JP3240060U - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内から容易に脱出できるようにする、或いは、車室内の温度上昇を抑制する車両用制御装置を提供する。【解決手段】制御装置(50)は、車両の走行装置(21)の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動する。制御装置(50)は、前記スタンバイ状態で緊急スイッチ(50s)のオン信号が入力される場合に前記車両のドアを自動で開ける。また、制御装置(50)は、前記スタンバイ状態で緊急スイッチ(50s)のオン信号が入力される場合に前記車両の窓を自動で開ける。或いは、制御装置(50)は、前記スタンバイ状態で緊急スイッチ(50s)のオン信号が入力される場合に前記車両の車室内に自動で送風する。【選択図】図1

Description

本開示は、車両用制御装置に関する。
特許文献1には、人や物を車室内に放置していることを速やかに認識できるよう、車内カメラまたは赤外線センサ18a、後部シート33の内部に設けられた感圧センサ18bおよび後部シート33の下に設けられた重量センサ18cのいずれかによって、車室内に子供32が放置されていることを検出することが記載されている。
特開2006-159939号公報
ところで、このような装置では、車室内から容易に脱出できるものが望まれている。或いは、車室内の温度上昇が抑制できるものが望まれている。
本考案に係る車両用制御装置(50)は、車両の走行装置(21)の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動する。そして、前記スタンバイ状態で緊急スイッチ(50s)のオン信号(Sw)が入力される場合に前記車両のドアを自動で開ける。
上記構成によれば、緊急スイッチ50sの操作によって自動的にドアが開放されるので、子供であっても容易に車室外に脱出することができる。加えて、制御装置50の起動は走行装置21の作動終了に連動しているので、制御装置50の起動忘れが防止され、必要な場合に確実に緊急作動を行うことができる。
本考案に係る車両用制御装置(50)は、車両の走行装置(21)の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動する。そして、前記スタンバイ状態で緊急スイッチ(50s)のオン信号(Sw)が入力される場合に前記車両の窓を自動で開ける。或いは、前記スタンバイ状態で緊急スイッチ(50s)のオン信号が入力される場合に前記車両の車室内に自動で送風する。
上記構成によれば、車室内の温度上昇が抑制される。加えて、制御装置50の起動は走行装置21の作動終了に連動しているので、制御装置50の起動忘れが防止され、必要な場合に確実に緊急作動を行うことができる。
車両用制御装置50の実施形態を説明するための概略図である。 制御装置50の詳細を説明するための概略図である。 制御装置50等の動作を説明するための時系列線図である。
<制御装置50の実施形態>
図1の概略図を参照して、車両用制御装置50の実施形態について説明する。制御装置50は、車両(例えば、バス)の車室内に備えられる。
制御装置50を備える車両には、該車両を走行するための走行装置21が備えられる。走行装置21によって発生される駆動力によって、車両は走行すること(車速を一定に保つこと、又は、加速すること)ができる。走行装置21は、パワースイッチ21s、制御ユニット21c、及び、原動機21aにて構成される。
パワースイッチ21sは、運転者によって操作される。パワースイッチ21sは、「イグニッションスイッチ」とも称呼される。パワースイッチ21sがオンされることで、走行装置21が起動され、その作動が継続される。
パワースイッチ21sがオンされると、その信号(「パワー信号」又は「イグニッション信号」という)は制御ユニット21cに入力される。これにより、制御ユニット21cが作動状態にされる。制御ユニット21cは、走行装置21を駆動するためのコントローラ(電子制御ユニット)である。制御ユニット21cには、車両に搭載されたバッテリ20から電力が供給される。つまり、走行装置21の作動状態は、バッテリ20から走行装置21に電力が供給されている状態(即ち、電源が入った状態)である。作動状態では、制御ユニット21cによって、原動機21aが制御される。
原動機21aは、エネルギを機械的な仕事に変換する機械の総称であり、車両の車輪に駆動力を発生させる動力源である。例えば、原動機21aは、内燃機関(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等)、或いは、電動機(電気モータ)である。また、原動機21aは内燃機関と電動機との組み合わせ(即ち、ハイブリッド型)であってもよい。パワースイッチ21sがオン状態であり、走行装置21が作動中である場合には、車両のアクセルペダルの操作量に応じて、原動機21aの出力(結果、車輪の駆動力)が調整される。具体的には、アクセルペダルの操作量が大きいほど、原動機21aの出力が大きくされる。また、該操作量が「0(ゼロ)」である場合には、原動機21aの出力は「0(ゼロ)」にされる。
走行装置21が作動状態である場合には、インストルメントパネル(「計器盤」ともいう)の表示(例えば、スピードメータ)は点灯されている。パワースイッチ21sがオフ状態にされると、走行装置21の作動は停止(終了)される。これにより、バッテリ20から走行装置21への電力供給は行われなくなる(即ち、電源が切られた状態)。これにより、走行装置21は非作動状態(停止状態)になる。同時に、インストルメントパネルの表示は消灯される。
車両には、ドア開閉装置31が備えられる。ドア開閉装置31は、「パワードア」とも称呼される。例えば、ドア開閉装置31では、乗降口のドアの開閉が、電気モータによって行われる。具体的には、ドア近傍の車室内にドアスイッチ(非図示)が設けられる。そして、該ドアスイッチの操作に応じてドアが電動で開閉される。ドア開閉装置31には、バッテリ20から電力が供給される。
車両には、窓開閉装置32が備えられる。窓開閉装置32は、「パワーウィンドウ」とも称呼される。例えば、窓開閉装置32では、窓(ウィンドウ)の開閉が、電気モータによって行われる。具体的には、窓近傍の車室内にウィンドウスイッチ(非図示)が設けられる。そして、該ウィンドウスイッチの操作に応じて窓が電動で開閉される。窓開閉装置32には、バッテリ20から電力が供給される。
車両には、送風装置33が備えられる。送風装置33では、電気モータによって駆動される送風機(ファン)で、車室内に送風が行われる。具体的には、インストルメントパネルにファンスイッチ(非図示)が設けられる。そして、該ファンスイッチの操作に応じて、送風が行われる。送風装置33には、バッテリ20から電力が供給される。
車両の車室内には、車室内に取り残された子供が、車両から容易に脱出することができるように、制御装置50が備えられる。また、制御装置50によって、車室内の温度上昇が抑制される。制御装置50は、緊急スイッチ50s、及び、実行ユニット50cにて構成される。
緊急スイッチ50sとして、例えば、押しボタン型のスイッチが採用される。緊急スイッチ50sには、押圧部50pが設けられ、該押圧部50pが押されることにより、緊急スイッチ50sからオン信号Sw(「操作信号」ともいう)が出力される。つまり、操作信号Swは、緊急スイッチ50sのオン/オフ状態を表す信号である。換言すれば、緊急スイッチ50sから操作信号Swが出力される場合には、緊急スイッチ50sはオン状態であり、操作信号Swが出力されない場合には、緊急スイッチ50sはオフ状態である。
緊急スイッチ50sでは、子供(例えば、幼児)が容易に操作できるよう、その操作に必要な力(即ち、押圧部50pを押す力であり、操作力)が小さく設定される。例えば、緊急スイッチ50sの操作力は、クラクション用のスイッチに必要な操作力よりも小さく設定される。緊急スイッチ50sは、車両の乗降口のドア(出入口)の近傍、つかまり棒(ポール)等に設置される。緊急スイッチ50sは、例えば、3歳児でも容易に操作できるよう、車室の床面30から70~80cm程度の高さHtに設けられる(即ち、「取り付け高さHt=70~80cm」)。
実行ユニット50cには、制御ユニット21cから作動信号Spが入力される。作動信号Spは、走行装置21の作動/停止の状態(例えば、パワースイッチ21sのオン/オフ状態)を表す信号である。実行ユニット50cは、作動信号Spに基づいて、走行装置21が作動していない場合(例えば、パワースイッチ21sがオフ状態である場合)にスタンバイ状態にされる。「スタンバイ状態」は、制御装置50は作動しているが、緊急作動(後述)が実行されていない状態である。なお、走行装置21が作動している場合(例えば、パワースイッチ21sがオン状態である場合)には、実行ユニット50cは作動しない(即ち、作動停止状態である)。
つまり、制御装置50は、走行装置21の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動される。また、走行装置21の作動開始に連動してスタンバイ状態が解消される。換言すれば、走行装置21が作動中から非作動に遷移する時点(例えば、パワースイッチ21sがオン状態からオフ状態に切り替えられる時点)にて、走行装置21の作動終了をトリガとして制御装置50は起動される。これに対して、走行装置21が非作動から作動に遷移する時点(例えば、パワースイッチ21sがオフ状態からオン状態に切り替えられる時点)にて、走行装置21の作動開始をトリガとして制御装置50の作動は停止(終了)される。
緊急スイッチ50sからの操作信号Sw(即ち、緊急スイッチ50sのオン信号)は、実行ユニット50cに入力される。実行ユニット50cでは、操作信号Swに基づいて、スタンバイ状態で、且つ、緊急スイッチ50sがオン状態である場合に、ドア開閉装置31、窓開閉装置32、及び、送風装置33のうちの少なくとも1つが作動される。実行ユニット50cによって、上記の装置31、32、33のうちの少なくとも1つが作動されることが「緊急作動」と称呼される。緊急作動は、通常のスイッチ(上記のドアスイッチ、ウィンドウスイッチ、ファンスイッチ等)が操作に応じた作動ではなく、緊急スイッチ50s(押しボタン型スイッチ)の操作に基づいて実行される。なお、制御装置50がスタンバイ状態ではない場合(即ち、作動停止中)には、緊急スイッチ50sがオン状態であっても緊急作動は実行されない。また、緊急スイッチ50sがオフ状態である場合には、当然、緊急作動は実行されない。つまり、制御装置50がスタンバイ状態ではない場合、又は、緊急スイッチ50sがオフ状態である場合には、緊急作動は行われない。
緊急作動として、ドア開閉装置31が作動される場合には、乗降口のドアが、ドアスイッチによることなく、自動で開けられる。これにより、車室内の子供は容易に車室外に出ることができる。
緊急作動として、窓開閉装置32が作動される場合には、窓が、ウィンドウスイッチによることなく、自動で開放される。ここで、窓は、全開にされるのではなく、部分的に開放されるとよい。例えば、幼児が窓から転落しないように、窓は予め設定された所定量だけ開けられる。また、緊急作動として、送風装置33が作動される場合には、送風が、ファンスイッチによることなく、自動で行われる。更に、送風に併せて、空調装置(「エア・コンディショナ」ともいう)が作動され、冷却された風が送られるとよい。これにより、車室温度が高くなることが抑制される。
車両の車室内に設けられる制御装置50は、走行装置21の作動停止に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動される。つまり、制御装置50では、走行装置21が作動されておらず、且つ、緊急スイッチ50sからオン信号が出力される場合に、上記装置31、32、33の作動(即ち、緊急作動)が行われる。走行装置21が作動されている場合には、運転者等の乗員は車室内にいる。このため、緊急作動が必要になるのは、走行装置21の作動停止時(非作動時)であって、車室内に子供が取り残された可能性がある場合である。
走行装置21の作動が終了(停止)されると同時に(又は、直後に)、停止中の制御装置50は自動的にスタンバイ状態にされる。つまり、制御装置50の作動開始(起動)が、走行装置21の作動終了に連動して行われるので、スイッチ等を操作して、制御装置50を、わざわざ起動させる必要がない。このため、制御装置50の起動し忘れを防止することができる。即ち、走行装置21の作動停止に応じて制御装置50は確実にスタンバイ状態にされるため、緊急スイッチ50sのオン信号による緊急作動(上記装置31、32、33の作動)が確実に行われ得る。
更に、走行装置21の作動中は、制御装置50の作動は停止される。このため、車両の走行中に、子供のイタズラで緊急スイッチ50sが操作されても緊急作動は行われない。
<制御装置50の詳細>
図2の概略図を参照して、制御装置50の詳細について説明する。制御装置50は、走行装置21の非作動時に自動的にスタンバイ状態(緊急スイッチ50sの操作に応じて緊急作動可能な状態)に起動される。また、走行装置21の作動時にはスタンバイ状態が自動的に解除され、制御装置50の作動は停止される。制御装置50の作動停止状態では、制御装置50に電力供給が行われず、緊急スイッチ50sが操作されても緊急作動は行われない。
上述するように、制御装置50は、緊急スイッチ50s、及び、実行ユニット50cにて構成される。そして、実行ユニット50cは、CPU51、受信回路52、信号検出・LED駆動回路53、電源回路54、駆動回路55、及び、通信回路56にて構成される。
CPU(中央処理装置)51は、「マイクロプロセッサ」とも称呼され、制御装置50に係る処理を実行する。CPU51には、制御装置50の各種のシーケンス処理がプログラムされている。
受信回路52によって、走行装置21(パワースイッチ21s、又は、制御ユニット21c)から、作動信号Spが受信される。例えば、作動信号Spは制御フラグであり、「0」にて非作動(停止)が、「1」にて作動が、夫々表示される。作動信号Spは、CPU51に入力される。CPU51では、作動信号Spによって、走行装置21が作動状態であるか、停止状態であるか、が識別される。走行装置21が作動状態である場合にはCPU51の作動は停止され、走行装置21が停止状態である場合にはCPU51の処理は実行される(即ち、スタンバイ状態にされている)。
信号検出・LED駆動回路53によって、緊急スイッチ50sからの操作信号Sw(オン信号)が受信される。操作信号Swは、CPU51に入力される。また、制御装置50の作動中(即ち、スタンバイ状態)には、信号検出・LED駆動回路53によって、緊急スイッチ50s内のLEDが点灯される。詳細には、緊急スイッチ50sの押圧部50pの内部、又は、押圧部50pの周辺部には、照明用のLEDが設けられる。制御装置50がスタンバイ状態にされると、信号検出・LED駆動回路53によって、LEDに電力が供給され、緊急スイッチ50sが発光する。スタンバイ状態では、緊急スイッチ50sの発光によって、それが認識され易くなる。
電源回路54によって、バッテリ20からCPU51、及び、各種回路(52、53等)に電力供給が行われる。走行装置21の作動中には、電源回路54の作動は停止されているため、制御装置50の作動は停止される。走行装置21の作動が停止されると、これに連動して、電源回路54による電力供給が開始され、制御装置50がスタンバイ状態に起動される。
駆動回路55によって、CPU51の処理に基づいて、スタンバイ状態にて作動している状況で、緊急スイッチ50sのオン信号Swが受信される場合には、ドア開閉装置31が緊急作動される。これにより、車室内に取り残された子供は、直ちに車室外に退出することができる。また、スタンバイ状態でオン信号Swが受信される場合には、窓開閉装置32、及び、送風装置33のうちの少なくとも1つが緊急作動される。これにより、車室内の温度上昇が抑制(緩和)される。
通信回路56によって、制御装置50による緊急作動が行われたことが、無線通信を介して、スマートフォン等の情報機器に伝達される。
<制御装置50等の動作>
図3の時系列線図(時間に対する状態の遷移図)を参照して、車両用制御装置50等の作動/非作動の動作について説明する。
時点t0よりも前は、パワースイッチ21sはオフされ、走行装置21は停止されている。また、時点t0以前は、緊急スイッチ50sはオフ状態であり、制御装置50はスタンバイ状態で作動している。
時点t0にて、パワースイッチ21sがオン状態にされる。制御ユニット21cでは、パワースイッチ21sのオン信号に基づいて、走行装置21が起動される(即ち、走行装置21に給電が開始される)。走行装置21の作動(起動)に連動して、制御装置50のスタンバイ状態は解除され、その作動は停止される。制御装置50の作動停止中は、緊急スイッチ50sがオンされても、緊急作動(装置31、32、33の作動)は行われない。
時点t1にて、パワースイッチ21sがオフ状態にされ、走行装置21の作動が停止(終了)される。走行装置21の作動終了に連動して、停止中の制御装置50が起動され、スタンバイ状態(緊急作動が実行可能な待ち受け状態)にされる。スタンバイ状態では、電源回路14によって、バッテリ20から制御装置50に給電が行われる。
時点t2にて、緊急スイッチ50sがオン状態にされる。実行ユニット50cでは、緊急スイッチ50sのオン信号Swの入力に基づいて、駆動回路55が作動される。これにより、ドア開閉装置31、窓開閉装置32、及び、送風装置33のうちの少なくとも1つが作動される(即ち、緊急作動が実行される)。
<実施形態の変形例>
以下、実施形態の変形例に説明する。
上述する実施形態では、制御装置50は、走行装置21等が利用するバッテリ20から電力が供給された。これに代えて、制御装置50は、バッテリ20とは別の電源(バッテリ)を備えていてもよい。
上記の緊急作動が実行される場合には、ハザードランプ等で光によって、車両外部への報知が行われる。また、緊急作動が実行される場合には、クラクション等で音によって、車両外部に対する報知が行われてもよい。
<実施形態のまとめ>
以下、実施形態についてまとめる。車両用制御装置50は、バス等の大型車両に適用される。制御装置50は、緊急スイッチ50s、及び、実行ユニット50cにて構成される。制御装置50(特に、実行ユニット50c)は、走行装置21の作動の停止に連動して、緊急作動を実行可能なスタンバイ状態にされる。つまり、制御装置50は、走行装置21の作動終了をトリガとして、停止状態からスタンバイ状態に起動される。
制御装置50では、実行ユニット50cは、スタンバイ状態において、緊急スイッチ50sからオン信号が送信された場合に、ドアスイッチの操作とは独立して、車両のドアを自動で開放する。これにより、車室内に取り残された子供は、容易に車室外に脱出することができる。加えて、制御装置50の起動(作動開始)は、走行装置21に連動しているので、制御装置50を起動し忘れることが防止される。即ち、制御装置50では、緊急作動が必要な場合には、それが確実に実行され得る。
更に、走行装置21の作動開始に連動して、制御装置50の作動は停止(終了)される。これにより、車両が走行している場合に、緊急スイッチ50sが操作されても緊急作動は実行されない。つまり、イタズラ等による車両走行中の緊急作動が未然に防止される。
制御装置50では、実行ユニット50cは、スタンバイ状態において、緊急スイッチ50sからオン信号が送信された場合に、ウィンドウスイッチの操作とは独立して、車両の窓を自動で開放する。また、制御装置50では、実行ユニット50cは、スタンバイ状態において、緊急スイッチ50sからオン信号が送信された場合に、ファンスイッチの操作とは独立して、車両の車室内に自動で送風する。これにより、車室内の温度が上昇することが抑制される。上記同様に、制御装置50の起動忘れが防止されるので、必要な場合に確実な緊急作動が実行される。
50…制御装置、50s…緊急スイッチ(例えば、押しボタン型スイッチ)、50c…実行ユニット、20…バッテリ(蓄電池)、21…走行装置、21s…パワースイッチ(イグニッションスイッチ)、21c…制御ユニット、21a…原動機(内燃機関、電動機)、31…ドア開閉装置(パワードア装置)、32…窓開閉装置(パワーウィンドウ装置)、33…送風装置、Sw…操作信号(50sのオン信号)、Sp…作動信号(21の作動/非作動を表す信号)。

Claims (3)

  1. 車両の走行装置の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動し、前記スタンバイ状態で操作スイッチのオン信号が入力される場合に前記車両のドアを自動で開ける、車両用制御装置。
  2. 車両の走行装置の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動し、前記スタンバイ状態で操作スイッチのオン信号が入力される場合に前記車両の窓を自動で開ける、車両用制御装置。
  3. 車両の走行装置の作動終了に連動して、停止状態からスタンバイ状態に起動し、前記スタンバイ状態で操作スイッチのオン信号が入力される場合に前記車両の車室内に自動で送風する、車両用制御装置。
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