JP4163069B2 - 減速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、減速装置、特に、内歯歯車と該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車を有し、入力軸の回転により、該内歯歯車及び外歯歯車の内の一方の歯車に、揺動運動を伴う自転運動を生じさせる遊星歯車減速機構を備えた減速装置に関する。
モータの回転速度に対してある程度の減速比が求められる場合、小さな減速比を持つ減速段を2段、3段と積み重ねるのは、コンパクト性に欠ける。従来、1段で大きな減速比が得られる減速機構としては、内歯歯車の内側で外歯歯車が内接噛合する遊星歯車減速機構を有する減速機が知られており、多くの場面、あるいは機器において使用されている。
図8に、特許文献1に開示されている、この種の遊星歯車減速機の例を示す。
この遊星歯車減速機Gは、モータ20から動力が入力される入力軸(第1軸)1と、入力軸1の回転によって回転する偏心体3と、偏心体3を介して入力軸1に対して揺動回転可能な状態で組み込まれる外歯歯車5と、外歯歯車5が内接噛合する内歯歯車10と、外歯歯車5に、その自転成分のみが伝達するように連結される出力軸2と、を備える。
外歯歯車5は、図9に示されるように、自身の中心に形成される軸受孔5aによって偏心体3と遊嵌している。偏心体3の外周には(軸受の)内輪3aが設けられており、内輪3aと軸受孔5aの間には、軸受用ローラ4が直接挿入されている。更に外歯歯車5には、内ローラ孔6が周方向に複数形成されており、そこに内ピン7及び内ローラ8が遊嵌している。又、外歯歯車5の外周には、トロコイド歯形や円弧歯形の外歯9が形成されており、内歯歯車10と内接噛合している。
前記内ローラ8は、回転自在な状態で内ピン7によって保持されており、この内ピン7の基部が、出力軸2と一体化されたキャリヤ14に固定状態で嵌入されている。 なお、内歯歯車10は、ケーシング12の一部を兼ねており、その内歯は外ピン11によって構成されている。また、出力軸1は、2個の大きな軸受16、18により、軸心がぶれないように強固に支持されている。
入力軸1が1回転すると、それに伴って偏心体3が1回転する。この偏心体3の回転により外歯歯車5も回転しようとするが、内歯歯車10との噛合状態によりその自由な自転が拘束され、この内歯歯車10と噛合しながら(わずかな自転を伴って)殆ど揺動のみを行う。
今例えば外歯歯車5の歯数をN、内歯歯車10の歯数をN+1とすると、その歯数差は1である。従って、入力軸1が1回転する毎に(即ち外歯歯車5が1回揺動する毎に)、外歯歯車5は内歯歯車10に対して1歯分だけずれる(わずかに自転する)。これは、外歯歯車5が、第1軸1の回転に対して−1/N倍の速度で自転したことを意味する(マイナスは逆回転を示す)。
このような外歯歯車5の動き(ゆっくりとした自転を伴った揺動)は、内ローラ孔6と内ローラ8との隙間によってその揺動成分が吸収され、自転成分のみが出力軸2に伝達される。その結果、入力軸1と出力軸2との間で、減速比−1/Nの減速が達成される。
内歯歯車の内側で外歯歯車が内接噛合するタイプの減速機構としては、このほかに、固定状態にある外歯歯車の周りを内歯歯車が揺動回転する内歯揺動型の内接噛合遊星歯車減速機構や、変形可能とされた外歯歯車が撓みながら内歯歯車に内接する撓み噛み合い式の遊星歯車機構等が知られている。
図10(A)に特許文献2に開示されている、従来の撓み噛み合い式遊星歯車減速機の断面を示す。図10(B)には、その波動発生器の側面を示してある。この撓み噛み合い式歯車減速機G2は、環状の剛性内歯歯車22と、この内側に配置されたカップ状の可撓性外歯歯車23と、この内側に嵌め込まれた楕円形輪郭の波動発生器24とを有している。剛性内歯歯車22は、その内周面に内歯22aが形成されている。カップ状の可撓性外歯歯車23は、円筒状の胴部23aと、この胴部23aの一端を封鎖している環状のダイヤフラム23bと、このダイヤフラム23bの内周縁に連続している環状のボス23cと、胴部23aの開口端の外周面に形成された外歯23dとを備えている。外歯23dは内歯22aに噛み合い可能であり、内歯22aに対して通常2枚少ない歯数とされている。
波動発生器24は可撓性外歯歯車23を楕円状に撓めて、当該可撓性外歯歯車23の外歯23dを、剛性内歯歯車22の内歯22aに対して2ヵ所で噛み合わせると共に、当該噛み合い部分を円周方向に移動させることにより、外歯23dと内歯22aの歯数差に応じた相対回転を可撓性外歯歯車23と剛性内歯歯車22の間に発生させるようになっている。一般には、波動発生器24に入力軸(第1軸:図示せず)が連結されると共に、剛性内歯歯車22が固定され、可撓性外歯歯車23のボス23cに軸受により支持された出力軸(共に図示せず)が連結されることにより、この軸受支持された出力軸を介して減速された回転が取り出される(例えば特許文献3等参照)。減速原理は基本的に上記内接噛合遊星歯車機構と同一である。
ところで、これらの遊星歯車減速機構を有する減速機は、1段で大きな減速比が得られるという共通の利点があるものの、いずれも、外歯歯車あるいは内歯歯車が、揺動したり撓んだりしながら回転(自転)することから、この揺動成分、あるいは撓みの成分を吸収するための機構が必要となる。又、自転成分のみを取り出すために、減速機の出力軸はその軸心がぶれないように軸受で支持されている。
内接噛合遊星歯車減速機構において揺動成分を吸収するためには、前述した例のように、内ピン孔と内ピンとを遊嵌させる手法が一般的に採用される。そのほか、オルダム継手を装備させる構成や、軸方向にスペース的な余裕がある場合には、いわゆるドッグボーンと自在継手を組み合わせた構成が採用されることもある。
撓み噛み合い式の遊星歯車減速機構の場合には、これも既に説明した例のように、外歯歯車を軸方向に筒状に延在させ、この延在部分にて撓み成分を吸収する手法がよく用いられる。そのため、撓み噛み合い式の遊星歯車構造の外歯歯車には、一般に、柔軟で且つ高い強度を有する素材が用いられる。
特開2001−232516号公報 特開平11−193852号公報 特開平7−119800号公報
しかしながら、これらの遊星歯車減速機構を有する減速機には、次のような問題があった。
すなわち、第1に、上記揺動成分あるいは撓み成分を吸収するための機構は、極めて高精度の加工、あるいは高コストの素材の準備が要求され、そのため装置全体の製造コストが高くなるという問題があった。
第2に、この揺動成分、あるいは、撓み成分を入力軸(第1軸)の軸方向に沿って吸収し、入力軸と同軸の出力軸から動力を取り出す構造となっていたため、軸方向長が長くなり易いという問題があった。
第3に、1段で高い減速比が取れるというのは、確かに大きな利点ではあるものの、これは、換言すると、重量のある出力軸を第1軸との同軸性を高精度に維持したまま支持しなければならないことを意味し、ベアリング等の製造・組み込みコストを含め、この出力軸周りの支持コストが高くなりやすく、これが減速装置(駆動装置とも称する)全体としてのコストを高める大きな原因となっていた。
第4に、駆動装置全体の重量が増大することにより、取り扱いが不便となるだけでなく、この重量のある駆動装置を支持する親機械側の構造体の強度も確保する必要があった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、低コストで且つ設置の容易な内接噛合式の遊星歯車減速機構を備えた減速装置を提供することをその課題としている。
発明は、本発明は、ケーシング内に、入力軸と、内歯歯車および該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車を有し、前記入力軸の回転により、該内歯歯車及び外歯歯車の内の一方の歯車に、揺動運動を伴う自転運動を生じさせる遊星歯車減速機構と、を備え、且つ前記入力軸と平行で、且つ前記ケーシング外に配置された第2軸と、前記一方の歯車と前記第2軸との間に配置され、一方の歯車の前記揺動運動を吸収可能な態様で、該一方の歯車と一体的に回転する駆動部を介して該一方の歯車の自転運動を前記第2軸側に伝達する伝動手段と、を備えたことにより、上記課題を解決したものである。
更に、本発明は、ケーシング内に、入力軸と、内歯歯車と該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車を有し、前記入力軸の回転により、該内歯歯車及び外歯歯車の内の一方の歯車に、揺動運動を伴う自転運動を生じさせる遊星歯車減速機構と、前記入力軸と平行に配置された第2軸と、前記一方の歯車と該第2軸との間に配置され、一方の歯車の前記揺動運動を吸収可能な態様で、該一方の歯車と一体的に回転する駆動部を介して該一方の歯車の自転運動を前記第2軸に伝達する伝手段と、を備えたことにより、同じく上記課題を解決したものである。
本発明においては、この種の遊星歯車減速機構を有する減速機において従来当然のように採用されてきた「内歯歯車または外歯歯車の揺動運動の成分(撓み噛み合い式の遊星歯車減速機構の場合は撓み運動の成分。以下両者の概念を含め、単に揺動運動、或いは揺動成分の文言で代表させる)を、その軸方向に沿って吸収し、該揺動成分の存在しない出力軸から取り出す。」という構成を敢えて中止し、揺動成分を含んだままの回転をその軸心を直角の方向からそのまま取り出すようにした。揺動成分は、この取り出す過程で伝動手段の機能により吸収する。
即ち、揺動成分を吸収していく方向に着目するならば、従来は、入力軸と同軸上で吸収していたが(揺動成分が吸収された回転が入力軸と同軸上で取り出される)、本発明では、軸と直角の方向の面内で吸収(入力軸と直角の方向に動力が取り出される過程で吸収)するということになる。換言すると、本発明では、遊星歯車減速機構での揺動成分の吸収のために従来必要とされた軸方向のスペースが不要である。
本発明では、揺動成分を軸方向に沿って吸収するのを止めたため、従来この種の遊星歯車減速機構の製造に不可避とされていた揺動成分吸収のための高コスト要因を省略することができるようになり、低コスト化が実現できる。
また、軸方向の寸法を短縮できるようになることから、減速装置の設置の自由度をより高めることができる。
また、高精度の支持が必要とされた出力軸が不要となり、一方、これを受ける第2軸側についてはそれほど高精度な支持要求がないことから、結果として、出力軸回りの支持コストを低減させることができる。
その上で、この種の遊星歯車減速機構の有する本来の機能、すなわち1段で高減速比を得るという機能を享受することができる。
以下図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されたスライド体を駆動するための減速装置における減速機部分の(拡大)断面図、図2はその左側面図、図3は、図1の3−3線に沿う断面図、図4は、該減速装置が具体的に建築用自動ドアの駆動に適用された構成例を示す側面図である。
この減速装置DM1は、モータ(外部の駆動源)40の回転を受けてこれを減速する遊星歯車減速機D10と、エンドシャフト(第2軸)42と、ワイヤ(帯状伝動体)44を含む伝動手段46とを備える。前記モータ40には装置の軸方向長を短縮するために、いわゆる扁平モータが使用されている。
前記遊星歯車減速機D10は、外歯歯車48が揺動・自転するいわゆる外歯揺動型の内接噛合遊星歯車減速機構50を有するもので、前記モータ40のモータ軸40aと連結された入力軸54と、該入力軸54に一体的に形成され、その軸心O1が入力軸54の軸心O2に対してΔEだけ偏心している偏心体56と、偏心体56の周りで軸受58を介して揺動・回転可能に組み込まれた前記外歯歯車48と、該外歯歯車48が内接噛合する内歯歯車62と、を主な構成要素として備える。
前記入力軸54及び遊星歯車減速機構50は、軸受64a、64bを介してケーシング66に支持されている。ケーシング66は、本体66aとカバー66bとに分離されており、ボルト68を介して連結されている。前記内歯歯車62は、このケーシング66の本体66aと一体化されている。また、ケーシング本体66aには、外歯歯車48、或いは入力軸54の軸心O1あるいはO2と直交する平面上に、ワイヤ44を通すための貫通孔69a、69bが形成されている。なお、図の符号70はケーシング66を(モータM10ごと)図示せぬ自動ドアの本体(親機械側の構造物)に固定するための取付け孔である。
前記外歯歯車48には、従来形成されていたような内ピン孔等の揺動成分を吸収するための構成は一切省略され、代わりに、その側面に駆動用溝部72が一体的に形成されている。この駆動用溝部72は、該外歯歯車48の自転成分を(揺動成分を含んだままの状態で)取り出すために、伝動手段46のワイヤ44を巻回するためのものである。
この実施形態では、外歯歯車48の歯数は51、内歯歯車62の実質的な歯数は、ピン62aの数26の2倍の52であり、歯数差は1に設定してある。なお、ピン62aの数を(半数の)26にしているのは、ワイヤ44を外歯歯車48の軸方向の幅内に収容するために(ワイヤ44のケーシング本体66aからの取り出し口である貫通孔69a、69bを内歯歯車62の幅内に収容するために)干渉するピン62aを間引き、この間引いたスペースに該貫通孔69a、69bを形成できるようにしたためである。駆動用溝部72が内歯歯車62の軸方向の幅外に設けられる場合には、ピン62aは必ずしも間引く必要はない。
前記伝動手段46は、図4に示されるように、外歯歯車48に形成された当該駆動用溝部72と、エンドシャフト42の周りに形成された従動用溝部76と、これら駆動用溝部72と従動用溝部76との間に巻回されたワイヤ44によって主に構成されている。このワイヤ44にはその張力を調整するためのばね機構(テンション調節機構)80が付設されており、外歯歯車48が揺動することによって駆動用溝部72の軸心(=外歯歯車48、偏心体56の軸心)O1が動き、該駆動用溝部72と従動用溝部76との間の軸間距離Lが変動したとしても(或いは、入力軸54の軸心O2に対するピッチ円半径が変動して、実質的に軸間距離が変動したと同様の態様となったとしても)、常に一定の張力が確保される構成とされている。
この減速装置DM1は、モータ40及び遊星歯車減速機D10ごと取付け孔70を介して図示せぬ車体側のピラー等に取り付けられる。
自動ドア(スライド体)84は、親機械(自動ドア装置本体)側のガイドレール(構造物:図示略)に沿ってスライド可能とされており、その一部にワイヤ44の端部44a、44bが固定されるベース86を備え、ワイヤ44の片側(図示の例では上側)44uの動きと連動して図のX方向に駆動される構成とされている。
次にこの減速装置DM1の作用を説明する。
モータ40のモータ軸40aが回転すると入力軸(第1軸)54が同一の速度で回転する。入力軸54が回転すると、該入力軸54と一体化されている偏心体56が回転し、該偏心体56の外周に軸受58を介して嵌合している外歯歯車48の軸心O1が偏心量ΔEに相当する半径の円周上を動く(揺動運動を行う)。この結果、外歯歯車48と内歯歯車62との噛合位置が順次ずれてゆき、入力軸54が1回転したところで、外歯歯車48は内歯歯車62との歯数差分(この実施形態の場合52−51=1)だけ位相がずれる(自転運動する)。これは、入力軸54の1回転が外歯歯車48の−1/51回転に減速されたことを意味する。なお、マイナスの符号は、外歯歯車48の自転の方向が入力軸54の回転の方向と逆になることを示している。
外歯歯車48のこの揺動成分及び自転成分を含んだ動きは、その駆動用溝部72に巻回されたワイヤ44を介して入力軸54と直角の方向に取り出される。外歯歯車48の偏心量ΔEに起因する揺動成分は、外歯歯車48上の駆動用溝部72とエンドシャフト42上の従動用溝部76との間の軸間距離Lの変動(ΔE×2)として現れるが、偏心量ΔEは該軸間距離Lに比べて無視できるほどに小さいため、この変動は、該ワイヤ44の撓み及びワイヤ44に隣接して付設された張力調整用のばね機構80によって完全に吸収される。この結果、ワイヤ44は外歯歯車48の自転成分の動きに追随して周回し、自動ドア84は遊星歯車減速機D10とエンドシャフト42との間を極めて円滑にスライドすることができる。
ここで、遊星歯車減速機D10は、基本的には外歯揺動型の内接噛合遊星歯車減速機構50を有しているため、1段で大きな減速比の減速を実現することができる。そのため、モータ40が軸方向に短い扁平モータであることと相俟って、高い減速比でありながらコンパクトであり、特に、揺動成分吸収のために必要としていた軸方向スペースが不要となるため、従来のこの種の遊星歯車減速機に比べ軸方向の寸法が短い。また、この外歯揺動型の遊星歯車減速機構50は、上記実施形態で例示されているように、外歯歯車48を入力軸54の外周に配置された偏心体56によって揺動させる構成とすることができるため、該「揺動させるための構造」を簡素化できる。
さらに、揺動成分は、伝動手段46のワイヤ44によって吸収されるため、この種の遊星歯車減速機において従来「不可避の構成」とされていた揺動成分吸収のための複数の内ローラ孔(6)の製造や該内ローラ孔(6)と遊嵌する複数の内ピン(7)及び内ローラ(8)を定められた位置に保持するフランジ部(14)の製造等が一切不要となり、外歯歯車48及び内歯歯車62とも、最も基本的な歯車製造手法を適用するだけで製造することができるようになるとともに、出力軸(2)の高精度な支持も不要となる。そのため、遊星歯車減速機D10の製造コストを激減させることができる。
また、遊星歯車減速機D10は従来の大型・重量物である出力軸(2)が不要となることから、モータ40の取り付けられた状態の重量が軽減され、取り扱いが容易となる。更に、親機械側への支持箇所が遊星歯車減速機D10とエンドシャフト42等との複数箇所に分散されることから、当該減速装置DM1を取り付ける部分の親機械側の補強構造も大きく簡略化できる。
図5、図6に、本発明に係る減速装置をインダクションモータと組合せた例を示す。
インダクションモータ140のモータ軸140aは、減速装置DM2の入力軸154を兼用している。その他の構成は、先の実施形態と同様であるため、図中で同一または類似する部分に下2桁が同一の符号を付すにとどめ、重複説明を省略する。この実施形態に係る減速装置DM2は、極めて低コストであることが大きな利点として掲げられる。
図7には、伝動手段や第2軸までをも含めた部材を全てケーシング(266)の本体266a内に内蔵し、ケーシングカバー266cを被せることにより、単独の減速機の態様とした減速装置DM3が示されている。伝動手段246として歯付の従動スプロケット272、歯付ベルト(帯状伝動体)244、歯付の従動スプロケット276の組み合わせが採用されている。
この減速装置DM3は、独立したいわゆる内接噛合遊星歯車減速機として使用することができ、出力軸(第2軸)242の回転には揺動成分は含まれない。しかし、揺動成分を入力軸(図示略)と直交する方向から取り出しているため、装置の軸方向の増大が防止され、また、高度な揺動成分吸収用の構成が不要(張力調整用のばね機構も不要)になって低コスト化できるなど、本発明特有の効果をそのまま享受している。その他の構成は、先の実施形態と同様であるため、図中で同一または類似する部分に下2桁が同一の符号を付すにとどめ、重複説明を省略する。なお、前記出力軸(第2軸)242を最終出力軸とせず、該第2軸の後段に更に減速段を付加しても良い。
本発明には、このほかにもさまざまなバリエーションが考えられる。
例えば、用途は自動ドア(スライド体)の駆動に限定されず、内接噛合式の遊星歯車減速機構を有するあらゆる減速装置に適用可能である。例えば、建築物の自動ドアだけでなく、各種スライドドアを開閉するための装置、立体駐車場のトレイを昇降させるための装置、ベルトコンベアの搬送体を駆動するための装置、電動カーテンや電動シャッタ等を昇降あるいは開閉するための装置、OA機器や家電製品などの各種のスライド体を駆動する装置、あるいは、産業用ロボットの関節を駆動する装置等にも同様の構成が適用可能である。
また、上記実施形態においては、伝動手段46のワイヤ44の動きから直接スライド体(スライドドア84)の駆動力を取り出していたが、第2軸(エンドシャフト42)をより積極的に回転させるように構成した場合には、この回転を利用して別途の駆動ベルト(図示略)等によりスライド体を駆動するようにしてもよい。この場合、第2軸の回転は、すでに揺動成分が完全に取り除かれた状態での回転となるため、駆動ベルトには揺動成分が含まれないことから、スライド体を一層円滑に駆動することができるようになる。
また、上記実施形態においては、伝動手段として、ワイヤ、歯付ベルトなどの帯状伝動体を使用する構成が示されていたが、チェーンのような帯状伝動体でも勿論良く、また、必ずしも帯状伝動体を使用した構成である必要もない。
例えば、伝動手段として、外歯歯車と一体的に回転する駆動歯車と、第2軸と一体的に回転し、且つ揺動運動(揺動成分)を吸収可能に該駆動歯車と噛合する従動歯車と、を備えた構造としてもよい。この場合、駆動歯車および従動歯車は、例えば通常のインボリュート歯形の歯車であったとしても、モジュールを比較的大きめに設定すると共に両者の軸間距離を標準より偏心量ΔEの2倍相当分だけ長くしておくだけで、揺動成分の吸収効果を十分得ることができる。勿論、転移歯形等の特殊な歯形を適用することにより、軸間距離の変動に鈍感な構成とした技術も公知であるため、こうした技術を利用するのも当然有効である。
また、上記実施形態においては、駆動対象であるスライド体が建築用の自動ドアであったことから、スライド体と伝動手段がそれぞれ独立した要素として捉えられていたが、例えば電動カーテン、電動シャッタ、あるいはベルトコンベアの搬送体のように、それ自体が柔軟なシート状の部材であるような場合には、駆動対象であるスライド体自体が伝動手段を兼ねるような構成としてもよい。これにより、全体構成を一層簡素化できる。
さらに、上記実施形態においては、特に、外歯歯車を揺動させるための構成が簡素化できる等の理由により、遊星歯車減速機構の構造として、外歯歯車が揺動しながら固定状態の内歯歯車に内接する外歯揺動噛合式の遊星歯車減速機構が採用されていたが、本発明においては、遊星歯車減速機構の構造についても、特に上記構造に限定されるものではない。
例えば、遊星歯車減速機構の構造として、内歯歯車の方が揺動しながら外歯歯車と噛合する、いわゆる内歯揺動噛合式の遊星歯車減速機構が採用されていてもよい。この場合は、内歯歯車の方から減速出力が取り出されることになる。なお、内歯歯車はその構成上、減速機構の最外周に位置しているため、当該内歯歯車の外周に伝動手段の1部を構成する歯車を形成することも可能である。この構成は、軸方向長の一層の短縮に有効となる場合がある。
更には、遊星歯車減速機構の構造として、背景技術の欄で説明したような、撓み噛み合い式の遊星歯車減速機構を採用することもできる。撓み噛み合い式の遊星歯車減速機構の場合、外歯歯車の軸心は不動である。しかしながら、自転成分の取り出される部分が常に撓んだ状態(ピッチ円半径が変化する状態)にあるため、この撓み成分(広義の揺動成分)が、自転成分に伴って発生してしまい、事情は軸心が動く例と同様である。従って、本発明は、撓み噛み合い式の遊星歯車減速機構を有する減速装置に対しても、全く同様に適用可能である。なお、撓み噛み合い式の遊星歯車減速機構の場合、外歯歯車の外歯自体は比較的歯丈の高い歯形を有しているため、該外歯歯車(の外歯)を直接的に伝動手段の駆動歯車(あるいは駆動スプロケット)として兼用させることも可能である。
又、ケーシングの一部又は全部を当該減速装置が組込まれる親機械の構造物に兼用させ、いわゆるビルドインタイプの減速装置としてもよい。
本発明は、内接噛合式の遊星歯車減速機構を有するあらゆる減速装置に適用可能である。
本発明が適用されたスライド体の駆動装置における減速機部分の(拡大)断面図 同左側面図 図1の3−3線に沿う断面図 上記駆動装置を具体的に建築用自動ドアの駆動に適応した構成例を示す側面図 本発明を汎用インダクションモータと組み合わせて適用した例を示す図1相当の断面図 同左側面図 本発明を遊星歯車減速機の形で適用した例を示す一部破断の側面図 従来の外歯揺動型の内接噛合遊星歯車減速機の構成例を示す断面図 図7の9−9線に沿う断面図 従来の撓み噛み合い式の内接噛合遊星歯車減速機及びその波動発生器の構成例を示す断面図
符号の説明
DM1、DM2、DM3…駆動装置
D10…遊星歯車減速機
40…モータ
42…エンドシャフト(第2軸)
44…ワイヤ
46…伝動手段
48…外歯歯車
50…遊星歯車減速部
54…入力軸(第1軸)
56…偏心体
62…内歯歯車
66…ケーシング
70…取付け孔
72…駆動用溝部
76…従動用溝部
80…ばね機構(テンション調節機構)
84…スライドドア(スライド体)
86…ベース体

Claims (9)

  1. ケーシング内に、
    入力軸と、
    内歯歯車および該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車を有し、前記入力軸の回転により、該内歯歯車及び外歯歯車の内の一方の歯車に、揺動運動を伴う自転運動を生じさせる遊星歯車減速機構と、を備え、且つ
    前記入力軸と平行で、且つ前記ケーシング外に配置された第2軸と、
    前記一方の歯車と前記第2軸との間に配置され、一方の歯車の前記揺動運動を吸収可能な態様で、該一方の歯車と一体的に回転する駆動部を介して該一方の歯車の自転運動を前記第2軸側に伝達する伝動手段と、を備えた
    ことを特徴とする減速装置。
  2. ケーシング内に、
    入力軸と、
    内歯歯車と該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車を有し、前記入力軸の回転により、該内歯歯車及び外歯歯車の内の一方の歯車に、揺動運動を伴う自転運動を生じさせる遊星歯車減速機構と、
    前記入力軸と平行に配置された第2軸と、
    前記一方の歯車と該第2軸との間に配置され、一方の歯車の前記揺動運動を吸収可能な態様で、該一方の歯車と一体的に回転する駆動部を介して該一方の歯車の自転運動を前記第2軸に伝達する伝手段と、を備えた
    ことを特徴とする減速装置。
  3. 請求項1又は2のいずれかにおいて、
    前記ケーシングの一部又は全部を、当該減速装置が組み込まれる親機械の構造物に兼用させた
    ことを特徴とする減速装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記伝動手段が、
    記駆動部と、
    前記第2軸に形成された従動部と、
    該駆動部と従動部との間に巻回された帯状伝動体と、を備える
    ことを特徴とする減速装置。
  5. 請求項において、
    前記駆動部として、
    前記一方の歯車に、該一方の歯車と一体的に回転する駆動用溝部が形成されている
    ことを特徴とする減速装置。
  6. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記伝動手段が、
    前記駆動部を構成する駆動歯車と、
    前記第2軸に配置され、一方の歯車の前記揺動運動を吸収可能な態様で該駆動歯車と噛合する従動歯車と、を備える
    ことを特徴とする減速装置。
  7. 所定の方向に移動するスライド体を駆動するための減速装置において、
    入力軸と、内歯歯車および該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車を有し、前記入力軸の回転により、該内歯歯車及び外歯歯車の内の一方の歯車に、揺動運動を伴う自転運動を生じさせる遊星歯車減速機構と、を備え、
    前記入力軸と平行に配置された第2軸と、
    前記一方の歯車と前記第2軸との間に配置され、一方の歯車の前記揺動運動を吸収可能な態様で、該一方の歯車と一体的に回転する駆動部を介して該一方の歯車の自転運動を前記第2軸側に伝達する伝動手段と、を備え、
    該伝動手段自体の動き、または第2軸の回転のいずれか一方と連動させて前記スライド体を駆動する
    ことを特徴とする減速装置。
  8. 請求項において
    駆動対象である前記スライド体自体が前記伝動手段を兼ねる
    ことを特徴とする減速装置。
  9. 産業用ロボットの関節を駆動するための減速装置において、
    ケーシング内に、
    入力軸と、
    内歯歯車と該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車を有し、前記入力軸の回転により、該内歯歯車及び外歯歯車の内の一方の歯車に、揺動運動を伴う自転運動を生じさせる遊星歯車減速機構と、
    前記入力軸と平行に配置された第2軸と、
    前記一方の歯車と該第2軸との間に配置され、一方の歯車の前記揺動運動を吸収可能な態様で、該一方の歯車と一体的に回転する駆動部を介して該一方の歯車の自転運動を前記第2軸に伝達する伝手段と、を備え、
    該伝動手段自体の動き、または第2軸の回転のいずれか一方と連動させて前記関節を駆動する
    ことを特徴とする減速装置。
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