JP4188428B2 - 半導体装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Description

技術分野
この発明は、4層構造(PNPN構造)を有するゲート転流型ターンオフサイリスタ(GCT)等の半導体装置に関するものである。
背景技術
大電力用の半導体装置は、高耐圧化及び大電流化が進み、例えばゲート転流型ターンオフサイリスタにおいては、スナバ回路を付加せずともDC3000Vの動作電圧で最大遮断電流4000Aを実現することが可能になっている。
このゲート転流型ターンオフサイリスタ素子(以下、GCT素子と呼ぶ)のターンオフ動作は、ゲート電極に負の電圧を印加することにより、アノードからGCT素子を介してカソードに流れている主電流の全てを瞬時にゲート電極を介してゲート回路に転流し、ゲート・カソード間のPN接合に空乏層が速やかに形成されるようにすることで、カソードからの電子の注入がなくなるようにさせている。
そして、このようにしてカソードからの電子の注入がなくなると、アノード・カソード間のPNPN構造のサイリスタ動作からアノード・ゲート間のPNP構造のトランジスタ動作に移行し、擬似的にPNPトランジスタのエミッタとベース間にバイアスなし状況が作られる。そのため、バイアスなしのトランジスタ動作と同様にターンオフ動作させることができる。
第7図は例えば従来のGCT素子の構成を示す断面図である。第8図は第7図に示したGCT素子をカソード側からみた上面図ある。なお、第7図は第8図のAA断面での断面図である。図において、101はN型半導体からなる半導体基板のN型ベース領域、102はN型ベース領域101の一方の主面上に形成されたP型半導体からなるP型エミッタ領域、103はN型ベース領域101の他方の主面上に形成されたP型半導体からなるP型ベース領域、104はP型ベース領域103上部に選択的に形成されたN型半導体からなるN型エミッタ領域である。
105はN型エミッタ領域104上に形成されたカソード電極、106aはP型ベース領域103におけるN型エミッタ領域104に取り囲まれた部位上に形成されたゲート電極、106bはN型ニミッタ領域104を取り囲むようにP型ベース領域103の縁部近傍部位に形成されたゲート電極、107はP型エミッタ領域102上に形成されたアノード電極である。
次に、第7図、第8図に示したGCT素子のターンオフ動作を説明する。オン状態においては、アノード電極107からGCT素子を介してカソード電極105に主電流が流れているが、このオン状態からオフ状態に切り換えるには、まずゲート電極106a、bの電位がカソード電極105の電位より低くなるように、ゲート電極106a、bに負電圧を印可する。このことにより、カソード電極105に流れていた主電流の全てがゲート電極106a、bに転流される。それに加えて、ゲート・カソード間のPN接合に逆バイアスが形成されることより、ゲート・カソード間のPN接合に速やかに空乏層が形成されることになる。そのため、このPN接合を介したカソード電極105からの電子の注入がなくなる。
このように、カソード電極105からの電子の注入がなくなると、今までP型エミッタ領域102、N型ベース領域101、P型ベース領域103、N型エミッタ領域104を介して電流が流れるアノード・カソード間のPNPN構造のサイリスタ動作からP型エミッタ領域102、N型ベース領域101、P型ベース領域103を介して電流が流れるアノード・ゲート間のPNPトランジスタ動作に移行される。このとき、N型ベース領域101とP型ベース領域103間にはバイアス電圧が印加されていないので、N型ベース領域103中におけるキャリアの消滅は外部から制御されることなく、時間の経過とともに、再結合等により消滅していき、ターンオフ状態が終了する。
第9図は第7図、第8図に示した従来の半導体装置のアノード・カソード間電圧、及びアノード・カソード間電流を示す図である。図において、縦軸は電流値(A)、及び電圧値(V)を、横軸は時間(sec)を表すものとする。第9図に示すように、主電流がカソード電極105からゲート電極106a、bに転流されると、アノード・カソード間に流れていた電流が急激に減少し、やがて電流が流れなくなる。
また、第9図に示すように、主電流がカソード電極105からゲート電極106a、bに転流され、サイリスタ動作からトランジスタ動作に移行すると、それに伴い、P型ベース領域103とN型ベース領域101間のPN接合部に空乏層が形成されていき、アノード・カソード間の電圧値はこの空乏層の広がりにしたがって増加していく。そして、やがてアノード・カソード間の電圧が所定電圧値に集束する。
また、第7図、第8図に示した従来の半導体装置のように、N型エミッタ領域がP型ベース領域に埋め込まれるように形成されたものでなく、N型エミッタ領域がP型ベース領域の表面上に形成されたような半導体装置では、高速なスイッチ動作をさせた場合に、ゲート電極とカソード電極との間のP型ベース領域に電流が局所集中するため、素子破壊が生じる可能性がある。そこで、ゲート電極とカソード電極間にP-領域を設けるとともに、このP-領域上に酸化膜で覆われた補助ゲート電極を設け、スイッチ動作時には、この補助ゲート電極によりP-領域のキャリア粒子密度を希薄にし、制御電流を流れにくくすることにより、P型ベース領域に電流が局所集中するのを防止するサイリスタが特開平7−22608号公報に記載されている。
また、制御ゲート付きPNPNサイリスタにおけるターンオフ時のゲート駆動電流を小さくするために、N型ベース領域上に互いに所定距離離れて形成されたP型ベース領域とP型コレクタ領域を設け、このP型ベース領域上にN型エミッタ領域及び第1カソード電極を設けるとともに、上記P型コレクタ領域上に第2カソード電極を設け、さらに、第1カソード電極と第2カソード電極間に酸化膜で覆われたゲート電極を新たに設け、ターンオフ時には、ゲート電極に電圧を印加しP型ベース領域とP型コレクタ領域をチャネルで接続して、アノード・カソード間に流れていた主電流をターンオフ状態に移行させるサイリスタが特開平5−110068号公報に開示されている。
しかしながら、従来の半導体装置は以上のように構成されているので、以下のような問題があった。
従来の半導体装置では、ターンオフ動作において、カソード電極に流れていた主電流をゲート電極に転流させ、サイリスタ動作からトランジスタ動作に移行させると、このトランジスタ動作時においては、このトランジスタにおけるエミッタとベース間にバイアスがかけられていないので、このトランジスタ動作時における半導体装置内の残留キャリアの制御をすることができず、そのため、トランジスタ状態に移行後、ターンオフ動作が完了するまでの間外部回路側から半導体装置を制御することができないという問題点があった。
さらに、トランジスタ状態に移行後のターンオフのスピード(主電流の減少率)は、半導体装置内部の残留キャリアの再結合等による消滅スピードで決まるため、高速にターンオフ動作をさせることができないという問題点があった。
このように、トランジスタ動作時において、アノード・カソード間に電流が流れている時間が長くなり、ターンオフ損失が大きくなる。
また、特開平5−110068号公報に開示されている従来の半導体装置では、第1カソード電極と第2カソード電極とは常に同電圧が印加されていることになるので、ターンオフ時に、チャネルが形成されP型ベース領域とP型コンクタ領域とが電気的に接続されても、第2カソード電極の電位を第1カソード電極の電位より低くするように負電圧を印加することができず、第1カソード電極に流れている主電流を効率よく第2カソード電極に転流させることができず、ターンオフ時間を高速にすることができないという問題点があった。
本発明は上記のような従来の半導体装置の問題点を解決するためになされたもので、ターンオフ動作において、カソード電極に流れていた主電流がゲート電極に転流された後のトランジスタ動作に移行後においても、ターンオフ動作を制御できる半導体装置及びその駆動方法を提供することを目的としている。
さらに、本発明は、上記トランジスタ動作に移行後に、半導体装置の内部キャリアの消滅速度を制御できる半導体装置及びその駆動方法を提供することを目的としている。
発明の開示
本発明に係る半導体装置は、第1の電極と、前記第1の電極上に設けられた第1導電型の第1の領域と、前記第1の領域上に設けられた第2導電型の第2の領域と、前記第2の領域上にチャネル領域形成可能に互いに所定距離離れて前記第2の領域上に設けられた第1導電型の第3の領域及び第4の領域(第3または第4の領域の一方が他力を取り囲むように形成されている)と、前記第3の領域上に設けられた第2導電型の第5の領域と、前記第5の領域上に設けられた第2の電極と、前記第4の領域上に接触して設けられたゲート電極と、前記第2の領域上における前記第3及び第4の領域間の離間領域上に絶縁膜を介して前記チャネル領域を制御するよう設けられた制御電極とを備えるようにしたものである。そのため、ターンオフ時に制御電極に電圧を印加してチャネルを形成して第3領域と第4の領域とを電気的に接続し、さらに、ゲート電極に電圧を印加することで、第1の電極、第2の電極間に流れていた主電流が第1の電極、ゲート電極間に流れるように主電流を転流させることができ、それに加えて、この電流転流後においても、制御電極に電圧を印加してチャネル領域を形成するとともに、前記制御電極の電圧印加により、第2の領域の残留キャリアをチャネル側に吸引することが可能となり、トランジスタ動作移行後においても半導体装置内の残留キャリアを制御することが可能になる。
さらに、制御電極の絶縁膜側の面が第3及び第4の領域の表面よりも低くなるようにしてもよい。この場合には、制御電極の絶縁膜側の面が第3及び第4の領域の表面上に形成されているものに比し、制御電極により、より第2の領域深くの残留キャリアを吸引させることが可能となり、より効果的に第2の領域の残留キャリアを吸引させることができる。
また、本発明に係る半導体装置の駆動方法は、上記半導体装置の駆動方法であって、前記半導体装置における第1、第2の電極間に電流が流れている前記半導体装置のオン状態時に、制御電極に電圧を印加することによりチャネル領域を形成して第3の領域と第4の領域とを電気的に接続し、さらに、ゲート電極に電圧を印加して前記第1、第2の電極間に流れていた電流が前記第1の電極、ゲート電極間に流れるようにする電流転流工程と、前記電流転流工程後に前記制御電極に電圧を印加することにより、チャネル領域を形成し前記第3の領域と前記第4の領域とを電気的に接続するとともに前記半導体装置内の残留キャリアを前記ゲート電極から吸引するキャリア吸引工程とを含んでいる。そのため、電流転流工程時に、第1、第2の電極間に流れていた主電流を瞬時に第1の電極、ゲート電極間に流れるよう転流させることができ、さらに、電流転流工程後のトランジスタ動作になっても、制御電極の電圧印加により、半導体装置内の残留キャリアをゲート電極から吸引することが可能になるので、トランジスタ動作時においてもターンオフ動作を制御することが可能となる。したがって、ターンオフ損失が小さくできるとともに、ターンオフ速度をより速くすることができる。
さらに、キャリア吸引過程において制御電極に印可する電圧を制御するようにしてもよい。この場合には、半導体装置内の残留キャリアの状況に応じた制御が可能となり、ターンオフ損失の小さいターンオフが可能となる。
さらに、キャリア吸引工程は、ゲート電極に流れる電流が最大になった後に、制御電極に印加する電圧を制御するようにしてもよい。この場合には、トランジスタ動作に移行後、すぐに、半導体装置内の残留キャリアの吸引が可能となり、ターンオフ損失の小さいターンオフが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の形態1の半導体装置を示す断面図である。
第2図は本発明の実施の形態1の半導体装置を示す上面図である。
第3図は本発明の実施の形態1の半導体装置のターンオフ動作時における電流/電圧値を示す図である。
第4図は本発明の実施の形態2の半導体装置を示す断面図である。
第5図は本発明の実施の形態3の半導体装置を示す断面図である。
第6図は本発明の実施の形態3の半導体装置を示す上面図である。
第7図は従来の半導体装置を示す断面図である。
第8図は従来の半導体装置を示す上面図である。
第9図は従来の半導体装置のターンオフ動作時における電流/電圧値を示す図である。
発明を実施するための最良の形態
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。尚、本発明は例えば4層構造(PNPN構造)を有するゲート転流型ターンオフサイリスタ(GCT)等の半導体装置に関するものである。
実施の形態1.
第1図は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。第2図は本発明の実施の形態1に係る半導体装置のカソード側からみた上面図ある。なお、第1図は第2図に示したAA断面での断面図である。
第1図、第2図において、1はN型の半導体基板よりなるN型ベース領域(第2の領域)、2はN型ベース領域1の一方の面に設けられたP型半導体よりなるP型エミッタ領域(第1の領域)、3aはN型ベース領域1の他方の面に設けられたP型半導体よりなる第1のP型ベース領域(第3の領域)、3bはN型ベース領域1の他方の面に第1のP型ベース領域3aと所定距離離れるように設けられた第2のP型ベース領域(第4の領域)で、第2のP型ベース領域3bはN型ベース領域1の他方の面の中心部位に円状になるように形成され、第1のP型ベース領域3aが第2のP型ベース領域3bを所定間隔離れて取り囲むように形成されている。4は第1のP型ベース領域3a上に設けられた円環状のN型半導体よりなるN型エミッタ領域(第5の領域)である。
5はN型エミッタ領域4上に設けられた例えばアルミニウム等の金属から形成されたカソード電極(第2の電極)、6は第2のP型ベース領域3b上に設けられた例えばアルミニウム等の金属から形成されたゲート電極、7はP型エミッタ領域2上に設けられた例えばアルミニウム等の金属から形成されたアノード電極(第1の電極)である。
8はN型ベース領域1上における第1、及び第2のP型ベース領域3a、3b間の離間領域上に設けられた例えば酸化膜等からなる絶縁膜、9は絶縁膜8を介してチャネル形成領域のチャネルの制御、及びトランジスタ動作時の残留キャリアの吸引を可能にするための電圧を印加するための例えばアルミニウム等の金属で形成された制御電極である。
第2図に示すように、半導体装置における中心部位に円状のゲート電極6が形成され、このゲート電極6を取り囲むように再環状の絶縁膜8上に設けられた円環状の制御電極9が形成されている。そして、さらに、この絶縁膜8を取り囲むように円環状のカソード電極5が形成されている。
次に、第1図、第2図に示した半導体装置の動作について説明する。
はじめに、第1図、第2図に示した半導体装置のターンオン動作を説明する。上記半導体装置をオン状態にするには、第1図に示した半導体装置において、カソード電極5の電位に対してアノード電極7の電位が正になるようにアノード電極7、カソード電極5間に電圧を印可する。
その後、制御電極9に負の電圧を印加することにより、絶縁膜8を介してチャネル形成領域(第1のP型ベース領域3a、第2のP型ベース領域3b間のN型ベース領域1)に負電圧が印加されるようにし、このチャネル形成領域にチャネルを形成する。このようにチャネルが形成されると、第1のP型ベース領域3a及び第2のP型ベース領域3b間が電気的に接続されることになる。
この状態では、N型ベース領域1、第1、及び第2のP型ベース領域3a、3b間のPN接合に、逆バイアスがかかっていることになるので、アノード電極7、カソード電極5間には電流が流れない。
しかし、この状態で、第2のP型ベース領域3b(第1のP型ベース領域3a)の電位がN型エミッタ領域4の電位より高くなるように、ゲート電極6に正の電圧を印加すると、N型エミッタ領域4と第1、第2のP型ベース領域3a、3bが順バイアスされることになり、第1、第2のP型ベース領域3a、3bに過剰キャリアが発生する。そのため、この過剰キャリアにより、第1、第2のP型ベース領域3a、3bが活性化され、その結果、N型エミッタ領域1、第1、第2のP型ベース領域3a、3b間のPN接合付近の空乏層がなくなり、このPN接合を介して電流が流れることになる。すなわち、アノード電極7からカソード電極5に主電流が流れることになり、オン状態になる。
次に、第1図、第2図に示した半導体装置のターンオフ動作を説明する。ターンオフ動作は、ターンオン状態においてアノード電極7からカソード電極5に流れている主電流を遮断し、この半導体装置を非活性化状態にする動作である。
まず、アノード電極7からカソード電極5に主電流が流れている状態で、制御電極9に負の電圧を印可することにより、第1のP型ベース領域3a、第2のP型ベース領域3b間にチャネルを形成し、第1のP型ベース領域3a、第2のP型ベース領域3b間を導通状態にする。
この状態下で、カソード電極5からゲート電極6に電流が転流されるように、カソード電極5の電位に対して、ゲート電極6の電位が負になるよう、ゲート電極6に負の電圧を印可する。このようにすることで、カソード電極5とゲート電極6間が逆バイアスされ、カソード電極5に流れていた主電流がゲート電極6に瞬時に転流される。このように、主電流をゲート電極6に転流させることにより、オン状態においてP型エミッタ領域2、N型ベース領域1、第1のP型ベース領域3a、N型エミッタ領域4を介して主電流が流れるサイリスタ動作から、P型エミッタ領域2、N型ベース領域1、第1、第2のP型ベース領域3a、3bを介して流れるトランジスタ動作に移行される。
ここで、このトランジスタ動作の移行後においても、上記制御電極9に負電圧を印加しておく。このように制御電極9に負電圧を印加させることにより、N型ベース領域中に存在する残留キャリアをチャネル領域に吸引することができ、このチャネル領域を介してゲート電極6からキャリアを吸引することができる。そのため、半導体素子中の残留キャリアをより速く消滅させることができる。以上のように、制御電極9の電圧を制御することにより、N型ベース領域1中に存在する残留キャリアの吸引を制御でき、上記半導体装置がトランジスタ状態に移行したときにおいても、ターンオフ動作を制御することができる。
次に、上記ターンオフ動作における、制御電極9による制御方法を詳細に説明する。上記説明では、トランジスタ動作時に単に制御電極9に負の電圧を印加するようにしているが、例えば、制御電極9に印加する印加電圧値が時間とともに小さくなるように制御させたり、あるいは、ゲート電極6における電圧値または電流値に応じて制御するようにすれば、さらに、効率的に残留キャリアの吸引が可能になる。
また、上記トランジスタ動作移行後の制御電極9の電圧印加のタイミングとして、カソード電極5からゲート電極6に流れる電流が最大値になる点を電圧印加のタイミングとすれば、主電流の転流後に無駄なく、半導体素子中の残留キャリアを消滅させることができるので、より効率よく素子中の残留キャリアを消滅させることができる。
第3図は上記第1、2図に示した本実施の形態の半導体装置におけるターンオフ時のアノード・カソード間電圧、及びアノード・カソード間電流を示す図である。なお、図において、縦軸は電流値(A)、及び電圧値(V)を、横軸は時間(sec)を表すものとする。第3図に示すように、主電流がカソード電極5からゲート電極6に転流されると、アノード・カソード間に流れていた電流が急激に減少し、やがて流れなくなる。本実施の形態では、トランジスタ動作に移行後においても、制御電極9により、半導体素子内の残留キャリアを制御することが可能であるので、残留キャリアの消滅を速めることができる。そのため、第9図に示した従来の半導体装置のアノード・カソード間電流よりも、より急激に電流値を減少させることができ、さらに、従来の半導体装置で生じていたテール電流も生じなくすることができる。
また、第3図に示すように、主電流がゲート電極6に転流され、サイリスタ動作からトランジスタ動作に移行すると、それに伴い、第1、第2のP型ベース領域3a、3bとN型ベース領域1間のPN接合部に空乏層が形成されていく。そして、アノード・カソード間の電圧値は、この空乏層の広がりにしたがって増加していき、やがて、アノード・カソード間の電圧が所定電圧値に収束していく。本実施の形態では、トランジスタ動作に移行後においても、制御電極9により、半導体素子内の残留キャリアを制御することが可能であるので、残留キャリアの消滅を速めることができる。そのため、空乏層の形成が速められ、アノード・カソード間電圧を第9図に示した従来の半導体装置のアノード・カソード間電圧よりも、より速く所定電圧値にすることができる。
このように、本実施の形態では、所定距離離れて形成された第1のP型ベース領域と第2のP型ベース領域間にチャネル形成可能な絶縁膜及び制御電極を設けるようにしているので、ターンオフ時にカソード電極5に流れていた電流を瞬時にゲート電極に転流させ、その後のトランジスタ動作時になっても、制御電極の印加電圧を制御することにより、ターンオフ動作制御をすることが可能となる。したがって、ターンオフ損失が小さく、かつターンオフ速度の速い、高精度な制御が可能となる。
さらに、ターンオフ時にカソード電極に流れていた電流をゲート電極に転流させ、このゲート電流が最大値になった後に、制御電極の印加電圧を制御するようにしているので、転流後効率よく残留キャリアを消滅させることが可能である。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係る半導体装置について、第4図を用いて説明する。
第4図は本発明の実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す断面図である。なお、第4図は第2図に示したAA断面での断面図である。第4図で使用した符号のうち、第1図、第2図で使用した符号と同様のものは、説明を省略する。第4図において第1図と異なるところは、絶縁膜8の形成位置が異なっている点である、すなわち、本実施の形態2の半導体装置では、第1図に示したチャネル形成のための絶縁膜8、及び制御電極9が第1のP型ベース領域3a、第2のP型ベース領域3b間に設けられるようにしている。つまり、制御電極の絶縁膜側の面が第1、第2のP型ベース領域3a、3bの表面よりも低くなるように形成されている。
図において、10は第1、及び第2のP型ベース領域3a、3b間をチャネルにより電気的接続可能にするために設けられた例えば酸化膜等からなる絶縁膜で、この絶縁膜10の底部が第1のP型ベース領域3a、第2のP型ベース領域3b間に形成されるように設けられている。11は絶縁膜10を介して電圧を印加するための制御電極で、絶縁膜10の凹部内から延在して形成されている。すなわち、この制御電極11の絶縁膜10側の面が第1、第2のP型ベース領域3a、3bの表面よりも低くなるように形成されている。
このように制御電極11が絶縁膜10の凹部内部から延在するように形成し、絶縁膜10を介して制御電極11の絶縁膜側の面が第1、第2のP型ベース領域3a、3bの表面よりも低くなるように形成することによって、上記第1図に示した半導体装置と同様の作用効果を奏するとともに、さらに、N型ベース領域1における、より深い(よりアノード電極7側にある)位置にまで電圧を印加することが可能となり、より深い(よりアノード電極7側にある)位置にある残留キャリアを吸引することができる。そのため、より多くの残留キャリアの制御が可能になり、より精密な制御が可能になるとともに、より高速なターンオフ動作が可能になる。
なお、第4図に示した絶縁膜では、その断面形状を凹状のものにしているが、これは特に限定するものではなく、他の形状のものを用いてもよい。
実施の形態3.
第5図は本発明の実施の形態3に係る半導体装置の構成を示す断面図である。第6図は本発明の実施の形態3に係る半導体装置のカソード側からみた上面図である。なお、第5図は第6図に示したAA断面での断面図である。
第5、第6図で使用した符号のうち、第1、第2図で使用した符号と同様のものは、説明を省略する。第5、第6図において第1、第2図と異なるところは、第1のP型ベース領域3aと第2のP型ベース領域3bの形成位置が異なっている点である。すなわち、本実施の形態3の半導体装置では、第1のP型ベース領域3aがN型ベース領域1の他方の面の中心部位に円状になるように形成され、第2のベース領域3bが第1のベース領域3aを所定間隔離れて取り囲むように形成している。
図において、3aはN型ベース領域1の他方の面に設けられたP型半導体よりなる第1のP型ベース領域、3bはN型ベース領域1の他方の面に第1のP型ベース領域3aと所定距離離れるように設けられた第2のP型ベース領域で、第1のP型ベース領域3aはN型ベース領域1の他方の面の中心部位に円状になるように形成され、第2のP型ベース領域3bが第1のP型ベース領域3aを所定間隔離れて取り囲むように形成される。4は第1のP型ベース領域3a上に設けられたN型半導体よりなるN型エミッタ領域、5はこのN型エミッタ領域4上に設けられたカソード電極、6は第2のP型ベース領域3b上に設けられたゲート電極である。その他は、実施の形態1の第1、第2図と同様であるので、説明は省略する。
第6図に示すように、半導体装置における中心部位に円状のカソード電極5が形成され、このカソード電極5を取り囲むように円環状の絶縁膜10上に設けられた円環状の制御電極11が形成されている。そして、さらに、この絶縁膜10を取り囲むように円環状のゲート電極6が形成されている。
次に、第5、第6図に示した半導体装置の動作について説明する。この半導体装置は、第1、第2図に示した半導体装置と、第1のP型ベース領域3a、第2のP型ベース領域3bの形成位置が異なるだけであるので、その動作に関しても、実施の形態1の第1、第2図に示した半導体装置の動作と同様の動作をする。
このように、本実施の形態では、所定距離離れて形成された第1のP型ベース領域と第2のP型ベース領域間にチャネルを形成可能な絶縁膜及び制御電極を設けるようにしているので、ターンオフ時にカソード電極に流れていた電流を瞬時にゲート電極に転流させ、その後のトランジスタ動作時になっても、制御電極の印加電圧を制御することにより、ターンオフ動作制御をすることが可能となる。したがって、ターンオフ損失が小さく、かつターンオフ速度の速い、高精度な制御が可能となる、
また、上記各実施の形態では、N型半導体の基板をN型ベース領域とし、この基板の一方の面にP型エミッタ領域、P型ベース領域を設け、このP型ベース領域上にN型エミッタ領域を形成するようにしてるが、これとは逆に、P型半導体基板を用いて、P型半導体の基板をP型ベース領域とし、この基板の一方の面にN型エミッタ領域、N型ベース領域を設け、このN型ベース領域上にP型エミッタ領域を形成するようにしてよい。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明にかかる半導体装置は、例えばGCT素子等のように、スナバ回路を付加せずともDC3000Vの動作電圧で最大遮断電流4000Aを実現可能な高耐圧及び大電流で使用可能な大電力用の半導体装置に用いるのに適している。

Claims (7)

  1. 第1の電極と、前記第1の電極上に設けられた第1導電型の第1の領域と、前記第1の領域上に設けられた第2導電型の第2の領域と、前記第2の領域上にチャネル領域形成可能に互いに所定距離離れて前記第2の領域上に設けられた第1導電型の第3の領域及び第4の領域と、前記第3の領域上に設けられた第2導電型の第5の領域と、前記第5の領域上に設けられた第2の電極と、前記第4の領域上に接触して設けられたゲート電極と、前記第2の領域上における前記第3及び第4の領域間の離間領域上に絶縁膜を介して前記チャネル領域を制御するよう設けられた制御電極とを備えた半導体装置。
  2. 第3の領域は第4の領域を取り囲むように形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 第4の領域は第3の領域を取り囲むように形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 制御電極の絶縁膜側の面が第3及び第4の領域の表面よりも低くなるようにすることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 第1の電極と、前記第1の電極上に設けられた第1導電型の第1の領域と、前記第1の領域上に設けられた第2導電型の第2の領域と、前記第2の領域上にチャネル領域形成可能に互いに所定距離離れて前記第2の領域上に設けられた第1導電型の第3の領域及び第4の領域と、前記第3の領域上に設けられた第2導電型の第5の領域と、前記第5の領域上に設けられた第2の電極と、前記第4の領域上に接触して設けられたゲート電極と、前記第2の領域上における前記第3及び第4の領域間の離間領域上に絶縁膜を介して前記チャネル領域を制御するよう設けられた制御電極とを備えた半導体装置の駆動方法であって、
    前記第1、第2の電極間に電流が流れている前記半導体装置のオン状態時に、前記制御電極に電圧を印加することによりチャネル領域を形成して前記第3の領域と前記第4の領域とを電気的に接続し、さらに、前記ゲート電極に電圧を印加して前記第1、第2の電極間に流れていた電流が前記第1の電極、ゲート電極間に流れるようにする電流転流工程と、前記電流転流工程後に前記制御電極に電圧を印加することにより、チャネル領域を形成し前記第3の領域と前記第4の領域とを電気的に接続するとともに前記半導体装置内の残留キャリアを前記ゲート電極から吸引するキャリア吸引工程とを含んでいることを特徴とする半導体装置の駆動方法。
  6. キャリア吸引過程において制御電極に印可する電圧を制御することを特徴とする請求項5記載の半導体装置の駆動方法。
  7. キャリア吸引工程は、ゲート電極に流れる電流が最大になった後に、制御電極に印加する電圧を制御することを特徴とする請求項6記載の半導体装置の駆動方法。
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