JP4187932B2 - 食品スプレッドを製造する方法およびその方法により製造される食品スプレッド - Google Patents

食品スプレッドを製造する方法およびその方法により製造される食品スプレッド Download PDF

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Description

【0001】
【発明の分野および背景】
本発明は、新規の食品スプレッドおよびその製造に関する。特に、本発明は、天然由来の少なくとも1つの食用油と人間消費用のモノグリセリドの混合物を含有する食品スプレッドに関する。
【0002】
マーガリンおよびバターなどの食品スプレッドは、台所に普通にあるものである。これらは、家庭および産業界において、料理、ベーキング、サンドイッチおよび非常に多くの食品に用いられている。近年、既存製品の代わりとなる低脂肪の、より健康的な食品スプレッドを製造することに目が向けられてきた。
【0003】
マーガリンは、乳化された水相と油相を含んでいる。これは、一般に油中水型エマルジョンの形態である。マーガリンおよび食品スプレッドの味は、主として、水溶性フレーバー、油溶性フレーバー、および水相に含まれる塩によるものである。マーガリンタイプの化合物は、少なくとも80重量%の脂肪を含んでいる。脂肪内容物は、主として多飽和脂肪で構成される。マーガリンの製造では多飽和脂肪に水素添加するが、この水素添加された製品には有害なトランス脂肪酸が含まれている。
【0004】
バター、マーガリン、および食品スプレッドは防腐剤を含有し、冷却する必要がある。これらには既知の健康上の良い価値がなく、従って、それらの用途は、一般に味および料理上の特性に基づいている。
【0005】
オリーブ油およびアボカド油などの天然由来の油の治療効力は広く述べられている。オリーブ油は、胃疾患(1,1a)、記憶増強(2)、血流増加による心疾患の死亡率の減少(3)、および皮膚軟化(4)に治療効果があると示されている。さらに、オリーブ油は、耳感染を緩和するのに用いられ、ある特定のガンのリスクを低減する可能性があり(5,6)、骨からのカルシウム損失を減少させ、無機質吸収を増加させる(7)。小児では、オリーブ油は、成長および発育の刺激と関連付けられている(8)。
【0006】
オリーブ油の特性は、その化学構造に起因する。オリーブ油は、75%のオレイン酸(単不飽和脂肪酸)、14%の多不飽和脂肪酸(主としてリノール酸)、約11%の飽和脂肪酸で構成される。オリーブ油の主成分であるオレイン酸は非常に安定であり、従って、発ガン性フリーラジカルを生成するように、容易に酸性化されない。対照に、マーガリンは主として(64%)多飽和脂肪からなり、30%だけ単不飽和脂肪酸からなる。
【0007】
同様に、アボカド油の特性は、その構造の結果である。アボカド油は、10%の18:2ω−6脂肪酸、70%の18:1ω−9脂肪酸、20%の18:0ω−6脂肪酸で構成される。オリーブ油と同様に、アボカド油の主成分は単不飽和脂肪酸である。アボカド油は、独特の苦い味を有する。油を蒸留する際に、その味は良くなるが、栄養価は減少する。
【0008】
米国特許第4,226,895号、米国特許第4,284,655号、および米国特許第5,409,727号は、水中油型エマルジョンを含有する食品スプレッドについて開示している。しかしながら、本発明では水を使用しない。さらに、本発明の食品スプレッドは、水を添加せずに形成する。
【0009】
米国特許第5,360,626号は、少なくとも2000ダルトンの分子量を有する、アルキル置換された窒素を含有しない油溶性ポリマーからなる、テクスチャライジング剤(texturizing agent)で厚くされた油相を含有する食品について開示している。本発明のモノグリセリドは2000ダルトン未満である。さらに、水相と油相を含有する食品スプレッドを開示している。本発明は水相を含有しない。
【0010】
米国特許第5,376,398号は、低カロリー食品の作成に有用な脂肪成分について開示している。この脂肪成分は、食用トリグリセリドと、脂肪酸でエステル化されたポリテトラメチレンエーテルグリコールからなる。対照に、本発明は、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを含有しない。
【0011】
背景技術は、マーガリンおよび既存の食品スプレッドの低脂肪代替物について開示しているが、これら先行技術の参考文献はどれも、天然由来の食用油(好ましくは治療効力を有する)とモノグリセリドだけの混合物を含有する食品スプレッドの製造を示唆していない。
【0012】
このように、本発明に記載の食品スプレッドの広く認められた必要があり、本発明に記載の食品スプレッドを有することは非常に有利であろう。
【0013】
【発明の概要】
本発明は、天然由来の少なくとも一つの食用油とモノグリセリドの混合物からなる食品スプレッドの製造方法およびこの方法から作られる食品スプレッドを提供する。
【0014】
本発明によれば、食品スプレッドの製造方法は、水を含まない食品スプレッドを製造する方法であって、(a)85%〜98%の量の少なくとも一種類の食用油と2%〜15%の少なくとも一種類のモノグリセリドのみを混合して、45°C〜75°Cの温度まで加熱し、溶解した混合物を生成するステップと、(b)前記溶解した混合物を混合するステップと、(c)溶解して混合された前記混合物を室温まで冷却して、人の消費用の食品スプレッドを製造するステップとを含み、前記食品スプレッドは、室温において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定であり、前記食用油は、室温で液体であって、かつ、オリーブ油、アボカド油、カノーラ油、ダイズ油、ヒマワリ油、堅果油、クルミ油、ラッカセイ油、ベニバナ油、綿実油、米ぬか油、カラシ種油、カメリナ油、チーア油、アマニ油、えの油、魚油、ゴマ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、およびトウモロコシ油、並びにその組み合わせからなる群から選択され、前記モノグリセリドはパルミチン酸の誘導体であることを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、食品スプレッドは、水を含まない食品スプレッドであって、(a)85%〜98%の量の少なくとも一種類の食用油と2%〜15%の少なくとも一種類のモノグリセリドのみを混合して、45°C〜75°Cの温度まで加熱し、溶解した混合物を生成するステップと、(b)前記溶解した混合物を混合するステップと、(c)溶解して混合された前記混合物を室温まで冷却して、人の消費用の固体状態の食品スプレッドを製造するステップと、を含む方法により製造され、室温から4°Cの温度範囲において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定であり、
前記モノグリセリドはパルミチン酸の誘導体であって、
前記食用油は、室温で液体であって、かつ、オリーブ油、アボカド油、カノーラ油、ダイズ油、ヒマワリ油、堅果油、クルミ油、ラッカセイ油、ベニバナ油、綿実油、米ぬか油、カラシ種油、カメリナ油、チーア油、アマニ油、えの油、魚油、ゴマ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、およびトウモロコシ油、並びにその組み合わせからなる群から選択された油であることを特徴とする。
【0016】
好ましい実施態様では、前記油は、少なくとも、オリーブ油、アボガド油、魚油から選択されたものを含む。
【0017】
好ましい実施態様では、前記油は、オリーブ油である。
【0018】
好ましい実施態様では、前記油は、アボカド油である。
【0020】
好ましい実施態様では、前記油は、魚油である。
【0024】
好ましい実施態様では、前記油は93〜96パーセントの量で存在する。
【0025】
好ましい実施態様では、前記加熱するステップは、60°C〜75°Cの範囲の温度で行われる。
【0026】
さらに好ましい実施態様では、前記加熱するステップは、68°C〜70°Cの範囲の温度で行われる。
【0027】
好ましい実施態様では、脂溶性フレーバーを添加するステップをさらに含む。
【0028】
好ましい実施態様では、乳化剤を添加するステップをさらに含む。
【0029】
好ましい実施態様では、前記食品スプレッドは、室温〜4°Cの温度範囲において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定である。
【0030】
好ましい実施態様では、前記食品スプレッドは、室温〜−4°Cの温度範囲において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定である。
【0031】
好ましい実施態様では、前記食品スプレッドは、室温〜−18°Cの温度範囲において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定である。
【0032】
好ましい実施態様では、前記食品スプレッドを製造するステップに水を添加するステップを含まず、前記食品スプレッドは水を含まない。
【0046】
本明細書中で使用する用語「天然由来」は、合成油を除く、食用の植物油および魚油の全てを意味する。
【0047】
本明細書中で使用する用語「食用油」は、食べるのに適した植物由来の油、合成油、および魚油の全てを意味する。
【0048】
本明細書中で使用する用語「オリーブ油」は、当業者に周知の全純度タイプのオリーブ油を意味する。
【0049】
本明細書中で使用する用語「魚油」は、EPAおよびDHAの全ての可能な濃度の混合物を含む魚油を意味する。
【0050】
【好ましい実施態様の説明】
本発明は、少なくとも1つの天然由来の食用油と人間消費用のモノグリセリドの混合物を含有する食品スプレッドに関する。前記油は、オリーブ油、アボカド油、カノーラ油、ダイズ油、ヒマワリ油、堅果油、クルミ油、ラッカセイ油、ベニバナ油、綿実油、ヤシ油、米ぬか油、カラシ種油、カメリナ油、チーア油、アマニ油、えの油、魚油、パーム油、ゴマ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、またはトウモロコシ油、ならびにその組み合わせの群からの1または複数の油であることが好ましい。アボカド油、魚油、パーム油、またはオリーブ油などの油が用いられることがより好ましく、油は、オリーブ油および魚油であることが最も好ましい。本発明で使用する油は水素添加されない。
【0051】
別の実施態様では、食品スプレッドは、任意に、少なくとも1つの合成食用油または天然由来の食用油ならびにその組み合わせとモノグリセリドの混合物を含有してもよい。
【0052】
使用するモノグリセリドは、オレイン酸またはパルミチン酸の誘導体であることが好ましい。前記油は、約85〜約98パーセントの量で存在することが好ましく、約93〜約96パーセントの量で存在することが最も好ましい。モノグリセリドは、約2%〜約15%の量で存在することが好ましく、約4パーセント〜約7パーセントの量で存在することがより好ましく、約7パーセントの量で存在することが最も好ましい。モノグリセリドは凝固剤として機能する。モノグリセリドを多く使用すればするほど、室温での食品スプレッドの固体の程度が大きくなる。従って、モノグリセリドの割合を変えることで、望ましい固体の程度を生じることが可能である。
【0053】
室温で、モノグリセリドは食用油に溶けない。モノグリセリドを、約45℃〜約75℃の温度で、好ましくは約60℃〜約75℃の温度で、より好ましくは約68℃〜約70℃の温度で油に溶解する。スプレッドのテクスチャを改善するために、平滑剤(Tween80またはビタミンEなどがあるが、それらに限定されない)を、限定しないが約0.05%の量で任意に添加することができる。これらの温度でモノグリセリドは溶解し、このオリーブ油混合物は透明な溶液になる。室温に冷却する際に、この溶液は、食品スプレッドに変わる。
【0054】
味が特徴的でないか、または魅力的でない油(例えば、アボカド油)の場合、天然脂溶性フレーバーを添加することができる。
【0055】
市販の食品スプレッドは主として、健康上の利点ではなく、その味のために製造されている。マーガリン食品スプレッドは、多飽和酸の水素添加により製造される。この水素添加により、発ガン性生成物の原因となるフリーラジカルに容易に酸性化される化合物が生成される。結果として、例えば、本発明により提供される、より健康的な食品スプレッド代替物がかなり必要とされる。本発明の食品スプレッドは、油を水素添加することなく製造され、好ましくは、潜在的な治療効力を有する油を使用する。さらに、本発明の食品スプレッドは、乳糖不耐症の患者が使用するのに適している。
【0056】
本発明のスプレッドには水相を使用しない。水の添加は、本発明のスプレッドの形成を妨げることが分かった。
【0057】
本発明のスプレッドは、製造プロセスが簡単なために特に有利である。任意に、3つの簡単なステップである加熱、混合、および冷却しか必要としない。このプロセスは、水素添加または高圧のより費用のかかる手順を必要としない。約45℃〜約75℃、好ましくは約60℃〜約75℃、より好ましくは約68℃〜約70℃の有効温度範囲が容易に達成される。より下の温度ではスプレッドが製造されないので、この温度範囲は重要である。室温で液体の油(例えば、オリーブ油)が、ただ1つのモノグリセリドの添加により固体のスプレッドになることは思いもよらないことであった。製造が簡単なことと、スプレッドの成分が少ししかないために、このプロセスは非常に経済的である。結果として生じる食品スプレッドは、モノグリセリドの貯蔵寿命に依存した貯蔵寿命を有する。一般に、モノグリセリドは、冷却なしで少なくとも約1年間、劣化することなく保存することができる。
【0058】
さらに、本発明の製品は栄養成分だけでなく、好ましくは、油の成分よって決まる潜在的な良い治療効力もある。
【0059】
本発明は、その適用が、以下の説明に示された成分の構造および配列の詳細に限定されないことが理解されよう。本発明は他の実施態様を含み、様々に実施または実行することができる。また、本明細書中で使用する用語および専門用語は、説明をするためだけのものであり、限定するものとみなすべきでないことが理解されよう。
【0060】
実施例および添付の説明を参照して、本発明をよりよく理解することができる。
【0061】
【実施例1】
食品スプレッド製造の一般方法
本発明の食品スプレッドは、天然由来の少なくとも1つの食用油とモノグリセリドの混合物を含有する。水素添加されていない前記油は、オリーブ油、アボカド油、カノーラ油、ダイズ油、ヒマワリ油、堅果油、クルミ油、ラッカセイ油、ベニバナ油、綿実油、ヤシ油、米ぬか油、カラシ種油、カメリナ油、チーア油、アマニ油、えの油、魚油、パーム油、ゴマ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、またはトウモロコシ油の群からの1または複数の油であることが好ましい。アボカド油、魚油、パーム油、またはオリーブ油などの油が用いられることがより好ましく、油は、オリーブ油および魚油であることが最も好ましい。別の実施態様では、食品スプレッドは、任意に、少なくとも1つの合成食用油および/または天然由来の食用油、ならびにその組み合わせとモノグリセリドの混合物を含有してもよい。
【0062】
使用するモノグリセリドは、オレイン酸またはパルミチン酸の誘導体であることが好ましい。平滑剤(Tween80またはビタミンEなどがあるが、それらに限定されない)を、限定しないが約0.05%の量で任意に添加することができる。
【0063】
食品スプレッドの合成は、任意に、3つの主要なステップ、混合物を加熱して溶液を生成するステップと、油の成分とモノグリセリドを混合するステップと、溶液を冷却して食品スプレッドを形成するステップを伴う。
【0064】
食品スプレッド合成のステップ1に従って、モノグリセリドと油を加熱する。油は、好ましくは約85〜約98パーセントの量で、最も好ましくは約93〜約96パーセントの量で存在する。モノグリセリドは、好ましくは約2%〜約15%の量で、より好ましくは約4パーセント〜約7パーセントの量で、最も好ましくは約7パーセントの量で存在する。任意に、平滑剤は約0.05%の量で存在する。
【0065】
一般に、モノグリセリドは室温で油に溶けない。モノグリセリドを、約45℃〜約75℃の温度で、好ましくは約60℃〜約75℃の温度で、より好ましくは約68℃〜約70℃の温度で油に溶解することが好ましい。これらの温度でモノグリセリドは溶解し、このオリーブ油混合物は透明な溶液になる。
【0066】
食品スプレッド合成のステップ2に従って、モノグリセリド、平滑剤、および油を混合する。
【0067】
食品スプレッド合成のステップ3では、溶液を室温まで冷却することが好ましい。冷却の際に、溶液は食品スプレッドに変わる。
【0068】
任意に、食品スプレッドに独特の味を付けるために、脂溶性フレーバーなどの添加剤を添加することができる。これは、油(例えば、アボカド油)に魅力的な味がない場合に好ましい。
【0069】
【実施例2】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,4g)とエクストラバージンオリーブ油(96g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0070】
【実施例3】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,5g)とエクストラバージンオリーブ油(95g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であり、融解時に分解しなかった。
【0071】
【実施例4】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,6g)とエクストラバージンオリーブ油(94g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0072】
【実施例5】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,7g)とエクストラバージンオリーブ油(93g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であり、融解時に分解しなかった。
【0073】
【実施例6】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,4g)と蒸留したアボカド油(96g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0074】
【実施例7】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,5g)と蒸留したアボカド油(95g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0075】
【実施例8】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,6g)と蒸留したアボカド油(94g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0076】
【実施例9】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,7g)と蒸留したアボカド油(93g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0077】
【実施例10】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,6g)と蒸留したパーム油(94g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0078】
【実施例11】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,7g)と蒸留したパーム油(93g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0079】
【実施例12】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,6g)と、EPA(180mg/g)およびDHA(120mg/g)を含有する蒸留した魚油(94g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0080】
【実施例13】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,7g)と、EPA(180mg/g)およびDHA(120mg/g)を含有する蒸留した魚油(93g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0081】
【実施例14】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,6g)と、EPA(360mg/g)およびDHA(240mg/g)を含有する蒸留した魚油(94g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0082】
【実施例15】
モノグリセリド(パルミチン酸の誘導体,7g)と、EPA(360mg/g)およびDHA(240mg/g)を含有する蒸留した魚油(93g)を68〜70℃に加熱した。Tween80(0.05%)を添加し、混合し、その後、混合物を室温まで冷却して、製品を製造した。食品スプレッドは、4℃、−4℃、および−18℃で安定であった。
【0083】
本発明のスプレッドは、少なくとも1つの天然由来の水素添加されていない食用油とモノグリセリドを含有する。前記油は、潜在的な治療効力を有する油であることが好ましい。このように得られた食品スプレッドは、摂取者に対して健康上の利点を有している可能性がある。使用する油は、オリーブ油,魚油,パーム油、またはアボカド油であることがより好ましい。
【0084】
オリーブ油および魚油には、心疾患を含む多くの症状に治療効果があると示されている。1つの仮説に制限されることを望まないが、オリーブ油および魚油の特性はそれらの化学組成の結果である。本発明の食品スプレッドは、入手可能な食品スプレッドの健康的な代替物を製造するために、オリーブ油および魚油の潜在的な治療効力と味を組み合わせている。さらに、この食品スプレッドは冷却する必要がない。
【0085】
前記の実施例および説明は例として示しただけであることが意図され、他の多くの実施態様が本発明の精神および範囲内で可能であることが理解されよう。
【0086】
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Claims (17)

  1. 水を含まない食品スプレッドを製造する方法であって、
    (a)85%〜98%の量の少なくとも一種類の食用油と2%〜15%の少なくとも一種類のモノグリセリドのみを混合して、45°C〜75°Cの温度まで加熱し、溶解した混合物を生成するステップと、
    (b)前記溶解した混合物を混合するステップと、
    (c)溶解して混合された前記混合物を室温まで冷却して、人の消費用の食品スプレッドを製造するステップとを含み、
    前記食品スプレッドは、室温において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定であり、
    前記食用油は、室温で液体であって、かつ、オリーブ油、アボカド油、カノーラ油、ダイズ油、ヒマワリ油、堅果油、クルミ油、ラッカセイ油、ベニバナ油、綿実油、米ぬか油、カラシ種油、カメリナ油、チーア油、アマニ油、えの油、魚油、ゴマ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、およびトウモロコシ油、並びにその組み合わせからなる群から選択され、
    前記モノグリセリドはパルミチン酸の誘導体であることを特徴とする方法。
  2. 前記油は、少なくとも、オリーブ油、アボガド油、魚油から選択されたものを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記油はオリーブ油である請求項1に記載の方法。
  4. 前記油はアボカド油である請求項1に記載の方法。
  5. 前記油は魚油である請求項1に記載の方法。
  6. 前記油は、93〜96パーセントの量で存在する請求項1に記載の方法。
  7. 前記加熱するステップは、60°C〜75°Cの範囲の温度で行われる請求項1に記載の方法。
  8. 前記加熱するステップは、68°C〜70°Cの範囲の温度で行われる請求項1に記載の方法。
  9. 脂溶性フレーバーを添加するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  10. 乳化剤を添加するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記食品スプレッドは、室温〜4°Cの温度範囲において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定である請求項1に記載の方法。
  12. 前記食品スプレッドは、室温〜−4°Cの温度範囲において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定である請求項1に記載の方法。
  13. 前記食品スプレッドは、室温〜−18°Cの温度範囲において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定である請求項1に記載の方法。
  14. 前記食品スプレッドを製造するステップに水を添加するステップを含まず、前記食品スプレッドは水を含まない請求項1に記載の方法。
  15. 水を含まない食品スプレッドであって、
    (a)85%〜98%の量の少なくとも一種類の食用油と2%〜15%の少なくとも一種類のモノグリセリドのみを混合して、45°C〜75°Cの温度まで加熱し、溶解した混合物を生成するステップと、
    (b)前記溶解した混合物を混合するステップと、
    (c)溶解して混合された前記混合物を室温まで冷却して、人の消費用の固体状態の食品スプレッドを製造するステップとを含む方法により製造され、
    室温から4°Cの温度範囲において溶解することなく固体状態食品スプレッドとして安定であり、
    前記モノグリセリドはパルミチン酸の誘導体であって、
    前記食用油は、室温で液体であって、かつ、オリーブ油、アボカド油、カノーラ油、ダイズ油、ヒマワリ油、堅果油、クルミ油、ラッカセイ油、ベニバナ油、綿実油、米ぬか油、カラシ種油、カメリナ油、チーア油、アマニ油、えの油、魚油、ゴマ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、およびトウモロコシ油、並びにその組み合わせからなる群から選択された油であることを特徴とする食品スプレッド。
  16. 前記油は、少なくとも、オリーブ油、アボガド油、魚油から選択されたものを含むことを特徴とする請求項15記載の食品スプレッド。
  17. 前記油は、オリーブ油であることを特徴とする請求項15に記載の食品スプレッド。
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