JP4184421B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄後の濡れた手に空気を吹き付けて衛生的に乾燥させる手乾燥装置に関するものである。
従来の手乾燥装置として、本体上部に開口した手乾燥室と、本体内部に収納した送風手段は複数のノズルを介して少なくとも3ヶ所以上の吹出口に連通し、前記複数のノズルに共通する風路内に発熱手段を設け、前期手乾燥室には前記吹出口が互いに対向することなく両手を摺り合わせられる空間を形成し、前記手乾燥室内の底部にはドレン口、前記本体下部に制御手段、前記手乾燥室に挿入された手を検知する検知手段を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−346715号公報(第4頁、図1)
しかしながら、上記従来の手乾燥装置は、3ヶ所の吹出口からの吹出し風が互いに衝突するので気流が乱れて騒音が大きいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、騒音が小さい手乾燥装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、手を挿入するための開口を有する手挿入室と、前記手挿入室の一部を形成する第1の壁と、前記手挿入室の一部を形成し、前記第1の壁と対向する第2の壁と、前記第1の壁の内側の第1の内壁面に設けられ前記第2の壁の第2の内壁面に向かって空気流を噴出する第1のノズルと、前記第2の内壁面に設けられ前記第1の内壁面に達する空気流を噴出する第2のノズルとを備える手乾燥装置において、前記第2のノズルは、前記第1のノズルから噴出された空気流の噴流軸よりも前記開口寄りに噴流軸が形成されるように設けられ、前記第1の内壁面は、前記第1の内壁面に達した前記第2のノズルからの空気流を前記手挿入室の前記開口から奥に向かって流して前記第1のノズルから噴出される空気流に当てるように傾斜して形成され、前記第1のノズルから噴出される空気流を前記第2のノズルから噴出された空気流から遠ざけることを特徴とする。
この発明によれば、第1、第2の空気流が互いに遠ざかって衝突しないので、騒音が小さく速乾の手乾燥装置が得られるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態1を示す縦断面図であり、図2は、同平面図であり、図3は、ノズルの噴出口の形態を示す正面図であり、図4は、空気流の詳細を示す図であり、図5は、ノズル位置のずれ量と乾燥時間との関係を示す線図であり、図6は、ノズル位置のずれ量と騒音との関係を示す線図であり、図7は、空気流の作用説明図であり、図8〜図11は、ノズルの噴出口の他の形態を示す正面図であり、図13は、実施の形態1の手乾燥装置の比較例の説明図である。
図1及び図2に示すように、背面30側が部屋の壁に取付けられる略直方体状の手乾燥装置1は、上方及び左右側方に開口する(左右側方は閉じていてもよい)略U字溝状の手挿入室2を有している。手挿入室2の内壁面3は、第1の内壁面としての前面4と、略垂直な後下面7と、第2の内壁面としての、手挿入室2の奥側に向けて傾斜させた後上面6と、中央部を低くした底面8と、を有している。
底面8の低くした中央部には、手から飛散した水を排水する排水口9が設けられており、排水口9には排水管10が接続され、排水管10の下端は排水タンク11に接続されている。
手挿入室2の前面4の上部と、前面4と底面8との角部には、それぞれ、手の挿入の有無を検出する第1、第2の手検出手段としての赤外線発光部12、14が設置されている。赤外線発光部12、14は、後上面6の中央部に設置された赤外線受光部13と協働して手の挿入の有無を検出する。
手乾燥装置1は、後述の第1、第2のノズル15、16に高圧空気を供給する給気ダクト18を備えている。給気ダクト18には、高圧空気供給装置19が接続されている。高圧空気供給装置19の吸気口20には、吸気中の埃等を除去する着脱可能なフィルター21が備えられている。
手挿入室2の前面4(第1の内壁面)の上部には、後上面6(第2の内壁面)に向けて第1の空気流aを噴出する第1のノズル15が設置され、後上面6(第2の内壁面)の上部には、前面4(第1の内壁面)に向けて第2の空気流cを噴出する第2のノズル16が設置されている。第1、第2のノズル15、16は、上下方向に位置をずらして、すなわち、第1のノズル15の位置を第2のノズル16の位置よりも下方(手挿入室2の奥側)にずらして設置している。
第1、第2のノズル15、16は、図3に示すように、左右方向に一列に配列された複数の丸孔状の噴出口15a、16aを有している。図1に矢印で示すように、第1、第2のノズル15、16は、それぞれが噴出する第1、第2の空気流a、cの噴流軸が、それぞれ対向する内壁面に衝突する前に互いに衝突しないように、第1のノズルの設置位置を第2のノズルが噴出する空気流の噴流軸から下方(手挿入室2の奥側)にずらして設置している。
図4に示すように、第1、第2のノズル15、16から噴出する第1、第2の空気流a、cは、径を拡大させながら進む。第1、第2のノズル15、16から噴出直後の空気流a、cには、噴流軸a、c周りの中心部に、下流側が尖った楔形の、速度が減衰しないポテンシャルコアa、cが形成され、ポテンシャルコアa、cの周囲には、周囲空気を巻き込んで混合する拡径部a、cが形成される。第1、第2のノズル15、16の先端部からノズル口径の5倍程度の距離でポテンシャルコアは消滅し、第1、第2の空気流a、cの径方向の速度分布は中心部を頂上とする緩やかな山型の速度分布a、cとなる。
通常、ノズルの噴出口の口径は、丸孔噴出口でd=4mm程度であり、ポテンシャルコアa、cの長さは、5×4mm=20mm程度であり、対向するノズル15、16のノズル間距離は、80mm程度であるので、噴流軸a、c同士のずれ量が小さく空気流a、c同士が衝突する場合、衝突する位置(ノズル15、16先端部からそれぞれ40mmの中間位置)では、空気流a、cの速度分布は上記したように緩やかな速度分布になっていて、拡径部a、cの外周部では流速が遅くなっている。また、噴流軸a、c同士がある程度ずれていても、拡径部a、cの外周部同士は干渉することになるが、外周部は流速が遅いので騒音は発生しない。
本明細書においては、図4に示すように、噴流軸a、c同士のずれ量を、第1、第2のノズル15、16の先端部同士を直線Dで結び、直線Dの中点を基点Oとし、基点Oから各噴流軸a、cに垂線を降ろして各垂線距離A、Bを求め、距離A+Bを噴流軸a、c同士のずれ量と定義する。また、噴流軸a、c同士のずれ量を、「ノズル位置のずれ量」ということもある。
図1に示すように、第2のノズル16が噴出する第2の空気流cが衝突する、第1のノズル15の上方(手挿入室2の入口側)の内壁面3は、手挿入室2の奥側に向かって傾斜する流線形の凹曲面状の傾斜面17となっていて、第2のノズル16が噴出する第2の空気流cは、傾斜面17に衝突し、傾斜面17に沿う空気流となって流下し、第1のノズル15の噴出する第1の空気流aに上から当たり、第1の空気流aを押し下げる。傾斜面17が、流線形の凹曲面状に形成されているので、空気流cが衝突しても騒音を発生することはない。
押し下げられた第1のノズル15の第1の空気流aは、第2のノズル16から噴出している第2の空気流cから遠ざかるように下方に向かい、後上面6に衝突してさらに下方に向けられ、後下面7方向に流れる。
第1、第2の空気流a、cの噴流軸a、c同士の上下方向のずれ量(ノズル位置のずれ量)は、5mm〜30mmに設定するのが好ましい。図5に示すように、ずれ量(mm)を変化させた場合の乾燥時間(sec)は、ずれ量が0mm、5mm、10mm、20mm、30mmのとき、それぞれ、略7sec、6.5sec、6sec、6sec、7secとなり、略U字形の曲線をなす。ずれ量が5mm〜30mmの範囲では、乾燥時間が、ずれ量が0mmのとき(噴流軸a、c同士が衝突するとき)の乾燥時間を下回る。
また、図6に示すように、第1のノズル15の空気流aの押し下げがない場合において、ノズル位置のずれ量(mm)を変化させた場合の騒音変化(dB)は、ずれ量が0mm、5mm、10mm、20mmのとき、騒音はそれぞれ、略57.5dB、57dB、56dB、53dBとなり、ずれ量の増加に伴って騒音は低下していく。
さらに、第1のノズル15の第1の空気流aと第2のノズル16の第2の空気流cとの上下方向のずれ量は、押し下げにより大きくなるため、騒音はさらに低下する。このように、ずれ量を5mm〜30mmに設定すると、乾燥効率が良好であるとともに騒音が低下する。
また、上記の構成に加えて、通常、手の平に対向することとなる第1のノズル15の風量が、手の甲に対向することとなる第2のノズル16の風量よりも多くなるように、第1のノズル15の口径を第2のノズル16の口径よりも大きくして風量を調節する。
次に、実施の形態1の手乾燥装置1の作用を説明する。まず、濡れた手を手挿入室2に挿入すると、通常、手の平が前側を向き、第1のノズル15と対向する。第1、第2の手検出手段12、14が手の挿入を検出する。手が挿入されたと判断した制御手段(図示せず)が高圧空気供給装置19を作動させて、吸気口20から空気を吸込む。このとき、空気中の埃等は、フィルター21で除去され、高圧空気供給装置19内で清浄な高圧空気が作られる。
清浄な高圧空気は、給気ダクト18を介して第1、第2のノズル15、16に供給され、図1及び図2に矢印で示すように、第1、第2の空気流a、cとなって噴出して手に当たる。手挿入室2に挿入した手を擦り合わせずに、水滴を手の表面から手挿入室2の内壁面3に吹飛ばして手を乾燥させる。吹飛ばされた水滴は、排水口9から排水管10を通って排水タンク11に流れて貯留されるので、飛散した水滴によって手乾燥装置1の周囲が濡れることはない。
その後、手を手挿入室2の上方に移動させる乾燥動作中においても、手が手挿入室2内にあるうちは、第1の手検知手段12が引き続き手を検知し続けるため、継続して第1、第2のノズル15、16から第1、第2の空気流a、cが噴出するので、手の表面の水分等が除去されて手はさらに乾燥する。手が手挿入室2から完全に抜き出されて第1の手検知手段12が手を検知しなくなったときは、短時間、運転継続した後、運転を停止する。乾燥動作において、第1、第2のノズル15、16から噴出する第1、第2の空気流a、cが上下にずれているため、手の平及び手の甲両面の水分を効率よく除去することができる。
乾燥動作が終了し、手が手挿入室2から完全に抜き出された後の運転継続時においては、第1のノズル15の第1の空気流aが、第2のノズル16から噴出する第2の空気流cとの上下方向のずれ量がさらに大きくなるように下方に押し下げられるため、互いの空気流a、cが衝突せず、気流衝突音が発生しないので、騒音を低減することができる。
特に、図7(及び図1)に示すように、傾斜面17を設けている場合は、第2のノズル16から噴出した第2の空気流cは、傾斜面17に衝突して壁面に沿った空気流となり、傾斜面17により流れが下方に向けられ、第1のノズル15の第1の空気流aに当たり、第1のノズル15の第1の空気流aは、第2のノズル16から噴出する第2の空気流cとの上下方向のずれ量がさらに大きくなるように下方に押し下げられる。
また、第2のノズル16から噴出した第2の空気流cは、傾斜面17によって下方に向けられ、上方(入口側)に流出して使用者に吹き付けないので、使用者の使用感が向上する。また、後上面6と後下面7とは、逆「く」字状に形成されていて、第1のノズル15から噴出した第1の空気流aは、手挿入室2の下方(奥側)に向けて傾斜させた後上面6に衝突して下方に向かい、後下面7に沿って空気流bとして下降するので、第2のノズル16から噴出する第2の空気流cと干渉することはなく、騒音の発生が抑えられる。
これに対して、図13の比較例に示すように、図1及び図7に示す傾斜面17が形成されておらず、前面4aが単に平面状に形成されている場合は、第2のノズル16aから噴出する第2の空気流cが前面4aに衝突し、分流した空気流eが前面4aに沿って上方(入口側)に吹き上がって使用者に吹き付け、使用感を損なうので好ましくない。
また、図13に示すように、後上面が、手挿入室2の下方(奥側)に向けて傾斜していない場合は、第1のノズル15aから噴出する第1の空気流aが後面5aに衝突し、分流した一方の空気流fが後面5aに沿って上方に吹き上がり、第2のノズル16aから噴出した第2の空気流cと衝突する。このとき第2の空気流cに乱れが生じ、この乱れは前面4aで分流する下向き空気流dから第1の空気流a、後面5aで分流した空気流f、さらに第2の空気流cに伝播し、空気流全体が乱れて大きな脈動音を発生する。
手の表面性状から、手の甲より手の平の方が水分の付着力が強く乾燥しにくいことが知られているが、手の平に対向する第1のノズル15の風量を、手の甲に対向する第2のノズル16の風量よりも多くすることにより、手挿入室2に挿入した手の平及び手の甲の水分除去程度を均一にすることができる。また、第1のノズル15を、第2のノズル16よりも下方にずらして設置したので、乾燥効率が向上する。
なお、上記の説明では、第1、第2のノズル15、16は、複数の噴出口が一列に配設されるものとしたが、図8に示すように、左右に長いスリット状の噴出口15a、16aを有するものとしてもよく、あるいは、図9に示すように、複数の噴出口15a、16aを中央部が高い「へ」字状に配設したものでもよい。さらに、図10に示すように、「へ」字状に形成したスリット状の噴出口15a、16aを有するものとしてもよく、あるいは、図11に示すように、「ハ」字状に配設したスリット状の噴出口15a、16a又は複数の噴出口を有するものとしてもよい。
左右に長いスリット状の噴出口とすることにより、切れ目のない空気流を噴出して手を均一に乾燥させることができる。また、噴出口を「へ」字状に配設することにより、噴出口が、手挿入室2へ左右から斜めに挿入される左右の手に直交することになるので、手の乾燥効率が向上する。また、噴出口を「ハ」字状に配設することにより、手が挿入されない中央部分に空気を噴出しないので、手乾燥装置1のエネルギー効率が向上する。
また、上記の説明では、第1、第2のノズル15、16からそれぞれ噴出した第1、第2の空気流a、cが、壁に衝突する前は互いに略平行になるようにし、空気流同士が壁に到達する前に衝突しないようにして騒音の発生を防いでいるが、平行でなくても、噴出した空気流同士が対向する壁に衝突する前に互いに遠ざかるように第1、第2のノズル15、16の向きを設定してもよい。
なお、第2のノズル16の位置を第1のノズル15の位置よりも下方(手挿入室2の奥側)にずらして設置し、第1のノズル15が噴出する空気流が衝突する、第2のノズル16の上方(手挿入室2の入口側)の内壁面3を、手挿入室2の奥側に向かって傾斜する傾斜面に形成し、第1のノズル15が噴出する第1の空気流aを、傾斜面に衝突させ、第2のノズル16の噴出する第2の空気流cに上から当て、第2の空気流cを押し下げるようにしてもよい。
実施の形態2
図12は、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態2を示す縦断面図である。図12において、図1に示すものと同等な機能を有するものには同一の符号を付している。
図12に示すように、背面30側が部屋の壁に取付けられる略直方体状の手乾燥装置1は、前方及び左右側方に開口する(左右側方は閉じていてもよい)略「コ」字溝状の手挿入室2を有している。手挿入室2の内壁面3は、第2の内壁面としての、入口側(前方)が上方に傾斜する上面22と、略垂直な後面24と、第1の内壁面としての、奥側(後方)を低く傾斜させた底面25と、を有している。
底面25の低くした後部には、手から飛散した水を排水する排水口9が設けられており、排水口9には排水管10が接続され、排水管10の下端は排水タンク11に接続されている。
手挿入室2の上面22の中央部には、手の挿入の有無を検出する手検出手段12が設置されている。手検出手段12は、赤外線発光部であり、対向する内壁面3に設置された図示しない赤外線受光部と協働して手の挿入の有無を検出する。
手乾燥装置1は、後述の第1、第2のノズル15、16に高圧空気を供給する給気ダクト18を備えている。給気ダクト18内には、高圧空気供給装置19が設置され、高圧空気供給装置19からの空気を給気ダクト18によって第1、第2のノズル15、16に導く。給気ダクト18の後部には、吸気ダクト26が設けられており、その下部に位置する吸気口20には、吸気中の埃等を除去する着脱可能なフィルター21が備えられている。
手挿入室2の上面22(第1の内壁面)の入口側(前側)には、底面25(第2の内壁面)に向けて第1の空気流aを噴出する第1のノズル15が設置され、底面25(第2の内壁面)の入口側(前側)には、上面22(第1の内壁面)に向けて第2の空気流cを噴出する第2のノズル16が設置されている。第1、第2のノズル15、16は、前後方向に位置をずらして、すなわち、第1のノズル15の位置を第2のノズル16の位置よりも後方(手挿入室2の奥側)にずらして設置している。
第1、第2のノズル15、16は、図3に示すように、左右方向に一列に配列された複数の丸孔状の噴出口15a、16aを有している。図12に矢印で示すように、第1、第2のノズル15、16は、それぞれが噴出する第1、第2の空気流a、cの噴流軸が、それぞれ対向する内壁面に衝突する前に互いに衝突しないように、第1のノズル15の設置位置を第2のノズルが噴出する空気流cの噴流軸から後方(手挿入室2の奥側)にずらして設置している。なお、第2のノズル16の風量が、第1のノズル15の風量よりも多くなるように設定してある。
第2のノズル16が噴出する第2の空気流cが衝突する、第1のノズル15の入口側(前側)の上面22は、手挿入室2の奥側(後側)に向かって傾斜する流線形の凹曲面状の傾斜面17となっていて、第2のノズル16が噴出する第2の空気流cは、傾斜面17に衝突し、傾斜面17に沿う空気流となって後方へ向かい、第1のノズル15の噴出する第1の空気流aに前側から当たり、第1の空気流aを後方へ向ける。傾斜面17が、流線形の凹曲面状に形成されているので、空気流cが衝突しても騒音を発生することはない。
後方へ向けられた第1のノズル15の第1の空気流aは、第2のノズル16から噴出している第2の空気流cから遠ざかるように後方に向かい、底面25に衝突してさらに後方に向けられ、底面25上を後方へ流れる。第1、第2の空気流a、cの噴流軸同士の前後方向のずれ量は、5mm〜30mmに設定するのが好ましい。
次に、実施の形態2の手乾燥装置1の作用を説明する。まず、濡れた手を手挿入室2に挿入すると、通常、手の平が下側を向き、第2のノズル16と対向する。手検出手段12が手の挿入を検出する。手が挿入されたと判断した制御手段(図示せず)が高圧空気供給装置19を作動させて、吸気口20から空気を吸込む。このとき、空気中の埃等は、フィルター21で除去され、高圧空気供給装置19内で清浄な高圧空気が作られる。
清浄な高圧空気は、給気ダクト18を介して第1、第2のノズル15、16に供給され、図11に矢印で示すように、第1、第2の空気流a、cとなって噴出して手に当たる。手挿入室2に挿入した手を擦り合わせずに、水滴を手の表面から手挿入室2の内壁面3に吹飛ばして手を乾燥させる。吹飛ばされた水滴は、排水口9から排水管10を通って排水タンク11に流れて貯留されるので、飛散した水滴によって手乾燥装置1の周囲が濡れることはない。
その後、手を手挿入室2の前方に移動させる乾燥動作中においても、手が手挿入室2内にあるうちは、手検知手段12が引き続き手を検知し続けるため、継続して第1、第2のノズル15、16から第1、第2の空気流a、cが噴出するので、手の表面の水分等が除去されて手はさらに乾燥する。手が手挿入室2から完全に抜き出されて手検知手段12が手を検知しなくなったときは、短時間、運転継続した後、運転を停止する。乾燥動作において、第1、第2のノズル15、16から噴出する第1、第2の空気流a、cが前後にずれているため、手の平及び手の甲両面の水分を効率よく除去することができる。
乾燥動作が終了し、手が手挿入室2から完全に抜き出された後の運転継続時においては、第1のノズル15の第1の空気流aが、第2のノズル16から噴出する第2の空気流cとの前後方向のずれ量がさらに大きくなるように後方に向けられるため、互いの空気流a、cが衝突せず、気流衝突音が発生しないので、騒音を低減することができる。
また、第2のノズル16から噴出した第2の空気流cは、傾斜面17によって後方に向けられ、入口側(前方)に流出して使用者に吹き付けないので、使用者の使用感が向上する。また、底面25は、後方が低くなるように傾斜しているので、第1のノズル15から噴出した第1の空気流aは、底面25に衝突して後方に向かい、第2のノズル16から噴出する第2の空気流cと干渉することはなく、騒音の発生が抑えられる。
手の表面性状から、手の甲より手の平の方が水分の付着力が強く乾燥しにくいことが知られているが、手の平に対向する第2のノズル16の風量を、手の甲に対向する第1のノズル15の風量よりも多くすることにより、手挿入室2に挿入した手の平及び手の甲の水分除去程度を均一にすることができる。また、第1のノズル15を、第2のノズル16よりも後方(奥側)にずらして設置したので、乾燥効率が向上する。
なお、上記の説明では、第1、第2のノズル15、16は、複数の噴出口が一列に配設されるものとしたが、図8に示すように、左右に長いスリット状の噴出口15a、16aを有するものとしてもよく、あるいは、図9に示すように、複数の噴出口15a、16aを中央部が高い「へ」字状に配設したものでもよい。さらに、図10に示すように、「へ」字状に形成したスリット状の噴出口を有するものとしてもよく、あるいは、図11に示すように、「ハ」字状に配設したスリット状の噴出口15a、16a又は複数の噴出口を有するものとしてもよい。
また、上記の説明では、第1、第2のノズル15、16からそれぞれ噴出した第1、第2の空気流a、cが、壁に衝突する前は互いに略平行になるようにし、空気流同士が壁に到達する前に衝突しないようにして騒音の発生を防いでいるが、平行でなく、噴出した空気流同士が対向する壁に衝突する前に互いに遠ざかるように第1、第2のノズル15、16の向きを設定してもよい。
なお、第2のノズル16の位置を第1のノズル15の位置よりも後方(手挿入室2の奥側)にずらして設置し、第1のノズル15が噴出する空気流が衝突する、第2のノズル16の前方(手挿入室2の入口側)の内壁面3を、手挿入室2の奥側に向かって傾斜する傾斜面に形成し、第1のノズル15が噴出する第1の空気流aを、傾斜面に衝突させ、第2のノズル16の噴出する第2の空気流cに前から当て、第2の空気流cを奥側に向けるようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる手乾燥装置は、低騒音かつ速乾の手乾燥装置として、公共施設等に設置するのに適している。
本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態1を示す縦断面図である。 同平面図である。 ノズルの噴出口の形態を示す正面図である。 空気流の詳細を示す図である。 ノズル位置のずれ量と乾燥時間との関係を示す線図である。 ノズル位置のずれ量と騒音との関係を示す線図である。 空気流の作用説明図である。 ノズルの噴出口の他の形態を示す正面図である。 ノズルの噴出口の他の形態を示す正面図である。 ノズルの噴出口の他の形態を示す正面図である。 ノズルの噴出口の他の形態を示す正面図である。 本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態2を示す縦断面図である。 実施の形態1の手乾燥装置の比較例の説明図である。
符号の説明
1 手乾燥装置
2 手挿入室
4,22 第1の内壁面
6,25 第2の内壁面
15 第1のノズル
16 第2のノズル
17 傾斜面
a 第1の空気流
第1の空気流の噴流軸
c 第2の空気流
第2の空気流の噴流軸

Claims (10)

  1. 手を挿入するための開口を有する手挿入室と、
    前記手挿入室の一部を形成する第1の壁と、
    前記手挿入室の一部を形成し、前記第1の壁と対向する第2の壁と、
    前記第1の壁の内側の第1の内壁面に設けられ前記第2の壁の第2の内壁面に向かって空気流を噴出する第1のノズルと、
    前記第2の内壁面に設けられ前記第1の内壁面に達する空気流を噴出する第2のノズルとを備える手乾燥装置において、
    前記第2のノズルは、前記第1のノズルから噴出された空気流の噴流軸よりも前記開口寄りに噴流軸が形成されるように設けられ、
    前記第1の内壁面は、前記第1の内壁面に達した前記第2のノズルからの空気流を前記手挿入室の前記開口から奥に向かって流して前記第1のノズルから噴出される空気流に当てるように傾斜して形成され、前記第1のノズルから噴出される空気流を前記第2のノズルから噴出された空気流から遠ざけることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記第2のノズルからの空気流が達する第1の内壁面が、凹曲面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記第2の内壁面は、前記第2の内壁面に達した前記第1のノズルからの空気流を前記手挿入室の前記開口から奥に向かって流すように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  4. 前記第1のノズルからの空気流の噴流軸と、前記第2のノズルからの空気流の噴流軸との間隔が、5mm〜30mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  5. 前記第1のノズルからの空気流の噴流軸と、前記第2のノズルからの空気流の噴流軸とが、互いに平行するか遠ざかるように前記第1のノズルの向きと前記第2のノズルの向きとを設定したことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  6. 前記第1のノズルと前記第2のノズルは、手の挿入方向に対して略直角方向に一列に配列された複数の噴出口を有する細長い形状であることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  7. 前記第1のノズルと前記第2のノズルは、手の挿入方向に対して略直角方向にスリット状の噴出口を有する細長い形状であることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  8. 前記第1のノズルと前記第2のノズルは、手の挿入方向に対して略直角方向に複数の噴出口又はスリット状の噴出口を有する細長く中央部が張り出した形状であることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  9. 前記第1のノズルと前記第2のノズルは、手の挿入方向に対して略直角方向に複数の噴出口又はスリット状の噴出口を有する細長く中央部が張り出すとともに前記中央部の噴出口又はスリットが塞がれた形状であることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  10. 前記第1のノズルは挿入された手の平側に空気流を吹き付け、前記第2のノズルは挿入された手の甲側に空気流を吹き付け、第1のノズルから噴出される空気の量を第2のノズルから噴出される空気の量よりも多くしたことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
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