JP4194673B2 - エレベータのドアを再開放するための光バリア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、開いているエレベータドアに隣接する物体を検出する装置に関し、特に、検出した物体に応じてエレベータカードアを自動的に制御するための光バリアに関する。
【0002】
【従来の技術】
米国特許明細書第4452009号(ヨーロッパ特許明細書第0081110号)では、発光発信器をエレベータカードアの敷居の溝に滑動可能に取り付け、エレベータカードアに接続し、ドアの前縁に隣接して移動するようにした光バリアについて開示している。カードアの上縁部には、光受信器が光発信器と同期して移動するように取り付けてある。光発信器は、ドア縁部近くの物体を検出する光受信器に対して垂直な光ビームを生成する。光受信器は、物体を検出すると再び開くカードアの自動的起動を制御するために、ドア制御装置に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ドアの縁部に限定した検出の特徴は、ドアの縁部から離れた物体が、ドア制御装置の作動を不必要に妨げないことである。一方、問題点となるのは、このような光バリアが、エレベータカーに乗り込もうとして廊下にいる人など、ドアの縁部から隔たった物体を検出しないことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ドア開口部を横切るエレベータドアの移動経路に沿って間隔を置いて取り付けた第一の複数のショートレンジ検出器対と、エレベータドアの移動経路に沿って取り付けられた第二の複数のロングレンジ検出器と、ショートレンジ検出器対およびロングレンジ検出器対に接続した制御手段とを含む、エレベータドアに隣接した物体を検出する装置に関する。各ショートレンジ検出器対は、比較的レンジの短い赤外線ビームを移動経路に向かって生成し、ドア表面からのショートレンジビームの反射を検出するとショートレンジビーム検出信号を生成するショートレンジビーム発信器を含む。各ロングレンジ検出器対は、ショートレンジ検出器対のうちの関連する一つに隣接して位置し、移動経路を横切る比較的レンジの長い赤外線ビームを生成するロングレンジビーム発信器と、ドア開口部に近接する物体からのロングレンジビームの反射を検出するとロングレンジビーム検出信号を生成するロングレンジ受信器とを含む。制御手段は、発信器をオンにして、ビームを生成し、ドアの閉動作時にロングレンジ受信器が生成する各ロングレンジ検出信号に応答してドアを再び開き、ドアの閉動作時にショートレンジ受信器が生成する各ショートレンジ検出信号に応答してロングレンジ発信器のうち関連する一つをオフにし、ドアの開動作時にショートレンジ受信器が生成する各ショートレンジ検出信号の終了に応答してロングレンジ発信器のうち関連する一つをオンにする。
【0005】
制御手段は、所定の順序で周期的に複数の制御信号を生成し、各制御信号は、発信器のうち関連する一つのオン、オフを行う。各検出器対は、ビームを形成し、導く少なくとも一つのシールド、またはビームを形成し、導く少なくとも一つのレンズ、またはその両方を含む。ハウジングは、ドア開口部の上縁部に隣接して検出器対を取り付けるようになっている。ハウジングは、後部壁に取り付けた上部壁、上部壁および後部壁の対向端部に取り付けた一対の端部キャップ、および端部キャップと上部壁と後部壁とに着脱可能に取り付けた透明カバーを含み、ハウジング内の検出器対を取り囲んでいる。
【0006】
本発明の目的は、ドアの縁部から離れた物体がドアの移動を妨害するのを防止することによって、エレベータカーへの積み込みに必要な時間を短縮することである。
【0007】
また、本発明の目的は、モジュール設計のエレベータ光バリアを提供し、コストおよび設置時間を削減、短縮することである。
【0008】
本発明の上記およびその他の特徴は、添付の図面を参照して行う好ましい実施の形態に関する以下の詳細な説明から、当業者には容易に明らかになろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
エレベータカーの出入り口にある物体を検出する光バリア装置10を含むエレベータドア制御システムを図1に示す。システム10は、入力端子が電源12の出力端子に接続された光バリア制御手段11を含む。また、制御手段11は、制御信号を生成して複数の赤外線発信器のオン、オフを行うとともに複数の赤外線受信器から検出信号を受信する信号バス13に入力端子/出力端子が接続されている。例えば、第一のショートレンジ発信器14は、入力端子がバス13に接続されており、関連する第一のショートレンジ受信器15は、出力端子がバス13に接続されている。発信器14および受信器15は、ショートレンジ赤外線検出器対を構成し、この対は、前縁17aを有するエレベータカードア17の移動経路16に隣接して位置している。検出器対14、15は、ドア17の内面17bに対向して配置されている。制御手段11がバス13上で生成する制御信号に応答して、ショートレンジ発信器14は、ビームのレンジが比較的短い赤外線ビーム18を生成し、このビームは、ドア17の少なくとも内面17bまで延びている。
【0010】
入力端子がバス13に接続された第一のロングレンジ発信器19および出力端子がバス13に接続された第一のロングレンジ受信器20は、ショートレンジ検出器対14、15に隣接し、移動経路16に沿って間隔を置いて配置されている。制御手段11がバス13上で生成する制御信号に応答して、第一のロングレンジ発信器19は、比較的ビームレンジが長い赤外線ビーム21を生成し、このビームは、移動経路16を越えたところまで延びている。ビーム21が、移動経路16の近くの物体22に当たると、反射ビーム23が生成され、ロングレンジ受信器20に達する。ロングレンジ受信器20は、反射ビーム23に応答して、制御手段11に通じるバス13上にロングレンジビーム検出信号を生成し、この信号は制御手段11に達する。制御手段11は、出力端子がドア開閉器24の入力端子に接続されており、この開閉器は、移動経路16に沿ってドアを前後に移動させるために、ドア17に機械的に接続されている。制御手段11は、受信器20が生成する検出信号に応答して、ドア開閉器24に対して再開信号を生成し、物体22が移動経路16内に入った場合、ドア17を停止したり、また必要があればドア17の移動を逆転させて、ドアの前縁17aが物体22に当たるのを防止する。
【0011】
第二のショートレンジ発信器25は、入力端子がバス13に接続されており、関連する第二のショートレンジ受信器26は、出力端子がバス13に接続されている。第二のショートレンジ発信器25は、赤外線ビーム18に類似した、レンジの短い赤外線ビーム27を生成する。発信器25および受信器26は、第二のショートレンジ検出器対であって、移動経路16に沿い、第一のショートレンジ検出器対14、15から離れて第一のロングレンジ検出器対19、20の対向側に位置している。第二のロングレンジ発信器28は、入力端子がバス13に接続されており、関連する第二のロングレンジ受信器29は、出力端子がバス13に接続されている。第二のロングレンジ発信器28は、赤外線ビーム21に類似したレンジの長い赤外線ビーム30を生成する。発信器28および受信器29は、第二のロングレンジ検出器対であって、移動経路16に沿い、第一のロングレンジ検出器対19、20から離れて第二のショートレンジ検出器対25、26の対向側に位置している。
【0012】
図示するように、ショートレンジ発信器/受信器の検出器対は、移動経路16に沿って、ロングレンジ発信器/受信器の検出器対と交互に並んでいる。二つのショートレンジ検出器対と二つのロングレンジ検出器対だけを図示したが、検出器対は追加することができ、検出器対の総数は、希望の配置間隔と移動経路16の長さによって決まる。
【0013】
光バリア装置10を図2に示す。図中ドア17は、ショートレンジ赤外線ビーム18が対向する表面17bに当たって第二の反射ビーム31を生成するように、移動経路16に沿って移動する。第一のショートレンジ受信器15が反射ビーム31を検出し、制御手段11につながるバス13上にショートレンジビーム検出信号を生成する。制御手段11は、受信器15からくる検出信号に応答して制御信号を終了させ、第一のロングレンジ発信器19をオフにして図1に示す第一のロングレンジ赤外線ビーム21を止める。したがって、ドア17が、第一のロングレンジ受信器19の前を移動するとき、ロングレンジ受信器20は、反射ビームを受信しない。よって物体(ドア)が検出されているため、その他の場合とは異なり、制御手段11およびドア制御手段24は、ドア17の移動を停止、逆転する動作を行わない。同様に、第二のショートレンジ受信器26は、ドア17の対向する表面17bで反射されるショートレンジ赤外線ビーム27が生成した反射ビーム(図示しないが、ビーム31に類似)を受信し、制御手段11に制御信号を終了させ、ドアが第二のロングレンジ発信器28に隣接する位置に達する前に、前記発信器をオフにする。したがって、光バリア装置10は、ドア17が閉じるにしたがって、ロングレンジ発信器/受信器の検出器対を順次停止(シャットオフ)させ、ドア17を閉じることからまだ塞がれていない、ドアの開口部の一部にある物体を検出できるようにする。同様に、ドアが開くにしたがって、各ショートレンジ発信器/受信器の検出器対は、覆いがなくなったばかりの隣接するロングレンジ発信器/受信器対をオンにする。あるいは、制御手段11は、ロングレンジビーム発信器をオフにするのではなく、ショートレンジビーム検出信号に応答して、関連するロングレンジ検出信号を無視する。すなわち、ショートレンジビーム検出信号に応答して、制御手段11は、制御信号をオフにするか、あるいは関連するロングレンジビーム検出信号を無視するかして、関連するロングレンジ検出器対を動作不能(ディスエーブル)にさせる。ショートレンジビーム検出信号の終了に応答して、制御手段11は、制御信号をオンにするか、または関連するロングレンジビーム検出信号に応答するかして、関連するロングレンジ検出器対を動作可能(エネーブル)にさせる。
【0014】
ドア17の移動経路16が、ほぼ水平方向になっていると、ショートレンジ赤外線発信器およびロングレンジ赤外線発信器は、一般にドアの面と直角な垂直方向に延びる平面上に、それぞれビームを生成する。移動経路16が一般に垂直方向になっていると、ショートレンジ赤外線発信器およびロングレンジ赤外線発信器は、一般にドア17の面と直角な水平方向に延びる平面上に、それぞれ赤外線ビームを生成する。
【0015】
本発明による光バリア装置10を備えたエレベータカーの部分平面図を図3に示す。図中、カーは建物のフロア32で停止している。フロア32は、廊下壁34に形成されたエレベータ入出開口部33を含む。図示したエレベータ廊下ドア35は、開位置にあり、移動経路36に沿って閉位置に移動することができる。エレベータカー37は、関連するカードア17用として、カーの前面壁39にカードア開口部38が形成されている。図示したカードア17は、開位置にあり、このドアを移動経路16に沿って移動させ、開口部38を閉じることができる。
【0016】
第一のショートレンジ検出器対は、発信器14および受信器15を含み、第一のロングレンジ検出器対は、発信器19および受信器21を含み、第二のショートレンジ検出器対は、発信器25および受信器26を含み、第二のロングレンジ検出器対は、発信器28および受信器29を含み、第三のショートレンジ検出器対は、第三のショートレンジ発信器40および第三のショートレンジ受信器41を含み、第三のロングレンジ検出器対は、第三のロングレンジ発信器43および第三のロングレンジ受信器44を含む。検出器対は、移動経路16に隣接しカードア17の内面17bに対向する開口部38に取り付けてある。
【0017】
発信器14は、移動経路16および移動経路36を横切って延びる赤外線ビーム18を生成し、カードア17およびホールドア35の両方を検出する。第一のロングレンジ発信器19は、移動経路16および36を横切り、開口部33を通過する赤外線ビーム21を生成し、建物の廊下からドア17および35に接近する物体と人とを検出する。同様に、第二のショートレンジ発信器25はビーム27を生成し、第二のロングレンジ発信器28はビーム30を生成する。第三のショートレンジ発信器40は、第三のショートレンジ受信器41と関連し、レンジの短い赤外線ビーム42を生成する。第三のロングレンジ発信器43は、第三のロングレンジ受信器44と関連し、レンジの長い赤外線ビーム45を生成する。三つのショートレンジ検出器対と三つのロングレンジ検出器対は、あくまで説明を目的としたものであり、隣接検出器対の間の希望の配置間隔と移動経路16および36の長さとにしたがって、検出器対を追加し、開口部33および38の幅を横切る、少なくとも最小限度のサイズの物体を検出することができる。
【0018】
図4に示すように、検出アセンブリ46は、開口部38内のエレベータカー前面壁39の下向面に取り付けてある。ショートレンジ赤外線ビーム18は、アセンブリ46からカードア17の上部およびホールドア35を横切って延びる。したがって、ビーム18は、比較的狭い領域を照射する。ホール32からカー37に入る人や物体は、ショートレンジビームの下を通るため、ビーム18は、このような人や物体に反射されることがない。一方、ロングレンジビーム21は、広い領域を照射し、壁34を超えてホール内に入り、ドア17および35の底縁部に隣接するまで延びる。したがって、ビーム21は、ホールからカー37に入る人や物体に反射される。
【0019】
図5に、検出アセンブリ46の詳細を示す。検出アセンブリ46は、一般に断面がL字型であり、一般に水平方向に延びる上部壁47aおよび一般に垂直方向に延びる後部壁47bを含み、両壁部が長手方向の縁部で接合されているハウジング47を含む。一対の端部キャップ48が、ハウジング47の対向端部に取り付けられており、各キャップは、湾曲した縁部48aを備えている。ハウジング47は、透明な前面カバー49で閉鎖してあり、このカバーは、端部キャップ48の湾曲縁部48aに対応するように湾曲させてあり、端部キャップに取り付けてある。ショートレンジ検出器対の発信器/受信器モジュール50は、第一のショートレンジ発信器14および第一のショートレンジ受信器15を含む。モジュール50は、側壁シールド51または湾曲レンズ52あるいはその両方が、赤外線ビーム18を形成し、希望のビームが透明カバー49を通過するような構造になっている。ロングレンジ検出器対の発信器/受信器モジュール53は、第一のロングレンジ発信器19および第一のロングレンジ受信器20を含む。モジュール53は、側壁シールド54または湾曲レンズ55あるいはその両方が、赤外線ビーム21を形成し、希望のビームが透明カバー49を通過するような構造になっている。同様のモジュール(図示せず)が、使用している各検出器対ごとに設けてある。
【0020】
赤外線発信器および赤外線受信器が互いに近接しているため、いわゆる「混信」が発生し、ある発信器が生成したビームが、その発信器に関連する受信器だけでなく、隣接する検出器対の一方の受信器によっても検出される。混信を防止するには、ビームを時間シーケンスで断続させる。例えば、図3に示す発信器およびビームの場合について、制御手段11が生成する制御信号の波形線図を図6に示す。制御手段11から発生する制御信号18aによりショートレンジ発信器14がオンになり、最初の期間にビーム18を生成し、続いて前記ショートレンジ発信器14がオフになる。次に、制御信号21aによりロングレンジ発信器19がオンになり、ビーム21を生成し、続いて前記発信器がオフになる。次に、制御信号27aによりショートレンジ発信器25がオン、オフし、ビーム27を生成する。そのあと順次、制御信号30aによりロングレンジ発信器28がオン、オフしてビーム30を発生し、制御信号42aによりショートレンジ発信器14がオン、オフしてビーム42を生成し、さらに制御信号45aによりロングレンジ発信器43がオン、オフしてビーム45を生成する。ビーム45が停止してから、制御手段11が制御信号のサイクルを繰り返す。したがって、制御信号生成のサイクルが順次繰り返され、これにより一度に一つの発信器だけがオンになり、制御手段11は、オンになっている発信器に関連した受信器以外の受信器から発生する検出信号を無視できる。
【0021】
赤外線受信器に関する別の問題として、赤外線を含む周囲光を原因とする誤検出がある。この問題は、制御信号をコード化することにより防止できる。例えば、図6に示すように、制御信号18bは、「オン」期間内に間隔を置いて配置した三つのパルスで形成されている。したがって、発信器14は、赤外線の三つのパルスとしてビーム18を生成し、制御手段11は、周波数が同じパルス化検出信号を受信器15から受信し、有効な検出信号を認識する必要がある。制御信号21b、27b、30b、42b、および45bは、同様にしてコード化することができる。制御信号のコード化は、既知の周波数変調またはパルス幅変調であり、各制御信号を異なった形でコード化することができる。これにより、混信の問題が解消される。
【0022】
検出器対50の間の間隔および検出器対53の間の間隔は、制御信号18a、21a、27a、30a、42a、および45aについて示したように、一度に一つだけ検出器対がオンにならなくてもかまわないようになっている。例えば、制御信号18b、27b、42bが示すように、ある時点でショートレンジ検出器対50をすべてオンにし、制御信号21b、30b、および45bが示すように、別の時点でロングレンジ検出器対53をすべてオンにしてもよい。作動している発信器間の必要間隔次第では、その他の組み合わせも可能である。
【0023】
検出アセンブリ46は、ドア17の作動方向により、左から右、あるいは右から左に順次作動する。エレベータカーのドアおよびホールのドアが中央開放型の場合、検出器アセンブリ46は、中央から両端の端部キャップ48に向かって順次作動させるようにできる。検出アセンブリ46はモジュール設計になっているため、ハウジング47を押出し品として形成し、開口部38の幅を収容する長さに切断することができる。検出アセンブリ46は、機械式縁部検出器をバックアップ用として確保できる既存のエレベータカーに取り付けることができる。
【0024】
まとめると、本発明は、ドア開口部38を横切るエレベータドア17の移動経路16に沿って間隔を置いて取り付けるようにした第一の複数のショートレンジ検出器対50と、エレベータドアの移動経路に沿って取り付けるようにした第二の複数のロングレンジ検出器対53と、ショートレンジ検出器対50およびロングレンジ検出器対53の各々に接続した制御手段11とを備えた、エレベータドアに隣接した物体を検出する装置である。各ショートレンジ検出器対50は、比較的レンジが短い赤外線ビーム18、27、42を移動経路16に向けて生成するショートレンジビーム発信器14、25、40のいずれか一つと、ドア17の対向面17bからのショートレンジビームの反射31を検出し、ショートレンジビーム検出信号を生成するショートレンジ受信器15、26、41のいずれか一つとを含む。各ロングレンジ検出器対53は、ショートレンジ検出器対50のうちの関連する一対に隣接して配置され、移動経路16を横切る比較的レンジが長い赤外線ビーム21、30、45を生成するロングレンジビーム発信器19、28、43のいずれか一つと、ドア開口部38に近接する物体22からのロングレンジビームの反射23を検出するロングレンジ受信器20、29、44のいずれか一つとを含む。制御手段11は、発信器14、19、25、28、40、43をオンにして、ビーム18、21、27、30、42、45を生成し、ドア17の閉動作時にショートレンジ受信器15、26、41が生成する各ショートレンジ検出信号に応答してロングレンジ発信器19、25、40のうち関連する一つをオフにし、ドアの開動作時に各ショートレンジ検出信号の終了に応答して、ロングレンジ発信器のうち関連する一つをオンにする。
【0025】
制御手段11は、複数の制御信号18a、21a、27a、30a、42a、45aを生成し、各制御信号は、発信器14、19、25、28、40、43のうち関連する一つをオン、オフする。前記制御信号は、所定の順序で周期的に生成される。検出器対50および53は、それぞれビーム18、21、27、30、42、45を形成し、導く少なくとも一つのシールド51と54、または前記ビームを形成し、導く少なくとも一つのレンズ52と55、あるいはその両方を含む。ハウジング47は、ドア開口部38の上縁部に隣接して検出器対50および53を取り付けるようになっている。ハウジング47は、後部壁47bに取り付けた上部壁47a、上部壁47aおよび後部壁47bの対向端部に取り付けた一対の端部キャップ48、およびハウジング47内の検出器対50および53を取り囲んで端部キャップ48と上部壁47aと後部壁47bとに着脱可能に取り付けた透明カバー49を含んでいる。
【0026】
特許法の規定にしたがって、本発明を、好ましい実施の形態を参照して説明した。ただし、本発明は、具体的に説明した以外の態様でも、本発明の趣旨および範囲を逸脱せずに実施できる点に注意されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物体検出エレベータ光バリア装置の略ブロック線図である。
【図2】図1の光バリア装置が、移動中のエレベータカードアを検出する際の略ブロック線図である。
【図3】図1の光バリア装置を含むエレベータカーの部分平面図である。
【図4】図3の線分4−4についての部分断面図である。
【図5】図4の光バリア装置の分解見取図である。
【図6】図1の光バリア装置で生成される信号の波形線図である。
【符号の説明】
11 制御手段
14、19、25、40 発信器
15、20、26、41 受信器
16 移動経路
17 ドア
18、27、42 ショートレンジ赤外線ビーム
21、30、45 ロングレンジ赤外線ビーム
22 物体
23、31 反射
24 ドア制御装置
38 ドア開口部
47 ハウジング
50 ショートレンジ検出器対
53 ロングレンジ検出器対
Claims (17)
- エレベータドアに隣接する物体を検出してエレベータドアの動きを制御する装置であって、
ドア開口部(38)を横切る、エレベータドア(17)の移動経路(16)に沿って間隔を置いて取り付けるようになっている複数のショートレンジ検出器対(50)であって、前記移動経路(16)に向かって比較的レンジの短い赤外線ビーム(18、27、42)を生成するショートレンジビーム発信器(14、25、40)と、前記ドア(17)の対向する表面(17b)からの前記ショートレンジビーム(18、27、42)の反射(31)を検出し、ショートレンジビーム検出信号を生成するショートレンジ受信器(15、26、41)とを含む前記複数のショートレンジ検出器対(50)と、
前記エレベータドア(17)の移動経路(16)に沿って取り付けるようになっている複数のロングレンジ検出器対(53)であって、前記ロングレンジ検出器対(53)の各々が、これに関連する前記ショートレンジ検出器対(50)の一つに隣接して位置し、前記ドア(17)は、該ドアが前記ドア開口部(38)を閉じるとき、前記ロングレンジ検出器対(53)の各々を通過する前にこれに関連づけられた一つのショートレンジ検出器対(50)を通過し、前記移動経路(16)を横切る比較的レンジの長い赤外線ビーム(21、30、45)を生成するロングレンジビーム発信器(19、28、43)と、前記ドア開口部(38)に近接する物体(22)からの前記ロングレンジビーム(21、30、45)の反射(23)を検出し、ロングレンジビーム検出信号を生成するロングレンジ受信器(20、29、44)とを含む複数のロングレンジ検出器対(53)と、
前記各ショートレンジ検出器対(50)および前記各ロングレンジ検出器対(53)に接続されており、前記発信器(14、19、25、28、40、43)をオンにして前記ビーム(18、21、27、30、42、45)を生成させる制御手段(11)であって、前記ドア(17)の閉動作中に前記ロングレンジ受信器(20、29、44)が生成する前記各ロングレンジビーム検出信号に応答して、再開信号を、前記ドア(17)の動きを制御するドア制御装置(24)に対して生成し、又、前記ドア(17)の閉動作中に前記ショートレンジ受信器(15、26、41)の各々が生成する前記ショートレンジビーム検出信号に応答して、これに関連づけられたロングレンジ検出器対(53)の一つを動作不能にし、前記ドア(17)の開動作中に前記ショートレンジ受信器(15、26、41)の各々が生成する前記ショートレンジビーム検出信号の終了に応答して、これに関連づけられたロングレンジ検出器対(53)の一つを動作可能にする前記制御手段(11)とを備える装置。 - 前記制御手段(11)が、複数の制御信号(18a、21a、27a、30a、42a、45a)を生成し、各制御信号が前記発信器(14、19、25、28、40、43)のうち関連する一つをオン、オフすることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記制御手段(11)が、前記制御信号(18a、21a、27a、30a、42a、45a)を所定の順序で周期的に生成することを特徴とする、請求項2に記載の装置。
- 前記制御手段(11)が、複数のコード化制御信号(18b、21b、27b、30b、42b、45b)を生成し、各コード化制御信号が、前記発信器(14、19、25、28、40、43)のうち関連する一つをオン、オフすることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記制御手段(11)が、前記コード化制御信号(18b、21b、27b、30b、42b、45b)を所定の順序で周期的に生成することを特徴とする、請求項4に記載の装置。
- 前記各検出器対(50、53)が、前記ビーム(18、21、27、30、42、45)を生成し、導く少なくとも一つのシールド(51、54)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記各検出器対(50、53)が、前記ビーム(18、21、27、30、42、45)を生成し、導く少なくとも一つのレンズ(52、55)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記検出器対(50、53)をドア開口部(38)の上縁部に隣接して取り付けるハウジング(47)を含む、請求項1に記載の装置。
- 前記ハウジング(47)が、後部壁(47b)に取り付けた上部壁(47a)と、前記上部壁(47a)および前記後部壁(47b)の対向端部に取り付けた一対の端部キャップ(48)と、前記ハウジング(47)内の前記検出器対(50、53)を取り囲む前記端部キャップ(48)と前記上部壁(47a)と前記後部壁(47b)とに着脱可能に取り付けた透明カバー(49)とを含むことを特徴とする、請求項8に記載の装置。
- 前記制御手段(11)が、制御信号(21a、30a、45a、21b、30b、45b)をオフにして前記関連するロングレンジ検出器対(53)を動作不能にさせ、前記制御信号(21a、30a、45a、21b、30b、45b)をオンにして前記関連するロングレンジ検出器対(53)を動作可能にさせることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記制御手段(11)が、前記ロングレンジビーム検出信号を無視して前記関連するロングレンジ検出器対(53)を動作不能にさせ、前記ロングビーム検出器信号に応答して前記関連するロングレンジ検出器対(53)を動作可能にさせることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- エレベータドアに隣接する物体を検出する装置であって、
後部壁(47b)に取り付けた上部壁(47a)を含むハウジング(47)と、
前記上部壁(47a)および前記後部壁(47b)の対向端部に取り付けた一対の端部キャップ(48)と、
前記ハウジング(47)を閉鎖している前記端部キャップ(48)と前記上部壁(47a)と前記後部壁(47b)とに着脱可能に取り付けた透明カバー(49)と、
前記ハウジング(47)内に取り付けた複数のショートレンジ検出器対(50)であって、前記各ショートレンジ検出器対(50)が、ドア開口部(38)を横切るエレベータドア(17)の移動経路(16)に向かって比較的レンジの短い赤外線ビーム(18、27、42)を生成するショートレンジビーム発信器(14、25、40)と、前記ドア(17)の対向する表面(17b)からの前記ショートレンジビーム(18、27、40)の反射(31)を検出し、ショートレンジビーム検出信号を生成するショートレンジ受信器(15、26、41)とを含む前記複数のショートレンジ検出器対(50)と、
前記ハウジング(47)内に取り付けた複数のロングレンジ検出器対(53)であって、前記ロングレンジ検出器対(53)の各々が、これに関連するショートレンジ検出器対(50)の一つに隣接して位置し、前記ドア(17)は、該ドアが前記ドア開口部(38)を閉じるとき、前記ロングレンジ検出器対(53)の各々を通過する前にこれに関連づけられた一つのショートレンジ検出器対(50)を通過し、前記移動経路(16)を横切る比較的レンジの長い赤外線ビーム(21、30、45)を生成するロングレンジビーム発信器(19、28、43)と、前記ドア開口部(38)に近接した物体(22)からの前記ロングレンジビーム(21、30、45)の反射(23)を検出するロングレンジ受信器(20、29、44)とを含む前記複数のロングレンジ検出器対(53)と、
前記ショートレンジ検出器対(50)および前記ロングレンジ検出器対(53)に接続されており、前記発信器(14、19、25、28、40、43)をオンにして前記ビーム(18、21、27、30、42、45)を生成させる制御手段(11)であって、前記ドア(17)の閉動作中に前記ロングレンジ受信器(20、29、44)が生成する前記ロングレンジビーム検出信号に応答して、再開信号を、前記ドア(17)の動きを制御するドア制御装置(24)に対して生成し、又、前記ドア(17)の閉動作中に前記ショートレンジ受信器(15、26、41)の各々が生成する前記ショートレンジビーム検出信号に応答して、これに関連づけられたロングレンジ検出器対(53)の一つを動作不能にし、前記ドア(17)の開動作中に前記ショートレンジ受信器(15、26、41)の各々が生成する前記各ショートレンジビーム検出信号の終了に応答して、これに関連づけられたロングレンジ検出器対(53)の一つを動作可能にする前記制御手段(11)とを備える装置。 - 前記各ショートレンジ検出器対(50)は、前記ビーム(18、27、42)を形成し、導くシールド(51)が前記発信器(14、25、40)の対向側面に配置されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 前記各ショートレンジ検出器対(50)は、前記ビーム(18、27、42)を形成し、導くレンズ(52)が前記発信器(14、25、40)の前方に配置されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 前記各ロングレンジ検出器対(53)は、前記ビーム(21、30、45)を形成し、導くシールド(54)が前記発信器(19、28、43)の対向側面に配置されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 前記各ロングレンジ検出器対(53)は、前記ビーム(21、30、45)を形成し、導くレンズ(55)が前記発信器(19、28、43)の前方に配置されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 前記制御手段(11)が、複数の制御信号(18a、21a、27a、30a、42a、45a)を生成し、各制御信号が、前記発信器(14、19、25、28、40、43)のうち関連する一つをオン、オフし、前記制御手段(11)が、周期的に所定の順序で前記制御信号(18a、21a、27a、30a、42a、45a)を生成することを特徴とする、請求項12に記載の装置。
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