JP4411801B2 - データ再生装置及びデータ再生方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノンリニアアクセス可能な記録媒体へ記録した画像データを再生するデータ再生装置及びデータ再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CATV(ケーブルテレビ)等の普及による情報提供の多チャンネル化に伴い、1台の装置で複数の画像データ、音声データを同時に記録、又は、再生したり、更には画像データ、音声データを記録しながら画像データ、音声データを再生することができる装置の要求がある。
【0003】
このような要求を満たすために、テープ状記録媒体を備えた従来のVTR(ビデオテープレコーダ)とは異なり、ハードディスク等のランダムアクセス可能な記録媒体を用いて画像データ、音声データを記録し、記録した画像データ、音声データを再生するビデオサーバと呼ばれる装置が考案され、放送業務用を中心として普及しつつある。
【0004】
このビデオサーバには、ノンリニアアクセス可能な大容量のハードディスク装置が多数接続されているため、全体として数十〜数百ギガバイトの記録容量を有していることになる。また、このビデオサーバは、音声データ及び画像データ等のデータ量が非常に大きいデータの記録に適していると共に、任意の音声データ、画像データを短いアクセスタイムで再生できるので、編集用のデータ記録再生装置として優れている。
【0005】
このようなビデオサーバでは、複数のつまみ類やボタンなどを備えたコントロールパネルを用いることでユーザは集中的に、且つ、簡便に当該ビデオサーバの各機能を制御することができる。
【0006】
ところで、このようなビデオサーバでは、編集処理を行う場合、例えば、編集対象である素材の編集開始点であるIN点又は、編集終了点であるOUT点の近傍で画像データに特殊な効果(以下、ビデオエフェクトとも呼ぶ。)をかけて演出効果を高めるといった手法が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのようなビデオサーバに記録された画像データにエフェクト処理をするには、エフェクタを制御するための専用の制御パネルが別途必要となる。
【0008】
このエフェクタを制御するための制御パネルは、ユーザの操作性を高めるためにコントロールバーや、複数のつまみ類及びボタンなどを備えているため、広い設置スペースが必要となり、中継車などの狭い空間に配置するのは非常に困難であるといった問題がある。
【0009】
そこで、本発明は上述したような問題を解決するために案出されたものであり、限られた設置スペースを占有してしまう専用のエフェクタ制御用の制御パネルを使用することなく、エフェクタの制御をすることができるデータ再生装置及びデータ再生方法を提供することを目的とする。
【0010】
上述の目的を達成するために、本発明に係るデータ再生装置は、割り当てられたタイムスロットの期間にノンリニアアクセス可能な記録媒体から所定の画像データを読み出す読み出し手段と、上記読み出し手段で読み出された画像データを再生する再生手段と、上記再生手段で再生された画像データを復号する復号手段と、上記復号手段で復号された画像データに対して施す処理に関する複数の設定項目を選択する選択手段と、ユーザによって回転操作される回転操作入力手段と、上記ユーザによって回転操作された回転操作入力手段の回転角を検出し、検出した上記回転角を符号化する回転角検出符号化手段と、上記回転角検出符号化手段によって符号化された値に応じて、上記選択手段によって選択された上記設定項目の設定を行う設定手段と、上記復号手段によって復号された画像データに対して上記設定手段によって設定された設定項目に従って、アニメーション・エフェクト、又は画像データの挿入処理に伴うエフェクトを含む所定の画像効果処理を施す画像効果処理手段と、上記復号手段によって復号された画像データ、又は上記画像効果処理手段によって画像効果処理が施された画像データの何れかを選択的に切り換えるデータ切換え手段と、上記復号手段によって復号された画像データ、又は上記画像効果処理手段によって画像効果処理が施された画像データの何れかを出力する複数の出力端子と、ユーザからの上記画像データの再生要求に応じて、画像データを再生させるための制御命令を、上記各出力端子の中からユーザによって選択された出力端子の数だけ生成し、生成した制御命令に、各々の出力端子に割り当てた画像データのファイルのファイルハンドルを付与する制御命令生成手段と、上記制御命令生成手段により生成されたファイルハンドルが付与された制御命令に基づいて、上記ユーザによる操作によって上記各出力端子の中から選択された少なくとも2つの出力端子から上記データ切換え手段によって選択された画像データを同期して出力させる同期制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
上述の目的を達成するために、本発明に係るデータ再生方法は、割り当てられたタイムスロットの期間にノンリニアアクセス可能な記録媒体から所定の画像データを読み出す読み出しステップと、上記読み出しステップで読み出された画像データを再生する再生ステップと、上記再生ステップで再生された画像データを復号する復号ステップと、上記画像データに対して施す処理に関する複数の設定項目を選択する選択ステップと、ユーザによって回転操作される回転操作入力手段の操作によって回転した回転角を検出し、検出した上記回転角を符号化する回転角検出符号化ステップと、上記回転角検出符号化ステップで符号化された値に応じて、上記画像データに対して施す処理に関する複数の設定項目の中から選択された設定項目の設定を行う設定ステップと、上記復号ステップで復号された画像データに対して上記設定ステップで設定された設定項目に従ってアニメーション・エフェクト、又は画像データの挿入処理に伴うエフェクトを含む所定の画像効果処理を施す画像効果処理ステップと、上記復号ステップで復号された画像データ、又は上記画像効果処理ステップで画像効果処理が施された画像データの何れかを選択的に切り換えるデータ切換えステップと、ユーザから上記画像データの再生要求がある場合に、画像データを再生させるための制御命令を、上記ユーザによる操作によって上記復号ステップで復号された画像データ、又は上記画像効果処理ステップで画像効果処理が施された画像データの何れかを出力する複数の出力端子の中からユーザによって選択された出力端子の数だけ生成し、生成した制御命令に、各々の出力端子に割り当てた画像データのファイルのファイルハンドルを付与する制御命令生成ステップと、上記制御命令生成ステップで生成されたファイルハンドルが付与された制御命令に基づいて、上記各出力端子の中から選択された少なくとも2つの出力端子から、上記データ切換えステップで選択された画像データを同期して出力させる同期制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るデータ再生装置及びデータ再生方法の実施の形態を図面を参照にして詳細に説明する。
【0013】
本発明は、例えば図1に示すように構成されたA/V(Audio/Video)サーバ1に適用される。このA/Vサーバ1は、音声及び/又は映像データ(以下、A/Vデータと記す。)を記録媒体に対して記録及び/又は再生(以下、記録再生と記す。)するものである。このA/Vサーバ1は、後述するコントロールパネルをユーザが操作することによって、A/Vデータの記録再生処理の他、編集処理、やビデオエフェクト処理などを実行することができる。
【0014】
A/Vサーバ1は、入力端子25と出力端子26とを有する記録再生ポート10と、入力端子45と出力端子46とを有する記録再生ポート40と、タイミングマネージャ80と、コントロールパネル90と、ファイルマネージャ100と、複数の記録媒体を備えたHDD(Hard Disk Drive)1101,1102,・・・,110n−3,110n−2,110n−1,110n(nは、任意の整数)を有するHDDアレイ(HDD Array)120と、エディティングマネージャ130と、ビデオエフェクタ(Video Effecter)140とを備えている。
【0015】
また、A/Vサーバ1は、記録再生ポート10、記録再生ポート40とHDDアレイ90との間のデータ転送のためのデータバス70と、各部を制御するための制御信号を転送するための制御バス71とを備えている。A/Vサーバ1は、このように2つの入力処理部及び2つの出力処理部を有しており、4系統の入出力処理を行う。
【0016】
記録再生ポート10は、入力端子25から入力された画像データ及び音声データ(以下、単にデータともいう。)をHDDアレイ120に記録するための処理を行う入力処理部として、また、HDDアレイ120に記録されているデータを再生し、出力端子26から出力させるための処理を行う出力処理部として機能する。
【0017】
この記録再生ポート10は、データ入出力部20と、データ管理部30とからなる。データ入出力部20は、セレクタ21と、エンコーダ22と、デコーダ23と、セレクタ24とを備え、データ管理部30は、バッファ31と、バッファ32と、記録再生ポート10の各部を制御するCPU33とを備えている。
【0018】
記録再生ポート10において、入力処理部として機能するのは、セレクタ21と、エンコーダ22と、バッファ31であり、入力端子25から入力されたデータは、セレクタ21、エンコーダ22、バッファ31の順番で所定の入力処理がなされデータバス70を介してHDDアレイ110へ記録される(以下の説明において、記録再生ポート10の入力処理を行う系をポートP1とも呼ぶ。)。
【0019】
セレクタ21は、符号化するデータを選択するものである。具体的には、セレクタ21は、入力端子25から入力される、例えば、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)−269Mで規格化されているSDI(Serial Digital Interface)に準拠したデータやSMPTE−305Mで規格化されているSDTI(Serial Digital Transfer Interface)に準拠したデータ等と、後述するエディティングマネージャ130が備えるルータ131から出力されるデータの、いずれか一方を選択して後段のエンコーダ22に出力する。
【0020】
エンコーダ22は、セレクタ21から出力されたデータを所定のフォーマットにエンコードする。具体的には、例えば、エンコーダ22は、入力されたデータについてMPEG(Moving Picture Experts Group)方式による圧縮符号化を行う。ただし、このエンコーダ22においては、圧縮符号化処理のみならず、後段のHDD1101,1102,・・・,110n−3,110n−2,110n−1,110nに記録しやすいフォーマットに変換すればよく、例えば上述したSDIに準拠したデータから、画像データや音声データを抜き出す処理を行ってもよい。さらに、エンコーダ22においては、上述したSDTIに準拠したデータから画像データや音声データを取り出す処理を行うようにしてもよく、上述した処理の組み合わせを行うようにしてもよい。なお、以下の説明においては、エンコーダ22は、入力したデータを圧縮符号化して出力するものとする。エンコーダ22の圧縮符号化により生成されたデータは、シリアルデータからパラレルデータに変換されてからデータ管理部30のバッファ31に出力される。
【0021】
バッファ31は、エンコーダ22から出力されてくる各データを一時的に格納(バッファリング)し、例えば、各データをデータバス70に時分割多重して送り出すために使用されるものである。バッファ31は、エンコーダ22から送出される各データを随時入力するとともに、後述するタイミングパルス発生器81からのタイムスロットに応じたCPU33の制御によって、バッファリングしているデータをタイムスロットで許容された所定期間においてデータバス70に出力する。
【0022】
また、記録再生ポート10において、出力処理部として機能するのはデコーダ23と、セレクタ24と、バッファ32であり、HDD110からデータバス70を介して送出されたデータは、バッファ32、デコーダ23、セレクタ24の順番で所定の出力処理がなされ出力端子26から出力される(以下の説明において、記録再生ポート10の出力処理を行う系をポートP2とも呼ぶ。)。
【0023】
バッファ32は、HDDアレイ120からデータバス70を介してパラレルに送られてくる各データを一時的に格納する。バッファ32は、図示しないが、HDDアレイ120からパラレルに出力されてくる各データを個別に保持するように構成されている。バッファ32は、タイミングパルス発生器81からのタイムスロットがCPU33に割り当てられると、このCPU33の制御のもとに、HDDアレイ120からデータを読み出して入力する。バッファ32に入力されバッファリングされたデータは、パラレルデータからシリアルデータに変換されてからデコーダ23に出力される。
【0024】
デコーダ23は、バッファ32から入力したシリアルデータを所定の復号処理によりデコードする。このデコーダ23は、各HDD110から再生されたデータが圧縮符号化されているときには伸張し、上述したSDIデータ等に変換して出力する。このデコーダ23によりデコードして得られた映像・音声データを含む各種データは、セレクタ24や後述するエディティングマネージャ130が備えるルータ131に入力される。
【0025】
セレクタ24は、出力端子26を介して外部に出力するデータを選択するものである。具体的には、セレクタ24は、デコーダ23から出力されるデータと、エディティングマネージャ130が備えるルータ131から出力されるデータの、いずれか一方を選択し、SDIデータやSDTIデータとして出力端子26に供給する。
【0026】
CPU33は、制御バス71を介して送信されてくる外部コマンド等の制御信号に基づいて、記録再生ポート10の各部を制御する機能を有する。また、CPU33は、与えられた制御信号を必要に応じてエディティングマネージャ130が備えるCPU132に転送する。上述したようにCPU33は、入力処理において、タイミングパルス発生器81により割り当てられたタイムスロットに基づいて、バッファ31にバッファリングされているデータの出力を制御する。また、CPU33は、出力処理において、タイミングパルス発生器81により割り当てられたタイムスロットに基づいて、データバス70の使用権を獲得し、バッファ32にデータを入力するように制御する。
【0027】
記録再生ポート40は、入力端子45から入力された画像データ及び音声データ(以下、単にデータともいう。)をHDDアレイ120に記録するための処理を行う入力処理部として、また、HDDアレイ120に記録されているデータを再生し、出力端子46から出力させるための処理を行う出力処理部として機能する。
【0028】
この記録再生ポート40は、データ入出力部50と、データ管理部60とからなる。データ入出力部50は、セレクタ41と、エンコーダ42と、デコーダ43と、セレクタ44とを備え、データ管理部60は、バッファ61と、バッファ62と、記録再生ポート40の各部を制御するCPU63とを備えている。
【0029】
記録再生ポート40において、入力処理部として機能するのは、セレクタ41と、エンコーダ42と、バッファ61であり、入力端子45から入力されたデータは、セレクタ41、エンコーダ42、バッファ61の順番で所定の入力処理がなされデータバス70を介してHDDアレイ110へ記録される(以下の説明において、記録再生ポート40の入力処理を行う系をポートP3とも呼ぶ。)。
【0030】
また、記録再生ポート40において、出力処理部として機能するのはデコーダ43と、セレクタ44と、バッファ62であり、HDD110からデータバス70を介して送出されたデータは、バッファ62、デコーダ43、セレクタ44の順番で所定の出力処理がなされ出力端子46から出力される(以下の説明において、記録再生ポート40の出力処理を行う系をポートP4とも呼ぶ。)。
【0031】
記録再生ポート40を構成する各部は、上述した記録再生ポート10と同じ機能を有しているため、各機能の説明については省略をする。
【0032】
データバス70は、SBX(Spydar Bus eXtension)バスと呼ばれるものであり、図示しないものの、データを記録する方向にのみデータを伝送する上りバスと、データを再生する方向にのみデータを伝送する下りバスとに分かれており、シリアルデータからパラレルデータに変換された各データを個別に伝送する複数のバスにより構成されている。
【0033】
すなわち、SBXバスの伝送フォーマットは、記録再生ポート10,40からHDDアレイ120方向へは同期符号にコマンドとAVデータが付加されて伝送され、HDDアレイ120から記録再生ポート10,40へは同期符号にコマンドに対するステータスとAVデータが付加されて伝送される。ただし、全てAVデータが付加される訳ではなく、コマンドだけ、ステータスだけの場合もある。
そのため、バッファ31,61から出力された各データは、データバス70を構成する各データに対応するバスを介してHDDアレイ120に送信される。また、バッファ31,61の後段には、図示しないバス出力処理部が設けられており、バッファ31,61から出力された各データには、データバス70の伝送フォーマットに従うように、例えば、HDD1101,1102,・・・,110n−3,110n−2,110n−1,110nへの書き込みを指示するコマンド等が重畳される。
【0034】
HDDアレイ120から送られてくる各データには、データバス70の伝送フォーマットに従うように、例えば上述した各HDD110への書き込みを指示するコマンドに対するステータスが重畳されている。このようなデータは、上述したデータバス70の下りバスを構成する複数のバスにより分割されて伝送される。そのため、A/Vサーバ1においては、入力系のデータと出力系のデータとが衝突するといったエラーを引き起こす要因が少なく、割り当てられたタイムスロットに基づいてデータを伝送することで、データの記録再生を同時に行うようにみなすことができる。
【0035】
タイミングマネージャ80は、ビデオの同期信号に基づいてタイミングをとり、データバス70を管理するものである。このタイミングマネージャ80は、タイミングパルスを発生させるタイミングパルス発生器81と、各部を制御するCPU82とを備える。タイミングマネージャ80は、外部から入力されるビデオ同期信号に基づいて、CPU82がタイミングパルス発生器81を制御してタイミングパルスを発生させ、制御バス71に送信する。タイミングマネージャ80は、このタイミングパルスに基づいてデータバス70の使用権を管理する。
【0036】
また、タイミングマネージャ80は、ユーザによる各種制御命令を入力するコントロールパネル90と、図示しないインターフェースを介して接続されている。
【0037】
コントロールパネル90は、例えば、編集作業を行うデータの選択や、データの入出力を行うポートを選択する際にユーザが操作する各種スイッチ等や、編集作業に用いる画像等を表示する表示部等を備える。コントロールパネル90は、ユーザに操作されることによって、操作に対応した操作入力信号を生成し、タイミングマネージャ80に入力する。コントロールパネル90については、後で詳細に説明をする。
【0038】
ファイルマネージャ100は、後述する各HDD110におけるファイルの記録領域を示すファイル管理情報を保持し、このファイル管理情報に基づいてファイルの管理を行うファイル管理部101と、例えばイーサネット(登録商標)等の外部のネットワークに接続され、外部のネットワークとの間でデータの入出力を行う図示しないネットワークドライバと、各部を制御するCPU102とを備えている。
【0039】
ファイルマネージャ100は、CPU102の制御のもとに、後述するHDDアレイ120に記録されたデータの管理を行う。例えば、ファイルマネージャ100は、あるファイルがHDD110に記録されたときに、これらのHDD110内のどのアドレスにファイルが記録されたかを示す情報を含むファイル管理情報を用いて、HDDアレイ120に記録されたデータの管理を行う。
【0040】
また、ファイル管理部101は、ファイル管理情報を保持することによって、操作入力信号に応じたファイル名を指定するだけで所望のファイルの再生を行うようにHDDアレイ120を制御する処理等の操作を行うことができ、再生ファイル情報である仮想ファイル(Virtual File;以下、VFLと記す。)に基づいて、編集の際に新たにデータを記録することなく編集結果をもとに素材データを再生することができる。
【0041】
HDDアレイ120は、各HDD110に対し各種データを格納及び管理するものである。HDDアレイ120は、複数のHDD1101,1102,・・・,110n−3,110n−2,110n−1,110nに接続され、これらのHDD1101,1102,・・・,110n−3,110n−2,110n−1,110nに対して各種データを書き込み、記録させるとともに、これらのHDD1101,1102,・・・,110n−3,110n−2,110n−1,110nに記録されているデータの管理を行う。HDDアレイ120は、バッファ121と、映像データ書き込み/読み出し処理部(V)122と、音声データ書き込み/読み出し処理部(A)123と、CPU124とを備える。
【0042】
バッファ121は、データバス70との間でのデータの転送を行うときに、一時的にデータを記憶する。例えば、各HDD110から読み出されたデータは、このバッファ121においてバッファリングされた後、データバス70に出力される。
【0043】
映像データ書き込み/読み出し処理部122は、接続された各HDD110に対して映像データの書き込み及び読み出し処理を行う。映像データ書き込み/読み出し処理部122は、具体的には、各HDD110の中から所望のHDD110を選択して、バッファ121から入力された映像データを書き込むとともに、所望のHDDから映像データを読み出してバッファ121に出力する。
【0044】
音声データ書き込み/読み出し処理部123は、接続された各HDD110n−1,110nに対して音声データの書き込み及び読み出し処理を行う。音声データ書き込み/読み出し処理部123は、具体的には、接続された2つのHDD110n−1,110nのいずれか一方を選択し、バッファ121から入力された音声データを書き込むとともに、所望のHDD110から音声データを読み出してバッファ121に出力する。
【0045】
HDDアレイ120は、例えば、放送業務用として記録されるべきデータが確実に記録されるとともに、記録されているデータが確実に再生されるように冗長性を持たせてあり、いわゆるRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成をとる。映像データが記録されるHDD1101,1102,・・・,110n−3,110n−2は、RAID−3の構成、すなわち、データを複数のディスクに分けて並行転送することで転送性能を高め、さらにパリティディスクを設けた構成をとり、音声データが記録されるHDD110n−1,110nは、いわゆるデータの二重書きを行うミラーディスクと呼ばれるRAID−1の構成をとる。
【0046】
エディティングマネージャ130は、ルータ131と、CPU132とを備えており、上述した記録再生ポート10、記録再生ポート40から入力されたデータを、ルータ131を介して後述するビデオエフェクタ140に出力したりして編集する。また、エディティングマネージャ130は、図示しないインターフェースを備えており、このインターフェースを介して後述するコントロールパネル90と接続されている。図示しないインターフェースは、コントロールパネル90を制御するための制御信号、A/Vデータ等がCPU132から入力されてコントロールパネル90に出力するとともに、コントロールパネル90からの操作入力信号等をCPU132に入力する。また、図示しないインターフェースは、例えば外部のVTR(Video Tape Recorder)等を接続してデータや各種コマンドを出力するとともに、外部からの各種コマンドを入力する。
【0047】
ルータ131は、記録再生ポート10の入力端子25、記録再生ポート40の入力端子45から入力されたデータ、記録再生ポート10のデコーダ23、記録再生ポート40のデコーダ43を経たデータのうちの所望のデータを、内部に備える図示しないセレクタ等によって適宜切り換えることで選択し、ビデオエフェクタ140へと出力する。
【0048】
また、エディティングマネージャ130は、ビデオエフェクタ140から入力されたデータを、記録再生ポート10のセレクタ21,24、再生ポート40のセレクタ41,44に出力する。ルータ131は、ビデオエフェクタ140から入力されるデータを、内部に備える図示しないセレクタ等によって適宜切り換えることで、所望のポート又はCPU132へと出力する。さらに、ルータ131は、入力されたデータを出力端子133に供給し、外部のモニタ装置等に出力する。
【0049】
CPU132は、内部に格納された編集処理実行プログラムを実行することで、記録再生ポート10が備えるCPU33や記録再生ポート40が備えるCPU63を制御する。
【0050】
また、CPU132は、各ポートのCPUを制御することによって、同時に複数のポートを制御するとともに、各HDD110に記憶されたA/Vデータを読み出す旨の制御信号をHDDアレイ120に出力してA/Vデータを入力する。このとき、CPU132は、編集処理の対象となっている素材データを後述するVFLに従って読み出し、図示しないインターフェースを介してコントロールパネル90に出力することで、ユーザに編集内容を提示する。
【0051】
更に、このCPU132は、コントロールパネル90からのプレビュー処理を行う旨の操作入力信号に応じて、編集処理の結果生成されたVFLに基づくプレビュー処理を行う。このとき、CPU132は、ファイル管理部101に格納されたVFLを読み出して、VFLが示すA/Vデータを順次各HDD110から各ポートを介して読み出してコントロールパネル90に出力する。
【0052】
ビデオエフェクタ140は、データに特殊効果処理を施す。ビデオエフェクタ140は、トランジション・エフェクト(ワイプ、ページターン等、バックグラウンドの映像からフォアグラウンドの映像に切り換えるようなエフェクト)やアニメーション・エフェクト(モザイク、ピクチャ・イン・ピクチャ、クロマキー等、特殊な画像処理や挿入処理に伴うエフェクト)といったエフェクト処理をエディティングマネージャ130から入力される素材となる映像データに施す。
【0053】
なお、本発明の実施の形態として示すA/Vサーバ1では、入力処理部として機能する記録再生ポート10のポートP1、記録再生ポート40のポートP3、及び、出力処理部として機能する記録再生ポート10のポートP2、記録再生ポート40のポートP4というように、入力処理部及び出力処理部の数を既定して記載してあるが、本発明はこれに限定されるものではなく、m個(mは、2以上の任意の整数)の入力処理部、m個の出力処理部を備えていてもよい。また、入力処理部及び出力処理部の数がm個のように任意とすることができるのと同様に入力端子、出力端子もm個備えていてもよい。
【0054】
続いて、上述した構成を有するA/Vサーバ1により外部より入力されたデータを各HDD110に記録するときの処理について説明する。
【0055】
A/Vサーバ1において、入力端子25に入力されたデータは、記録再生ポート10のデータ入出力部20が備えるセレクタ21を経て、エンコーダ22に入力されて所定のフォーマットにエンコードされる。エンコードされたデータは、パラレルデータに変換され、データ管理部30が備えるバッファ31でバッファリングされる。そして、バッファリングされているデータは、タイミングパルス発生器81からCPU33に割り当てられたタイムスロットの期間に、データバス70に出力され、HDDアレイ120へ転送される。
【0056】
HDDアレイ120に転送されてきたデータは、バッファ121にてバッファリングされ読み出される。そして、バッファ121から読み出されたデータのうち、映像データは、映像データ書き込み/読み出し処理部122に入力され、音声データは、音声データ書き込み/読み出し処理部123に入力される。映像データ書き込み/読み出し処理部122は、入力された映像データを所定の単位で分割するとともに、パリティデータを求め、分割したデータ及びパリティデータを各HDD1101,1102,・・・,110n−3,110n−2に記録する。また、音声データ書き込み/読み出し処理部123は、入力された音声データを2つのHDD110n−1,110nに記録する。このとき、ファイル管理部90は、記録したデータに応じて、ファイル名、データが記録された各HDD110の記録領域のアドレスからなる新たなファイル管理情報を生成する。
【0057】
A/Vサーバ1は、このような処理を行うことによって、外部から入力したデータをHDDアレイ120に記録することができる。
【0058】
さらに、A/Vサーバ1により各HDD110に記録されているデータを再生して各再生ポートに出力するときの処理について説明する。
【0059】
A/Vサーバ1においては、再生ポートのいずれかが、タイミングパルス発生器81により割り当てられたタイムスロットの期間にHDDアレイ120にアクセスし、HDDアレイ120に対して、データの再生を要求する。HDDアレイ120では、映像データ書き込み/読み出し処理部122が、HDD1101,1102,・・・,110n−3,110n−2に分割されて記録されている映像データとパリティデータとを読み出し、分割されたデータを単一化するとともに、パリティデータに基づいてエラー検出及びエラー訂正を行い、映像データを再生する。また、音声データ書き込み/読み出し処理部123は、2つのHDD110n−1,110nのうち、エラーがないHDDから音声データを再生する。このとき、映像データ書き込み/読み出し処理部122及び音声データ書き込み/読み出し処理部123は、各HDD110又はファイル管理部90に格納されているファイル管理情報を参照して再生するファイルをアクセスする。再生された映像・音声データは、バッファ121でバッファリングされた後、読み出され、データバス120を介して、再生要求を行った再生ポートに転送される。
【0060】
このようなA/Vサーバ1による再生処理において、例えば記録再生ポート10が再生要求を行ったとき、HDDアレイ120から出力されたデータは、データバス70を介してデータ管理部30が備えるバッファ32に入力される。バッファ32に入力したデータは、このバッファ32でバッファリングされた後、シリアルデータに変換される。このシリアルデータは、データ入出力部20が備えるデコーダ23に入力されてデコードされた後、セレクタ24を経て出力端子26へと供給され、外部に出力される。このようにして、A/Vサーバ1は、内部素材を再生して外部に出力することができる。
【0061】
さらに続いて、A/Vサーバ1により、外部から入力されたデータ及び/又は各HDD110に記録された素材データを用いた編集処理について説明する。
【0062】
A/Vサーバ1で編集処理を行うとき、ユーザによりコントロールパネル90の前面に設けられた各種ボタンが操作されることによる操作入力信号に応じて編集処理を開始する。このとき、コントロールパネル90のCPU91は、編集処理の対象となる各素材データに編集開始時刻情報であるイン点、編集終了時刻情報であるアウト点を編集点として設定することで編集処理を実行する。
【0063】
また、A/Vサーバ1は、上述したファイル管理部101が管理するファイル管理情報を保持することによって、ファイル名を指定するだけで所望のファイルの再生等の操作を行うことができ、後述する再生ファイル情報である仮想ファイル(Virtual File;以下、VFLと記す。)に基づいて、編集の際に新たにデータを記録することなく編集結果をもとに内部素材を再生することができる。
【0064】
A/Vサーバ1においては、編集結果情報を上述したVFLと呼び、このVFLに基づいて各HDD110の所定のアドレスにアクセスし、記録された素材データを順次読み出すことで、VFLに基づく編集データをコントロールパネル90に出力してユーザに提示することができる。すなわち、A/Vサーバ1は、編集処理を行っているときには、編集結果となる編集データを各HDD110に記録し直す必要がない。そのため、A/Vサーバ1は、リアルタイムに素材データを編集して出力することができる。
【0065】
ここで、コントロールパネル90の外観を示した図2を用いて、コントロールパネル90について詳細に説明をする。
【0066】
コントロールパネル90は、図2に示すように、ユーザに操作(押下)される複数のボタンを備えており、これら複数のボタンは、その機能からポートセレクト部201、走行制御部202、サーチ操作部203、タイムコード部204、ファンクション操作部205、編集操作部206に大別される。
【0067】
また、コントロールパネル90は、当該コントロールパネル90から操作を支援するGUI(Graphical User Interface)などを出力表示するための、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ部207を備えている。ディスプレイ部207には、エディティングマネージャ130から出力され、コントロールパネル90に入力された映像データが表示され、ユーザは映像データをモニタしながら編集作業を行うことができる。
【0068】
このポートセレクト部201は、上述した記録再生ポート10のポートP1、ポートP2、記録再生ポート40のポートP3、ポートP4をユーザが選択するためのボタン群が設けられた部分であり、各ポートを選択するためのポート選択ボタン(PORT SELECT)211、編集処理時にデータ入力ポートとして機能させるポートを選択するためのレコーダボタン(RECORDER)212、編集処理時にデータ出力ポートとして機能させるポートを選択するためのプレーヤボタン(PLAYER)213を備える。
【0069】
走行制御部202は、記録再生処理をユーザが制御するためのボタン群が設けられた部分であり、VTRエミュレーション処理をして再生を行うためのプリロールボタン(PREROLL)221、記録を開始するための記録ボタン(REC)222、編集処理を行うための編集ボタン(EDIT)223、記録及び再生の停止をするためのストップボタン(STOP)224、時間軸の順方向の早送りを実行するための早送りボタン(F FWD)225、再生を開始するためのプレイボタン(PLAY)226、時間軸の逆方向に巻き戻しを実行するための巻き戻しボタン(REW)227を備える。
【0070】
サーチ操作部203は、素材データの検索処理をユーザが制御するための操作部分であり、編集処理時の編集点(イン点、アウト点)を検索するためのサーチダイヤル231、サーチダイヤル231の位置に応じて再生速度を制御するバリアブルモード再生を行うためのバリアブルボタン(VAR)232、サーチダイヤル231の回転速度に応じて再生速度を制御するジョグモード再生を行うためのジョグボタン(JOG)233、サーチダイヤル231の回転速度に応じて再生速度をジョグモード再生よりも広い範囲で制御するシャトルモード再生を行うためのシャトルボタン(SHUTTLE)234を備える。
【0071】
タイムコード部204は、タイムコードに関しユーザが制御するためのボタンとして、タイムコード表示を切り換えるためのタイムコード表示切換ボタン(TC TYPE)241、選択されているポートのタイムコードに挿入されているユーザビットを表示するためのタイムコード/ユーザビットボタン(TC/UB)242、タイムコードの種類に応じてタイムコードをリセットするためのリセットボタン(RESET)243、タイムコードダイアログの表示を制御するためのホールドボタン(HOLD)244、各ポートから出力するA/Vデータとして再生信号を選択するための再生信号モニタボタン(PB)245、各ポートから出力する音響映像信号として所定モードの入力を選択するための入力信号モニタボタン(PB.EE)246を備える。
【0072】
ファンクション操作部205は、後述する当該コントロールパネル90の動作モードにおいて様々な機能を実行するためのファンクションボタン(L1〜L11)251及びファンクションボタン(B1〜B7)252、ファンクションボタン251、252に割り当てる機能を切り換えるためのシフトボタン(SHIFT)253、動作モードを切り換えるためのモードボタン(MODE)254、ディスプレイ部207に表示されるカーソル移動等を行うためのマルチコントロール(MULTI CONTROL)つまみ255を備える。
【0073】
マルチコントロールつまみ255は、回転角度を符号化して出力するディジタル式の図示しないロータリエンコーダを備えており、ロータリーエンコーダによって当該マルチコントロールつまみ255の回転変位が検出される。マルチコントロールつまみ255は、ロータリーエンコーダによって検出される回転変位に応じて上述したカーソルを移動させることによるファイルなどの選択や、様々なパラメータ値の変更を行うことができる。
【0074】
モードボタン(MODE)254によって切り換えられる当該コントロールパネル90の動作モードには、各HDD110にファイルとして記録されている素材となるデータを管理するモードである素材管理モード、編集を行うモードである編集モード、コントロールパネル90のディスプレイ部207の輝度やブザー音の設定などを行うセットアップモード、素材データにエフェクト処理をするモードであるエフェクト処理モード、各ポートに同期した制御命令を送出するためのモードである同期モードなどがある。
【0075】
編集操作部206は、既に設定された編集点の削除及びDMCモードの解除を行うための削除ボタン(DELETE)261、イン点及びアウト点を設定するための編集イン/アウト点指定ボタン(IN/OUT)262、編集イン/アウト点指定ボタン262とともにイン点及びアウト点を設定するための編集点設定ボタン(ENTRY)263、オーディオデータについてイン点及びアウト点を設定するための音響イン点/アウト点指定ボタン(AUDIO IN/OUT)264、既に設定したイン点及びアウト点を修正するための微修正ボタン(TRIM)265、任意の再生速度での再生処理設定を記憶するときに点灯するメモリーランプ(MEMORY)266、編集処理した後のA/Vデータの再生を表示するためのレビューボタン(REVIEW)267、自動編集を行うための自動編集ボタン(AUTO EDIT)268、編集処理したA/Vデータを記録する前にプレビュー再生するためのプレビューボタン(PREVIEW)269、任意の再生速度で自動再生及び自動編集を実行するためのDMC編集ボタン(DMC EDIT)270を備える。
【0076】
続いて、A/Vサーバ1における、エフェクト処理について図3に示すフローチャートを用いて説明する。本発明を適用したA/Vサーバ1では、HDD110に記録されている所望のデータにコントロールパネル90からエフェクト処理を指示し、所定のポートからエフェクト処理された映像を出力させることができる。
【0077】
まず、ステップS1において、ユーザは、コントロールパネル90のポート選択ボタン(PORT SELECT)211を押下して所定のポートを選択するとともに、モードボタン(Mode)254を押下して、コントロールパネル90を素材管理モードにする。ユーザはディスプレイ部207にリストとして表示されるHDD110に記録されいているファイル名を参照しながら、素材となるデータを含む所望のファイルをマルチコントローラつまみ255を操作して選択する。
【0078】
ステップS2において、ユーザは、コントロールパネル90のモードボタン(Mode)254を押下して、コントロールパネル90を編集モードにする。ユーザは編集操作部206の所定のボタンを押下して、素材データにイン点及びアウト点を設定し、編集点を決定する。
【0079】
ステップS3において、ユーザは、コントロールパネル90の動作モードを切り換えるモードボタン(Mode)254を押下して、コントロールパネル90をエフェクト処理モードにする。コントロールパネル90は、エフェクト処理モードに入ると、図4に示すようなGUIをディスプレイ部207に表示させる。ユーザは、ディスプレイ部207に表示されたGUIを利用して、ステップS2で設定した編集点に施すエフェクトの設定処理を行う。
【0080】
図4に示すGUIは、ファンクションボタン機能表示エリア(L1〜L11)301及びファンクションボタン機能表示エリア(B1〜B7)302、使用するポートを示すポート番号303、エディティングマネージャ130から送出された映像を出力するモニター映像表示領域304、エフェクト処理をする対象となる映像データを表示する素材映像表示領域305、使用するエフェクトのパターンやパラメータ値が示されたエフェクト設定領域306などを備えている。
【0081】
図4に示したGUIのファンクションボタン機能表示エリア(L1〜L11)に示された各ファンクションと、図2に示したファンクションボタン(L1〜L11)251とを対応させると以下に示すようになる。
【0082】
L1には、エフェクトパターンを選択する機能の”Patern”が、L2には、トランジションタイムを選択する機能の”Trans Time”が、L3には、バックグラウンドの映像からフォアグランドの映像へ切り替わる際に挿入されるボーダーの幅を選択する機能の”Border”が、L4には、ボーダー色相を選択する機能の”Border H”が、L5には、ボーダーの彩度を選択する機能の”Border S”が、L6には、ボーダーの明度を選択する機能の”Border L”が、L7には、ボーダーの境界のぼかし具合を選択する機能の”Soft”が、L8には、オーディオのトランジションタイムを選択する機能の”A−Trans Time”が、L11には、フェーダー位置を選択する機能の”Manual Trans”がそれぞれ割り当てられている。
【0083】
また、図4に示したGUIのファンクションボタン機能表示エリア(B1〜B7)に示された各ファンクションと、図2に示したファンクションボタン(B1〜B7)252とを対応させると、B1には、”Next Param”が、B2には、”Auto Trans”が、B3には、”Register Shortcut”が、B4には、”Fit A−Trans”が、B5には、”Cancel”が、B6には、”OK”が割り当てられている。
【0084】
ファンクションボタンF1を押下すると、カーソル310が、エフェクトパターン指定エリア311に表示される。エフェクトパターン指定エリアには、バックグラウンドの映像からフォアグラウンドの映像に瞬間的に切り換えるエフェクトであるカットを選択するためのアイコンが”CUT”のように、バックグラウンドの映像のフェードアウトと、フォアグラウンドの映像のフェードインを同時に行って混合するエフェクトであるディゾルブを選択するためのアイコン”DIS”のように、幾何学的パターンで拭うようにバックグラウンドの映像からフォアグラウンドの映像へと切り換えるエフェクトであるワイプを選択するためのアイコンが18パターン示されている。ユーザが、マルチコントロールつまみ255を回転操作すると、エフェクトパターン指定エリア311に表示されたカーソル310も操作量に応じて、エフェクトパターン指定エリア311に示されたアイコン上を移動する。
【0085】
ファンクションボタンF2を押下すると、カーソル310が、トランジションタイム指定エリア312に表示される。ユーザが、マルチコントローラつまみ255を回転操作すると、トランジションタイム指定エリア312のパラメータ値が操作量に応じて増減する。
【0086】
ファンクションボタンF3を押下すると、カーソル310が、ボーダー幅指定エリア313に表示される。ユーザが、マルチコントローラつまみ255を回転操作すると、ボーダー幅指定エリア313のパラメータ値が操作量に応じて増減する。
【0087】
ファンクションボタンF4を押下すると、カーソル310が、ボーダー色相指定エリア314に表示される。ユーザが、マルチコントローラつまみ255を回転操作すると、ボーダー色相指定エリア314のパラメータ値が操作量に応じて増減する。
【0088】
ファンクションボタンF5を押下すると、カーソル310が、ボーダー彩度指定エリア315に表示される。ユーザが、マルチコントローラつまみ255を回転操作すると、ボーダー彩度指定エリア315のパラメータ値が操作量に応じて増減する。
【0089】
ファンクションボタンF6を押下すると、カーソル310が、ボーダー明度指定エリア316に表示される。ユーザが、マルチコントローラつまみ255を回転操作すると、ボーダー明度指定エリア316のパラメータ値が操作量に応じて増減する。
【0090】
ファンクションボタンF7を押下すると、カーソル310が、ソフト指定エリア317に表示される。ユーザが、マルチコントローラつまみ255を回転操作すると、ソフト指定エリア317のパラメータ値が操作量に応じて増減する。
【0091】
ファンクションボタンF8を押下すると、カーソル310が、オーディオトランジションタイム指定エリア318に表示される。ユーザが、マルチコントローラつまみ255を回転操作すると、オーディオトランジションタイム指定エリア318のパラメータ値が操作量に応じて増減する。
【0092】
ファンクションボタンF11を押下すると、カーソル310は非表示となる。ユーザが、マルチコントローラつまみ255を回転操作すると、Tバーなどのスライド式のコントロールバーをスライドさせた場合と同じ効果が得られ、フェーダーの位置指定することができる。
【0093】
ユーザは、上述したファンクションボタン251及びマルチコントローラつまみ255を用いてエフェクト及びパラメータの選択を行い、選択したエフェクト及びパラメータ値でよければ”OK”に対応したファンクションボタンB7を押下することでエフェクトの設定をする。設定を取り消したい場合は、”Cancel”に対応したファンクションボタンB6を押下することで設定が解除される。
【0094】
ステップS4において、ユーザは、編集操作部206の自動編集ボタン(AUTO EDIT)268を押下して編集を実行させる。編集が実行されるとエフェクト処理されたデータは、HDD110に記憶されとともに、エフェクト処理されたデータのVFLファイルが生成され、ファイル管理部101に内蔵されている図示しないメモリ又はHDD110内に格納される。
【0095】
このようにして、A/Vサーバ1では、ビデオエフェクタ140のエフェクトの設定をロータリーエンコーダを有するコントロールパネル90のマルチコントローラつまみ255で簡便に行うことができる。
【0096】
次に、A/Vサーバ1において、再生ポートに同期した制御命令を送出する同期モードについて図5に示すフローチャートを用いて説明をする。同期モードは、少なくとも2つの再生ポートを同期制御して映像を出力させるモードである。
【0097】
例えば、再生ポート、つまり、出力処理部として機能するポートがm個(mは、2以上の任意の整数)ある場合は、m個の再生ポートからユーザが指定したn個(nは、n≦mを満たす2以上の任意の整数)の再生ポートを同期制御して映像を出力させることができる。
【0098】
ステップS11において、ユーザは、コントロールパネル90のポート選択ボタン(PORT SELECT)211を押下して、映像データを再生させるポートを選択する。ポートを選択後、ユーザは、モードボタン(Mode)254を押下して素材管理モードとし、選択したポートに所望のファイルを割り当てる。同期モードでは、少なくとも2つの再生ポートを選択し、そこに再生させるファイルを割り当てる必要があるので、同期制御する再生ポートに全てに同じように所望のファイルを割り当てる。ここでは、記録再生ポート10のポートP2と、記録再生ポート40のポートP4とを選択し、それぞれに所望のファイルを割り当てたとする。
【0099】
ステップS12において、ユーザは、コントロールパネル90のモードボタン(Mode)254を押下して、コントロールパネル90を編集モードにする。ユーザは、ポート毎に割り当てた各ファイルに対して編集操作部206の所定のボタンを押下して、素材データにイン点及びアウト点を設定し、編集点を決定する。
【0100】
ステップS13において、ユーザは、コントロールパネル90の動作モードを切り換えるモードボタン(Mode)254を押下して、コントロールパネル90をエフェクト処理モードにする。コントロールパネル90は、エフェクト処理モードに入ると、図4に示すようなGUIをディスプレイ部207に表示させる。ユーザは、ディスプレイ部207に表示されたGUIを利用して、ステップS12で設定した編集点に施すエフェクトの設定処理を行う。
【0101】
ステップS14において、ユーザは、コントロールパネル90のモードボタン(Mode)254を押下して、コントロールパネル90を同期モードにする。同期モードにした後、ユーザは、走行制御部202のプレイボタン(PLAY)226を押下する。
【0102】
ステップS15において、プレイボタン(PLAY)226が押下されたことに応じて、コントロールパネル90のCPU91は、再生制御命令を生成する。さらにCPU91は、同期制御をするポートの数だけ再生制御命令を複製する。これにより、記録再生ポート10のポートP2と、記録再生ポート40のポートP4に対する2つの再生制御命令が生成されることになる。各再生制御命令にはプロトコルとしてそれぞれのポートに割り当てたファイルのファイルハンドルが付加されており、各ポートのCPUはファイルハンドルを検出することで再生制御命令を識別する。
【0103】
ステップS16において、コントロールパネル90のCPU91によって生成された再生制御命令は、タイミングマネージャ80のタイミングパルス発生器81に送出される。タイミングパルス発生器81は、2つの再生制御命令を同じタイミングパルスで制御バス71に送出する。2つの再生制御命令は、制御バス71を介して所定のポートへと伝送される。
【0104】
ステップS17において、データ管理部30のCPU33、データ管理部60のCPU63は、ファイルマネージャ10のファイル管理部101から取得したファイル情報に基づいて、HDDアレイ120のCPU124へアクセスし、HDD110に記録されている所定のファイルを読み出すよう指示をする。これに応じて、CPU124は、映像データ書き込み/読み出し処理部122を制御して所定のデータを読み出させる。読み出されたデータはデータバス70を介して各ポートへ送出される。
【0105】
ステップS18において、記録再生ポート10に送出されたデータは、CPU33の制御によりデータ管理部30のバッファ32に一時的に蓄積され、シリアルデータとしてデコーダ23に入力され所定のデコード処理がなされる。
【0106】
また、同様に記録再生ポート40に送出されたデータは、CPU63の制御によりデータ管理部60のバッファ62に一時的に蓄積され、シリアルデータとしてデコーダ43に入力され所定のデコード処理がなされる。
【0107】
ステップS19において、デコーダ23、デコーダ43でそれぞれデコード処理されたデータは、エディティングマネージャ130に入力され、ルータ131を介してビデオエフェクタ140に入力される。ビデオエフェクタ140に入力されたデータは、ステップS13において設定されたエフェクト処理がなされ、再びエディティングマネージャ130のルータ131に入力される。
【0108】
ステップS20において、ルータ131に入力されたエフェクト処理後のデータは、出力端子133から出力されるとともに、さらにルータ131によって選択された出力端子26又は出力端子46から出力される。
【0109】
このようにして、A/Vサーバ1では2つ以上の再生系のポートへの制御命令を同期させて出力し、制御命令に応じて各再生系ポートを同期制御することができる。
【0110】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明のデータ再生装置は、画像効果処理手段が有する複数の設定項目を選択手段で選択し、選択手段によって選択された設定項目の設定を、回転操作入力手段の回転角を回転角検出符号化手段で検出して符号化した値に応じて設定手段で設定することで、限られた設置スペースを占有してしまうエフェクタ制御専用の制御パネルを使用することなく、エフェクタの制御をすることを可能とする。
【0111】
以上の説明からも明らかなように、本発明のデータ再生方法は、記録媒体から所定の画像データを読み出し、読み出した画像データを復号し、復号した画像データに所定の画像効果処理を施す画像効果処理手段が有する複数の設定項目から所定の設定項目を選択し、ユーザによって回転操作される回転操作入力手段の回転角を検出し、符号化する回転角検出符号化手段によって検出され符号化された値に応じて、画像効果処理手段の選択された設定項目の設定をし、復号した画像データに、画像効果処理手段の設定項目の設定に準じた画像効果処理を施すことで、限られた設置スペースを占有してしまうエフェクタ制御専用の制御パネルを使用することなく、エフェクタの制御をすることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すA/Vサーバの構成を説明するためのブロック図である。
【図2】同A/Vサーバに備えられたコントロールパネルの構成を説明するためのブロック図である。
【図3】同A/Vサーバにおいて、エフェクト処理設定をする際の動作について説明するためのフローチャートである。
【図4】同A/Vサーバにおいて、エフェクト処理モードでディスプレイ部に表示されるGUI(Graphical User Interface)について説明するための図である。
【図5】同A/Vサーバにおいて、再生ポートを同期制御する際の動作について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 A/Vサーバ、10 記録再生ポート、40 記録再生ポート、70 データバス、71 制御バス、80 タイミングマネージャ、90 コントロールパネル、100 ファイルマネージャ、110 HDD、120 HDDアレイ、130 エディティングマネージャ、140 ビデオエフェクタ、251,252 ファンクションボタン、255 マルチコントロールつまみ
Claims (5)
- 割り当てられたタイムスロットの期間にノンリニアアクセス可能な記録媒体から所定の画像データを読み出す読み出し手段と、
上記読み出し手段で読み出された画像データを再生する再生手段と、
上記再生手段で再生された画像データを復号する復号手段と、
上記復号手段で復号された画像データに対して施す処理に関する複数の設定項目を選択する選択手段と、
ユーザによって回転操作される回転操作入力手段と、
上記ユーザによって回転操作された回転操作入力手段の回転角を検出し、検出した上記回転角を符号化する回転角検出符号化手段と、
上記回転角検出符号化手段によって符号化された値に応じて、上記選択手段によって選択された上記設定項目の設定を行う設定手段と、
上記復号手段によって復号された画像データに対して上記設定手段によって設定された設定項目に従って、アニメーション・エフェクト、又は画像データの挿入処理に伴うエフェクトを含む所定の画像効果処理を施す画像効果処理手段と、
上記復号手段によって復号された画像データ、又は上記画像効果処理手段によって画像効果処理が施された画像データの何れかを選択的に切り換えるデータ切換え手段と、
上記復号手段によって復号された画像データ、又は上記画像効果処理手段によって画像効果処理が施された画像データの何れかを出力する複数の出力端子と、
ユーザからの上記画像データの再生要求に応じて、画像データを再生させるための制御命令を、上記各出力端子の中からユーザによって選択された出力端子の数だけ生成し、生成した制御命令に、各々の出力端子に割り当てた画像データのファイルのファイルハンドルを付与する制御命令生成手段と、
上記制御命令生成手段により生成されたファイルハンドルが付与された制御命令に基づいて、上記ユーザによる操作によって上記各出力端子の中から選択された少なくとも2つの出力端子から上記データ切換え手段によって選択された画像データを同期して出力させる同期制御手段と
を備えるデータ再生装置。 - 上記回転角検出符号化手段は、
ロータリーエンコーダである請求項1記載のデータ再生装置。 - 割り当てられたタイムスロットの期間にノンリニアアクセス可能な記録媒体から所定の画像データを読み出す読み出しステップと、
上記読み出しステップで読み出された画像データを再生する再生ステップと、
上記再生ステップで再生された画像データを復号する復号ステップと、
上記画像データに対して施す処理に関する複数の設定項目を選択する選択ステップと、
ユーザによって回転操作される回転操作入力手段の操作によって回転した回転角を検出し、検出した上記回転角を符号化する回転角検出符号化ステップと、
上記回転角検出符号化ステップで符号化された値に応じて、上記画像データに対して施す処理に関する複数の設定項目の中から選択された設定項目の設定を行う設定ステップと、
上記復号ステップで復号された画像データに対して上記設定ステップで設定された設定項目に従ってアニメーション・エフェクト、又は画像データの挿入処理に伴うエフェクトを含む所定の画像効果処理を施す画像効果処理ステップと、
上記復号ステップで復号された画像データ、又は上記画像効果処理ステップで画像効果処理が施された画像データの何れかを選択的に切り換えるデータ切換えステップと、
ユーザから上記画像データの再生要求がある場合に、画像データを再生させるための制御命令を、上記ユーザによる操作によって上記復号ステップで復号された画像データ、又は上記画像効果処理ステップで画像効果処理が施された画像データの何れかを出力する複数の出力端子の中からユーザによって選択された出力端子の数だけ生成し、生成した制御命令に、各々の出力端子に割り当てた画像データのファイルのファイルハンドルを付与する制御命令生成ステップと、
上記制御命令生成ステップで生成されたファイルハンドルが付与された制御命令に基づいて、上記各出力端子の中から選択された少なくとも2つの出力端子から、上記データ切換えステップで選択された画像データを同期して出力させる同期制御ステップと
を含むデータ再生方法。 - ノンリニアアクセス可能な記録媒体から読み出された画像データを再生するデータ再生装置において、
上記記録媒体から読み出された画像データに対して施す処理に関する複数の設定項目を選択する選択手段と、
ユーザによって回転操作される回転操作入力手段と、
上記ユーザによって回転操作された回転操作入力手段の回転角を検出し、検出した上記回転角を符号化する回転角検出符号化手段と、
上記回転角検出符号化手段によって符号化された値に応じて、上記選択手段によって選択された上記設定項目の設定を行う設定手段と、
上記記録媒体から読み出された画像データに対して上記設定手段によって設定された設定項目に従ってアニメーション・エフェクト、又は画像データの挿入処理に伴うエフェクトを含む所定の画像効果処理を施す画像効果処理手段と、
上記記録媒体から読み出された画像データ、又は上記画像効果処理手段によって画像効果処理が施された画像データの何れかを選択的に切り換えるデータ切換え手段と、
上記記録媒体から読み出された画像データ、又は上記画像効果処理手段によって画像効果処理が施された画像データの何れかを出力する複数の出力端子と、
ユーザからの上記画像データの再生要求に応じて、画像データを再生させるための制御命令を、上記各出力端子の中からユーザによって選択された出力端子の数だけ生成し、生成した制御命令に、各々の出力端子に割り当てた画像データのファイルのファイルハンドルを付与する制御命令生成手段と、
上記制御命令生成手段により生成されたファイルハンドルが付与された制御命令に基づいて、上記選択手段のユーザによる操作によって上記各出力端子の中から選択された少なくとも2つの出力端子から上記データ切換え手段によって選択された画像データが同期して出力させる同期制御手段と
を備えるデータ再生装置。 - ノンリニアアクセス可能な記録媒体から読み出された画像データを再生するデータ再生装置のデータ再生方法において、
上記記録媒体から読み出された画像データに対して施す処理に関する複数の設定項目を選択する選択ステップと、
ユーザによって回転操作された回転操作入力手段の回転角を検出し、検出した上記回転角を符号化する回転角検出符号化手段によって符号化された値に応じて、選択された上記設定項目の設定を行う設定ステップと、
上記記録媒体から読み出された画像データに対して上記設定ステップで設定された設定項目に従ってアニメーション・エフェクト、又は画像データの挿入処理に伴うエフェクトを含む所定の画像効果処理を施す画像効果処理ステップと、
上記ユーザからの画像データの再生要求に応じて、画像データを再生させるための制御命令を、上記ユーザによる操作によって上記記録媒体から読み出された画像データ、又は上記画像効果処理ステップで画像効果処理が施された画像データの何れかを出力する複数の出力端子の中からユーザによって選択された出力端子の数だけ生成し、生成した制御命令に、各々の出力端子に割り当てた画像データのファイルのファイルハンドルを付与する制御命令生成ステップと、
上記制御命令生成ステップで生成されたファイルハンドルが付与された制御命令に基づいて、上記ユーザによる操作によって画像データを出力する複数の出力端子の中から選択された少なくとも2つの出力端子から上記画像データを同期して出力させる同期制御ステップと
を含むデータ再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001183867A JP4411801B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | データ再生装置及びデータ再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001183867A JP4411801B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | データ再生装置及びデータ再生方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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