JP4177142B2 - 座標入力装置及び駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は座標入力装置及び駆動装置に係り、特に、ペン入力や指入力時に操作面を振動させる座標入力装置及び駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タッチパネルやタッチパッドでは、ペンや指により入力操作を行なう。このとき、キーボードのキースイッチのように押下時にクリック感がないので、押下の認識ができず、誤操作などの原因となる。このため、タッチパネルやタッチパッドでは、操作者に押下を認識させるためにタッチパネルを振動させる構成としたものがあった。
【0003】
なお、タッチパネル、タッチパッドを振動させる機構としては以下のものが既に提案されている。
【0004】
タッチパネルを振動させる駆動機構としては圧電素子を用いるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
さらに、ノート型パーソナルコンピュータに搭載されているタッチパッドでは、コイルとマグネットからなるアクチュエータをタッチパッドの下面に配置する構造のものがあった(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
また、平面を振動させるアクチュエータとして、平面に平行に、極性の異なる1対のマグネットと、1対のマグネットの各々に対向配置されたコイルとを設け、1対のマグネットと1対のコイルとを磁気的に相互作用させて、平面に直交する方向に振動させる構造の平面型音響変換装置があった(特許文献3参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−85400号公報(図1)
【0008】
【特許文献2】
実用新案登録第3085481号公報(段落番号0037)
【0009】
【特許文献3】
再公表特許公開WO00/078095号公報(第38頁24行〜第42頁5行、第9図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来の圧電素子でタッチパネルを振動させる構造では、圧電素子は振幅が小さいので、大きな振幅を得るには多層構造にしなければならず、駆動に高電圧が必要となるとともに、厚くなり、高価になるなどの課題があった。
【0011】
さらに、従来のコイルとマグネットからなるアクチュエータをタッチパッドの下面に配置する構成のものでは、アクチュエータをタッチパッドの下面に配置する必要があったため、薄型化が困難であるなどの課題があった。
【0012】
また、従来のコイル及びマグネットにより平面を振動させるアクチュエータでは、振動面全面に渡ってコイル及びマグネットを配置しているため、タッチパネルなど振動面に表示を行なうでは、表示の妨害となり、容易に適用できないなどの課題があった。
【0013】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、薄型で、充分な振動ストロークを確保できる座標入力装置及び駆動装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の座標入力装置は、タッチパネルにより座標の検出を行う座標入力装置であって、タッチパネルの周縁部に配置され、駆動電流が供給される給電線と、タッチパネルの周縁部に配置され、タッチパネルに平行に、かつ、その方向が給電線と交差するような磁界を前記給電線に印加する磁界印加手段とを有し、タッチパネルは、所定の軸で揺動自在とされており、駆動面を所定の軸を中心に揺動するように給電線に駆動電流を供給することを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、座標入力面の周縁部に配置された給電線に駆動電流を流すことにより座標入力面の周縁部に配置された磁界印加手段により印加される座標入力面に平行に、かつ、その方向が給電線と交差するような磁界に給電線が相互作用し、フレーミングの左手の法則にしたがって、給電線又は磁界印加手段に力が働き、座標入力面を駆動することができる。座標入力面が振動することにより入力操作を触覚的に認識でき、良好な操作性を得ることができる。
【0016】
また、このとき、磁界は駆動面に平行に印加すればよく、かつ、磁界中に給電線を配線すればよいので、構成が簡単であるとともに、薄型化することができる。さらに、磁界を用いることにより振動の振幅を大きくとることができる。また、本発明の構成では、給電部及び磁界印加手段は座標入力面の周縁部に配置され、その中央部は開放されるため、タッチパネルなどに適用した場合に下部に配置される表示装置による表示が妨害されることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施例の斜視図、図2は本発明の第1実施例のシステム構成図を示す。
【0018】
本実施例の情報処理システム1は、PDA(personal digital assistant)などの携帯端末装置であり、表示画面11をスタイラスペン12や指や操作することによりコマンドの実行や文字入力が可能な構成とされており、パネル部111、座標検出部112、処理部113、記憶部114、キー入力部115、表示制御部116、インタフェース部117、振動制御部118を含む構成とされている。
【0019】
まず、パネル部111について説明する。
【0020】
図3はパネル部111の分解斜視図を示す。
【0021】
パネル部111は、図1に示す表示画面11を構成するものであり、表示装置121、振動装置122、タッチパネル123を含む構成とされている。表示装置121は、例えば、LCD(liquid crystal display)から構成されており、表示制御部116により制御され、画像が表示される。
【0022】
振動装置122は、マグネット部131−1〜131−4及び給電線部132から構成されている。マグネット部131−1〜131−4は、表示画面に平行な磁界を発生し、給電線部132に印加する。
【0023】
なお、マグネット部131−1は、表示画面11の矢印Y1方向の端部に配置され、マグネット部131−2は、表示画面11の矢印Y2方向の端部に配置されている。また、マグネット部131−3は、表示画面11の矢印X1方向の端部に配置され、マグネット部131−4は、表示画面11の矢印X2方向の端部に配置されている。
【0024】
図4はマグネット部131−1の斜視図、図5はマグネット部131−1の断面図を示す。
【0025】
マグネット部131−1は、第1のマグネット141、第2のマグネット142、ヨーク143を含む構成とされている。第1のマグネット141は、矢印Y1方向側に配置され、矢印Z1方向がN極、矢印Z2方向がS極となるようにヨーク143上に配置されている。また、第2のマグネット142は、第1のマグネット141の矢印Y2方向側に、矢印Z1方向がS極、矢印Z2方向がN極となるようにヨーク143上に配置されている。
【0026】
第1のマグネット141及び第2のマグネット142並びにヨーク143により、図4、図5に破線で示す方向に磁界が発生する。この磁界は、表示画面11に平行であり、かつ、給電線部132に略直交するように発生する。
【0027】
また、マグネット部131−2は、マグネット部131−1と略同様な構成であり、矢印Y2方向側に第1のマグネット141、矢印Y1方向側に第2のマグネット142が配置されている。マグネット部131−3は、マグネット部131−1と略同様な構成であり、矢印X1方向側に第1のマグネット141、矢印X2方向側に第2のマグネット142が配置されている。マグネット部131−4は、マグネット部131−1と略同様な構成であり、矢印X2方向側に第1のマグネット141、矢印X1方向側に第2のマグネット142が配置されている。
【0028】
マグネット部131−1〜131−4により、表示画面11に周縁部では、表示画面11に平行で、かつ、表示画面の内側方向に磁界が印加される。マグネット部131−1〜131−4の上部、矢印Z1方向側に給電線部132が配置されている。給電線部132はタッチパネル123の下面側に貼付されている。
【0029】
図6は給電線部132の分解斜視図を示す。
【0030】
給電線部132は、導電細線151を透明樹脂フィルム152と透明樹脂フィルム153との間に挟持し、接着した構成とされている。導電細線151は、透明フィルム151、152の周縁部に沿って、渦巻状に巻回されている。
【0031】
なお、導電細線151の矢印Y1方向の辺部151aはマグネット部131−1の上部を通過し、マグネット部131−1により発生する磁界に作用する。導電細線151の矢印Y2方向の辺部151bはマグネット部131−2の上部を通過し、マグネット部131−2で発生する磁界に作用する。導電細線151の矢印X1方向の辺部151cはマグネット部131−3の上部を通過し、マグネット部131−3で発生する磁界に作用する。導電細線151の矢印X2方向の辺部151dはマグネット部131−4の上部を通過し、マグネット部131−4で発生する磁界に作用する。
【0032】
導電細線151は、振動制御部118に接続されおり、振動制御部118から駆動電流が供給される。導電細線151は振動制御部118から辺部151aに矢印X2方向の駆動電流が供給されると、辺部151bには矢印X1方向に駆動電流が流れ、辺部151cには矢印Y1方向に駆動電流が流れ、辺部151dには矢印Y2方向に駆動電流が流れる。導電細線151に駆動電流が流れることによりマグネット部131−1〜131−4で発生される磁界と駆動電流とが作用して、導電細線151に矢印Z1方向あるいは矢印Z2方向に力が働く。例えば、図4において、導電細線151に矢印X2方向に電流を流すと、磁界はマグネット部131−1により破線で示す方向、すなわち、矢印Y2方向に印加されているため、フレミング左手の法則から導電細線151には、矢印Z1方向に電流に応じた力が働く。また、導電細線151に矢印X1方向に電流を流すと、逆に、矢印Z2方向に電流に応じた力が働く。
【0033】
駆動電流を所定時間毎に反転させることにより、導電細線151が振動し、給電線部132が振動することになる。なお、このとき、導電細線151の辺部151bに流れる電流とマグネット部131−2で発生する磁界の方向との関係、及び、導電細線151の辺部151cに流れる電流とマグネット部131−3で発生する磁界の方向との関係、並びに、導電細線151の辺部151dに流れる電流とマグネット部131−4で発生する磁界の方向との関係は、図4に示す導電細線151の辺部151aに流れる電流とマグネット部131−1で発生する磁界の方向との関係と同じであるので、給電線部132全体が同一方向に駆動される。
【0034】
図7は導電線とマグネットとの間の距離と導電線に働く力との関係を示す図である。
【0035】
図7は幅1.0mm、長さ220mm、厚さ0.01mmの導電線を厚さ1.0mm、幅1.5mmの2つのマグネットを互いに逆極性となるように並列に配置し、導電線に平行磁界を印加するマグネット部上に配置し、導電線に0.1Aの電流を流したときに導電線に働く力を導電線とマグネット部との間の距離を0.05〜0.3mmの間で変化させたとき場合をシミュレーションしたものである。本実施例のように平行磁界中に導電線を配置し、電流を流した場合でも、図7に示すように導電線に力が発生することがわかる。すなわち、本実施例のような構成においても振動を発生させることが可能であることがわかる。
【0036】
なお、上記構成の給電線部132は、タッチパネル123の下面に貼付される。
【0037】
図8はタッチパネル123の分解斜視図を示す。
【0038】
タッチパネル123は、下部基板161、上部基板162、端子基板163を含む構成とされている。
【0039】
下部基板161は、ITO(indium tin oxide:インジウム錫酸化物)などの透明導電膜が全面に形成されたガラス基板上に電極171、172、配線173〜176を形成した構成とされている。電極171は、矢印Y1方向の辺部に矢印X1、X2方向に延在して形成されている。なお、電極171は、配線173を介して矢印Y1方向の辺縁部に設けられた接続部分に導出されている。また、電極172は、矢印Y2方向の辺部に矢印X1、X2方向に延在して形成されている。電極172は、配線174を介して矢印Y1方向の辺縁部に設けられた接続部分に導出されている。
【0040】
上部基板162は、ITOなどの透明導電膜が全面に形成されたPET(polyethylene telephtalete)などの合成樹脂からなるフィルム上に電極181、182を形成した構成とされており、所定の間隙を保って下部基板161上に積層されている。上部基板162はスタイラスペン12や指により押圧されることにより撓み、下部基板161と接触する。なお、下部基板161と上部基板162との間には不要な接触を避けるため、ドットスペーサが間挿されている。このドットスペーサにより所定の圧力で押圧されたときに、下部基板161の透明導電膜と上部基板162の透明導電膜とが接触する構成とされている。
【0041】
電極181は、矢印X1方向の辺縁部に矢印Y1、Y2方向に延在して形成されている。電極181の矢印Y1方向の端部は、下部基板161の配線175に接続されている。配線175は、電極181を矢印Y1方向の辺縁部に設けられた接続部分に導出している。
【0042】
電極182は、矢印X2方向の辺縁部に矢印Y1、Y2方向に延在して形成されている。電極182の矢印Y1方向の端部は、下部基板161の配線176に接続されている。配線176は、電極182を矢印Y1方向の辺縁部に設けられた接続部分に導出している。
【0043】
端子基板163は、配線191〜194が形成されたフレキシブルプリント配線板であり、タッチパネル123を座標検出部112に接続する基板である。配線191には下部基板161の配線173が接続され、配線192には下部基板161の配線174が接続され、配線193には下部基板161の配線175が接続され、配線194には下部基板161の配線176が接続される。端子基板163の配線191〜194は、座標検出部112に接続される。
【0044】
座標検出部112は、電極171と電極172との間に所定の電圧を印加し、上部基板162の電位を検出することにより、矢印Y1、Y2方向、すなわち、Y軸方向の座標を検出する。また、座標検出回路211は、電極181と電極182との間に所定の電圧を印加し、下部基板161の電位を検出することにより、矢印X1、X2方向、すなわち、X軸方向の座標を検出する。座標検出回路211は、上記のY軸方向の座標検出と、X軸方向の座標検出とを交互に繰り返すことにより、2次元座標を検出する。
【0045】
また、端子基板163の配線191〜194のうちのいずれかの配線、例えば、配線191は、タッチパネル123の操作を検出するために振動制御部118に接続されている。
【0046】
図9は振動制御部118のブロック構成図を示す。
【0047】
振動制御部118は、振動波形発生部201、電流増幅回路202、コンパレータ203、基準電圧源204、スイッチ205とを含む構成とされている。
【0048】
振動波形発生部201は、発振回路などから構成されており、人が振動として感じやすい周波数、例えば、10〜100Hz程度の発振信号を発生する。振動波形発生部201で発生した発振信号は、電流増幅回路202に供給される。電流増幅回路202は、発振信号に応じた駆動電流を生成し、振動装置122を構成する給電線部132の導電細線151に供給する。
【0049】
基準電圧源204は、基準電圧を発生する。基準電圧は、接触時に座標検出用配線、例えば、配線191に発生する最小電位よりわずかに小さい電位に設定されている。なお、配線191の電位は、非接触時には基準電圧より小さい電位となる。
【0050】
なお、振動波形発生部201及び電流増幅回路202には、スイッチ205を介して駆動電圧Vccが供給されている。スイッチ205は、コンパレータ203の出力に応じてスイッチングされる。
【0051】
コンパレータ203の非反転入力端子には、配線191が接続され、配線191の電位が印加され、反転入力端子には基準電圧源204から基準電圧が印加されている。コンパレータ203は、配線191の電位が基準電圧より小さいとき、すなわち、タッチパネル123の下部基板161と上部基板162とが非接触時には出力をローレベルとし、配線191の電位が基準電圧より大きくなる、すなわち、タッチパネル123の下部基板161と上部基板162とが接触した時には、出力をハイレベルとする。
【0052】
スイッチ205は、コンパレータ203の出力がローレベル、すなわち、タッチパネル123の下部基板161と上部基板162とが非接触のときにはオフし、振動波形発生部201及び電流増幅回路202への駆動電源Vccの供給を停止する。振動波形発生部201及び電流増幅回路202は、スイッチ205がオフされ、駆動電圧Vccの供給が停止されると、動作を停止し、振動装置122を構成する給電線部132の給電細線151への駆動電流の供給を停止する。これによって、振動装置122は、非振動状態となる。
【0053】
また、スイッチ205は、コンパレータ203の出力がハイレベル、すなわち、タッチパネル123の下部基板161と上部基板162とが接触したときにはオンし、振動波形発生部201及び電流増幅回路202に駆動電圧Vccを供給する。振動波形発生部201及び電流増幅回路202はスイッチ205がオンし、駆動電圧Vccが供給されると、動作状態となり、振動装置122を構成する給電線部132の給電細線151に発振信号に応じた駆動電流を供給する。振動装置122は、給電線部132を構成する給電細線151に発振信号に応じた駆動電流が供給されると、発振信号に応じた周波数、10〜100Hzでタッチパネル123を振動させる。
【0054】
以上により、タッチパネル123をスタイラスペン12や指などでタッチし、下部基板161の透明導電膜と上部基板162の透明導電膜とが接触すると、タッチパネル123が10〜100Hzで振動し、操作者は操作に応じて振動を感じることができる。
【0055】
一方、座標検出部112で検出されたX軸、Y軸の座標は、処理部113に供給されている。処理部113は、記憶部114に記憶されたプログラムにより処理を実行しており、座標検出部112で検出された座標位置に応じてコマンドを認識したり、文字入力処理などを行ったりする。また、処理部113は、処理結果に応じて表示制御部116を制御し、表示装置121に表示を行なわせる。
【0056】
なお、キー入力部115は、電源投入ボタン、アプリケーション起動ボタン、カーソル移動ボタンなどを含み、操作に応じて処理部113にコマンドを発行する。処理部113は、キー入力部115から供給される入力コマンドに基づいて処理を実行する。
【0057】
また、インタフェース部117は、処理部113と入出力ポートPとのインタフェースをとる回路部である。入出力ポートPは、例えば、SD(secure digital)カード、MMC(multi media card:商標)、CF(compact flash card)などのメモリカード21を装着するための接続ポートである。
【0058】
なお、図8に示すタッチパネル123は、いわゆる、アナログ抵抗膜方式のタッチパネルであるが、タッチパネル123は、図8に示す構成のものに限定されるものではなく、他の電極形状、動作原理のタッチパネルでもよく、本発明はタッチパネルの動作原理によって限定されるものではない。
【0059】
なお、本実施例では、タッチパネル123の下部基板161の下面に給電線部132を貼付したが、給電線部132の導電細線151を下部基板161にパターンとして形成するようにしてもよい。
【0060】
図10はパネル部111の第1変形例の分解斜視図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0061】
本変形例のパネル部301は、図3に示す給電線部132に代えて、給電線部132を構成する導電細線151をタッチパネル311の下部基板321上に導電パターン322として形成した構成されている。
【0062】
図11はタッチパネル311の分解斜視図を示す。同図中、図8と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0063】
本変形例のタッチパネル311の下部基板321は、透明導電膜上に電極171、172、配線173〜176と同じプロセスで、導電細線151と略同じ形状の導電パターン322、接続パッド323、324を形成した構成とされている。また、端子基板330には、配線191〜194に加えて、接続パッド323に接続される配線331、接続パッド324に接続される配線332が形成された構成とされている。
【0064】
本変形例によれば、タッチパネル311にマグネット部131−1〜131−4により発生される平行磁界と作用する導電パターン322を形成したので、給電線部132を別に要にする必要がなく、部品点数を低減できる。
【0065】
なお、本変形例では、導電パターン322を下部基板321の上部基板162との対向面側に形成したが、下部基板321の下面側、矢印Z2方向側の面に形成するようにしてもよい。
【0066】
また、本実施例では、タッチパネル123側に給電線部132を貼付し、給電線部132に対向してマグネット部131−1〜131−4を配置したが、タッチパネル123にマグネット部131−1〜131−4を貼付するようにしてもよい。
【0067】
図12はパネル部111の第2変形例の分解斜視図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0068】
本変形例のパネル部401は、振動装置411の構成が図3とは相違している。本変形例の振動装置411は、マグネット部131−1〜1−4がパネル部111の下面側に貼付され、給電線部132がフレームなどに固定された構成とされている。
【0069】
給電線部132の導電細線151に振動制御部118から駆動電流を供給することにより、マグネット部131−1〜131−4に力が働き、タッチパネル123が振動する。
【0070】
さらに、本実施例では、単にタッチパネル123を振動させたが、振動装置122を表示装置121の下部に配置し、表示装置121とタッチパネル123の両方を振動させるようにしてもよい。
【0071】
図13はパネル部111の第3変形例の分解斜視図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0072】
本変形例のパネル部511は、振動装置511の配置位置がパネル部122とは異なる。本変形例では、表示装置121の上面側にタッチパネル123が固定され、振動装置511は表示装置121の下側、矢印Z2方向側に配置された構造とされている。振動装置511は、マグネット部131−1〜131−4がフレームなどに固定され、給電線部132が表示装置121の下面、矢印Z2方向側の面に貼付した構成とされている。給電線部132の導電細線151に振動制御部118から駆動電流を供給することにより、導電細線151がマグネット部131−1〜131−4で発生する平行磁界に作用して力が矢印Z1、Z2方向に働き、表示装置121及びタッチパネル123の両方を振動させる。
【0073】
本変形例によれば、表示装置121とタッチパネル123とを密着させることができ、表示装置121の表示位置とタッチパネル123の接触位置とを感覚的に一致させることができる。
【0074】
また、本実施例の振動装置122は、タッチパネル123あるいは表示装置121を上下動させたが、揺動させるように構成することもできる。
【0075】
図14はパネル部111の第4変形例の分解斜視図、図15はパネル部111の第4変形例の要部の断面図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0076】
本変形例のパネル部601は、タッチパネル123の支持構造及び振動装置611の構成が図3とは相違する。
【0077】
タッチパネル123は、矢印Y1、Y2方向に延在する辺部の略中央部が、フレーム621に支持部材622により矢印A方向に揺動自在に支持されている。
【0078】
振動装置601は、マグネット部103−3、103−4を削除した構成とされている。また、マグネット部131−2は、その磁極性がマグネット部131−1をそのまま矢印Y2方向に平行移動させた状態で配置されている。
【0079】
これにより、導電細線151に電流を供給したとき、矢印Y1方向側の辺部151aでは矢印Z1方向に力が働き、矢印Y2方向側の辺部151bでは矢印Z2方向に力が働く。このため、支持部材612を支点としてタッチパネル123を矢印A方向に揺動させることができる。
【0080】
なお、本実施例では、振動制御部118でタッチパネル123の操作を検出し、振動装置122を振動させるようにしたが、処理部113により振動波形を生成し、電流増幅回路を通して、振動装置122に駆動電流を供給し、タッチパネル123を振動させるようにしてもよい。
【0081】
図16は本発明の第2実施例のブロック構成図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0082】
本実施例の情報処理システム700は、処理部113でタッチパネル123の操作に応じて10〜100Hzの信号を生成し、電流増幅回路701で電流増幅して振動装置122に供給する。
【0083】
図17は処理部113の振動制御処理のフローチャートを示す。
【0084】
処理部113は、ステップS1−1で座標検出部112から座標情報が供給されると、ステップS1−2で座標情報から座標入力位置を検出する。処理部113は、ステップS1−3で座標検出部112からの座標情報に応じた周波数の駆動信号を生成し、出力ポートPoutから出力する。
【0085】
処理部113は、ステップS1−4で座標検出部112から座標情報が供給されなくなると、ステップS1−5で出力ポートPoutへの駆動信号の出力を停止する。
【0086】
以上によりタッチパネル123が押圧されたときに、タッチパネル123が振動させることができる。また、座標入力位置に応じて振動周波数が変化するので、入力位置を感覚的に認識できる。
【0087】
また、第1、第2実施例では、タッチパネル123の出力信号に基づいて振動装置122の振動を制御したが、これに限定されるものではなく、振動装置122を構成する給電線部132の導電細線151に発生する起電力を検出して、タッチパネル123の操作を検出し、振動装置122の振動を制御するようにしてもよい。
【0088】
図18は本発明の第3実施例のブロック構成図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0089】
本実施例の情報処理システム800は、振動制御部801の構成が図2とは相違する。振動制御部801はタッチパネル123が押圧され、振動装置122の給電線部132とマグネット部131−1〜131−4との距離が変動することによりフレーミングの右手の法則に基づいて給電線部132の導電細線151に発生する起電力を検出することにより、振動を発生させるものである。
【0090】
図19は振動制御部801のブロック構成図を示す。同図中、図9と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0091】
振動制御部801は、増幅回路811、フィルタ812、ワンショットマルチバイブレータ813が追加された構成とされている。
【0092】
増幅回路811には、導電細線151が接続されており、導電細線151の電位を増幅して出力する。増幅回路811の出力は、フィルタ812に供給される。フィルタ812は、導電細線151の電位のうち操作者がタッチパネル123を押圧したときに発生する起電力の周波数成分が通過可能であり、駆動信号の周波数成分は除去されるようにフィルタ特性が設定されている。
【0093】
フィルタ812の出力は、コンパレータ203の非反転入力端子に供給される。コンパレータ203は、基準電位とフィルタ812の出力とを比較し、フィルタ812の出力が基準電位より大きいときには出力をハイレベルとし、フィルタ812の出力が基準電位より小さいときには出力をローレベルとする。
【0094】
コンパレータ203の出力は、ワンショットマルチバイブレータ813に供給される。ワンショットマルチバイブレータ813は、コンパレータ203の出力が立ち上がったときに、立ち上がってから予め設定された一定時間、出力をハイレベルとする。
【0095】
ワンショットマルチバイブレータ813の出力は、スイッチ205に供給される。スイッチ205は、ワンショットマルチバイブレータ813の出力がハイレベルの間だけオンし、振動波形発生部201及び電流増幅回路202を駆動状態として駆動信号を、振動装置122を構成する給電線部132の導電細線151に供給する。これによりタッチパネル123が操作され、導電細線151の両端に発生する起電力を検出してから、一定時間、タッチパネル123が振動される。
【0096】
本実施例によれば、振動装置122で検出、振動の動作を完結させることができるので、各所に容易に設置可能である。また、タッチパネル123の動作原理によらず設置可能となる。
【0097】
また、本実施例では、10〜100Hz程度の人が振動を感じやすい周波数で振動を行なったが、振動装置122を単に振動させるだけでなく、振動装置122により表示装置121、タッチパネル123を可聴域の周波数で振動させることにより音楽や音声を出力するようにすることもできる。
【0098】
次に振動装置122により表示装置121、タッチパネル123を可聴域の周波数で振動させることにより音楽や音声を出力する実施例について説明する。
【0099】
なお、本実施例の情報処理システムの構成は、図16に示す第2実施例と同じ構成とされており、処理部113の処理動作及び記憶部114に振動装置122により出力するための音楽データ、音声データが記憶されている点が第2実施例とは相違しているだけであるので、その構成の説明は省略する。
【0100】
図20は本発明の第4実施例の処理部113の音声出力時の処理フローチャートを示す。
【0101】
処理部113はステップS2−1で座標検出部112から座標情報が供給されると、ステップS2−2で記憶部114から予め選択された音楽データ或いは音声データを読み出す。処理部113はステップS2−3で記憶部114から読み出された音楽データ或いは音声データをアナログ信号に変換する。次に処理部113はステップS2−4でアナログ変換された音楽信号或いは音声信号を出力ポートPoutから出力する。
【0102】
出力ポートPoutから出力されたアナログ音楽信号及びアナログ音声信号は、電流増幅回路701に供給される。電流増幅回路701は、アナログ音楽信号或いはアナログ音声信号に応じた駆動電流を振動装置122に供給する。振動装置112は、アナログ音楽信号あるいはアナログ音声信号に応じてタッチパネル123を振動させる。タッチパネル123がアナログ音楽信号あるいはアナログ音声信号に応じて振動することにより表示画面11から音楽或いは音声が出力される。
【0103】
なお、処理部113は、ステップS2−5で音楽データあるいは音声データが終了すると、ステップS2−6が出力ポートPoutからの信号出力を停止する。
【0104】
なお、上記第1〜第3実施例は、PDAに本発明の駆動装置を適用した場合について説明したが、携帯電話の表示画面やパーソナルコンピュータのタッチパッドとして使用することもできる。
【0105】
図21は本発明の第5実施例の外観斜視図、図22は本発明の第5実施例のブロック構成図を示す。
【0106】
本実施例の携帯電話機900は、マイクロフォン901、アンプ902、音声処理部903、無線通信部904、アンプ905、スピーカ906、処理部907、記憶部908、入力装置909、表示制御部910、電流増幅回路911、パネル部912を含む構成とされている。
【0107】
マイクロフォン901は、音声を電気信号に変換し、アンプ902に供給する。アンプ902は、マイクロフォン901からの音声信号を増幅して、音声処理部903に供給する。音声処理部903は、アンプ902からの音声信号をコード化して無線通信部904に供給する。無線通信部904は、音声処理部903からの音声コードを無線送信する。無線送信された音声コードは、ネットワークを介して通話先の電話機に送信され、通話先の電話機で音声として出力される。
【0108】
また、通話先の電話機からの音声は、コード化されてネットワークを介して無線通信部904で受信される。無線通信部904で受信した音声コードは、音声処理部903に供給される。音声処理部903は、音声コードをデコードして音声信号を復元する。音声信号は、アンプ905で増幅されてスピーカ906から出力される。
【0109】
なお、処理部907は、記憶部908に記憶されたプログラムにより処理動作を行う。処理部907は、入力装置909からのコマンドやデータ入力によりダイヤルを行ない、相手先電話機との通信リンクを確立し、相手先電話機との通話を可能とする。また、処理部907は、表示制御部910を制御して、パネル部912に文字、画像などを表示する。例えば、処理部907は無線通信部904を介してデータ通信を行ない、電子メールの送受信やウェブ画面などを表示可能とされている。さらに、処理部907は通話着信、電子メール着信時などに電流増幅回路911に10〜100Hz程度の振動波形信号を所定のパターンで供給する。電流増幅回路911は、処理部907からの振動波形信号を電流増幅して、パネル部912に供給する。
【0110】
図23はパネル部912の分解斜視図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0111】
パネル部912は、表示装置1011、振動装置1012を含む構成とされている。振動装置1012は、表示装置1011の下面に配置され、電流増幅回路911からの駆動電流に応じて表示装置1011を矢印Z1、Z2方向に振動させる。
【0112】
表示装置1011が10〜100Hzで振動することにより振動装置1012をバイブレータとして機能させることができる。
【0113】
図24は処理部907の着信時の処理フローチャートを示す。
【0114】
処理部907はステップS3−1で無線通信部904からの通知により通話着信或いは電子メール着信を検出すると、ステップS3−2で電流増幅回路911に振動波形信号を供給する。電流増幅回路911は、処理部907からの振動波形信号を電流増幅して、振動波形信号に応じた駆動電流を振動装置1012に供給する。振動装置1012は、電流増幅回路911からの駆動電流に応じて表示装置1011を振動させる。表示装置1011が振動することにより携帯電話機900が振動し、バイブレータとして機能させることができる。
【0115】
処理部907は、ステップS3−3で通話が確立、あるいは、所定パターンの振動波形信号の出力が終了すると、ステップS3−4で振動波形信号の電流増幅回路911への出力を停止する。
【0116】
以上、本実施例によれば、振動装置1012を従来のバイブレータとして用いることができる。振動装置1012は薄型化が可能であるので、モータ式のバイブレータに代えて本実施例の振動装置1012を適用することにより携帯電話900を薄型化できるとともに、軽量化できる。また、振動装置1012はスピーカとして機能するので、通話用のスピーカ906に代えて機能させることも可能である。さらに、振動装置1012はマイクロフォンとしても機能するので、通話用のマイクロフォン901に代えて機能させることも可能である。このように本実施例の振動装置1012は、バイブレータ、スピーカ、マイクロフォンの機能を併せ持つので、これらに代えて用いることができ、携帯電話機を薄型化、小型化、軽量化することができる。また、本実施例では、パネル部912の構成を第1実施例と同様な構成とし、入力操作をタッチパネル123により行ない、タッチパネル123を振動させるように構成してもよい。また、振動装置1012の配置及び駆動方法もの第1〜第3実施例と同様に種々の配置が考えられる。
【0117】
次にパーソナルコンピュータのタッチパッドとして適用した例について説明する。
【0118】
図25は本発明の第6実施例の外観斜視図、図26は本発明の第6実施例のブロック構成図を示す。
【0119】
本実施例のパーソナルコンピュータ1100はノート型パーソナルコンピュータであり、入力パネル部1101、キーボード1102、インタフェース1103、CPU(central processing unit)1104、ハードディスクドライブ1105、可換式記憶装置1106、メモリ1107、表示制御部1108、表示装置1109を含む構成とされている。
【0120】
入力パネル部1101は、指の操作によって、座標入力を行なうためのもので、入力操作に応じて振動する構成とされている。
【0121】
図27は入力パネル部1101の分解斜視図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0122】
本実施例の入力パネル部1101は、タッチパッド1111の下部に振動装置1112を配置した構成とされている。タッチパッド1111は、面上での指の動きを検出してカーソル、ポインタなどの座標を入力するための装置であり、感圧式、静電式などの入力方式がある。
【0123】
振動装置1112は、第1〜第4実施例で説明した振動装置と同様な構成とされており、タッチパッド1111を所定の周波数、音楽、音声に応じて振動させるものであり、インタフェース1103から供給される駆動電流に応じて動作する。また、キーボード1102は、キースイッチを押下することにより入力動作を行なうものである。入力パネル部1101、キーボード1102での入力結果は、インタフェース1103を介してCPU1104に供給される。CPU1104は、ハードディスクドライブ1105にインストールされたプログラムに基づいて処理を実行しており、入力パネル部1101、キーボード1102での入力結果を入力データとして扱ったり、入力結果に基づいてコマンドを実行したりする。可換式記憶装置1106は、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−ROMドライブなどの各種ドライブからなり、可換式ディスクからデータを読み出す。可換式ディスクには、ハードディスクドライブ1105にインストールされるプログラムが記憶されたり、CPU1104で処理される各種データが記憶されたりしている。
【0124】
メモリ107は、CPU1104の作業用記憶領域として用いられる。表示制御部1108は、CPU1104から供給される画像データに基づいて表示装置1109に画像を表示させる。表示装置1109は、液晶ディスプレイなどから構成され、画像の表示を行なう。
【0125】
本実施例によれば、入力操作に応じてタッチパッドを振動させることにより入力操作の操作性を向上させることができる。
【0126】
なお、上記実施例では、PDA、携帯電話、パーソナルコンピュータに提供した例を説明したが、本発明の駆動装置は上記装置のみならず、種々の装置に適用可能であることはいうまでもない。
【0127】
なお、上記実施例は、以下の付記の内容を含む。
【0128】
(付記1) 座標入力面の周縁部に配置され、駆動電流が供給される給電線と、
前記座標入力面の周縁部に配置され、前記座標入力面に平行に、かつ、その方向が前記給電線と交差するような磁界を前記給電線に印加する磁界印加手段とを有することを特徴とする座標入力装置。
【0129】
(付記2) 前記給電線は、前記座標入力面の周縁部に周回されて固定され、
前記磁界印加手段は、前記給電線に対向して配置されたことを特徴とする付記1記載の座標入力装置。
【0130】
(付記3) 前記給電線は、前記プリント配線板にプリント配線されたことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0131】
(付記4) 前記磁界印加手段は、前記座標入力面に積層された駆動面の周縁部に固定され、
前記給電線は、前記磁界印加手段に対向して配置されたことを特徴とする付記1記載の座標入力装置。
【0132】
(付記5) 前記座標入力面の接触を検出する接触検出手段と、
前記接触検出手段で前記座標入力面の接触を検出したときに、前記給電線に駆動電流を供給する駆動手段とを有することを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0133】
(付記6) 前記駆動手段は、前記給電線に所定の周波数の駆動電流を供給することを特徴とする付記1乃至5のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0134】
(付記7) 前記駆動手段は、前記給電線に可聴域の周波数の駆動電流を供給することを特徴とする付記1乃至6のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0135】
(付記8) 前記駆動手段は、前記座標入力面の接触位置に応じて前記給電線に供給する前記駆動電流の周波数を変化させることを特徴とする付記1乃至7のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0136】
(付記9) 前記駆動面は、座標入力装置本体であることを特徴とする付記1乃至8のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0137】
(付記10) 前記磁界印加手段は、磁界形成面に直交する方向に着磁され、互いに逆極性となるように配置された1対の永久磁石から構成されたことを特徴とする付記1乃至9のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0138】
(付記11) 前記接触検出手段は、座標入力操作を検出することを特徴とする付記5乃至10のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0139】
(付記12) 前記接触検出手段は、前記給電線に発生する起電力を検出することを特徴とする付記5乃至11のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0140】
(付記13) 前記座標入力面は、所定の軸で揺動自在とされ、
前記駆動面を前記所定の軸を中心に揺動するように前記給電線に駆動電流を供給することを特徴とする付記1乃至12のいずれか一項記載の座標入力装置。
【0141】
(付記14) 駆動面の周縁部に配置され、駆動電流が供給される給電線と、前記駆動面の周縁部に配置され、前記駆動面に平行に、かつ、その方向が前記給電線と交差するような磁界を前記給電線に印加する磁界印加手段とを有することを特徴とする駆動装置。
【0142】
(付記15) 前記給電線は、前記駆動面の周縁部に周回されて固定され、
前記磁界印加手段は、前記給電線に対向して配置されたことを特徴とする付記14載の駆動装置。
【0143】
(付記16) 前記給電線は、前記駆動面にプリント配線されたことを特徴とする付記14又は15記載の駆動装置。
【0144】
(付記17) 前記磁界印加手段は、前記駆動面の周縁部に固定され、
前記給電線は、前記磁界印加手段に対向して配置されたことを特徴とする付記14記載の駆動装置。
【0145】
(付記18) 前記駆動面の接触を検出する接触検出手段と、
前記接触検出手段で前記駆動面の接触を検出したときに、前記給電線に駆動電流を供給する駆動手段とを有することを特徴とする付記14至17のいずれか一項記載の駆動装置。
【0146】
(付記19) 前記駆動手段は、前記給電線に所定の周波数の駆動電流を供給することを特徴とする付記14乃至18のいずれか一項記載の駆動装置。
【0147】
(付記20) 前記駆動手段は、前記給電線に可聴域の周波数の駆動電流を供給することを特徴とする付記14乃至19のいずれか一項記載の駆動装置。
【0148】
(付記21) 前記駆動手段は、前記駆動面の位置に応じて前記給電線に供給する前記駆動電流の周波数を変化させることを特徴とする付記14乃至20のいずれか一項記載の駆動装置。
【0149】
(付記22) 前記駆動面は、座標入力装置であることを特徴とする付記14乃至21のいずれか一項記載の駆動装置。
【0150】
(付記23) 前記磁界印加手段は、磁界形成面に直交する方向に着磁され、互いに逆極性となるように配置された1対の永久磁石から構成されたことを特徴とする付記14乃至22のいずれか一項記載の駆動装置。
【0151】
(付記24) 前記接触検出手段は、座標入力装置の入力操作を検出することを特徴とする付記14乃至23のいずれか一項記載の駆動装置。
【0152】
(付記25) 前記接触検出手段は、前記給電線に発生する起電力を検出することを特徴とする付記14乃至24のいずれか一項記載の駆動装置。
【0153】
(付記26) 前記駆動面は、所定の軸で揺動自在とされ、
前記駆動面を前記所定の軸を中心に揺動するように前記給電線に駆動電流を供給することを特徴とする付記14乃至25のいずれか一項記載の駆動装置。
【0154】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、座標入力面の周縁部に配置された給電線に駆動電流を流すことにより座標入力面の周縁部に配置された磁界印加手段により印加される座標入力面に平行に、かつ、その方向が給電線と交差するような磁界に給電線が相互作用し、フレーミングの左手の法則にしたがって、給電線又は磁界印加手段に力が働き、座標入力面を駆動することができる。座標入力面が振動することにより入力操作を触覚的に認識でき、良好な操作性を得ることができ、このとき、磁界は駆動面に平行に印加すればよく、かつ、磁界中に給電線を配線すればよいので、構成が簡単であるとともに、薄型化することができる。さらに、磁界を用いることにより振動の振幅を大きくとることができる。
【0155】
また、本発明によれば、給電部及び磁界印加手段は座標入力面の周縁部に配置され、その中央部は開放されるため、タッチパネルなどに適用した場合に下部に配置される表示装置による表示が妨害されることがない等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図3】 パネル部111の分解斜視図である。
【図4】 マグネット部131−1の斜視図である。
【図5】 マグネット部131−1の断面図である。
【図6】 給電線部132の分解斜視図である。
【図7】 導電線とマグネットとの間の距離と導電線に働く力との関係を示す図である。
【図8】 タッチパネル123の分解斜視図である。
【図9】 振動制御部118のブロック構成図である。
【図10】パネル部111の第1変形例の分解斜視図である。
【図11】タッチパネル311の分解斜視図である。
【図12】パネル部111の第2変形例の分解斜視図である。
【図13】パネル部111の第3変形例の分解斜視図である。
【図14】パネル部111の第4変形例の分解斜視図である。
【図15】パネル部111の第4変形例の要部の断面図である。
【図16】本発明の第2実施例のブロック構成図である。
【図17】処理部113の振動制御処理のフローチャートである。
【図18】本発明の第3実施例のブロック構成図である。
【図19】振動制御部801のブロック構成図である。
【図20】本発明の第4実施例の処理部113の音声出力時の処理フローチャートである。
【図21】本発明の第5実施例の外観斜視図である。
【図22】本発明の第5実施例のブロック構成図である。
【図23】パネル部912の分解斜視図である。
【図24】処理部907の着信時の処理フローチャートを示す。
【図25】本発明の第6実施例の外観斜視図である。
【図26】本発明の第6実施例のブロック構成図である。
【図27】入力パネル部1101の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 情報処理システム
11 表示画面、12 スタイラスペン
111 パネル部、112 座標検出部、113 処理部、114 記憶部
115 キー入力部、116 表示制御部、117 インタフェース部
118 振動制御部
121 表示装置、122 振動装置、123 タッチパネル
131−1〜131−4 マグネット部、132 給電線部
141 第1のマグネット、142 第2のマグネット、143 ヨーク
151 導電細線、151、152 透明フィルム

Claims (13)

  1. タッチパネルにより座標の検出を行う座標入力装置において、
    前記タッチパネルの周縁部に配置され、駆動電流が供給される給電線と、
    前記タッチパネルの周縁部に配置され、前記タッチパネルに平行に、かつ、その方向が前記給電線と交差するような磁界を前記給電線に印加する磁界印加手段とを有し、
    前記タッチパネルは、所定の軸で揺動自在とされており、
    前記駆動面を前記所定の軸を中心に揺動するように前記給電線に駆動電流を供給することを特徴とする座標入力装置。
  2. 前記給電線は、前記タッチパネルの周縁部に周回されて固定され、
    前記磁界印加手段は、前記給電線に対向して配置されたことを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
  3. 前記給電線は、前記プリント配線板にプリント配線されたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項記載の座標入力装置。
  4. 前記磁界印加手段は、前記タッチパネルの周縁部に固定され、
    前記給電線は、前記磁界印加手段に対向して配置されたことを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
  5. 前記タッチパネルへの接触を検出する接触検出手段と、
    前記接触検出手段で前記タッチパネルの接触を検出したときに、前記給電線に駆動電流を供給する駆動手段とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の座標入力装置。
  6. 前記駆動手段は、前記給電線に所定の周波数の駆動電流を供給することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の座標入力装置。
  7. 前記駆動手段は、前記給電線に可聴域の周波数の駆動電流を供給することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の座標入力装置。
  8. 前記駆動手段は、前記タッチパネルへの接触位置に応じて前記給電線に供給する前記駆動電流の周波数を変化させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の座標入力装置。
  9. 前記タッチパネルは、表示装置に積層されて配置されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の座標入力装置。
  10. 前記磁界印加手段は、磁界形成面に直交する方向に着磁され、互いに逆極性となるように配置された1対の永久磁石から構成されたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項記載の座標入力装置。
  11. 前記接触検出手段は、座標入力操作を検出することを特徴とする請求項5乃至10のいずれか一項記載の座標入力装置。
  12. 前記接触検出手段は、前記給電線に発生する起電力を検出することを特徴とする請求項5乃至11のいずれか一項記載の座標入力装置。
  13. タッチパネルの周縁部に配置され、駆動電流が供給される給電線と、
    前記タッチパネルの周縁部に配置され、前記駆動面に平行に、かつ、その方向が前記給電線と交差するような磁界を前記給電線に印加する磁界印加手段とを有し、
    前記タッチパネルは、所定の軸で揺動自在とされており、
    前記駆動面を前記所定の軸を中心に揺動するように前記給電線に駆動電流を供給することを特徴とする駆動装置。
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