JP4185384B2 - 車両における操作報知装置及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、搭乗者による所定の起動操作又は停止操作に基づいて車両を起動又は停止する際に、搭乗者に対して当該車両の起動又は停止を視覚的・聴覚的な報知態様で報知する操作報知装置及びプログラムに関する。特に、親近感のある搭乗者に分かり易い報知態様で当該車両の起動又は停止を報知することのできるようにした車両における操作報知装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
実開平04−070784号公報;実新2533770号公報
ガソリンエンジンなどの内燃機関を駆動源として走行する既存の車両(例えば、自動車やオートバイ等)においては、メインスイッチのオン操作に基づく車両の起動時(アイドリング状態時含む)、あるいはメインスイッチのオフ操作に基づく車両の停止時に、連続した単一のビープ音などからなる警告音を発したりあるいはライト類(例えば、ヘッドランプやテールランプ等)を点灯したりすることによって、搭乗者に対して該操作に基づく車両の起動又は停止を報知するものがある。また、最近では電動モータを駆動源として走行する電動車両(例えば、電動式スクーターや電気自動車など)の開発が進んでおり、こうした電動車両においては電動モータの静粛性に鑑みてあえてエンジン音を模した擬似音などを車両の起動時に発生させるものが知られている。上記特許文献1に示される発明では、電動二輪車において、車両の起動又は停止を聴覚的報知態様や視覚的報知態様により搭乗者に対して認識せしめるようにしている。このようにして、車両の起動又は停止時に搭乗者に対して注意を促すために、聴覚に訴える楽音を発生したり、視覚に訴える表示を行うなどの報知動作が従来から行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の車両においてはライト類を点灯したり警告音を発生したりするなどの報知態様で、当該車両の起動又は停止を搭乗者に対して報知するようにしていた。すなわち、従来においては単に車両の起動又は停止を搭乗者に対して報知することのみを目的としていることから、無味乾燥した機械的な聴覚的報知態様と視覚的報知態様とをそれぞれ独立的に用いて報知するようにしていた。しかし、こうした単に機械的な報知態様をそれぞれ独立的に用いての報知は、搭乗者にとって非常に分かりにくい報知であり不便である。また、面白みがなくつまらない単一な報知態様での報知であるために、搭乗者がそうした報知態様に早々と飽きたり慣れてしまうことが生じ、当該車両の起動又は停止に対する搭乗者の注意を促すことの効果が薄れてしまい有効に注意を促すことができなくなる、という問題点があった。
【0004】
本発明は、車両の起動又は停止報知を行う場合に視覚的報知態様と聴覚的報知態様とを同期させ、あたかも「車両が目覚める」あるいは「車両が眠る」といったような親近感のある搭乗者に分かり易い報知態様で、当該車両の起動又は停止を報知することのできるようにした、従来にない車両における操作報知装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る車両における操作報知装置は、光量を制御して点灯可能な発光手段と、少なくとも車両の起動又は停止を指示する操作手段と、前記操作手段からの指示に連動して設定され得る車両の複数種の各内部動作状況毎に、楽音指示情報と、光量指示情報と、楽音発生及び光量変化を同期して行う時間を規定した時間情報とを対応付けてそれぞれ記憶する記憶手段と、前記操作手段からの指示に連動して設定された前記車両の内部動作状況に応じて、前記記憶手段から前記楽音指示情報、光量指示情報、及び時間情報を読み出す手段と、読み出された前記楽音指示情報及び前記時間情報に従い、該楽音指示情報が指示する楽音を該時間情報が規定する時間で発生する発音手段と、読み出された前記光量指示情報及び前記時間情報に従い、該時間情報が規定する時間内において徐々に光量が増加又は減少していくよう前記発光手段を灯火制御する制御手段とを具え、前記記憶手段に記憶した情報に従い、各内部動作状況毎に独自の時間だけ前記発音手段による楽音発生と前記制御手段による灯火制御を同期して行うことを特徴とする
本発明の好ましい一実施例として、前記制御手段は、前記内部動作状況が走行待機又は走行開始を示す場合は徐々に光量を増加する制御を行い、前記内部動作状況が停止待機を示す場合は徐々に光量を減少する制御を行う
【0006】
この発明によれば、操作手段からの指示に連動して設定され得る車両の複数種の各内部動作状況毎に、楽音指示情報と、光量指示情報と、楽音発生及び光量変化を同期して行う時間を規定した時間情報とを対応付けて記憶手段にそれぞれ記憶しておき、操作手段からの指示に連動して設定された車両の内部動作状況に応じて、該記憶手段から前記楽音指示情報、光量指示情報、及び時間情報を読み出し、読み出された楽音指示情報が指示する楽音を時間情報が規定する時間で発生すると同時に、該時間情報が規定する時間内において徐々に光量が増加又は減少していくように発光手段を灯火制御し、こうして、各内部動作状況毎に独自の時間だけ楽音発生と灯火制御を同期して行うこのように、車両の内部動作状況を聴覚的報知態様と視覚的報知態様とを組み合わせてそれぞれ独自の時間で同期して報知するように制御しその際、楽音の発生に併せて徐々に光量が増加又はしていくよう発光手段を灯火制御することにより、聴覚と視覚の両面であたかも「車両が目覚める」あるいは「車両が眠る」といったような親近感のある搭乗者に分かり易い報知態様で当該車両の起動又は停止等の内部動作状況を報知することができるようになる。
【0007】
本発明は、装置の発明として構成し、実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は、この発明に係る操作報知装置を適用した車両におけるシステム構成の一実施例を示すブロック図である。本実施例に示す車両においては、例えばマイクロプロセッサユニット(CPU)、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、制御クロック発生用のタイマ等を含むワンチップ構成のマイクロコンピュータである制御手段1による制御の下に、当該車両全体の動作が制御されるようになっている。すなわち、車両全体の動作制御は、制御手段1が所定の制御プログラム(ソフトウェアプログラム)を動作することにより行われる。上記した制御手段1に対しては、操作手段2、表示手段3、発動機4、発音手段5がそれぞれ接続される。操作手段2は当該車両の各種機器に対して図示しないバッテリからの電力供給の開始又は停止(つまり電源オン又は電源オフ)を指示する例えばキースイッチからなるメインスイッチ、車両の駆動源である発動機4を起動する始動スイッチ、あるいは車両前後において左右に配置されているフラッシャ又はウィンカなどと呼ばれる方向指示器の点滅開始/点滅停止を指示するための方向指示スイッチ、その他ハンドルやアクセルやブレーキ等、搭乗者により直接的に操作される各種操作子である。この操作手段2が操作された場合、制御手段1では操作された操作手段2毎に発せられる操作信号に従って、対応する各種機器を作動するように制御を行う。
【0010】
表示手段3は、フラッシャやテールランプあるいはヘッドライトなどのライト類そのもの、スピードやモータ回転数などを表示するための液晶表示パネル(LCD)やCRT等を点灯するためのパネルライトなどの発光機器、あるいは各ライト類の点灯状態を表示するための表示灯、各種機器の異常状態を表示するための警告灯などである。これらの表示手段3では、制御手段1からの表示制御信号に応じてフラッシャを点滅する、テールランプやヘッドライトやパネルライト等を光量調節しながら点灯・消灯する、あるいは表示灯や警告灯を点灯・消灯するなどの制御を行う。発動機4は電動モータや内燃機関(エンジン)などの車両を駆動するための駆動源であって、制御手段1からの動作制御信号に従って該発動機4の出力制御が行われ、発動機4の回転数を制御することで当該車両を走行させたり停止させたりすることができる。こうした発動機4において回転数が変化する場合、すなわち搭乗者によりアクセルを開けたり閉じたりするといった操作が行われた場合には、発動機4からは回転数等の状態信号が発生される。制御手段1では該状態信号を取得すると、取得した状態信号に従う作動状態を表示するように表示手段3を制御する。発音手段5は例えばFM音源やPCM音源等の種々の音源方式が採用可能な音源モジュールであって、複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能である。該発音手段5では制御手段1からの発音制御信号(楽音の発音/消音指示など)に従って、予めROMなどに記憶済みである所定の効果音や音声などの楽音データを読み出して発音処理する。なお、発音手段5は回路装置として実現してもよいし、DSP(Digital Signal Processor)やCPUによって実行されるソフトウエアプログラムとして実現してもよい。
【0011】
この実施例に示す車両においては、上述の制御手段1が当該車両の電気制御に係る制御プログラムである「メイン処理」(後述する図3参照)を実行することで、搭乗者によるメインスイッチの操作が当該車両の起動・停止を指示するものである場合に、所定の効果音や音声などの楽音を搭乗者に向けて発生させると共に、該発生させた楽音にあわせて徐々に状態遷移するようにライト類の点灯・消灯動作を行うよう当該車両を制御する。具体的には、制御手段1は常にメインスイッチの操作状態を検知しており、該検知した操作状態に対応する所定の発音制御信号や表示制御信号を発生して表示手段3や発音手段5を制御することによって、搭乗者に対して視覚的及び聴覚的に車両の起動・停止を報知するようにしている。表示手段3を制御する場合、車両の起動時には徐々にライト類の光量を上げるようにして点灯することによりあたかも「車両が目覚める」ように、車両の停止時には徐々にライト類の光量を下げるようにして消灯することによりあたかも「車両が眠る」ようにして、車両の起動・停止を搭乗者に対して報知するようにしている。
【0012】
なお、「メイン処理」などの制御手段1により実行される各種制御プログラム、所定の効果音や音声などの楽音の基となる楽音データ、車両の内部状態に応じて各種の制御パラメータを定義した報知態様テーブル(詳しくは後述する)などの各種データは予めROMやRAMなどに記憶される。このような各種制御プログラムや各種データを記憶する記憶手段としては好適には車両の走行に伴って生ずる振動や揺れなどの影響を受けにくい上記ROMあるいはRAMなどの半導体記憶素子であるのがよいがこれに限らず、車両に生ずる振動や揺れに耐え影響を受けないように構成されているのであればハードディスクであってもよいし、あるいはフレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、DVD(Digital Versatile Disk)などの着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利用する外部記憶手段であってもよい。あるいは、フラッシュメモリ等の半導体メモリであってもよい。
なお、車両全体の動作制御はコンピュータソフトウエアプログラムの形態に限らず、DSPによって処理されるマイクロプログラムの形態でも実施可能であり、また、この種のプログラムの形態に限らず、ディスクリート回路又は集積回路若しくは大規模集積回路等を含んで構成された専用ハードウエア装置の形態で実施してもよい。
【0013】
ここで、ROMやRAMあるいは外部記憶装置などに記憶される報知態様テーブルについて説明する。図2は、報知態様テーブルのデータ構造の一実施例を示す概念図である。報知態様テーブルは、車両の起動時から停止時までの間における車両の内部状態毎に応じて表示手段3や発音手段5を制御するための各種制御パラメータを定義したデータである。図2に示す実施例では、水平方向に車両の内部状態に対応する内部状態フラグを、垂直方向に各種制御パラメータを定義した例を示した。
【0014】
内部状態フラグ「CHECK」は車両の内部状態として、搭乗者によるメインスイッチのオン操作から、例えば車両における電圧状態の確認や各種電気機器・部品への通電状態等の確認処理などを行うセルフチェック終了までの状態、つまり車両が起動状態にあることを表す。内部状態フラグ「STANDBY」は前記セルフチェックが正常終了した状態、つまり車両が走行待機状態にあることを表す。内部状態フラグ「SHUTDOWN」は搭乗者によるメインスイッチのオフ操作から車両が完全停止するまでの状態、つまり車両が停止待機状態にあることを表す。内部状態フラグ「RUN」は搭乗者によるアクセル操作により車両が走行中である状態、つまり車両が走行状態にあることを表す。各内部状態フラグは、搭乗者による操作等に応じて段階的に変化する内部状態メモリ(STATE)に対応する(後述の図3に示すメイン処理参照)。
【0015】
報知態様テーブルでは上記した内部状態フラグのそれぞれに応じて、複数の制御パラメータが定義される。制御パラメータとしては図示したように、例えば楽音指示情報(TONE)、楽音発生時間情報(TONE_T)、光量指示情報(LIGHT)、フラッシャ制御情報(FLASHER)などがある。楽音指示情報(TONE)は、車両の内部状態に対応して発生させる楽音を指定するための、例えば楽音データ毎に予め付与されている固有のID番号などの情報である。楽音発生時間情報(TONE_T)は車両の内部状態に対応して発生させる楽音の発生時間(発生周期又は発生間隔)に関する情報であり、例えばミリ秒単位での発生時間が定義される。光量指示情報(LIGHT)は灯火すべき各種ランプ類(例えば、ヘッドランプ、テールランプ、パネルライト等)の光量を指定する情報であり、例えば0.0〜1.0までの適宜の値を設定することが可能である。この実施例においては当該値が0.0である場合が各種ランプ類を消灯した状態を定義し、当該値が1.0である場合が各種ランプ類を最大光量で点灯した状態を定義するものとする。該光量指示情報(LIGHT)の値に従って、消灯状態から最大光量での点灯状態までの間で光量を制御して各種ライト類を点灯する。フラッシャ制御情報(FLASHER)はフラッシャを点滅制御するか否かを指定するための情報であり、この実施例においては当該値が1である場合にはフラッシャを点滅制御し、0である場合にはフラッシャを点滅制御することなく消灯状態としておくように制御するものとする。
【0016】
以上のように、報知態様テーブルは搭乗者による車両の起動・停止操作に基づいて状態変位しうる車両の内部状態(つまり車両における内部動作状況)に対応して、発生させるべき楽音、該楽音の発生時間(発生周期又は発生間隔)、灯火制御対象のランプ類の光量、フラッシャの点滅有無などを制御パラメータとして定義しているものである。
【0017】
本実施例に示す車両においては、搭乗者によるメインスイッチのオン・オフ操作等に応じて車両の内部状態(起動状態(CHECK)、走行待機状態(STANDBY)、走行状態(RUN)、停止待機状態(SHUTDOWN)等)が状態変位する度に、上記報知態様テーブルに定義済みの各種制御パラメータに従って楽音の発音制御が行われると共に、徐々に光量を遷移させながら点灯・消灯を行うように所定のライト類の灯火制御が行われる。このような制御を行うことで、搭乗者に対して聴覚的及び視覚的に車両の起動・停止を報知するようにしている。そこで、こうした報知に関する処理を行う「メイン処理」の概要について説明する。図3は、図1に示した制御手段1が実行する「メイン処理」の一実施例を示すフローチャートである。制御手段1ではメインスイッチがオン操作されて車両に対して電力供給が開始される(つまり電源オン)と共に当該メイン処理を開始し、メインスイッチがオフ操作されて電力供給が停止される(つまり電源オフ)まで当該メイン処理を繰り返し実行する。
【0018】
まず、車両の内部状態を表すためのワーキングメモリとして用いられる内部状態メモリ(図ではSTATEと表示した)に対して、初期値として「CHECK」を設定する(ステップS1)。そして、セルフチェックを実行する(ステップS2)。セルフチェックでは、例えばエンジンオイルやマフラーの温度チェック、あるいは電圧状態の確認や各種電気機器・部品への通電状態等の確認などの処理を実行する。ステップS3では上記セルフチェックの結果、車両に異常がないか否かを判定する。セルフチェックにおいて異常がないと判定した場合には(ステップS3のYES)、内部状態メモリ(STATE)を「STANDBY(走行待機状態)」に設定する(ステップS4)。一方、セルフチェックにおいて異常があると判定した場合には(ステップS3のNO)、内部状態メモリ(STATE)を「NG(異常状態)」に設定する(ステップS6)。上記ステップS4あるいはステップS6の終了後、それぞれ「報知処理」を実行する(ステップS5又はステップS7)。「報知処理」はサブルーチンプログラムであって、当該「メイン処理」から内部状態メモリ(STATE)に設定された値を引数として受け取って処理を開始する。「報知処理」では引数(STATE)に応じた、つまり車両が起動状態にある場合(引数がCHECKである場合)、車両が走行待機状態にある場合(引数がSTANDBYである場合)、当該車両が走行状態にある場合(引数がRUNである場合)、当該車両が「停止待機状態」にある場合(引数がSHUTDOWNである場合)、あるいは当該車両がセルフチェック異常状態にある場合(引数がNGである場合)などに応じて、それぞれ楽音の発音制御とライト類の灯火制御とを行う処理である。こうした「報知処理」の詳細については後述する(図4参照)。
【0019】
ステップS8では、「その他の処理」を実行する。該「その他の処理」の一例をいくつか挙げると、発動機4の出力制御、操作手段2の各操作子の操作に応じた一般的な各種機器の作動制御(例えば、通常の操作に基づくヘッドライトやフラッシャの灯火制御など)、車両走行時における発動機4の回転数や走行スピードあるいは走行距離などを液晶表示パネル上に表示する制御等を行う処理などがある。ステップS9では、搭乗者(特に運転者)により操作手段2に含まれる操作子のうち、アクセルが操作されてアクセルが開けられた状態にあるか否かを判定する。アクセルが未だに操作されておらずアクセルが開けられた状態にないと判定した場合には(ステップS9のNO)、当該車両が「走行待機状態」にあるとして内部状態メモリ(STATE)を「STANDBY(走行待機状態)」に設定する(ステップS10)。一方、アクセルが操作されてアクセルが開けられた状態にあると判定した場合には(ステップS9のYES)、内部状態メモリ(STATE)が既に「RUN(走行中)」に設定されているか否かを判定する(ステップS11)。未だ「RUN(走行中)」に設定されていないと判定した場合には(ステップS11のNO)、当該車両が「走行状態」にあるとして内部状態メモリ(STATE)を「RUN(走行中)」に設定し(ステップS12)、これを引数として「報知処理」を実行する(ステップS13)。
【0020】
ステップS14では、メインスイッチがオフ操作されて当該車両が電源オフされたか否かを判定する。電源オフされた場合には(ステップS14のYES)、当該車両が「停止待機状態」にあるとして内部状態メモリ(STATE)を「SHUTDOWN(停止待機状態)」に設定し(ステップS15)、これを引数として「報知処理」を実行してから(ステップS16)、当該「メイン処理」を終了する。一方、電源オフされていない場合には(ステップS14のNO)、上記ステップS8の処理に戻って上記ステップS8〜ステップS14までの処理を繰り返し実行する。
【0021】
次に、上記「メイン処理」から受け渡された引数に基づき、車両の内部状態に応じて楽音の発音制御とライト類の灯火制御とを行うサブルーチンプログラム「報知処理」(図3のステップS5、ステップS7、ステップS13、ステップS16参照)について、図4を用いて説明する。図4は、「報知処理」の一実施例を示すフローチャートである。ただし、この実施例においては、ライトの光量制御を行うループ処理(後述するステップS28〜ステップS30の処理)を1ミリ秒につき1回処理するものとして説明する。
【0022】
まず、ステップS21では、メイン処理から受け渡された引数(内部状態メモリ(STATE)と同じ内容)に基づき、上述した報知態様テーブルから該当する楽音発生時間情報(TONE_T[STATE])及び光量指示情報(LIGHT[STATE])とを読み出す。ステップS22では、現在のライト光量を取得する。すなわち、現時点における各種ライト類毎の点灯状況を調べて、特に点灯中であるライトの光量を取得する。ステップS23では、音源モジュールに対して引数(STATE)に対応する楽音発生指示を与える。すなわち、報知態様テーブルの対応する楽音指示情報に基づいて、該当する波形データなどを読み出し、該読み出した波形データに基づいて発音処理を行うよう音源モジュールに指示する。ステップS24では、光量を制御する時間を指定するための時間パラメータT(単位:ミリ秒)を0にセットする。ステップS25では、報知態様テーブルの対応するフラッシャ制御情報(FLASHER[STATE])が1又は0のいずれに定義されているかを判定する。フラッシャ制御情報(FLASHER[STATE])が1に定義されている場合には(ステップS25のYES)、フラッシャをON(点滅)状態にする(ステップS26)。一方、フラッシャ制御情報(FLASHER[STATE])が0に定義されている場合には(ステップS25のNO)、フラッシャをOFF(消灯)状態にする(ステップS27)。
【0023】
ステップS28では、楽音発生時間情報(TONE_T[STATE])に定義された時間内に光量が光量指示情報(LIGHT[STATE])に定義された光量まで徐々に変化するように各ライト類への供給電力を制御する。ステップS29では、時間パラメータTに1を加算する。ステップS30では、該時間パラメータTが楽音発生時間情報(TONE_T[STATE])に定義された時間以上であるか否かを判定する。時間パラメータTが定義された時間以上でない場合には(ステップS30のNO)、ステップS28の処理に戻って上記ステップS28〜ステップS30までの処理を繰り返し実行する。すなわち、ライト類の光量制御はループ処理により実行され、楽音の発生時間内に、上記ステップS22において取得した現在の光量から光量指示情報(LIGHT[STATE])に定義された光量まで徐々に光量が変化していくようにライト類の灯火制御を行う。例えば、図2に示した報知態様テーブルを利用する場合には、引数(STANDBY)で該報知処理が読み出された場合には消灯状態(電源オン直後であるためライトは消灯されている状態にある)から最大光量(光量指示情報が1.0に定義されている)での点灯状態とするまでにt1ミリ秒かかって徐々に変化するように制御するし、引数(RUN)で該報知処理が読みだされた場合には即座に最大光量での点灯状態とするように制御するし(楽音発生時間情報が1(ミリ秒)に定義されている)、引数(SHUTDOWN)で該報知処理が読み出された場合には現在の点灯状態から消灯状態とするまでにt2ミリ秒かかって徐々に変化するように制御する。ステップS31では、フラッシャ制御情報(FLASHER[STATE])が1又は0のいずれに定義されているか判定する。フラッシャ制御情報(FLASHER[STATE])が1に定義されている場合には(ステップS31のYES)、フラッシャをOFF(消灯)状態にする(ステップS32)。すなわち、当該ステップS32の処理と上記ステップS26の処理とを組み合わせて実行することにより、楽音発生時間内において点滅状態となるようにフラッシャを制御する。さらに、音源モジュールに対して楽音終了指示を与える(ステップS33)。
【0024】
ここで、上述した「メイン処理」の実行に伴う報知態様の具体例について、図5を用いて説明する。図5は、メインスイッチのオン・オフ操作に応じて車両の起動・停止が行われた場合における報知態様の一実施例を説明するための状態遷移図である。この実施例においては上から順に、メインスイッチ、内部状態メモリ、楽音(サウンド)発生、ランプ類の光量、フラッシャの各状態遷移を示した。なお、以下の説明においては図2に示したデータ内容の報知態様テーブルを用いた場合を例に説明する。
【0025】
まず、搭乗者によりメインスイッチが「ON」位置に回動されるなどして電源オン操作されると、制御手段1はセルフチェックを実行すると共に内部状態メモリを起動状態(CHECK)に設定する。セルフチェックが正常終了した場合には、内部状態メモリを起動状態(CHECK)から走行待機状態(STANDBY)に設定し、報知処理を実行する。報知処理では内部状態メモリ(STANDBY)に対応する楽音指示情報に基づきパターン1(PTN1)に相当する楽音データを読み出し、該読み出した楽音データを楽音発生時間(t1)だけ再生するように楽音を発音制御する。また、該楽音発生時間(t1)に同期するようにして、徐々にライト類の光量を光量指示情報に従う光量(ここでは最大光量である1.0)まで上げるように灯火制御する。さらに、フラッシャ制御情報に基づきフラッシャを楽音発生時間(t1)だけ所定周期毎に明滅を繰り返すように点滅制御する。楽音発生時間(t1)が過ぎるとパターン1(PTN1)の楽音を消音、ライト類を最大光量で点灯、フラッシャを消灯するようにそれぞれ制御する。このように、車両が起動状態から走行待機状態へと遷移したことに応じて、所定時間だけ楽曲を発生したり、光量を遷移させながらライト類を点灯したり、フラッシャを点滅させたりすることによって、車両が搭乗者によるアクセル操作に応じて走行しうる「スタンバイ状態(走行待機状態)」に移行したことを搭乗者に対して報知する。こうすると、あたかも「車両が目覚める」ような報知態様で車両の起動を報知することから、搭乗者は車両が起動して走行待機状態になったことを理解しやすい。
【0026】
他方、車両が走行待機状態(STANDBY)にある場合において、搭乗者によりメインスイッチが「OFF」位置に回動されるなどして電源オフ操作されると、制御手段1は内部状態メモリを停止待機状態(SHUTDOWN)に設定し、報知処理を実行する。報知処理では内部状態メモリ(SHUTDOWN)に対応する楽音指示情報に基づきパターン2(PTN2)に相当する楽音データを読み出し、該読み出した楽音データを楽音発生時間(t2)だけ再生するように楽音を発音制御する。また、該楽音発生時間(t2)に同期するようにして、徐々にライト類の光量を光量指示情報に従う光量(ここでは最低光量である0.0)まで下げるように灯火制御する。さらに、フラッシャ制御情報に基づきフラッシャを楽音発生時間(t2)だけ所定周期毎に明滅を繰り返すように点滅制御する。楽音発生時間(t2)が過ぎるとパターン2(PTN2)の楽音を消音、ライト類及びフラッシャを共に消灯するようにそれぞれを制御する。このように、車両が走行待機状態から停止待機状態へと遷移したことに応じて、所定時間だけ楽曲を発生したり、光量を遷移させながらライト類を消灯したり、フラッシャを点滅させたりすることによって、車両が「停止待機状態」に移行したことを搭乗者に対して報知する。こうすると、あたかも「車両が眠る」ような報知態様で車両の停止を報知することから、搭乗者は車両が停止状態になったことを理解しやすい。
【0027】
なお、上述した実施例では図示していないが、車両が「スタンバイ状態(走行待機状態)」にある場合において、搭乗者によるアクセル操作やブレーキ操作あるいは発動機4からの状態信号に応じて、所定の「走行報知音」などの楽音(PTNR)を発生することにより、該車両が走行状態にあることを報知してよいことは言うまでもない。
【0028】
図5に示した実施例ではスタンバイ状態=走行待機状態、つまり搭乗者によるアクセル操作のみで車両を走行状態へと移行する場合を例に説明したが、これとは異なり搭乗者によるアクセル操作に基づき車両を走行状態へと移行するために、予め搭乗者がアクセルとは別の起動スイッチを操作しておかなければならない場合がある。例えばエンジンをスタートするための補助動力であるセルスターターを始動するための始動スイッチ、あるいは誤操作防止のための始動ボタン(電動車両において始動ボタンを押下するまではモータに対して電力供給を行わない)などを予め操作しておく必要がある。こうした場合においては、車両の内部状態として前記「走行待機状態」と異なる「アイドリング状態」を定義することが可能であり、走行待機状態からこうしたアイドリング状態に車両の内部状態が移行した場合においても、楽音の発音制御やライト類の灯火制御やフラッシャの点滅制御などを行うようにしてよい。そこで、こうした「アイドリング状態」を定義した場合の報知態様の具体例について、図6を用いて説明する。図6は、メインスイッチのオン・オフ操作に応じて車両の起動・停止が行われた場合における報知態様の他の実施例を説明するための状態遷移図である。この実施例においては上から順に、メインスイッチ、起動スイッチ、内部状態メモリ、楽音(サウンド)発生、ランプ類の光量、フラッシャの各状態遷移を示した。
【0029】
まず、搭乗者によりメインスイッチが「ON」位置に回動されるなどして電源オン操作されるとセルフチェックが実行され、セルフチェックが正常終了した場合には内部状態メモリを走行待機状態(STANDBY)に設定して報知処理を実行する。報知処理では、パターン1(PTN1)に相当する楽音データを楽音発生時間(t1)だけ再生するように楽音を発音制御する。また、該楽音発生時間(t1)に同期するようにして、徐々にライト類の光量を光量指示情報に従う光量(ここでは0.6程度)まで上げるように灯火制御する。さらに、フラッシャを楽音発生時間(t1)だけ所定周期毎に明滅を繰り返すように点滅制御する。車両が走行待機状態にある場合に搭乗者により起動スイッチがオン操作されると、内部状態メモリをアイドリング状態(IDLE)に設定して報知処理を実行する。報知処理ではパターン3(PTN3)に相当する楽音データを楽音発生時間(t3)だけ再生するように楽音を発音制御する。また、該楽音発生時間(t3)に同期するようにして、徐々にライト類の光量を光量指示情報に従う光量(ここでは最大光量である1.0)まで上げるように灯火制御する。さらに、フラッシャを楽音発生時間(t3)だけ所定周期毎に明滅を繰り返すように点滅制御する。車両が「アイドリング状態」にある場合において、搭乗者によりメインスイッチが「OFF」位置に回動されるなどして電源オフ操作されると、制御手段は内部状態メモリを停止待機状態(SHUTDOWN)に設定して報知処理を実行する。この報知処理は、図5に示した処理と同様の処理を行うことから説明を省略する。このように、車両が走行待機状態からアイドリング状態に移行するような場合においても、楽音の発音制御やライト類の灯火制御やフラッシャの点滅制御などを行うことによって、車両が各状態に移行したことを搭乗者に対して報知する。
【0030】
なお、車両の内部状態に対応して発音させる楽音の発音時間を予め報知態様テーブルに楽音発生時間情報として定義したものを示したが、発音手段5(音源ユニット)から発音指示を行っている楽音の楽音データから発音時間等を取得するようにしてもよい。
なお、実際の楽音の発音時間と制御手段1が計数する楽音の発音時間との間にずれが生じる場合があるが、その場合は上記と同様にして発音手段5から発音状態(発音中・発音終了等)を取得することによって、実際の発音終了時点つまり発音手段5からの発音終了信号を制御手段1が受け取った時点で楽音を強制的に消音したり、ライト類の光量を強制的に指定値(光量指示情報)にする等の制御を行うようにしてもよい。
なお、車両の内部状態に応じて発生させる楽音の音量が徐々に状態遷移するように楽音の発音制御を行うようにしてもよい。また、上述した各実施例においては、車両の内部状態に応じて発生する楽音そのものを変更するようにしたがこれに限らず、同一の楽音データの読み出し周期を変更するようにしてもよい。こうした場合には、各状態に応じて発生する楽音のテンポを異ならせて報知することができるようになる。
【0031】
なお、フラッシャは車両の内部状態に応じて点滅周期や点滅パターンを変えるようにしてもよい。この場合、報知態様テーブルにおけるフラッシャ制御情報をこれらを指定する情報に変えればよい。
なお、ライト類の光量変化は線形的な変化特性でなくてもよく、発音終了時点で指定された光量になるのであればどのような変化特性であってもよい。
なお、上述の実施例においては楽音発生時間内にライト類の光量を変化するようにしたが、反対にライト類の光量を変化する時間を定義しておき、これにあわせて楽音の発生時間を決定し楽音を発生するようにしてもよいことは言うまでもない。こうした場合、報知態様テーブルには制御パラメータとして楽音発生時間の変わりに光量変化時間を定義しておき、該光量変化時間に基づきライト類の灯火制御及び楽音の発音制御を行うようにするとよい。
なお、車両の内部状態としては上記例示した以外のものを含めてもよい。例えば、車両によっては暗証キーを定義しておき、暗証ロックのセット/解除を行うようにしたものがある。こうしたロック設定/解除に併せて同様に同期した楽音及び発光報知を行うようにしてもよい。
【0032】
なお、上述した各実施例においては、実際に走行できる車両を例にして説明したがこれに限らず、実際には走行しない車両であってもよい。例えば、運転シミュレータやゲーム機器に用いられる車両(又は車両の一部)であってもよい。勿論、車両は自動車やバイクなどに限らず、トラクター、飛行機、船、あるいは電車など、どのようなものであってもよいことは言うまでもない。
なお、本発明を車両に組み込まれた装置あるいはソフトウエアプログラムとして説明したが、本発明の構成の一部あるいはすべてを後付けの装置あるいはソフトウエアプログラムとしてもよい。例えば、車両の起動・停止報知制御に関わる制御手段、操作手段、表示手段、発音手段を1組としたものを装置あるいは記憶媒体等として車両に後付けすることにより本発明の構成を実現するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
この発明によれば、車両の起動又は停止報知を行う際に、あたかも「車両が目覚める」又は「車両が眠る」といったような親近感のある搭乗者に分かり易い報知態様で報知を行うようにしたことから、当該車両の起動又は停止に対する搭乗者の注意を促すことの効果を長く持続させることができるようになる、という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る操作報知装置を適用した車両におけるシステム構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】 報知態様テーブルのデータ構造の一実施例を示す概念図である。
【図3】 メイン処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図4】 報知処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図5】 車両の起動・停止が行われた場合における報知態様の一実施例を説明するための状態遷移図である。
【図6】 車両の起動・停止が行われた場合における報知態様の他の実施例を説明するための状態遷移図である。
【符号の説明】
1…制御手段、2…操作手段、3…表示手段、4…発動機、5…発音手段

Claims (3)

  1. 光量を制御して点灯可能な発光手段と、
    少なくとも車両の起動又は停止を指示する操作手段と、
    前記操作手段からの指示に連動して設定され得る車両の複数種の各内部動作状況毎に、楽音指示情報と、光量指示情報と、楽音発生及び光量変化を同期して行う時間を規定した時間情報とを対応付けてそれぞれ記憶する記憶手段と、
    前記操作手段からの指示に連動して設定された前記車両の内部動作状況に応じて、前記記憶手段から前記楽音指示情報、光量指示情報、及び時間情報を読み出す手段と、
    読み出された前記楽音指示情報及び前記時間情報に従い、該楽音指示情報が指示する楽音を該時間情報が規定する時間で発生する発音手段と、
    読み出された前記光量指示情報及び前記時間情報に従い、該時間情報が規定する時間内において徐々に光量が増加又は減少していくよう前記発光手段を灯火制御する制御手段と
    を具え、前記記憶手段に記憶した情報に従い、各内部動作状況毎に独自の時間だけ前記発音手段による楽音発生と前記制御手段による灯火制御を同期して行うことを特徴とする車両における操作報知装置。
  2. 前記制御手段は、前記内部動作状況が走行待機又は走行開始を示す場合は徐々に光量を増加する制御を行い、前記内部動作状況が停止待機を示す場合は徐々に光量を減少する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両における操作報知装置。
  3. 光量を制御して点灯可能な発光手段と、少なくとも車両の起動又は停止を指示する操作手段と、前記操作手段からの指示に連動して設定され得る車両の複数種の各内部動作状況毎に、楽音指示情報と、光量指示情報と、楽音発生及び光量変化を同期して行う時間を規定した時間情報とを対応付けてそれぞれ記憶する記憶手段とを具備する車両において、前記操作手段の操作に連動する前記車両の内部動作状況を報知するために、前記車両が具備するコンピュータに、
    前記操作手段からの指示に連動して設定された前記車両の内部動作状況に応じて、前記記憶手段から前記楽音指示情報、光量指示情報、及び時間情報を読み出す手順と、
    読み出された前記楽音指示情報及び前記時間情報に従い、該楽音指示情報が指示する楽音を該時間情報が規定する時間で発生する手順と、
    読み出された前記光量指示情報及び前記時間情報に従い、該時間情報が規定する時間内において徐々に光量が増加又は減少していくように前記発光手段を灯火制御する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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