JP4002749B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に関し、特に、複数の半導体記憶回路を備えるとともに、半導体記憶回路の欠陥による不良を救済するための欠陥救済機能を有する半導体装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体プロセス技術の向上等に伴って、半導体装置の大規模化、高集積化および高性能化は著しく、例えば、1つの半導体装置(1つの機能として成り立つ半導体チップ)内に備えることができる半導体記憶回路の総記憶容量も増加してきた。この半導体装置における半導体記憶回路の総記憶容量の増加は、半導体チップに形成すべき素子数を増加させ、半導体装置1つ当たりの欠陥の発生確率を引き上げるため、半導体装置の歩留まりを低下させる原因の1つであった。
【0003】
半導体記憶回路を備える半導体装置の歩留まりを向上させる方法の1つとして、半導体記憶回路に対する欠陥救済機能の付加が一般に行われていた。半導体記憶回路に対する欠陥救済機能の付加では、冗長メモリセル(欠陥救済用メモリセル)と、その周辺回路(例えば、デコード回路、センスアンプ回路、冗長メモリセルを使用するか否かを切り替えるスイッチ等)とで構成される冗長回路を半導体記憶回路にそれぞれ付加していた。そして、欠陥等による不良が半導体記憶回路にて検出された場合には、不良が存在する回路部分を冗長回路に切り替えて、不良が存在する回路部分の替わりに冗長回路(冗長メモリセルおよびその周辺回路)を使用していた。これにより、半導体記憶回路に不良が存在したとしても、通常の半導体記憶回路としての機能を満足させ、正常に動作させていた。
【0004】
このように欠陥救済機能を有する半導体記憶回路は、欠陥等による不良が半導体記憶回路内にある程度存在しても、不良が存在する回路部分の替わりとして冗長回路を用いる(欠陥救済機能を利用する)ことで通常の半導体記憶回路としての機能を維持することが可能であった。したがって、欠陥救済機能(冗長回路)を半導体記憶回路に付加することで、半導体記憶回路を備える半導体装置の歩留まりを向上させることができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の欠陥救済機能を有する半導体記憶回路は、上述した冗長メモリセルと冗長メモリセルに付帯する周辺回路とにより構成される冗長回路を個々の半導体記憶回路にそれぞれ付加していた。したがって、欠陥救済機能を有する半導体記憶回路は、冗長回路を付加することにより欠陥救済機能を持たない半導体記憶回路よりも回路面積が増加してしまうという問題があった。
【0006】
ここで、上記冗長回路は、欠陥による不良を救済する時だけ使用されるものであり、半導体記憶回路が欠陥救済を必要としない、すなわち欠陥による不良が存在しない良品である場合には、冗長回路は回路面積を無駄に浪費していることになる。
【0007】
また、半導体記憶回路のメモリセル部分は、多数のトランジスタが密集し、それに伴い配線(配線パターン)も高密度に形成されているのに加えて、通常のロジック回路とは異なる微弱な信号を扱うことが多い。その結果、半導体記憶回路のメモリセル部分では、わずかな欠陥であっても不良(機能不全)になり易い。そのため、半導体記憶回路においては、欠陥により発生する不良が、メモリセル部分に集中する傾向がある。
【0008】
したがって、冗長メモリセルは、欠陥による不良を実際に救済し、半導体記憶回路を備える半導体装置の歩留まり向上に対して高い効果を示す。一方、冗長メモリセルに付帯する周辺回路は、主として欠陥救済機能を実現するための役割を担い、実質的には欠陥による不良を救済し半導体装置の歩留まりを向上させる効果は非常に低い。
【0009】
特に、欠陥救済機能をそれぞれ有する小さな記憶容量の半導体記憶回路が1つの半導体装置に多数搭載されている場合には、個々の半導体記憶回路の記憶容量が小さい(メモリセル部分が小さい)ので、個々の半導体記憶回路にて欠陥による不良が存在する確率が低くなり、冗長回路が無駄になってしまうことが多くなる。また、小さな記憶容量の半導体記憶回路に冗長回路をそれぞれ付加することで、冗長メモリセルに付帯し、欠陥救済における実質的な効果が低い周辺回路の回路面積が増加し、メモリセルに付帯する周辺回路の回路面積の割合が、欠陥により不良が発生し易い部分であるメモリセル部分の回路面積に対して大きくなる。
【0010】
このように、1つの半導体装置が欠陥救済機能をそれぞれ有する多数の半導体記憶回路を備える場合には、冗長回路(欠陥救済機能)を付加することにより半導体装置の歩留まりは向上するが、半導体装置が形成される半導体チップのチップ面積(回路面積)が増加する。これにより、半導体装置の収量(単位材料当たりで作成可能な半導体装置の数)が減少してしまい、結果として単位材料当たりの良品取得率の向上を妨げてしまうことがあった。
【0011】
つまり、半導体記憶回路を備える半導体装置の歩留まりが冗長回路を付加することにより向上したとしても、冗長回路の付加による回路面積の増加により単位材料当たりの半導体装置の良品取得率が低下してしまうことがあった。
【0012】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、欠陥救済機能を損なうことなく、回路面積の増加を抑制して、複数の半導体記憶回路に欠陥救済機能をそれぞれ付加することができるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体装置は、異なるアドレス信号に基づいてそれぞれ動作する複数の半導体記憶回路と、複数の半導体記憶回路に共有される冗長回路とを備える。上記冗長回路は、半導体記憶回路の冗長情報に応じて、何れか1つの半導体記憶回路内の一部として動作可能であり、上記複数の半導体記憶回路と上記冗長回路とが制御信号およびデータを授受するための複数のスイッチング回路を介してそれぞれ接続される。複数の半導体記憶回路のうち少なくとも1つの半導体記憶回路は、n個のメモリセルアレイとn個の入出力経路とn個のデータ経路切替スイッチング回路とを有し、n個のデータ経路切替スイッチング回路のうち少なくとも1つのデータ経路切替スイッチング回路は、n個のメモリセルアレイのうち1つのメモリセルアレイと冗長メモリセルアレイの何れかを選択的にn個の入出力経路のうちの1つの入出力経路に接続し、他のデータ経路切替スイッチング回路は、n個のメモリセルアレイのうち2つのメモリセルアレイの何れかを選択的にn個の入出力経路の他の入出力経路に接続する。
【0014】
上記のように構成した本発明によれば、複数の半導体記憶回路が冗長回路を共有するとともに、これらを接続するスイッチング回路を冗長情報に応じて制御することで、1つの半導体記憶回路当たりの冗長回路の付加に要する回路面積を抑制しながらも、複数の半導体記憶回路に欠陥救済機能をそれぞれ付加することができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による半導体装置の一構成例を示すブロック図である。なお、図1においては、本実施形態による半導体装置における本発明の主要部である半導体記憶回路および冗長回路のみを図示し、半導体記憶回路がSRAM(Static Random Access Memory)である場合を一例として示している。
【0016】
図1において、10は第1の半導体記憶回路であり、A系信号線群(A系アドレス信号線ADA、A系ライトイネーブル信号線WEA、A系クロック信号線CLKA)を介して外部から供給されるA系アドレス信号等に基づいて動作する。20は第2の半導体記憶回路であり、B系信号線群(B系アドレス信号線ADB、B系ライトイネーブル信号線WEB、B系クロック信号線CLKB)を介して外部から供給されるA系アドレス信号等とは異なるB系アドレス信号等に基づいて動作する。
【0017】
30は冗長回路であり、第1および第2の半導体記憶回路10、20の欠陥による不良を救済するものである。冗長回路30と第1および第2の半導体記憶回路10、20とは、冗長回路30の内部に有する冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBによりそれぞれ接続可能になっている。すなわち、この冗長回路30は、第1および第2の半導体記憶回路10、20に共有され、第1および第2の半導体記憶回路10、20に欠陥救済機能をそれぞれ付加する。
【0018】
第1の半導体記憶回路10において、11はコントロール回路であり、外部からA系信号線群ADA、WEA、CLKAを介してそれぞれ供給されるアドレス信号、ライトイネーブル信号およびクロック信号に基づいて、第1の半導体記憶回路10内の各機能部に制御信号等を供給する。12はロウデコーダであり、コントロール回路11から供給されるアドレス信号の一部(ロウアドレス部)をデコードする。また、ロウデコーダ12は、そのデコード結果に応じて、ワード線WLAiを選択的に活性化する。ここで、iは添え字であり、i=0〜mの整数である。
【0019】
13−jはメモリセルアレイ、14−jは入出力回路、15−jは増幅回路、16−jはコラムスイッチ、SWAjはデータパス切替スイッチであり、それぞれ1つのメモリセルアレイ13−j、入出力回路14−j、増幅回路15−j、コラムスイッチ16−j、およびデータパス切替スイッチSWAjにより1つのデータ記憶部を構成する。ここで、jは添え字であり、j=0〜nの整数である。
【0020】
なお、各データ記憶部の構成は同様であるので、図1において点線にて囲んだデータ記憶部50を一例としてデータ記憶部について詳細に説明する。
図2は、データ記憶部50の詳細な構成を示す図である。
なお、この図2において、上記図1に示したブロック等と同一の機能を有するブロック等には同一の符号を付している。
【0021】
図2において、メモリセルアレイ13−1は、データをそれぞれ記憶する複数のメモリセルMCik(iおよびkは添え字であり、i=0〜mの整数、k=0〜7の整数)により構成され、上記メモリセルは、例えばマトリックス状に配置される。また、各メモリセルMCikには、ワード線WLAiおよびビット線BLk、/BLkがそれぞれ接続される。なお、“/”は、反転した信号であることを示す。
【0022】
コラムスイッチ16−1は、コラム選択線COLAを介してコントロール回路11から供給されるコラム選択信号に応じて、1組のビット線BLk、/BLkと、データバスDB、/DBとを電気的にそれぞれ接続するスイッチ(トランジスタ)により構成される。ここで、コラム選択線COLAは、ビット線BLk、/BLkの各組にそれぞれ対応した8本の信号線からなる。
【0023】
増幅回路15−1は、入出力データの信号レベルを調節するためのものであり、センスアンプ51およびライトアンプ52により構成される。センスアンプ51およびライトアンプ52は、アンプイネーブル信号線AEA(センスアンプイネーブル信号線SAEAおよびライトアンプイネーブル信号線WAEA)によりコントロール回路11と接続され、アンプイネーブル信号がそれぞれ供給される。また、センスアンプ51およびライトアンプ52にはデータバスDB、/DBがそれぞれ接続され、さらに、センスアンプ51には、センスデータ信号線SD1が接続され、ライトアンプ52には、ライトデータ信号線WD1が接続される。
【0024】
入出力回路14−1は、コントロール回路11から入出力イネーブル信号線IOEAを介して供給される入出力イネーブル信号に基づいて、データ信号線DA1を介して外部に対してデータを入出力するためのものである。図2に示すように、1つのデータ信号線DA1を介して外部に対してデータを入出力する場合には、入出力回路14−1は、例えば3ステートバッファにより構成する。
【0025】
なお、図2においては、1つのデータ信号線を用いてデータの入力および出力を外部に対して行うようにしているが、データの入力および出力をそれぞれ行うための2つのデータ信号線を設け、外部に対するデータの入力および出力を行うようにしても良い。
【0026】
データパス切替スイッチSWA1−1、SWA1−2は、出力データおよび入力データの伝達経路を切り替えるための3端子スイッチである。データパス切替スイッチSWA1−1のK端子には、センスデータ信号線SD1が接続され、L端子には隣接する次段のデータ記憶部内のセンスアンプ(図2に示すデータ記憶部50においては、増幅回路15−2のセンスアンプ)に接続されたセンスデータ信号線SD2が接続され、M端子は入出力回路14−1に接続される。
【0027】
同様に、データパス切替スイッチSWA1−2のK端子には、ライトデータ信号線WD1が接続され、L端子には隣接する次段のデータ記憶部内のライトアンプ(図2に示すデータ記憶部50においては、増幅回路15−2のライトアンプ)に接続されたライトデータ信号線WD2が接続され、M端子は入出力回路14−1に接続される。なお、データパス切替スイッチSWA1−1、SWA1−2は、同期して切り替えられる。
【0028】
上記3端子スイッチは図3に示すように、1組のPチャネルMOSトランジスタ(以下、「Pch−Tr」と称す。)とNチャネルMOSトランジスタ(以下、「Nch−Tr」と称す。)とによりそれぞれ構成される2つのトランスファーゲート60、61および1つのインバータ62により構成される。トランスファーゲート60における信号伝播経路の一端がK端子に該当し、トランスファーゲート61における信号伝播経路の一端がL端子に該当する。また、トランスファーゲート60、61における信号伝播経路の他端がM端子に該当する。
【0029】
トランスファーゲート60のNch−Trのゲート、およびトランスファーゲート61のPch−Trのゲートには、データパス制御信号が後述する冗長制御回路31からデータパス制御線DP−CTLを介して供給される。また、トランスファーゲート60のPch−Trのゲート、およびトランスファーゲート61のNch−Trのゲートには、データパス制御信号の反転信号がインバータ62を介して供給される。このように構成することで、トランスファーゲート60、61の一方が、データパス制御信号に応じてON状態になることにより、3端子スイッチとして機能する。
【0030】
図1に戻り、第2の半導体記憶回路20は、上述した第1の半導体記憶回路10と同様に、コントロール回路21、ロウデコーダ22、メモリセルアレイ23−j、入出力回路24−j、増幅回路25−j、コラムスイッチ26−jおよびデータパス切替スイッチSWBjにより構成される。第2の半導体記憶回路20と上述した第1の半導体記憶回路10とは、外部からB系信号線群を介して供給される信号が異なるだけで、構成は同じであるので説明は省略する。
【0031】
冗長回路30において、冗長制御回路31は、冗長情報記憶回路37に記憶されている冗長情報に基づいて、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBを制御するとともに、第1および第2の半導体記憶回路10、20(具体的にはデータパス切替スイッチSWAj、SWBj)を制御する。
【0032】
冗長情報記憶回路37は、欠陥による不良が存在し救済を必要とする回路部分を特定するための情報を冗長情報として記憶するものである。ここで、例えば、第1および第2の半導体記憶回路10、20がそれぞれ8つ(8ブロック)のメモリセルアレイを有し、冗長回路30が1つ(1ブロック)の冗長メモリセルアレイを有すると仮定する。このとき、冗長情報記憶回路37は、第1および第2の半導体記憶回路10、20にて不良が存在するメモリセルアレイのブロックを特定し、データパス切替スイッチSWAj、SWBjをON/OFF制御するためのそれぞれ3ビットの情報と、冗長回路30を使用するか否かを指定し、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBをON/OFF制御するためのそれぞれ1ビットの情報とを冗長情報として記憶する。この冗長情報記憶回路37は、例えば、ROM(EPROM等)、またはレーザ等により溶断可能な金属製のヒューズにより構成される。
【0033】
図4は、上記図1に示した冗長回路30の詳細な構成を示す図である。なお、この図4において、図1に示したブロック等と同一の機能を有するブロック等には同一の符号を付している。また、図4においては、上記冗長制御回路31および冗長情報記憶回路37については図示していないが、冗長回路30は、冗長メモリセルアレイ33、その周辺回路(増幅回路35およびコラムスイッチ36)、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBおよび冗長制御回路31により構成される。
【0034】
図4において、冗長メモリセルアレイ33は、データをそれぞれ記憶する複数のメモリセルMCik(iおよびkは添え字であり、i=0〜mの整数、k=0〜7の整数)により構成され、上記メモリセルは、例えばマトリックス状に配置される。また、各メモリセルMCikには、ワード線WLRiおよびビット線BLk、/BLkがそれぞれ接続される。コラムスイッチ36は、コラム選択線COLRを介して供給されるコラム選択信号に応じて、1組のビット線BLk、/BLkとデータバスDB、/DBとを電気的にそれぞれ接続するスイッチ(トランジスタ)により構成される。
【0035】
増幅回路35は、入出力データの信号レベルを調節するためのものであり、センスアンプ71およびライトアンプ72により構成される。センスアンプ71およびライトアンプ72は、アンプイネーブル信号線AER(センスアンプイネーブル信号線SAERおよびライトアンプイネーブル信号線WAER)がそれぞれ接続される。また、センスアンプ71およびライトアンプ72にはデータバスDB、/DBがそれぞれ接続され、さらに、センスアンプ71には、センスデータ信号線SDRが接続され、ライトアンプ72には、ライトデータ信号線WDRが接続される。
【0036】
冗長切替スイッチ群SWRAは、冗長回路30内の各制御信号線およびデータ信号線(WLRi、COLR、AER(SAER、WAER)、SDR、WDR)と、第1の半導体記憶回路10内の各制御信号線およびデータ信号線(WLAi、COLA、AEA(SAEA、WAEA)、SDAn、WDAn)とを電気的にそれぞれ接続するための複数の2端子スイッチにより構成される。冗長切替スイッチ群SWRBは、冗長切替スイッチ群SWRAと同様に、冗長回路30内の各制御信号線およびデータ信号線と、第2の半導体記憶回路20内の各制御信号線およびデータ信号線とを電気的にそれぞれ接続するための複数の2端子スイッチにより構成される。
【0037】
すなわち、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBは、第1および第2の半導体記憶回路10、20が冗長回路30を使用するか否かをそれぞれ切り替えるためのスイッチ群である。また、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBを構成する複数の2端子スイッチは、スイッチ群毎に同期してON/OFF(開閉)制御される。なお、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBは、双方が同時にON状態になることはなく、一方のみがON状態になる。
【0038】
上記2端子スイッチは図5に示すように、1組のPch−TrとNch−Trとにより構成されるトランスファーゲート81およびインバータ82により構成される。なお、図5においては、冗長切替スイッチ群SWRA内にてワード線WLA0とワード線WLR0とを電気的に接続するための2端子スイッチを一例として示しているが、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBを構成する他の2端子スイッチも同じ構成である。
【0039】
トランスファーゲート81のNch−Trのゲートには、回路選択制御信号が冗長制御回路31から回路選択制御線CS−CTLを介して供給され、Pch−Trのゲートには、回路選択制御信号の反転信号がインバータ82を介して供給される。したがって、図5に示す2端子スイッチは、トランスファーゲート81が回路選択制御信号に応じてON/OFF制御されることで、ワード線WLA0とワード線WLR0とを電気的に接続するか否かを切り替えることができる。
【0040】
ここで、冗長回路30において、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBがともにOFF状態のとき(開いているとき)、ワード線WLRiはフローティング状態になってしまう。そこで、ワード線WLRiが活性化されたときハイレベルになる(ハイアクティブ)場合には、図4に示すように抵抗素子Riを介してワード線WLRiをグランド(GND)に対して接続し(プルダウンし)、ワード線WLRiがフローティング状態になるのを防止する。
【0041】
また、ワード線WLRiが活性化されたときロウレベルになる(ロウアクティブ)場合には、図6(A)に示すように抵抗素子Riを介してワード線WLRiを電源電圧Vccに対して接続し(プルアップし)、ワード線WLRiがフローティング状態になるのを防止する。
【0042】
なお、冗長回路30の使用時にワード線WLRiを速やかに変化させ駆動するために、上記抵抗素子Riの抵抗値は、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBに用いる2端子スイッチのオン抵抗値よりも十分大きな抵抗値でなければならない。したがって、抵抗素子Riの抵抗値は、2端子スイッチのオン抵抗値の10倍〜100倍程度が望ましく、ワード線WLRiを十分にプルダウンまたはプルアップするために2端子スイッチのオン抵抗値の10倍が特に望ましい。
【0043】
また、線形の抵抗素子Riを用いずに、図6(B)に示すようにドレインをワード線WLRiに接続し、ソースをグランド(GND)に接続し、ゲートを高電位電源(ハイレベル)に接続したNch−Trを用いてワード線WLRiをプルダウンするようにしても良いし、図6(C)に示すようにドレインをワード線WLRiに接続し、ソースを電源Vccに接続し、ゲートを低電位電源(ロウレベル)に接続したPch−Trを用いてワード線WLRiをプルアップするようにしても良い。
【0044】
次に、動作について説明する。
まず、基本動作であるメモリセルに対するデータの書き込み(ライト)動作および読み出し(リード)動作について、図1に示した第1の半導体記憶回路10を一例として、図2に基づいて説明する。なお、以下の基本動作の説明においては、第1の半導体記憶回路10には欠陥が存在せず、データパス切替スイッチSWA1−1、SWA1−2では、K端子とM端子間がそれぞれ接続されているものとして説明する。
【0045】
(書き込み動作)
まず、データを書き込むアドレスを指示するアドレス信号が、アドレス信号線ADAを介して図1に示す第1の半導体記憶回路10内のコントロール回路11に外部から供給される。また、ライト動作を指示するアクティブ状態のライトイネーブル信号がライトイネーブル信号線WAEを介してコントロール回路11に供給される。
【0046】
コントロール回路11は、アクティブ状態のライトイネーブル信号に基づいて、入出力イネーブル信号線IOEAを介して入力動作を指示する入出力イネーブル信号(例えば、アクティブ状態の入出力イネーブル信号)を入出力回路14−1に出力する。また、コントロール回路11は、アンプイネーブル信号線AEA(ライトアンプイネーブル信号線WAEA)を介してライトアンプイネーブル信号をライトアンプ52に出力する。これにより、入出力回路14−1が入力回路として機能するようになり、ライトアンプ52が動作可能状態になる。
【0047】
したがって、アドレス信号およびライトイネーブル信号に対応して、データ信号線DA1を介して供給されるライトデータが、入力回路14−1およびデータパス切替スイッチSWA1−2を介して、ライトアンプ52に供給される。ライトアンプ52は、供給されたライトデータの信号レベルを調節し、データバスDB、/DBに出力する。
【0048】
コントロール回路11は、アドレス信号線ADAを介して供給されたアドレス信号の一部(ロウアドレス部:例えば、ワード線WLA0〜WLA15が存在する場合には、アドレス信号の少なくとも4ビット分)をロウデコーダ12に供給する。また、コントロール回路11は、アドレス信号の一部(コラムアドレス部:例えば、コラム選択線COLAが8本の信号線により構成される場合には、アドレス信号のロウアドレス部とは異なる少なくとも3ビット分)をデコードする。
【0049】
そして、コントロール回路11は、デコード結果に基づいて、例えば8本の信号線からなるコラム選択線COLAの何れか1つの信号線を活性化する。これにより、メモリセルアレイ13−1内の列(コラム)方向の選択が行われ、何れか1組のビット線BLk、/BLkと、データバスDB、/DBとが電気的にそれぞれ接続される。
【0050】
また、ロウデコーダ12は、供給されたアドレス信号(ロウアドレス部)をデコードし、デコード結果に基づいて何れか1つのワード線WLAiを活性化する。これにより、メモリセルアレイ13−1内の行(ロウ)方向の選択が行われる。
このようにして、メモリセルアレイ13−1内にて供給されたアドレスに対応する1つのメモリセルMCikを選択し、ビット線BLk、/BLkを介してライトデータに応じた信号を選択したメモリセルMCikに供給しデータを書き込む(記憶させる)。
そして、上述した書き込み動作において活性化状態(アクティブ状態)にした制御信号を全て活性化していない状態(インアクティブ状態)にして動作を終了する。
【0051】
(読み出し動作)
まず、読み出すデータが記憶されているアドレスを指示するアドレス信号が、アドレス信号線ADAを介して第1の半導体記憶回路10内のコントロール回路11に外部から供給される。このとき、ライトイネーブル信号線WAEを介してコントロール回路11に供給されるライトイネーブル信号はインアクティブ状態である。
【0052】
コントロール回路11は、アドレス信号の一部(ロウアドレス部)をロウデコーダ12に供給するとともに、一部(コラムアドレス部)をデコードする。そして、コントロール回路11は、デコード結果に基づいて、コラム選択線COLA内の何れか1つの信号線を活性化する。
また、ロウデコーダ12は、供給されたアドレス信号(ロウアドレス部)をデコードし、デコード結果に基づいて、ワード線WLAiの何れか1つを活性化する。
【0053】
これにより、メモリセルアレイ13−1内の列(コラム)方向および行(ロウ)方向の選択が行われる。したがって、メモリセルアレイ13−1内にて供給されたアドレスに対応する1つのメモリセルMCikが選択され、選択したメモリセルMCikに記憶されているデータに応じた信号が、電気的に接続されたビット線BLk、/BLkおよびデータバスDB、/DBを介してセンスアンプ51に供給される。
【0054】
また、コントロール回路11は、供給された制御信号(アドレス信号、ライトイネーブル信号)に基づいて、入出力イネーブル信号線IOEAを介して出力動作を指示する入出力イネーブル信号(例えば、インアクティブ状態の入出力イネーブル信号)を入出力回路14−1に出力する。また、コントロール回路11は、アンプイネーブル信号線AEA(センスアンプイネーブル信号線SAEA)を介してセンスアンプイネーブル信号をセンスアンプ51に出力する。これにより、入出力回路14−1が出力回路として機能するようになるとともに、センスアンプ51が動作可能状態になる。
【0055】
したがって、センスアンプ51に供給されたデータに応じた信号がセンスアンプ51にて増幅され、データパス切替スイッチSWA1−1を介して入出力回路14−1に供給される。これにより、読み出したデータがデータ信号線DA1を介して入出力回路14−1から出力される。
その後、上述した読み出し動作において活性化状態(アクティブ状態)にした制御信号を全て活性化していない状態(インアクティブ状態)にして動作を終了する。
【0056】
(欠陥救済時)
次に、欠陥を救済した状態(冗長回路30を使用する状態)での動作について図7に基づいて説明する。なお、以下の説明では、第1の半導体記憶回路10内のメモリセルアレイ13−4に欠陥による不良があるものとし、第2の半導体記憶回路20(図7においては図示せず)は正常に動作しているものとして説明する。
【0057】
まず、欠陥による不良がメモリセルアレイ13−4に存在するとき、メモリセルアレイ13−4が不良であること、および第1の半導体記憶回路10が冗長回路30を使用することを示す冗長情報が冗長情報記憶部37に記憶される。同様に、第2の半導体記憶回路20は冗長回路30を使用しないことを示す冗長情報が冗長情報記憶回路37に記憶される。
【0058】
冗長制御回路31は、冗長情報記憶回路37に記憶された冗長情報に基づいて、データパス切替スイッチSWA0〜SWA3ではK端子とM端子とを接続し、データパス切替スイッチSWA4〜SWA7ではL端子とM端子とを接続するようにデータパス切替スイッチSWA0〜SWA7にデータパス制御信号を出力する。さらに、冗長制御回路31は、冗長情報に基づいて、冗長切替スイッチ群SWRA内の全てのスイッチがON状態(閉じた状態)になるように冗長切替スイッチ群SWRAに対して回路選択制御信号を出力する。
【0059】
同様に、冗長制御回路31は、冗長情報に基づいて、図示していないデータパス切替スイッチSWB0〜SWB7ではK端子とM端子とを接続するようにデータパス切替スイッチSWB0〜SWB7にデータパス制御信号を出力し、冗長切替スイッチ群SWRB内の全てのスイッチがOFF状態(開いた状態)になるように冗長切替スイッチ群SWRBに対して回路選択制御信号を出力する。
【0060】
これにより、図7において点線にて示すように、データ信号線DA0〜DA3を介して入出力されるデータは、メモリセルアレイ13−0〜13−3に対してそれぞれ入出力され、データ信号線DA4〜DA6を介して入出力されるデータは、メモリセルアレイ13−5〜13−7に対してそれぞれ入出力されるように伝達される。また、データ信号線DA7を介して入出力されるデータは、冗長回路30内の冗長メモリセルアレイ33に対して入出力されるように伝達される。
【0061】
さらに、冗長切替スイッチ群SWRAのスイッチにより、コントロール回路11およびロウデコーダ12に接続されたワード線WLAi、コラム選択線COLA、アンプイネーブル信号線AEAと、冗長回路30内のワード線WLRi、コラム選択線COLR、アンプイネーブル信号線AERとが電気的にそれぞれ接続される。したがって、冗長回路30内の冗長メモリセル33およびその周辺回路(増幅回路35およびコラムスイッチ36)が、第1の半導体記憶回路10の一部として機能する。
【0062】
これにより、欠陥による不良がなければメモリセルアレイ13−4に記憶されるべきデータは、メモリセルアレイ13−4に隣接する次段のメモリセルアレイ13−5に記憶され、メモリセルアレイ13−5に記憶されるべきデータは、メモリセルアレイ13−6に記憶される。同様に、メモリセルアレイ13−6に記憶されるべきデータは、メモリセルアレイ13−7に記憶され、メモリセルアレイ13−7に記憶されるべきデータは、冗長メモリセルアレイ33に記憶される。すなわち、欠陥による不良が存在するメモリセルアレイ13−4よりロウデコーダ12に対して後段に接続されるメモリセルアレイに本来記憶されるデータは、隣接した次段のメモリセルアレイにデータが記憶される。
【0063】
なお、第2の半導体記憶回路20は、冗長回路30に対しては電気的に切断されているので、第2の半導体記憶回路20は単独で動作する。
【0064】
なお、図7においては、第1の半導体記憶回路10として、8ビットのデータが入出力される半導体記憶回路を示しているが、8ビットのデータが入出力される半導体記憶回路に限らず、任意のビット数でデータが入出力される半導体記憶回路に適用することができ、ロウデコーダに対して欠陥による不良が存在するメモリセルアレイより後段に接続されたメモリセルアレイでは、隣接した次段のメモリセルアレイにデータを記憶するようにすれば良い。
【0065】
以上、詳しく説明したように本実施形態によれば、A系信号線群を介して供給される信号に基づいて動作する第1の半導体記憶回路10、およびB系信号線群を介して供給される信号に基づいて動作する第2の半導体記憶回路20と、欠陥救済機能を実現する冗長回路30とを冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBによりそれぞれ接続可能にして、第1および第2の半導体記憶回路10、20で冗長回路30を共有する。さらに、半導体記憶回路10、20の何れかにて不良が発生した場合には、不良が発生した半導体記憶回路10、20に応じて冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBの何れか一方をON状態にして(閉じて)、不良が発生した半導体記憶回路10、20の一部として冗長回路30を動作させる。
【0066】
これにより、2つの半導体記憶回路10、20に対して共有する1つの冗長回路30を付加するだけで、2つの半導体記憶回路10、20に欠陥救済機能をそれぞれ付加することができる。すなわち、2つの半導体記憶回路10、20に対して、1つの冗長回路30と、半導体記憶回路10、20に接続させるための冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBとを付加するだけで良いので、2つの半導体記憶回路に対して2つの冗長回路を付加していた従来の方法と比較して、ほぼ半分の回路面積で2つの半導体記憶回路10、20に欠陥救済機能をそれぞれ付加することができる。
【0067】
したがって、半導体装置が有する半導体記憶回路10、20に欠陥救済機能をそれぞれ付加することで歩留まりを向上させるとともに、冗長回路30の付加による1つの半導体記憶回路当たりの回路面積の増加を抑制することができ、従来の方法と比較して、単位材料当たりの半導体装置の良品取得率を向上させることができる。特に、半導体記憶回路10、20が小さい記憶容量の場合には、半導体記憶回路10、20に欠陥救済機能を付加することによる冗長メモリセルに付帯した周辺回路のメモリセルに対する回路面積の割合の増加を効果的に抑制することができる。
【0068】
また、上記図1に示すように、第1および第2の半導体記憶回路10、20と冗長回路30とをそれぞれ回路素子を配置する領域の輪郭が矩形になるように構成し、第1の半導体記憶回路10、冗長回路30、第2の半導体記憶回路20の順に隣接して配置することにより、第1の半導体記憶回路10と冗長回路30との間、および第2の半導体記憶回路20と冗長回路30との間で、信号線が容易に接続可能なレイアウトで半導体装置を構成することができる。
【0069】
なお、上述した本実施形態では、2つの半導体記憶回路10、20が冗長回路30を共有する構成を一例として示したが、冗長回路を共有する半導体記憶回路は2つに限られるものではない。半導体記憶回路と冗長回路とを電気的に接続するための冗長切替スイッチ群を半導体記憶回路毎に設け、同時に2つ以上の冗長切替スイッチ群をON状態にしないように制御することで、任意の数の半導体記憶回路で1つの冗長回路を共有することができる。
【0070】
また、半導体記憶回路に対して入出力されるデータのビット数(データ幅)は、冗長回路を共有する全ての半導体記憶回路で同じである必要はなく、冗長回路内の冗長メモリセルアレイが半導体記憶回路内のメモリセルアレイよりもロウ方向およびコラム方向に同じかまたは大きい構成であれば良い。
【0071】
また、本実施形態では、半導体記憶回路10、20がSRAMである場合を一例として示したが、本発明はSRAMに限らず、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やフラッシュメモリ等の任意のデータの書き込み、または書き換えが可能な半導体記憶回路に適用することができる。
【0072】
また、本実施形態では、冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBは、トランスファーゲートを用いた複数の2端子スイッチによりそれぞれ構成するようにしているが、図8に示すように3つの論理ゲートを用いて冗長切替スイッチ群SWRA、SWRBと同じ機能を実現するようにしても良い。このように構成すると、冗長回路に接続可能な半導体記憶回路のすべてが、冗長回路を使用しない場合であっても、冗長回路のワード線WLRi、コラム選択線COLR、アンプイネーブル信号線AERがフローティング状態になることがなく、プルアップまたはプルダウンする必要がなくなる。
【0073】
図8において、90、91、92はNAND回路であり、NAND回路90には、A系信号線群を介して供給される信号で動作する第1の半導体記憶回路10のアンプイネーブル信号AEA(センスアンプイネーブル信号SAEA)と、冗長回路制御信号RAが入力される。同様に、NAND回路91には、B系信号線群を介して供給される信号で動作する第2の半導体記憶回路20のアンプイネーブル信号AEB(センスアンプイネーブル信号SAEB)と、冗長回路制御信号RBが入力される。
【0074】
ここで、センスアンプイネーブル信号SAEA、SAEBは、ハイレベルのときにセンスアンプを動作可能状態にする信号である。また、冗長回路制御信号RA、RBは、第1および第2の半導体記憶回路10、20が冗長回路30(欠陥救済機能)を使用するか否かを示す信号であり、ハイレベルのときに冗長回路30を使用することを示す信号である。
【0075】
また、NAND回路90、91の出力は、NAND回路92に入力され、演算結果が冗長回路30のアンプイネーブル信号AER(センスアンプイネーブル信号SAER)として出力される。センスアンプイネーブル信号SAERは、ハイレベルのときに冗長回路30のセンスアンプを動作可能状態(イネーブル)にする。
【0076】
例えば、第1および第2の半導体記憶回路10、20の双方とも冗長回路30を使用しないとき、冗長回路選択信号RA、RBはロウレベルであり、NAND回路90、91の出力は常にハイレベルとなる。したがって、センスアンプイネーブル信号SAERとして出力されるNAND回路92の出力は、ロウレベルとなり、冗長回路30のセンスアンプは常に動作不可能な状態(ディスエーブル)となる。
【0077】
また、例えば、第1の半導体記憶回路10が冗長回路30を使用するときには、冗長回路選択信号RAはハイレベルであり、NAND回路90の出力はセンスアンプイネーブル信号SAEAの反転信号となる。一方、冗長回路選択信号RBはロウレベルであり、NAND回路91の出力は常にハイレベルとなる。したがって、センスアンプイネーブル信号SAERとして出力されるNAND回路92の出力は、センスアンプイネーブル信号SAEAを反転し、さらに反転した信号、すなわちセンスアンプイネーブル信号SAEAと同相の波形の信号となる。これにより、冗長回路30のセンスアンプは、第1の半導体記憶回路10のセンスアンプと同じタイミングでイネーブルになる。
【0078】
また、例えば、第2の半導体記憶回路20が冗長回路30を使用するときには、冗長回路選択信号RAはロウレベルであり、NAND回路90の出力は常にハイレベルとなる。一方、冗長回路選択信号RBはハイレベルであり、NAND回路91の出力はセンスアンプイネーブル信号SAEBの反転信号となる。したがって、センスアンプイネーブル信号SAERとして出力されるNAND回路92の出力は、センスアンプイネーブル信号SAEBと同相の波形の信号となり、冗長回路30のセンスアンプは、第2の半導体記憶回路20のセンスアンプと同じタイミングでイネーブルになる。
【0079】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の諸態様を付記として以下に示す。
【0080】
(付記1)異なるアドレス信号に基づいてそれぞれ動作し、データを記憶可能な複数の半導体記憶回路と、
上記複数の半導体記憶回路が共有し、上記半導体記憶回路における不良を救済するための冗長回路とを備え、
上記冗長回路は、上記複数の半導体記憶回路に関わる冗長情報に応じて、何れか1つの上記半導体記憶回路内の一部として動作可能であることを特徴とする半導体装置。
【0081】
(付記2)上記冗長回路は、複数のメモリセルを有する冗長メモリセルアレイと、
当該冗長メモリセルアレイに付帯する周辺回路とを備えることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)上記冗長情報に応じて、上記複数の異なるアドレス信号をそれぞれデコードして得られる上記複数の半導体記憶回路の制御信号を選択的に上記冗長回路に供給することを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
【0082】
(付記4)上記複数の異なるアドレス信号をそれぞれデコードして得られる制御信号および入出力されるデータを授受するための複数のスイッチング回路を介して、上記複数の半導体記憶回路と上記冗長回路とがそれぞれ接続されていることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
【0083】
(付記5)上記複数のスイッチング回路は、トランジスタにより構成されることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
(付記6)上記複数のスイッチング回路は、トランジスタにより構成されたトランスファーゲートであることを特徴とする付記5に記載の半導体装置。
(付記7)上記複数のスイッチング回路の少なくとも1つは、上記冗長回路と上記複数の半導体記憶回路との間で、選択的に上記複数の半導体記憶回路の制御信号およびデータの少なくとも一方を出力する論理回路であることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
【0084】
(付記8)上記冗長情報に応じて、上記スイッチング回路を制御する冗長制御回路をさらに備えることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
(付記9)上記冗長情報は、上記半導体記憶回路が上記冗長回路を使用するか否かを示す情報と、上記半導体記憶回路にて不良が発生した箇所を示す情報とを上記半導体記憶回路毎に示す情報であることを特徴とする付記8に記載の半導体装置。
【0085】
(付記10)上記冗長制御回路は、上記冗長情報を記憶する冗長情報記憶回路を有することを特徴とする付記8に記載の半導体装置。
(付記11)上記冗長情報記憶回路は、ROMであることを特徴とする付記10に記載の半導体装置。
(付記12)上記冗長情報記憶回路は、レーザヒューズであることを特徴とする付記10に記載の半導体装置。
【0086】
(付記13)上記冗長制御回路は、上記冗長情報に応じて、何れか1つの上記半導体記憶回路と上記冗長回路との間で、上記制御信号および入出力されるデータが授受されるように上記複数のスイッチング回路を同期して切り替えることを特徴とする付記8に記載の半導体装置。
【0087】
(付記14)上記半導体記憶回路は、複数のメモリセルアレイと、
上記複数のメモリセルアレイにデータを入出力する入出力経路を選択的に切り替えるための複数のデータ経路切替スイッチング回路とを備えることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
(付記15)上記冗長情報に応じて、上記スイッチング回路および上記データ経路切替スイッチング回路を制御する冗長制御回路をさらに備えることを特徴とする付記14に記載の半導体装置。
【0088】
(付記16)上記複数のデータ経路切替スイッチング回路は、第1の入出力端子と第2の入出力端子との間、および第1の入出力端子と第3の入出力端子との間が導通可能なスイッチング回路であって、上記第2の入出力端子が上記複数のメモリセルアレイの1つに対してそれぞれ接続されるとともに、上記データ経路切替スイッチング回路の1つは、上記第3の入出力端子が上記冗長回路に対して接続され、他のデータ経路切替スイッチング回路は、上記第3の入出力端子が上記接続されたメモリセルアレイとは異なる1つのメモリセルアレイに対して接続されることを特徴とする付記14に記載の半導体装置。
(付記17)上記複数のデータ経路切替スイッチング回路は、排他的に導通状態となる2つのトランスファーゲートであることを特徴とする付記16に記載の半導体装置。
(付記18)上記半導体記憶回路は、当該半導体記憶回路にて不良が発生していないときには、単独で動作可能であることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
【0089】
(付記19)上記複数の半導体記憶回路および上記冗長回路は、回路素子を配置する領域の輪郭の形状が矩形をなし、上記複数の異なるアドレス信号をそれぞれデコードした制御信号および入出力されるデータを供給する信号線が、上記複数の半導体記憶回路と上記冗長回路との間でそれぞれ接続可能なように、上記複数の半導体記憶回路と上記冗長回路とを隣接して配置したことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記20)上記複数の半導体記憶回路の隣接する任意の2つの半導体記憶回路間に上記冗長回路を配置したことを特徴とする付記19に記載の半導体装置。
(付記21)上記半導体記憶回路は2つであり、上記冗長回路の両側に上記半導体記憶回路をそれぞれ1つずつ配置したことを特徴とする付記19に記載の半導体装置。
【0090】
(付記22)上記冗長回路内の信号線が不活性化状態のときには、上記信号線に一定の電位を供給することを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記23)抵抗素子を介して電源またはグランドに上記信号線を接続したことを特徴とする付記22に記載の半導体装置。
(付記24)上記複数の半導体記憶回路は、スタティックランダムアクセスメモリであることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
(付記25)上記冗長回路が有する冗長メモリセルアレイのワード線が不活性化状態のときには、上記ワード線に一定の電位を供給することを特徴とする付記24に記載の半導体装置。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、異なるアドレス信号に基づいてそれぞれ動作する複数の半導体記憶回路と、半導体記憶回路における不良を救済する冗長回路とを備え、制御信号およびデータを授受するための複数のスイッチング回路を介して複数の半導体記憶回路と冗長回路とがそれぞれ接続される。また、複数の半導体記憶回路のうち少なくとも1つの半導体記憶回路は、n個のメモリセルアレイとn個の入出力経路とn個のデータ経路切替スイッチング回路とを有し、n個のデータ経路切替スイッチング回路のうち少なくとも1つのデータ経路切替スイッチング回路は、n個のメモリセルアレイのうち1つのメモリセルアレイと冗長メモリセルアレイの何れかを選択的にn個の入出力経路のうちの1つの入出力経路に接続し、他のデータ経路切替スイッチング回路は、n個のメモリセルアレイのうち2つのメモリセルアレイの何れかを選択的にn個の入出力経路の他の入出力経路に接続する。このようにして複数の半導体記憶回路が冗長回路を共有し、半導体記憶回路に関わる冗長情報に応じて、何れか1つの上記半導体記憶回路内の一部として冗長回路を動作可能にする。
【0092】
これにより、複数の半導体記憶回路が冗長回路を共有して1つの半導体記憶回路当たりの冗長回路の付加に要する回路面積を抑制しながらも、欠陥救済機能を損なうことなく、複数の半導体記憶回路に欠陥救済機能をそれぞれ付加することができる。
【0093】
したがって、冗長回路の付加による1つの半導体記憶回路当たりの回路面積の増加を抑制するとともに、半導体装置が有する半導体記憶回路に欠陥救済機能をそれぞれ付加することで歩留まりを向上させることができ、従来と比較して、単位材料当たりの半導体装置の良品取得率を向上させることができる。特に、小さな記憶容量の半導体記憶回路が1つの半導体装置に多数搭載されている場合には、欠陥救済機能の付加による歩留まりの向上とともに、冗長メモリセルに付帯する周辺回路のメモリセルに対する回路面積の割合の増加を効果的に抑制することができ、単位材料当たりの半導体装置の良品取得率を従来よりも格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による半導体装置の一構成例を示すブロック図である。
【図2】データ記憶部(メモリセルアレイおよびその周辺回路)の構成例を示すブロック図である。
【図3】3端子スイッチ回路の構成例を示す図である。
【図4】冗長回路の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図5】2端子スイッチ回路の構成例を示す図である。
【図6】ワード線におけるプルアップ回路、プルダウン回路の他の構成例を示す図である。
【図7】本実施形態による半導体装置の欠陥救済時の動作を説明するための図である。
【図8】冗長切替スイッチの他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10、20 半導体記憶回路
11、21 コントロール回路
12、22 ロウデコーダ
13−j、23−j(j=0〜nの整数) メモリセルアレイ
14−j、24−j 入出力回路
15−j、25−j 増幅回路
16−j、26−j コラムスイッチ
31 冗長制御回路
33 冗長メモリセルアレイ
35 増幅回路
36 コラムスイッチ
37 冗長情報記憶回路
SWAj、SWBj データパス切替スイッチ
SWRA、SWRB 冗長切替スイッチ群

Claims (11)

  1. 異なるアドレス信号に基づいてそれぞれ動作し、データを記憶可能な複数の半導体記憶回路と、
    上記複数の半導体記憶回路が共有し、上記半導体記憶回路における不良を救済するための冗長回路とを備え、
    上記冗長回路は、上記複数の半導体記憶回路に関わる冗長情報に応じて、何れか1つの上記半導体記憶回路内の一部として動作可能であり、
    上記複数の異なるアドレス信号をそれぞれデコードして得られる制御信号および入出力されるデータを授受するための複数のスイッチング回路を介して、上記複数の半導体記憶回路と上記冗長回路とがそれぞれ接続されており、
    上記複数の半導体記憶回路のうち少なくとも1つの半導体記憶回路は、
    n個のメモリセルアレイと、
    n個の入出力経路と、
    n個のデータ経路切替スイッチング回路とを有し、
    上記n個のデータ経路切替スイッチング回路のうち少なくとも1つのデータ経路切替スイッチング回路は、上記n個のメモリセルアレイのうち1つのメモリセルアレイと冗長メモリセルアレイの何れかを選択的に、上記n個の入出力経路のうちの1つの入出力経路に接続し、
    上記n個のデータ経路切替スイッチング回路の他のデータ経路切替スイッチング回路は、上記n個のメモリセルアレイのうち2つのメモリセルアレイの何れかを選択的に、上記n個の入出力経路の他の入出力経路に接続することを特徴とする半導体装置。
  2. 上記冗長回路は、複数のメモリセルを有する冗長メモリセルアレイと、
    当該冗長メモリセルアレイに付帯する周辺回路とを備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 上記冗長情報に応じて、上記異なるアドレス信号をそれぞれデコードして得られる上記複数の半導体記憶回路の制御信号を選択的に上記冗長回路に供給することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 上記冗長情報に応じて、上記スイッチング回路を制御する冗長制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 上記冗長制御回路は、上記冗長情報を記憶する冗長情報記憶回路を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 上記冗長制御回路は、上記冗長情報に応じて、何れか1つの上記半導体記憶回路と上記冗長回路との間で、上記制御信号および入出力されるデータが授受されるように上記複数のスイッチング回路を同期して切り替えることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  7. 上記n個のデータ経路切替スイッチング回路は、上記冗長情報によって制御されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  8. 上記複数の半導体記憶回路および上記冗長回路は、回路素子を配置する領域の輪郭の形状が矩形をなし、上記複数の異なるアドレス信号をそれぞれデコードした制御信号および入出力されるデータを供給する信号線が、上記複数の半導体記憶回路と上記冗長回路との間でそれぞれ接続可能なように、上記複数の半導体記憶回路と上記冗長回路とを隣接して配置したことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  9. 上記冗長回路内の信号線が不活性化状態のときには、上記信号線に一定の電位を供給することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  10. 抵抗素子を介して電源またはグランドに上記信号線を接続したことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 上記第1から第nのメモリセルアレイは、複数のメモリセルを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
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