JP4191218B2 - メモリ回路及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイを備えたメモリ回路とこのメモリ回路を備えた半導体装置に関し、特に、メモリ回路により構成される複数のルックアップテーブルを用いて論理機能を実行する構成を備えた半導体装置に関するものである。
近年、多様な用途にLSIを利用するために、ユーザが構成を自在に変更可能な技術が実現されている。例えば、プログラマブルロジックLSIは、多数の論理回路を配置し、コンフィギュレーションデータに応じて論理機能と接続関係を設定し、コンフィギュレーションデータを変更することで多様な論理機能を実現可能に構成されている。一般に、論理回路の論理機能を実現するには、所望の論理関数に対応するルックアップテーブル(LUT:Look-Up Table)をメモリ上に構成することにより、所定ビット数の論理入力に対応する出力が得られる任意の論理関数を実現することができる。
一方、プログラマブルロジックLSIの回路規模が大きくなると再コンフィギュレーションに長時間を要することが課題になることから、DRAM等の大容量のメモリを搭載して短時間に再コンフィギュレーションを行うことができるプログラマブルロジックLSIの構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された構成によれば、DRAM等を用いたメモリエレメントに対しコンフィギュレーションデータを一括して書き込み、そのコンフィギュレーションデータをロジックエレメント内のコンフィギュレーションメモリに転送することにより、高速な再コンフィギュレーションを実現している。
特開平10−285014号公報
しかしながら、上記従来の構成によれば、ルックアップテーブルがコンフィギュレーションメモリに構成されるので、メモリエレメントに書き込んだルックアップテーブルのデータをコンフィギュレーションメモリに転送する必要があり迅速な再コンフィギュレーションに支障を来たす。そして、メモリエレメントをワークRAMとして用いる場合は、ロジックエレメントとの間に専用のバスが必要となるので、チップ面積の増大を招く。さらに、コンフィギュレーションメモリには論理情報に加えて接続情報が保持されるので、論理機能によるアクセス効率が低下する。このように、従来の構成によれば、論理機能を実現するために変更可能なルックアップテーブルをDRAM等の大規模なメモリ回路に構成しても、それを有効に活用することは困難であった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、大規模なメモリ回路を用いて必要に応じて変更可能なルックアップテーブルを構成し、それにより多様な論理機能を実現し、柔軟かつ有効に活用可能なメモリ回路と、このメモリ回路を有する半導体装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のメモリ回路は、複数のワード線と複数のビット線の交点に形成される複数のメモリセルからなるメモリセルアレイと、選択ワード線に接続する各々の前記メモリセルのデータを前記複数のビット線を介して増幅する複数のセンスアンプと、前記複数のセンスアンプから転送されるデータをそれぞれ保持する複数のデータ保持回路と、前記複数のデータ保持回路を所定数ごとに区分した単位のデータ保持回路群のうち、論理入力データに基づいて選択された前記データ保持回路の一端を外部接続する複数のセレクタと、を備えて構成される。
このような構成により、メモリセルアレイの一端の複数のセレクタのそれぞれに論理入力データを供給すると、それに応じて所定数のセンスアンプのデータを保持する所定数のデータ保持回路を選択的に外部接続することができる。この場合、各々のセレクタに対応するワード線ごとに所定数のメモリセルにルックアップテーブルを構成すれば、論理入力データに対応する論理出力データを得られる複数の論理関数を実現することができる。従って、メモリ回路を他の用途に利用しつつ、ルックアップテーブルとして用いて多様な論理機能を実現し、柔軟かつ有効に活用可能なメモリ回路を実現することができる。
本発明のメモリ回路は、入力されたカラムアドレスに応じて複数の選択制御線を選択的に活性化するカラムデコーダと、前記複数のセンスアンプと入出力線の間に接続され、活性化された前記選択制御線により導通制御される選択回路とをさらに備えて構成することができる。
このような構成により、上述の作用、効果に加えて、メモリ回路のルックアップテーブルを利用しながら、他の領域をワークエリア等として用い、高速かつ効率的なアクセスを実現することができる。
本発明において、前記複数の選択制御線を前記複数のビット線と略平行に配線し、前記入出力線を前記複数のビット線と交差する方向に配線してもよい。
本発明において、前記論理入力データをKビットとし、前記単位のデータ保持回路群を2個の前記データ保持回路を含めて構成してもよい。
本発明において、前記メモリセルアレイの全部又は一部に、前記ワード線ごとに、前記複数のセレクタの各々に対応する所定の論理関数を実現するための2個のデータからなる複数のルックアップテーブルを構成してもよい。
本発明において、前記メモリセルアレイの読み出し時は、前記セレクタにより選択された前記データ保持回路を介して前記ルックアップテーブルから論理出力データが外部に読み出され、前記メモリセルアレイの書き込み時は、外部からの入力データが前記セレクタにより選択された前記データ保持回路を介して所定のメモリセルに書き込まれるようにしてもよい。
本発明において、前記メモリセルアレイにて相補対をなす2本の前記ビット線によりビット線ペアを構成し、当該ビット線ペアと前記ワード線の2つの交点の一方に前記メモリセルを形成し、前記センスアンプ及び前記データ保持回路を前記ビット線ペアに対応して配置してもよい。
本発明において、各々の前記データ保持回路は、1組の前記ビット線ペアを介して前記センスアンプから転送されるデータを保持するラッチ回路と、転送制御信号に応じて前記ビット線ペアの2本のビット線と前記ラッチ回路の間の導通状態を切り替え制御する2個のスイッチトランジスタとを含む構成としてもよい。
本発明において、各々の前記データ保持回路は、P組の前記ビット線ペアを介してP個の前記センスアンプから転送されるデータを選択的に保持するラッチ回路と、互いに異なる転送制御信号に応じて前記P組のビット線ペアの各組の2本のビット線と前記ラッチ回路の間の導通状態を切り替え制御するそれぞれ2個の第1乃至第Pのスイッチトランジスタとを含む構成としてもよい。
本発明において、前記複数のセンスアンプ、前記複数のデータ保持回路、前記複数のセレクタを、ビット線延伸方向の両端側に略対称的に配置してもよい。
本発明において、前記複数のセンスアンプ、前記選択回路、前記入出力線、前記複数のデータ保持回路、前記複数のセレクタを、ビット線延伸方向の両端側に略対称的に配置してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の半導体装置は、上述のメモリ回路により構成された複数のルックアップテーブルと、前記複数のセレクタを介して前記複数のルックアップテーブルを選択的に読み出して所定の論理機能を実行する論理回路を含む複数の論理ブロックと、前記複数の論理ブロック間の接続状態を変更可能に設定する複数の接続回路と、を備えて構成される。
本発明の半導体装置において、前記メモリ回路をDRAM回路としてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の半導体装置は、上述のメモリ回路により構成された複数のルックアップテーブルと、前記複数のセレクタを介して前記複数のルックアップテーブルを選択的に読み出して所定の論理機能を実行する論理回路を含む複数の論理ブロックと、少なくとも前記メモリ回路の前記入出力線を経由して外部との間でデータを入出力する入出力回路と、前記複数の論理ブロック間及び前記複数の論理ブロックと前記入出力回路との間の接続状態を変更可能に設定する複数の接続回路と、を備えて構成される。
本発明の半導体装置において、前記メモリ回路を、汎用的な入出力インターフェースを備えたDRAM回路としてもよい。
本発明によれば、メモリ回路に、複数のセンスアンプから転送されるデータを保持する複数のデータ保持回路と、所定数のデータ保持回路を選択的に外部接続する複数のセレクタを付加して構成し、論理関数を実現する複数のルックアップテーブルに適した構成を有するメモリ回路を提供することができる。このようなメモリ回路により、簡単な構成で外部から迅速にルックアップテーブルにアクセスでき、かつメモリ回路を他の用途にも併用でき、柔軟かつ有効に活用可能なメモリ回路を実現することができる。また、このようなメモリ回路を搭載して半導体装置を構成することにより、ルックアップテーブルを速やかに変更可能で、多機能かつ使い勝手に優れた半導体装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ここでは、所望の論理関数を実現する複数のルックアップテーブル(以下、LUTと呼ぶ)をDRAM回路により構成する場合の2つの実施形態を説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態では、メモリセルアレイに複数のLUTが構成されたDRAM回路を半導体装置に組み込む場合を説明する。図1は、第1実施形態の半導体装置の一例としてのプログラマブルロジックLSIの全体構成を示すブロック図である。図1に示すプログラマブルロジックLSIは、それぞれが所定の論理機能を担う複数の論理ブロック1と、これらの論理ブロック1に入出力されるデータの接続経路を切り替える複数の接続回路2と、半導体装置の内部と外部の間でデータを入出力する2つの入出力回路3を備えている。また、各論理ブロック1と接続回路2の間を接続する入出力線4と、各接続回路2同士又は各接続回路2と入出力回路3の間を接続する接続バス5が配線されている。図1の構成のうち、論理ブロック1と接続回路2の構成を図2及び図3に示している。
論理ブロック1は、LUTにより表現される論理関数を用いた所定の論理機能を実現する回路である。図2に示すように、論理ブロック1は、複数のLUTとして機能するDRAMマクロ回路10と、所定の論理演算を実行する論理回路11から構成される。複数のLUTが構成されたDRAMマクロ回路10は、ワード線ごとに異なるLUTデータを書き換え可能に記憶し、所望のLUTデータを選択的に読み出し可能となっている。論理ブロック1に接続される入出力線4には、後述するように所定ビット数の入出力データが伝送され、入出力線4を介して論理ブロック1がLUTを利用した論理演算を実行可能に構成されている。なお、図2では、入出力線4に8本の配線が含まれる例を示しているが、実際のビット幅はビット線の配置数に応じて変わる。
図3に示すように、接続回路2は、コンフィギュレーションデータを記憶するコンフィギュレーションメモリ20と、マトリクス状に配置された多数のスイッチからなるスイッチングマトリクス21から構成される。コンフィギュレーションメモリ20に記憶されるコンフィギュレーションデータに基づいて、スイッチマトリクス21における接続状態が指定される。スイッチマトリクス21では、指定された接続状態に応じて多数のスイッチを水平接続バス5h又は垂直接続バス5vと選択的に接続することができる。それぞれ、水平接続バス5hは水平方向の延伸される配線群であり、垂直接続バス5vは垂直方向に延伸される配線群である。この場合、コンフィギュレーションメモリ21のコンフィギュレーションデータを書き換えることにより、スイッチングマトリクス21の接続状態を自在に変更することができる。
図1に戻って、20個の接続回路2のうち、10個は水平方向に隣接する論理ブロック1と入出力線4を介して接続され、残りの10個は、水平方向又は垂直方向に隣接する接続回路2又は入出力回路3と接続バス5を介して接続される。このような接続により、任意の論理ブロック1から、複数の接続回路2及び入出力回路3を経由して外部との間でデータを入出力することができる。
なお、図1のプログラマブルロジックLSIの例は、8個の論理ブロック1と、20個の接続回路2が含まれるが、論理ブロック1の個数と接続回路2の個数は自在に選択することができる。また、論理ブロック1、接続回路2、入出力回路3の配置と接続形態についても、図1に限られることなく多様な選択が可能である。
次に、論理ブロック1に含まれるDRAMマクロ回路10に関し、具体的な構成及び動作を説明する。図4は、DRAMマクロ回路10の概略構成を示すブロック図を示している。図4に示すDRAMマクロ回路10は、メモリセルアレイ30と、2つのカラム系周辺回路31L、31Rと、ロウデコーダ32と、複数のセレクタSL、SRを含んで構成される。簡単のため、図4では1つのメモリセルアレイ30を示しているが、複数の領域又はバンクに区分されたメモリセルアレイ30に対しても本発明の適用が可能である。
図4において、メモリセルアレイ30は、複数のビット線とこれに直交する複数のワード線の交点に形成された多数のメモリセルからなる。カラム系周辺回路31L、31Rは、メモリセルアレイ30のビット線延伸方向の両端にそれぞれ配置され、センスアンプやラッチ回路等の回路群を含んでいる。なお、メモリセルアレイ30とカラム系周辺回路31L、31Rの詳細な構成については後述する。一方、ロウデコーダ32は、メモリセルアレイ30のワード線延伸方向の一端に配置され、入力されたロウアドレスに対応するワード線を選択的に活性化する。
本発明の構成において特徴的なセレクタSL、SRとして、一方のカラム系周辺回路31Lに接続されるN個のセレクタSL(1)〜SL(N)と、他方のカラム系周辺回路31Rに接続されるN個のセレクタSR(1)〜SR(N)がそれぞれ図4に表記される。これら2N個のセレクタSL、SRには、それぞれ所定ビット数からなる論理入力データAL、ARが入力され、メモリセルアレイ30における選択ワード線に対応する所定ビット数のLUTデータのうち、論理入力データAL、ARに対応する1ビットの論理出力データBL、BRが選択的に出力される。例えば、図2の論理回路11が論理出力データBL、BRを読み出す際は、それぞれのセレクタSL、SRに論理入力データAL、ARを供給し、論理回路11において、セレクタSL、SRから出力される論理出力データBL、BRを用い、所望の論理関数を実現することができる。
図5は、図4のメモリセルアレイ30の具体的な構成を示している。メモリセルアレイ30は、複数のワード線Wとそれに直交する複数のビット線Bが配置され、ワード線Wとビット線Bの交点には、多数のメモリセルMCが形成されている。図5においては、メモリセルアレイ30とともに、両側の複数のセンスアンプSA及びロウデコーダ32を併せて示している。なお、説明の便宜上、メモリセルアレイ30内に8本のワード線Wと16本のビット線Bが配置される例を示しているが、実際のメモリセルアレイ30は、より多数のワード線Wとビット線Bを配置して構成することができる。
ビット線Bは2本1組となってビット線ペアBPを構成する。図5に示すように、各ビット線ペアBPと1本のワード線Wの2つの交点のうち、いずれかの交点にのみ1つのメモリセルMCが形成される。従って、図5では128個(8×16)の交点が存在するので、その半数の64個のメモリセルMCが形成されることになる。なお、図5のメモリセルMCの各交点への配置パターンは一例であり、同様のデータを記憶保持し得る多様な配置パターンを採用することができる。
図5に示すように、各々のビット線ペアBPは、両側のセンスアンプSAのいずれかに互い違いに接続される。すなわち、4組のビット線ペアBPが左側のセンスアンプSAに接続され、残りの4組のビット線ペアBPが右側のセンスアンプSAに接続される。一方、全てのワード線Wは、その一端がロウデコーダ32に接続される。
図6は、図4のカラム系周辺回路31L、31R及びセレクタSL、SRの具体的な構成を示している。図6においては、セレクタSL、SRのうち図4の上部からi番目に位置する両側の2つのセレクタSL(i)、SR(i)に対応する回路部分のみを示している。この場合のメモリセルアレイ30のビット線ペアBPは8組となるので、図6においても同様の回路部分に対応するビット線ペアBPが含まれている。
カラム系周辺回路31L、31Rの各々には、1組のビット線ペアBPごとに付随する構成要素として、メモリセルアレイ30に近い側から、1個のセンスアンプSAと、2個のスイッチトランジスタ41と、1個のラッチ回路42が含まれる。なお、両側のカラム系周辺回路31L、31Rについて、これらのセンスアンプSA、スイッチトランジスタ41、ラッチ回路42はいずれも略対称的な配置となっている。
図6の構成において、センスアンプSAは、図5の配置と同様であり、2つの入力端子がビット線ペアBPの2本のビット線Bの間に接続される。センスアンプSAは、メモリセルMCの蓄積電荷により生じるビット線ペアBPの微小電位を増幅してメモリセルMCに再書き込みするように動作する。
スイッチトランジスタ41は、各ビット線Bに直列に挿入され、ゲートに接続された制御線43に応じてオン/オフ制御される。ラッチ回路42は、2つの入力端子がそれぞれスイッチトランジスタ41に接続され、センスアンプSAにより増幅されたデータを保持する。このラッチ回路42は、スイッチトランジスタ41と相まって本発明のデータ保持回路として機能する。各々のビット線ペアBPに対応する2個のスイッチトランジスタ41がオンのときは、センスアンプSAとラッチ回路42が直結されてセンスアンプSAのデータがそのままラッチ回路42に転送されるが、2個のスイッチトランジスタ41がオフのときは、センスアンプSAとラッチ回路42が切り離された状態になる。
図6に示すように、制御線43はカラム系周辺回路31Lの全てのスイッチトランジスタ41のゲートに共通接続されている。そして、図示しない制御回路から制御線43に転送制御信号TLが印加され、各センスアンプSAの増幅動作が完了した時点で転送制御信号TLがハイに制御される。これにより、各ビット線ペアBPに関し、この時点のセンスアンプSAのデータがスイッチトランジスタ41を介してラッチ回路42に転送される。その後、所定のタイミングでスイッチトランジスタ41がオフに制御され、センスアンプSAとラッチ回路42が切り離される。これ以降は、センスアンプSAの動作状態が変わったとしても、ラッチ回路42は元のデータを保ち続ける。
なお、右側のカラム系周辺回路31Rでは、上記の制御回路から制御線43に転送制御信号TRが印加され、左側のカラム系周辺回路31Lと同様の制御が可能である。この場合、2つの転送制御信号TL、TRが異なるので、両側のカラム系周辺回路31L、31Rにおけるラッチ回路42への転送動作を独立に制御することができる。
左側のセレクタSL(i)は、2ビットの論理入力データAL(i)の4通りのパターンに応じて、4個のラッチ回路42を単位として、それぞれの一端の4本のビット線Bの中から1本のビット線Bを選択し、論理出力データBL(i)の配線と接続する。図6においては、左側のセレクタSL(i)に接続される4個のラッチ回路の一端に対応する各ノードNdを、それぞれNd(0)、Nd(1)、Nd(2)、Nd(3)として示している。選択ワード線Wに対応して、上記の4つのノードNdに出力される4個のメモリセルMCには、任意の論理関数を実現するLUTデータが記憶される。これにより、図1の接続回路2又は図2の論理回路11から見た場合、セレクタSL(i)は2入力1出力の論理関数として機能する。
上述の論理入力データAL(i)に基づくセレクタSL(i)の接続関係の例としては、例えば、AL(i)=(0、0)が入力されたときに最上部のノードNd(0)が接続され、AL(i)=(0、1)が入力されたときに2番目のノードNd(1)が接続され、AL(i)=(1、0)が入力されたときに3番目のノードNd(2)が接続され、AL(i)=(1、1)が入力されたときに4番目のノードNd(3)が接続されるように構成可能である。選択的に接続された1個のノードNd以外の3個のノードNdは非接続となる。仮に、上記の接続順に対応して論理出力データBL(i)として、0、0、0、1が順番に出力されるとすると、上記の論理関数としてAND関数が実現されることになる。
右側のセレクタSR(i)についても、2ビットの論理入力データAR(i)の4通りのパターンに応じて、同様に選択制御が行われる。この場合、両側のセレクタSL(i)、SR(i)に対しては、異なる論理関数を実現する独立のLUTとして利用でき、かつ異なる論理入力データAL(i)、AR(i)により制御することができる。
一方、各セレクタSL(i)、SR(i)は、LUTデータの選択的な読み出し動作に加えて、LUTデータの書き込み動作の際にも用いることができる。例えば、所望の論理入力データAL(i)に応じて、外部から入力された論理出力データBL(i)を、4つのノードNdに対応する各ラッチ回路42に選択的に転送することができる。その後、ラッチ回路42のデータを、対応するビット線ペアBPのメモリセルMCに書き込むことで、所望のLUTを書き換え可能に構成することができる。
図6に示されるセレクタSL(i)、SR(i)の構成及び動作は、両側のカラム系周辺回路31L、31Rの全体における2N個のセレクタSL、SRについて共通である。従って、図4の左側のN個のセレクタSLに対しては、全部で4N個のラッチ回路42に対応するビット線ペアBPを介して、Nビットの論理出力データ群が選択される。図4の右側のセレクタSRについても同様であるので、メモリセルアレイ30の全体には8N組のビット線ペアBPが配置され、1本のワード線Wに対応して8Nビットの論理出力データ群をセレクタSL、SRを介して選択的に読み出すことができる。
また、メモリセルアレイ30に含まれるワード線Wの本数をM本とすると、ワード線WごとにメモリセルMCに保持される8NビットのLUTの内容を変えることができるので、最大で8N×MビットのLUTデータをメモリセルアレイ30に記憶させることができる。ただし、メモリセルアレイ30の一部の領域をLUTデータ用に割り当て、他の領域を一般的なワークエリアとして用いてもよい。この場合、メモリセルアレイ30においてワークエリアとして用いる領域に対しても、上述の各セレクタSL、SRを経由してデータを入出力することができる。
以上の説明において、各セレクタSL、SRは、2ビットの論理入力データAL、ARに基づき4ビットのLUTデータの中から1ビットの論理出力データBL、BRを選択する構成を説明したが、各セレクタSL、SRの構成は自在に変更することができる。Kビットの論理入力データに基づき、2ビットのLUTデータの中から1ビットの論理出力データを選択する構成を採用することができる。この場合、セレクタSL、SRをN個ずつ設けるとすると、メモリセルアレイ30には2N・2組のビット線ペアBPが配置される関係にある。
次に、図6の構成に対応する変形例を説明する。図7は、DRAMマクロ回路10の変形例において、カラム系周辺回路31L、31R及びセレクタSL、SRの具体的な構成を示している。図7においては、カラム系周辺回路31L、31Rにおいて、ビット線ペアBPに対応する構成が1組置きに異なっている。すなわち、メモリセルアレイ30に近い側から、センスアンプSA、2個のスイッチトランジスタ41a、ラッチ回路42が配置されるビット線ペアBPの側と、センスアンプSA、2個のスイッチトランジスタ41bが配置されるビット線ペアBPの側とが交互に繰り替えされる。
左側のカラム系周辺回路31Lにおいて、一方のスイッチトランジスタ41aのゲートには制御線43aが共通接続され、他方のスイッチトランジスタ41bのゲートには制御線43bが共通接続されている。そして、図示しない制御回路から制御線43aに転送制御信号TLaが印加され、かつ制御線43bに転送制御信号TLbが印加される。この場合、転送制御信号TLa又はTLbのいずれかがハイに制御され、4個のセンスアンプSAのうちの2個のセンスアンプSAのデータが2個のラッチ回路42に転送される。このように、転送制御信号TLa、TLbに応じて、転送対象のセンスアンプSAを切り替えることができる。
また、左側のセレクタSL(i)には、1ビットの論理入力データAL(i)が入力される。そして、セレクタSL(i)には、2個のラッチ回路42の一端に対応する2つのノードNd(0)、Nd(1)が接続され、2ビットのLUTデータのうちの1ビットが選択される。図7の構成を図6の構成と比べると、セレクタSL(i)ごとの論理関数に対応するLUTデータの数が半分になるが、転送制御信号TLa、TLbを切り替えることにより2種類の論理関数に対応するLUTデータを切り替え可能であるため、トータルのデータの数は等しくなる。
一方、右側のカラム系周辺回路31Rにおいて、上述のスイッチトランジスタ41a、41b及び制御線43a、43bが左側のカラム系周辺回路31Lと対称的に配置されている。そして、図示しない制御回路から制御線43aに転送制御信号TRaが印加され、かつ制御線43bに転送制御信号TRbが印加される。この場合、転送制御信号TRa又TRbのいずれかがハイに制御され、4個のセンスアンプSAのうちの2個のセンスアンプSAのデータが2個のラッチ回路42に転送される。このように、右側のセレクタSR(i)は、転送制御信号TRa、TRbに応じて左側のセレクタSL(i)とは独立に制御することができる。
ここで、図7の変形例においては、2組のビット線ペアBPと2個のセンスアンプSAが1個のラッチ回路42に共通接続される構成を示したが、かかる構成を拡張して、P組のビット線ペアBPとP個のセンスアンプSAが1個のラッチ回路42に共通接続されるように構成してもよい。この場合、スイッチトランジスタ41は、P種の異なる転送制御信号に応じて、P個のセンスアンプSAの各々とラッチ回路42の間に接続されるP組(2P個)を設ける必要がある。
次に、第1実施形態のDRAMマクロ回路10の概略構成の変形例を示す。図4では、メモリセルアレイ30の両側にカラム系周辺回路31L、31R及びセレクタSL、SRが配置される場合を説明したが、これらの要素がメモリセルアレイ30の片側にのみ配置される変形例を図8に示している。図8の変形例では、メモリセルアレイ30の右側にのみカラム系周辺回路31R及びN個のセレクタSR(1)〜SR(N)が配置されている。一方、図4の場合と異なり、メモリセルアレイ30の左側のカラム系周辺回路31L及びN個のセレクタSL(1)〜SL(N)が設けられていない。
図8の変形例は、ビット線ペアBPとセンスアンプSAが互い違いに接続されず、ビット線ペアBPの一方の側にのみ多数のセンスアンプSAを配置する場合の構成に対応する。図8を図4と比べると、ビット線ペアBPの組数が同じである限り、ワード線Wごとに保持可能なLUTデータのサイズは等しくなる。図8のカラム系周辺回路31R及び各セレクタSR(1)〜SR(N)の具体的な構成は、図6又は図7に示される右側の回路部分と同様に考えることができる。なお、図8の左右を入れ替え、メモリセルアレイ30の左側にのみカラム系周辺回路31L及びN個のセレクタSL(1)〜SL(N)が配置される構成としてもよい。
以上のように、第1実施形態のDRAMマクロ回路10により、論理ブロック1における多様な論理機能を実現するための複数のLUTが構成され、論理演算の際に必要なLUTデータを迅速に読み出すことができる。よって、LUT専用のメモリを設けることなく、DRAMマクロ回路10のメモリセルアレイ30の全部又は一部にLUTデータを格納でき、例えば、メモリセルアレイ30をLUTデータ用とワークエリア用に共用するなど、効率的かつ柔軟にDRAMマクロ回路10を活用することができる。また、第1実施形態のDRAMマクロ回路10を組み込んでプログラマブルロジックLSI等の半導体装置を構成することにより、それぞれ複数のLUTとして機能するDRAMマクロ回路10を多数の論理回路11と一体的に配置して多様な論理機能を迅速に実行でき、かつ簡単にLUTデータを変更可能な構成を実現し、チップ全体の集積度を高めることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態の構成に加えて、汎用的な入出力インターフェースの機能を有するDRAM回路を構成する場合を説明する。図9は、第2実施形態の半導体装置の一例としてのプログラマブルロジックLSIの全体構成を示すブロック図である。図9に示すプログラマブルロジックLSIは、複数の論理ブロック1と、複数の接続回路2と、2つの入出力回路3を備え、基本的な構成は図1(第1実施形態)と共通する。一方、図1と同様の入出力線4、接続バス5に加えて、論理ブロック1同士又は論理ブロック1と一方の入出力ブロック3の間を接続する入出力線6が配線されている点で、第1実施形態とは相違する。
以下、第2実施形態において、論理ブロック1に含まれるDRAMマクロ回路10に関し、具体的な構成及び動作を説明する。なお、図2及び図3に示すように、論理ブロック1に含まれる論理回路11と、接続回路2に含まれるコンフィギュレーションメモリ20、スイッチングマトリクス21の構成及び機能については第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
図10は、第2実施形態のDRAMマクロ回路10の概略構成を示すブロック図を示している。図10に示すDRAMマクロ回路10は、メモリセルアレイ30と、2つのカラム系周辺回路51L、51Rと、ロウデコーダ32と、カラムデコーダ33と、複数のセレクタSL、SRを含んで構成される。図10においては、第1実施形態の図4と比べると、ロウデコーダ32に加えてカラムデコーダ33が配置される点と、両側のカラム系周辺回路51L、51RにおいてDRAM回路の汎用的な入出力インターフェースを実現可能に構成される点が異なっている。また、このような相違を反映して、カラム系周辺回路51L、51Rの構成は、第1実施形態のカラム系周辺回路31L、31Rと異なるが、詳細については後述する。
カラムデコーダ33は、入力されたカラムアドレスに対応して、複数の選択制御線の中の1本を選択的に活性化する。活性化された選択制御線により、所定のビット線ペアBPが、後述する選択トランジスタを介して後述する入出力ポートに接続される。よって、カラムデコーダ33は、セレクタSL、SRの動作とは別個に、汎用的な入出力インターフェースを利用する場合に動作するものである。なお、メモリセルアレイ30とロウデコーダ32の構成及び動作は、第1実施形態と同様である。また、図10のセレクタSL、SRについては、図4のセレクタSL、SRと同様に配置される例を示している。
図11は、図10のカラム系周辺回路51L、51R及びセレクタSL、SRの具体的な構成を示している。図11においては、図6と同様、上部からi番目に位置する両側の2つのセレクタSL(i)、SR(i)に対応する回路部分のみを示し、8組のビット線ペアBPとその周辺の回路が示されている。
カラム系周辺回路51L、51Rの各々には、1組のビット線ペアBPごとに付随する構成要素として、メモリセルアレイ30に近い側から、1個のセンスアンプSAと、2個の選択トランジスタSTと、2個のスイッチトランジスタ41と、1個のラッチ回路42が含まれる。なお、両側のカラム系周辺回路51L、51Rについて、これらのセンスアンプSA、選択トランジスタST、スイッチトランジスタ41、ラッチ回路42はいずれも略対称的な配置となっている。
図11の構成において、センスアンプSA、スイッチトランジスタ41、ラッチ回路42については図6の構成と共通するが、これらに加えて選択トランジスタSTを配置した点が特徴である。各々の選択トランジスタSTは、センスアンプSAとスイッチトランジスタ41の間に配置され、ビット線ペアBPごとに異なる選択制御線YSがゲートに接続されている。選択トランジスタSTは、一端がビット線Bに接続され、他端が1対の入出力線6のいずれかに接続される。
左側のカラム系周辺回路51Lでは、1対の入出力線6の端部に1対の端子D−0T、D−0Bが設けられる。同様に、右側のカラム系周辺回路51Rでは、1対の入出力線6の端部に1対の端子D−1T、D−1Bが設けられる。1対の端子D−0T、D−0B又は1対の端子D−1T、D−1Bにより、それぞれ1組のビット線ペアBPに対応するデータが入出力される。DRAMマクロ回路10では、これらの2対の端子D−0T、D−0B、D−1T、D−1Bからなる入出力ポートが規定され、全部で2ビットのデータを担う。この入出力ポートがDRAMマクロ回路10の外部で入出力線6を経由して外部接続され、汎用的なDRAMインターフェースに従ったデータ入出力が可能となる。
なお、入出力線6は、ビット線Bと交差する方向に配線され、全てのビット線ペアBPに対応する複数の選択トランジスタSTに共通接続される。よって、ビット線Bの本数の増減によらず、入出力ポートのビット幅が一定となる。例えば、図11の構成では、ビット線Bの本数に関わらず、入出力ポートのビット幅が2ビットに保たれる。
図11においては、メモリセルアレイ30の上部からi番目に位置するセレクタSL(i)、SR(i)に対応して、上部から8i−7番目から8i番目までの8組のビット線ペアBPが配置される。よって、これらのビット線ペアBPに対応して、図10のカラムデコーダ33から出力される4本の選択制御線YS(4i−3)、YS(4i−2)、YS(4i−1)、YS(4i)が示される。例えば、1本の選択制御線YS(4i−3)が活性化されると、図11の上部の2組のビット線ペアBPに接続される両側2個ずつ計4個の選択トランジスタSTがオンとなり、これらを経由して2ビットのデータが入出力ポートに出力される。他の選択制御線YS(4i−2)、YS(4i−1)、YS(4i)についても、同様の動作となる。
一方、センスアンプSA、スイッチトランジスタ41、ラッチ回路42のそれぞれの動作と、これに対応するセレクタSL(i)、SR(i)の選択動作については、第1実施形態の場合と共通である。
次に、図11の構成に対応する変形例を説明する。図12は、第1実施形態の図7と同様の観点による図11の構成の変形例を示している。図12に示す両側のカラム系周辺回路51L、51R及びセクレタSL(i)、SR(i)の構成及び動作は、図7と共通であるので説明を省略する。
次に、第2実施形態のDRAMマクロ回路10の概略構成の変形例を示す。図13は、第1実施形態の図8と同様の観点からの変形例を示している。図13に示される変形例では、メモリセルアレイ30の右側にのみ配置されたカラム系周辺回路51R及びN個のセレクタSR(1)〜SR(N)と、カラムデコーダ33を備えている。かかる構成の意味については、図8の場合と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、第2実施形態のDRAMマクロ回路10により、第1実施形態と同様、多様な論理機能を実現するための複数のLUTが構成されることに加えて、汎用的なDRAMインターフェースに従ったデータ入出力を実現することができる。DRAMマクロ回路10のメモリセルアレイ30の全部又は一部に格納したLUTデータを利用しながら、同時に汎用的なDRAMインターフェースによりメモリセルアレイ30にアクセスすることができる。例えば、メモリセルアレイをLUTデータ用とワークエリア用に共用する場合に、異なるアクセスパスにより高速に双方のデータ入出力を行うことができ、DRAMマクロ回路10を有効に活用することができる。また、第2実施形態のDRAMマクロ回路10を組み込んでプログラマブルロジックLSIを構成することにより、例えば、バックグラウンドでLUTデータを更新したり、論理機能に支障を来たすことなくメモリセルアレイ10のテスティングを円滑に実行することができる。
以上、本実施形態に基づいて本発明の内容を具体的に説明したが、本発明は上述の2つの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことができる。上記の各実施形態では、メモリ回路としてのDRAM回路を用いて本発明を適用する場合を説明したが、DRAM回路に限られず、SRAMや不揮発RAMをメモリ回路として広く本発明を適用することができる。また、上記の各実施形態では、本発明のメモリ回路をプログラマブルロジックLSIに搭載する構成を説明したが、同様の機能を実現可能な他の半導体装置に対して広く本発明を適用することができる。
第1実施形態の半導体装置の一例としてのプログラマブルロジックLSIの全体構成を示すブロック図である。 図1の論理ブロックの構成を示すブロック図である。 図1の接続回路の構成を示すブロック図である。 第1実施形態のDRAMマクロ回路の概略構成を示すブロック図である。 図4のメモリセルアレイの具体的な構成を示す図である。 図4のカラム系周辺回路及び各セレクタの具体的な構成を示す図である。 図6の構成の対応する変形例の構成を示す図である。 第1実施形態のDRAMマクロ回路の概略構成に関する変形例を説明するブロック図である。 第2実施形態の半導体装置の一例としてのプログラマブルロジックLSIの全体構成を示すブロック図である。 第2実施形態のDRAMマクロ回路の概略構成を示すブロック図である。 図10のカラム系周辺回路及び各セレクタの具体的な構成を示す図である。 第2実施形態のDRAMマクロ回路の変形例を説明するブロック図である。 第2実施形態のDRAMマクロ回路の概略構成に関する変形例を説明するブロック図である。
符号の説明
1…論理ブロック
2…接続回路
3…入出力回路
4、6…入出力線
5…接続バス
10…DARMマクロ回路
11…論理回路
20…コンフィギュレーションメモリ
21…スイッチングマトリクス
30…メモリセルアレイ
31L、31R、51L、51R…カラム系周辺回路
32…ロウデコーダ
33…カラムデコーダ
41…スイッチトランジスタ
42…ラッチ回路
43…制御線
W…ワード線
B…ビット線
BP…ビット線ペア
MC…メモリセル
SL、SR…セレクタ
AL、AR…論理入力信号
BL、BR…論理出力信号
TL、TR…転送制御信号
YS…選択制御線
ST…選択トランジスタ

Claims (15)

  1. 複数のワード線と複数のビット線の交点に形成される複数のメモリセルからなるメモリセルアレイと、
    選択ワード線に接続する各々の前記メモリセルのデータを前記複数のビット線を介して増幅する複数のセンスアンプと、
    前記複数のセンスアンプから転送されるデータをそれぞれ保持する複数のデータ保持回路と、
    前記複数のデータ保持回路を所定数ごとに区分した単位のデータ保持回路群のうち、論理入力データに基づいて選択された前記データ保持回路の一端を外部接続する複数のセレクタと、
    を備えることを特徴とするメモリ回路。
  2. 入力されたカラムアドレスに応じて複数の選択制御線を選択的に活性化するカラムデコーダと、
    前記複数のセンスアンプと入出力線の間に接続され、活性化された前記選択制御線により導通制御される選択回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のメモリ回路。
  3. 前記複数の選択制御線は、前記複数のビット線と略平行に配線され、前記入出力線は、前記複数のビット線と交差する方向に配線されることを特徴とする請求項2に記載のメモリ回路。
  4. 前記論理入力データはKビットであり、前記単位のデータ保持回路群は2個の前記データ保持回路を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリ回路。
  5. 前記メモリセルアレイの全部又は一部には、前記ワード線ごとに、前記複数のセレクタの各々に対応する所定の論理関数を実現するための2個のデータからなる複数のルックアップテーブルが構成されることを特徴とする請求項4に記載のメモリ回路。
  6. 前記メモリセルアレイの読み出し時は、前記セレクタにより選択された前記データ保持回路を介して前記ルックアップテーブルから論理出力データが外部に読み出され、
    前記メモリセルアレイの書き込み時は、外部からの入力データが前記セレクタにより選択された前記データ保持回路を介して所定のメモリセルに書き込まれることを特徴とする請求項5に記載のメモリ回路。
  7. 前記メモリセルアレイにおいて、相補対をなす2本の前記ビット線によりビット線ペアが構成され、当該ビット線ペアと前記ワード線の2つの交点の一方に前記メモリセルが形成され、前記センスアンプ及び前記データ保持回路は前記ビット線ペアに対応して配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリ回路。
  8. 各々の前記データ保持回路は、1組の前記ビット線ペアを介して前記センスアンプから転送されるデータを保持するラッチ回路と、転送制御信号に応じて前記ビット線ペアの2本のビット線と前記ラッチ回路の間の導通状態を切り替え制御する2個のスイッチトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項7に記載のメモリ回路。
  9. 各々の前記データ保持回路は、P組の前記ビット線ペアを介してP個の前記センスアンプから転送されるデータを選択的に保持するラッチ回路と、互いに異なる転送制御信号に応じて前記P組のビット線ペアの各組の2本のビット線と前記ラッチ回路の間の導通状態を切り替え制御するそれぞれ2個の第1乃至第Pのスイッチトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項7に記載のメモリ回路。
  10. 前記複数のセンスアンプ、前記複数のデータ保持回路、前記複数のセレクタは、ビット線延伸方向の両端側に略対称的に配置されることを特徴とする請求項1に記載のメモリ回路。
  11. 前記複数のセンスアンプ、前記選択回路、前記入出力線、前記複数のデータ保持回路、前記複数のセレクタは、ビット線延伸方向の両端側に略対称的に配置されることを特徴とする請求項2に記載のメモリ回路。
  12. 請求項1に記載のメモリ回路により構成された複数のルックアップテーブルと、前記複数のセレクタを介して前記複数のルックアップテーブルを選択的に読み出して所定の論理機能を実行する論理回路を含む複数の論理ブロックと、
    前記複数の論理ブロック間の接続状態を変更可能に設定する複数の接続回路と、
    を備える半導体装置。
  13. 前記メモリ回路は、DRAM回路であることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. 請求項2に記載のメモリ回路により構成された複数のルックアップテーブルと、前記複数のセレクタを介して前記複数のルックアップテーブルを選択的に読み出して所定の論理機能を実行する論理回路を含む複数の論理ブロックと、
    少なくとも前記メモリ回路の前記入出力線を経由して外部との間でデータを入出力する入出力回路と、
    前記複数の論理ブロック間及び前記複数の論理ブロックと前記入出力回路との間の接続状態を変更可能に設定する複数の接続回路と、
    を備える半導体装置。
  15. 前記メモリ回路は、汎用的な入出力インターフェースを備えたDRAM回路であることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
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