JP4175423B2 - 電磁波シールド材料及び該電磁波シールド材料を用いたディスプレイ - Google Patents

電磁波シールド材料及び該電磁波シールド材料を用いたディスプレイ Download PDF

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Description

本発明はCRT、PDP(プラズマ)、液晶、ELなどのディスプレイ前面から発生する電磁波をシールドするための電磁波シールド材料及びそれを用いたディスプレイに関する。
近年各種の電気設備や電子応用設備の利用が増加するのに伴い、電磁気的なノイズ妨害(Electro−Magnetic Interference;EMI)も増加の一途をたどっている。ノイズは大きく分けて伝導ノイズと放射ノイズに分けられる。伝導ノイズの対策としては、ノイズフィルタなどを用いる方法がある。一方、放射ノイズの対策としては、電磁気的に空間を絶縁する必要があるため、筐体を金属体または高導電体にするとか、回路基板と回路基板の間に金属板を挿入するとか、ケーブルを金属箔で巻き付けるなどの方法が取られている。これらの方法では、回路や電源ブロックの電磁波シールド効果は期待できるが、CRT、PDPなどのディスプレイ前面より発生する電磁波のシールドにおいては、透明性が必須であるため適用が困難であった。
電磁波シールド性と透明性を両立させる方法として、透明性基材上に金属または金属酸化物を蒸着して薄膜導電層を形成する方法(特許文献1、特許文献2参照)が提案されている。一方、良導電性繊維を透明基材に埋め込んだ電磁波シールド材(特許文献3、特許文献4参照)や金属粉末等を含む導電性樹脂を透明基板上に直接印刷した電磁波シールド材料(特許文献5、特許文献6参照)、さらには、厚さが2mm程度のポリカーボネート等の透明基板上に透明樹脂層を形成し、その上に無電解めっき法により銅のメッシュパターンを形成した電磁波シールド材料(特許文献7参照)が提案されている。
特開平1−278800号公報 特開平5−323101号公報 特開平5−327274号公報 特開平5−269912号公報 特開昭62−57297号公報 特開平2−52499号公報 特開平5−283889号公報
電磁波シールド性と透明性を両立させる方法として、特許文献1、特許文献2に示されている透明性基材上に金属または金属酸化物を蒸着して薄膜導電層を形成する方法は、透明性が達成できる程度の膜厚(数100Å〜2、000Å)にすると導電層の表面抵抗が大きくなりすぎるため、1GHzで要求される30dB以上のシールド効果に対して20dB以下と不十分であった。良導電性繊維を透明基材に埋め込んだ電磁波シールド材(特許文献3、特許文献4)では、1GHzの電磁波シールド効果は40〜50dBと十分大きいが、電磁波漏れのないように導電性繊維を規則配置させるために必要な繊維径が35μmと太すぎるため、繊維が見えて(以後視認性という)しまったり、埋め込まれた繊維によって繊維近傍の樹脂等が変形し、シールド材を通して見える画像が歪んでしまうという欠点があるためディスプレイ用途には適したものではなかった。また、特許文献5、特許文献6の金属粉末等を含む導電性樹脂を透明基板上に直接印刷した電磁波シールド材料の場合も同様に、印刷精度の限界からライン幅は100μm前後となり、視認性が発現するため適したものではなかった。さらに特許文献7に記載の厚さが2mm程度のポリカーボネート等の透明基板上に透明樹脂層を形成し、その上に無電解めっき法により銅のメッシュパターンを形成したシールド材料では、無電解めっきの密着力を確保するために、透明基板の表面を粗化する必要がある。この粗化手段として、一般にクロム酸や過マンガン酸などの毒性の高い酸化剤を使用しなければならず、この方法は、ABS以外の樹脂では、満足できる粗化を行うことは困難となる。また製造面においては、シールド材料を巻物等にすることができないため嵩高くなることや自動化に適していないために製造コストがかさむという欠点もある。ディスプレイ全面から発生する電磁波のシールド性の他に良好な可視光透過性、さらに可視光透過率が大きいだけでなく、電磁波シールド材料の存在を肉眼で確認することができない特性である非視認性も必要とされる。一方、フラットパネルであるPDPディスプレイではその前面パネルに反りの小さいものが要求される。しかし、電磁波シールド性、透明性、非視認性、反り等の特性を同時に十分満たすものは得られていなかった。本発明はかかる点に鑑み、電磁波シールド性と透明性、非視認性および良好な反り特性を有する電磁波シールド材料及びこれを用いたディスプレイを提供することを目的とする。
本発明透明プラスチックフィルムの表面に、該表面に第1の接着剤を介して設けた導電性材料の一部を除去して形成された幾何学図形を有し、上記第1の接着剤の導電性材料除去部分は上記導電性材料の背面形状が転写されており、上記幾何学図形を含む上記透明プラスチックフィルム表面の全面または一部と、上記透明プラスチックフィルムの幾何学図形が描かれていない裏面の全面または一部を、第2の接着剤で被覆し、該第2の接着剤それぞれの上に厚さが等しい透明プラスチック基板を配置してなり、上記第1の接着剤の屈折率と上記第2の接着剤の屈折率の差及び上記透明プラスチックフィルムの屈折率と上記第2の接着剤の屈折率の差が、それぞれ、0.14以下であり、電磁波シールド性と透明性、非視認性および反り特性の良好な電磁波シールド材料である。また、本発明2は、上記透明プラスチックフィルムがポリエチレンテレフタレートフィルムである本発明1の電磁波シールド材料である。そして、本発明3は、上記導電性材料が、厚み3〜18μmの銅、アルミニウムまたはニッケルの金属箔である本発明1または本発明2の電磁波シールド材料である。更に、本発明4は、上記導電性材料が銅であり、少なくともその表面が黒化処理されている本発明3の電磁波シールド材料である。また、本発明5は、上記透明プラスチックフィルムの表面に導電性材料で形成された幾何学図形が、ケミカルエッチングプロセスにより形成されたものである本発明1ないし本発明4のいずれかの電磁波シールド材料である。そして、本発明6は、上記導電性材料が常磁性金属である本発明1、本発明2又は本発明5のいずれかの電磁波シールド材料である。更に、本発明7は、上記透明プラスチック基板がポリメチルメタクリレート(PMMA)である本発明1の電磁波シールド材料である。また、本発明8は、本発明1ないし本発明7のいずれかの電磁波シールド材料を用いたディスプレイである。
本発明で得られる電磁波シールド材料は実施例からも明らかなように、電磁波漏れがなくシールド機能が特に良好である。また可視光透過率、非視認性、像鮮明性などの光学的特性が良好で反りがなく、しかも高温で長時間にわたっての光学特性に変化が少なく良好であり、それらに優れた電磁波シールド材料を提供することができ、そして、第1の接着剤の屈折率と透明プラスチックフィルムの屈折率の差を0.14以下とすることにより、透明性に優れた電磁波シールド材料を提供することができる。また本発明2の透明プラスチックフィルムフィルムをポリエチレンテレフタレートフィルムとすることにより、透明性、耐熱性が良好な上、安価で取り扱い性に優れた電磁波シールド材料を提供することができる。本発明3の導電性材料の厚みが、3〜18μmの銅、アルミニウムまたはニッケルの金属箔を使用することにより、加工性に優れ、安価で広視野角の電磁波シールド材を提供することができる。本発明4の導電性材料を銅として、少なくともその表面を黒化処理されたものとすることにより、退色性が小さく、コントラストの大きい電磁波シールド材を提供することができる。本発明5の透明プラスチックフィルム上の幾何学図形をケミカルエッチングプロセスにより形成させることにより、加工性に優れた電磁波シールド材を提供することができる。本発明6の導電性材料を常磁性金属とすることにより、磁場シールド性に優れた電磁波シールド材を提供することができる。本発明7の透明プラスチック基板をPMMAとすることにより、透明性と加工性に優れた電磁波シールド材料を提供することができる。本発明8の上記で得られる電磁波シールド材をディスプレイに用いると、電磁波シールド性に優れ、しかも可視光透過率が高く、非視認性が良好で鮮明な画像を快適に鑑賞することができる。
以下本発明を詳細に説明する。本発明でいう透明プラスチックフィルムとは、無色透明性を有するものが好ましいが、淡色であっても透明性を有すれば良く特に限定されるものではない。具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、EVAなどのポリオレフィン類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどのビニル系樹脂、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹脂などのプラスチックからなるフィルムで全可視光透過率が70%以上のものをいう。これらは単層で使用することもできるが、2層以上を組み合わせた多層フィルムとして使用しても良い。このうち透明性、耐熱性、取り扱いやすさ、価格の点からポリエチレンテレフタレートが最も適している。この基材厚みは5〜200μmが好ましい。5μm未満だと取り扱い性が悪くなり、200μmを越えると可視光の透過率が低下する。10〜100μmがより好ましく、25〜50μmが最も好ましい。
本発明の導電性材料としては銅、アルミニウム、ニッケル、鉄、金、銀、ステンレス、タングステン、クロム、チタンなどの金属の内の1種または2種以上を組み合わせた合金を使うことができる。導電性、回路加工の容易さ、価格の点から銅、アルミニウムまたはニッケルが適しており、厚みが3〜18μmの金属箔であることが好ましい。厚みが18μmを超えると、ライン幅の形成が困難であったり、視野角が狭くなり、厚みが3μm未満では、表面抵抗が大きくなり、電磁波シールド効果に劣るためである。また3μm未満の金属箔は取り扱い性が困難となる。 導電性材料が銅であり、少なくともその表面が黒化処理されたものであると、コントラストが高くなり好ましい。また導電性材料が経時的に酸化され退色されることが防止できる。黒化処理は、幾何学図形の形成前後で行えばよいが、通常形成後において、プリント配線板分野で行われている方法を用いて行うことができる。例えば、亜塩素酸ナトリウム(31g/l)、水酸化ナトリウム(15g/l)、燐酸三ナトリウム(12g/l)の水溶液中、95℃で2分間処理することにより行うことができる。また導電性材料が、常磁性金属であると電場シールド性のほかに、磁場シールド性に優れるために好ましい。かかる導電性材料を上記プラスチック基材に密着させる方法としては、アクリルやエポキシ系樹脂を主成分とした接着剤を介して貼り合わせるのが最も簡便である。導電性材料の導電層の膜厚を小さくする必要がある場合は真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレート法、化学蒸着法、無電解・電気めっき法などの薄膜形成技術のうちの1または2以上の方法を組み合わせることにより達成できる。導電性材料の膜厚は18μm以下のものが適用できるが、膜厚が小さいほどディスプレイの視野角が広がり電磁波シールド材料として好ましく、12μm以下とすることがさらに好ましい。
本発明中の幾何学図形とは正三角形、二等辺三角形、直角三角形などの三角形、正方形、長方形、ひし形、平行四辺形、台形などの四角形、(正)六角形、(正)八角形、(正)十二角形、(正)二十角形などの(正)n角形、円、だ円、星型などを組み合わせた模様であり、これらの単位の単独の繰り返し、あるいは2種類以上組み合わせで使うことも可能である。電磁波シールド性の観点からは三角形が最も有効であるが、可視光透過性の点からは同一のライン幅なら(正)n角形のn数が大きいほど開口率が上がり、可視光透過性が大きくなるので有利である。このような幾何学図形を形成させる方法としては、上記導電性材料付きのプラスチック基材をケミカルエッチングプロセスによって作製するのが加工性の点から効果的である。その他に幾何学図形を形成したマスクを用いてプラスチック基材上に配した感光性樹脂層を露光、現像し、無電解めっきや電気めっきと組合せて幾何学図形を形成する方法などがある。
このような幾何学図形のライン幅は25μm以下、ライン間隔は500μm以上、ライン厚みは18μm以下の範囲とされる。また幾何学図形の非視認性や電磁波シールド材料の外観などの観点からライン幅は20μm以下、可視光透過率の点からライン間隔は500μm以上、ライン厚み12μm以下がさらに好ましい。ライン間隔は、大きいほど可視光透過率は向上するが、この値が大きくなり過ぎると、電磁波シールド性が低下するため、5mm以下とするのが好ましい。なお、ライン間隔は、幾何学図形の組合せ等で複雑となる場合、繰り返し単位を基準として、その面積を正方形の面積に換算し、その一辺の長さをライン間隔とする。
次にこの幾何学図形を被覆する接着剤は前述した透明プラスチック基材との屈折率の差が0.14以下のものが好ましい。これは透明プラスチックフィルム若しくは透明プラスチックフィルムに導電性材料を接着剤を介して貼り合わせた場合、透明プラスチックフィルム、導電性材料貼り合わせ接着剤と被覆接着剤の屈折率が異なると可視光透過率が低下するためであり、屈折率の差が0.14以下であると可視光透過率の低下が少なく良好となる。そのような要件を満たす接着剤の材料としては、透明プラスチックフィルムがポリエチレンテレフタレート(n=1.575;屈折率)の場合、ビスフェノールA型エポキシ樹脂やビスフェノールF型エポキシ樹脂、テトラヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、レゾルシン型エポキシ樹脂、ポリアルコール・ポリグリコール型エポキシ樹脂、ポリオレフィン型エポキシ樹脂、脂環式やハロゲン化ビスフェノールなどのエポキシ樹脂(いずれも屈折率が1.55〜1.60)を使うことができる。エポキシ樹脂以外では天然ゴム(n=1.52)、ポリイソプレン(n=1.521)、ポリ−1、2−ブタジエン(n=1.50)、ポリイソブテン(n=1.505〜1.51)、ポリブテン(n=1.5125)、ポリ−2−ヘプチル−1、3−ブタジエン(n=1.50)、ポリ−2−t−ブチル−1、3−ブタジエン(n=1.506)、ポリ−1、3−ブタジエン(n=1.515)などの(ジ)エン類、ポリオキシエチレン(n=1.4563)、ポリオキシプロピレン(n=1.4495)、ポリビニルエチルエーテル(n=1.454)、ポリビニルヘキシルエーテル(n=1.4591)、ポリビニルブチルエーテル(n=1. 4563)などのポリエーテル類、非晶質ポリエチレンテレフタレート(n=1.575)、ポリビニルアセテート(n=1.4665)、ポリビニルプロピオネート(n=1.4665)などのポリエステル類、ポリウレタン(n=1.5〜1.6)、エチルセルロース(n=1.479)、ポリ塩化ビニル(n=1.54〜1.55)、ポリアクリロニトリル(n=1.52)、ポリメタクリロニトリル(n=1.52)、ポリサルホン(n=1.633)、ポリスルフィド(n=1.6)、フェノキシ樹脂(n=1.5〜1.6)などを挙げることができる。これらは好適な可視光透過率を発現する。
一方、透明プラスチック基材がアクリル樹脂の場合、上記の樹脂以外に、ポリエチルアクリレート(n=1.469)、ポリブチルアクリレート(n=1.466)、ポリ−2−エチルヘキシルアクリレート(n=1.463)、ポリ−t−ブチルアクリレート(n=1.464)、ポリ−3−エトキシプロピルアクリレート(n=1.465)、ポリオキシカルボニルテトラメタクリレート(n=1.465)、ポリメチルアクリレート(n=1.472〜1.480)、ポリイソプロピルメタクリレート(n=1.473)、ポリドデシルメタクリレート(n=1.474)、ポリテトラデシルメタクリレート(n=1.475)、ポリ−n−プロピルメタクリレート(n=1.484)、ポリ−3、3、5−トリメチルシクロヘキシルメタクリレート(n=1.484)、ポリエチルメタクリレート(n=1.485)、ポリ−2−ニトロ−2−メチルプロピルメタクリレート(n=1.487)、ポリ−1、1−ジエチルプロピルメタクリレート(n=1.489)、ポリメチルメタクリレート(n=1.489)などのポリ(メタ)アクリル酸エステルが使用可能である。これらのアクリルポリマーは必要に応じて、2種以上共重合してもよいし、2種類以上をブレンドして使うことも可能である。
さらにアクリル樹脂とアクリル以外との共重合樹脂としてはエポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリエステルアクリレートなども使うこともできる。特に接着性の点から、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレートが優れており、エポキシアクリレートとしては、1、6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、アリルアルコールジグリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシジルエーテル、アジピン酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジグリシジルエステル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエーテル、ソルビトールテトラグリシジルエーテル等の(メタ)アクリル酸付加物が挙げられる。エポキシアクリレートは分子内に水酸基を有するため接着性向上に有効であり、これらの共重合樹脂は必要に応じて、2種以上併用することができる。接着剤の主成分となるポリマーの重量平均分子量は、1、000以上のものが使われる。分子量が1、000以下だと組成物の凝集力が低すぎるために被着体への密着性が低下する。
接着剤の架橋・硬化剤としてはトリエチレンテトラミン、キシレンジアミン、N−アミノテトラミン、ジアミノジフェニルメタンなどのアミン類、無水フタル酸、無水マレイン酸、無水ドデシルコハク酸、無水ピロメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン酸などの酸無水物、ジアミノジフェニルスルホン、トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、ポリアミド樹脂、ジシアンジアミド、エチルメチルイミダゾールなどを使うことができる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよい。これらの架橋・硬化剤の添加量は上記ポリマー100重量部に対して0.1〜50重量部、好ましくは1〜30重量部の範囲で選択するのがよい。この量が0.1重量部未満であると架橋・硬化が不十分となり、50重量部を超えると過剰架橋・硬化となり、接着性に悪影響を与える場合がある。本発明で使用する接着剤樹脂組成物には必要に応じて、希釈剤、可塑剤、酸化防止剤、充填剤や粘着付与剤などの添加剤を配合してもよい。そしてこの接着剤の樹脂組成物は、透明プラスチックフィルムの表面に導電性材料で形成された幾何学図形を含む基材の一部または全面を被覆するために、塗布され、溶媒乾燥、加熱一部架橋・硬化工程を経たのち、本発明に係わる接着剤付の透明プラスチックフィルムとする。さらに、透明プラスチックフィルムの幾何学図形が描かれていない裏面の全面または一部をも同様に接着剤で被覆する。この方法に代えて、透明プラスチック基板に接着剤を設け、この接着剤を介して透明プラスチックフィルムと接着しても良い。また、透明プラスチックフィルムに導電性材料を接着するために用いた接着剤が流動性があり、透明プラスチック基板との接着が可能で有ればそれを用いることも可能である。
本発明は、透明プラスチックフィルム上の導電性材料が除去された部分は密着性向上のために意図的に凹凸を有していたり、導電性材料の背面形状を転写したりするためにその表面で光が散乱され、透明性が損なわれるが、その凹凸面にプラスチックフィルムと貼り合わせ接着剤との屈折率が近い第1の接着剤が平滑に塗布されると乱反射が最小限に押さえられ、透明性が発現するようになると考えられる。さらに透明プラスチックフィルム上の導電性材料で形成された幾何学図形は、ライン幅が非常に小さいため肉眼で視認されない。またピッチも十分に大きいため見掛け上透明性を発現すると考えられる。一方、遮蔽すべき電磁波の波長に比べて、幾何学図形のピッチは十分に小さく、優れたシールド性を発現すると考えられる。次に実施例に於いて本発明を具体的に述べるが、本発明はこれに限定されるものではない。
<接着フィルム1作製例>透明プラスチック基材の透明プラスチックフィルムとして、厚さ50μmの透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(屈折率n=1.575)を、その上に導電性材料を接着するため接着層となるエポキシ系接着フィルム(ニカフレックスSAF;ニッカン工業株式会社製商品名、n=1.58、厚み20μm)を用い、PETフィルムの上に上記エポキシ系接着フィルムを介して導電性材料である厚さ12μmの電解銅箔を、その粗化面がエポキシ系接着フィルム側になるようにして、180℃、30kgf/cmの条件で加熱ラミネートして接着させた。得られた銅箔付きPETフィルムにフォトリソ工程(レジストフィルム貼付け−露光−現像−ケミカルエッチング−レジストフィルム剥離)を経て、ライン幅20μm、ライン間隔1.0mmの銅格子パターンをPETフィルム上に形成し、構成材料1を得た。本構成材料1の可視光透過率は20%以下であった。本構成材料1の表面に後述の接着剤を乾燥塗布厚が約30μmになるように塗布、乾燥して接着フィルムを得た。この接着フィルムの接着剤が塗布されている面とは反対側の面にも、乾燥塗布厚が20μmになるように後述の接着剤層を形成し接着フィルム1を得た。その後ロールラミネータを使って、接着フィルム1の両面に市販のアクリル板(コモグラス;株式会社クラレ製商品名、厚み1mm)を110℃、20Kgf/cmの条件で加熱圧着し電磁波シールド材料を得た。
<接着フィルム2作製例>厚さ25μmの透明PETフィルム上にアクリル系接着フィルム(パイララックスLF−0200;デュポン社製商品名、n=1.47、厚み20μm)を介して厚さ12μmの銅箔を接着させた。この銅箔付きPETフィルムに接着フィルム1作製例と同様のフォトリソ工程を経て、ライン幅15μm、ライン間隔2.0mmの銅格子パターンをPETフィルム上に形成した。本構成材料2の可視光透過率は20%以下であった。本構成材料2の銅パターンが形成されている面に後述の接着剤を乾燥塗布厚が約30μmになるように塗布、乾燥し、さらに、接着剤が塗布されている面とは反対側の面にも、乾燥塗布厚が20μmになるように後述の接着剤層を形成し接着フィルム2を得た。その後プレス機を使って、接着フィルム2の両面に市販のアクリル板(コモグラス;株式会社クラレ製商品名、厚み1.5mm)を110℃、30Kgf/cmの条件で加熱圧着し電磁波シールド材料を得た。
<接着フィルム3作製例>厚さ50μmの透明PETフィルム上に、マスク層を用いて無電解ニッケルめっきを格子状に形成することによりライン幅10μm、ライン間隔1.0mm、ライン厚み3μmのニッケル格子パターンをPETフィルム上に作製した。本構成材料3の可視光透過率は20%以下であった。本構成材料3のニッケルパターンが形成されている面に後述の接着剤を乾燥塗布厚が約30μmになるように塗布、乾燥し、さらに、接着剤が塗布されている面とは反対側の面にも、乾燥塗布厚が20μmになるように後述の接着剤層を形成し接着フィルム3を得た。その後プレス機を使って接着フィルム3の両面に市販のアクリル板(コモグラス;株式会社クラレ製商品名、厚み1.5mm)を110℃、20Kgf/cmの条件で加熱圧着した。
<接着剤組成物1>
TBA−HME(日立化成工業株式会社製;高分子量エポキシ樹脂、分子量約30万) 100重量部
YD−8125(東都化成株式会社製商品名;ビスフェノールA型エポキシ樹脂) 25重量部
IPDI(日立化成工業株式会社製;マスクイソホロンジイソシアネート) 12.5重量部
2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.3重量部
MEK(メチルエチルケトン) 330重量部
シクロヘキサノン 15重量部
この接着剤組成物1の溶剤乾燥後の屈折率は1.57であった。
<接着剤組成物2>
YP−30(東都化成株式会社製商品名;フェノキシ樹脂、Mw=6万) 100重量部
YD−8125(東都化成株式会社製商品名;ビスフェノールA型エポキシ樹脂) 10重量部
IPDI(日立化成工業株式会社製;マスクイソホロンジイソシアネート) 5重量部
2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.3重量部
MEK 285重量部
シクロヘキサノン 5重量部
この接着剤組成物2の溶剤乾燥後の屈折率は1.55であった。
<接着剤組成物3>
HTR−600LB(帝国化学産業株式会社製商品名;ポリアクリル酸エステル、Mw=70万) 100重量部
コロネートL(日本ポリウレタン株式会社製商品名;3官能イソシアネート) 4.5重量部
ジブチル錫ジラウレート 0.4重量部
トルエン 450重量部
酢酸エチル 10重量部
この接着剤組成物3の溶剤乾燥後の屈折率は1.47であった。
(実施例1)接着剤組成物1を使って接着フィルム1作製例の手順で得た電磁波シールド材料を実施例1とした。
(実施例2)接着剤組成物2を使って接着フィルム2作製例の手順で得た電磁波シールド材料を実施例2とした。
(実施例3)接着剤組成物3を使って接着フィルム3作製例の手順で得た電磁波シールド材料を実施例3とした。
(実施例4)ライン幅を20μmから9μmにした以外は全て実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例4とした。
(実施例5)ライン幅を15μmから12μmにした以外は全て実施例2と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例5とした。
(実施例6)ライン間隔を1.0mmから0.5mmとした以外は全て実施例3と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例6とした。
(実施例7)ライン間隔を1.0mmから5.0mmとした以外は全て実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例7とした。
(実施例8)ライン厚を12μmから18μmにした以外は全て実施例2と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例8とした。
(実施例9)導電性材料として黒化処理された銅を使った以外は全て実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例9とした。
(実施例10)実施例1で形成した銅格子パターンの代わりに正三角形の繰り返しパターンを作製した以外の条件は全て実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例10とした。
(実施例11)実施例2で形成した銅格子パターンの代わりに正六角形の繰り返しパターンを作製した以外の条件は全て実施例2と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例11とした。
(実施例12)実施例3で形成したニッケル格子パターンの代わりに正八角形と正方形よりなる繰り返しパターンを作製した以外の条件は全て実施例3と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例12とした。
(実施例13)実施例1のプラスチック基材としてPETの代りにポリサルホン(50μm、n=1.633)を使用した以外は全て実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を実施例13とした。
(比較例1)銅箔の代わりにITO膜を2、000Å全面蒸着させたITO蒸着PETを使い、パターンを形成しないで、直接接着剤組成物1をフィルムの両面に塗布し、実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を比較例1とした。
(比較例2)比較例1と同様にITOに代えて全面アルミ蒸着したままパターンを形成しないで、直接接着剤組成物2をフィルムの両面に塗布し、比較例1と同様にして得た電磁波シールド材料を比較例2とした。
(比較例3)ライン幅を20μmから50μmにした以外の条件は全て実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を比較例3とした。
(比較例4)ライン間隔を2.0mmから0.25mmにした以外の条件は全て実施例2と同様にして得た電磁波シールド材料を比較例4とした。
(比較例5)ライン厚を12μmから70μmにした以外の条件は全て実施例2と同様にして得た電磁波シールド材料を比較例5とした。
(比較例6)透明プラスチックフィルムに充填剤入りポリエチレンフィルム(可視光透過率20%以下)を使った以外の条件は全て実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を比較例6とした。
(比較例7)実施例1で使ったアクリル板の代わりに厚さ2.0mmのアクリル板上に(サンドイッチしないで)直接、接着フィルム1作製例で構成材料1の導電性材料が形成された表面側にのみ接着剤組成物1を乾燥塗布厚が約30μmになるように塗布、乾燥してアクリル板に張り付けた。
(比較例8)実施例2で使ったアクリル板の代わりに、上面側に厚さが1.5mm、下面側に厚さが1.0mmのアクリル板を使った。
(参考例1)接着剤としてフェノール−ホルムアルデヒド樹脂(Mw=5万、n=1.73)を使用した以外の条件は全て実施例1と同様にして得た電磁波シールド材料を参考例1とした。
(参考例2)接着剤としてポリジメチルシロキサン(Mw=4.5万、n=1.43)を使用した以外の条件は全て実施例3と同様にして得た電磁波シールド材料を参考例2とした。
(参考例3)接着剤としてポリビニリデンフルオライド(Mw=12万、n=1.42)を使用した以外の条件は全て実施例3と同様にして得た電磁波シールド材料を参考例3とした。
以上のようにして得られた電磁波シールド材料の電磁波シールド性、可視光透過率、反り特性、非視認性、像鮮明性などの外観、加熱処理前後の接着特性を測定した。結果を表1、2に示した。
なお電磁波シールド性は、同軸導波管変換器(TWC−S−024、日本高周波株式会社製商品名)のフランジ間に試料を挿入し、スペクトロアナライザー(8510Bベクトルネットワークアナライザー、YHP製商品名)を用い、周波数1GHzで測定した。可視光透過率の測定は、ダブルビーム分光光度計(200−10型、株式会社日立製作所製商品名)を用いて、400〜800nmの透過率の平均値を用いた。非視認性、像鮮明性は、電磁波シールド材料をプラズマディスプレイに装着し、0.5m離れた場所から導電性材料で形成された幾何学図形を肉眼観察で評価し、非視認性については、認識できないものを程度に応じ非常に良、良好とし、認識できるものをNGとした。像鮮明性も同様に像が歪んでいるかどうかで判定し、歪んでいるものをNG、歪んでいないものを良好とした。接着力は、引張り試験機(テンシロンUTM−4−100、東洋ボールドウィン株式会社製商品名)を使用し、幅10mm、90°方向、剥離速度50mm/分で測定した。屈折率は、屈折計(アッベ屈折計、株式会社アタゴ光学機械製作所製)を使用し、25℃で測定した。
Figure 0004175423
Figure 0004175423
比較例1、2は、導電材料としてITOとAlを蒸着させたものであるが、ITOの場合電磁波シールド性に劣り、Alの場合可視光透過率に劣る。比較例3は、ライン幅を本発明の25μm以下にするのに対し、50μmと大きいため可視光透過率が低く、また非視認性も悪い。比較例4は、ライン間隔を本発明の500μm以上にするのに対し、250μmと間隔が狭いためライン幅が大きい比較例3と同様、可視光透過率が低く、また非視認性も悪い。比較例5は、ラインの厚みを本発明の18μm以下にするのに対し、70μmと厚いため非視認性が悪い。比較例6は、本発明の透明プラスチックフィルムの代わりに不透明な充填剤入りポリエチレンフィルム(可視光透過率20%以下)を使用したものであるが、可視光透過率が20%以下と非常に悪い。比較例7は、透明プラスチックフィルムの両面に接着剤を介して透明プラスチック基板を配置する本発明に対して、透明プラスチック基板の片面にのみ透明プラスチックフィルムを貼り合わせたものであり、反りが大きいという欠点がある。また比較例8は、透明プラスチックフィルムの両面に接着剤を介して厚さが等しくない透明プラスチック基板を配置した場合であり、反りが大きいという欠点がある。これに対して、本発明の透明プラスチックフィルムの両面に接着剤を介して厚みの等しい透明プラスチック基板を配置した電磁波シールド材料である実施例1〜13は、電磁波シールド性が33dB以上と高く良好な電磁波シールド性を有する。そして、可視光線透過率が66%以上と高く、非視認性も良好である。さらに初期接着力や80℃で行う接着力の促進試験1,000h後でも接着力の低下が少なく、反りに関しても良好である。参考例1〜3で示した接着剤と透明プラスチックフィルム、接着剤と接着剤の屈折率の差が0.14を超えると可視光透過率が低下してしまう。

Claims (8)

  1. 透明プラスチックフィルムの表面に、該表面に第1の接着剤を介して設けた導電性材料の一部を除去して形成された幾何学図形を有し、上記第1の接着剤の導電性材料除去部分は上記導電性材料の背面形状が転写されており、上記幾何学図形を含む上記透明プラスチックフィルム表面の全面または一部と、上記透明プラスチックフィルムの幾何学図形が描かれていない裏面の全面または一部を、第2の接着剤で被覆し、該第2の接着剤それぞれの上に厚さが等しい透明プラスチック基板を配置してなり、上記第1の接着剤の屈折率と上記第2の接着剤の屈折率の差及び上記透明プラスチックフィルムの屈折率と上記第2の接着剤の屈折率の差が、それぞれ、0.14以下であり、電磁波シールド性と透明性、非視認性および反り特性の良好な電磁波シールド材料。
  2. 上記透明プラスチックフィルムがポリエチレンテレフタレートフィルムである請求項1に記載の電磁波シールド材料。
  3. 上記導電性材料が、厚み3〜18μmの銅、アルミニウムまたはニッケルの金属箔である請求項1または請求項2に記載の電磁波シールド材料。
  4. 上記導電性材料が銅であり、少なくともその表面が黒化処理されてい請求項3に記載の電磁波シールド材料。
  5. 上記透明プラスチックフィルムの表面に導電性材料で形成された幾何学図形がケミカルエッチングプロセスにより形成されたものであ請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電磁波シールド材料。
  6. 上記導電性材料が常磁性金属である請求項1、請求項2又は請求項5のいずれか1項に記載の電磁波シールド材料。
  7. 上記透明プラスチック基板がポリメチルメタクリレート(PMMA)である請求項1に記載の電磁波シールド材料。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の電磁波シールド材料を用いたディスプレイ。
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