JP4209923B1 - 除水筍の製造及び製造方法。 - Google Patents
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Abstract
【課題】
新鮮な筍の調理過程において、筍本来の特性を利用して調理、筍のもつ風味と味覚を失わずに、常温で長期保存を可能にし、年間を通して美味しい食材を提供する。
【解決手段】
取り立て直後の筍を水洗い根元と先端を切り除き縦二つ割り皮付き筍と糠汁を茹で釜に入れ筍を加熱茹で上げ後も殺菌と蒸らし茹でを弱火で15分間行い、そのままで20℃まであく抜き自然冷却を終わり取り出し外皮を除去、清水で軽く流し洗い筍を小分けして網袋に収容、−15℃の冷凍庫に入れ一昼夜間冷凍後、筍を冷却槽に移し入れ自然解凍、袋入りのまま筍を洗脱機に移し入れ、洗浄を5分間脱水を10分間行い外に取り出し、筍の重量比約55%の含有水分を離脱させ除去した、半乾燥状態の味覚も生筍に劣らず軽量の除水筍を得る製造方、及び除水筍をポリパック後熱湯に浸漬殺菌冷却して成る、除水筍のパック製品。
【選択図】 図2
新鮮な筍の調理過程において、筍本来の特性を利用して調理、筍のもつ風味と味覚を失わずに、常温で長期保存を可能にし、年間を通して美味しい食材を提供する。
【解決手段】
取り立て直後の筍を水洗い根元と先端を切り除き縦二つ割り皮付き筍と糠汁を茹で釜に入れ筍を加熱茹で上げ後も殺菌と蒸らし茹でを弱火で15分間行い、そのままで20℃まであく抜き自然冷却を終わり取り出し外皮を除去、清水で軽く流し洗い筍を小分けして網袋に収容、−15℃の冷凍庫に入れ一昼夜間冷凍後、筍を冷却槽に移し入れ自然解凍、袋入りのまま筍を洗脱機に移し入れ、洗浄を5分間脱水を10分間行い外に取り出し、筍の重量比約55%の含有水分を離脱させ除去した、半乾燥状態の味覚も生筍に劣らず軽量の除水筍を得る製造方、及び除水筍をポリパック後熱湯に浸漬殺菌冷却して成る、除水筍のパック製品。
【選択図】 図2
Description
本発明は、除水筍の製造及び製造方法に関するものである。
食品目的の筍は従来から水煮又は、湯通し筍を冷却洗浄後、ポリパックされた製品など市販提供されているのは周知の通りであるが、保存期間が長い程水っぽくなり旨味を失っている、品質劣化の進み易い筍の保存方法としては好ましくない、保存性を良くするため昔から一般的に用いられてきた漬物方式は、塩戻しなどの問題がある、そこで関連技術に
下記のような特許物件出願がなされている。
下記のような特許物件出願がなされている。
特許文献1に係る発明は、筍の包装体とその製造方法に関するもので、採集した皮付き筍をそのままの状態で茄で、冷却、包装真空密閉、加熱殺菌したものを、収穫時期以外も商品として提供しょうとするものであるが、余分な外皮のついたままでの水煮筍に過ぎず劣化、味覚に変化が生じ、長期の保存には懸念がある。
特許文献2に係る発明は、タケノコの調理方法及び調理済みタケノコを提供しょうとするものであり、茹で上りタケノコの皮を剥ぎとり冷凍保存して食感の良いタケノコを提供しょうとするものであるが、長期間の冷凍保存にはタケノコの食感に疑問が生ずる,タケノコを米糠と煮込みあく抜きする方法は昔から公知の通りである。
特許文献3については1度缶詰めにして開缶、真空パックする等複雑な工程と,レトルト水煮竹の子と言えども、含有水分の多い筍を長期間常温で保存するには、筍の特性上、食感に問題が生ずる懸念がある。
本発明は、従来技術に鑑み、新鮮な筍の調理過程にをいて、筍本来の特性を生かして調理、筍のもつ風味と味覚を失わせずに、常温で長期間保存を可能にし年間を通して筍の食材商品を提供し得る、除水筍の美味しい製品を提供する。
本発明は、このような課題を解決するため、除水筍の製造方法としてなされたもので、除水筍に係る請求項1記載の発明は、竹林で掘り出し直後の筍を清水で水洗い清潔にし、根元の硬い部分と、先端外皮固まり部分を切り除き、縦二つ割り外皮付き筍を茹で釜に入れ、筍が隠れるまで糠汁を加え茹で釜に着火加熱して筍を茹でる、糠汁が沸騰して更に殺菌と蒸らし茹でのため弱火で15分間続けて茹で上げたら茹で釜の火を止め、そのままで20℃まで筍のあく抜き自然冷却を終わり20℃で茹で汁全部を抜き去り、筍を外に取り出し、外皮を剥ぎ去り、清水で軽く流し洗い水切りして、散乱と傷つきを防ぎその後の取り扱いを容易にするため、二本分ずつ一緒に緩めの網袋に入れ小分けした全部の袋口を結び冷凍庫に入れ、−15℃で一昼夜間冷凍を続ける、冷凍の経過後、冷凍筍を冷却槽に移し入れ,大旨12時間かけて自然解凍する、その後袋入りのまま筍を洗脱機に移し入れ,洗淨を5分間、脱水を10分間行い外に取り出し、網袋から筍の含有水分約55%を離脱させ除去して成ることを特徴とする除水筍を得る、製造方法。
更に請求項2記載の発明は、請求項1記載の製造方法で得られた除水筍を選別、適量をポリ袋に入れ真空パック装置に掛け真空パックしてから100℃の熱湯に7分間浸漬して殺菌、冷却して成ることお特徴とする、請求項1記載の除水筍のパック製品
当該発明は上記の構成から成るので以下に示す主な効果がある。
1 半乾燥状態の除水筍は、常温で保存でき味覚に変化なく美味しい。
2 約55%の含有水分を除去した除水筍は軽量で取扱い易く、流通コストが安価ですむ。
3 袋から取り出したまま調理でき、味付けの浸透も良く料理が簡単にできる。
4 除水筍は年間を通して美味しい商品の提供ができる。
1 半乾燥状態の除水筍は、常温で保存でき味覚に変化なく美味しい。
2 約55%の含有水分を除去した除水筍は軽量で取扱い易く、流通コストが安価ですむ。
3 袋から取り出したまま調理でき、味付けの浸透も良く料理が簡単にできる。
4 除水筍は年間を通して美味しい商品の提供ができる。
以下、発明の実施の形態を図面に、従って説明する。
図1において1は、外皮付縦二つ割り筍で、根元と、先端の硬い部分を除去した、縦断面図であり1011と1031は除去された切り口部分を指す、外皮104を剥ぎ取った筍102を可食に用いる
図1において1は、外皮付縦二つ割り筍で、根元と、先端の硬い部分を除去した、縦断面図であり1011と1031は除去された切り口部分を指す、外皮104を剥ぎ取った筍102を可食に用いる
図2において2は、二つ割り除水筍を任意に横切りした一部分を示す、傾斜視図である、除水筍の毛細管内の含有水を離脱させ除去した状態107を示す。
当該実施において茄で釜3は、直形40cm、高さ50cm、容量62立方cmのアルミ合金製で上下移動と後ろ95度回転可能で下部のかまどと一休化され、更に茄で釜は給排水設備を供えた専用の茄で釜を利用し実施が容易で能率良く行われ40k gの筍1から13k gの除水筍が得られた。
当該実施における糠汁とは米糠を水量の2%量、不織布の袋に入れ清水中で糠汁を揉み出し、糠粕を除去した残りの溶液水を更に極々細めのフィルターに掛けて回収した溶液水であり、筍の色つやも良く過剰な洗浄や水さらしをしないので経費と労力が軽減され、天然の味覚も保持される。
当該実施における洗脱機7は、筍の洗浄と脱水ができる専用機である。
当該実施における網袋8は不織布を用いて作った袋であり、筍の傷や飛散を防ぎ取扱いを容易にするため用いる。
当該実施における冷却槽4は水冷、自然冷却、洗浄もできる冷却槽で、作業が容易で効率よくできる器である。
本発明は、上記実施例に限定されず、請求項を逸脱しない限り滴宣変更が可能である。
除水筍は、筍の含有水分約55%を離脱させ除去した半乾燥パック食品で、味覚は生筍に劣らず食感も良く、軽量で取扱い易く、コストも割安で適切な価格で、年中どこでも提供できるので、除水筍は従来商品に替りうるものである。 尚、除水筍の製造方法は全ての筍に適応できる。
1 外皮付二つ割り筍
2 除水筍
3 茄で釜
4 冷却槽、
5 糠汁
6 冷凍庫
7 洗脱機、
8 網袋
9 真空パック装置
101 根元
102 筍
103 先端
104 外皮
105 節
106 節々間
107 毛細管
108 除水筍のパック製品
1011 根元切り口
1031 先端切り口
2 除水筍
3 茄で釜
4 冷却槽、
5 糠汁
6 冷凍庫
7 洗脱機、
8 網袋
9 真空パック装置
101 根元
102 筍
103 先端
104 外皮
105 節
106 節々間
107 毛細管
108 除水筍のパック製品
1011 根元切り口
1031 先端切り口
Claims (2)
- 竹林で掘り出し直後の筍を清水で水洗い清潔にし、根元の硬い部分と、先端の外皮固まり部分を切り除き、縦二つ割りの外皮付き筍1を茹で釜に入れ、1が隠れるまで糠汁を加えて茹で釜に着火過熱して筍を茹でる、糠汁が沸騰して更に殺菌と、蒸らし茹でのため弱火で15分間続けて茹で上げたら茹で釜の火をとめ、そのままで20℃まで筍のあく抜き自然冷却を終わり20℃で茹で汁全部を抜き去り、筍を外に取り出し、外皮を剥ぎ去り清水で軽く流し洗い水切りして、散乱と傷つきを防ぎその後の取り扱いを容易にするため,二本分ずつ一緒に緩めの網袋にいれ小分けした全部の袋口を結び冷凍庫に入れ、−15℃で一昼夜間冷凍を続ける、冷凍の経過後、冷凍筍を冷却槽に移し入れ、大旨12時間かけて自然解凍する、その後袋入りのまま筍を洗脱機に移し入れ、洗浄を5分間脱水を10分間行い外に取り出し、網袋から筍の含有水分約55%を離脱させ除去して成ることを特徴とする除水筍を得る、製造方法。
- 当該請求項1記載の製造方法で得られた除水筍を選別、適量をポリ袋に入れ真空パック装置に掛け真空パックしてから熱湯に浸漬し7分間殺菌、冷却して成ることを特徴とする、除水筍のパック製品。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109007899A (zh) * | 2018-09-14 | 2018-12-18 | 云南菜人家食品有限公司 | 一种保鲜竹笋自动生产线 |
CN109156508A (zh) * | 2018-09-13 | 2019-01-08 | 陇川县集强林竹产业有限责任公司 | 一种干竹笋的制备方法 |
CN110235930A (zh) * | 2019-07-08 | 2019-09-17 | 贺州学院 | 一种香芋软罐头的制备方法 |
CN111955690A (zh) * | 2020-09-01 | 2020-11-20 | 张火旺 | 一种免泡发笋干及其加工工艺 |
CN112690417A (zh) * | 2019-10-22 | 2021-04-23 | 井冈山惊石农业科技有限公司 | 一种冰鲜笋的制取方法 |
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