JP4206667B2 - データ記録再生装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノンリニア再生可能な記録媒体に記録された複数のデータに編集点を設定して編集処理を行うデータ記録再生装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CATV(ケーブルテレビ)等の普及による情報提供の多チャンネル化に伴い、従来のテープ状記録媒体を備えたVTR(ビデオテープレコーダ)とは異なり、1台の映像音声データ記録再生装置から複数の映像音声データを同時に記録、再生、さらには記録しながら再生する等の要求がある。そして、このような要求を満たすために、ハードディスク等のランダムアクセス可能な記録媒体を用いて映像音声を記録再生するビデオサーバと呼ばれる装置が普及しつつある。
【0003】
このビデオサーバは、ノンリニア再生可能な大容量のハードディスク装置を多数接続し、全体として数十〜数百ギガバイトの記録容量を有してなる。このビデオサーバは、音声データ及び映像データ又はこれらのいずれか等のデータ量が非常に大きいデータの記録に適しており、特に、任意の音声データ、映像データを短いアクセスタイムで再生できるので、編集装置用の記録再生装置として優れている。
【0004】
このようなビデオサーバは、各ハードディスク装置に記録されたファイルがハードディスクのどの位置に記録されたかを管理する情報を保持し、各ハードディスクに記録された映像音声データを管理する。また、このビデオサーバは、映像音声データの編集処理を行うとき、ファイル名情報、連続データ長情報等からなるVFL(Virtual File List)と呼ばれるファイル編集情報を作成する。このビデオサーバは、上記ファイル名情報、連続データ長情報等を指定することで、VFLを作成することで編集処理を行う。このとき、ビデオサーバは、VFLを再生するだけで編集処理時に映像音声データをハードディスクに記録し直すことなく、再生処理時にVFLを参照して編集処理した映像音声データを各ハードディスクから読み出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、VFLを作成して編集処理を行うビデオサーバは、従来のテープ状記録媒体を備えたVTRのリニア編集とはユーザの操作感が異なったものとなり、従来のVTRを用いたリニア編集を行っていたユーザにとっては、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いた編集処理結果が違和感のあるものとなってしまう。
【0006】
そこで、本発明は、上述したような実情に鑑みて提案されたものであり、ノンリニア再生可能な記録媒体に記録されたデータを用いて編集処理を行っても、VTR動作をエミュレーションすることができるデータ記録再生装置及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ノンリニアアクセス可能な記録媒体に映像及び/又は音声データを含む素材を記録再生する記録再生手段と、外部から入力された素材を処理して上記記録再生手段に出力するとともに、上記記録再生手段から出力された再生素材を処理して外部に出力する複数の入出力処理手段とを備え、上記各入出力処理手段は割当てられたタイムスロット期間内に上記記録再生手段に上記素材を出力するとともに上記記録再生手段から上記素材が入力されるようになされたデータ記録再生装置において、第1の素材データ及び第2の素材データにイン点及びアウト点を設定し、上記イン点及びアウト点に基づいて第2の素材データを第1の素材データに挿入する編集処理情報を生成する編集手段と、上記編集手段で生成した編集処理情報に基づいて、上記素材の編集区間よりも前に位置するプリロール点と、上記編集期区間よりも後に位置するポストロール点とに関する情報ファイルを作成する情報ファイル作成手段と、上記情報ファイル作成手段で作成された上記情報ファイルをもとに、編集された上記素材を上記プリロール点から上記ポストロール点まで上記素材を再生するように上記記録再生手段を制御する制御手段と、上記記録再生手段から再生された上記素材が表示される表示手段とを備え、上記情報ファイル作成手段は、上記編集区間を示す再生ファイルを作成する再生ファイル作成手段と、上記プリロール点及びポストロール点までの区間長に関する位置情報を予め記憶する蓄積手段とを有し、上記再生ファイルと上記位置情報とから上記情報ファイルを作成し、上記制御手段は、プレビュー再生を指示する操作入力に応じて、編集処理した映像及び/又は音声データを含む素材のプレビュー用情報ファイルを上記情報ファイル作成手段により作成し、上記プレビュー用情報ファイルに基づき、各素材データに設定された編集点に応じて上記プリロール点から上記ポストロール点までのデータを上記記録再生手段により順次再生して、上記表示手段に映像を表示させるプレビュー再生処理を行い、上記プレビュー再生処理の後に、上記プレビュー再生に用いたプレビュー用情報ファイルを削除する処理を行い、さらに、キューアップ処理を行い、上記プレビュー再生した素材に設定されたイン点又はアウト点に位置する静止画像を上記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、ノンリニアアクセス可能な記録媒体に映像及び/又は音声データを含む素材を記録再生する記録再生手段と、外部から入力された素材を処理して上記記録再生手段に出力するとともに、上記記録再生手段から出力された再生素材を処理して外部に出力する複数の入出力処理手段とを備え、上記各入出力処理手段は割当てられたタイムスロット期間内に上記記録再生手段に上記素材を出力するとともに上記記録再生手段から上記素材が入力されるようになされたデータ記録再生装置におけるデータ記録再生方法であって、上記素材を上記記録媒体に記録する第1のステップと、第1の素材データ及び第2の素材データにイン点及びアウト点を設定し、上記イン点及びアウト点に基づいて第2の素材データを第1の素材データに挿入する編集処理情報を生成する第2のステップと、上記第2のステップで生成した編集処理情報に基づいて、上記編集区間を示す再生ファイルを作成するするとともに、上記素材の編集区間よりも前に位置するプリロール点及び上記編集期区間よりも後に位置するポストロール点までの区間長に関する位置情報を予め記憶して、上記再生ファイルと上記位置情報とから上記ポストロール点とポストロール点とに関する情報ファイルを作成する第3のステップと、上記第3のステップで作成された上記情報ファイルをもとに、編集された上記素材を上記プリロール点から上記ポストロール点まで再生するように上記記録再生手段を制御する第4のステップと、上記記録再生手段により上記プリロール点から上記ポストロール点まで再生された上記素材を表示手段に表示する第5のステップとを有するとともに、プレビュー再生を指示する操作入力に応じて、編集処理した映像及び/又は音声データを含む素材のプレビュー用情報ファイルを作成する第6のステップと、上記プレビュー用情報ファイルに基づき、各素材データに設定された編集点に応じて上記プリロール点から上記ポストロール点までのデータを上記記録再生手段により順次再生して、上記表示手段に映像を表示させるプレビュー再生処理を行う第7のステップと、上記プレビュー再生処理の後に、上記プレビュー再生に用いたプレビュー用情報ファイルを削除する第8のステップと、さらに、キューアップ処理を行い、上記プレビュー再生した素材に設定されたイン点又はアウト点に位置する静止画像を上記表示手段に表示させる第9のステップとを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態 】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
本発明は、例えば図1に示すように構成されたA/V(Audio/Video)サーバ1に適用される。このA/Vサーバ1は、音声及び/又は映像データ(以下、A/Vデータと記す。)を記録媒体に対して記録及び/又は再生(以下、記録再生と記す。)するものである。このA/Vサーバ1は、コントロールパネルをユーザが操作することによって、A/Vデータの記録再生処理のほか、編集処理を可能とするものである。
【0011】
A/Vサーバ1は、記録ポート10、再生ポート20,30,40、エディティングマネージャ(Editing Manager)50、ビデオエフェクタ(Video Effecter)60、コントロールパネル70、タイミングマネージャ(Timing Manager)80、ファイルマネージャ(File Manager)90、複数の記録媒体を備えたHDD(Hard Disk Drive)1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100n(nは、任意の整数)を有するHDDアレイ(HDD Array)110を備えている。
【0012】
また、A/Vサーバ1は、記録ポート10、再生ポート20,30,40の各ポートと、HDDアレイ110との間のデータ転送のためのデータバス120と、各部を制御するための制御信号を転送するための制御バス121とを備えている。A/Vサーバ1は、このように1つの入力処理部及び3つの出力処理部を有しており、4系統の入出力処理を行う。
【0013】
記録ポート10は、入力端子18から入力した信号をHDDアレイ110に記録等するための処理を行う入力処理部として機能する。この記録ポート10は、データ入出力部11と、データ管理部12とからなる。データ入出力部11は、セレクタ13と、エンコーダ14とを備え、データ管理部12は、シリアル−パラレル変換処理部(以下、S/Pと記す。)15と、バッファ16と、CPU17とを備えている。
【0014】
セレクタ13は、符号化するデータを選択するものである。具体的には、セレクタ13は、例えば、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)−259Mで規格化されているSDI(Serial Digital Interface)に準拠したデータやSMPTE−305Mで規格化されているSDTI(Serial Digital Transfer Interface)に準拠したデータ等の入力端子18から入力される映像・音声データを含むデータと、エディティングマネージャ50が備える編集部51から出力されるデータとのうち、いずれか一方の信号を選択して後段のエンコーダ14に出力する。
【0015】
エンコーダ14は、セレクタ13から出力された信号を所定のフォーマットにエンコードする。具体的には、エンコーダ14は、入力された信号についてMPEG(Moving Picture Experts Group)方式による圧縮符号化を行う。ただし、このエンコーダ14においては、圧縮符号化処理のみならず、後段のHDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nに記録しやすいフォーマットに変換すればよく、例えば上述したSDIに準拠したデータから、映像信号や音声信号を抜き出す処理を行ってもよい。さらに、エンコーダ14においては、上述したSDTIに準拠したデータから映像信号や音声信号を取り出す処理を行うようにしてもよく、上述した処理の組合せを行うようにしてもよい。なお、以下の説明においては、エンコーダ14は、入力した信号を圧縮符号化して出力するものとする。エンコーダ14の圧縮符号化により生成された圧縮データは、データ管理部12におけるS/P15に入力される。
【0016】
データ管理部12におけるS/P15は、エンコーダ14から入力した圧縮データをHDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nのそれぞれに書き込むことができるように、シリアル−パラレル変換を行う。このS/P15によりシリアル−パラレル変換がなされて得られた各データは、後段のバッファ16に随時供給される。
【0017】
バッファ16は、S/P15から出力されてくる各データを一時的に格納し、例えば各データをデータバス120に時分割多重して送り出すために使用されるものである。バッファ16は、図示しないが、S/P15から出力されてくる各データを個別に保持するように構成されている。バッファ16は、S/P15からの各データを随時入力するとともに、タイミングパルス発生器81からのタイムスロットがCPU17に割り当てられると、このCPU17の制御のもとに、バッファリングしているデータをタイムスロットで許容された所定期間においてデータバス120に出力する。
【0018】
ここで、データバス120は、SBX(Spydar Bus eXtension)バスと呼ばれるものであり、図示しないものの、データを記録する方向にのみデータを伝送する上りバスと、データを再生する方向にのみデータを伝送する下りバスとに分かれており、これらの上りバス及び下りバスは、それぞれ、S/P15でシリアルデータからパラレルデータに変換された各データを個別に伝送する複数のバスにより構成されている。
【0019】
すなわち、SBXバスの伝送フォーマットは、ポート10からHDDアレイ110方向へは、同期符号にコマンドとAVデータが付加されて伝送され、DDアレイ110から再生ポート20,30,40へは、同期符号にコマンドに対するステータスとAVデータが付加されて伝送される。ただし、すべてAVデータが付加される訳ではなく、コマンドだけ、ステータスだけの場合もある。そのため、バッファ16から出力された各データは、データバス120を構成する各データに対応するバスを介してHDDアレイ110に送信される。また、バッファ16の後段には、図示しないバス出力処理部が設けられ、バッファ16から出力された各データには、データバス120の伝送フォーマットにしたがうように、例えばHDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nへの書き込みを指示するコマンド等が重畳される。
【0020】
CPU17は、例えばコントロールパネル70から制御バス121を介して送信されてくる外部コマンド等の制御信号に基づいて、記録ポート10の各部を制御する。また、CPU17は、与えられた制御信号を必要に応じてエディティングマネージャ50が備えるCPU53に転送する。さらにCPU17は、タイミングパルス発生器81により割り当てられたタイムスロットに基づいて、バッファ16に保持されているデータの出力を制御する。
【0021】
このような記録ポート10は、映像データと、4チャンネル又は8チャンネルの音声データとを入力することができる。
【0022】
また、再生ポート20は、HDDアレイ110に記録されていたデータを外部へ出力するための処理を行う出力処理部として機能するものであり、データ管理部21と、データ入出力部22とからなる。
【0023】
データ管理部21は、バッファ23と、パラレル−シリアル変換処理部(以下、P/Sと記す。)24と、CPU25とを備え、データ入出力部22は、デコーダ26と、セレクタ27とを備えている。
【0024】
バッファ23は、HDDアレイ110からデータバス120を介してパラレルに送られてくる各データを一時的に格納する。バッファ23は、図示しないが、HDDアレイ110からパラレルに出力されてくる各データを個別に保持するように構成されている。バッファ23は、CPU25の制御のもとに、HDDアレイ110からデータを読み出して入力する。すなわち、タイムスロットでHDDアレイ110から読み出すときは、あるタイムスロット期間にCPU17の制御で再生を指示するコマンドをバッファ16からデータバス120を介してHDDアレイ110に出力する。次に、次のタイムスロット期間にHDDアレイ110内でデータが再生され、再生データが上述したSBXフォーマットに従ってデータバス120からバッファ23,33,34に出力される。上述したように割り当てられたタイムスロットに基づいてデータを伝送することで、データの記録再生を同時に行うようにみなすことができる。バッファ23に入力されたデータは、このバッファ23によりバッファリングされた後、後段のP/S24に供給される。
【0025】
P/S24は、バッファ23から出力されたパラレルデータをシリアルデータに変換する。このP/S24によりパラレル−シリアル変換がなされて得られたデータは、データ入出力部22におけるデコーダ26に供給される。
【0026】
CPU25は、制御バス121を介して送信されてくる外部コマンド等の制御信号に基づいて、再生ポート20の各部を制御する。また、CPU25は、与えられた制御信号を必要に応じてエディティングマネージャ50が備えるCPU53に転送する。
【0027】
データ入出力部22におけるデコーダ26は、P/S24から入力したシリアルデータを所定の復号処理によりデコードする。このデコーダ26は、各HDD100から再生されたデータが圧縮符号化されているときには伸張し、上述したSDIデータ等に変換して出力する。このデコーダ26によりデコードして得られた映像・音声データを含む各種データは、セレクタ27やエディティングマネージャ50が備える編集部51に入力される。
【0028】
セレクタ27は、出力端子28を介して外部に出力する信号を選択するものである。具体的には、セレクタ27は、デコーダ26から出力されるデータと、エディティングマネージャ50が備える編集部51から出力されるデータとのうち、いずれか一方の信号を選択し、SDIデータやSDTIデータとして出力端子28に供給する。
【0029】
このような再生ポート20は、映像データと、4チャンネル又は8チャンネルの音声データとを出力することができる。
【0030】
再生ポート30,40は、共に、再生ポート20と同様に構成されている。すなわち、再生ポート30は、データ管理部31と、データ入出力部32とからなる。データ管理部31は、HDDアレイ110からのデータを一時的に記憶するバッファ33と、このバッファ33からのパラレルデータをシリアルデータに変換するP/S34と、再生ポート30の各部を制御するCPU35とを備える。また、データ入出力部32は、P/S34から入力されたシリアルデータをデコードするデコーダ36と、このデコーダ36から出力されるデータと編集部51から出力されるデータとのうちのいずれか一方の信号を選択して出力端子38に供給するセレクタ37とを備えている。
【0031】
一方、再生ポート40は、データ管理部41と、データ入出力部42とからなる。データ管理部41は、HDDアレイ110からのデータを一時的に記憶するバッファ43と、このバッファ43からのパラレルデータをシリアルデータに変換するP/S44と、再生ポート40の各部を制御するCPU45とを備える。また、データ入出力部42は、P/S44から入力されたシリアルデータをデコードするデコーダ46と、このデコーダ46から出力されるデータと編集部51から出力されるデータとのうちのいずれか一方の信号を選択して出力端子48に供給するセレクタ47とを備えている。
【0032】
エディティングマネージャ50は、編集部51と、インターフェース(I/F)52と、CPU53とを備えており、上述した記録ポート10及び再生ポート20,30,40から入力されたデータを、編集部51を介してビデオエフェクタ60に出力して編集させる。また、エディティングマネージャ50は、ビデオエフェクタ60からのデータを、記録ポート10のセレクタ13及び再生ポート20,30,40のセレクタ27,37,47に出力する。
【0033】
編集部51は、記録ポート10に入力したデータ及び再生ポート20,30,40のデコーダ26,36,46を経たデータのうちの所望のデータを、内部に備える図示しないスイッチャによって適宜切り換えることで選択し、ビデオエフェクタ60へと出力する。また、編集部51は、ビデオエフェクタ60から入力されるデータを、スイッチャによって適宜切り換えることで、所望のポート又はCPU53へと出力する。さらに、記録ポート10に入力したデータや、再生ポート20,30,40のデコーダ26,36,46を経たデータや、ビデオエフェクタ60から入力されるデータを外部のモニタ装置等に出力したい場合には、編集部51は、これらのデータを出力端子54に供給する。なお、例えば素材Aを素材Bに挿入して出力するのみで、編集点でエフェクトをかけない場合など、単にスイッチングのみを行って再生ポート20,30,40や記録ポート10に出力するだけの場合もある。
【0034】
I/F52は、コントロールパネル70と接続し、コントロールパネル70を制御するための制御信号、A/Vデータ等がCPU53から入力されてコントロールパネル70に出力するとともに、コントロールパネル70からの操作入力信号等をCPU53に入力する。また、I/F52は、例えば外部のVTR(Video Tape Recorder)等を接続してデータや各種コマンドを出力するとともに、外部からの各種コマンドを入力する。
【0035】
CPU53は、内部に格納された編集処理実行プログラムを実行することで、記録ポート10が備えるCPU17及び再生ポート20,30,40のそれぞれが備えるCPU25,35,45を制御する。
【0036】
また、CPU53は、各ポートのCPUを制御することによって、同時に複数のポートを制御するとともに、各100に記憶されたA/Vデータを読み出す旨の制御信号をHDDアレイ110に出力してA/Vデータを入力する。このとき、CPU53は、編集処理の対象となっている素材データを仮想ファイル(Virtual File;以下、VFLと記す。)に従って読み出し、I/F52を介してコントロールパネル70に出力する。なお、VFLの詳細については、後述する。
【0037】
更に、このCPU53は、コントロールパネル70からのプレビュー処理を行う旨の操作入力信号に応じて、編集処理の結果生成されたVFLに基づくプレビュー処理を行う。このとき、CPU53は、ファイル管理部91に格納されたVFLを読み出して、VFLが示すA/Vデータを順次各HDD100から各ポート20〜40を介して読み出してI/F52を介してコントロールパネル70に出力する。
【0038】
更にまた、このCPU53は、編集した後のA/Vデータを再生するときにおいて、VTRエミュレーション処理を行う。すなわち、このCPU53は、VTRエミュレーション処理を行ってコントロールパネル70の表示部301に表示する旨の操作入力信号が入力されたときには、VFLに基づいて編集処理の対象となった各素材データに設定されたイン点よりも時間軸上の前に位置するプリロール点からアウト点よりも時間軸上の後に位置するポストロール点までのデータを順次読み出してI/F52を介してコントロールパネル70に出力する。なお、このプリロール点のイン点に対する時間は任意に設定可能であり、ポストロール点のアウト点に対する時間も任意に設定可能である。
【0039】
更にまた、このCPU53は、VTRエミュレーション処理を行っているときにおいて、各素材データに設定された編集点に応じてプリロール点からポストロール点までのデータを順次読み出した後に、読み出した各素材データに設定されたイン点又はアウト点に位置する静止画像を表示するようにデータをコントロールパネル70に出力する処理、又はコントロールパネル70のフラッシュメモリ304に格納されているイン点又はアウト点に位置する静止画像を表示するキューアップ(Cue Up)処理を行う旨の制御信号をコントロールパネル70に出力する処理を行う。
【0040】
ビデオエフェクタ60は、複数のポート20〜40を利用して、データに特殊効果処理を施す。ビデオエフェクタ60は、具体的には、ある素材データに別の異なる素材データを挿入して各素材データを接続することで新たな時系列データを生成するピクチャインピクチャ(PinP)等の特殊効果処理を行って編集データを生成する処理をエディティングマネージャ50から入力した素材データに対して行う。
【0041】
コントロールパネル70は、例えば、編集作業を行うデータの選択や、データの入出力を行うポートを選択する際にユーザが操作する各種スイッチ等や、編集作業に用いる画像等を表示する表示部等を備える。コントロールパネル70は、ユーザに操作されることによって、操作に対応した操作入力信号を生成する。
【0042】
具体的には、コントロールパネル70は、ユーザが各種スイッチ等を操作することにより記録ポート10、再生ポート20,30,40、外部に接続されているVTR等を選択すると、選択されたポート又はVTRに対して制御信号を出力する。この制御信号は、タイミングマネージャ80を介して制御バス121へと送られ、この制御バス121により伝送されて各ポートが備えるCPUに入力される。制御信号が送られた各ポート又はVTRは、この制御信号の内容に応じた動作を行う。
【0043】
コントロールパネル70は、図2に示すように、ユーザに操作される複数のボタン等を備えてなり、ポートセレクト部201、走行制御部202、サーチ操作部203、タイムコード部204、ファンクション操作及びディスプレイ部205、編集操作部206に大別される。
【0044】
このポートセレクト部201は、記録ポート10及び再生ポート20,30,40をユーザが選択するためのボタン群が設けられた部分であり、各ポート10,20,30,40を選択するためのポート選択ボタン(PORT SELECT)211、編集処理時にデータ入力ポートとして機能させるポート10,20,30,40を選択するためのレコーダボタン(RECORDER)212、編集処理時にデータ出力ポートとして機能させるポート10,20,30,40を選択するためのプレーヤボタン(PLAYER)213を備える。
【0045】
走行制御部202は、記録再生処理をユーザが制御するためのボタン群が設けられた部分であり、VTRエミュレーション処理をして再生を行うためのプリロールボタン(PREROLL)221、記録を開始するための記録ボタン(REC)222、編集処理を行うための編集ボタン(EDIT)223、記録及び再生の停止をするためのストップボタン(STOP)224、時間軸の順方向の早送りを実行するための早送りボタン(F FWD)225、再生を開始するためのプレイボタン(PLAY)226、時間軸の逆方向に巻き戻しを実行するための巻き戻しボタン(REW)227を備える。
【0046】
サーチ操作部203は、素材データの検索処理をユーザが制御するための操作部分であり、編集処理時の編集点(イン点、アウト点)を検索するためのサーチダイヤル231、サーチダイヤル231の位置に応じて再生速度を制御するバリアブルモード再生を行うためのバリアブルボタン(VAR)232、サーチダイヤル231の回転速度に応じて再生速度を制御するジョグモード再生を行うためのジョグボタン(JOG)233、サーチダイヤル231の回転速度に応じて再生速度をジョグモード再生よりも広い範囲で制御するシャトルモード再生を行うためのシャトルボタン(SHUTTLE)234を備える。
【0047】
タイムコード部204は、タイムコードに関しユーザが制御するためのボタンとして、タイムコード表示を切り換えるためのタイムコード表示切換ボタン(TC TYPE)241、選択されているポート10,20,30,40のタイムコードに挿入されているユーザビットを表示するためのタイムコード/ユーザビットボタン(TC/UB)242、タイムコードの種類に応じてタイムコードをリセットするためのリセットボタン(RESET)243、タイムコードダイアログの表示を制御するためのホールドボタン(HOLD)244、各ポート10,20,30,40から出力するA/Vデータとして再生信号を選択するための再生信号モニタボタン(PB)245、各ポート10,20,30,40から出力する映像音声信号として所定モードの入力を選択するための入力信号モニタボタン(PB.EE)246を備える。
【0048】
ファンクション操作及びディスプレイ部205は、ディスプレイに表示されているファンクションに対応し各機能を実行するためのファンクションボタン(L1〜L11)251、ディスプレイ部252、ファンクションボタン(B1〜B7)253、ファンションボタン251、253ごとの機能割当てを切り換えるためのシフトボタン(SHIFT)254、動作モードを指定するためのモードボタン(MODE)255、ディスプレイ部252に表示しているカーソル移動等を行うためのマルチコントロール(MULTI CONTROL)つまみ256を備える。
【0049】
編集操作部206は、既に設定された編集点の削除及びDMCモードの解除を行うための削除ボタン(DELETE)261、イン点及びアウト点を設定するための編集イン/アウト点指定ボタン(IN/OUT)262、編集イン/アウト点指定ボタン262とともにイン点及びアウト点を設定するための編集点設定ボタン(ENTRY)263、オーディオデータについてイン点及びアウト点を設定するための音声イン点/アウト点指定ボタン(AUDIO IN/OUT)264、既に設定したイン点及びアウト点を修正するための微修正ボタン(TRIM)265、任意の再生速度での再生処理設定を記憶するときに点灯するメモリーランプ(MEMORY)266、編集処理した後のA/Vデータの再生を表示するためのレビューボタン(REVIEW)267、自動編集を行うための自動編集ボタン(AUTO EDIT)268、編集処理したA/Vデータを記録する前にプレビュー再生するためのプレビューボタン(PREVIEW)269、任意の再生速度で自動再生及び自動編集を実行するためのDMC編集ボタン(DMC EDIT)270を備える。
【0050】
このコントロールパネル70は、図3に示すように、表示部301及び表示メモリ302、CPU303、フラッシュメモリ304、操作入力部305、キャプチャコントローラ306がバス307に接続され、各部がバス307を介してデータの入出力が可能とされている。
【0051】
表示部301は、上述のディスプレイ部252に対応し、例えばLCD(液晶ディスプレイ)からなり、表示メモリ302に格納されたA/Vデータを読み込み、動画像又は静止画像等のA/Vデータが示す映像を表示する。
【0052】
操作入力部305は、上述したユーザが操作する各種ボタンやサーチダイヤル231等を含み、ボタン等がユーザにより押圧操作されることで、各ボタンに応じた操作入力信号を生成してCPU303及びキャプチャコントローラ306に出力する。
【0053】
キャプチャコントローラ306は、データバス120、I/F92を介して情報管理部3からA/Vデータが入力され、入力されたA/Vデータをキャプチャして静止画像データを生成する処理を行い、生成した静止画像データをフラッシュメモリ304に出力する。
【0054】
CPU303は、内蔵されたメモリに処理プログラムを格納してなり、処理プログラムに従って処理を行う。このCPU303は、各HDD100に格納されたファイル名等を表示する。
【0055】
また、このCPU303は、例えば編集処理の対象となる第1〜第3の素材データを用いて、図4に示すように第1〜第3の素材データを接続してなる編集データを生成するときには、ユーザが編集操作部206を操作したことに応じた操作入力信号に従い、第1の素材データにアウト点を設定し、第2及び第3の素材データにイン点及びアウト点を設定することで、図5に示すように各素材データに設定したイン点及びアウト点をタイムコードで記述したVFLファイルを作成する。
【0056】
この図5に示すように、CPU303は、VFLファイルの名前、映像を示す第1〜第3の素材データのイン点及びアウト点、音声を示す第1〜第3の素材データのイン点及びアウト点かなるVFLファイルを作成する。VFLファイルにより再生される編集データは、第1の素材データの0秒〜5秒まで再生し、続いて第2の素材データの10秒〜15秒まで再生し、第3の素材データの5秒〜10秒までのA/Vデータを再生してなる。
【0057】
タイミングマネージャ80は、ビデオの同期信号に基づいてタイミングをとり、データバス120を管理するものである。このタイミングマネージャ80は、タイミングパルスを発生させるタイミングパルス発生器81と、コントロールパネル70とのインターフェースであるインターフェース(I/F)82と、各部を制御するCPU83とを備える。
【0058】
このタイミングマネージャ80は、外部から入力されるビデオ同期信号に基づいて、CPU93がタイミングパルス発生器81を制御してタイミングパルスを発生させ、制御バス121に送信する。タイミングマネージャ90は、このタイミングパルスに基づいてデータバス120の使用権を管理する。
【0059】
ファイルマネージャ90は、各HDD100におけるファイルの記録領域を示すファイル管理情報を保持し、このファイル管理情報に基づいてファイルの管理を行うファイル管理部91と、例えばイーサネット等の外部のネットワークに接続され、外部のネットワークとの間でデータの入出力を行うネットワークドライバ92と、各部を制御するCPU93とを備える。
【0060】
ファイルマネージャ90は、CPU93の制御のもとに、HDDアレイ110に記録されたデータの管理を行う。例えば、ファイルマネージャ90は、あるファイルがHDD100に記録されたときに、これらのHDD100内のどのアドレスにファイルが記録されたかを示す情報を含むファイル管理情報を用いて、HDDアレイ110に記録されたデータの管理を行う。
【0061】
また、ファイル管理部91は、ファイル管理情報を保持することによって、ファイル名を指定するだけで所望のファイルの再生を行うことができ、再生ファイル情報であるVFLに基づいて、編集の際に新たにデータを記録することなく編集結果をもとに素材データを再生することができる。
【0062】
ここで、HDDアレイ110に蓄積されるファイルを管理するためのファイル管理情報について詳細に説明する。
【0063】
ファイル管理情報は、図6に示すように、ファイルエントリ(File Entry;以下、FEと記す。)と、レコードエントリ(Record Entry;以下、REと記す。)と、フリースペースリスト(Free Space List;以下、FSLと記す。)の3つの情報からなる。
【0064】
FEには、図6(A)に示すように、ファイル名と、最初のREへのポインタ情報と、ファイルが記録された実時刻又は“0”が記述される開始時刻情報(スタートタイムコード)と、製作者や製作日時等の付随情報とが書き込まれる。すなわち、A/Vサーバ1は、ファイル単位にFEが設定され、そのファイルがHDD100上のどの位置から書き込まれ、どれだけの長さ書き込まれているかの情報を示すREへリンクされている。
【0065】
REには、図6(B)に示すように、次のREへのポインタ情報と、実際にファイルが記録された各HDD100上の先頭位置のアドレスを示す先頭位置データと、ファイルが先頭位置を示すアドレスから連続して記録されている長さを示す連続領域長データとが書き込まれる。
【0066】
このREに記述される情報の具体例として、任意のファイルAが図7に示すように各HDD100上のアドレス領域に記録されている場合について説明する。
【0067】
すなわち、ファイルAは、HDD100上のアドレス空間において、アドレス50乃至アドレス100、アドレス200乃至アドレス300、アドレス500乃至アドレス750に分割されて記録されている。
【0068】
このとき、FE及びREには、図8に示すような情報が記述される。すなわち、FEには、ファイル名として“A”が記述されるとともに、最初のREへのポインタ情報が記述される。なお、FEには、ファイルAが記録された実時刻が記述される開始時刻情報(スタートタイムコード)と製作者や製作日時等の付随情報が記述されるがここでは省略してある。また、REは、ファイルAが分割されている数と同数だけ用意される。最初のREには、先頭位置データとしてファイルAがHDDに記録されている最初のアドレスである“50”が記述されるとともに、ファイルAがアドレス50乃至アドレス100に記録されていることから連続領域の記録長として“50”が記述される。また、次のREには、先頭位置データとして“200”が記述されるとともに、ファイルAがアドレス200乃至アドレス300に記録されていることから連続領域の記録長として“100”が記述される。さらに、次のREには、先頭位置データとして“500”が記述されるとともに、ファイルAがアドレス500乃至アドレス750に記録されていることから連続領域の記録長として“250”が記述される。そして、このREには、ファイルAが終了していることを示すために、次のREへのポインタ情報としてEOF(End Of File)が記述される。
【0069】
これらのFE及びREは、データがHDD上のどの領域に記録されているかを示す情報であるが、FSLは、データが書き込まれていない領域を示す情報が記述される。FSLは、図6(C)に示すように、次のFSLへのポインタ情報と、データが記録されていないHDD100上の連続空き領域の先頭位置のアドレスを示す先頭位置データと、この先頭位置のアドレスから次にデータが記録されている領域までの空き領域の長さを示す連続領域長とを有する。このFSLに記述される情報の具体例として、図7に示した場合について説明する。
【0070】
このとき、FSLには、図9に示すような情報が記述される。すなわち、FSLは、連続した空き領域の数と同数だけ用意される。最初のFSLには、先頭位置データとしてHDD100上の空き領域の最初のアドレスである“0”が記述されるとともに、ファイルAがアドレス50から記録されていることから連続領域長として“50”が記述される。また、次のFSLには、先頭位置データとして“100”が記述されるとともに、ファイルAがアドレス200から記録されていることから連続領域長として“100”が記述される。さらに、次のFSLには、先頭位置データとして“300”が記述されるとともに、ファイルAがアドレス500から記録されていることから連続領域長として“200”が記述される。そして、このFSLには、最後の空き領域であることを示すために、次のFSLへのポインタ情報としてEOF(End Of File)が記述される。
【0071】
ファイル管理部91は、このようなファイル管理情報を保持し、別のファイルがHDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nに記録されると、そのファイルに関するFE及びREが作成されるとともに、FSLを書き換える。
【0072】
このようなファイル管理情報を保持するA/Vサーバ1は、HDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nに記録されているA/Vデータを素材データとして編集する際に、そのファイルを示す情報をコントロールパネル70からHDDアレイ110に出力する。エディティングマネージャ50のCPU53は、ファイル管理情報に基づいて、所望のファイルを再生するために、HDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nのどの領域にアクセスするべきかを把握することができる。ユーザは、コントロールパネル70の表示部に表示された情報をもとに、例えばイン点、アウト点といった編集点等の情報を各種スイッチ等を操作することにより決定する。そして、A/Vサーバ1においては、このようにして決定した編集結果情報をコントロールパネル70から再びHDDアレイ110に出力する。このとき、A/Vサーバ1においては、編集結果情報のみをコントロールパネル70からHDDアレイ110に出力すればよく、素材データ自体を送る必要はない。
【0073】
図1に戻り、HDDアレイ110は、各HDD100に対し各種データを格納及び管理するものである。HDDアレイ110は、複数のHDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nに接続され、これらのHDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nに対して各種データを記憶させるとともに、これらのHDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100nに記録されているデータの管理を行う。HDDアレイ110は、バッファ111と、映像データ書き込み/読み出し処理部(V)112と、音声データ書き込み/読み出し処理部(A)113とを備える。
【0074】
バッファ111は、データバス120との間でのデータを転送を行うときに、一時的にデータを記憶する。例えば、各HDD100からのデータは、このバッファ111においてバッファリングされた後、データバス120に出力される。
【0075】
映像データ書き込み/読み出し処理部112は、接続された各HDD100に対して映像データの書き込み及び読み出し処理を行う。映像データ書き込み/読み出し処理部112は、具体的には、各HDD100の中から所望のHDD100を選択して、バッファ111から入力された映像データを書き込むとともに、所望のHDDから映像データを読み出してバッファ111に出力する。
【0076】
音声データ書き込み/読み出し処理部113は、接続された各HDD100n−1,100nに対して音声データの書き込み及び読み出し処理を行う。音声データ書き込み/読み出し処理部113は、具体的には、接続された2つのHDD100n−1,100nのいずれか一方を選択し、バッファ111から入力された音声データを書き込むとともに、所望のHDD100から音声データを読み出してバッファ111に出力する。
【0077】
HDDアレイ110は、例えば、放送業務用として記録されるべきデータが確実に記録されるとともに、記録されているデータが確実に再生されるように冗長性を持たせてあり、いわゆるRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成をとる。映像データが記録されるHDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2は、RAID−3の構成、すなわち、データを複数のディスクに分けて並行転送することで転送性能を高め、さらにパリティディスクを設けた構成をとり、音声データが記録されるHDD100n−1,100nは、いわゆるデータの二重書きを行うミラーディスクと呼ばれるRAID−1の構成をとる。
【0078】
次に、上述した構成を有するA/Vサーバ1により外部より入力されたデータを各HDD100に記録するときの処理について説明する。
【0079】
A/Vサーバ1において、入力端子18に入力されたデータは、記録ポート10のデータ入出力部11が備えるセレクタ13を経て、エンコーダ14に入力されて所定のフォーマットにエンコードされる。エンコードされたデータは、記録ポート10のデータ管理部12が備えるS/P15によりパラレルデータに変換され、バッファ16でバッファリングされる。そして、バッファリングされているデータは、タイミングパルス発生器81からCPU17に割り当てられたタイムスロットの期間に、データバス120に出力され、HDDアレイ110へ転送される。
【0080】
HDDアレイ110に転送されてきたデータは、バッファ111にてバッファリングされ読み出される。そして、バッファ111から読み出されたデータのうち、映像データは、映像データ書き込み/読み出し処理部112に入力され、音声データは、音声データ書き込み/読み出し処理部113に入力される。映像データ書き込み/読み出し処理部112は、入力された映像データを所定の単位で分割するとともに、パリティデータを求め、分割したデータ及びパリティデータを各HDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2,100n−1,100n−2に記録する。また、音声データ書き込み/読み出し処理部113は、入力された音声データを2つのHDD100n−1,100nに記録する。このとき、ファイル管理部91は、記録したデータに応じて、ファイル名、データが記録された各HDD100の記録領域のアドレスからなる新たなファイル管理情報を生成する。
【0081】
A/Vサーバ1は、このような処理を行うことによって、外部から入力したデータをHDDアレイ110に記録することができる。
【0082】
次に、A/Vサーバ1により各HDD100に記録されているデータを再生して各再生ポート20〜40に出力するときの処理について説明する。
【0083】
すなわち、A/Vサーバ1においては、再生ポート20,30,40のいずれかが、タイミングパルス発生器81により割り当てられたタイムスロットの期間にHDDアレイ110にアクセスし、HDDアレイ110に対して、データの再生を要求する。HDDアレイ110では、映像データ書き込み/読み出し処理部112が、HDD1001,1002,・・・,100n−3,100n−2に分割されて記録されている映像データとパリティデータとを読み出し、分割されたデータを単一化するとともに、パリティデータに基づいてエラー検出及びエラー訂正を行い、映像データを再生する。また、音声データ書き込み/読み出し処理部113は、2つのHDD100n−1,100nのうち、エラーがないHDDから音声データを再生する。このとき、映像データ書き込み/読み出し処理部112及び音声データ書き込み/読み出し処理部113は、各HDD100又はファイル管理部91に格納されているファイル管理情報を参照して再生するファイルをアクセスする。再生された映像・音声データは、バッファ111でバッファリングされた後、読み出され、データバス120を介して、再生要求を行った再生ポートに転送される。
【0084】
このようなA/Vサーバ1による再生処理において、例えば再生ポート20が再生要求を行ったとき、HDDアレイ110から出力されたデータは、データバス120を介してデータ管理部21が備えるバッファ23に入力される。バッファ23に入力したデータは、このバッファ23でバッファリングされた後、P/S24にてシリアルデータに変換される。このシリアルデータは、データ入出力部22が備えるデコーダ26に入力されてデコードされた後、セレクタ27を経て出力端子28へと供給され、外部に出力される。このようにして、A/Vサーバ1は、内部素材を再生して外部に出力することができる。
【0085】
次に、A/Vサーバ1により、外部から入力されたデータ及び/又は各HDD100に記録された素材データを用いた編集処理について説明する。
【0086】
A/Vサーバ1で編集処理を行うとき、ユーザによりコントロールパネル70の前面に設けられた各種ボタンが操作されることによる操作入力信号に応じて編集処理を開始する。このとき、コントロールパネル70のCPU303は、編集処理の対象となる各素材データに編集開始時刻情報であるイン点、編集終了時刻情報であるアウト点を編集点として設定することで編集処理を実行する。
【0087】
また、A/Vサーバ1は、上述したファイル管理部91が管理するファイル管理情報を保持することによって、ファイル名を指定するだけで所望のファイルの再生等の操作を行うことができ、VFLに基づいて、編集の際に新たにデータを記録することなく編集結果をもとに内部素材を再生することができる。
【0088】
A/Vサーバ1においては、編集結果情報を上述したVFLと呼び、このVFLに基づいて各HDD100の所定アドレスにアクセスし、記録された素材データを順次読み出すことで、VFLに基づく編集データをコントロールパネル70に出力してユーザに提示することができる。すなわち、A/Vサーバ1は、編集処理を行っているときには、編集結果となる編集データを各HDD100に記録し直す必要がない。そのため、A/Vサーバ1は、リアルタイムに素材データを編集して出力することができる。
【0089】
ここで、VFLの詳細について説明する。
【0090】
VFLは、図10に示すように、編集したファイル名を示すファイル名領域と、そのファイルに含まれる素材データについて設定されたイン点及びアウト点を示す再生開始位置領域及び再生終了位置領域とからなる。再生開始位置領域及び再生終了位置領域は、それぞれ、そのファイルの先頭位置からのHDD100上のアドレスに対応した再生開始位置及び再生終了位置を示す。例えば、上述の図7に示したHHD上のアドレス空間においてアドレス50〜アドレス100、アドレス200〜アドレス300、アドレス500〜アドレス750の3つの領域に分割して記録されたファイルAに対して、図11(A)に示すように再生開始位置[10]と再生終了位置[60]を指定するVFLを作成した場合、HDD上の実際の再生開始位置及び再生終了位置の対応は、図11(B)に示すようになる。
【0091】
図11(A)に示したVFLは、ファイルAに対して、再生開始位置[10]と再生終了位置[60]で示される長さ[50]の編集区間を指定するもので、図11(B)に示すように、ファイルAはHDD100上のアドレス空間においてアドレス50から記録されているので、VFLに示された再生開始位置[10]にて与えられるファイルAの編集区間の開始位置すなわちイン点は、上記アドレス50に「10」を加えたアドレス60となる。また、上記VFLに示された再生終了位置[60]は、上記アドレス空間上で再生開始位置[10](アドレス60)から連続的する長さ[50]の編集区間の終了位置すなわちアウト点を示すもので、アドレス60〜アドレス100とアドレス200〜アドレス210の編集区間の終了位置に当たるアドレス210となる。
【0092】
すなわち、図11(A)に示したVFLは、アドレス60〜アドレス100とアドレス200〜アドレス210を連続したファイルAの編集区間として指定するものである。
【0093】
次に、コントロールパネル70の表示部301にVFLに基づく映像を表示させて、編集素材の確認や編集の決定を行うプレビュー処理又は自動編集処理について図12のフローチャートを参照して説明する。
【0094】
A/Vサーバ1により編集処理を行うときには、先ず、ステップST1において、ユーザがポートセレクト部201のポート選択ボタン211を操作することで操作入力信号がタイミングマネージャ80、制御バス121を介してエディティングマネージャ50のCPU53に入力される。これに応じ、CPU53は、記録ポート10から入力されるA/Vデータを第2の素材データ(Recorder側のA/Vデータ)として選択する。
【0095】
また、このステップST1において、ユーザが更にポートセレクト部201のポート選択ボタン211を操作することで操作入力信号がCPU53に入力され、CPU53は、HDD100に格納されているA/Vデータをファイル管理部91で保持しているファイル管理情報を参照して読み出し、当該A/Vデータを第1の素材データ(Player側のA/Vデータ)として選択する。
【0096】
このとき、コントロールパネル70のCPU303は、CPU53から編集処理を行う旨の制御信号に応じて、図13に示すようなデータ検索画面を表示部301に表示する処理を行う。この図13に示すように、CPU303は、ファイルとして各HDD100に格納されているファイルの番号401、ファイル名402、最新更新日時403、選択/非選択ポインタ404、選択されているファイルに格納されている素材データが示す画像405、選択されているファイルの番号406、選択されているファイルの時間長407、選択されているファイルの最新更新日時408、指定されている各ポートのポート番号209を表示する。そして、ユーザがサーチダイヤル231を操作したことに応じた操作入力信号によりCPU303は、選択/非選択ポインタ404を移動させて第1の素材データを選択する。
【0097】
次に、CPU53は、ステップST1において第1の素材データ及び第2の素材データが選択されると、ステップST2の編集点を設定する処理に移行し、コントロールパネル70のCPU303に編集処理画面とする旨の操作入力信号を出力する。これに応じ、CPU303は、図14に示すような編集処理画面を表示部301に表示させる。この図14に示すように、イン点及びアウト点が設定される素材データを保持するポート番号411、第1の素材データ又は第2の素材データの動画像412a、イン点及びアウト点が設定される第1の素材データ及び第2の素材データの静止画像412b、412cを含む画像表示領域413、設定されたポートが保持する素材データに設定するイン点のタイムコード414、アウト点のタイムコード415、イン点とアウト点間の時間を示すタイムコード416、第1の素材データのタイムコード417、第2の素材データのタイムコード418ごとに表示する。
【0098】
ステップST2においては、図14に示すような編集処理画面が表示され、ユーザがコントロールパネル70を操作することで、各素材データごとに編集区間が指定される。なお、プリロール区間及びポストロール区間は、予めコントロールパネル70の操作によりフラッシュメモリ304に蓄積される。コントロールパネル70のCPU303は、第1及び第2の素材データについて指定された編集区間を示すイン点のタイムコード及びアウト点のタイムコードを生成するとともに、イン点及びアウト点のタイムコードからプリロール点及びポストロール点の各位置を算出して、各素材データについてのイン点のタイムコード及びアウト点のタイムコードをファイル管理部91に出力する。具体的には、CPU303は、指定されたイン点のタイムコードからメモリ304から読み出したプリロール区間に相当する時間を減算することでプリロール点を算出し、アウト点のタイムコードからポストロール区間に相当する時間を加算することでポストロール点を算出する。算出したプリロール点及びポストロール点の情報は、タイミングマネージャ80のI/F82、CPU83及び制御バス121を経由して、エディティングマネージャ50のCPU53に転送される。また、ステップST2において、コントロールパネル70のCPU303は、第1及び第2の素材データにイン点及びアウト点が設定され、編集処理が可能である旨を自動編集ボタン268を点滅表示させる。
【0099】
次のステップST3において、CPU53は、コントロールパネル70のプレビューボタン269又は自動編集ボタン268が操作されたことを示す操作入力信号を判定する。そして、プレビューボタン269が押圧されたときにはステップST4に進んでプレビュー再生処理を行い、自動編集ボタン268が押圧されたときにはステップST8に進んで自動編処理を行う。
【0100】
プレビュー再生処理では、プレビュー用VFLファイルを作成し、このプレビュー用VFLファイルに基づき、各素材データに設定された編集点に応じてプリロール点からポストロール点までのデータを順次再生する。
【0101】
すなわち、ステップST4において、CPU53は、上述のステップST2で設定された各素材データごとのイン点及びアウト点を示すタイムコードをHDD100内のアドレスに変換する処理を行うことで、各素材データごとに図10に示すようなデータ構造を有するプレビュー用VFLファイルを作成するようにファイル管理部91を制御する。
【0102】
次のステップST5において、CPU53は、上述のステップST4で作成したプレビュー用VFLファイルを用い、各素材データの編集点(イン点及びアウト点)を含む領域を再生してコントロールパネル70に出力し表示部301にプレビュー用VFLファイルに基づく映像を表示させることでプレビュー再生をする。
【0103】
このとき、CPU53は、プリロールボタン221を押圧したことに応じた操作入力命令に応じて、図15に示すVTRエミュレーション処理を行って再生を行う。すなわち、CPU53は、コントロールパネル70の表示部301に表示する旨の操作入力信号が入力されたときには、ステップST2で作成されたプリロール点及びポストロール点の情報とプレビュー用VFLを用いて、各素材のプリロール点からポストロール点までのデータを順次各再生ポート20,30,40から読み出してI/F52を介してコントロールパネル70に出力する。
【0104】
すなわち、プレビュー再生処理では、例えば図15に示すように、先ず第1の素材データのプリロール点からイン点まで再生し、続いて第2の素材データのイン点からアウト点まで再生し、続いて第1の素材データのアウト点からポストロール点まで再生する。
【0105】
次に、ステップST6において、CPU53は、上述のステップST5でプレビュー再生したときに用いたプレビュー用VFLファイルをファイル管理部91から削除するように制御する。
【0106】
次のステップST7において、CPU53は、キューアップ処理を行うことで、上述のステップST5で再生した素材データに設定されたイン点又はアウト点に位置する静止画像を表示するようにコントロールパネル70を制御する。このとき、CPU303は、フラッシュメモリ304に格納されているイン点又はアウト点に位置する静止画像を表示メモリ302に出力して処理を終了する。
【0107】
図15を用いて説明すれば、ステップST5で第1の素材データのポストロール点まで再生した後に、ステップST7において、第1の素材データのポストロール点から時間軸の逆方向に向かって第1の素材データのアウト点まで再生を行う。
【0108】
また、自動編集処理では、VFLファイルを作成し、このVFLファイルに基づき、各素材データに設定された編集点に応じてプリロール点からポストロール点までのデータを順次再生し、その編集結果としてVFLファイルをファイル管理部91に格納する。
【0109】
すなわち、ステップST8において、CPU53は、ステップST2で各素材データごとに設定したイン点及びアウト点に基づいて、VFLファイルを作成するようにファイル管理部91を制御する。
【0110】
次のステップST9において、上述したステップST8で作成したVFLファイルに応じて、上述のステップST5と同様に、プリロール点からポストロール点までの各素材データを各ポートから読み出してコントロールパネル70の表示部301に表示するVTRエミュレーション処理を行うことで再生を行う。
【0111】
次のステップST10において、上述のステップST7と同様に、キューアップ処理を行うことで、再生した素材データに設定されたイン点又はアウト点に位置する静止画像を表示するようにコントロールパネル70を制御する。このときCPU303は、フラッシュメモリ304に格納されているイン点又はアウト点に位置する静止画像を表示メモリ302に出力して処理を終了する。ここで、自動編集処理では、上述のプレビュー再生処理とは異なり、上述のステップST8で作成したVFLファイルを編集結果としてファイル管理部91に内蔵されているメモリ又はHDD100内に格納する。
【0112】
次に、上述したA/Vサーバ1において、上述したように各素材データにイン点、アウト点を設定してVFLを作成するときのほかの一例について説明する。
【0113】
先ず、ユーザに編集イン/アウト点指定ボタン262が操作されることによる操作入力信号が入力され、編集処理の対象となる素材データにイン点が設定された状態で、I/F52から入力された当該素材データを表示部301で表示しているときに、ユーザがストップボタン224を押圧した旨の操作入力信号が操作入力部305から入力されたときには、CPU303は、当該操作入力信号を入力した時点に位置している画像をアウト点に位置する画像とする。すなわち、CPU303は、操作入力信号を入力した時点における表示メモリ302に格納されている画像をアウト点の画像とする。そして、CPU303は、タイミングマネージャ80、制御バス121を介して素材データについて設定したイン点及びアウト点を示すタイムコードをファイル管理部91に出力することでVFLを作成させる。
【0114】
また、CPU303は、表示部301で表示させている素材データにイン点及びアウト点が予め設定されている場合において、ユーザがストップボタン224を押圧した旨の操作入力信号が操作入力部305から入力されたときには、CPU303は、予め設定されていたアウト点の画像を、当該操作入力信号を入力した時点に位置している画像に変更する。そして、CPU303は、タイミングマネージャ80、制御バス121を介して素材データについて再設定したアウト点及びイン点を示すタイムコードをファイル管理部91に出力することでVFLを作成させる。このような編集処理を行うA/Vサーバ1によれば、予めイン点及びアウト点を設定した場合であっても、アウト点を再設定して新たなVFLファイルを作成することができる。
【0115】
上述したように、本発明を適用したA/Vサーバ1によれば、各素材データにイン点及びアウト点をタイムコードで設定したVFLファイルをコントロールパネル70のCPU303により作成し、ファイル管理部91でアドレス情報で記述したVFLファイルを作成して、VFLファイルに基づいて素材データを再生するとき、イン点及びアウト点の近傍に設定したプリロール点からポストロール点までのデータをプレビュー再生、編集処理後の再生を行うので、ノンリニア再生可能な記録媒体に記録されたデータを用いて編集処理を行っても、VTR動作をエミュレーションして、ユーザに提示するときにVTRと同様の感覚で編集した後のデータを提示することができる。
【0116】
また、このA/Vサーバ1によれば、プリロール点からポストロール点まで再生を行うので、イン点及びアウト点の編集状態を正確に確認することができる。
【0117】
更に、このA/Vサーバ1によれば、プリロール点からポストロール点まで再生した後であっても、ユーザが操作したことによるコントロールパネル70からの操作入力信号に応じてイン点又はアウト点に位置する素材データをユーザに提示することができる。
【0118】
【発明の効果】
したがって、本発明に係るデータ記録再生装置及び方法では、第1の素材データ及び第2の素材データにイン点及びアウト点を設定して、上記イン点及びアウト点に基づいて第2の素材データを第1の素材データに挿入する編集処理情報を生成し、生成した編集処理情報に基づいて、上記編集区間を示す再生ファイルを作成するするとともに、上記素材の編集区間よりも前に位置するプリロール点及び上記編集期区間よりも後に位置するポストロール点までの区間長に関する位置情報を予め記憶して、上記再生ファイルと上記位置情報とから上記ポストロール点とポストロール点とに関する情報ファイルを作成し、作成された上記情報ファイルをもとに、編集された上記素材を上記プリロール点から上記ポストロール点まで再生するように記録再生手段を制御し、上記記録再生手段により上記プリロール点から上記ポストロール点まで再生された上記素材を表示手段に表示するとともに、プレビュー再生を指示する操作入力に応じて、編集処理した映像及び/又は音声データを含む素材のプレビュー用情報ファイルを作成し、上記プレビュー用情報ファイルに基づき、各素材データに設定された編集点に応じて上記第1の位置から上記第2の位置までのデータを順次再生して、表示手段に映像を表示させるプレビュー再生処理を行い、上記プレビュー再生処理の後に、上記プレビュー再生に用いたプレビュー用情報ファイルを削除する処理を行い、さらに、キューアップ処理を行い、上記プレビュー再生した素材に設定されたイン点又はアウト点に位置する静止画像を上記表示手段に表示させることにより、ノンリニア再生可能な記録媒体に記録されたデータを用いて編集処理を行っても、VTR動作をエミュレーションすることができ、VTRを用いて編集処理を行って再生するときとの違和感を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したA/Vサーバの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明を適用したA/Vサーバに備えられるコントロールパネルの正面図である。
【図3】 本発明を適用したA/Vサーバに備えられるコントロールパネルの構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明を適用したA/Vサーバにより第1〜第3の素材データを用いて編集データを生成することを説明するための図である。
【図5】 図4に示した編集データを生成するときに作成されるVFLファイルを示す図である。
【図6】 本発明を適用したA/Vサーバのファイル管理部が保持するファイル管理情報の内容を説明する図である。
【図7】 任意のファイルAが本発明に適用したA/Vサーバが備えるHDD上のアドレス領域に記録されている様子を説明する図である。
【図8】 ファイル管理情報におけるファイルエントリ(FE)及びレコードエントリ(RE)に記述される情報の具体例を説明する図である。
【図9】 ファイル管理情報におけるフリースペースリスト(FSL)に記述される情報の具体例を説明する図である。
【図10】 本発明を適用したA/Vサーバにおいて用いられる仮想ファイル(VFL)の構成を説明する図である。
【図11】 VFLの具体例を説明するための図である。
【図12】 本発明を適用したA/Vサーバでプレビュー処理又は自動編集処理を行うときのフローチャートである。
【図13】 素材データを選択するときに本発明を適用したA/Vサーバのコントロールパネルに表示されるデータ検索画面について説明するための図である。
【図14】 イン点及びアウト点を設定するときに本発明を適用したA/Vサーバのコントロールパネルに表示される編集処理画面について説明するための図である。
【図15】 本発明を適用したA/Vサーバにおいて、VTRエミュレーション処理による再生を行って、プリロール点からポストロール点まで再生することを説明するための図である。
Claims (4)
- ノンリニアアクセス可能な記録媒体に映像及び/又は音声データを含む素材を記録再生する記録再生手段と、外部から入力された素材を処理して上記記録再生手段に出力するとともに、上記記録再生手段から出力された再生素材を処理して外部に出力する複数の入出力処理手段とを備え、上記各入出力処理手段は割当てられたタイムスロット期間内に上記記録再生手段に上記素材を出力するとともに上記記録再生手段から上記素材が入力されるようになされたデータ記録再生装置において、
第1の素材データ及び第2の素材データにイン点及びアウト点を設定し、上記イン点及びアウト点に基づいて第2の素材データを第1の素材データに挿入する編集処理情報を生成する編集手段と、
上記編集手段で生成した編集処理情報に基づいて、上記素材の編集区間よりも前に位置するプリロール点と、上記編集期区間よりも後に位置するポストロール点とに関する情報ファイルを作成する情報ファイル作成手段と、
上記情報ファイル作成手段で作成された上記情報ファイルをもとに、編集された上記素材を上記プリロール点から上記ポストロール点まで上記素材を再生するように上記記録再生手段を制御する制御手段と、
上記記録再生手段から再生された上記素材が表示される表示手段とを備え、
上記情報ファイル作成手段は、上記編集区間を示す再生ファイルを作成する再生ファイル作成手段と、上記プリロール点及びポストロール点までの区間長に関する位置情報を予め記憶する蓄積手段とを有し、上記再生ファイルと上記位置情報とから上記情報ファイルを作成し、
上記制御手段は、プレビュー再生を指示する操作入力に応じて、編集処理した映像及び/又は音声データを含む素材のプレビュー用情報ファイルを上記情報ファイル作成手段により作成し、上記プレビュー用情報ファイルに基づき、各素材データに設定された編集点に応じて上記プリロール点から上記ポストロール点までのデータを上記記録再生手段により順次再生して、上記表示手段に映像を表示させるプレビュー再生処理を行い、上記プレビュー再生処理の後に、上記プレビュー再生に用いたプレビュー用情報ファイルを削除する処理を行い、さらに、キューアップ処理を行い、上記プレビュー再生した素材に設定されたイン点又はアウト点に位置する静止画像を上記表示手段に表示させるデータ記録再生装置。 - 上記第1の位置及び上記第2の位置に関する情報は、タイムコードであることを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録再生装置。
- 上記第1の位置及び上記第2の位置に関する情報は、上記記録媒体上でのアドレス値であることを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録再生装置。
- ノンリニアアクセス可能な記録媒体に映像及び/又は音声データを含む素材を記録再生する記録再生手段と、外部から入力された素材を処理して上記記録再生手段に出力するとともに、上記記録再生手段から出力された再生素材を処理して外部に出力する複数の入出力処理手段とを備え、上記各入出力処理手段は割当てられたタイムスロット期間内に上記記録再生手段に上記素材を出力するとともに上記記録再生手段から上記素材が入力されるようになされたデータ記録再生装置におけるデータ記録再生方法であって、
上記素材を上記記録媒体に記録する第1のステップと、
第1の素材データ及び第2の素材データにイン点及びアウト点を設定し、上記イン点及びアウト点に基づいて第2の素材データを第1の素材データに挿入する編集処理情報を生成する第2のステップと、
上記第2のステップで生成した編集処理情報に基づいて、上記編集区間を示す再生ファイルを作成するするとともに、上記素材の編集区間よりも前に位置するプリロール点及び上記編集期区間よりも後に位置するポストロール点までの区間長に関する位置情報を予め記憶して、上記再生ファイルと上記位置情報とから上記ポストロール点とポストロール点とに関する情報ファイルを作成する第3のステップと
上記第3のステップで作成された上記情報ファイルをもとに、編集された上記素材を上記プリロール点から上記ポストロール点まで再生するように上記記録再生手段を制御する第4のステップと、
上記記録再生手段により上記プリロール点から上記ポストロール点まで再生された上記素材を表示手段に表示する第5のステップとを有するとともに、
プレビュー再生を指示する操作入力に応じて、編集処理した映像及び/又は音声データを含む素材のプレビュー用情報ファイルを作成する第6のステップと、
上記プレビュー用情報ファイルに基づき、各素材データに設定された編集点に応じて上記プリロール点から上記ポストロール点までのデータを上記記録再生手段により順次再生して、上記表示手段に映像を表示させるプレビュー再生処理を行う第7のステップと、
上記プレビュー再生処理の後に、上記プレビュー再生に用いたプレビュー用情報ファイルを削除する第8のステップと、
さらに、キューアップ処理を行い、上記プレビュー再生した素材に設定されたイン点又はアウト点に位置する静止画像を上記表示手段に表示させる第9のステップと
を有するデータ記録再生方法。
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