JP3842180B2 - スライドヒンジのカップとソケットとの連結構造 - Google Patents

スライドヒンジのカップとソケットとの連結構造 Download PDF

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スライドヒンジのソケットをカップに取り付けるためのスライドヒンジのカップとソケットとの連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の連結構造としては、実用新案登録第2551740号公報、実公平7−54525号公報に記載のものが知られている。前者の公報に記載の連結構造は、ソケットを平行移動させてカップ内に挿入するようにしたものであり、ソケットをカップに所定の連結位置まで挿入すると、ソケットの前後2箇所がカップに係合する。それによって、ソケットがカップに連結されるようになっている。一方、後者の公報に記載の連結構造は、ソケットをカップに対して斜めに挿入し、まずソケットの挿入方向前端部をカップの前端部に係合させる。その後、係合部を中心としてソケットの挿入方向後端部をカップに近づくように回動させる。ソケットを所定の連結位置まで回動させると、ソケットとカップとの後端部どうしが係合する。これによってソケットがカップに連結されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ソケットとカップとは、一種類の連結方法に限定されることなく、各種の連結方法を採用することができるものであることが望ましい。ソケットとカップとの連結方法をスライドヒンジが用いられている状況に応じて適宜に採用することができれば、それだけカップとソケットとの連結作業を容易に行うことができるからである。ところが、上記従来の連結構造は、一つの連結方法しか採用することができないという問題があった。例えば、前者の公報に記載のものでは、ソケットをカップに平行移動させて挿入するという連結方法を採用し得るだけであり、後者のもののように回動させて連結することができない。逆に、後者の公報に記載のものでは、ソケットとカップとの前端部どうしを係合させた後、その係合部を中心としてソケットの後端部がカップに近づくように回動させなければならず、ソケットをカップの前方から平行移動させて挿入するという連結方法を採用することができない。また、前端部を係合させた後、後端部を回動させるという手順が必須であり、後端部を係合させた後、後端部を中心として前端部を回動させて連結するという連結方法を採用することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、本体の先端部にリンクを介して回動可能に連結されたソケットがカップの内部の所定の連結位置に挿入されたときに、上記ソケットを上記カップに連結するスライドヒンジのカップとソケットとの連結構造において、上記ソケットの両端部にそれぞれ設けられた第1、第2係合部と、上記カップの内部の両端部に互いに平行な軸線を中心として初期位置と解除位置との間を回動可能に設けられた第1、第2回動部材と、上記第1、第2回動部材を上記解除位置側から上記初期位置側へ回動付勢する第1、第2回動付勢手段とを備え、上記第1、第2回動部材は、上記第1、第2回動付勢手段の回動付勢力によって上記解除位置から上記初期位置側へ回動して上記連結位置に挿入された上記ソケットの第1、第2係合部とそれぞれ係合することにより、上記ソケットを上記カップに連結し、上記第1、第2回動付勢手段の回動付勢力に抗して上記解除位置に回動することによって上記第1、第2係合部との係合が解除され 上記第1係合部として、上記第1回動部材の回動軸線と平行に延び、長手方向の一部に上記第1回動部材が係合する軸体が用いられ、上記カップには、上記軸体の上記第1回動部材の係合部位から長手方向に離間した部位に係合することにより、上記カップの両端部を結ぶ方向への上記ソケットの移動を阻止する係止溝が設けられていることを特徴としている。
この場合、上記第1回動部材には、第1カム面が設けられており、この第1カム面は、上記第1係合部が上記第1カム面に突き当たった状態において上記ソケットが上記連結位置まで挿入されるときに、上記第1回動部材を上記第1回動付勢手段の付勢力に抗して上記初期位置から上記解除位置まで回動させることが望ましい。
上記第2回動部材には、第2カム面が設けられており、この第2カム面は、上記第2係合部が上記第2カム面に突き当たった状態において上記ソケットが上記連結位置まで挿入されるときに、上記第2回動部材を上記第2回動付勢手段の付勢力に抗して上記初期位置から上記解除位置まで回動させることが望ましい。
上記第1回動部材の上記初期位置側から上記解除位置側への回動方向と上記第2回動部材の上記初期位置側から上記解除位置側への回動方向とが互いに逆方向であることが望ましい。
上記ソケットが互いに対向する一対の側板部を有し、上記カップが、上記ソケットが上記カップに上記連結位置に挿入されたとき、上記一対の側板部の外面と対向する一対の規制側板部を有し、上記一対の規制側板部間に上記第1回動部材が配置され、上記規制側板部に上記係止溝が形成され、上記第1係合部が上記一対の側板部を貫通して設けられ、上記一対の側板部間に位置する上記第1係合部に上記第1回動部材が係脱可能に係合し、上記側板部から外側に突出した上記第1係合部の端部が上記係止溝に係脱可能に係合することが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1〜図16を参照して説明する。
図1〜図15は、この発明の一実施の形態を示す。この実施の形態のスライドヒンジ1は、タンス等の筐体に扉(いずれも図示せず)を回動可能に取り付けるためのものである。勿論、スライドヒンジ1は、他の開口部を有する筐体と、この筐体の開口部を開閉する扉との間にも用いることができる。図1〜図4に示すように、スライドヒンジ1は、本体2、ソケット3及びカップ4を備えている。
【0006】
本体2は、図1〜図5に示すように、断面「コ」字状をなしており、長方形の板状をなす基板部2aと、この基板部2aの両側部から直角に起立する側板部2b,2bとから構成されている。各側板部2bの一部が切り起こされることにより、基板部2aと同一平面上に位置する取付板部2cが形成されている。この取付板部2cを貫通して筐体の側板に螺合されたビス(図示せず)を締め付けることにより、本体2の基板部2aが筐体の側部内面に押圧固定され、それによって本体2が筐体に取り付けられている。この場合、本体2は、その先端部(各図において左端部)が筐体の手前側(開口側)に位置し、かつ側板部2bが上下方向を向くようにして取り付けられている。
【0007】
ソケット3は、図1〜図5に示すように、断面「コ」字状をなしており、本体2の基板部2aと平行に配置された連結板部3aと、この連結板部3aの両側部から本体2の側板部2bと平行に起立する一対の側板部3b,3bとを有している。側板部3b,3bの後端部は、一対のリンク5,6を介して本体2の側板部2b,2bに回動可能に連結されている。すなわち、本体2の側板部2b,2bの先端部には、リンク5,6の後端部が側板部2bと直交する軸7,8を介して回動可能に連結されており、一対のリンク5,6の先端部には、ソケット3の側板部3b,3bが軸7,8と平行な軸9,10を介して回動可能に連結されている。
【0008】
カップ4は、図1〜図4及び図6に示すように、底板部4aと、この底板部4aの両側部から直角に起立する一対の規制側板部4b,4bと、各規制側板部4b,4bの先端部から底板部4aと平行に、かつ互いに離れる方向へ延びる取付板部4c,4cとを有している。したがって、カップ4は、両端部(規制側板部4bの長手方向における両端部。以下、図3における左端部を先端部と称し、右端部を後端部と称する。)及び底板部4aと対向する面部(以下、上面部と称する。)が開放されている。カップ4の両端部については、開放することなく閉じてもよく、そのようにすることにより、カップ4を上面部だけが開放された容器状に形成してもよい。底板部4a及び規制側板部4bは、扉の背面に形成された装着凹部(図示せず)に挿入され、取付板部4cが扉の背面に押しつけられている。そして、取付板部4cを貫通して扉に螺合されたビス(図示せず)を締め付けることにより、カップ4が扉に取り付けられている。
【0009】
カップ4には、ソケット3が次のようにして着脱可能に連結されている。すなわち、カップ4は、規制側板部4bがソケット3の側板部3bと平行になるように配置されており、一対の規制側板部4b,4b間には、ソケット3の連結板部3aがカップ4の底板部4aに突き当たるまで側板部3b,3bが挿入されている(このときのソケット3の位置が連結位置である。)。ここで、規制側板部4b,4bの対向する内面間の距離は、側板部3b,3bの外面間の距離とほぼ等しくなっている。したがって、側板部3b,3bの各外面は、規制側板部4b,4bの各内面にそれぞれほぼ接している。これにより、ソケット3がカップ4に連結された状態では上下方向(側板部3bと直交する方向)に対してほとんど移動不能になっている。なお、以下においては特にことわらない限り、ソケットが連結位置に位置しているものとして説明する。
【0010】
ソケット3の側板部3b,3bの先端部には、係止軸(第1係止部)11が軸7〜10と平行に設けられている。この係止軸11の両端部11a,11aは、図4に示すように、側板部3b,3bをそれぞれ貫通して側板部3b,3bから外側に突出している。一方、カップ4の規制側板部4b,4bの先端部には、各規制板部4bの先端面から底板部4a側へ向かって延びる係止溝(第2係止部)4d,4dが形成されている。各係止溝4d,4dには、係止軸11の両端部11a,11aが挿入されている。係止溝4dの幅は、係止軸11の外径とほぼ同一に設定されている。したがって、係止溝4d,4dに係止軸11の両端部11a,11aが挿入されることにより、ソケット3がカップ4に対してその両端部を結ぶ方向(図3の左右方向)へ移動不能になっている。
【0011】
カップ4の両規制側板部4b,4bの先端部間には、第1回動部材12が配置されている。この第1回動部材12の底板部4a側の基端部は、軸7〜10と平行な支持軸13を介して規制側板部4b,4bに回動可能に支持されている。第1回動部材12は、図12に示す初期位置と図13に示す解除位置との間を回動可能になっている。第1回動部材12は、初期位置に位置しているときには、カップ4の上面開放部側に位置する先端部が係止溝4dと対向しており、それによって係止軸11が係止溝4dに入り込むのを阻止している。その一方、解除位置に位置しているときには、第1回動部材12の先端部が係止溝4dからカップ4の先端側へ移動し、係止軸11が係止溝4dに対して出入りするのを許容する。
【0012】
第1回動部材12の先端部のうち、カップ4の後端側を向く面には、第1係合凹部12aが形成されている。この第1係合凹部12aには、第1回動部材12が解除位置から初期位置近傍まで回動すると、係止軸11が入り込むようになっている。これにより、ソケット3の先端部がカップ4の上面開放部を通って連結位置から脱出することが阻止されている。しかも、第1回動部材12が支持軸13に装着された第1コイルばね(第1回動付勢手段)14によって解除位置から初期位置側へ回動付勢されているので、第1回動部材12は、係合凹部12aに係止軸11が入り込んだ状態、つまり第1回動部材12が係止軸11を介してソケット3に係合した状態に維持されている。これから明らかなように、係止軸11は、第1係止部として用いられるのみならず、第1係合部としても兼用されている。第1回動部材12が第1コイルばね14の回動付勢力に抗して解除位置に回動すると、係止軸11が係合凹部12aから脱出する。その結果、係止軸11は、係止溝4dに対して出入可能になる。
【0013】
第1回動部材12の先端面には、第1カム面12bが形成されている。この第1カム面12bは、第1回動部材12が初期位置に位置しているとき、カップ4の両端部を結ぶ方向においては係止溝4dとほぼ同一位置に位置し、かつ底板部4aと直交する方向においては、係止溝4dの開放部とほぼ同一位置に位置している。しかも、第1カム面12bは、カップ4の先端側から後端側へ向かうにしたがって第1回動部材12の先端側から基端側へ向かうように傾斜している。この場合、第1カム面12bの傾斜度は、第1カム面12bを凸曲面によって構成することにより、カップ4の先端側から後端側へ向かうにしたがって大きくなっている。しかし、第1カム面12bの傾斜度は、第1カム面12bを平面で構成することにより、一定の割合にしてもよい。
【0014】
第1カム面12bが係止溝4dとほぼ同一位置に位置しているので、係止軸11を係止溝4dにその前方から挿入しようとすると、係止軸11が第1カム面12bに突き当たる。その後、さらに係止軸11を係止溝4dに向かって移動させると、第1カム面12bが第1回動部材12を初期位置から解除位置側へ回動させる。第1回動部材12が解除位置に達すると、係止軸11が第1カム面12bから離脱し、係止溝4dに挿入可能になる。係止軸11が係止溝4dの底面にほぼ接するまで移動すると、係止軸11が係合凹部12aと対向する。その結果、第1回動部材12がコイルばね14によって初期位置側へ復帰回動され、係合凹部12aに係止軸11が入り込む。その結果、係止軸11が係止溝4dの開放部から離脱不能になる。この状態では、ソケット3がカップ4の両端部を結ぶ方向へ移動不能になるとともに、ソケット3の先端部が底板部4aと直交する方向(ソケット3をカップ4に対して挿脱する方向)へ移動不能になる。
【0015】
カップ4の両規制側板部4b,4bの後端部間には、第2回動部材15が配置されている。この第2回動部材15の底板部4a側の基端部は、支持軸13と平行な支持軸16を介して規制側板部4b,4bに回動可能に支持されている。第2回動部材15は、図12に示す初期位置と図13に示す解除位置との間を回動可能になっている。ここで、第2回動部材15の初期位置から解除位置へ向かう方向は、第1回動部材12の初期位置から解除位置へ向かう方向と逆になっている。つまり、第1回動部材12は、初期位置から解除位置へ向かうとき、支持軸13を中心として図12の反時計方向へ回動する。これに対し、第2回動部材15は、初期位置から解除位置へ向かうとき、支持軸16を中心として時計方向へ回動するようになっている。
【0016】
第2回動部材15の先端部のうち、カップ4の先端側を向く面には、第2係合凹部15aが形成されている。この第2係合凹部15aには、軸10が入り込んでいる。これにより、ソケット3の後端部がカップ4の上面開放部を通って連結位置から脱出することが阻止されている。これから明らかなように、軸10は、リンク6とソケット3とを回動可能に連結するのみならず、第2係合部として兼用されている。また、第2回動部材15は、支持軸16に装着された第2コイルばね(第2回動付勢手段)17によって解除位置側から初期位置側へ回動付勢されており、この回動付勢力によって第2係合凹部15aに軸10が入り込んだ状態、つまり第2回動部材15が軸10を介してソケット3に係合した状態に維持されている。
【0017】
第2回動部材15の先端面には、第2カム面15bが形成されている。この第2カム面15bは、第1、第2回動部材12,15を初期位置に回動させ、かつソケット3の連結板部3aをカップ4の底板部4aとほぼ平行にした状態において、係止軸11が第1カム面12bに突き当たるように、ソケット3をカップ4側に接近移動させたとき、軸10が第2カム面15bに突き当たるように配置されている。しかも、第2カム面15bは、カップ4の後端側から先端側へ向かうにしたがって第2回動部材15の先端側から基端側へ向かうように傾斜している。したがって、係止軸11及び軸10が第1カム面12b及び第2カム面15bにそれぞれ接触した状態で、ソケット3をカップ4内に向かって平行移動させると、図13に示すように、第1回動部材12が初期位置から解除位置側へ回動するとともに、第2回動部材15が初期位置から解除位置側へ回動する。そして、ソケット3を連結位置(図3参照)まで移動させると、第1、第2回動部材12,15が第1、第2コイルばね14,17の付勢力によって初期位置側へ戻される。第1、第2回動部材12,15が初期位置の若干手前まで回動すると、係止軸11及び軸10が第1、第2係合凹部12a、15aの各側面に突き当たりる。その結果、第1、第2回動部材12,15が、それ以上初期位置側へ回動不能になる。したがって、第1、第2回動部材12,15は、第1、第2コイルばね14,17の回動付勢力によって係止軸11及び軸10に係合した状態に維持され、ひいてはソケットが連結位置に維持される。
【0018】
なお、第2カム面15bの傾斜度は、第2カム面15bを凸曲面によって構成することにより、カップ4の後端側から先端側へ向かうにしたがって大きくなっている。しかし、第2カム面15bの傾斜度は、第2カム面15bを平面で構成することにより、一定の割合にしてもよい。
【0019】
上記構成スライドヒンジ1において、ソケット3をカップ4に連結する場合には、次の三つの方法のいずれかを採用することができる。
第1の連結方法を採用する場合には、図7に示すように、まず係止軸11を係止溝4dに挿入するとともに、第1係合凹部12aに入り込ませる。これを行うに際しては、図8に示すように、第1回動部材12を予め解除位置に回動させておき、係止軸11を係止溝4dに挿入した後、第1回動部材12を第1コイルばね14によって初期位置側へ回動させ、第1係合凹部12aに係止軸11を入り込ませるようにしてもよい。あるいは、図9に示すように、初期位置に位置している第1回動部材12の第1カム面12bに係止軸11を突き当てた状態でソケット3の先端部をカップ4に接近移動させることにより、第1回動部材12を解除位置まで回動させ、係止軸11を係止溝4dに挿入する。その後、第1回動部材12が第1コイルばね14の付勢力によって初期位置側へ戻されることにより、係止軸11を第1係合凹部12aに入り込ませることも可能である。
【0020】
次に、ソケット3の後端部を、係止軸11を中心としてカップ4に接近する方向(図7の矢印方向A方向)へ回動させる。すると、軸10が第2回動部材15の第2カム面15bに突き当たる。その後、ソケット3の後端部をさらに回動させると、第2回動部材15が第2コイルばね17の付勢力に抗して解除位置側へ回動する。軸10が第2カム面15bを乗り越えたとき、第2回動部材15が解除位置に達する。すると、軸10が第2係合凹部15aと対向し、軸10が第2係合凹部15aに入り込み可能になる。その結果、第2回動部材15が第2コイルばね17の付勢力によって初期位置側へ戻されるとともに、軸10が第2係合凹部15bに入り込む。第2回動部材15がさらに初期位置側へ回動させられることにより、ソケット3の後端部がさらに矢印A方向へ回動させられ、ソケット3の連結板部3aがカップ4の底板部4aに突き当たる。これにより、ソケット3がカップ4に対して連結位置に連結される。
【0021】
なお、第1の連結方法では、ソケット3をカップ4に対して移動させ、かつ回動させているが、ソケット3とカップ4との移動及び回動は相対的なものであるから、カップ4をソケット3に対して移動及び回動させてもよい。ただし、その場合には、カップの移動方向及び回動方向は、ソケット3の移動方向及び回動方向と逆方向になる。これは、以下に述べる連結方法においても同様である。
【0022】
ソケット3のカップ4に対する第2の連結方法が図10及び図11に示されている。この方法では、図10に示すように、ソケット3の連結板部3aを、その後端部が先端部よりカップ4の底板部4aに近づくように、底板部4aに対して傾斜させる。その状態でソケット3を矢印A方向へ直線的に移動させて、ソケット3の後端部をカップ4内にその上面開放部から挿入する。軸10が第2回動部材15の第2係合凹部15aと対向したら、ソケット3を矢印B方向へ移動させて軸10を第2係合凹部15aに挿入する。次に、図11に示すように、ソケット3の先端部がカップ4に接近するように、軸10を中心として図11の矢印A方向へ回動させ、係止軸11を第1回動部材12の第1カム面12bに突き当てる。その後、さらにソケット3を同方向へ回動させると、第1回動部材12が第1コイルばね14の付勢力に抗して解除位置まで回動する。すると、係止軸11が係止溝4dに入り込む。その後、係止軸11が第1係合凹部12aと対向すると、第1回動部材12が第1コイルばね14によって初期位置側へ回動させられ、係止軸11が第1係合凹部12aに入り込む。その状態で第1回動部材12が初期位置近傍まで回動させられると、ソケット3の連結板部3aがカップ4の底板部4aに突き当たる。これにより、ソケット3がカップ4に対して連結位置に連結される。
【0023】
図12及び図13に第3の連結方法を示す。この第3の連結方法では、図12に示すように、ソケット3の連結板部3aをカップ4の底板部4aに平行にするとともに、係止軸11を係止溝4dの前方に位置させる。その状態でソケット3を図12の矢印A方向へ平行移動させる。すると、係止軸11及び軸10が第1、第2カム面12b,15bに突き当たる。その後、ソケット3をさらに同方向へ移動させると、図13に示すように、第1、第2回動部材12,15が第1、第2コイルばね14,17の回動付勢力に抗して初期位置から解除位置側へ回動する。第1、第2回動部材12,15が解除位置まで回動すると、係止軸11が係止溝4dに入り込むとともに、第1係合凹部12aと対向し、軸10が第2係合凹部15aと対向する。その結果、第1、第2回動部材12,15が第1、第2コイルばね14,17によって初期位置側へ回動させられ、係止軸11が第1係合凹部12aに入り込むとともに、軸10が第2係合凹部15aに入り込む。第1、第2回動部材12,15が第1、第2コイルばね14,17によってさらに回動させられると、それに伴ってソケット3が図12の矢印A方向へ移動させられ、その連結板部3aがカップ4の底板部4aに突き当たる。これにより、ソケット3がカップ4に対して連結位置に連結される。
【0024】
ソケット3をカップ4から取り外す場合には、まず図14に示すように、第1回動部材12の上端部に指を引っ掛けて解除位置まで矢印A方向へ回動させる。次に、ソケット3を、軸10を中心として矢印B方向へ回動させ、図15に示すように、係止軸11を係止溝4dから抜き出す。その後、ソケット3をさらに回動させ、係止軸11を第1回動部材12の先端部より先方に位置させたら、ソケット3を図15の矢印A方向へ移動させて軸10を第2係合凹部14aから抜き出す。その後、ソケット3を図15の矢印B方向へ移動させて、ソケット3をカップ4から抜き出す。
【0025】
このように、この発明に係るスライドヒンジ1によれば、カップ4に対するソケット3の連結方法として3つの方法を採用することができる。したがって、ソケット3とカップ4との連結方法をスライドヒンジ1が用いられている状況に応じて適宜に採用することができ、それによってカップ4とソケット3との連結作業を容易に行うことができる。
【0026】
図16は、この発明の他の実施の形態におけるカップ4′を示している。このカップ4′においては、規制側板部4bの前端部が取付板部4cから前方へ延び出しているのと同様に、規制側板部4bの後端部が取付板部4cから後方へ延び出している。そして、各規制側板部4bの後端部には、上記実施の形態の係止溝4dと同様の係止溝(第2係止部)4eがそれぞれ形成されている。各係止溝4eには、軸10が挿入されている。すなわち、この実施の形態では、軸10の両端部がソケット3の側板部3b,3bから外側に突出しており、その突出した端部が係止溝4e,4eにそれぞれ挿入されている。したがって、この実施の形態では、軸10が第2係合部として用いられるのみならず、第1係止部としても用いられている。
なお、係止溝4eを形成する場合には、係止溝4dを形成しなくてもよい。その場合には、係止軸11の両端部を規制側板部4bから外側に突出させる必要がない。
【0027】
この実施の形態においても、カップ4′にソケット3を連結する場合には、上記の実施の形態と同様に第1、第2、第3の三つの連結方法を採用することができる。この場合、第1、第3の連結方法は、上記の実施の形態と同様であるが、第2の連結方法は、上記の実施の形態の第2の連結方法と若干異なる。第2の連結方法を実行するに際しては、軸10の両端部を係止溝4eに挿入する。これは、係止軸11の両端部11a,11aを係止溝4d,4dに挿入する場合と同様にして挿入することができる。この点が、上記の実施の形態の第2の連結方法と異なる。その他は上記の実施の形態と同様である。
【0028】
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、図1〜図15に示す実施の形態においては、係止軸11を第1係止部として用いるのみならず、第1係合部としても用いているが、係止軸11を第1係止部としてのみ用い、第1係合部を別途設けてもよい。その場合には、係止軸11をカップ4に設け、係止溝4dをソケット3に設けてもよい。これは、図16に示す実施の形態の軸10についても同様である。つまり、軸10を第2係合部として用い、係止溝(第2係止部)4eに係合する第1係止部を軸10とは別に設けてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、カップに対するソケットの連結方法を、一つの方法に限定されることなく、三つの連結方法を採用することができ、したがってソケットとカップとの連結方法をスライドヒンジが用いられている状況に応じて適宜に採用することができ、それによってカップとソケットとの連結作業を容易に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を、ソケットがカップに連結され、かつ扉が開からたときの状態で示す斜視図である。
【図2】同実施の形態を、ソケットがカップに連結され、かつ扉が閉じられたときの状態で示す斜視図である。
【図3】同実施の形態の断面図である。
【図4】同実施の形態を、ソケットがカップから取り外された状態で示す斜視図である。
【図5】同実施の形態の筐体側に取り付けられる各部材を示す分解斜視図である。
【図6】同実施の形態の扉側に取り付けられる各部材を示す分解斜視図である。
【図7】同実施の形態における第1の連結方法を説明するための断面図である。
【図8】図7に示す状態にするための一方法を説明するための断面図である
【図9】図7に示す状態にするための他の方法を説明するための断面図である。
【図10】同実施の形態における第2の連結方法を説明するための断面図である。
【図11】図10と同様に第2の連結方法を説明するための断面図である。
【図12】同実施の形態におけR第3の連結方法を説明するための断面図である。
【図13】図12と同様に第3の連結方法を説明するための断面図である。
【図14】同実施の形態においてソケットをカップから取り外す方法を説明するための断面図である。
【図15】図14と同様にソケットのカップからの取外方法を説明するための断面図である。
【図16】この発明の他の実施の形態において用いられているカップを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スライドヒンジ
2 本体
3 ソケット
4 カップ
4′ カップ
4d 係止溝(第2係止部)
4e 係止溝(第2係止部)
5 リンク
6 リンク
10 軸(第2係合部、第1係止部)
11 係止軸(第1係合部、第1係止部)
12 第1回動部材
12b 第1カム面
14 第1コイルばね(第1回動付勢手段)
15 第2回動部材
15b 第2カム面
17 第2コイルばね(第2回動付勢手段)

Claims (5)

  1. 本体の先端部にリンクを介して回動可能に連結されたソケットがカップの内部の所定の連結位置に挿入されたときに、上記ソケットを上記カップに連結するスライドヒンジのカップとソケットとの連結構造において、
    上記ソケットの両端部にそれぞれ設けられた第1、第2係合部と、
    上記カップの内部の両端部に互いに平行な軸線を中心として初期位置と解除位置との間を回動可能に設けられた第1、第2回動部材と、
    上記第1、第2回動部材を上記解除位置側から上記初期位置側へ回動付勢する第1、第2回動付勢手段とを備え、
    上記第1、第2回動部材は、上記第1、第2回動付勢手段の回動付勢力によって上記解除位置から上記初期位置側へ回動して上記連結位置に挿入された上記ソケットの第1、第2係合部とそれぞれ係合することにより、上記ソケットを上記カップに連結し、上記第1、第2回動付勢手段の回動付勢力に抗して上記解除位置に回動することによって上記第1、第2係合部との係合が解除され
    上記第1係合部として、上記第1回動部材の回動軸線と平行に延び、長手方向の一部に上記第1回動部材が係合する軸体が用いられ、
    上記カップには、上記軸体の上記第1回動部材の係合部位から長手方向に離間した部位に係合することにより、上記カップの両端部を結ぶ方向への上記ソケットの移動を阻止する係止溝が設けられていることを特徴とするスライドヒンジのカップとソケットとの連結構造。
  2. 上記第1回動部材には、第1カム面が設けられており、この第1カム面は、上記第1係合部が上記第1カム面に突き当たった状態において上記ソケットが上記連結位置まで挿入されるときに、上記第1回動部材を上記第1回動付勢手段の付勢力に抗して上記初期位置から上記解除位置まで回動させることを特徴とする請求項1に記載のスライドヒンジのカップとソケットとの連結構造。
  3. 上記第2回動部材には、第2カム面が設けられており、この第2カム面は、上記第2係合部が上記第2カム面に突き当たった状態において上記ソケットが上記連結位置まで挿入されるときに、上記第2回動部材を上記第2回動付勢手段の付勢力に抗して上記初期位置から上記解除位置まで回動させることを特徴とする請求項2に記載のスライドヒンジのカップとソケットとの連結構造。
  4. 上記第1回動部材の上記初期位置側から上記解除位置側への回動方向と上記第2回動部材の上記初期位置側から上記解除位置側への回動方向とが互いに逆方向であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスライドヒンジのカップとソケットとの連結構造。
  5. 上記ソケットが互いに対向する一対の側板部を有し、上記カップが、上記ソケットが上記カップに上記連結位置に挿入されたとき、上記一対の側板部の外面と対向する一対の規制側板部を有し、上記一対の規制側板部間に上記第1回動部材が配置され、上記規制側板部に上記係止溝が形成され、上記第1係合部が上記一対の側板部を貫通して設けられ、上記一対の側板部間に位置する上記第1係合部に上記第1回動部材が係脱可能に係合し、上記側板部から外側に突出した上記第1係合部の端部が上記係止溝に係脱可能に係合することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスライドヒンジのカップとソケットとの連結構造。
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