JP3240137U - 車両用報知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車室内の子供の存在を簡単な方法で報知する車両用報知装置を提供する。【解決手段】車両用報知装置(10)は、車両の走行装置(21)の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動する。そして、前記スタンバイ状態で緊急スイッチ(10s)のオン信号(Sw)が入力される場合に車両の外部に警報を発する。前記車両用報知装置(10)では、前記緊急スイッチ(10s)は、前記車両のクラクションスイッチ(23s)よりも軽い操作力で前記オン信号(Sw)を出力する。また、車両用報知装置(10)では、前記スタンバイ状態において前記緊急スイッチ(10s)が発光するように構成され得る。【選択図】図1
Description
本開示は、車両用報知装置に関する。
特許文献1には、人や物を車室内に放置していることを速やかに認識できるよう、車内カメラまたは赤外線センサ18a、後部シート33の内部に設けられた感圧センサ18bおよび後部シート33の下に設けられた重量センサ18cのいずれかによって、車室内に子供32が放置されていることを検出することが記載されている。
ところで、このような装置では、車室内の子供の存在が簡単な方法で報知され得るものが望まれている。
本考案に係る車両用報知装置(10)は、車両の走行装置(21)の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動し、前記スタンバイ状態で操作スイッチ(10s)のオン信号(Sw)が入力される場合に前記車両の外部に警報を発する。
車両用報知装置(10)では、前記操作スイッチ(10s)は、前記車両のクラクションスイッチ(23s)よりも軽い操作力で前記オン信号(Sw)を出力する。また、車両用報知装置(10)では、前記スタンバイ状態において前記操作スイッチ(10s)が発光するように構成され得る。
上記構成によれば、車室内の子供の存在が簡単な方法(即ち、操作スイッチ10sの操作)で車外に報知される。加えて、報知装置10の起動は走行装置21の作動終了に連動しているので、報知装置10の起動忘れが防止され、必要な場合に確実に報知を行うことができる。
<報知装置10の実施形態>
図1の概略図を参照して、車両用報知装置10の実施形態について説明する。報知装置10は、車両(例えば、バス)の車室内に備えられる。
図1の概略図を参照して、車両用報知装置10の実施形態について説明する。報知装置10は、車両(例えば、バス)の車室内に備えられる。
報知装置10を備える車両には、該車両を走行するための走行装置21が備えられる。走行装置21によって発生される駆動力によって、車両は走行すること(車速を一定に保つこと、又は、加速すること)ができる。走行装置21は、パワースイッチ21s、制御ユニット21c、及び、原動機21aにて構成される。
パワースイッチ21sは、運転者によって操作される。パワースイッチ21sは、「イグニッションスイッチ」とも称呼される。パワースイッチ21sがオンされることで、走行装置21が起動され、その作動が継続される。
パワースイッチ21sがオンされると、その信号(「パワー信号」又は「イグニッション信号」という)は制御ユニット21cに入力される。これにより、制御ユニット21cが作動状態にされる。制御ユニット21cは、走行装置21を駆動するためのコントローラ(電子制御ユニット)である。制御ユニット21cには、車両に搭載されたバッテリ20から電力が供給される。従って、走行装置21の作動状態は、バッテリ20から走行装置21に電力が供給されている状態(即ち、電源が入った状態)である。作動状態では、制御ユニット21cによって、原動機21aが制御される。
原動機21aは、エネルギを機械的な仕事に変換する機械の総称であり、車両の車輪に駆動力を発生させる動力源である。例えば、原動機21aは、内燃機関(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等)、或いは、電動機(電気モータ)である。また、原動機21aは内燃機関と電動機との組み合わせ(即ち、ハイブリッド型)であってもよい。パワースイッチ21sがオン状態であり、走行装置21が作動中である場合には、車両のアクセルペダルの操作量に応じて、原動機21aの出力(結果、車輪の駆動力)が調整される。具体的には、アクセルペダルの操作量が大きいほど、原動機21aの出力が大きくされる。また、該操作量が「0(ゼロ)」である場合には、原動機21aの出力は「0(ゼロ)」にされる。
走行装置21が作動状態である場合には、インストルメントパネル(「計器盤」ともいう)の表示(例えば、スピードメータ)は点灯される。パワースイッチ21sがオフ状態にされると、走行装置21の作動は停止(終了)される。これにより、バッテリ20から走行装置21への電力供給は行われなくなる(即ち、電源が切られた状態)。これにより、走行装置21は非作動状態(停止状態)になる。同時に、インストルメントパネルの表示は消灯される。
車両には、照明装置22が備えられる。例えば、照明装置22として、ハザードランプ(非常停止灯」ともいう)、ヘッドランプ、ストップランプ、及び、テールランプのうちの少なくとも1つが用いられる。通常、照明装置22は、照明スイッチ22s(例えば、ハザードスイッチ)がオン状態にされることで作動する。加えて、照明装置22は、報知装置10(後述)によって、照明スイッチ22sの操作とは独立して、車外に向けて光によって報知を行うように作動される。照明装置22には、バッテリ20から電力が供給される。
車両には、報知音装置23が備えられる。例えば、報知音装置23として、クラクション(「ホーン」ともいう)が用いられる。通常、クラクションは、クラクション用スイッチ23s(「クラクションスイッチ」ともいう)がオンにされることで作動し、警報音が発せられる。加えて、報知音装置23は、報知装置10(後述)によって、クラクションスイッチ23sの操作とは独立して、車外に向けて音によって報知を行うように作動される。報知音装置23には、バッテリ20から電力が供給される。
車両の車室内には、車室内に取り残された子供が助けを求めることができるように、報知装置10が備えられる。報知装置10は、緊急スイッチ10s、及び、実行ユニット10cにて構成される。
緊急スイッチ10sには、例えば、押しボタン型のスイッチが採用される。緊急スイッチ10sには、押圧部10pが設けられ、該押圧部10pが押されることにより、緊急スイッチ10sからのオン信号Sw(「操作信号」ともいう)が出力される。つまり、操作信号Swは、緊急スイッチ10sのオン/オフ状態を表す信号である。換言すれば、緊急スイッチ10sから操作信号Swが出力される場合には、緊急スイッチ10sはオン状態であり、操作信号Swが出力されない場合には、緊急スイッチ10sはオフ状態である。
緊急スイッチ10sでは、子供(例えば、幼児)が容易に操作できるよう、その操作に必要な力(即ち、押圧部10pを押す力であり、操作力)は、クラクションスイッチ23sに必要な操作力よりも小さく設定される。緊急スイッチ10s、クラクションスイッチ23s等に用いられる押しボタン型スイッチでは、その押圧部に弾性体(例えば、ばね)が設けられている。そして、弾性体に対抗する操作力が付与されることで、スイッチはオン状態にされる。従って、緊急スイッチ10sに採用される弾性体のばね定数は、クラクションスイッチ23sの弾性体のばね定数よりも小さくされている。緊急スイッチ10sは、車両の乗降口のドア(出入口)の近傍、つかまり棒(ポール)等に設置される。緊急スイッチ10sは、例えば、3歳児でも容易に操作できるよう、車室の床面30から70~80cm程度の高さに設けられる(即ち、「取り付け高さHt=70~80cm」)。
実行ユニット10cには、制御ユニット21cから作動信号Spが入力される。作動信号Spは、走行装置21の作動/停止の状態(例えば、パワースイッチ21sのオン/オフ状態)を表す信号である。実行ユニット10cは、作動信号Spに基づいて、走行装置21が作動していない場合(例えば、パワースイッチ21sがオフ状態である場合)に、スタンバイ状態にされる。「スタンバイ状態」は、報知装置10は作動しているが、警報を発していない状態である。なお、走行装置21が作動している場合(例えば、パワースイッチ21sがオン状態である場合)には、実行ユニット10cは作動しない(即ち、作動停止状態である)。
つまり、報知装置10は、走行装置21の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動される。また、走行装置21の作動開始に連動してスタンバイ状態が解消される。換言すれば、走行装置21が作動中から非作動に遷移する時点(例えば、パワースイッチ21sがオン状態からオフ状態に切り替えられる時点)にて、走行装置21の作動終了をトリガとして報知装置10は起動される。これに対して、走行装置21が非作動から作動に遷移する時点(例えば、パワースイッチ21sがオフ状態からオン状態に切り替えられる時点)にて、走行装置21の作動開始をトリガとして報知装置10の作動は停止(終了)される。
緊急スイッチ10sからの操作信号Sw(即ち、緊急スイッチ10sのオン信号)は、実行ユニット10cに入力される。実行ユニット10cでは、操作信号Swに基づいて、スタンバイ状態で、且つ、緊急スイッチ10sがオン状態である場合に、照明装置22、及び、報知音装置23のうちの少なくとも1つを介して、車両の外部に対する報知が行われる。具体的には、報知(警報)は、照明装置22(ハザードランプ、ヘッドランプ、テールランプ、及び、ストップランプのうちの少なくとも1つ)が点滅され、光によって行われる。また、報知(警報)は、報知音装置23(クラクション)が数秒から数十秒の間隔で断続的に鳴動され、音によって行われる。ここで、報知(警報)は、所定の期間に亘って継続される。なお、報知装置10がスタンバイ状態ではない場合(即ち、作動停止中)には、緊急スイッチ10sがオン状態であっても報知は実行されない。また、緊急スイッチ10sがオフ状態である場合には、当然、報知は行われない。つまり、報知装置10がスタンバイ状態ではない場合、又は、緊急スイッチ10sがオフ状態である場合には、報知は行われない。
車両(例えば、バス)の車室内には、報知装置10が設けられる。報知装置10の緊急スイッチ10sでは、その操作に必要な操作力は、クラクションスイッチ23sの操作力よりも軽減されている。このため、緊急スイッチ10sは、幼児であっても、容易に操作することができる。また、緊急スイッチ10sの取り付け高さHtは、幼児に適応するよう、70~80cm程度に設定される。万一、幼児が車室内に取り残されても、報知装置10を介して、車両外に助けを求めることができる。
車両の車室内に設けられる報知装置10は、走行装置21の作動停止に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動される。つまり、報知装置10では、走行装置21が作動されておらず、且つ、緊急スイッチ10sからオン信号が出力される場合に、報知が行われる。走行装置21が作動されている場合には、運転者等の乗員は車室内にいる。このため、報知が必要になるのは、走行装置21の作動停止時(非作動時)であって、車室内に子供が取り残された可能性がある場合である。
走行装置21の作動が終了(停止)されると同時に(又は、直後に)、停止中の報知装置10は自動的にスタンバイ状態にされる。つまり、報知装置10の作動開始(起動)が、走行装置21の作動終了に連動して行われるので、スイッチ等を操作して、報知装置10を、わざわざ起動させる必要がない。このため、報知装置10の起動し忘れを防止することができる。即ち、走行装置21の作動停止に応じて報知装置10は確実にスタンバイ状態にされるため、緊急スイッチ10sのオン信号による車両外へ警報が確実に発せられる。
更に、走行装置21の作動中は、報知装置10の作動は停止される。このため、車両の走行中に、子供のイタズラで緊急スイッチ10sが操作されても報知は行われない。
<報知装置10の詳細>
図2の概略図を参照して、報知装置10の詳細について説明する。報知装置10は、走行装置21の非作動時に自動的にスタンバイ状態(緊急スイッチ10sの操作に応じて警報可能な状態)に起動される。また、走行装置21の作動時にはスタンバイ状態が自動的に解除され、報知装置10の作動は停止される。報知装置10の作動停止状態では、報知装置10に電力供給が行われず、緊急スイッチ10sが操作されても報知は行われない。
図2の概略図を参照して、報知装置10の詳細について説明する。報知装置10は、走行装置21の非作動時に自動的にスタンバイ状態(緊急スイッチ10sの操作に応じて警報可能な状態)に起動される。また、走行装置21の作動時にはスタンバイ状態が自動的に解除され、報知装置10の作動は停止される。報知装置10の作動停止状態では、報知装置10に電力供給が行われず、緊急スイッチ10sが操作されても報知は行われない。
上述するように、報知装置10は、緊急スイッチ10s、及び、実行ユニット10cにて構成される。そして、実行ユニット10cは、CPU11、受信回路12、信号検出・LED駆動回路13、電源回路14、駆動回路15、及び、通信回路16にて構成される。
CPU(中央処理装置)11は、「マイクロプロセッサ」とも称呼され、報知装置10に係る処理を実行する。CPU11には、報知装置10の各種のシーケンス処理がプログラムされている。
受信回路12によって、走行装置21(パワースイッチ21s、又は、制御ユニット21c)から、作動信号Spが受信される。例えば、作動信号Spは制御フラグであり、「0」にて非作動(停止)が、「1」にて作動が、夫々表示される。作動信号Spは、CPU11に入力される。CPU11では、作動信号Spによって、走行装置21が作動状態であるか、停止状態であるか、が識別される。走行装置21が作動状態である場合にはCPU11の作動は停止され、走行装置21が停止状態である場合にはCPU11の処理は実行される(即ち、スタンバイ状態にされている)。
信号検出・LED駆動回路13によって、緊急スイッチ10sからの操作信号Sw(オン信号)が受信される。操作信号Swは、CPU11に入力される。また、報知装置10の作動中(即ち、スタンバイ状態)には、信号検出・LED駆動回路13によって、緊急スイッチ10s内のLEDが点灯される。詳細には、緊急スイッチ10sの押圧部10pの内部、又は、押圧部10pの周辺部には、照明用のLEDが設けられる。報知装置10がスタンバイ状態にされると、信号検出・LED駆動回路13によって、LEDに電力が供給され、緊急スイッチ10sが発光する。スタンバイ状態では、緊急スイッチ10sの発光によって、それが認識され易くなる。
電源回路14によって、バッテリ20からCPU11、及び、各種回路(12、13等)に電力供給が行われる。走行装置21の作動中には、電源回路14の作動は停止されているため、報知装置10の作動は停止される。走行装置21の作動が停止されると、これに連動して、電源回路14による電力供給が開始され、報知装置10がスタンバイ状態に起動される。
駆動回路15によって、CPU11の処理に基づいて、スタンバイ状態にて作動している状況で、緊急スイッチ10sのオン信号Swが受信される場合には、照明装置22、及び、報知音装置23のうちの少なくとも1つが作動される。加えて、照明装置22にて、車室内の照明が点灯されてもよい。更に、ドアロック装置24にて、車両のドアロックが開錠されてもよい。これにより、車室内に取り残された子供の救出が容易に行われ得る。
通信回路16によって、報知装置10による報知が行われたことが、無線通信を介して、スマートフォン等の情報機器に伝達される。
<報知装置10等の動作>
図3の時系列線図(時間に対する状態の遷移図)を参照して、車両用報知装置10等の作動/非作動の動作について説明する。
図3の時系列線図(時間に対する状態の遷移図)を参照して、車両用報知装置10等の作動/非作動の動作について説明する。
時点t0よりも前は、パワースイッチ21sはオフされ、走行装置21は停止されている。また、時点t0以前は、緊急スイッチ10sはオフ状態であり、報知装置10はスタンバイ状態で作動している。
時点t0にて、パワースイッチ21sがオン状態にされる。制御ユニット21cでは、パワースイッチ21sのオン信号に基づいて、走行装置21が起動される(即ち、走行装置21に給電が開始される)。走行装置21の作動(起動)に連動して、報知装置10のスタンバイ状態は解除され、その作動は停止される。報知装置10の作動停止中は、緊急スイッチ10sがオンされても、報知は行われない。
時点t1にて、パワースイッチ21sがオフ状態にされ、走行装置21の作動が停止(終了)される。走行装置21の作動終了に連動して、停止中の報知装置10が起動され、スタンバイ状態(報知可能な待ち受け状態)にされる。スタンバイ状態では、電源回路14によって、バッテリ20から報知装置10に給電が行われる。
時点t2にて、緊急スイッチ10sがオン状態にされる。実行ユニット10cでは、緊急スイッチ10sのオン信号Swの入力に基づいて駆動回路15が作動される(即ち、報知作動が実行される)。これにより、照明装置22、及び、報知音装置23のうちの少なくとも1つによって車両外部に対して警報が発せられる。
<実施形態の変形例>
以下、実施形態の変形例に説明する。
上述する実施形態では、報知装置10は、走行装置21等が利用するバッテリ20から電力が供給された。これに代えて、報知装置10は、バッテリ20とは別の電源(バッテリ)を備えていてもよい。
以下、実施形態の変形例に説明する。
上述する実施形態では、報知装置10は、走行装置21等が利用するバッテリ20から電力が供給された。これに代えて、報知装置10は、バッテリ20とは別の電源(バッテリ)を備えていてもよい。
上述する実施形態では、既存の照明装置22、警報音装置23を利用して報知が行われた。これに代えて、報知装置10が報知手段を備えていてもよい。
<実施形態のまとめ>
以下、実施形態についてまとめる。車両用報知装置10は、バス等の大型車両に適用される。報知装置10は、緊急スイッチ10s、及び、実行ユニット10cにて構成される。報知装置10(特に、実行ユニット10c)は、走行装置21の作動の停止に連動して、報知を実行可能なスタンバイ状態にされる。つまり、報知装置10は、走行装置21の作動終了をトリガとして、停止状態からスタンバイ状態に起動される。そして、報知装置10は、スタンバイ状態において、緊急スイッチ10sからのオン信号Swが入力される場合に、光、音等によって車両外部への警報を実行する。
以下、実施形態についてまとめる。車両用報知装置10は、バス等の大型車両に適用される。報知装置10は、緊急スイッチ10s、及び、実行ユニット10cにて構成される。報知装置10(特に、実行ユニット10c)は、走行装置21の作動の停止に連動して、報知を実行可能なスタンバイ状態にされる。つまり、報知装置10は、走行装置21の作動終了をトリガとして、停止状態からスタンバイ状態に起動される。そして、報知装置10は、スタンバイ状態において、緊急スイッチ10sからのオン信号Swが入力される場合に、光、音等によって車両外部への警報を実行する。
報知装置10は、緊急スイッチ10sの操作によって警報を行う構成であるため、簡単な方法で報知を実現することができる。加えて、報知装置10の起動(作動開始)は、走行装置21に連動しているので、報知装置10を起動し忘れることが防止される。即ち、報知装置10では、警報が必要な場合には、それが簡単な方法で確実に実行され得る。
更に、走行装置21の作動開始に連動して、報知装置10の作動は停止(終了)される。これにより、車両が走行している場合に、緊急スイッチ10sが操作されても報知は行われない。つまり、イタズラ等による車両走行中の報知が未然に防止される。
報知装置10では、緊急スイッチ10sは、クラクションスイッチ23sよりも軽い操作力で、オン信号Swを出力できるように、その操作力が設定されている。これにより、幼児であっても容易に緊急スイッチ10sをオン状態にすることができる。
報知装置10では、報知装置10がスタンバイ状態になると、緊急スイッチ10sから光を発するように構成されている。例えば、緊急スイッチ10sの発光は、LED等によって行われる。これにより、車室内が暗くても緊急スイッチ10sが容易に視認され得る。
10…報知装置、10s…緊急スイッチ(例えば、押しボタン型スイッチ)、10c…実行ユニット、20…バッテリ(蓄電池)、21…走行装置、21s…パワースイッチ(イグニッションスイッチ)、21c…制御ユニット、21a…原動機(内燃機関、電動機)、22…照明装置(ハザードランプ等)、23…報知音装置(クラクション等)、23s…クラクションスイッチ、Sw…操作信号(10sのオン信号)、Sp…作動信号(21の作動/非作動を表す信号)。
Claims (3)
- 車両の走行装置の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動し、前記スタンバイ状態で操作スイッチのオン信号が入力される場合に前記車両の外部に警報を発する、車両用報知装置。
- 前記操作スイッチは、前記車両のクラクションスイッチよりも軽い操作力で前記オン信号を出力する、請求項1に記載の車両用報知装置。
- 前記スタンバイ状態において前記操作スイッチが発光する、請求項1又は請求項2に記載の車両用報知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003356U JP3240137U (ja) | 2022-09-21 | 2022-09-21 | 車両用報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003356U JP3240137U (ja) | 2022-09-21 | 2022-09-21 | 車両用報知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3240137U true JP3240137U (ja) | 2022-12-09 |
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ID=84321827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022003356U Active JP3240137U (ja) | 2022-09-21 | 2022-09-21 | 車両用報知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3240137U (ja) |
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2022
- 2022-09-21 JP JP2022003356U patent/JP3240137U/ja active Active
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