JP4184815B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アウターロータ型のスクロール圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
スクロール圧縮機は、旋回スクロールを旋回運動させながら、該旋回スクロールと固定スクロールによって形成される圧縮室の体積を変化させ、圧縮室に閉じこめられた流体を圧縮する機器であり、往復動式の圧縮機およびロータリ式圧縮機に比べて効率が高く、振動および消音が低く、軽量化が可能であるため、次第にその使用領域を広げていく傾向にある。
【0003】
以下、図面を参照して従来のスクロール圧縮機の構成および動作を説明する。図1を参照すると、従来のスクロール圧縮機はケース1と、メインフレーム2と、インナーロータ型電動機3と、クランク軸4と、旋回スクロール5および固定スクロール6とを含んでいる。
【0004】
ここで、ケース1は外装を形成し、各構成要素がその内側に設けられる。そして、メインフレーム2はケース1内に固定され、その中心部にはボス2aが下方に突出するが、ボス2aの中心部にはベアリングホール2bが上下に貫通して形成される。
【0005】
インナーロータ型の電動機3はメインフレーム2の下側に備えられるが、これはロータ3aとステータ3bとから構成される。ここで、ロータ3aは、図1に示すように、クランク軸4と共に回転するようにクランク軸4の縁面に固定されている。そして、ステータ3bはケース1の内側に固定されているが、中空型からなる中心部には、その内周面とロータ3aの外周面が所定の間隔に離隔するようにロータ3aが設けられる。
【0006】
クランク軸4はロータ3aと結合して共に回転し、その一方がメインフレーム2に形成されたベアリングホール2bを貫通するように設けられ、メインフレーム2側の上端部には偏心部4aが形成される。勿論、ベアリングホール2bとクランク軸4との間にはクランク軸4の円滑な回転のためにベアリングが設けられる。
【0007】
旋回スクロール5はクランク軸4の偏心部4aに結合され、クランク軸4の回転に応じて旋回運動をするように設けられる。
固定スクロール6はメインフレーム2に締結して固定され、旋回スクロール5と共に圧縮室6aを形成してその圧縮室6a内に閉じこめられた流体を圧縮させる。
【0008】
一方、従来のスクロール圧縮機には、上述した構成要素の他にも多数の釣合錘が設けられるが、前記釣合錘は回転中心から偏心している旋回スクロール5と、クランク軸4の偏心部4aが回転する時に発生する偏心力を相殺する役割を果たす。このような釣合錘は一般的に、図1に示すように、ロータ3aの上面のうちクランク軸4の偏心部4aの偏心方向と反対方向に設けられる上部釣合錘7と、ロータ3aの下面のうちクランク軸の偏心部4aの偏心方向と同一の方向に設けられる下部釣合錘8とから成る。
【0009】
また、図2を参照すると、従来のスクロール圧縮機には、図1を参照して説明した構成要素の以外にも、サブフレーム9が更に備えられることもある。このようなサブフレーム9はクランク軸4の下側に備えられるが、その一側がケース1の下部の内側に固定され、クランク軸4を下側で支持することで重力によりクランク軸4が下側に落ちることを防止する。
【0010】
一方、図3、4を参照すると、従来のスクロール圧縮機には、回転部位および摩擦部位の円滑な潤滑のためのオイル供給経路および、供給したオイルを戻すための戻り構造が共に形成されており、これを簡単に説明すると次の通りである。
【0011】
ケース1の内部の下側にはオイル1bが貯蔵される。
そして、クランク軸4の下端は前記貯蔵したオイル1bに沈むように設けられ、クランク軸4の内部には下側から上側へ行くほどクランク軸4の回転中心から遠ざかる方向に傾斜するようオイル昇降路4bが形成される。
【0012】
また、メインフレーム2には中央部分から一側にオイル回収路2cが貫通して形成されているが、これはオイル昇降路4bに乗ってメインフレーム2の中心に供給されたオイル1bをケース1の下側に回収するために形成される。
【0013】
そして、図3、4に示すように、ケース1の内側面とステータ3bの外周面との間には、オイル回収路2cを介して排出されるオイル1bをケース1の下側に案内するためのオイル通路1aが形成される。
【0014】
このように構成された従来のスクロール圧縮機は次のように作動する。
まず、電力が供給されると、ロータ3aが回転しながらクランク軸4を回転させ、クランク軸4が回転しながら偏心部4aに結合された旋回スクロール5を旋回させる。このように旋回スクロール5が旋回運動することにより、固定スクロール6と旋回スクロール5との間に形成された圧縮室に閉じこめられた流体が圧縮される。
【0015】
これと同時に、クランク軸4の回転時にケース1下部のオイル1bが遠心力によってオイル昇降路4bに沿って昇降し、メインフレーム2側のベアリング部を潤滑にする。そして、図3に示すように、昇降したオイル1bは殆どオイル回収路2cとオイル通路1aに沿ってケース1の下部に回収され、再び貯蔵される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、こうした従来のスクロール圧縮機には、以下のような問題点がある。
第一に、メインフレーム2の下部側に位置したロータ3aがクランク軸4の縁面に固定され、クランク軸4はメインフレームのボス2aの中央に形成されたベアリングホール2bを貫通するように設けられるので、クランク軸4に対して上下にメインフレーム2のボス2aとロータ3aとがそれぞれ空間を占めるため、機器の高さを低減できない構造的な限界があった。
【0017】
第二に、ロータ3aの上面のうちクランク軸の偏心部4aの偏心方向と反対方向に上部釣合錘7が形成されるが、このような上部釣合錘7は、メインフレーム2のボス2aとロータ3aの上面との間に配置されるので、機器の大きさが一層高くなるという問題がある。
【0018】
第三に、ロータ3aがステータ3b内に配置されるインナーロータ型電動機3は、ロータがステータの外側に位置するアウターロータ型電動機に比べてロータ3aの外径が小さいので、同一の条件下で釣合錘の角速度ωが等しい場合、釣合錘の遠心力を求める式であるF=m×r×ω2から、偏心力を相殺するためには、ロータ3aの回転中心から釣合錘の重い中心までの距離rが小さくなるのに反比例して、質量mを大きくする必要がある。ここで、同一の材質を用いる場合、質量を大きくするためには釣合錘の大きさ、即ち、高さを大きくしなければならないので、機器の高さは上述の第二の問題と共に更に高くならざるを得ない構造的な限界がある。
【0019】
そこで、本発明の目的は、冷蔵庫または空気調和機などの他のシステムに適用する際、システムの空間をより効率的に使用できるように、その機器の高さを低減したスクロール圧縮機を提供することにある。
【0020】
本発明の他の目的は、従来のスクロール圧縮機に設けられている重く大きな釣合錘を変更することにより、製品の単価を低減させかつ組立の工程数を減らすことにある。
【0021】
本発明の更に他の目的は、スクロール圧縮機のクランク軸を支持する従来のサブフレームを変更することにより、機器の高さを一層低減し、製品の単価を低減すると共に組立の工程数を低減することにある。
本発明の更に他の目的は、スクロール圧縮機で潤滑後に回収されるオイルがロータにより飛散することを効果的に防止することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によるスクロール圧縮機は、外装を成すケースと、前記ケース内に固定され、その中心部にボスが下向きに突出し、中央にベアリングホールが形成されたメインフレームと、前記メインフレームの下部に固定される中空形状のステータと、内周面が前記ステータの外周面と所定の空隙が維持されるように設けられるロータと、ベアリングホールを貫通するように設けられ、上部に偏心部が形成され、一部がロータに固定されて共に回転するクランク軸と、前記偏心部に結合される旋回スクロールと、前記メインフレームの上部に固定され、前記旋回スクロールと共に圧縮室を形成する固定スクロールを具備することを特徴とする。
【0023】
本発明において、前記ロータは、上部が開放された円筒状のロータハウジングと、前記ロータハウジングの内周面に押入されるロータ導体を含んで成り、前記メインフレームのボスは前記ステータの中空部に配置される。前記ステータは前記メインフレームの底面にネジ締結して固定されるか、或いは、その内周面を前記メインフレームのボスの外周面に嵌合することにより固定される。そして、前記ロータハウジングの底部にはオイルまたはガスが通過できる少なくとも1つの連通口が形成される。
【0024】
そして、本発明は、前記ロータに形成された少なくとも1つのバランスホールを更に含み、その場合、前記バランスホールは、前記クランク軸の偏心部の偏心方向と同方向に位置したロータの縁部の上部に形成された少なくとも1つの上部バランスホールか、または、前記クランク軸の偏心部の偏心方向と反対方向に位置したロータの下部に形成された少なくとも1つの下部バランスホールを含むことができる。
【0025】
また、本発明は、前記メインフレームのベアリングホールの上部側に段差があるように形成されるスラスト面と、その下面が前記スラスト面に支えられるように前記クランク軸の縁面に突出して形成されるスラスト部を更に含んむことができる。
【0026】
一方、本発明には前記クランク軸の内部に上下方向にオイル昇降路が貫通して形成され、前記メインフレームの一側の中央から外側にオイル回収路が貫通して形成され、前記オイル回収路から前記ロータの下側までオイルを案内するオイル案内部材が更に形成されることがあり、その場合、前記オイル案内部材は、片側の長手方向に沿って形成された開放部が前記ケースの内壁側に向かうように設けられるチャンネル形状のガイド板からなるか、一端が前記オイル回収路に連結され、他端が前記ロータの下部側の空間に配置された誘導管からなっている。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図5を参照すると、ケース10は外装を形成し、その内側に各構成要素が設けられる。
【0028】
そして、メインフレーム20はケース10内に固定され、その中心部にはボス21が下方に突出し、ボス21の中心部にはベアリングホール21が上下に貫通して形成される。
【0029】
また、図5に示すように、本発明では、従来と異なり、クランク軸50を回転させるためにアウタロータ式の電動機が使用される。本発明で使用されるアウタロータ式の電動機は、ステータ30と、ロータ40とを具備し、その具体的な構成および結合関係は次の通りである。
【0030】
まず、ステータ30は、図6に示すように、中心部の空いた多数の電気鋼板31が積層された中空形状からなっている。ここで、電気鋼板31の中央に中空部30aが形成され、その外周面には多数のスロット31aが放射状に形成され、その内周面にはステータ30をメインフレーム20の底面に固定させるためのネジ締結孔31bが形成されている。そして、各電気鋼板31に形成されたスロット31aおよびネジ締結孔31bが、互いに相応するように多数の電気鋼板31が積層された後、スロット31aにコイル32が巻線され、ステータ30が形成される。このように形成されたステータ30はメインフレーム20の下部に固定される。
【0031】
そして、ロータ40は、図5に示すように、ロータハウジング41とロータ半導体42とを具備している。ここで、ロータハウジング41は、図10、11に示すように、縁部と底部を有した上部が開放された円筒形からなる。
【0032】
そして、ロータ導体42は多数の中空型の電気鋼板(図示せず)が積層されてなり、図5に示すように、ロータハウジング41の内周面に押入される。
このように形成されたロータ40は、図5に示すように、その内周面が、ステータ30の外周面と所定の空隙が維持されるように、ステータ30の内側から離隔して設けられる。
【0033】
一方、クランク軸50は、図5に示すように、ベアリングホール21とステータ30の中孔部30aを貫通するように設けられ、ベアリングホール21より上側に位置する上部には所定量の偏心された偏心部51が形成される。
【0034】
そして、クランク軸50の一側はロータ40の一側、例えば、ロータハウジング41の底部に固定される。このように形成されたクランク軸50はロータ40と共に回転を行い、円滑な回転のためクランク軸50とベアリングホール21との間にはベアリングが設けられる。
【0035】
そして、旋回スクロール5は、図5に示すように、クランク軸50の偏心部51に結合され、クランク軸50の回転時に旋回運動を行う。
また、固定スクロール6はメインフレーム20の上部に固定され、旋回スクロール5と共に圧縮室6aを形成し、旋回スクロール5の旋回運動時に圧縮室6a内に閉じられている冷媒気体などの流体を圧縮させる。
【0036】
上記のように構成された本発明では機器の高さを低減するため、図5に示すように、メインフレーム20のボス21は、ステータ30の中空部30aに配置される。
その場合、ステータ30は、図5に示すように、メインフレーム20の底面にネジ締結して固定され得る。
【0037】
また、本発明によれば、ステータ30およびメインフレーム20のボス21は、他の方法で結合、固定することができる。その一例として、図7に示すように、ステータ30の内周面をメインフレーム20のボス21の外周面に直接に押入して固定する方法がある。このような押入方法としては、熱間打込みまたは冷間打込みなどがある。ここで、ボス21とステータ30の押入後に固定力を補強しかつクランク軸50を安全に支持するため、ボス21を長く形成してもよい。
【0038】
一方、本発明によるスクロール圧縮機は、旋回スクロール5の旋回運動時に発生する偏心力を相殺するための偏心力相殺手段を更に具備することができる。
このような偏心力相殺手段の一例としては釣合錘があるが、少なくとも1つの釣合錘がロータ40の一方、例えば、ロータハウジング41に設けることができる。
【0039】
このような釣合錘は、クランク軸50の偏心部51の偏心方向と反対方向に位置したロータ40の上部、例えば、図5、7に示すように、クランク軸50の偏心部51の偏心方向と反対方向に位置したロータハウジング41の上部に形成される上部釣合錘61を含んで成される。
【0040】
そして、前記釣合錘はクランク軸50の偏心部51の偏心方向と同方向に位置したロータ40の下部、例えば図5、6に示すように、クランク軸50の偏心部51の偏心方向と同方向に位置したロータハウジング41の下部に形成される下部釣合錘62を含んで成される。
【0041】
ここで、下部釣合錘62は、ロータ40の下面、例えば図5、7に示すように、ロータハウジング41の底部の下面に形成したり、ロータ40の縁部の下部、例えば、図8に示すように、ロータハウジング41の縁部の下部に形成することができる。
【0042】
このように形成される上部の釣合錘61および下部の釣合錘62は、ロータ40の一方、例えば、ロータハウジング41に取り付けられて設けられるか、一体に延長して形成される。
【0043】
また、本発明では前記偏心力の相殺手段の他の例としてバランスホールが挙げられるが、前記バランスホールはロータ40の一側、例えば、ロータハウジング41に少なくとも一つ以上が形成され、クランク軸50の回転時に発生する偏心力を相殺する。
【0044】
このような前記バランスホールは、クランク軸50の偏心部51の偏心方向と同方向に位置したロータ40の上部、例えば、図9〜11に示すように、クランク軸50の偏心部51の偏心方向と同方向に位置したロータハウジング41の上部に形成される上部バランスホール41bを含む。
【0045】
前記バランスホールは、クランク軸50の偏心部51の偏心方向と反対方向に位置したロータ40の下部、例えば、図10、11示すように、クランク軸50の偏心部51の偏心方向と反対方向に位置したロータハウジング41の下部に形成される下部バランスホール41cを含む。
【0046】
ここで、下部バランスホール41cは、ロータ40の底面、例えば図9、10に示すように、ロータハウジング41の底部に形成されるか、ロータ40の縁部の下部、例えば、図12に示すように、ロータハウジング41の縁部の下部に形成されることができる。
【0047】
このように偏心力の相殺手段としての前記釣合錘と前記バランスホールとの形成位置が反対である理由は、前者の釣合錘はロータ40の一側の質量を増加させ、クランク軸50の回転時に発生する偏心力を相殺する役割を果たすのに対し、後者のバランスホールは逆にロータ40の一側の質量を減少させ、クランク軸50の回転時に発生する偏心力を相殺する役割を果たすためである。
【0048】
一方、本発明によるスクロール圧縮機には重力によってクランク軸50が下側に垂れるか落下することを防止するために、クランク軸50を支えるクランク軸支持手段が更に備えられ得る。
【0049】
本発明で上記したクランク軸支持手段の一例としては、図5に示すサブフレーム70がある。このようなサブフレーム70はクランク軸50の下部に備えられるが、一方がケース10の内側に固定され、他方がクランク軸50の下端部を支えて支持できるように設けられる。一方、図示してはいないが、クランク軸50の下端部とこれを支持するサブフレーム70との接触部分にはベアリングが設けられるなど、円滑な回転のための設計が適用されることは自明であるので、これに対する具体的な説明は省略する。
【0050】
そして、本発明で上記したクランク軸の支持手段は異なるように実現されることもできる。その他の例は図12、13に示されており、これを参照して以下に説明する。
【0051】
図12、13を参照すると、前記クランクの軸支持手段は、メインフレーム20に形成されるスラスト面23と、クランク軸50に形成されるスラスト部52とを具備している。ここで、スラスト面23はメインフレーム20のベアリングホール21の上部側に段差があるように形成される。そして、スラスト部52はその下面がスラスト面23に接触して支えられるようにクランク軸50の縁面に突出して形成される。このように形成されるスラスト部52はクランク軸50の偏心部51の下面を境界にクランク軸50の縁面に沿って突出する。
【0052】
上記のように形成されるスラスト面23とスラスト部52は、クランク軸50の回転時に摺動しながら接触を維持する部分であるので、接触部分の摩擦を最小化させる必要がある。このために、本発明では、図12に示すように、スラスト面23とスラスト部52自体が、オイレスベアリングからなるように構成することができ、また、図13に示すように、スラスト面23とスラスト部52との間に独立のスラストベアリング80を設けるように構成することもできる。
【0053】
一方、本発明によるスクロール圧縮機には、回転および摩擦部位を潤滑させるためのオイル供給および戻りのための構造を共に形成することもでき、これを図14、15を参照して説明すると以下の通りである。
【0054】
ケース10の内部の下側にはオイル11が貯蔵される。
そして、クランク軸50の下端は貯蔵したオイル11に浸漬されるように設けられ、クランク軸50の内部には上下方向にクランク軸50の最下端とクランク軸50の最上端、つまり、偏心部51の上端を貫通するようにオイル昇降路50aが貫通して形成される。ここで、オイル昇降路50aは、下端側がクランク50の回転中心に位置し、上端側がクランク軸の回転中心から遠い所に位置するように貫通して形成される。オイル昇降路50aが上記のように傾斜して形成されると、クランク軸50の回転時にオイル昇降路50aの下端側に流入されたオイル11は遠心力によって上端側まで昇降した後に排出される。
【0055】
また、メインフレーム20には一方の中央から外側へオイル回収路20aが貫通して形成されるが、これは、オイル昇降路50aに乗ってメインフレーム20の上側に供給された後、ベアリング部を潤滑して残った余分のオイルをケース10の内壁側に案内するためである。
【0056】
そして、本発明では、オイル回収路20aを介して案内された後、ケース10の内壁側に排出されるオイルは、回転するロータ40により飛散せず、ロータ40の下側、つまり、ケース10の内側の下部まで案内され得るように、図14、図15および図16に示すように、オイル案内部材90、190、290が更に備えられる。以下に、このようなオイル案内部材の必要性をより具体的に説明する。
【0057】
ロータがステータの内周側に配置されるインナーロータ型の電動機が使用されていた従来のスクロール圧縮機とは異なり、本発明では、ロータ40がステータ30の外周側に配置されるアウタロータ型の電動機が使用されるので、ロータハウジング41がケース10の内周面から中心部まで全部占めている状態で回転する。
【0058】
これにより、仮に、本発明においても従来のようなオイル戻り構造を備える場合、オイル回収路20aから排出された後にケース10の下側に落ちるオイルが、回転するロータ40によって飛散する。また、そのように飛散したオイルは冷媒などのガスと共に圧縮室6aに流入して、結局、圧縮する必要のない非圧縮性流体であるオイルを圧縮することになるので、スクロール圧縮機の圧力が増加し、圧縮室に流入されたオイルによって体積効率が低下し、ロータ40の攪拌損失もまた増加するような問題を引き起こす可能性がある。そして、ひどい場合には、オイルが十分に回収されずオイル不足が生じることもある。従って、アウターロータ型の電動機を使用した本発明では、上述の問題の発生を根本的に防止できるように別途のオイル案内部材を設ける必要がある。
【0059】
このような前記オイル案内部材は、様々な例にて多様に形成することができ、その代表的な幾つかの例を図面に基づいて以下に説明する。
図14、15を参照すると、この例では、前記オイル案内部材は、ガイド板90を具備している。ここで、ガイド板90は、一方の長手方向に沿って開放部が形成されたチャンネル形状を呈しており、前記開放部がケース10の内壁側に向かうように配置され、ケース10とロータ40との間に設けられる。そして、オイル回収路20aから排出されるオイルの全量を案内できるように、ガイド板90の上部は、図15に示すように、上側へ行くほど次第に広がる形状から形成される。
【0060】
図16、17を参照すると、この例では、前記オイル案内部材は誘導管からなる。該誘導管は、その一端がオイル回収路20aに連結され、他端がロータ40の下部側の空間、即ち、ケース10内部の下側の空間に位置するように設けられる。また、このように設けられる前記誘導管は、図16に示すように、その一部がケース10の外部に露出するように設けられる外部の誘導管190から形成することができ、図17に示すように、その全体がケース10の内部に配置される内部の誘導管290から形成することもできる。
【0061】
一方、本発明では、図5、9に示すように、ロータハウジング41の底部にオイルまたはガスが通過可能な連通口41aが少なくとも一つ以上が形成される。そして、連通口41aが多数個で形成される場合はロータハウジング41の底部に円周方向に沿って形成されることが望ましい。
【0062】
このように、本発明でロータハウジング41の底部に連通口41aが形成される理由は次の通りである。
機器が作動すると、クランク軸50の内部に形成されたオイル昇降路50aに沿ってケース10の下部に貯蔵されたオイル11がメインフレーム20の上側に昇降した後、メインフレーム20側のベアリング部を潤滑した後、下側に落下する。その場合、もし連通口41aがない場合には、ベアリング部を潤滑して残ったオイルがロータハウジング41の底部に溜まるしかない。従って、本発明では潤滑を終えたオイルがケース10の下部に円滑に移動するようにすると共に、ガスが円滑に流出入されるようにするためロータハウジング41の底部に連通口41aを形成するのである。
【0063】
既述のように構成された本発明によるスクロール圧縮機の作動過程は、従来と類似しており簡単に説明する。
まず、電力が供給されると、ロータ40が回転しながらクランク軸50を回転させ、クランク軸50が回転しながら偏心部51に結合された旋回スクロール5を旋回させる。クランク軸50の回転時にクランク軸50は偏心力の相殺手段による偏心力の相殺作用および、クランク軸の支持手段の支持によって安定した状態で回転を行う。前記のように旋回スクロール5が旋回運動することにより、固定スクロール6と旋回スクロール5との間に形成された圧縮室に閉じられた流体が圧縮される。
【0064】
これと同時に、クランク軸50の回転時にケース10下部のオイル11が遠心力によってオイル昇降路50aに沿って昇降し、メインフレーム20側のベアリング部を潤滑する。そして、乗降したオイル11のうちベアリング部の潤滑に使用されてないオイルは飛散されず、オイル回収路20aとオイル案内部材の案内に従ってケース10の下部に回収され、再び貯蔵される。
【0065】
また、昇降したオイル11のうちベアリング部の潤滑後に下側に落下した後、ロータハウジング41の連通口41aを介してケース10の下部に回収され貯蔵される。
【0066】
上記のように構成され作動する本発明によるスクロール圧縮機は次のような理由から機器の全体の高さを従来より顕著に低めることができる。
第一に、メインフレーム20のボス21が、ロータ40のステータ30の中空部30aに配設されるので、ボス21が中空部30aに挿入された長さ分だけ機器の全体の高さを低減することができる。
【0067】
第二に、ロータ40がメインフレーム20のボス21と違う位置に備えられるので、ロータ40の上面に上部釣合錘61が形成されても上部釣合錘61がボス21と干渉することはない。従って、本発明では上部釣合錘61の高さだけの空間を別途に確保する必要がなく、機器の全体の高さを低減することができる。
【0068】
第三に、偏心力の相殺手段がバランスホールによる場合、ロータ40の上面に上部釣合錘を設置する必要がなく、上部釣合錘の形成のための空間の分だけ機器の全体の高さを低減可能である。
【0069】
第四に、本発明に適用されたアウタロータ型の電動機は、従来のインナーロータ型の電動機に比べてロータ40の外径が大きいので、偏心力を相殺するための釣合錘の遠心力であるF=m×r×ω2から、ロータ40の回転中心から釣合錘の重い中心までの距離rが遠ざかることに反比例して質量mを減らすことができる。即ち、同一の遠心力を得るために、本発明のロータ40は従来のものに比べて外径が相対的に大きいので、相対的に釣合錘の質量を低減できる。ここで、質量を低減可能であるというのは、同材質下で釣合錘の大きさ、つまり、高さを低くすることを意味するので、結局、機器の全体の高さを従来より低減することができるのである。一方、偏心力の相殺手段がバランスホールによる場合には、上記と同様な原理でバランスホールの大きさを小さくすることができる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるスクロール圧縮機は次のような長所を有する。
第一に、スクロール圧縮機の高さを低減可能であるので、製品の単価が低減し、冷蔵庫または空気調和機など他のシステムに適用する時、システムの空間をより効率よく活用することができる。
【0071】
第二に、ロータの外径が従来に比べて大きくなるので、ロータの内周面とステータの外周面との間の空隙の位置に比例してトルクを更に大きくすることができる。
【0072】
第三に、偏心力の相殺手段が釣合錘による場合にも従来に比べて釣合錘の大きさや質量を小さくすることが可能であり、偏心力の相殺手段がバランスホールによる場合、質量が大幅に低減するので、機器の重さを従来より低減可能である。
【0073】
第四に、偏心力の相殺手段がバランスホールによる場合、従来の単一部品であった釣合錘が除去されるので、製品単価および組立工程の数を低減可能である。第五に、クランク軸の支持手段がスラスト面とスラスト部による場合、従来の単一部品であったサブフレームが除去されるので、製品単価および組立工程の数を低減できる。
【0074】
第六に、オイル案内部材が備えられる場合、潤滑後にオイルが飛散することなく、ケースの内部の下側に回収できるので、スクロール圧縮機の圧力減少および体積効率の低下を防止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインナーロータ型のスクロール圧縮機を示す縦断面図である。
【図2】従来のインナーロータ型のスクロール圧縮機を示す縦断面図である。
【図3】図2で潤滑オイルの流れを示す縦断面図である。
【図4】図Cの矢視線I-Iに沿う断面図である。
【図5】本発明の一実施形態によるスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図6】本発明の一実施形態によるステータの斜視図である。
【図7】本発明の他の実施形態によるメインフレームとステータとの結合例を示す斜視図である。
【図8】本発明の他の実施形態による下部釣合錘の縦断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態による偏心力の相殺手段の縦断面図である。
【図10】図9のロータハウジングの一部を判断して示す斜視図である。
【図11】図9のロータハウジングの一部を判断して示す斜視図である。
【図12】本発明の他の実施形態によるクランク軸の支持手段の縦断面図である。
【図13】図12の変形例を示す縦断面図である。
【図14】本発明の一実施形態による潤滑オイルの循環構造の縦断面図である。
【図15】図14に示したガイド板の斜視図である。
【図16】本発明の他の実施形態によるオイル案内部材の縦断面図である。
【図17】本発明の他の実施形態によるオイル案内部材の部分縦断面図である。
【符号の説明】
10…ケース
20…メインフレーム
21…ボス
30…ステータ
40…ロータ
41…ロータハウジング
41a…連通口
41b…上部バランスホール
41c…下部バランスホール
50…クランク軸
51…偏心部
61…上部釣合錘
62…下部釣合錘
70…サブフレーム
90…ガイド板
190…外部の誘導管
290…内部の誘導管

Claims (13)

  1. 外装を成すケースと、
    前記ケース内に固定され、その中心部にボスが下向きに突出し、中央にベアリングホールが形成されたメインフレームと、
    前記メインフレームの下部に固定される中空形状のステータと、
    内周面が前記ステータの外周面と所定の空隙が維持されるように設けられるロータと、
    ベアリングホールを貫通するように設けられ、上部に偏心部が形成され、一部がロータに固定されて共に回転するクランク軸と、
    前記偏心部に結合される旋回スクロールと、
    前記メインフレームの上部に固定され、前記旋回スクロールと共に圧縮室を形成する固定スクロールと、
    を具備するスクロール圧縮機。
  2. 前記ロータが、
    上部が開放された円筒状のロータハウジングと、
    前記ロータハウジングの内周面に押入されるロータ導体と、
    を含んで成される請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記メインフレームのボスは、前記ステータの中空部に配置されている請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記ステータは、前記メインフレームの底面にネジ締結して固定される請求項1または請求項3に記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記ステータは、その内周面が前記メインフレームのボスの外周面に嵌合、固定される請求項1または3に記載のスクロール圧縮機。
  6. 前記ロータに少なくとも1つのバランスホールが形成されてい請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  7. 前記バランスホールは、前記クランク軸の偏心部の偏心方向と同方向に位置したロータの縁部の上部に形成された少なくとも1つの上部バランスホールを含む請求項6に記載のスクロール圧縮機。
  8. 前記バランスホールは、前記クランク軸の偏心部の偏心方向と反対方向に位置したロータの下部に形成された少なくとも1つの下部バランスホールを含む請求項6または7に記載のスクロール圧縮機。
  9. 前記ロータハウジングの底部に、オイルまたはガスが通過できる、少なくとも1つの連通口が形成されている請求項2に記載のスクロール圧縮機。
  10. 前記メインフレームのベアリングホールの上部側に段差があるように形成されたスラスト面と、
    その下面が前記スラスト面に支えられるように前記クランク軸の縁面に突出して形成されるスラスト部と、
    を更に含む請求項1〜3の何れか1項に記載のスクロール圧縮機。
  11. 前記クランク軸の内部に上下方向にオイル昇降路が貫通して形成され、前記メインフレームの一方の中央から外側にオイル回収路が貫通して形成され、前記オイル回収路から前記ロータの下側までオイルを案内するオイル案内部材が更に形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のスクロール圧縮機。
  12. 前記オイル案内部材は、一方の長手方向に沿って形成された開放部が前記ケースの内壁側に向かうように設けられるチャンネル形状のガイド板である請求項11に記載のスクロール圧縮機。
  13. 前記オイル案内部材は、一端が前記オイル回収路に連結され、他端が前記ロータの下部側の空間に配置された誘導管である請求項11に記載のスクロール圧縮機。
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