JPH04334686A - 電動車両の走行擬似音発生装置 - Google Patents

電動車両の走行擬似音発生装置

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JPH04334686A
JPH04334686A JP3135703A JP13570391A JPH04334686A JP H04334686 A JPH04334686 A JP H04334686A JP 3135703 A JP3135703 A JP 3135703A JP 13570391 A JP13570391 A JP 13570391A JP H04334686 A JPH04334686 A JP H04334686A
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sensor
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Masahisa Hirano
平野 雅久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車等の車両
にスピーカを取り付け、このスピーカから発せられる音
の性質を走行速度等に応じて変化させるようにした走行
擬似音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車は、通常、ガソリンエンジン
で駆動走行するため、走行速度に応じた走行音が概ね発
せられる。そして、これにより、ライダーや走行者は、
自動二輪車の走行状況がどのようなものであるかを把握
でき、これはライダーにとって快適であると共に、歩行
者等の第三者にとっては車両の接近等を容易に知ること
ができるという利便性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近時、電動
による駆動走行式の自動二輪車が開発されており、これ
によれば、走行音がガソリンエンジンに比べて極めて低
いため、上記した利便性が得られなくなるおそれがある
【0004】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、電動による駆動走行式の車両のよう
に走行音の低い車両であっても、乗員や第三者にとって
この車両の走行状況がどのようなものであるかを、聴覚
的に容易に知ることができるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、変速操作装置に対す
る操作を検出する操作センサーと、走行加速度を検出す
る加速度センサーの少なくともいずれか一方を設けると
共に、走行速度を検出する速度センサーと、車体に取り
付けられるスピーカとを設け、上記操作センサーと加速
度センサーのうち少なくとも一方の検出信号と、上記速
度センサーの検出信号とに基づき、各走行時において、
スピーカから発せられる音の性質を定めるようにした点
にある。
【0006】
【作  用】上記構成による作用は次の如くである。自
動二輪車(車両)1が走行するときには、ライダーは所
望の速度を得るために、アクセルグリップ(変速操作装
置)6を適宜操作して、加速、減速を繰り返し行なうこ
ととなる。この場合、上記アクセルグリップ(変速操作
装置)6に対する操作がポテンショメータ(操作センサ
ー)8により検出される。また、走行加速度が加速度セ
ンサー15により検出される。更に、走行速度が速度セ
ンサー16により検出される。そして、上記ポテンショ
メータ(操作センサー)8と加速度センサー15のうち
少なくとも一方の検出信号と、速度センサー16の検出
信号とに基づき、各走行時において、スピーカ17から
発せられる音の性質(強さや高さ等)が定められるよう
になっている。
【0007】例えば、アクセルグリップ(変速操作装置
)6に対する操作が高速を得ようとしたものであり、お
よび/もしくは加速中であり、高速走行である場合には
、スピーカ17からは大きい音が発せられ、これと逆の
場合には、音は小さくなるようにされている。このため
、電動による駆動走行式の車両のように走行音の低い車
両であっても、乗員や第三者は、この車両の走行状況が
どのようなものであるかを聴覚的に容易に知ることがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。図2において、符号1は車両たる自動二輪車を示し
ており、2はリヤアーム、3は後輪である。また、4は
上記後輪3を駆動させる電動機で、この電動機4の駆動
により自動二輪車1が走行可能とされている。更に、5
はハンドルで、このハンドル5の右端には変速操作装置
であるアクセルグリップ6がその軸心回りに回動自在に
支承されている。そして、上記アクセルグリップ6を回
動操作すれば、その回動操作量に応じて電動機4の回転
数が変化し、これに伴い自動二輪車1の走行速度が加減
速されるようになっている。
【0009】これを、より具体的に説明すると、上記ア
クセルグリップ6には操作センサーであるポテンショメ
ータ8が接続され、このポテンショメータ8はA/Dコ
ンバータ9を介し電子制御手段10に接続されている。 また、この制御手段10にはPWM信号11と電流増幅
回路12を介して前記電動機4が接続されている。更に
、上記制御手段10にはバッテリー13が接続されてい
る。そして、前記したようにアクセルグリップ6を回動
操作すれば、ポテンショメータ8がその回動量を検出し
て、その検出信号をA/Dコンバータ9を介し制御手段
10に出力する。すると、この制御手段10は上記検出
信号に基づき、バッテリー13の電圧をPWM信号11
や電流増幅回路12を介し電動機4に与え、前記したよ
うに上記アクセルグリップ6の回動操作量に応じてこの
電動機4が作動させられる。例えば、高速を得ようとし
てアクセルグリップ6の回動操作量を大きくすると、電
動機4の回転数が増加して後輪3が高速回転し、つまり
、自動二輪車1が高速走行することとなる。また、上記
アクセルグリップ6を元の姿勢に戻る方向に回動させ、
これの回動操作量を小さくすると、これに見合うように
電動機4の回転数が減少して、後輪3が低速回転し、つ
まり、自動二輪車1が低速走行するようになっている。
【0010】上記構成において、走行に応じた音を自動
的に発生する走行擬似音発生装置14が設けられている
。以下、これにつき説明する。上記自動二輪車1の走行
加速度(正の加速度)を検出する加速度センサー15が
設けられている。この加速度センサー15は、上記電動
機4に通電される電流の微小時間における変化状態を検
出し、これにより、上記自動二輪車1の走行加速度を間
接的に検出するもので、これは上記制御手段10に接続
されている。また、同上自動二輪車1の走行速度を検出
する速度センサー16が設けられている。この速度セン
サー16は、上記電動機4の回転数を検出し、これによ
り、上記自動二輪車1の走行速度を間接的に検出するも
ので、これも上記制御手段10に接続されている。
【0011】符号17はスピーカで、このスピーカ17
は自動二輪車1の車体に取り付けられ、上記制御手段1
0に接続されている。図1と図2とにおいて、自動二輪
車1の走行時には、上記ポテンショメータ8によるアク
セルグリップ6の回動操作量の検出信号と、加速度セン
サー15による自動二輪車1の加速度の検出信号と、速
度センサー16による同上自動二輪車1の走行速度の検
出信号とが制御手段10に入力される。この制御手段1
0には図1で示す制御マップ19が予め入力されていて
、上記各検出信号に基づき、各走行時において、スピー
カ17から発せられる音の性質が定められるようになっ
ている。 ここで、上記音の性質とは、 (1)音の強さ(音のエネルギーdB)(2)音の高さ
(音の周波数f) (3)音色(明るさ、太さなど多次元的なもの)の上記
三つの要素により成り立つものである。
【0012】しかして、図1に示す前記制御マップ19
によれば、まず、電動機4を駆動させると、アクセルグ
リップ6の回動操作量が0の状態(初期状態)で、かつ
、走行速度が0であっても、多少の音(認識音)が生じ
るようになっている。そして、上記アクセルグリップ6
の回動操作量を大きくするほど、つまり、高速走行を得
ようとするほど、音の強さ、および/もしくは音の高さ
が大きくなり(以下、単に音が大きくなりという)、ま
た、走行速度が速くなるほど、音が大きくなるようにな
っている。上記の場合、図1中括弧内に示したように自
動二輪車1の加速度が大きいほど、音を大きくしてもよ
く、アクセルグリップ6の回動操作量の大きさと自動二
輪車1の加速度の大きさとを合成して、これが大きいほ
ど、音を大きくするようにしてもよい。
【0013】図2と図3において、上記スピーカ17か
ら発せられる音の音色については、ダイヤル式の切換ス
イッチ20により種々のものが任意に選択できるように
なっている。この実施例の切換スイッチ20により選択
できるものは、1:バイオリン、2:フルート、3:ピ
アノ、4:オートバイの走行音、5:クラシック、6:
ジャズ、7:その他である。図4において、上記切換ス
イッチ20は図で示すような押しボタン式であってもよ
く、この場合には、1:オートバイの走行音、2〜6:
第1〜第5ポピュラー音楽が選択できるようになってい
る。
【0014】図5において、上記切換スイッチ20はこ
の図で示すようなレバー式であってもよく、この場合に
は、1:警告、2:ノーマル、3:静音、4:早朝が選
択できるようになっている。通常走行時には上記2が選
択されるが、これよりも全体的に音を大きくしたいとき
には、1を選択すればよく、全体的に音を小さくしたい
ときには上記3、もしくは4を選択すればよいようにな
っている。なお、上記音色については、上記実施例にか
かわらず、切換スイッチ20において種々のものを設定
すればよい。
【0015】この実施例には、上記構成の他、次のよう
な構成が付加されている。図2において、前記制御手段
10にはメインスイッチ22とキルスイッチ23とが接
続され、メインスイッチ22のオン(ON)で電動機4
が駆動し、キルスイッチ23のオン(ON)で同上電動
機4が停止するようになっている。また、サイドスタン
ドやメインスタンドが使用状態であること、もしくは不
使用時の収納状態にあることを検出するサイドスタンド
スイッチ24とメインスタンドスイッチ25とが設けら
れ、更に、各種の警告灯26が設けられ、これらも上記
制御手段10に接続されている。
【0016】ところで、メインスイッチ22のオンで、
単に電動機4が起動するようになっていると、例えば、
アクセルグリップ6の回動操作量が大きい状態で上記メ
インスイッチ22をオンすると、電動機4がいきなり高
速で起動しようとしてこの電動機4に大きな負荷がかか
ることとなる。そこで、この実施例では、メインスイッ
チ22をオンしたときでも、アクセルグリップ6の回動
操作量を、一旦ほぼ0の位置にしなければ、電動機4の
起動ができないようにして、上記不都合の発生を防止し
ている。また、自動二輪車1の走行中にサイドスタンド
スイッチ24やメインスタンドスイッチ25により、サ
イドスタンドやメインスタンドが収納状態でないと判断
されれば、電動機4が自動的に停止するようになされて
おり、これによって上記各スタンドが損傷することが防
止されている。更に、メインスイッチ22のオン後、数
秒間は各警告灯26が点灯し、この後自動的に消灯する
ようになっており、この点灯により、警告灯26等の球
切れチェックができるようになっている。なお、この場
合、メインスイッチ22を二段階式のスイッチとし、一
段目のオンで上記した球切れチェックができるようにし
てもよい。なお、前記加速度センサー15は、自動二輪
車1の走行速度を微分することにより、加速度を検出す
るものであってもよく、このようにすれば、この加速度
センサー15を別途に設けないで済む分、構成が簡単に
なる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、変速操作装置に対す
る操作を検出する操作センサーと、走行加速度を検出す
る加速度センサーの少なくともいずれか一方を設けると
共に、走行速度を検出する速度センサーと、車体に取り
付けられるスピーカとを設け、上記操作センサーと加速
度センサーのうち少なくとも一方の検出信号と、上記速
度センサーの検出信号とに基づき、各走行時において、
スピーカから発せられる音の性質を定めるようにしたた
め、例えば、変速操作装置に対する操作が高速を得よう
としたものであり、および/もしくは加速中であり、か
つ、高速走行である場合には、スピーカの音を大きくす
ることができ、上記と逆の場合には、音を小さくするこ
とができる。このため、電動による駆動走行式の車両の
ように走行音の低い車両であっても、乗員や第三者は、
この車両の走行状況がどのようなものであるかを聴覚的
に容易に知ることができ、これは運転者にとって快適で
あり、一方、第三者にとっては車両の接近を容易に知る
ことができるなど、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御マップの斜視図である。
【図2】電気配線図である。
【図3】切換スイッチの斜視図である。
【図4】切換スイッチの他の例を示す斜視図である。
【図5】切換スイッチの更に他の例を示す斜視図である
【符号の説明】
1    自動二輪車(車両) 4    電動機 6    アクセルグリップ(変速操作装置)8   
 ポテンショメータ(操作センサー)10  制御手段 14  走行擬似音発生装置 15  加速度センサー 16  速度センサー 17  スピーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  変速操作装置に対する操作を検出する
    操作センサーと、走行加速度を検出する加速度センサー
    の少なくともいずれか一方を設けると共に、走行速度を
    検出する速度センサーと、車体に取り付けられるスピー
    カとを設け、上記操作センサーと加速度センサーのうち
    少なくとも一方の検出信号と、上記速度センサーの検出
    信号とに基づき、各走行時において、スピーカから発せ
    られる音の性質を定めるようにした車両の走行擬似音発
    生装置。
JP13570391A 1991-05-09 1991-05-09 電動車両の走行擬似音発生装置 Expired - Fee Related JP3197292B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2540600A1 (en) * 2010-02-23 2013-01-02 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle approach notification device of saddle-ridden electric-powered vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2540600A1 (en) * 2010-02-23 2013-01-02 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle approach notification device of saddle-ridden electric-powered vehicle
EP2540600A4 (en) * 2010-02-23 2017-05-10 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle approach notification device of saddle-ridden electric-powered vehicle

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