JP4204230B2 - 自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置 - Google Patents
自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4204230B2 JP4204230B2 JP2001532010A JP2001532010A JP4204230B2 JP 4204230 B2 JP4204230 B2 JP 4204230B2 JP 2001532010 A JP2001532010 A JP 2001532010A JP 2001532010 A JP2001532010 A JP 2001532010A JP 4204230 B2 JP4204230 B2 JP 4204230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- spring
- force transmission
- torsion coil
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0278—Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
- F16H2059/0282—Lever handles with lock mechanisms, e.g. for allowing selection of reverse gear or releasing lever from park position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/22—Locking of the control input devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
- Y10T74/2014—Manually operated selector [e.g., remotely controlled device, lever, push button, rotary dial, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20636—Detents
- Y10T74/20672—Lever engaging rack
- Y10T74/20696—Finger lever release
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
本発明は、自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置であって、シフトレバーをロック解除するための、手動操作部材を備えた、ロック解除機構が設けられており、シフトレバーが少なくとも1つのシフト列において、少なくとも2つの異なるシフト位置の間で可動であって、このシフト位置では、種々異なる車両の状態(Fahrzeugkonfigurationen)に応じて少なくとも部分的にロック可能である形式のものに関する。
【0002】
このような形式のシフトレバーを備えたシフト装置は、自動車のオートマチックトランスミッションにおいて使用される。この場合、このようなオートマチックトランスミッションは通常、少なくとも1つのオートマチック列を有している。このオートマチック列では、シフトレバーはパーキングのための位置「P」と、「バック走行」のための位置「R」と、ギアが車両から連結解除されているニュートラル位置のための「N」と、自動的にシフトされるトランスミッションを備えた前進走行のための「D」との間で切り換えることができる。多くの場合、「D」位置に加えて付加的に別のシフト位置が設けられていて、種々異なる変速プログラムを選択することができる。多くの場合、さらに付加的に、トランスミッションのギア段を手動で選択できるティップトロニック列(Tiptronic-Gasse)が存在する。
【0003】
シフトレバーが誤操作されないように、ひいては車両における損傷またはその他の危険を回避するために、多くの公知のシフトレバーには、例えばロック解除ボタンの形状の手動操作部材が取り付けられている。この手動操作部材によりシフト装置を所望のようにロック解除することができる。これにより例えばシフトレバーが位置「P」から位置「R」に変更することができる。相応して、例えば前進走行速度が高速である場合にバックギアに入れることによりトランスミッションの破壊につながるような誤操作も回避される。
【0004】
このような形式の自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置のための例が、ドイツ連邦共和国特許第19513809号明細書により公知である。この特許明細書により、シフトレバーの上端部に配置された球状の把持部を有するシフトレバーと、このシフトレバーに軸方向可動に案内された掛止ロッドと、手動により操作可能な摺動可能なロック解除ボタンとが公知である。このロック解除ボタンを押し込むことにより、掛止ロッドが力の変向を介して持ち上げられ、ひいてはシフトレバーのロックが解除される。
【0005】
オートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えた別の類似のシフト装置は、本出願人の未公開の特許出願DE19829173号に記載されている。このシフトレバーも同様に上端部に球状の把持部を有しており、軸方向にガイドされた掛止ロッドと、掛止ロッドを操作するために手動によって運動可能なロック解除ボタンとを有している。ロック解除ボタンと掛止ロッドとの間の力の伝達は、楕円形の輪郭上に設けられた不動の歯列を介して行われる。これによりロック解除ボタンを操作する際に手動力の良好な経過が得られる。
【0006】
車両の誤作動条件を回避するために、今日のシフト装置は、例えばいわゆるキー・ロックシステムのような所定の車両状態においてシフトレバーのロック解除機構をロックするためのシステムを有している。キー・ロックシステムでは、例えば、イグニッションキーがない状態でパーキングのロックが操作されることが防止されている。即ち、シフトレバーはロック解除機構をロックすることにより、イグニッションキーが相応に挿入されない限りは「P」位置から動けない。このようなシステムにより、車両の意図しない急発進は回避される。
【0007】
このような形式のシステムでは、ドライバーがオートマチックシフトと関連したキー・ロックシステムの機能形式を制御せずに、キー・ロックシステムが実際にはシフトレバーの運動をロックしているにも関わらず、相応に大きな力をロック解除ボタンに加えてシフトレバーのロックを解除しようとする場合に問題が生じる。このような状態において、ロック解除ボタンがロックされているにもかかわらずロック解除ボタンがシフトレバーのロック解除のために暴力的に操作されてしまったら、ロック解除機構の力伝達部材は破壊されてしまうことが多い。これにより最終的にはシフト装置の機能性が少なくとも損なわれてしまう恐れがある。
【0008】
本発明の課題は、シフトレバーが所望のようにロックされている場合に、シフトレバーをロック解除するための手動操作部材の操作が、比較的大きな力で行われても、シフトレバーが、ひいてはシフト装置全体が破壊されないような、自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置を提供することにある。
【0009】
本発明の課題は、請求項1の特徴により解決された。種々の構成は、請求項2以下に記載されている。
【0010】
シフトレバーをロック解除するための手動操作部材と、掛止ロッドとの間の力伝達部材は、キー・ロックシステムによりロック解除装置が所望のようにロックされている際には、所定の力作用以上で行われる手動操作部材の操作が、単に力伝達部材の収縮を行わせ、この場合、ロック解除機構の全エレメントが、特に掛止ロッドの軸方向運動を行う必要がないように形成されているならば、誤操作によりシフトレバー又はその部分のロック解除装置の上述のような破壊は防止できる。同時に、手動操作部材と掛止ロッドとの間の力伝達部材は、十分に堅固な連結部を有しているので、手動操作部材の操作により、ロック解除が可能な車両状態においてはシフトレバーのロックが解除される。
【0011】
これにより、手動操作部材によりシフトレバーをロック解除するためのロック解除機構を備えた、自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置が提案されており、この場合、シフトレバーは、少なくとも2つの異なるシフト位置の間の少なくとも1つのシフト列において可動であって、これらのシフト位置では少なくとも部分的に、異なる車両状況に応じてロック可能であって、さらに改良されて、ロック解除機構にはばね弾性的な力伝達部材が設けられている。
【0012】
手動操作部材において生じ得る力の全てがロック解除機構により伝えられるわけではいようにシフト装置が構成されていると有利である。これにより機械的な部分が軽量になり、ひいては安価に設計される。
【0013】
ばね弾性的な力伝達部材は有利には、手動操作部材とその他のロック解除機構との間の力伝達式の結合部材として働くことができる。
【0014】
これにより、通常の場合は、手動操作部材の操作によりロック解除機構の運動が行われるが、ロック解除機構がロックされている場合には、力伝達部材のばね弾性的な部材が収縮され、これにより、手動操作部材の運動だけが行われ、ロック解除機構における運動または損傷は生じない、従ってシフト装置の破壊は回避される。
【0015】
ロック解除機構の少なくとも一部分が、掛止ロッドから成っており、この掛止ロッドは手動操作部材によって運動させることができる。
【0016】
このようなばね弾性的な力伝達部材は例えば軸を中心として旋回可能に配置されているので、掛止ロッドの軸に対してほぼ垂直な手動操作部材の運動により、、掛止ロッドの同時的な軸方向の運動が行われる。
【0017】
ばね弾性的な力伝達部材が、ばね支持体と、該ばね支持体上に緊締され、湾曲されたねじりコイルばねとを有しており、該ねじりコイルばねの一方の腕が両側で緊締されており、他方の腕が片側で旋回方向で緊締されていると有利である。これにより、力伝達部材の運動時に、ねじりコイルばねが所定の力を超えると変形され、存在する運動力学において損傷は生じない。
【0018】
所定の力を予め規定し、この力を超えると、ばね弾性的な力伝達部材が損傷されることなしに、掛止された掛止ロッドの運動を防止するようにするために、力伝達部材のねじりコイルばねがプレロードを有しているので、通常の運転時には、手動操作部材の操作の際には、シフトレバーのロック解除機構における、柔らかすぎる力の連結の感覚は生じない。
【0019】
力伝達部材の特別な構成では、ねじりコイルばねが軸を少なくとも部分的に取り囲んでいる。さらにばね支持体自体が旋回可能に支承されている。
【0020】
ばね弾性的な力伝達部材と手動操作部材との間の力的な連結は、旋回・スライド運動可能な結合により実現されており、この場合、有利には、これらの部材のうち一方に設けられたピンまたはローラが、他方に設けられた溝または長孔に係合することを介して実現される。
【0021】
さらに、ばね弾性的な力伝達部材と掛止ロッドとの間の力伝達のために、掛止ロッドが当接部または係合部を有しており、該当接部または係合部にばね弾性的な力伝達部材が、特にねじりコイルばねの腕が係合している。
【0022】
勿論、手動操作部材、特に、シフト把持部に設けられたロック解除ボタンと掛止ロッドの間の力伝達装置の逆の構成も、本発明の範囲を超えることなく実現可能である。同様に、手動操作部材とロック解除機構の間の力伝達の運動力学が相応に適合されるならば、上記のねじりコイルばねの個所にコイルばねを使用することもできる。
【0023】
例えば、掛止ロッドまたはその他のロック解除機構の力伝達のための部材を、力伝達の方向でばね弾性的に構成することができる。これにより所定の力を超えると一種のテレスコープ効果で進入し、これにより機械的な部材の損傷も回避される。例えば1つの公知のシフト装置の掛止ロッドが、テレスコープ式にばね弾性的に、場合によっては2つのテレスコープアームの間にコイルばねを有するように形成されていると、その他公知のシフト装置を引き続き使用しながら、所望の効果が得られる。
【0024】
本発明のさらなる特徴及び効果は、請求項2以下ならびに図面に基づく有利な実施例で以下に詳しく説明する。
【0025】
図1には、本発明による自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーが示されている。このシフトレバーは、シフト装置(図示せず)自体のシフト運動学に結び付いているシフト管16から成っている。シフト管16の内側には、ロック解除機構の部分として、掛止ロッド5が延びている。この掛止ロッド5は押圧・引張ロッドとして形成されていて、シフトレバーを一方の所定のシフト位置から他方の所定のシフト位置へ、例えば「P」から「R」へ移動させるためにシフトレバーをロック解除するために持ち上げられなければならない。シフト管16の上端部にはシフト把持部14が位置している。このシフト把持部14には、掛止ロッド5の長手方向軸線に対して垂直に摺動可能なロック解除ボタン4が位置している。このロック解除ボタン4をシフト把持部14内に押し込むことにより、ばね支持体2と、これに結合されたねじりコイルばね1とから成る、ばね弾性的な力伝達部材が変位され、この場合、第2のねじりコイルばね腕7が掛止ロッド5の軸方向運動を行わせる。
【0026】
ロック解除ボタン4と、ばね支持体2およびねじりコイルばね1を備えた力伝達部材との間の運動学的な連結は、連結解除ボタンのウエブ3に設けられた溝10を介して行われる。この溝10にはばね支持体2のガイドピン8が係合している。ばね支持体2には、第1のねじりコイルばね腕6と第2のねじりコイルばね腕7とを有したねじりコイルばね1が位置している。ボタン側の第1のねじりコイルばね腕6の端部は、第1のばねストッパ12と第2のばねストッパ13との間に緊締されているので、軸9を中心としてばね支持体2が回転運動を行うと、第1のねじりコイルばね腕6が相応に運動する。第2のねじりコイルばね腕7は、第3のばねストッパ15に当接し、この場合、ねじりコイルばね1全体がプレロードを有しているので、第2のねじりコイルばね腕7がばねストッパ15に不動に接触していることが保証されている。第2のねじりコイルばね腕7のためのストッパが片側だけであることにより、第2のねじりコイルばね腕7は、圧力負荷が高すぎる場合に、ばね支持体2の時計回りで行われる回転運動とは逆方向に変位することができる、またはばね力により掛止ロッド5が持ち上げ可能である場合には、掛止ロッド5は相応に持ち上げられる。
【0027】
図1に示した掛止ロッド5、掛止解除ボタン4、ばね弾性的な力伝達部材1,2の位置は、ロック解除ボタン4の操作が行われない、従って掛止ロッドによってシフト装置のロック解除が行われない休止位置に相当する。
【0028】
図2には、図1から公知であるようなシフトレバーの相応の断面図が示されているが、この図ではロック解除ボタン4の操作が行われており、ロック解除ボタン4が、掛止ロッド5の長手方向軸線に対して垂直にシフト把持部14内に押し込まれている。溝10とガイドピン8との間の結合を介してばね支持体2が軸9を中心として旋回され、この場合、ねじりコイルばね1も両腕とともに旋回され、第2のねじりコイルばね腕7で、掛止ロッド5を軸方向上方に向かって変位させ、これによりシフトアームのロック解除を行う。即ち、ねじりコイルばね1のばね力は、掛止ロッドの確実な持ち上げ、ひいてはロック解除装置の確実な操作を行わせるために十分である。
【0029】
車両の状態が予め規定されていることに基づき、例えばイグニッションキーが回されていない場合、掛止ロッド5がロック位置においてロックされ、これによりロック解除ボタン4を力いっぱい操作しても、掛止ロッド5は持ち上げられず、ねじりコイルばね腕6,7が単に接近されるだけで、この場合、その他の機構が損傷されることはない。
【0030】
掛止ロッド5がロックされる場合に、シフト把持部内へロック解除ボタン4を押し込んだ状態が図3に示されている。
【0031】
理解を深めるために図4に再度、ばね弾性的な力伝達部材を2つの位置で(実線と破線で)示す。力伝達部材はばね支持体2から成っていて、このばね支持体2は軸9を中心として旋回可能に支承されている。ばね支持体2の下面には、孔17が設けられている。この孔17にはガイドピン8(この図面では図示せず)を係合することができ、これによりロック解除ボタン4(この図面では図示せず)とのスライド・旋回結合を形成することができる。ねじりコイルばね1は下側で第1のばねストッパ12と第2のばねストッパ13との間に挟み込まれている。ねじりコイルばねは広範囲で軸9を取り囲んでおり、プレロードをかけられて第3のばねストッパ15に当接している。ばね支持体2が軸9を中心として変位すると、ばね支持体2は通常、ねじりコイルばねを回転に応じて連行し、第2のねじりコイルばね腕で、持ち上げたい掛止ロッド5に押圧力を加える。掛止ロッド5がロックされていない場合には、力の伝達により掛止ロッド5が変位し、最終的にはオートマティックシフトの解除が行われる。しかしながら掛止ロッドがロックされているならば、掛止ロッドは変位することができない。これにより応力Fが生じ、この応力は所定の値により、ねじりコイルばね1が弾性的に変形させる。この場合、第2のねじりコイルばね腕7はその位置で停止し、ばね支持体2は軸9を中心として変位する。
【0032】
ねじりコイルばねのばね強さを相応に選択することにより、ロック解除ボタン4の誤操作によりシフト装置が破壊されることを防止することができる。さらに構成部分の寸法設定をより精巧に構成することもできる。何故ならば、もはやこのような構成部分は、意図しない強い力作用に対して保護される必要はないからである。
【0033】
総じて、本発明によれば、掛止レバーが所望のように掛止されている場合に、シフトレバーを解除するための手動操作部材の操作が比較的大きい力作用で行われても、シフトレバーもしくはシフト装置全体における破壊を引き起こすことがない。
【0034】
本発明の上記の特徴及び請求項2以下に記載された特徴は、それぞれ単独でも、又は複数の特徴を組み合わせた形でも、本発明の範囲を超えることなく利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 手動操作部材の操作が行われておらず、ロック位置にある掛止ロッドを有したシフトレバーを示す断面図である。
【図2】 手動操作部材が操作されていて、ロック解除位置にある掛止ロッドを有したシフトレバーを示す断面図である。
【図3】 ロック位置にある掛止ロッドと誤操作位置にある手動操作部材を有したシフトレバーを示す断面図である。
【図4】 ねじりコイルばねと共にばね支持体を示した図である。
【符号の説明】
1 ねじりコイルばね
2 ばね支持体
3 ウェブ
4 ロック解除ボタン
5 掛止ロッド
6 第1のねじりコイルばね腕
7 第2のねじりコイルばね腕
8 ガイドピン
9 軸
10 溝
11 ストッパ面
12 第1のばねストッパ
13 第2のばねストッパ
14 シフト把持部
15 第3のばねストッパ
16 シフト管
17 孔
Claims (6)
- 自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置であって、シフトレバーをロック解除するための、手動操作部材(4)を備えた、ロック解除機構(5)が設けられており、シフトレバーが少なくとも1つのシフト列において、少なくとも2つの異なるシフト位置の間で可動であって、このシフト位置では、種々異なる車両の状態に応じて少なくとも部分的にロック可能であって、ロック解除機構(4,5)に、ばね弾性的な力伝達部材(1,2)が設けられている形式のものにおいて、ばね弾性的な力伝達部材が、軸(9)を中心として旋回可能なばね支持体(2)と、該ばね支持体上に緊締され、湾曲されたねじりコイルばね(1)とを有しており、該ねじりコイルばねの一方の腕が両側で緊締されており、他方の腕が旋回方向で片側で緊締されおり、ばね弾性的な力伝達部材(1,2)が、ロック解除機構(5)と手動操作部材(4)との間の結合部材として配置されていることを特徴とする、自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置。
- ロック解除機構が、シフトレバーに対して軸方向で可動な掛止ロッド(5)を有している、請求項1記載のシフト装置。
- ばね弾性的な力伝達部材(1,2)もしくは力伝達部材(1)のねじりコイルばねがプレロードを有している、請求項1または2記載のシフト装置。
- 力伝達部材のねじりコイルばね(1)が軸(9)を少なくとも部分的に取り囲んでいる、請求項1から3までのいずれか1項記載のシフト装置。
- ばね弾性的な力伝達部材(1,2)と手動操作部材(4)とが旋回・スライド運動可能に結合されており、この場合、有利には、これらの部材のうち一方に設けられたピン(8)またはローラが、他方に設けられた溝(10)または長孔に係合することを介して結合されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のシフト装置。
- 掛止ロッド(5)が当接部または係合部を有しており、該当接部または係合部にばね弾性的な力伝達部材(1,2)が係合している、請求項1から5までのいずれか1項記載のシフト装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19950638A DE19950638C2 (de) | 1999-10-20 | 1999-10-20 | Schaltvorrichtung mit einem Schalthebel für ein Automatikgetriebe eines Kraftfahrzeuges |
DE19950638.8 | 1999-10-20 | ||
PCT/DE2000/003702 WO2001029453A1 (de) | 1999-10-20 | 2000-10-20 | Schaltvorrichtung mit einem schalthebel für ein automatikgetriebe eines kraftfahrzeuges |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003512242A JP2003512242A (ja) | 2003-04-02 |
JP4204230B2 true JP4204230B2 (ja) | 2009-01-07 |
Family
ID=7926346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001532010A Expired - Fee Related JP4204230B2 (ja) | 1999-10-20 | 2000-10-20 | 自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6601469B1 (ja) |
EP (1) | EP1141588B1 (ja) |
JP (1) | JP4204230B2 (ja) |
DE (2) | DE19950638C2 (ja) |
ES (1) | ES2211657T3 (ja) |
WO (1) | WO2001029453A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915718B2 (en) * | 1999-09-02 | 2005-07-12 | United Parts Fhs Automobil Systeme Gmbh | Selector handle in a motor vehicle |
DE10158934A1 (de) | 2001-12-03 | 2003-06-12 | Zf Lemfoerder Metallwaren Ag | Schaltknauf |
DE50206648D1 (de) * | 2002-01-24 | 2006-06-08 | Ford Global Tech Llc | Wählhebel für ein Kraftfahrzeuggetriebe |
JP4101703B2 (ja) * | 2003-06-11 | 2008-06-18 | 富士機工株式会社 | シフトレバー装置 |
US7546783B2 (en) * | 2005-11-17 | 2009-06-16 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Motor vehicle shift handle attachment |
JP2008030680A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Tokai Rika Co Ltd | シフトレバー |
JP5086390B2 (ja) * | 2010-05-10 | 2012-11-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフトレバー |
JP5475567B2 (ja) * | 2010-06-17 | 2014-04-16 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフトレバー |
JP5385866B2 (ja) * | 2010-06-30 | 2014-01-08 | 富士機工株式会社 | 車両用シフトレバー装置のシフトノブ装着構造 |
JP5616846B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2014-10-29 | 富士機工株式会社 | 車両用シフトレバー装置のシフトノブ装着構造 |
JP6096480B2 (ja) * | 2012-11-16 | 2017-03-15 | デルタ工業株式会社 | シフトレバー用ノブの組み付け構造 |
JP2017109510A (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | トヨタ自動車株式会社 | シフトレバー装置 |
CZ2016209A3 (cs) * | 2016-04-13 | 2017-11-01 | Ĺ KODA AUTO a.s. | Volící páka automatické převodovky vozidla |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4133223A (en) * | 1977-08-12 | 1979-01-09 | Outboard Marine Corporation | Single lever control |
US4774850A (en) * | 1987-08-24 | 1988-10-04 | Regal Plastics Company | Gear shifter cartridge |
FR2621717B1 (fr) * | 1987-10-09 | 1992-04-03 | Peugeot | Levier de changement de vitesses pour vehicule automobile |
JPH0231076A (ja) | 1988-07-18 | 1990-02-01 | Mitsubishi Motors Corp | At車のセレクト装置 |
JPH06174061A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-21 | Tsuda Kogyo Kk | 自動変速機用変速操作レバー |
DE4427695A1 (de) * | 1994-08-04 | 1996-02-08 | Bayerische Motoren Werke Ag | Wählhebel für ein Kraftfahrzeuggetriebe |
US5577418A (en) * | 1995-04-04 | 1996-11-26 | Saturn Corporation | Transmission manual shift lever assembly |
DE19513809C1 (de) * | 1995-04-12 | 1996-10-31 | Lemfoerder Metallwaren Ag | Schalthebel für ein Automatikgetriebe in einem Kraftfahrzeug |
DE29518788U1 (de) * | 1995-11-27 | 1996-01-18 | United Parts Fhs Automobil Sys | Wählhebel zur Einstellung von automatischen Kraftfahrzeuggetrieben |
US5862708A (en) | 1996-02-16 | 1999-01-26 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift lever device |
US6189398B1 (en) * | 1998-02-27 | 2001-02-20 | Fuji Koko Co., Ltd. | Shift-lever devices |
DE19829173B4 (de) * | 1998-06-30 | 2005-04-28 | Zf Lemfoerder Metallwaren Ag | Schalthebel mit Sperrstange |
-
1999
- 1999-10-20 DE DE19950638A patent/DE19950638C2/de not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-10-20 EP EP00987001A patent/EP1141588B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-20 JP JP2001532010A patent/JP4204230B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-20 DE DE50004981T patent/DE50004981D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-20 US US09/857,549 patent/US6601469B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-20 WO PCT/DE2000/003702 patent/WO2001029453A1/de active IP Right Grant
- 2000-10-20 ES ES00987001T patent/ES2211657T3/es not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1141588B1 (de) | 2004-01-07 |
ES2211657T3 (es) | 2004-07-16 |
JP2003512242A (ja) | 2003-04-02 |
DE19950638C2 (de) | 2001-12-20 |
WO2001029453A1 (de) | 2001-04-26 |
US6601469B1 (en) | 2003-08-05 |
DE50004981D1 (de) | 2004-02-12 |
DE19950638A1 (de) | 2001-05-10 |
EP1141588A1 (de) | 2001-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4204230B2 (ja) | 自動車のオートマチックトランスミッションのためのシフトレバーを備えたシフト装置 | |
JP3000420B2 (ja) | 自動車のトランスミッションシフター | |
JP5249956B2 (ja) | セレクトレバーアクチュエータを備えた操作装置 | |
US8161837B2 (en) | Emergency unlocking device for a parking lock | |
JP5264879B2 (ja) | セレクトレバー戻し案内を伴う操作装置 | |
US4474085A (en) | Transmission floor shifter control with a park/lock mechanism | |
JP5417427B2 (ja) | オートマチックトランスミッションのためのパーキングロックシステム | |
US4235123A (en) | Automatic transmission manual shift control assembly with a park lock mechanism | |
JP5142285B2 (ja) | 自動変速機付き車両の変速レバーロック装置 | |
US20100107800A1 (en) | Shifting device for an automatic transmission | |
KR940007211B1 (ko) | 차량용 선택기 레버 장치 | |
US9080663B2 (en) | Shift-by-wire shifting device having mechanical parking brake actuation | |
US8636130B2 (en) | Parking brake device for motor vehicle transmissions | |
US5014831A (en) | Device for locking an actuating lever of a shifting device | |
EP3196068B1 (en) | Seat control system | |
US6945377B2 (en) | Integrated position switch/brake transmission shift interlock component | |
US20110146439A1 (en) | Parking lock device having an emergency operation device for vehicle transmissions | |
US4249404A (en) | Floor mounted shift control mechanism for a transmission | |
US6170353B1 (en) | Selection system for an automatic motor vehicle transmission | |
US11193579B2 (en) | Vehicle shifter having a toggle cam with neutral lock | |
US20050160859A1 (en) | Device to switch over a mechanical shifting means | |
US6231476B1 (en) | Park-lock shifter cable | |
EP3246600A1 (en) | Transmission shifter with multi-position lockout | |
JP4616280B2 (ja) | シートベルトテンショナー | |
JP4555439B2 (ja) | 変速操作装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080717 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080926 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081014 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |