JP4164680B2 - トロイダル型無段変速機のディスクの加工方法 - Google Patents

トロイダル型無段変速機のディスクの加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、主として自動車用や各種産業機械用の変速機として用いられるトロイダル型無段変速機のディスク及びその加工方法に関する。
近年、自動車等に利用される変速装置として、トロイダル型無段変速機が使用されている。また、より大きな入力トルクに対応するために、2組の無段変速機構が設けられたダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機が使用されている。
従来、この種のトロイダル型無段変速機では、2組の無段変速機構の両出力ディスクが入力軸の周囲に近接して配置されており、入力ディスクの回転がパワーローラを介して出力ディスクに伝達される。また、両出力ディスク間には出力歯車が連結されており、両出力ディスクの互いに同期した回転が出力歯車に伝達される。
一方、上記のトロイダル型無段変速機の軽量化を図るため、出力ディスクの外周に駆動力伝達用の出力ギヤを設けて出力ディスクから動力を取り出すようにした技術が知られている。(例えば、特許文献1参照。)。また、一対の出力ディスクを同一材料から構成する一体型出力ディスクとし、トロイダル型無段変速機の長さをコンパクトにしたものがあり、このような一体型出力ディスクの外周にも、駆動力伝達用の出力ギヤや回転状況を検出するためのセンサー溝等の凹凸面が設けられることが知られている(例えば、特許文献2及び特許文献3参照。)。特許文献2に記載の出力ディスクは、トラクション面を両面に有するとともに、外周に駆動力伝達用の出力ギヤが一体に形成されている。また、特許文献3に記載の出力ディスクは、図11に示されるように、両面にトラクション面101,102を有する一体型出力ディスク103と出力ギヤ104とを別々に加工した後、溶接等で一体化している。
また、トラクション面を有するディスクは、高速で回転しながら駆動力を伝達する機能を有するため、回転するときに振れ回ると、変速状態が不安定になったり、同調しなくなる等の不都合が起こる。このため、トラクション面の振れ回り量を0.02mm以下とすることが知られている(例えば、特許文献4参照。)。従って、両面にトラクション面を有する一体型出力ディスクにおいても、両面のトラクション面同士の同軸精度と、そのディスクが回転支持される部位(主に内周面)に対するトラクション面の同軸精度とが求められる。
さらに、従来、トロイダル型無段変速機のディスクの加工方法として、種々の方法が提案されている(例えば、特許文献5〜9参照。)。特許文献5に記載の加工方法では、ディスクの内周面のスプライン歯面を加工基準として、トラクション面を加工する。また、特許文献6に記載の加工方法では、図12に示されるように、内面インボリュートスプライン部201、外周面202及び所定の取代を有するトラクション面203を有するCVTディスク204を保持するチャック機構205と、CVTディスク204を研削加工する研削砥石206を備えた研削機構207とを具備し、CVTディスク204と研削砥石206のいずれか一方を他方に対して傾斜して研削加工する。この際、内面インボリュートスプライン部201の一部をチャック機構205によりチャックして、トラクション面203を研削加工すると同時に、内面部208を内面研削用スピンドル209に装着された内面研削砥石210によって同時に複合研削しているため、トラクション面203と内面部208との間で高い同軸精度を確保している。
また、一体型出力ディスクにおいては、両方のトラクション面の同軸精度と、トラクション面と内周面との同軸精度を高く維持する為、図13及び14に示されるような加工方法が知られている。
まず、図13に示されるように、一体型出力ディスク301の一方の平面部302aを基準座金303に突き当て、基準座金303に電磁力を加えてディスク301を固定する。また、ディスク301の外周面304を支持台305に固定されたシュー306に当接させ、ディスク301のラジアル方向の位置決めを行なう。そして、ディスク301の外周面304はシュー306の上を滑りながら基準座金303とともに一体回転し、自転している内周面加工砥石307により内周面308を研削加工する。
次に、図13と同様にディスク301を支持した状態で、図14に示すように、トラクション面研削砥石309により、一方のトラクション面310aを加工する。また、一方のトラクション面310aを加工した後、ディスク301を反転させて、他方の平面部302bを基準座金303に突き当ててディスク301を固定し、トラクション面研削砥石309によって、他方のトラクション面310bを加工する。
従って、両方のトラクション面310a,310bと内周面308は、外周面304をシュー306に当接させてラジアル方向の位置決めを行ないつつ、平面部302a,302bに突き当たる基準座金303により回転駆動しながら、研削加工を行なっている。ここで、ディスク301は、シュー306の上を離れることなく、滑りながら回転するのでディスク301の回転中心は外周面となる。これにより、全加工面は、外周面と理論上同軸に加工され、両トラクション面310a,310bと内周面308は理論上同軸に加工することができる。
特開平8−159229号公報(第4〜5頁、第1〜2図) 特許特2717659号公報(第2〜5頁、第2〜4図) 特開平11―63139号公報(第5〜7頁、第2図及び第4図) 特開平11−148543号公報(第5〜6頁、第1〜2図) 特開2002−28818号公報(第3頁、第1図) 特開2001−347443号公報(第3〜4頁、第1〜3図) 特開2000−271844号公報(第5〜12頁、第1〜7図) 特開2000−24899号公報(第4〜10頁、第1〜7図) 特開2002−192450号公報(第5〜7頁、第1〜3図)
ところで、特許文献6に記載の加工方法を用いて一体型ディスクを加工する場合、一方のトラクション面と内周面との同軸精度は高精度とすることができるが、他方のトラクション面を加工するためには、一度ディスクをチャック機構から外す必要がある。このため、チャック時の誤差や異物の噛み込み等により、チャック精度が不安定となり、既に加工していた一方のトラクション面との同軸精度が悪化する可能性がある。
また、図13及び図14に記載の一体型ディスクの加工方法では、ディスクの外周面の全部または一部が平坦な円筒面であることが要件となり、例えば、図15に示されたように、外周面304にギヤやセンサー溝等の凹凸面311があると、支持台305上で振動が発生し、加工不能となる可能性がある。
さらに、外周面に凹凸面を有する一体型ディスクを加工する場合、外周面を平坦な円筒面として、図13及び図14に記載の加工方法で同軸精度良く加工した後、特許文献3に記載のように、別体のギヤ等を溶接・圧入して一体化することが考えられるが、部品点数が増加する為、一体化するための工程が増加し、加工コストが増加するという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、外周面の形状に依らず、両面にトラクション面を有する一体型ディスクをトラクション面間の同軸精度及びトラクション面と内周面の同軸精度が高くなるように加工して、変速性能を向上することができるトロイダル型無段変速機のディスクの加工方法を提供することを目的としている。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)トロイダル型無段変速機のディスクの加工方法であって、
芯金の両端部が環状のディスクの両側から延出した状態で、前記ディスクの内周面前記芯金に固定する工程と、
前記芯金の両端部に設けた一対の回転基準部を、加工機の主軸側の第1のセンターと、該第1のセンターと対峙する第2のセンターとで挟持する工程と、
前記ディスクの一方の側面に形成された第1の平面部を、前記主軸に取り付けられた軸方向突き当て基準に突き当てた状態で、前記ディスクを回転駆動して、前記ディスクの他方の側面に形成された第1のトラクション面を加工する工程と、
前記ディスクを前記芯金に固定した状態で反転させて、前記一対の回転基準部を前記第1のセンターと前記第2のセンターとで挟持する工程と、
前記ディスクの他方の側面に形成された前記第1のトラクション面より外径側の第2の平面部を、前記軸方向突き当て基準に突き当てた状態で、前記ディスクを回転駆動して、前記ディスクの一方の側面に形成された前記第1の平面部より内径側の第2のトラクション面を加工する工程と、
前記ディスクから前記芯金を取り外した後、支持台に固定された支持部材に前記第1及び第2のトラクション面のいずれかを当接させて、前記ディスクを前記支持台によってラジアル方向に位置決めする工程と、
加工機の主軸に固定されて回転駆動する軸方向突き当て基準に前記いずれかのトラクション面が形成される側面と異なる側面に形成された平面部を当接させ、前記ディスクを前記軸方向突き当て基準によってアキシアル方向に位置決めする工程と、
前記ディスクをラジアル方向及びアキシアル方向に位置決めした状態で、前記いずれかのトラクション面を回転基準として、前記ディスクの内周面を加工する工程と、
を備えたことを特徴とするトロイダル型無段変速機のディスクの加工方法。
) 前記ディスクの外周面には、凹凸面が形成されていることを特徴とする(1)に記載のトロイダル型無段変速機のディスクの加工方法。
本発明に記載のトロイダル型無段変速機のディスクの加工方法によれば、ディスクの内周面を芯金に固定するようにしたので、外周面の形状は任意として両トラクション面を加工することができる。また、芯金を加工時の回転基準として、途中でアンチャックすることなく両方のトラクション面を加工するので、両トラクション面の同軸精度は高いものとなる。
また、トラクション面を、固定した支持台上でラジアル方向に位置決めし、さらに、支持台上で滑らせながら回転することで、トラクション面を回転基準としながら、内周面の加工を行なうので、トラクション面と内周面の同軸精度は高いものとなる。また、加工上、外周面の形状には制約を受けない。
本発明のトロイダル型無段変速機のディスクの加工方法によれば、外周面の形状に寄らず、両面にトラクション面を有する一体型ディスクをトラクション面と内周面の同軸度精度を高く加工して、トロイダル型無段変速機の変速性能を向上することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係るトロイダル型無段変速機のディスク及びその加工方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機を示す要部断面図であり、図2は、図1のトロイダル型無段変速機の出力ディスクを示す図である。また、図3〜図8は、図2の一体型出力ディスクの加工工程を説明するための図である。
図1を参照すると、ダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機10には、入力軸11の周囲に、ボールスプライン12を介して支持される第1の入力ディスク13と、入力軸11に外嵌されるスリーブ14の周囲に、ニードルローラ軸受15を介して支持される第2の入力ディスク16とが設けられている。第1及び第2の入力ディスク13,16は、入力軸11に対して軸方向に変位自在に支持され、且つ、入力軸11とともに回転する。 また、スリーブ14の周囲で、且つ軸方向において第1及び第2の入力ディスク13,16との間には、一体型出力ディスク17が設けられており、出力ディスク17はスリーブ14とともに回転する。第1及び第2の入力ディスク13,16、及び一体型出力ディスク17は、互いに対向する内側面がそれぞれ円弧形状の凹断面(トラクション面)13a,16a,17a,17bを有しており、第1の入力ディスク13と一体型出力ディスク17との間に第1のキャビティ18を構成し、第2の入力ディスク16と一体型出力ディスク17との間に第2のキャビティ19を構成している。
また、一体型出力ディスク17では、両端部に設けられた止め輪20,21によって軸方向への移動が規制されるとともに、一体型出力ディスク17にかかるスラスト荷重は、ケーシング22に固定された支柱23,24の保持円筒部25,26と出力ディスク17の両端部との間に設けられたスラスト玉軸受27,28によって支持されている。なお、第1のキャビティ18内におけるスラスト玉軸受27は、波形ばね29を介して支柱23の保持円筒部25に係止されている。
また、図示しないが、第1のキャビティ18及び第2のキャビティ19間には、各ディスクの内側面に当接する球状凸面を外周面に有する一対のパワーローラがそれぞれ挟持されており、これらのパワーローラは、変位軸の周囲に回転自在に支持されると共に、パワーローラ軸受を介してトラニオンの内側面側に配置されている。トラニオンは、その両端部に設けられた枢軸を上側ヨーク30と下側ヨーク31に支持されることで、これらヨーク30,31に対して揺動自在および軸方向に変位自在に支持されている。上側ヨーク30及び下側ヨーク31は、支柱23,24によって変位自在に支持され、支柱23,24を中心に揺動可能になっている。
こうして、エンジンの回転力が伝達される入力軸11の回転とともに入力ディスク13,16が回転し、入力ディスク13,16の回転がパワーローラを介して一体型出力ディスク17に伝達される。また、パワーローラの傾転角を変えることで、パワーローラは入力ディスク13,16と一体型出力ディスク17との当接位置を変え、これにより、所望の回転速度比(変速比)が無段階に与えられる。
一体型出力ディスク17は、図2に示されるように、両側面に第1及び第2のトラクション面17a,17bを備えており、これらトラクション面17a,17bの径方向外方における両側面には、第1及び第2の平面部17c,17dを備えている。なお、第1のトラクション面17aは、第2の平面部17dが形成される側面、即ち第1の平面部17cが形成される一方の側面と反対側の他方の側面に形成され、第2のトラクション面17bは、第1の平面部17cが形成される一方の側面に形成される。また、一体型出力ディスク17の外周面17eには、駆動伝達用のギヤや回転状況を検出するためのセンサー溝等の凹凸面32が設けられており、内周面17fは滑らかな円筒面に形成されている。
ここで、このような一体型出力ディスク17の製造方法について説明する。なお、本発明の加工工程より前に行われる、鍛造によりディスクの概略形状を成形する工程、両トラクション面と内周面等の必要な部位に取代を付与した形状に切削加工する工程、及び、熱処理等により硬化する工程は、公知の技術を用いることで行なわれ、説明を省略する。
まず、図3に示されるように、環状の一体型出力ディスク17に芯金40を固定する。芯金40は、両端部に加工時の回転基準部となるセンター孔41,42を有しており、中間部に出力ディスク17の内周面を把持するためのコレットチャック43を有している。 なお、コレットチャック43は、テーパ面44を利用してコレット45を拡大させたり(図4(a)参照。)、油圧等の流体圧力を利用してコレット45を広げるようにしてもよい(図4(b)参照。)。
次に、一体型出力ディスク17と芯金40とを加工機にセットし、出力ディスク17を回転駆動して、トラクション面加工用の研削砥石46により、第1のトラクション面17aを加工する。
具体的には、図5に示すように、加工機の主軸47内の第1のセンターであるヘッドセンター48とそれに対峙するように配置された第2のセンターであるテールセンター49とにより、芯金40の両端部に設けられたセンター孔41,42を挟持する。テールセンター49は、図示しない油圧または空圧で駆動されるシリンダーや、若しくはボールねじ等により軸方向に移動可能である。また、ヘッドセンター48は、テールセンター49が芯金40を押し込んできた時に、一定の把持力を維持しながら、テールセンター49の軸方向の移動に追従して、軸方向に移動可能な機構とする。
また、加工機の主軸47には、出力ディスク17の第1或いは第2の平面部17c,17dに接して、出力ディスク17の軸方向における位置決めを行なう軸方向突き当て基準であるバッキングプレート50が取り付けられている。バッキングプレート50は、電磁力等により磁化されており、主軸47とともに回転して出力ディスク17に回転力を与える。従って、芯金40に固定された一体型出力ディスク17をヘッドセンター48とテールセンター49とで挟持することで、第1の平面部17cはバッキングプレート50に突き当てられる。
その後、第1の平面部17cをバッキンブプレート50に突き当てた状態で、出力ディスク17を回転駆動して、第1のトラクション面17aを加工すると、第1のトラクション面17aと芯金40のセンター孔41,42とは、同軸の関係となる。
次に、出力ディスク17を芯金40から外すことなく、この芯金40を反転して(図6参照。)、出力ディスク17の他方の側面に形成された第2の平面部17dを、バッキングプレート50に突き当てた状態で、出力ディスク17を回転駆動して、出力ディスク17の第2のトラクション面17bを研削砥石46により加工する(図7参照。)。これにより、第2のトラクション面17bと芯金40のセンター孔41,42も同軸の関係となる。
従って、第1及び第2のトラクション面17a,17bは、芯金40を出力ディスク17から外すことなく加工されるため、第1及び第2のトラクション面17a,17bとの良好な同軸精度が与えられる。
さらに、第1及び第2のトラクション面17a,17bと内周面17fとの同軸精度が必要な場合には、図8に示すように、内周面17fの加工が行なわれる。まず、加工機上に固定された支持台51に設けられた支持部材であるシュー52を第1及び第2のトラクション面17a,17bのいずれか(図8では、第1のトラクション面17a)に当接させ、一体型出力ディスク17をラジアル方向に位置決めする。さらに、第1及び第2の平面部17c,17dのいずれか(図8では、第1の平面部17c)に、回転駆動可能なバッキングプレート(軸方向突き当て基準)53を当接させ、出力ディスク17をアキシャル方向に位置決めする。この状態で、主軸47によりバッキングプレート53を回転駆動することで、第1のトラクション面17aを支持台51上で滑らせながら出力ディスク17を回転し、内周面研削砥石54により内周面17fを加工する。従って、支持台51上の第1のトラクション面17aが回転基準となるので、第1のトラクション面17aと内周面17fとの良好な同軸精度が与えられる。
なお、本実施形態では、コレットチャック43を利用して、出力ディスク17を芯金40に固定したが、図9に示すように、内周面17fをインロー60によりガイドして、出力ディスク17の一端を鍔部61に突き当て、さらに、芯金40に形成された雄ねじ62に突き当てナット63をねじ込むことにより出力ディスク17の他端を把持することで、出力ディスク17を芯金40に固定してもよい。
また、図10に示すように、芯金40の回転基準部は、センター孔41,42の代わりに、雄センター70,71として、ヘッドセンター48とテールセンター49に設けられた孔部に挿入することで、芯金40を挟み込むようにしてもよい。
以上のように本実施形態によるトロイダル型無段変速機10の一体型ディスク17の加工方法では、環状の一体型出力ディスク17を芯金40に固定した後、芯金40の両端部に設けた一対のセンター孔41,42を、加工機の主軸47側のヘッドセンター48と、ヘッドセンター48と対峙するテールセンター49とで挟持する。そして、出力ディスク17の一方の側面に形成された第1の平面部17cを、バッキングプレート50に突き当てた状態で、出力ディスク17を回転駆動して、出力ディスク17の他方の側面に形成された第1のトラクション面17aを加工する。さらに、出力ディスク17を芯金40に固定した状態で反転させて、一対のセンター孔41,42をヘッドセンター48とテールセンター49とで挟持する。そして、出力ディスク17の他方の側面に形成された第2の平面部17dを、バッキングプレート50に突き当てた状態で、出力ディスク17を回転駆動して、出力ディスク17の一方の側面に形成された第2のトラクション面17bを加工する。従って、出力ディスク17の内周面17fを芯金40に固定するようにしたので、外周面の形状は任意として両トラクション面17a,17bを加工することができる。また、芯金40を加工時の回転基準として、途中でアンチャックすることなく両方のトラクション面17a,17bを加工するので、両トラクション面17a,17bの同軸精度は高いものとなる。
また、本実施形態によるトロイダル型無段変速機10の出力ディスク17の加工方法では、支持台51に固定されたシュー52に環状の出力ディスク17の一方の側面に形成されたトラクション面17aを当接させて、出力ディスク17を支持台51によってラジアル方向に位置決めし、また、加工機の主軸47に固定されて回転駆動するバッキングプレート53に出力ディスク17の他方の側面に形成された平面部17cを当接させ、出力ディスク17をバッキングプレート53によってアキシアル方向に位置決めする。そして、出力ディスク17をラジアル方向及びアキシアル方向に位置決めした状態で、出力ディスク17の内周面17fを加工する。従って、トラクション面17aを、固定した支持台51上でラジアル方向に位置決めし、さらに、支持台51上で滑らせながら回転することで、トラクション面17aを回転基準としながら、内周面17fの加工を行なうので、トラクション面17aと内周面17fの同軸精度は高いものとなる。また、加工上、外周面の形状には制約を受けない。
なお、本発明は、以上に説明した各実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
本発明のトロイダル型無段変速機は、シングルキャビティタイプのトロイダル型無段変速機に限らず、ダブルキャビティタイプのものにも適用可能である。また、本実施形態では、バリエータ部品は、ハーフトロイダル型無段変速機について適用されているが、フルトロイダル型無段変速機にも適用可能である。
本発明の一実施形態であるダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機を示す要部断面図である。 図1のトロイダル型無段変速機の出力ディスクを示し、(a)はその断面図であり、(b)はその側面図である。 図2の出力ディスクを芯金に固定する工程を示す概略断面図である。 図3の加工工程におけるチャック方法を示す概略図である。 図2の出力ディスクの一方のトラクション面を加工する工程を示す概略断面図である。 図2の出力ディスクを反転する工程を示す概略断面図である。 図2の出力ディスクの他方のトラクション面を加工する工程を示す概略断面図である。 図2の出力ディスクの内周面を加工する工程を示す概略断面図である。 図2の出力ディスクを芯金に固定する他の方法を示す概略断面図である。 芯金の両端部のセンターの変形例を示す概略断面図である。 従来の一体型出力ディスクを示す要部断面図である。 従来のディスクのトラクション面の研削工程を示す概略図である。 従来の一体型出力ディスクの内周面の研削工程を示す概略図である。 従来の一体型出力ディスクのトラクション面の研削工程を示す概略断面図である。 外径面に凹凸面を有する一体型出力ディスクが支持台に支持された状態を示す側面図である。
符号の説明
10 トロイダル型無段変速機
11 入力軸
13 第1の入力ディスク
16 第2の入力ディスク
17 一体型出力ディスク
17a 第1のトラクション面
17b 第2のトラクション面
17c 第1の平面部
17d 第2の平面部
17e 外周面
17f 内周面
32 凹凸面
40 芯金
41 第1のセンター孔(回転基準部)
42 第2のセンター孔(回転基準部)
46 研削砥石
47 主軸
48 ヘッドセンター(第1のセンター)
49 テールセンター(第2のセンター)
50,53 バッキングプレート(軸方向突き当て基準)
51 支持台
52 シュー(支持部材)

Claims (2)

  1. トロイダル型無段変速機のディスクの加工方法であって、
    芯金の両端部が環状のディスクの両側から延出した状態で、前記ディスクの内周面前記芯金に固定する工程と、
    前記芯金の両端部に設けた一対の回転基準部を、加工機の主軸側の第1のセンターと、該第1のセンターと対峙する第2のセンターとで挟持する工程と、
    前記ディスクの一方の側面に形成された第1の平面部を、前記主軸に取り付けられた軸方向突き当て基準に突き当てた状態で、前記ディスクを回転駆動して、前記ディスクの他方の側面に形成された第1のトラクション面を加工する工程と、
    前記ディスクを前記芯金に固定した状態で反転させて、前記一対の回転基準部を前記第1のセンターと前記第2のセンターとで挟持する工程と、
    前記ディスクの他方の側面に形成された前記第1のトラクション面より外径側の第2の平面部を、前記軸方向突き当て基準に突き当てた状態で、前記ディスクを回転駆動して、前記ディスクの一方の側面に形成された前記第1の平面部より内径側の第2のトラクション面を加工する工程と、
    前記ディスクから前記芯金を取り外した後、支持台に固定された支持部材に前記第1及び第2のトラクション面のいずれかを当接させて、前記ディスクを前記支持台によってラジアル方向に位置決めする工程と、
    加工機の主軸に固定されて回転駆動する軸方向突き当て基準に前記いずれかのトラクション面が形成される側面と異なる側面に形成された平面部を当接させ、前記ディスクを前記軸方向突き当て基準によってアキシアル方向に位置決めする工程と、
    前記ディスクをラジアル方向及びアキシアル方向に位置決めした状態で、前記いずれかのトラクション面を回転基準として、前記ディスクの内周面を加工する工程と、
    を備えたことを特徴とするトロイダル型無段変速機のディスクの加工方法。
  2. 前記ディスクの外周面には、凹凸面が形成されていることを特徴とする請求項に記載のトロイダル型無段変速機のディスクの加工方法。
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