駆動部とを具え、 前記駆動部により前記メダル貯留皿を回転させることに
    より、前記開口からメダルを排出するメダル排出装置で
    あって、前記メダル飛び出し防止部材は前記メダル貯留
    皿に対して回転可能に構成されているメダル排出装置。
  3. 【請求項3】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも
    一つのメダル排出口を持つ環状壁部材と、 前記環状壁部材に取りつけられ、前記メダル貯留皿の中
    心方向に所定長さ突出して前記メダル貯留皿の上方を覆
    う輪状天井部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する駆動部とを具え、 前記駆動部により前記メダル貯留皿を回転させることに
    より、前記メダル排出口からメダルを排出するメダル排
    出装置であって、前記環状壁部材は前記メダル貯留皿に
    対して回転可能に構成されているメダル排出装置。
  4. 【請求項4】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿の周囲を囲い、少なくとも一つの開口
    を持つ側壁部を有するメダル飛び出し防止部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する第1駆動装置と、 前記メダル飛び出し防止部材を回転駆動する第2駆動装
    置とを具え、 前記第1駆動装置により前記メダル貯留皿を回転させ、
    前記第2駆動装置により前記メダル飛び出し防止部材を
    回転させることにより、前記開口から任意の方向にメダ
    ルを排出する、メダル排出装置。
  5. 【請求項5】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも
    一つの開口を持つ側壁部および当該メダル貯留皿の外縁
    部近傍において前記メダル貯留皿の上方を覆う天板部を
    有するメダル飛び出し防止部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する第1駆動装置と、 前記メダル飛び出し防止部材を回転駆動する第2駆動装
    置とを具え、 前記第1駆動装置により前記メダル貯留皿を回転させ、
    前記第2駆動装置により前記メダル飛び出し防止部材を
    回転させることにより、前記開口から任意の方向にメダ
    ルを排出する、メダル排出装置。
  6. 【請求項6】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも
    一つのメダル排出口を持つ環状壁部材と、 前記環状壁部材に取りつけられ、前記メダル貯留皿の中
    心方向に所定長さ突出して前記メダル貯留皿の上方を覆
    う輪状天井部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する第1駆動装置と、 前記環状壁部材を回転駆動する第2駆動装置とを具え、 前記第1駆動装置により前記メダル貯留皿を回転させ、
    前記第2駆動装置により前記環状壁部材を回転させるこ
    とにより、前記メダル排出口から任意の方向にメダルを
    排出する、メダル排出装置。
  7. 【請求項7】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿の周囲を囲い、少なくとも一つの開口
    を持つ側壁部を有するメダル飛び出し防止部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する第1駆動装置と、 前記メダル飛び出し防止部材を回転駆動する第2駆動装
    置と、 前記メダル飛び出し防止部材の回転角度を検出する角度
    検出装置と、 前記第1駆動装置、前記第2駆動装置および前記角度検
    出装置に接続され、それらの動作を制御する制御装置と
    を具え、 前記制御装置が、前記第2駆動装置により前記メダル飛
    び出し防止部材を特定位置に回転させ、前記第1駆動装
    置により前記メダル貯留皿を回転させることにより、前
    記開口から特定方向にメダルを排出する、メダル排出装
    置。
  8. 【請求項8】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿を所定高さで囲い、少なくとも一つの
    開口を持つ側壁部および前記メダル貯留皿の外縁部近傍
    において前記メダル貯留皿の上方を覆う天板部を有する
    メダル飛び出し防止部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する第1駆動装置と、 前記メダル飛び出し防止部材を回転駆動する第2駆動装
    置と、 前記メダル飛び出し防止部材の回転角度を検出する角度
    検出装置と、 前記第1駆動装置、前記第2駆動装置および前記角度検
    出装置に接続され、それらの動作を制御する制御装置と
    を含み、 前記制御装置が前記第2駆動装置により前記メダル飛び
    出し防止部材を所望の角度位置に回転させ、前記第1駆
    動装置により前記メダル貯留皿を回転させることにより
    前記開口から特定方向にメダルを排出する、メダル排出
    装置。
  9. 【請求項9】 メダル貯留皿と、 前記メダル貯留皿の周囲を所定高さで囲い、少なくとも
    一つのメダル排出口を持つ環状壁部材と、 前記環状壁部材に取りつけられ、前記メダル貯留皿の中
    心方向に所定長さ突出して前記メダル貯留皿の上方を覆
    う輪状天井部材と、 前記メダル貯留皿を回転駆動する第1駆動装置と、 前記環状壁部材を回転駆動する第2駆動装置と、 前記環状壁部材の回転角度を検出する角度検出装置と、 前記第1駆動装置、前記第2駆動装置および前記角度検
    出装置に接続され、それらの動作を制御する制御装置と
    を含み、 前記制御装置が前記第2駆動装置により前記環状壁部材
    を所望の角度位置に回転させ、前記第1駆動装置により
    前記メダル貯留皿を回転させることにより前記メダル排
    出口から特定方向にメダルを排出する、メダル排出装
    置。
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