JP4209609B2 - 乗り物用サンバイザ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗り物用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の乗り物用サンバイザ30は、例えば、図7乃至図10に示すように、ポリプロピレンビーズの発泡体であるパッド31を覆うポリ塩化ビニル或いはクロスよりなる表皮材32に平坦部33と落ち込み部34とが形成されてなるバイザ35と、該落ち込み部34内に収納支持されてなるミラーユニット36とより構成されてなる。符号37は、車体、例えばフロントルーフレールに支持されてなる取付け部、同38は、前記サンバイザ30の一端部に保持され且つ前記取付け部37に回転自在に軸支されてなるロッド、同39は、サンバイザ30の他端部を車体、例えばフロントルーフレールに保持する保持部である(類似技術として、特開平8−337117号公報参照)。表皮材32は、図9に示すように、切り込み40を入れて、落ち込み部34内に入れ込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のサンバイザ30にあっては、表皮材32の落ち込み部34でずれるおそれがあり、ずれた場合は、表皮材32が浮き上がり、図9に示すように、皺・弛み41の原因となる。表皮材32のずれを防止するためには、切り込み40によるスリットを繋げなければならず、繋げると成形型が複雑になり、製造原価が高騰するばかりか、表皮材32の繋がっている部分にのみ張力が加わり、表皮材32がこじれてミラーユニット36の裏面と表皮材32との間に、図10に示すように、隙間42が生じてしまうおそれがある。
【0004】
また、ミラーユニット36の周囲と、表皮材32の落ち込み部34とが、エッジで接触した状態で取り付けられていると、ミラーユニット36の周囲の端末部によって表皮材32が擦れて切れてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点を改善するべくなされたもので、表皮材に皺や弛みが発生せず、亀裂も発生せず、製造原価の低減を図ることのできるサンバイザを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、コア及び該コアを覆う表皮材よりなるバイザと、該バイザ支持されてなるユニット部材とより構成されてなる乗り物用サンバイザにおいて、前記表皮材は、平坦部と、前記ユニット部材を前記平坦部と略同一面状に収納可能な寸法分落ち込んだ落ち込み部とより形成されてなると共に前記平坦部及び前記落ち込み部の間が張設されてなり、前記コアは、前記平坦部及び前記落ち込み部の表皮材に沿う面と、前記平坦部から前記落ち込み部までの間で前記ユニット部材に押されて前記表皮材が撓み得る凹部が形成されてなり、前記ユニット部材の周辺部材には、前記張設されてなる表皮材を前記凹部内に押さえ込むことが可能な突起が形成されてなることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、前記コアは、前記平坦部及び前記落ち込み部の表皮材に沿う面と、前記平坦部から前記落ち込み部までの間で前記ユニット部材に押されて前記表皮材が撓み得る凹部とが形成されてなるので、前記平坦部と落ち込み部の開口端との間に張設されてなる表皮材をユニット部材の周辺部材の突起によって押さえ込むことで、突起によって表皮材が押さえ込まれた時に、該凹部内に表皮材が撓み込むことができる。また、表皮材が張設されるので、表皮材に皺や弛みが発生せず、製造原価の低減を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。
【0013】
符号1は、乗り物用サンバイザで、該乗り物用サンバイザ1は、ポリプロピレンビーズの発泡体である「コア」としてのパッド2を覆うポリ塩化ビニル或いはクロスよりなる表皮材3に平坦部4と落ち込み部5とが形成されてなるバイザ6と、該落ち込み部5内に収納支持されてなる「ユニット部材」としてのミラーユニット7とより構成されてなる。符号37は、車体、例えばフロントルーフレールに支持されてなる取付け部、同38は、前記サンバイザ30の一端部に保持され且つ前記取付け部37に回転自在に軸支されてなるロッド、同39は、サンバイザ30の他端部を車体、例えばフロントルーフレールに保持する保持部である。表皮材3は、図1に示すように、切り込み40を入れて、落ち込み部5内に入れ込んでいる。
【0014】
前記表皮材3は、前記平坦部4と前記落ち込み部5の開口端8との間の張設部9で張設されてなり、前記ミラーユニット7のケース10の周辺部材11には、前記表皮材3の張設部9を押さえ込む突起12が複数形成されてなるが、周辺部材11の全周に閉ループ状に形成されていても良い。符号13は、該ケース10内に配設されてなるミラー本体である。符号16は、該ミラー本体13を覆う位置(図2参照)と開成する位置とに開閉自在なるカバーである。
【0015】
前記平坦部4と前記落ち込み部5とのコーナー部14には、前記表皮材3が撓み得る凹部15が形成されてなる。
【0016】
次に、かかる実施形態の作用について説明する。
【0017】
サンバイザ1の平坦部4と落ち込み部5の開口端8との間に張設されてなる表皮材3をミラーユニット7のケース10の周辺部材11の突起12によって押さえ込むことで、表皮材3に皺や弛みが発生せず、製造原価の低減を図ることができる。
【0018】
また、突起12によって押さえ込まれた時に、凹部15で表皮材3が撓むことができる。
【0019】
図6は、前記突起12の他の実施形態で、突起20の先端部は、円状に形成されてなるもので、かかる構成によれば、突起20の先端部と表皮材3とが擦れても、突起20の先端部が円状なので、表皮材3に亀裂が生じるおそれがない。
【0020】
前記パッド2は、発泡体として説明したが、これに限定されるものではなく、合成樹脂による二枚貝(シェル)状のものであっても良い。また、ミラーユニット7として説明したが、これに限定されるものではなく、ナビゲーションシステムやコンピュータシステム、テッシュ入れなどのユニットでも良い。
【0021】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、前記コアは、前記平坦部及び前記落ち込み部の表皮材に沿う面と、前記平坦部から前記落ち込み部までの間で前記ユニット部材に押されて前記表皮材が撓み得る凹部とが形成されてなるので、前記平坦部と落ち込み部の開口端との間に張設されてなる表皮材をユニット部材の周辺部材の突起によって押さえ込むことで、突起によって表皮材が押さえ込まれた時に、該凹部内に表皮材が撓み込むことができる。また、表皮材が張設されるので、表皮材に皺や弛みが発生せず、製造原価の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のサンバイザを示す正面図。
【図2】図1のSAーSA線に沿った断面図。
【図3】図2のB部拡大断面図。
【図4】図1のミラーユニットを示す裏面図。
【図5】図4のSCーSC線に沿った断面図。
【図6】本発明の他の実施形態の突起の拡大断面図。
【図7】従来のサンバイザを示す正面図。
【図8】図7のSDーSD線に沿った断面図。
【図9】図7からミラーユニットを取り外した状態の正面図。
【図10】図8のE部拡大断面図。
【符号の説明】
1 乗り物用サンバイザ
2 パッド(コア)
3 表皮材
4 平坦部
5 落ち込み部
6 バイザ
7 ミラーユニット(ユニット部材)
8 落ち込み部の開口端
9 表皮材の張設部
10 ミラーユニット(ユニット部材)のケース
11 ケースの周辺部材
12、20 突起
14 平坦部と落ち込み部とのコーナー部
15 凹部

Claims (1)

  1. コア及び該コアを覆う表皮材よりなるバイザと、該バイザ支持されてなるユニット部材とより構成されてなる乗り物用サンバイザにおいて、
    前記表皮材は、平坦部と、前記ユニット部材を前記平坦部と略同一面状に収納可能な寸法分落ち込んだ落ち込み部とより形成されてなると共に前記平坦部及び前記落ち込み部の間が張設されてなり、
    前記コアは、前記平坦部及び前記落ち込み部の表皮材に沿う面と、前記平坦部から前記落ち込み部までの間で前記ユニット部材に押されて前記表皮材が撓み得る凹部が形成されてなり、
    前記ユニット部材の周辺部材には、前記張設されてなる表皮材を前記凹部内に押さえ込むことが可能な突起が形成されてなることを特徴とする乗り物用サンバイザ。
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