JP3826451B2 - ビデオ信号記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ信号を記録し、かつ記録と同時的に再生を行うことができるビデオ信号記録再生装置であって、特により信頼性の優れたビデオ信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像処理技術や記録技術の進展により、ビデオ信号をハードディスク装置などの記録媒体に記録することができるようになっている。ビデオ信号をそのようなランダムアクセス可能な記録媒体に記録しておけば、編集などの処理を容易に行うことができ有効である。そのような、ビデオ信号をランダムアクセス可能な記録媒体に記録して有効に利用する装置として、記録しながらほぼ同時に再生することのできる装置もある。
従来のそのような同時記録再生が可能な装置を図9を参照して説明する。
図9は、そのビデオ信号記録再生装置を示す図であり、(A)は装置の構成を示す図であり、(B)はその装置の動作を示す図である。
【0003】
図9(A)に示すように、ビデオ信号記録再生装置900は、ビデオ信号を記録し再生する同時記録再生装置910と、同時記録再生装置910を制御する制御用コンピュータ920で構成されている。
同時記録再生装置910は、ハードディスク装置を記録媒体とする記録装置である。このハードディスク装置には、各々独立に動作する記録用のヘッドと再生用のヘッドが設けられており、これにより記録と再生が並行して行えるようになっている。したがって、図9(B)に示すように、記録した直後のビデオ信号であっても、記録用ヘッドの位置から再生用ヘッドの位置までディスクが回転する時間ΔT遅延するだけで、直ちにビデオ信号を再生し出力することができる。
もちろん記録媒体がハードディスク装置なので、ランダムに再生することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ハードディスク装置は、これまでビデオ信号を記録する主たる記録媒体であったVTR装置と比較して、信頼性が非常に低いという問題がある。
ハードディスク装置は、テープレコーダ装置と比較して若干の衝撃でもクラッシュなどを起こし故障が発生する確率が高い。そして一旦そのような故障が生じると、ビデオ信号の記録や記録されている信号の再生が出来なくなるという問題を生じる。特に、このような同時記録再生可能な装置が有効に利用される放送局などにおいては、このような装置を輸送して用いる場合が多く、故障の発生する確率はより一層高い。
【0005】
そのような故障に対応するために、処理対象のビデオ信号を別途VTR装置でも記録しておくという対策も考えられている。しかし、1つのビデオ信号に対して、いちいち2つの装置を操作するのでは操作性が悪い上に、システムの複雑化と大規模化をもたらすことになり、適切な対応とは言えない。
【0006】
また、前述したような従来の同時記録再生装置においては、一度記録したビデオ信号を他の機器においてノンリニア編集する場合などに、その装置にビデオ信号の転送を行わなければならず、操作が面倒で時間がかかるという問題もあった。すなわち、記録したビデオ信号をより簡単に利用することができるように要望されていた。
【0007】
したがって、本発明の目的は、入力されるビデオ信号を記録とほぼ同時的な場合を含めて所望のタイミングで再生し出力することができるビデオ信号記録再生装置であって、より信頼性が高く、操作性がよく、応用性・利便性の高いビデオ信号記録再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明のビデオ信号記録再生装置においては、ランダムアクセス可能で記録と再生を同時に行うことができるハードディスク装置とより信頼性の高いVTRとの両方を具え、それらが上位制御装置により一括して管理・制御されるようにした。また、それらの各装置を、入力されるビデオ信号を記録する装置、要求されたビデオ信号を再生する装置としてダイナミックに選択して使用することができ、またそれら2系統の装置に対する制御をGUI環境下で視覚的かつ容易に行えるようにした。
【0009】
したがって、本発明のビデオ信号記録再生装置は、入力されて記録されるビデオ信号または再生されて出力されるビデオ信号を選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段で選択された信号を記録再生する第1の記録再生手段と、前記第1の選択手段で選択された信号または前記第1の記録再生手段からの再生信号を選択する第2の選択手段と、前記第2の選択手段で選択された信号を記録再生する第2の記録再生手段と、前記第2の記録再生手段からの再生信号または上記第1の記録再生手段からの再生信号を選択する第3の選択手段と、前記第1の選択手段、前記第2の選択手段および前記第3の選択手段での信号の選択、並びに、上記第1の記録再生手段および上記第2の記録再生手段での記録再生を制御する制御手段とを有する。
記制御手段は、ビデオ信号の記録を行う場合、前記第1の選択手段が前記入力されるビデオ信号を選択するように制御し、前記第2の選択手段が前記第1の選択手段で選択された信号を選択するように制御し、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段の動作状態が異常か否か判定し、当該判定において双方の動作状態が異常でないと判定したならば前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段が同時記録を行い、一方の動作状態が異常であると判定したならば異常でない他方の記録再生手段において記録を行うように制御する。
た、前記制御手段は、ビデオ信号の再生を行う場合、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段に記録される同一のビデオ信号の同時再生を行うように制御するとともに、前記第2の記録再生手段の動作状態を監視し、前記監視において前記第2の記録再生手段の動作状態に異常が認められないならば、前記第3の選択手段が前記第2の記録再生手段からの再生信号を選択し、前記第2の記録再生手段の動作状態に異常が認められたならば、前記第3の選択手段が前記第1の記録再生手段からの再生信号を選択するように制御する。
【0010】
本発明のビデオ信号記録再生装置は、前記第1の選択手段が選択したビデオ信号を所定の符号化方式で符号化する符号化手段をさらに有しても良い。この場合、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段は、前記符号化手段で符号化されたビデオ信号を記録してもよい。
また本発明のビデオ信号記録再生装置は、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段で再生され、前記第3の選択手段で選択される符号化されたビデオ信号を復号化する復号化手段をさらに有しても良い。この場合、前記第1の選択手段は、前記復号化手段において復号化されたビデオ信号を前記出力されるビデオ信号として選択しても良い。
更に本発明のビデオ信号記録再生装置は、少なくとも前記入力されるビデオ信号に対して、所定のタイムコードを生成するタイムコード生成手段をさらに有し、当該タイムコードに基づいて、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段はビデオ信号を同期的に再生しても良い。このタイムコードは、外部よりビデオ信号とともに入力されるタイムコードに基づいたものでも、タイムコード生成手段内で発生されたタイムコードでも良い。
【0011】
前記第2の記録再生手段は、ビデオ信号の記録と再生を並行に行うことが可能であっても良い。この場合、前記制御手段は、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段が同時記録を行っているときに、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段が同時再生を行うように指示する所定の命令が入力された場合、前記第1の記録再生手段が記録動作を停止し、前記第2の記録再生手段が記録動作を継続するように制御しても良い。
前記第2の記録再生手段は、ランダムアクセス可能なディスク状記録媒体に前記ビデオ信号を記録する手段であっても良い。前記第1の記録再生手段は、テープ状記録媒体に前記ビデオ信号を記録する手段であっても良い。
【0012】
また好適には、前記制御手段は、少なくとも前記第1の記録再生手段、前記第2の記録再生手段、前記第1の選択手段、前記第2の選択手段および前記第3の選択手段を直接的に制御し、当該各手段を同期して動作させる第1の制御手段と、作業者の指示が入力され、当該入力された指示に基づいて前記第1の制御手段に対して所定の制御手続きを指示する第2の制御手段とを有する。そしてその第2の制御手段は、汎用の計算機装置などにより構成され、ディスプレイ上でグラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)に基づいた指示が可能であり、少なくとも前記入力されるビデオ信号の前記記録再生手段への記録、および、前記選択手段におけるビデオ信号の選択に関する前記作業者の指示はこれにより行われるのが好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のビデオ信号記録再生装置の一実施の形態を図1〜図6を参照して説明する。
本実施の形態のビデオ信号記録再生装置は、入力されるビデオ信号の記録と再生をほぼ同時に行うことができるハードディスク装置と、そのハードディスクへの記録および再生をバックアップするビデオテープレコーダ装置を有するビデオ信号記録再生装置である。そして、このビデオ信号記録再生装置は、たとえばテレビジョン放送局などにおいて、スポーツ中継やニュース番組などのように突発的な事象、決定的な事象が生じる可能性が高い番組において、常に映像信号の記録動作を行いながら、その記録と並行してその決定的な瞬間の映像の確認と、瞬時の再生動作が実行できるような装置である。
図1は、そのビデオ信号記録再生装置1の構成を示すブロック図である。
ビデオ信号記録再生装置1は、記録再生部100、制御部200および操作部300を有する。
【0014】
まず、各部の構成について説明する。
記録再生部100は、制御部200からの制御信号に基づいて、入力されるビデオ信号を実際に記録し、要求に応じて再生し出力する。
その記録再生部100のより詳細な構成を図2に示す。
図2は、記録再生部100の構成を示すブロック図であり、記録再生部100は、第1のスイッチ102、エンコーダ104、第2のスイッチ106、ハードディスク(HD)装置108、ビデオテープレコーダ(VTR)装置110、第3のスイッチ112、デコーダ114、タイムコード生成部116、制御部118およびIO部120を有する。
【0015】
第1のスイッチ102は、制御部118からの制御信号に基づいて、HD装置108およびVTR110に対して入力し記録するビデオ信号を選択する。第1のスイッチ102においては、外部から入力されるビデオ信号か、デコーダ114から出力されるビデオ信号のいずれかが選択され、通常、入力されるビデオ信号を記録する場合には前者が、HD装置108に記録されているビデオ信号をVTR110に転送する場合などにおいては後者が各々選択される。選択されたビデオ信号はエンコーダ104に出力される。
エンコーダ104は、第1のスイッチ102から入力されるビデオ信号をMPEG方式(Moving Picture coding Experts Groupによる高品質動画符号化方式) で符号化し、符号化されたビデオ信号を第2のスイッチ106およびVTR110に出力する。この時、エンコーダ104にはタイムコード生成部116よりタイムコードのデータが入力され、これをビデオ信号に多重化して符号化ビデオ信号を生成する。
【0016】
第2のスイッチ106は、制御部118からの制御信号に基づいて、HD装置108に対して入力する符号化ビデオ信号を選択する。第2のスイッチ106においては、VTR110で再生し出力される符号化ビデオ信号か、エンコーダ104から出力される第1のスイッチ102で選択され符号化されたビデオ信号のいずれかが選択され、通常、入力されるビデオ信号を記録する場合には前者が、VTR110に記録されているビデオ信号をHD装置108に転送する場合においては後者が各々選択される。選択された符号化ビデオ信号はHD装置108に出力される。
HD装置108は、制御部118からの制御信号に基づいて、第2のスイッチ106を介して入力される符号化ビデオ信号を記録し、またその記録と並行して記録されている符号化ビデオ信号を再生し出力する。HD装置108は、ハード磁気ディスクを記録媒体とし、複数のヘッドにより記録と再生を同時的に行うことができるようにした大容量記録装置である。
【0017】
VTR110は、エンコーダ104から入力される符号化ビデオ信号をビデオカセットテープに記録し、またビデオカセットテープに既に記録されている符号化ビデオ信号を再生して出力する装置であり、HD装置108におけるビデオ信号の記録または再生のバックアップ装置として用いられる。具体的には、ビデオ信号の記録をバックアップする場合には、第1のスイッチ102およびエンコーダ104を介して入力されるビデオ信号をHD装置108と同時的にVTR110も記録する。また、ビデオ信号の再生をバックアップする場合には、既にビデオ信号の記録されているビデオカセットテープをHD装置108におけるビデオ信号の再生と同じタイミングで再生する。これらのVTR110の動作は、全て制御部118からの制御信号に基づいて行われる。また、VTR110において再生されたビデオ信号は、第3のスイッチ112に出力される。
【0018】
第3のスイッチ112は、ビデオ信号記録再生装置1より出力するビデオ信号を選択する。第3のスイッチ112においては、その出力ビデオ信号として、HD装置108で再生されたビデオ信号か、VTR110で再生されたビデオ信号かのいずれかを選択する。この選択動作は、制御部118からの制御信号に基づいて行われるが、たとえば、通常は主にHD装置108の出力が選択され、HD装置108の動作状態が不良の場合などにVTR110の出力が選択される。
デコーダ114は、HD装置108またはVTR110で再生され、第3のスイッチ112を介して出力されるビデオ信号を復号化し、元のベースバンドビデオ信号を生成し、ビデオ信号記録再生装置1からの出力信号として出力する。なお、HD装置108およびVTR110には、エンコーダ104においてMPEG方式に基づいて符号化されたビデオ信号が記録されているので、デコーダ114においてはMPEG復号化を行う。また、デコーダ114は、この復号化の際に、符号化ビデオ信号に多重化されていたタイムコードのデータを抽出して、タイムコード生成部116に出力する。
【0019】
タイムコード生成部116は、ビデオ信号の記録および再生に際してそのビデオ信号に付加するタイムコードのデータを管理する。具体的には、ビデオ信号の入力の際には、記録対象のビデオ信号に対してタイムコードを生成してエンコーダ104に出力する。この時、ビデオ信号の入力とともに外部よりタイムコードのデータが入力される場合には、このタイムコードのデータをそのままエンコーダ104に出力し、外部よりタイムコードのデータが入力されない場合には、タイムコード生成部116内においてタイムコードを生成し、その生成したタイムコードをエンコーダ104に出力する。また、ビデオ信号の再生の際には、デコーダ114で再生されるビデオ信号より分離されたタイムコードがタイムコード生成部116に入力され、外部に出力される。なお、これらの記録の際および再生の際のタイムコードは、適宜制御部118に出力される。
【0020】
制御部118は、後述するIO部120を介して入力されるさらに上位の制御部200からの処理命令に基づいて、記録再生部100の各部を制御する。具体的には、HD装置108およびVTR110の各記録命令および再生命令が入力された場合には、それら各装置を制御して所望の記録および再生を行う。また、同時記録および同時再生の命令が入力された場合には、その1つの命令に基づいてHD装置108およびVTR110の両方を制御して、入力されるビデオ信号のHD装置108およびVTR110への同時記録、および、HD装置108およびVTR110における同時の再生を行う。また、制御部118にHD装置108の状態センスの命令が入力された場合には、制御部118はHD装置108の動作状態を検出し、異常があるか否かを判定し、その結果を制御部200に出力する。VTR110の状態センスの命令も同様にVTR110の動作状態を検出し、その結果を制御部200に出力する。その他、HD装置108およびVTR110へ記録する信号の選択命令、および、出力するビデオの選択命令などが制御部118に入力され、その命令に応じて制御部118は第1のスイッチ102、第2のスイッチ106および第3のスイッチ112を適宜切り換える。
【0021】
IO部120は、制御部200から記録再生部100に対する制御信号、および、記録再生部100から制御部200への応答信号を伝達するためのインターフェイスであり、ビデオ信号記録再生装置1においてはシリアルインターフェイスによりそれらの信号が伝達される。
【0022】
制御部200は、操作部300において適宜行われる作業者の記録・再生の操作や編集操作に基づいて、記録再生部100を制御する制御部である。操作部300からは、たとえば、入力されるビデオ信号の記録、記録されたビデオ信号の再生、リプレイ再生、スロー再生、記録支援、再生支援などの指示が入力される。そして、制御部200においては、これらの指示に基づいて、実際の記録再生部100の各構成部を制御する命令群を生成し、記録再生部100から入力される状態等をも参照して適宜記録再生部100を制御する。
また、制御部200には、記録再生部100に入力される入力ビデオ信号、および、記録再生部100より出力される出力ビデオ信号が直接的に入力され、これらのビデオ信号を後述する操作部300に表示可能な形式に変換した後、操作部300に出力する。
【0023】
このような制御部200の動作の中で、本発明に係わる記録支援および再生支援の処理について図3および図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、記録支援処理について説明する。
図3は、記録支援処理を示すフローチャートである。
本実施の形態においては、後述する操作部300の記録支援指示ボタン322により記録支援の実行が指示される。記録支援が指示されると記録支援処理の実行が開始され(ステップS11)、実際に記録が開始されるのを待つ(ステップS12)。同じく操作部300を介して実際に記録開始の指示が入力されたら、まず記録再生部100に対してHD装置108の状態の検出を指示する(ステップS13)。その結果HD装置108の状態が問題なければ、次にVTR110の状態の検出を指示し(ステップS14)、これも問題なければ記録再生部100に対して、HD装置108およびVTR110での同時記録の開始コマンドを伝送する(ステップS15)。これにより入力ビデオ信号はHD装置108とVTR110の両方に記録される。
【0024】
ステップS13において、HD装置108に異常が発見された場合には、操作部300に対してHD装置108の異常を知らせるエラー表示を行い(ステップS16)、次にVTR110の状態の検出を記録再生部100に指示する(ステップS17)。VTR110に異常がなければ、VTR110へ記録の開始コマンドを伝送する(ステップS18)。これにより、入力ビデオ信号はVTR110のみに記録される。
ステップS18において、VTR110にも異常が発見された場合には、操作部300に対してさらにVTR110の異常を知らせるエラー表示を行い、記録支援動作および記録動作自体を終了する(ステップS19)。
また、ステップS14においてVTR110に異常が発見された場合には、操作部300に対してVTR110の異常を知らせるエラー表示を行い(ステップS20)、HD装置108へ記録の開始コマンドを記録再生部100に伝送する(ステップS21)。これにより、入力ビデオ信号はHD装置108のみに記録される。
【0025】
次に、再生支援処理について説明する。なおここでは、前述した記録支援処理によりHD装置108およびVTR110への同時記録が行われている時に、再生支援処理が指示された場合であって、HD装置108への記録は継続しながら、既に記録されたビデオ信号を再生支援モードで再生する場合について説明する。
図4は、その再生支援処理を示すフローチャートである。
再生支援処理も、後述する操作部300の再生支援指示ボタン324がクリックされることにより再生支援の実行が指示される。再生支援が指示されると再生支援処理の実行が開始され(ステップS31)、現在行われている記録支援動作に基づくVTR110へのビデオ信号の記録を停止を記録再生部100に対して指示する(ステップS32)。これにより、前述した記録支援動作は強制終了される。
【0026】
次に、現在HD装置108において再生、出力されているビデオ信号の位置の検出を記録再生部100に指示し(ステップS33)、記録再生部100において検出され入力されたその位置の情報に基づいてVTR110に記録されているビデオ信号の頭出しを指示する(ステップS34)。そして、その頭出しが終了したら、そこの位置に記録されているビデオ信号のタイムコードをさらに検出して、HD装置108で再生されているビデオ信号と同一のビデオ信号が記録されているか否かをチェックする(ステップS35)。もし、タイムコードが一致せず、同一のビデオ信号が記録されていないと判断された場合には、操作部300に対してエラー表示を行い、再生支援処理を終了する(ステップS36)。
【0027】
ステップS35においてタイムコードが一致した場合には、そのタイムコードに基づいて同期をとって、VTR110での再生の開始を指示し、HD装置108と同時再生を行う(ステップS37)。
その後、HD装置108の状態の監視を記録再生部100に対して指示し(ステップS38)、HD装置108に異常が発生した場合には(ステップS38)、第3のスイッチ112がVTR110で再生されたビデオ信号を選択するようなコマンドを記録再生部100に出力し、VTR110で再生されたビデオ信号がビデオ信号記録再生装置1より出力されるようにする(ステップS39)。
【0028】
操作部300は、ビデオ信号記録再生装置1を用いて任意のビデオ信号の記録、再生、編集などを行う際の操作部であり、処理するビデオデータやビデオ信号記録再生装置1の各部の状態などを表示する表示部と、命令を入力するための入力部より構成される。本実施の形態においては、この操作部300は通常パーソナルコンピュータなどで用いられているディスプレイとマウスにより構成され、制御部200の制御により提供されるグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)環境下でビデオ信号記録再生装置1の操作を行う。
そのGUI画面の例を図5に示す。
図5は、操作部300の操作画面を示す図であり、操作画面310上には、入力映像表示部312、出力映像表示部314、指定画像表示部316、時計表示部318、時間軸動作表示部320、記録支援指示ボタン322および再生支援指示ボタン324が配置されている。
【0029】
入力映像表示部312は、入力されるビデオ信号を表示するウィンドウ、出力映像表示部314は出力されるビデオ信号を表示するウィンドウである。
指定画像表示部316は、図示せぬ映像指定スイッチ(マークスイッチ)を押下することにより選択した位置の映像を表示するウィンドウであり、このマ−キングを行うことによりたとえばスポーツ中継の決定的瞬間などの映像およびその発生時刻を視覚的かつ直接的に記憶することができ、後のリプレイや編集などに容易に使用できるようにするものである。
【0030】
時計表示部318は、種々の時間情報を表示するためのオブジェクトである。たとえば、入力され記録されたビデオ信号のスローリプレイ再生を行っている場合には、その再生画面の時間表示を行うようにしてもよい。また、伝送されるビデオ信号の自動収録や、記録されているビデオデータの自動送出などを行う場合には、その時間の指示を行うためのオブジェクトとして使用したり、その設定時刻を表示するためのオブジェクトとして使用してもよい。また、実際の時計として使用してもよい。
時間軸動作表示部320は、前述したようなスロー再生や種々の編集処理を行う際に、その対象ビデオ信号の処理時間、たとえばスロー再生の再生時間を表示するウィンドウであり、これにより番組プログラムとして再生中の編集やリプレイなどの操作性を高めるものである。
【0031】
記録支援指示ボタン322は、入力されたビデオ信号の記録を行う際に、より確実にビデオ信号を記録するためにVTR装置による支援動作を行うか否かを指示するボタンであり、これをクリックすることにより支援動作を有効にする、あるいは無効にするという設定が適宜切り換えられる。このボタンにより記録支援動作が有効にされた場合に、制御部200においては前述した記録支援処理が行われる。
再生支援指示ボタン324は、記録されたビデオ信号の再生、出力を行う際に、より確実にビデオ信号を出力するためにVTR装置による支援動作を行うか否かを指示するボタンであり、これをクリックすることにより支援動作を有効にする、あるいは無効にするという設定が適宜切り換えられる。このボタンにより再生支援動作が有効にされた場合に、制御部200においては前述した再生支援処理が行われる。
【0032】
次に、ビデオ信号記録再生装置1の動作について説明する。
記録および再生の支援動作を行わない時には、ビデオ信号記録再生装置1に入力されるビデオ信号は記録再生部100に入力される。そして、記録再生部100において、第1のスイッチ102を介してエンコーダ104に入力されてMPEG符号化され、第2のスイッチ106を介してHD装置108に記録される。HD装置108に記録されたビデオ信号は、記録ヘッドの位置から再生ヘッドの位置までディスク状記録媒体が回転するわずかな時間差だけ遅延されて直ちに再生することができ、要求に応じた時間に任意の場所より再生され、第3のスイッチ112を介してデコーダ114に入力され、デコーダ114で復号化されて出力される。
この時に、HD装置108に記録されたビデオ信号は操作部300からの操作に基づいて任意の状態で再生し出力される。たとえば、重要な場面の信号を繰り返し再生したり、スロー再生されたりする。
【0033】
そして、重要で撮り逃しを極力避けたいビデオ信号を記録する場合には、記録支援モードで入力ビデオ信号は記録される。
操作部300の記録支援指示ボタン322がクリックされると記録支援モードとなり、そのモード下で記録の開始が指示されたら、まずHD装置108の状態が検出され、次にVTR110の状態が検出される。そして、両方とも問題がなければ入力ビデオ信号はHD装置108とVTR110の両方に記録される。この時HD装置108に記録されたビデオ信号は、要求に応じて前述したように記録と同時に再生される。また、前述した状態の検出においていずれかの装置に異常があった場合には、その異常状態が操作部300に表示され、異常がない正常な装置に入力ビデオ信号は記録される。仮に両方の装置に異常があった場合にはその旨が操作部300に表示されて記録処理自体が中断される。
【0034】
また、間違いなく確実にビデオ信号を再生したい場合には、再生支援モードでビデオ信号の再生を行う。
操作部300の再生支援指示ボタン324がクリックされることにより再生支援モードとなる。もし、その時が記録支援モードであった場合には直ちに解除される。すなわち、VTR110で行っていたビデオ信号の記録は中止される。
そして、HD装置108が停止中であれば要求されている再生位置、HD装置108がビデオ信号の再生中であればその再生位置を検出し、VTR110に装着されているビデオテープをその位置に頭出しをする。
【0035】
その頭出しが終了したら、そこの位置に記録されているビデオ信号のタイムコードを検出して、HD装置108で再生されているビデオ信号と同一のビデオ信号が記録されているか否かをチェックし、同一のビデオ信号が記録されている場合にはそのタイムコードに基づいて同期をとって、HD装置108と同時に同じビデオ信号の再生を行う。
そしてその後、HD装置108の状態を監視し、HD装置108に異常が発生した場合には第3のスイッチ112を切り換えてVTR110で再生されたビデオ信号が出力されるようにする。
【0036】
このように、本実施の形態のビデオ信号記録再生装置1においては、ランダムアクセス可能で、記録と再生を同時に行うことができるHD装置108と、より信頼性の高いVTR110との両方を具え、それらが上位制御装置により一括して管理・制御されている。さらにそのような構成を利用して、各々の装置を、入力されるビデオ信号を記録する装置、要求されたビデオ信号を再生する装置としてダイナミックに選択して使用することができ、またそれら2系統の装置に対する制御をGUI環境下で視覚的かつ容易に行えるようにしている。
したがって、入力されたビデオ信号を撮り逃すことなく、確実に記録することができ、また、確実に再生出力したいビデオ信号を確実に出力することができる信頼性の非常に高いビデオ信号記録再生装置を提供することができる。
【0037】
また、HD装置108に記録されたビデオ信号を用いれば、記録とほぼ同時的に再生を行ったり、任意の形態での再生・編集を容易に行うことができる。一方VTR110を用いることにより、たとえばオフライン編集機などの他のビデオ信号処理装置などに容易に記録したデータを入力したり、また、他の装置で記録あるいは編集されたビデオ信号を本ビデオ信号記録再生装置に適用することができる。
さらに、それらの操作・処理などの指示は、GUI環境下で一元的に容易に行うことができる。すなわち、HD装置108やVTR110などに対してばらばらに行う必要はなく、単純にかつ視覚的、直接感覚的に行うことができ、より操作性のよいビデオ信号記録再生装置が提供できる。
【0038】
なお、本発明は本実施の形態に限られるものではなく、種々の改変が可能である。
たとえば、ビデオ信号を主に記録する記録装置は、本実施の形態においてはハード磁気ディスク装置を用いるものとしたが、これに限られるものではない。たとえば、光磁気ディスク(MO)装置でもよいし、半導体メモリにより構成される大容量メモリでもよく、ランダムアクセス可能の記録装置であれば、任意の装置でよい。また、ハードディスク装置を複数台用いたHDDアレイなどを用いてもよい。
また、その記録装置における同時記録/再生の方法も、本実施の形態においては複数のヘッドを用いて1の記録媒体に対して同時的に記録および再生ができる構成としたが、一度に記録または再生しか行えないような記録媒体を複数用い、全体として所定時間間隔離れた複数の信号を同時的に記録または再生できるようにした構成の装置でもよい。
【0039】
また、本実施の形態においては、制御部200が操作部300における操作に基づいて、記録再生部100の各部の状態を検出しその各部に対する命令を発生するような構成であったが、制御部200と、記録再生部100の制御部118との制御形態の分担、制御レベルの区切りは、このような形態に限られるものではない。記録再生部100の制御部118においてより高レベルな制御を行うようにしてよい。
【0040】
たとえば、図4に示した再生支援モードの制御部200に於ける処理の大半を、図6に示すように記録再生部100の制御部118で行うようにしてもよい。図6においては、図4におけるステップS32,S33,S34,S35,S37,S38,S39の処理を、各々ステップS32’,S33’,S34’,S35’,S37’,S38’,S39’として記録再生部100の制御部118で行うようにしている。そして、エラーや出力状態などの情報の伝達(ステップS41,S42,S43)のみを記録再生部100の制御部118が制御部200に行うようにしている。このような制御形態にすれば、上位の制御部である制御部200からは再生支援開始の命令(ステップS31)のみを記録再生部100に対して行えばよく、細かな制御が何ら必要なくなる。
したがって、制御部200および操作部300を汎用的な計算機装置などで構成する場合や、プログラムなどにより記録再生部100を制御する場合などには、このような制御形態の方が好適である。
【0041】
【実施例】
このような本発明のビデオ信号記録再生装置のより具体的な構成例を実施例として説明する。
まず、前述した実施の形態の制御部200および操作部300として、汎用の計算機装置、たとえばパーソナルコンピュータを適用した場合のビデオ信号記録再生装置について図7に示す。
図7に示すビデオ信号記録再生装置1bにおいては、まず、パソコン200bの拡張スロットにRS−422による通信制御を行うための制御基板202が挿入されており、この制御基板202およびRS−422ケーブルによりパソコン200bと記録再生部100が接続されている。そして、このような構成で、パソコン200bと記録再生部100の間においては、いわゆるVTR用の9ピンプロトコルにより記録や再生と言った制御が行われるようになっている。
【0042】
また、このパソコン200bの拡張スロットには、さらにビデオ入力基板201が挿入されており、このビデオ入力基板201を介して、記録再生部100に入力されるビデオ信号および記録再生部100から出力されるビデオ信号をパソコン200b内に取り込んでいる。取り込んだ各ビデオ信号は、入力映像および出力映像として、ディスプレイ301に表示される図5に示したようなGUI環境下の入力映像表示部312および出力映像表示部314に表示される。
なお、このような構成においては、通常パーソナルコンピュータに具えられているディスプレイ301、キーボード302およびマウス303というような周辺機器が前述した操作部300を構成し、前述した種々の操作に用いられる。
【0043】
このような汎用のパーソナルコンピュータを制御部200および操作部300として適用することにより、制御部200内での制御処理は、たとえばフロッピーディスク400などを介して自由にインストールすることのできるソフトウエアにより規定することができる。すなわち、少なくとも図3および図4のフローチャートで示したような処理を行う制御ソフトウエアをインストールすることにより、前述した実施の形態で示した制御処理は実行される。そしてそのような処理を包含し、さらにより上位のレベルにおいて所望の処理を行うソフトウエアをインストールすることにより、目的、用途等に適合した所望のビデオ信号記録再生装置を提供することができる。
【0044】
また、他の実施例を図8に示す。
図8に示すビデオ信号記録再生装置1cは、図7同様に制御部200および操作部300としてパーソナルコンピュータを適用した場合のビデオ信号記録再生装置であるが、さらに別途、記録再生部100制御用のコントローラ304を設けたものである。
このコントローラ304は、ジョグシャトルやスローフェーダなどのビデオ信号の編集などに好適な操作装置である。また、このコントローラ304は、制御基板202を介してパソコン200bと接続される。
このような専用コントローラ304を設けることにより、よりマンマシンインターフェイスの優れたビデオ信号記録再生装置を提供することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明のビデオ信号記録再生装置によれば、入力されるビデオ信号を記録し逃すことなく確実に記録することができる。また、その記録したビデオ信号を、記録とほぼ同時的な場合を含めて所望のタイミングで再生し出力することができる。また、それらの処理は、GUIを用いた一元的かつ視覚的な操作により行うことができる。さらに、VTRテープにもビデオデータの記録が行えているので、そのVTRテープを用いたノンリニア編集などを別途行うことができ、より応用範囲が広く入力されるビデオ信号を処理することができる。すなわち、所望のタイミング・形態でのビデオ信号の記録および再生を、高い信頼性で、操作性よく行うことができ、さらに他の機器や利用形態への適用も可能なような応用性・利便性の高いビデオ信号記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のビデオ信号記録再生装置の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】図1に示したビデオ信号記録再生装置の記録再生部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したビデオ信号記録再生装置の制御部における記録支援動作モード時の処理を示すフローチャートである。
【図4】図1に示したビデオ信号記録再生装置の制御部における再生支援動作モード時の処理を示すフローチャートである。
【図5】図1に示したビデオ信号記録再生装置の操作部の表示装置に実現されたGUI環境を説明するための図である。
【図6】図1に示したビデオ信号記録再生装置の記録再生部の制御部における処理の変形例を示す図である。
【図7】本発明のより具体的な実施例を示す図であり、図1に示したビデオ信号記録再生装置の制御部および操作部としてパーソナルコンピュータを適用した場合のビデオ信号記録再生装置の構成を示す図である。
【図8】本発明のより具体的な他の実施例を示す図であり、図7に示したビデオ信号記録再生装置にさらに専用のコントローラを設けた場合のビデオ信号記録再生装置の構成を示す図である。
【図9】従来のビデオ信号記録再生装置を説明するための図であり、(A)はそのビデオ信号記録再生装置の構成を示す図であり、(B)はそのビデオ信号記録再生装置の動作を示す図である。
【符号の説明】
1…ビデオ信号記録再生装置、100…記録再生部、102…第1のスイッチ、104…エンコーダ、106…第2のスイッチ、108…ハードディスク(HD)装置、110…ビデオテープレコーダ(VTR)装置、112…第3のスイッチ、114…デコーダ、116…タイムコード生成部、118…制御部、120…IO部、200…制御部、201…ビデオ入力基板、202…制御基板、300…操作部、301…ディスプレイ、302…キーボード、303…マウス、304…コントローラ、400…フロッピーディスク

Claims (11)

  1. 少なくとも映像信号を含むビデオ信号の記録および再生を行うビデオ信号記録再生装置であって、
    入力されて記録されるビデオ信号または再生されて出力されるビデオ信号を選択する第1の選択手段と、
    前記第1の選択手段で選択された信号を記録再生する第1の記録再生手段と、
    前記第1の選択手段で選択された信号または前記第1の記録再生手段からの再生信号を選択する第2の選択手段と、
    前記第2の選択手段で選択された信号を記録再生する第2の記録再生手段と、
    前記第2の記録再生手段からの再生信号または上記第1の記録再生手段からの再生信号を選択する第3の選択手段と、
    前記第1の選択手段、前記第2の選択手段および前記第3の選択手段での信号の選択、並びに、上記第1の記録再生手段および上記第2の記録再生手段での記録再生を制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、
    ビデオ信号の記録を行う場合、
    前記第1の選択手段が前記入力されるビデオ信号を選択するように制御し、
    前記第2の選択手段が前記第1の選択手段で選択された信号を選択するように制御し、
    前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段の動作状態が異常か否か判定し、
    当該判定において双方の動作状態が異常でないと判定したならば前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段が同時記録を行い、一方の動作状態が異常であると判定したならば異常でない他方の記録再生手段において記録を行うように制御し、
    ビデオ信号の再生を行う場合、
    前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段に記録される同一のビデオ信号の同時再生を行うように制御するとともに、前記第2の記録再生手段の動作状態を監視し、
    前記監視において前記第2の記録再生手段の動作状態に異常が認められないならば、前記第3の選択手段が前記第2の記録再生手段からの再生信号を選択し、前記第2の記録再生手段の動作状態に異常が認められたならば、前記第3の選択手段が前記第1の記録再生手段からの再生信号を選択するように制御する、
    ビデオ信号記録再生装置。
  2. 前記第2の記録再生手段は、ビデオ信号の記録と再生を並行に行うことが可能であり、
    前記制御手段は、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段が同時記録を行っているときに、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段が同時再生を行うように指示する所定の命令が入力された場合、前記第1の記録再生手段が記録動作を停止し、前記第2の記録再生手段が記録動作を継続するように制御する
    請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  3. 前記第2の記録再生手段は、ランダムアクセス可能なディスク状記録媒体に前記ビデオ信号を記録する手段である
    請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  4. 前記第1の記録再生手段は、テープ状記録媒体に前記ビデオ信号を記録する手段である
    請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  5. 前記第1の選択手段が選択したビデオ信号を所定の符号化方式で符号化する符号化手段をさらに有し、
    前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段は、前記符号化手段で符号化されたビデオ信号を記録する、
    請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  6. 前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段で再生され、前記第3の選択手段で選択される符号化されたビデオ信号を復号化する復号化手段をさらに有し、
    前記第1の選択手段は、前記復号化手段において復号化されたビデオ信号を前記出力されるビデオ信号として選択する、
    請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記第2の記録再生手段に記録されるビデオ信号を前記第1の記録再生手段に転送する場合、前記第1の選択手段が前記出力されるビデオ信号を選択し、前記第2の記録再生手段が再生を行い、前記第1の記録再生手段が記録を行うように制御し、
    前記第1の記録再生手段に記録されるビデオ信号を前記第2の記録再生手段に転送する場合、前記第2の選択手段が前記第1の記録再生手段からの再生信号を選択し、前記第1の記録再生手段が再生を行い、前記第2の記録再生手段が記録を行うように制御する、
    請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  8. 少なくとも前記入力されるビデオ信号に対して、所定のタイムコードを生成するタイムコード生成手段をさらに有し、
    当該タイムコードに基づいて、前記第1の記録再生手段および前記第2の記録再生手段はビデオ信号を同期的に再生する
    請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  9. 前記制御手段は、少なくとも前記第1の記録再生手段、前記第2の記録再生手段、前記第1の選択手段、前記第2の選択手段および前記第3の選択手段を直接的に制御し、当該各手段を同期して動作させる第1の制御手段と、
    作業者の指示が入力され、当該入力された指示に基づいて前記第1の制御手段に対して所定の制御手続きを指示する第2の制御手段と
    を有する請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  10. 前記第2の制御手段は、任意の表示装置上にグラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)に基づいた指示が可能な構成であり、少なくとも前記入力されるビデオ信号の前記記録再生手段への記録、および、前記選択手段におけるビデオ信号の選択に関する前記作業者の指示はこれにより行われる
    請求項記載のビデオ信号記録再生装置。
  11. 前記第2の制御手段は、汎用の計算機装置により構成されている
    請求項10記載のビデオ信号記録再生装置。
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