JP4205335B2 - 固形分の懸濁液を生成するための撹拌容器 - Google Patents

固形分の懸濁液を生成するための撹拌容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4205335B2
JP4205335B2 JP2001363174A JP2001363174A JP4205335B2 JP 4205335 B2 JP4205335 B2 JP 4205335B2 JP 2001363174 A JP2001363174 A JP 2001363174A JP 2001363174 A JP2001363174 A JP 2001363174A JP 4205335 B2 JP4205335 B2 JP 4205335B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
impeller
solids
suspension
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001363174A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002204937A (ja
JP2002204937A5 (ja
Inventor
ピー.シャンクウィッツ グレゴリー
ケー.グレンビル リチャード
エイチ.タナー ケビン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JP2002204937A publication Critical patent/JP2002204937A/ja
Publication of JP2002204937A5 publication Critical patent/JP2002204937A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4205335B2 publication Critical patent/JP4205335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/80Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
    • B01F27/81Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis the stirrers having central axial inflow and substantially radial outflow
    • B01F27/811Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis the stirrers having central axial inflow and substantially radial outflow with the inflow from one side only, e.g. stirrers placed on the bottom of the receptacle, or used as a bottom discharge pump
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/80Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
    • B01F27/86Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis co-operating with deflectors or baffles fixed to the receptacle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F2215/00Auxiliary or complementary information in relation with mixing
    • B01F2215/04Technical information in relation with mixing
    • B01F2215/0413Numerical information
    • B01F2215/0418Geometrical information
    • B01F2215/0427Numerical distance values, e.g. separation, position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F2215/00Auxiliary or complementary information in relation with mixing
    • B01F2215/04Technical information in relation with mixing
    • B01F2215/0413Numerical information
    • B01F2215/0418Geometrical information
    • B01F2215/0431Numerical size values, e.g. diameter of a hole or conduit, area, volume, length, width, or ratios thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F2215/00Auxiliary or complementary information in relation with mixing
    • B01F2215/04Technical information in relation with mixing
    • B01F2215/0413Numerical information
    • B01F2215/0436Operational information
    • B01F2215/0463Numerical power values
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/50Mixing liquids with solids
    • B01F23/56Mixing liquids with solids by introducing solids in liquids, e.g. dispersing or dissolving

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、均一な濃度を有する固形分の懸濁液を生成するための混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多くの化学プロセスは、混合、結晶化、反応、スラリー懸濁液などの液体に固形分を懸濁させる混合操作を含む。浮遊する固形分の取扱いは、しばしば混合操作の重要な面である。固形分は、固体密度が低いこと、体積密度(bulk density)が低いこと、および/または特定の固体が非湿潤性であることを含めたいくつもの理由で浮遊することができる。このような固形分は、空気に曝された液体の表面に浮遊し、空気の飛沫同伴などの作用を受ける。このような材料のスラリーをつくる能力には、一般に、浸水、脱気、および拡散のステップを必要とする。浮遊する固形分を拡散させるための従来技術の解決策では、複数の高さの羽根車が必要であると考えられていた。ほとんどの従来技術の装置には、浮遊している固形分と関与するように液体/空気の面付近に羽根車が配置されており、固形分が沈むときに固形分を混合し続けるために少なくとも1つの別の羽根車が液体の表面下に位置している。しかし、多くの操作ではそのような撹拌によって高レベルの剪断応力が加えられ、特に固形分が脆い微粒子である場合、生成物に損傷が与えられる。これは、長時間撹拌を行いながら数時間の滞留時間バッチ操作を行う移送操作で混合装置を使用する場合に、特に言えることである。固形分と液体を混合するための複数の羽根車を備えた従来技術設計が、米国特許第5,399,014号(Takata他)、米国特許第4,614,439号(Brunt他)、米国特許第4,934,828号(Janssen)、および米国特許第4,552,463号(Hodson)に記載されている。スラリーへの高エネルギー入力を伴う混合は均一性を高めることができるが、生成物が損傷を受けることになる場合は望ましくない。
【0003】
さらに、乾燥操作など、化学プロセスの別の操作への供給タンクとして混合タンクを使用する場合は、固形分がこのタンクの底に沈降しないようにする必要がある。固形分は、バッチの終わりにタンク内に残る傾向があり、バッチごとに蓄積される。これは、バッチごとに不均一になり得る不安定な状態であり、最終的に、スラリーの固形分濃度が時間とともに非常に高くなったときにはプロセスを中断してタンクを清浄にすることにより対処しなければならない。均一な懸濁液を維持することができ、または沈降する固形分を再度懸濁させることができる撹拌容器が望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
タンク内の液体中ならびにタンクから流出される流出流中の固形分濃度が均一になる撹拌容器の設計が、依然として求められている。システムは、固形分が浮遊し易いか沈み易いかに関わらず、均一な濃度を送出するべきである。均一な濃度は、混合タンクでの最高の高さから該タンクでのできる限り低い高さに至るまで、維持されるべきである。この設計では、タンクの使用容積を最大にし、かつタンクが空になったときにこのタンクの底に蓄積されているスラリーが最小限になるようにするべきである。最後に、このシステムは、生成物に損傷が与えられないように低剪断環境を作り出すべきである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、均一な濃度を有する液体中の固形分の懸濁液を生成するための撹拌容器であって、液体中の固形分の懸濁液を保持するための内部を形成する側壁と傾斜面を備えた底部とを有する垂直円筒形タンクと、前記タンクに固形分および液体を供給する手段と、前記タンクの内部に配置され、前記タンクの長さに及ぶ複数の固定バッフルと、前記垂直円筒形タンクの内部の中央に垂直に設置された回転シャフトと、前記回転シャフトから半径方向に延びる垂直羽根を備えた単一のタービン羽根車であって、前記羽根の下側縁が前記底部の前記傾斜面の勾配に一致する輪郭を成し、かつ前記羽根車の羽根の下側縁が前記底部に近接するように配置された、単一のタービン羽根車と、ほぼ前記羽根車の高さで側壁に位置する出口と、を含むことを特徴とする。
【0006】
羽根車はバッフルと共に、タンクの側壁に沿って全体的な下から上への懸濁液の流れを生成することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、均一な濃度を有する液体中の固形分の懸濁液を生成し、任意選択で供給するのに使用される、本発明の撹拌容器10の好ましい実施形態が概略的に示されている。
【0009】
本発明で、固形分の懸濁液という用語は、液体媒質全体に固体粒子材料を拡散させたものを意味する。本発明は、最終生成物として懸濁液を均一な濃度で生成することが好ましく、該懸濁液はその後、使用のため撹拌容器10の外に移される。しかし、拡散を行なった後、混合操作によってさらに微粉化することができ、その結果、固形分が分散し、あるいは固体および液体の性質が可能な場合には溶解さえする。あるいは、撹拌容器10は、該容器を結晶化装置として使用するなど、粒子を成長させる環境において使用することができ、その場合、成長する粒子が該粒子の損傷の心配なしに成長を促す液体全体に拡散される状態が維持される。
【0010】
撹拌容器10は、液体中の固形分の懸濁液を保持するための内部6を形成する側壁3と傾斜面5を備えた底部4とを有する垂直円筒形タンク1を含む。好ましい実施形態において、底部4は傾斜した直線の面、すなわち図示するような約15度の円錐形状を有するが、皿状の形を形成する滑らかな曲線などの傾斜面を有するその他の設計も有用である。垂直円筒形タンク1に液体および固形分を供給する手段が提供される。垂直円筒形タンク1に液体および固形分を供給するための手段は、液体成分および固体成分の両方を入れる容器でよい。液体および固形分は、単一の供給入口2によってタンクに供給することができる。あるいは、固形分および液体は、固体成分および液体成分を別々に供給するための任意の適切なシステム(図示せず)によって供給することができ、固形分および液体用の別個の入口を使用することができる。
【0011】
複数の固定バッフル7が、後述するように、液体表面に向かう懸濁液の上方への流れを確実にするために円錐状の底部に近接して、タンク1の内部6に配置され、該タンクの長さ及んでいる。好ましい実施形態において、等しい間隔を置いて配置された4つの全長バッフル7は、側壁3付近に設置されているが、バッフル7の後ろでの流れが可能になるように側壁から外れて設置されている(offset)。この好ましい実施形態において、バッフルは、壁から約1.5インチ(約3.8cm)外れて設置されており、円錐底部の0.5インチ(約1.3cm)以内にまで及ぶ。一般に容器の直径の1/12である従来の混合器において見られるバッフルに比べ、本発明の好ましい実施形態のバッフルは比較的狭い。各バッフルの幅は、タンクの直径の8%未満であることが好ましく、本明細書に記載する好ましい実施形態において6.6%である。
【0012】
図1に示すバッフルは、一般に、側壁3の垂直方向に沿って配置されている。しかし、図4に示す好ましい構成では、バッフルは、側壁の垂直方向からわずかな角度をなして(約10度)配置されている。図4は、4つの等しい間隔を置いて配置されたバッフル27を有する垂直なタンク21を、正面から見た図である。側方バッフルには符号27Sが付されている。前方バッフル27Fおよび後方バッフル27Rは、矢印Aで示される羽根車の回転方向と共に、底部から上部への角度をもって側壁3の垂直方向から10度の角度で配置されているのが示されている。わずかに角度が付けられたバッフルによって、スラリーの流れが補助され、目詰まりが最小限に抑えられることがわかった。
【0013】
図1を参照して、回転シャフト8は、垂直な円筒形タンク1の中央で垂直に配置されており、混合タンクの最上部に取り付けられ、かつモータ11により駆動されるギヤボックス9によって回転する。その回転方向を矢印Aで示す。回転シャフト8から半径方向に延びる垂直羽根13を有する単一のタービン羽根車12は、羽根車の羽根の下側縁15ができる限りタンクの底部4に近接するように配置され、それでもなお回転が妨げられないように配置されている。羽根車の羽根13は、タンクの底部4の傾斜面の勾配に一致する輪郭を成す。羽根車は、最初に懸濁液の半径方向の流れを生成する。しかし、以下に論じるように、タンクの底部に配置された羽根車と共に垂直に及ぶバッフルを備える全体的な容器の設計では、側壁3に沿って全体的な下から上への流れ(overall bottom−to−top flow)が作り出される。羽根車は、羽根車の下での流れを妨げるように、タンクの底部に十分近接して配置される。特に液体の高さ18が下がるときに、タンク内の固形分の蓄積を減少させるには、羽根車の羽根13の下側縁15からタンクの底部までが0.5インチから3インチ(約1.3cmから約7.6cm)の密な隙間であることが好ましく、0.5インチから1インチ(約1.3cmから約2.5cm)の密な隙間であることが好ましい。
【0014】
羽根車12は垂直タービンの設計であり、90度ずつ間隔を空けて配置された垂直かつ平らな4つの羽根13からなる一実施形態の平面図を図2に示す。各垂直羽根の内側部分14は駆動シャフト8に取着されており、各羽根13の底部縁15は、タンク底部の傾斜面の勾配に一致するように角度が付けられている。
【0015】
好ましい実施形態において、本発明の羽根は比較的狭い。羽根車の全径に対する、外側縁16に沿って測定された羽根の幅の比は、1/12から1/3の間であり、好ましくは1/8から1/4の間である。羽根車の全径は比較的大きく、この羽根車の直径は、円筒形タンクの直径の少なくとも60%に等しい。
【0016】
垂直で湾曲している(一般に「後退角が付いた(blackswept)」とも呼ばれる)6つの羽根13’から羽根車が構成されている、羽根の代替の構成を図3に示す。図示する曲率半径は、回転面の方向にある。この場合も、羽根車の羽根13’の底部縁はタンク底部の傾斜面の勾配に一致する輪郭を成している。
【0017】
出口20は、ほぼ羽根車12の高さで(好ましくは垂直軸に沿った羽根車のほぼ中間点で)側壁に位置付けられ、その結果、羽根車が出口に向けて半径方向にポンプ送出するように働き、懸濁液を連続的に引き出しかつタンクから流出する流出流を均一な濃度に維持することが可能となる。図1に示すように、出口20は、タンク内および羽根車によって作り出される半径方向への流れ内に突出するディップ管19を備えた側部ノズルであることが好ましい。
【0018】
本発明の装置の設計は、出口20に比べて比較的多い流出を行うために、直径の大きいフラッシュポート17も含んでいる。このポート17は、一般に容器の日常的な操作では使用されず、単位操作における全ての内容物を素早く除去することが望ましい場合に容器を時折清浄しフラッシュするために設けられている。
【0019】
本発明の撹拌容器は、いくつかの化学製造プロセスで効果的に使用することができる。図5に示すように、典型的なプロセスフローシートは、第1の操作50と、移送タンク51と、第2の操作52とを含むことができる。この概略図で、移送タンク51は、均一な濃度の懸濁液を生成するために図1に記載する撹拌容器の要素を有する。第1の操作は、例えば、反応器、結晶化装置、ペレタイザーとすることができる。第2の操作は、例えば、乾燥器、篩い分け器、濾過器、デカンターでよい。
【0020】
本発明の撹拌器および羽根車の羽根は、一般に、HASTELLOY(登録商標)やINCONEL(登録商標)などの、炭素鋼、ステンレス鋼、または腐食性の適用に合わせて調製された合金で構成される。いくつかの極端な適用例では、チタンを使用することができる。同様に、被覆鋼で作られた装置を特定の適用例で使用することができ、この被覆は、例えばガラス、ガラス繊維、フルオロポリマー、またはエラストマーであってもよい。あるいは、この容器をガラス繊維で構成することができる。
【0021】
さらに図1に示すように、本発明による撹拌容器は、均一な濃度の液体中固形分を生成して維持することができる特有の循環パターンを懸濁液に付与する。該循環パターンには、垂直な円筒形タンク1の側壁3に沿った全体的な下から上への流れパターンも含む。渦巻きVが液面/空気面に形成され、それによって浮遊する固形分が沈みかつきつい螺旋Sを描いて羽根車12に向かって下へと引っ張られる。羽根車は、懸濁液を半径方向にバッフル7へ向かって側壁3へと押し出す。バッフルはタンクの長さに及び、懸濁液をタンクの底部から最上部へと真っ直ぐに押し流すのを助けるが、該最上部では懸濁液が再び渦巻きに遭遇して下向き螺旋を描いて再び沈んでいく。
【0022】
ほとんどの操作において、懸濁液は、該懸濁液を撹拌容器から引き出すことが望まれるまで、ある期間にわたって撹拌される。循環パターンが示すように、羽根車12は、タンクの底部に固形分を蓄積させる機会をほとんど与えることなく懸濁液をその方向で半径方向に押し出すので、側壁の出口20から、液体中の固形分が均一な濃度である懸濁液を連続的に引き出すことができる。懸濁液の高さが下がるとき、図1に示す全体的な循環パターンを維持することができる。出口での粒子濃度の変化を小さく保つため、ディップ管19のサイズによって制御される懸濁液の流出速度が出口に近づく速度に等しくなるように、懸濁液は一定の速度で排出される。望む場合には、容器から流出する懸濁液は、その後、連続計量フィードでプロセス鎖におけるさらに下のステップに供給することができる。あるいは懸濁液は、容器から少量ずつ引き出して、例えば遠心分離のような分離ステップなどの別のプロセスステップに供給することができる。一方、容器に残っている懸濁液は十分に拡散した状態に維持され、固形分は、粒子が損傷を受ける可能性のある過酷な条件に曝されない。
【0023】
記述される容器は、タンクの上部の高さで1つの羽根車を使用し、タンクの底部の高さで1つの羽根車を使用する場合のような、複数の羽根車を使用する従来技術とは対照的である。このような従来技術の装置での循環パターンは、2つの混合ゾーンが生じる傾向があり、その1つは最上部に、もう1つは底部に生じ、これら2つの混合ゾーンの間には分離された液体のゾーンがある。このような混合レジームでは、液体中の固形分濃度がタンクの内部全体にわたって変動することができる。液体の高さが上部羽根車の高さより下に下がる場合、循環パターンは一般に変化して、混合に悪影響を及ぼし得る。さらに、従来の混合器では、その高さが上部羽根車を通って下がるとき、羽根車に衝突する液面によって激しく跳ね散らかし、側壁面に固形分が蓄積される可能性がある。
【0024】
本発明の予期せぬ特徴とは、例えばいわゆる低剪断水中翼羽根車(low shear hydrofoil impellers)を使用する従来の設計よりも低い電力の入力で、固形分の均一な濃度が実現されるということである。このタイプの装置は、例えば米国特許第4,468,130号(Weetman)に示されている。電力消費量を比較するために、比較試験では、本発明の設計による直径1フィート(30cm)の容器と、水中翼羽根車を備えた直径1フィート(30cm)の同様の容器について評価する。図2に示される、垂直かつ平らな4つの羽根車羽根を有する輪郭を成す羽根車は、記述したようにタンクの底部に配置される。しかし、水中翼の設計では輪郭を付けることができず、したがって、羽根車はタンクの低い位置に配置されない。試験の第1部では、両方の容器を等しい水および固形分濃度で満たして、各容器内で均一な混合が実現される速度を決定する。これを、各容器の初期速度とみなす。試験の第2部では、各容器を水だけで満たし、その初期速度に設定し、供給されるDS電圧およびアンペアを測定する。モータ損失に対する調整も含めて羽根車による電力消費量を計算する。撹拌器は、初期速度を含めたいくつかの速度でも運転し、電力消費量を測定して、初期速度での測定の正確度を確認する。この比較で使用した、本発明の設計による単位体積当たりの電力の入力は、1000ガロン当たり3.2馬力(0.64ワット/リットル)である。この比較で使用した、水中羽根車を備える容器に対する電力の入力は、1000ガロン当たり5.4馬力である(1.1ワット/リットル)。本発明の、輪郭を成す垂直羽根車は、所要電力の約60%で水中翼羽根車と同等レベルの混合をもたらす。
【0025】
本発明の容器に対する電力の入力は、1000ガロン当たり0.1馬力から50馬力(0.2〜10ワット/リットル)の範囲内であることが好ましく、1000ガロン当たり2.5〜18.0馬力(0.5〜3.5ワット/リットル)であることがより好ましい。記述した容器の設計によれば、生成物に与えられる損傷が少なくなり、電力消費量がより少なくなる。垂直タービン羽根車は一般にその高剪断および高電力特性で知られているので、この結果は意外なことである。
【0026】
別の予期しない特徴とは、タンクのちょうど底部に単一の羽根車を配置することによって、浮遊する固形分が非常に良好に沈むことである。複数の羽根車を使用する従来技術の手法では、上部羽根車を最上面からその直径の約1/2の距離だけ下の位置に配置して、ポンプ動作により固形分をタンクのバルク内にまで下げるのを補助する。
【0027】
さらに思いがけないことに、液面が羽根車の高さまで排出されたときであっても、または液面が羽根車の最上部よりも下に下がったときであっても、液体中の固形分濃度を均一に維持しながら懸濁液を依然として効果的にタンクから除去することもできる。本発明の撹拌容器は、タンクの低い高さで、跳ねを最小限に抑えて、残りのスラリーを側壁に向かって出口へと押し出す。従来の水中翼またはピッチ羽根タービンを使用する従来技術の設計、例えば米国特許第5,297,938号(Von Essen他)に示すものでは、液面の高さが羽根車まで下がるときに過剰な跳ねが生じ、生成物に損傷を与える。従来技術の設計では、該高さが羽根車の下にまで下がると、固形分と液体が分離し、それによって濃度の均一性が損なわれる。混合の均一性が失われると液体が優先的に流し出されるので(浮遊する固形分に対し)、大量の固形分がタンク内に残ることになる。本発明では、タンク底部での固形分の蓄積が回避される。良好な混合は、タンク内の非常に低い高さでも達成される。本設計はタンクに最大の使用容積を付与し、タンクを空にしたときにはタンク底部に最小限の固形分が残る。
【0028】
本発明は、形成された懸濁液の95%までを除去することができる。したがって、生成物を混合してバッチプロセスの別のステップに供給するための装置として該撹拌容器を使用するとき、最小限の固形分が次のバッチと一緒になる。それによって、前のバッチから蓄積された材料の過度の使用および劣化が最小限に抑えられる。
【0029】
記述した撹拌容器は、液体中に任意のタイプの固形分を懸濁させるために使用することができ、特に、浮遊する固形分を懸濁させるのに有用である。浮遊する固形分とは、浮遊する傾向がある粒子または塊状物を意味する。そのような浮遊する固形分は、低固体密度または低体積密度であってよく、あるいは非湿潤性のものでよい。容器は、特に、非湿潤性の固形分を懸濁させるように適合される。非湿潤性の固形分とは、固形分が混合されている液体媒質をその固形分がはじくことを意味する。固形分の密度にも関わらずこの固形分を界面に浮遊させる表面現象に起因して、非湿潤性の固形分には上向きの力が加えられる。固形分は、沈むときにしばしば気体の被膜で包まれることが見出され、そのため固形分の有効密度が低下する。次いでこの固形分は低密度の浮遊する固形分のように振る舞う。固体塊状物は、拡散されるまで非湿潤性の固形分のように振る舞うことができる。
【0030】
均一な懸濁液濃度を得るために撹拌容器を使用する他、この容器は、溶解、結晶化、化学反応を促進させるために使用することもできる。良好な溶解を必要とするプロセスの場合、粒子は、この粒子が溶解している液体に密に接触していることが必要である。本発明は、溶解する粒子の沈降または浮遊を最小限に抑える。沈降した固形分の層全体にわたる拡散が本質的に無くなるとき、溶解時間は最小限に抑えられる。本発明の羽根車により液体と粒子の接触が増大し、それが、電力消費量の削減につながっている。結晶化装置として、この容器は、結晶の形成、成長、および懸濁のための環境を提供するが、この場合、成長する結晶に損傷を与える可能性のある高剪断の心配が無い。結晶があるサイズに達したとき、この結晶を、均一な濃度の懸濁液中に連続的に移動させ、濾過器や乾燥器ベルトなどの乾燥操作に供給することができる。本発明の容器は、農産物および医薬品の形成に関連する沈殿および結晶化プロセスの多くで特に有用である。本発明の容器内で有利に形成することができるいくつかのタイプの結晶生成物には、例えば、アジピン酸、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、シアン化ナトリウムが含まれる。
【0031】
記述した容器は、ポリスチレンやポリテトラフルオロエチレンなどのポリマー生成物の加工における、反応器または移送タンクとして使用することもできる。
【0032】
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の形成などのポリマープロセスには、微細に切断された粒状樹脂やペレット化した粒状樹脂などの種々の形態のポリマーを提供する非常に多くの加工ステップがある。そのようなプロセスでは、PTFEは、しばしば水中に浮遊する固体生成物の懸濁液として取り扱われ、撹拌容器内で混合される。本発明の容器は、個々のバッチが保持時間を必要とし、その後スクリーニングおよび乾燥操作に供給することが必要なとき、移送タンクとしての役割をすることができる。最大処理量でスクリーニングおよび乾燥操作の安定で連続的な操作を確実にするために、このような供給タンクから出る固形分は均一な濃度であることが望まれる。本明細書で述べたような混合によって、脆い生成物への高エネルギー入力を回避しながらバッチごとの均一性をもたらす。
【0033】
本発明の撹拌容器には、包装材料として使用される発泡性ポリスチレン成形粒子の形成など、適所発泡ビーズ(formed−in−place beads)を生成するプロセスにおける使用もある。このプロセスは、沈殿防止剤を含有する温水の容器に円筒形熱可塑性ポリマー粒子を添加し、その後、起泡剤または発泡剤を添加することを含む。容器をポリマーのガラス転移温度よりも高い温度に加熱し、粒子は、加熱サイクル中に円筒形から球形に変化する。バッチを周囲温度に冷却し、排出を行なって、過剰な可燃性の発泡剤を除去し、発泡ビーズを回収する。従来技術の装置では、壁面、シャフト、バッフル、および羽根車に固まり付いた粒子の塊状物から明らかなように、これらの浮遊する固形分の理想的な懸濁条件が達成されなかった。懸濁条件が特に不均一である場合、大量の固まりまたは粒子の塊状物によって、液体上面に固体橋かけ層が形成される可能性がある。これとは対照的に、本発明の設計では、ポリマー粒子が容器全体に均一に分散され、上面付近の固体粒子は一定の運動に保たれ、懸濁液により絶え間なく濡れて再生され、塊状物および固まりの形成が回避される。
本発明の好ましい態様は、以下に示す。
(1) 均一な濃度を有する液体中の固形分の懸濁液を生成するための撹拌容器であって、
液体中の固形分の懸濁液を保持するための内部を形成する側壁と傾斜面を備えた底部とを有する垂直円筒形タンクと、
前記タンクに固形分および液体を供給する手段と、
前記タンクの内部に配置され、前記タンクの長さに及ぶ複数の固定バッフルと、
前記垂直円筒形タンクの内部の中央に垂直に設置された回転シャフトと、
前記回転シャフトから半径方向に延びる垂直羽根を備えた単一のタービン羽根車であって、前記羽根の下側縁が前記底部の前記傾斜面の勾配に一致する輪郭を成し、かつ前記羽根車の羽根の下側縁が前記底部に近接するように配置された、単一のタービン羽根車と、
出口と、
を含むことを特徴とする撹拌容器。
(2) 前記羽根車が前記バッフルと共に、前記タンクの側壁に沿って全体的な下から上への前記懸濁液の流れを生成することを特徴とする(1)に記載の容器。
(3) 均一な濃度の前記懸濁液を引き出すため、前記出口がほぼ前記羽根車の高さで前記側壁に位置することを特徴とする(1)に記載の容器。
(4) 前記底部が円錐形状を有することを特徴とする(1)に記載の容器。
(5) 前記液体が水であることを特徴とする(1)に記載の容器。
(6) 前記固形分が浮遊する固形分であることを特徴とする(1)に記載の容器。
(7) 前記内部には、等しい間隔を置いて配置された4つのバッフルがあることを特徴とする(1)に記載の容器。
(8) 前記バッフルが前記側壁の近くにあるが前記側壁から外れて設置されていることを特徴とする(1)に記載の容器。
(9) 前記バッフルのそれぞれの幅がタンクの直径の8%未満であることを特徴とする(1)に記載の容器。
(10) 前記バッフルが、前記側壁の垂直方向に沿って配置されていることを特徴とする(1)に記載の容器。
(11) 前記バッフルが、前記側壁の垂直方向からわずかな角度をなして配置されていることを特徴とする(1)に記載の容器。
(12) 前記羽根車が、垂直かつ平らな複数の羽根を有することを特徴とする(1)に記載の容器。
(13) 前記羽根車が、垂直かつ湾曲した複数の羽根を有することを特徴とする(1)に記載の容器。
(14) 前記羽根車が、前記円筒形タンクの直径の少なくとも60%に等しい直径を有することを特徴とする(1)に記載の容器。
(15) 電力の入力が0.2〜10ワット/リットルの範囲内であるように前記羽根車が動作することを特徴とする(1)に記載の容器。
(16) 電力の入力が0.5〜3.5ワット/リットルの範囲内であるように前記羽根車が動作することを特徴とする(1)に記載の容器。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撹拌容器の好ましい実施形態の立面断面図であり、該容器での懸濁液の循環パターンを示す図である。
【図2】垂直かつ平らな4つの羽根車羽根の第1の配置を示す断片的な平面図である。
【図3】垂直かつ湾曲した6つの羽根車羽根の第2の配置を示す断片的な平面図である。
【図4】好ましい実施形態を示す撹拌容器の立面断面図であって、バッフルが側壁の垂直方向に対してある角度に配置されている状態を示す図である。
【図5】本発明の撹拌容器を使用する全体的なプロセス図を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 タンク
2 入口
3 側壁
4 底部
7 バッフル
8 回転シャフト
9 ギヤボックス
10 撹拌容器
11 モータ
12 羽根車
13 羽根
14 内側部分
15 下側縁
16 外側縁
17 フラッシュポート
18 液体の高さ
19 ディップ管
20 出口

Claims (1)

  1. 均一な濃度を有する液体中の固形分の懸濁液を生成するための撹拌容器であって、
    液体中の固形分の懸濁液を保持するための内部を形成する側壁と傾斜面を備えた底部とを有する垂直円筒形タンクと、
    前記タンクに固形分および液体を供給する手段と、
    前記タンクの内部に配置され、前記タンクの長さに及ぶ複数の固定バッフルと、
    前記垂直円筒形タンクの内部の中央に垂直に設置された回転シャフトと、
    前記回転シャフトから半径方向に延びる垂直羽根を備えた単一のタービン羽根車であって、前記羽根の下側縁が前記底部の前記傾斜面の勾配に一致する輪郭を成し、かつ前記羽根車の羽根の下側縁が前記底部に近接するように配置された、単一のタービン羽根車と、
    ほぼ前記羽根車の高さで側壁に位置する出口と、を含む
    ことを特徴とする撹拌容器。
JP2001363174A 2000-11-28 2001-11-28 固形分の懸濁液を生成するための撹拌容器 Expired - Fee Related JP4205335B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/723,506 2000-11-28
US09/723,506 US6508583B1 (en) 2000-11-28 2000-11-28 Agitated vessel for producing a suspension of solids

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002204937A JP2002204937A (ja) 2002-07-23
JP2002204937A5 JP2002204937A5 (ja) 2005-07-14
JP4205335B2 true JP4205335B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=24906560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001363174A Expired - Fee Related JP4205335B2 (ja) 2000-11-28 2001-11-28 固形分の懸濁液を生成するための撹拌容器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6508583B1 (ja)
EP (1) EP1208905B1 (ja)
JP (1) JP4205335B2 (ja)
CN (1) CN100369661C (ja)
AU (1) AU783028B2 (ja)
DE (1) DE60124848T2 (ja)

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1320860B1 (it) * 2000-12-13 2003-12-10 Consul T S S R L Apparecchiatura per il trattamento di disgregazione di campionibiologici e dispositivo disgregatore per l'impiego in detta
JP2003033635A (ja) * 2001-05-17 2003-02-04 Shinko Pantec Co Ltd 攪拌翼およびこれを用いた攪拌装置ならびに攪拌方法
AU2002301811B2 (en) * 2001-11-07 2007-08-23 Sumitomo Chemical Company, Limited Aluminum hydroxide aggregated particles, process for producing the same, vessel used therefor, and process for producing aluminum hydroxide powder
KR100878605B1 (ko) * 2001-11-30 2009-01-15 코닝 인코포레이티드 교반에 의한 용융 유리 균질화 방법 및 장치
US20030147792A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-07 Ming-Hui Chou Water-soluble and non-water-soluble materials separation device
DE20216380U1 (de) 2002-10-23 2003-01-02 Naton Wolfgang Labormischer
FR2850039B1 (fr) * 2003-01-21 2006-06-02 Dietrich Process Systems De Brise-lames solidarise a distance de la paroi interne d'un contenant emaille par un raccordement local
US7172337B2 (en) * 2003-07-08 2007-02-06 Philadelphia Mixing Solutions, A Division Of Philadelphia Gear Corporation Low shear impeller
EP1708802A4 (en) 2004-01-16 2011-04-20 Advanced Grinding Technologies Pty Ltd C O Phillips Fox Robert Allen DEVICES AND METHODS OF TREATMENT
DE102005017327B4 (de) * 2005-04-14 2007-08-30 EKATO Rühr- und Mischtechnik GmbH Bearbeitungsanlage
FR2901664B1 (fr) * 2006-05-31 2008-07-11 Michel Albert Dispositif d'elaboration et stockage temporaire de levain liquide
KR100736726B1 (ko) * 2006-09-20 2007-07-09 주식회사 대웅기계 안료 분말 제조기
KR20080098951A (ko) * 2007-05-08 2008-11-12 한국지질자원연구원 조립입자를 포함하는 시료의 입도 분포 측정을 위한시료순환기
DE102007039471A1 (de) * 2007-08-21 2009-02-26 H.C. Starck Gmbh Pulverförmige Verbindungen, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung in Lithium-Sekundärbatterien
KR101002216B1 (ko) * 2008-10-21 2010-12-20 경상대학교산학협력단 배플을 이용한 교반용기 및 이를 포함하는 교반능력이 향상된 교반기
US8813875B1 (en) 2009-09-28 2014-08-26 Kmc Oil Tools B.V. Drilling rig with continuous microwave particulate treatment system
US8656991B2 (en) * 2009-09-28 2014-02-25 Kmc Oil Tools B.V. Clog free high volume drill cutting and waste processing offloading system
US8662163B2 (en) * 2009-09-28 2014-03-04 Kmc Oil Tools B.V. Rig with clog free high volume drill cutting and waste processing system
CA2810785C (en) 2009-09-28 2017-01-03 Kmc Oil Tools Bv Drill cuttings methods and systems
FI126842B (fi) * 2010-06-07 2017-06-15 Aalto Univ Found Uusi menetelmä mikroselluloosan valmistamiseksi
US20120020847A1 (en) * 2010-07-20 2012-01-26 Lurgi, Inc. Retention Of Solid Powder Catalyst By In-Situ Cross Flow Filtration In Continuous Stirred Reactors
CN102371139B (zh) * 2010-08-24 2014-06-25 上海台界化工有限公司 磷酸化反应釜的制造方法
US20120176857A1 (en) * 2011-01-12 2012-07-12 Gerald Victor Fleishman Reducer Assembly For An Industrial Mixer
CN102191389B (zh) * 2011-04-19 2013-09-25 潘伦桃 钠还原氟钽酸钾产物的水洗方法
CN102126100A (zh) * 2011-04-21 2011-07-20 江苏亚太轻合金科技股份有限公司 焊剂连续搅拌蘸涂装置
US9671837B2 (en) * 2012-10-04 2017-06-06 Compass Datacenters, Llc Air dam for a datacenter facility
US20170196125A1 (en) 2012-03-12 2017-07-06 Compass Datacenters Llc Sidewall-connected hvac units for modular datacenter facilities
CN102641709A (zh) * 2012-04-28 2012-08-22 苏州市金翔钛设备有限公司 一种立式升温槽
CN102641708A (zh) * 2012-04-28 2012-08-22 苏州市金翔钛设备有限公司 一种立式升温槽槽罐
CN102776119B (zh) * 2012-07-27 2014-03-12 南通凯赛生化工程设备有限公司 搅拌支架
JP2016516022A (ja) 2013-03-15 2016-06-02 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 流動性ジカルボン酸結晶体の製造方法
WO2014149065A1 (en) * 2013-03-21 2014-09-25 Kmc Oil Tools B.V. Clog free high volume drill cutting and waste processing offloading system
KR102103338B1 (ko) 2013-04-19 2020-05-29 이엠디 밀리포어 코포레이션 일회용 바이오리액터 내의 신축성 필름 배플
US9724654B2 (en) * 2013-07-19 2017-08-08 Lg Chem, Ltd. Agitating bar and agitator comprising the same
CN104028138A (zh) * 2014-06-19 2014-09-10 黎泽荣 一种搅拌器
WO2016016375A1 (de) 2014-07-30 2016-02-04 Basf Se Verfahren zur herstellung von rieselfähigen und lagerstabilen dicarbonsäure-kristallen
EP2990373B1 (en) * 2014-08-29 2018-10-03 Sidel S.p.a. Con Socio Unico A fluid-agitating tank assembly for a machine for filling containers
JP2017042688A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 住友金属鉱山株式会社 スラリーの処理装置、スラリーの排出方法
CN107305958B (zh) * 2016-04-22 2021-08-03 陕西五洲矿业股份有限公司 全钒液流电池用高纯偏钒酸铵的制备方法
US9883684B1 (en) * 2016-09-28 2018-02-06 Lingyu Dong Method and system of stirring liquid form material
CN106731951A (zh) * 2017-01-17 2017-05-31 湖州光博生物科技有限公司 一种植物胶水搅拌装置
WO2019014709A1 (en) * 2017-07-17 2019-01-24 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation MIXING APPARATUS AND METHOD OF OPERATING THE SAME
JP2018027544A (ja) * 2017-11-27 2018-02-22 佐竹化学機械工業株式会社 撹拌装置
CN109012477A (zh) * 2018-09-18 2018-12-18 江苏永道科技有限公司 一种高效固体粉末预混机
KR102256402B1 (ko) * 2018-10-15 2021-05-25 한화솔루션 주식회사 회분식 반응기
CN110963528B (zh) * 2019-12-20 2022-06-28 大连博融新材料有限公司 一种球形高密度偏钒酸铵、其制备方法及用途
JP7015575B2 (ja) * 2020-05-19 2022-02-15 洋輝 中村 懸濁体の製造装置及びこれに用いられる開閉バルブ
WO2022255366A1 (ja) 2021-06-02 2022-12-08 株式会社日本触媒 精製装置に用いられる槽
CN117412796A (zh) 2021-06-02 2024-01-16 株式会社日本触媒 纯化装置
EP4349445A1 (en) 2021-06-02 2024-04-10 Nippon Shokubai Co., Ltd. Tank used in refining device
CN114768617A (zh) * 2022-06-17 2022-07-22 广东卫康有害生物防制有限公司 病媒生物防制药物组合物行星桨预搅拌混合装置及方法
CN115364720B (zh) * 2022-09-07 2023-10-17 无锡海拓环保装备科技有限公司 一种基于气浮混凝系统的轴向对流式循环叶轮

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10245A (en) * 1853-11-15 Rotary churn
US422260A (en) * 1890-02-25 stephens
US717531A (en) * 1902-04-09 1903-01-06 Gomer G Beynon Churn.
US906934A (en) * 1906-01-20 1908-12-15 Homer W Rightmyer Popper or roaster.
US1003319A (en) * 1911-04-01 1911-09-12 Charles Truman Barton Butter and milk mixer.
US1101199A (en) * 1912-12-28 1914-06-23 Walter F Legg Batter cup or bucket.
US1536375A (en) * 1920-04-01 1925-05-05 Codding May Krump Apparatus for amalgamation
US1716363A (en) * 1928-08-20 1929-06-11 James M Brooks Churn
US2122187A (en) * 1936-06-03 1938-06-28 Harold B Vollrath Chemical apparatus
US2159856A (en) * 1937-07-31 1939-05-23 Turbo Mixer Corp Mixing or dissolving apparatus, etc
US3404870A (en) * 1965-09-23 1968-10-08 Robert K. Multer Agitator
US4468130A (en) 1981-11-04 1984-08-28 General Signal Corp. Mixing apparatus
US4552463A (en) 1984-03-15 1985-11-12 Harry Hodson Method and apparatus for producing a colloidal mixture
GB2161394A (en) 1984-07-06 1986-01-15 Pilkington Brothers Plc Mixer for mixing fibres into a slurry
US4754437A (en) * 1984-11-06 1988-06-28 Doom Lewis W G Method of making or drying particulate material
US4934828A (en) * 1989-06-07 1990-06-19 Ciba-Geigy Corporation Apparatus for mixing viscous materials
US5297938A (en) 1990-03-26 1994-03-29 Philadelphia Mixers Corporation Hydrofoil impeller
DE69122333T2 (de) 1990-08-07 1997-02-06 Shinko Pantec Co Ltd Mischapparat
JP2649131B2 (ja) * 1992-11-18 1997-09-03 神鋼パンテツク株式会社 攪拌装置及びこれに使用するボトムリボン翼
US5326167A (en) * 1993-02-23 1994-07-05 Chemglass, Inc. Laboratory flask stirrer assembly attachable with a nut and bolt
JP2516730B2 (ja) * 1993-10-12 1996-07-24 三菱重工業株式会社 攪拌装置
US5944418A (en) * 1998-01-15 1999-08-31 Helmerich & Payne International Drilling Company Tank storage and agitation system
KR100455952B1 (ko) * 1998-03-31 2004-11-06 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 세로형 교반장치

Also Published As

Publication number Publication date
US6508583B1 (en) 2003-01-21
AU783028B2 (en) 2005-09-15
CN100369661C (zh) 2008-02-20
EP1208905A3 (en) 2003-12-17
DE60124848D1 (de) 2007-01-11
DE60124848T2 (de) 2007-06-21
EP1208905A2 (en) 2002-05-29
EP1208905B1 (en) 2006-11-29
JP2002204937A (ja) 2002-07-23
CN1358562A (zh) 2002-07-17
AU8926701A (en) 2002-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4205335B2 (ja) 固形分の懸濁液を生成するための撹拌容器
RU2338585C2 (ru) Подкачивающая крыльчатка для содержащих суспензию реакторов и резервуаров
US20050237853A1 (en) Mixer
US5188808A (en) Method for mixing liquid, solids and gas and for simultaneously separating gas or gas and solids from the liquid
JPH0549890A (ja) 攪拌装置
JP2003033635A (ja) 攪拌翼およびこれを用いた攪拌装置ならびに攪拌方法
JPH09108557A (ja) 撹拌処理方法
JP2013056296A (ja) 固形物と液体との混合物の製造方法及び混合装置
US5248485A (en) Method for mixing liquid, solids and gas and for simultaneously separating gas or gas and solids from the liquid
US11471847B2 (en) Process for providing a homogenous slurry containing particles
US11400427B2 (en) Process for providing a homogenous slurry containing particles
BR112020001148A2 (pt) aparelho de mistura e método de operação
US3998931A (en) Process for continuous conversion of liquid white phosphorus to red phosphorus in agitated slurry
CN111218385B (zh) 一种大型混合搅拌式兼氧水解反应器及物料混合方法
BR112021009904A2 (pt) processo para fornecer uma lama homogênea contendo partículas
BR112021009904B1 (pt) Processo para fornecer uma lama homogênea contendo partículas
CN220696445U (zh) 一种固液混合体系用多级搅拌件
CN117717971A (zh) 一种防止粉体物料结块的反应釜投料装置
JPH0693004A (ja) 水性懸濁液中でテトラフルオロエチレン重合体を製造する方法及び装置
Blackwood Avoid trouble with slurries
JPH06134273A (ja) 連続反応攪拌方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041124

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070302

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070604

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070607

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070702

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070705

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070802

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080919

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081016

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees