JP4173427B2 - ヒンジ装置 - Google Patents
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Description
この場合、上記一対のガイド溝が上記第1ヒンジ本体に設けられ、上記一対の軸部が上記可動リンクの一端部に設けられていることが望ましい。
上記一対の側面のうちの、上記ガイド溝の一端部が形成された部分の間隔を上記ガイド溝の他端側から一端側へ向かうにしたがって漸次変化させることが望ましい。
上記一対の側面を互いに対向させて配置し、上記一対の軸部を上記一対の側面間に挿入した状態で上記可動リンクを上記ガイド溝の一端側から他端側へ移動させることにより、上記一対の軸部を上記一対のガイド溝にその一端部からそれぞれ挿入することができるよう、上記一対の側面うちの、上記ガイド溝の一端部が形成された部分の間隔を上記ガイド溝の他端側から一端側へ向かうにしたがって漸次広げてもよく、あるいは上記一対の側面を互いに逆方向を向かせて配置し、上記一対の軸部間に上記一対の側面が入り込んだ状態で上記可動リンクを上記ガイド溝の一端側から他端側へ移動させることにより、上記一対の軸部を上記一対のガイド溝にその一端部からそれぞれ挿入することができるよう、上記一対の側面のうちの、上記ガイド溝の一端部が形成された部分の間隔を上記ガイド溝の他端側から一端側へ向かうにしたがって漸次狭めてもよい。
上記第2ヒンジ本体の一端部に上記可動リンクの他端部が回動可能に連結され、上記第1ヒンジ本体の上記一対のガイド溝より一端側の箇所に第1回動リンクの一端部が上記回動軸線と平行な軸線を中心として回動可能に連結され、この第1回動リンクの中間部が上記可動リンクの中間部に上記回動軸線と平行な軸線を中心として回動可能に連結され、上記第1回動リンクの他端部に第2回動リンクの一端部が上記回動軸線と平行な軸線を中心として回動可能に連結され、この第2回動リンクの他端部が上記第2ヒンジ本体の上記可動リンクが回動可能に連結された箇所より他端側の箇所に上記回動軸線と平行な軸線を中心として回動可能に連結されており、上記第2ヒンジ本体が上記第1ヒンジ本体に対し上記可動リンク、上記第1回動リンク及び上記第2回動リンクを介して回動すると、上記可動リンクが上記第1ヒンジ部材に対し上記ガイド溝の長手方向へ移動するとともに、上記軸部をほぼ中心として回動することが望ましい。
上記ストッパ機構が、上記第1ヒンジ本体と上記第1回動リンクの一端部とを回動可能に連結する連結軸と、上記可動リンクに設けられ、上記軸部が上記ガイド溝の他端側から一端側へ向かって上記所定位置に移動したときに上記連結軸に当接して上記ガイド溝の他端側から一端側への上記回動リンクの移動を阻止する当接部とを有していることが望ましい。
図1〜図9は、この発明の一実施の形態たるヒンジ装置Aを示すものである。このヒンジ装置Aは、躯体側ヒンジ本体(第1ヒンジ本体)1、扉側ヒンジ本体(第2ヒンジ本体)2、可動リンク3、第1回動リンク4及び第2回動リンク5を備えている。これらの各部材1〜5は、いずれも金属製の板材からなるものであり、扉(図示せず)を支えるのに十分な大きさの剛性を有している。
L1<L2
に設定されている。したがって、図8及び図9に示すように、大径部61の両端部を支持孔31a,31aに挿入した状態で可動リンク3の一端部を躯体側ヒンジ本体1の先端側から後端側(ガイド孔11dの一端側から他端側)へ向かって挿入することにより、軸体6の小径部62,62をストレート部11f,11fの先端部からガイド孔11d,11d内に挿入することができる。勿論、小径部62,62は、ストレート部11f,11fの先端部からガイド孔11d,11d内に挿入することができるので、可動リンク3を挿入時と逆方向へ移動させることにより、ストレート部11f,11fから脱出させることができるが、後述するように、ヒンジ装置Aの組立が完了した後は小径部62,62がストレート部11f,11fに移動することがない。したがって、小径部62,62がガイド孔11d,11dから脱出することはない。
例えば、上記の実施の形態においては、第1ヒンジ本体たる躯体側ヒンジ本体1を家具等の躯体に取り付け、第2ヒンジ本体たる扉側ヒンジ本体2を扉に取り付けているが、躯体側ヒンジ本体1を扉に取り付け、扉側ヒンジ本体2を躯体に取り付けることも可能である。
また、上記の実施の形態においては、傾斜板部11b,11bをそれらの間隔が躯体側ヒンジ本体1の後端側から先端側(ガイド孔11dの他端側から一端側)へ向かうにしたがって漸次広がるように傾斜させているが、これとは逆に傾斜板部11b,11bの間隔が躯体側ヒンジ本体1の後端側から先端側へ向かうにしたがって漸次狭まるように傾斜板部11b,11bを傾斜させてもよい。勿論、このように傾斜させた場合には、前平板部11c,11cの間隔が平板部11a,11aの間隔より傾斜板部11b,11bが傾斜している分だけ狭くなる。傾斜板部11b,11bをそれらの間隔が前方へ向かって狭まるように傾斜させる場合において、ガイド孔11dに代えて側板部11を貫通しないガイド溝を成形するときには、各側板部11,11の外側を向く側面(互いに逆方向を向く側面)に対をなすガイド溝をそれぞれ形成する。さらに、可動リンク3の側板部31,31の一端部の各内面に互いの軸線を一致させた軸部をそれぞれ形成し、この一対の軸部を一対のガイド溝の間隔が狭くなった端部側から挿入することができるようにする。
また、上記の実施の形態においては、ガイド孔11dの中間に位置する大部分を円弧部11eとしているが、ガイド孔11d全体をストレートに形成してもよい。また、ストレート部11fを傾斜板部11bに形成することによってストレート部11f,11fが形成された側面の間隔をガイド孔11dの後端側から先端側へ向かうにしたがって徐々に広がるようにしているが、ストレート部11fが形成される側面を、平行部13に対して直角に屈曲する平面としてもよい。
さらに、軸体6のガイド孔11dに挿入される小径部62については、ガイド孔11dの長手方向へ移動可能であれば、断面円形に形成することなく、断面正方形、断面長方形、その他の断面形状にしてもよい。これは、小径部62に代わる軸部を可動リンク3の側板部31に一体に形成する場合も同様である。
1 躯体側ヒンジ本体(第1ヒンジ本体)
2 扉側ヒンジ本体(第2ヒンジ本体)
3 可動リンク
4 第1回動リンク
5 第2回動リンク
6 軸体
7 ストッパ機構
11d ガイド孔(ガイド溝)
33b 垂直面(当接部)
33c 円弧面(当接部)
62 小径部(軸部)
102 軸(連結軸)
Claims (3)
- 第1ヒンジ本体、第2ヒンジ本体及び可動リンクを備え、上記第1ヒンジ本体と上記可動リンクとのいずれか一方の一対の側面には対をなすガイド溝がそれぞれ形成され、他方には上記一対のガイド溝にその長手方向へそれぞれ移動可能に挿入され、それによって上記可動リンクの一端部を上記第1ヒンジ本体に上記ガイド溝の長手方向へ移動可能に連結する一対の軸部が互いの軸線を一致させて設けられ、上記第2ヒンジ本体が上記可動リンクの他端部に上記一対の軸部の軸線と平行な回動軸線を中心として回動可能に連結されたヒンジ装置において、
上記一対の側面を互いに対向させて配置し、
上記一対の側面のうちの、上記ガイド溝の一端部を除く全体が形成された部分を互いに平行な平行部とし、
上記一対の軸部を上記一対の側面間に挿入した状態で上記可動リンクを上記ガイド溝の一端側から他端側へ移動させることにより、上記一対の軸部を上記一対のガイド溝にその一端部からそれぞれ挿入することができるよう、上記一対の側面うちの、上記ガイド溝の一端部が形成された部分の間隔を上記ガイド溝の他端側から一端側へ向かうにしたがって漸次広げ、
上記第1ヒンジ本体と上記可動リンクとの間に、上記可動リンクが上記ガイド溝の他端側から一端側へ向かって移動して上記一対の軸部が上記一対のガイド溝に挿入可能な位置より手前の所定位置まで移動したときに、上記ガイド溝の他端側から一端側への上記可動リンクの移動を阻止するストッパ機構を設けたことを特徴とするヒンジ装置。 - 上記一対のガイド溝が上記第1ヒンジ本体に設けられ、上記一対の軸部が上記可動リンクの一端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
- 第1ヒンジ本体、第2ヒンジ本体及び可動リンクを備え、上記第1ヒンジ本体と上記可動リンクとのいずれか一方の一対の側面には対をなすガイド溝がそれぞれ形成され、他方には上記一対のガイド溝にその長手方向へそれぞれ移動可能に挿入され、それによって上記可動リンクの一端部を上記第1ヒンジ本体に上記ガイド溝の長手方向へ移動可能に連結する一対の軸部が互いの軸線を一致させて設けられ、上記第2ヒンジ本体が上記可動リンクの他端部に上記一対の軸部の軸線と平行な回動軸線を中心として回動可能に連結されたヒンジ装置において、
上記一対の側面のうちの、上記ガイド溝の一端部を除く全体が形成された部分を互いに平行な平行部とし、
上記可動リンクを上記一対のガイド溝の長手方向の一端側から他端側へ移動させることにより、上記一対の軸部を上記一対のガイド溝にその一端部からそれぞれ挿入することができるよう、上記一対の側面のうちの、上記ガイド溝の一端部が形成された部分の間隔を上記平行部の間隔に対して広狭いずれかに変化させ、
上記第1ヒンジ本体と上記可動リンクとの間に、上記可動リンクが上記ガイド溝の他端側から一端側へ向かって移動して上記一対の軸部が上記一対のガイド溝に挿入可能な位置より手前の所定位置まで移動したときに、上記ガイド溝の他端側から一端側への上記可動リンクの移動を阻止するストッパ機構を設け、
上記第2ヒンジ本体の一端部に上記可動リンクの他端部を回動可能に連結し、上記第1ヒンジ本体の上記一対のガイド溝より一端側の箇所に第1回動リンクの一端部を上記回動軸線と平行な軸線を中心として回動可能に連結し、この第1回動リンクの中間部を上記可動リンクの中間部に上記回動軸線と平行な軸線を中心として回動可能に連結し、上記第1回動リンクの他端部に第2回動リンクの一端部を上記回動軸線と平行な軸線を中心として回動可能に連結し、この第2回動リンクの他端部を上記第2ヒンジ本体の上記可動リンクが回動可能に連結された箇所より他端側の箇所に上記回動軸線と平行な軸線を中心として回動可能に連結しており、
上記第2ヒンジ本体が上記第1ヒンジ本体に対し上記可動リンク、上記第1回動リンク及び上記第2回動リンクを介して回動すると、上記可動リンクが上記第1ヒンジ部材に対し上記ガイド溝の長手方向へ移動するとともに、上記軸部をほぼ中心として回動し、
上記ストッパ機構が、上記第1ヒンジ本体と上記第1回動リンクの一端部とを回動可能に連結する連結軸と、上記可動リンクに設けられ、上記軸部が上記ガイド溝の他端側から一端側へ向かって上記所定位置に移動したときに上記連結軸に当接して上記ガイド溝の他端側から一端側への上記回動リンクの移動を阻止する当接部とを有していることを特徴とするヒンジ装置。
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