JP4161411B2 - プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ - Google Patents

プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ Download PDF

Info

Publication number
JP4161411B2
JP4161411B2 JP16230298A JP16230298A JP4161411B2 JP 4161411 B2 JP4161411 B2 JP 4161411B2 JP 16230298 A JP16230298 A JP 16230298A JP 16230298 A JP16230298 A JP 16230298A JP 4161411 B2 JP4161411 B2 JP 4161411B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic lens
group
lens
episulfide
plastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16230298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11352302A (ja
Inventor
徹 斉藤
修二 内藤
幹人 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP16230298A priority Critical patent/JP4161411B2/ja
Publication of JPH11352302A publication Critical patent/JPH11352302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4161411B2 publication Critical patent/JP4161411B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、矯正用レンズ、サングラスレンズ、ファッションレンズ、フォトクロミックレンズ、カメラ用レンズ、光学装置用レンズ等に用いられるプラスチックレンズの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学用途に用いられてきた無機ガラスレンズに代わる物として、以前より種々のプラスチックレンズが研究されている。プラスチックレンズは軽量で耐衝撃性に優れ、かつ染色が容易であることから、眼鏡レンズ用として近年多用されている。一般に眼鏡レンズ等には、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート(CR−39)が幅広く用いられているが、レンズを薄型化、軽量化する上で、CR−39の低い屈折率が問題となっている。このため眼鏡レンズ等の光学用途に対して、高屈折率のレンズを作製するために、様々な材料や製造方法が提案されている。また、高屈折率素材では一般にアッベ数が低くなる傾向があるが、レンズの色収差を低減するために高アッベ数化も必要になっている。
【0003】
特公平4−58489号公報、特開平5−148340号公報には、ポリチオール化合物とポリイソシアナート化合物との反応によるチオウレタン構造を持つ熱硬化型プラスチックレンズが提案されている。また、特開平9−71580号公報、特開平9−110979号公報、特開平9−255781号公報にはエピスルフィド化合物の重合硬化によるチオエポキシ系のプラスチックレンズが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これらのチオウレタン系プラスチックレンズは、高屈折率で、破壊強度が強いという長所を持つが、耐熱性が低いという短所があった。また、チオエポキシ系プラスチックレンズは、高屈折率、高アッベ数であり、耐熱性に優れるという長所を持つが、破壊強度が弱いという短所があり、特に眼鏡レンズ用途にはレンズ素材としての脆さが問題となっている。また、チオエポキシ系プラスチックレンズはレンズ素材の吸水率が極めて低いため、染色加工時間が長時間となり、眼鏡レンズ用としての染色加工は困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、かかる問題点を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、下記(A)、(B)、(C)の重合性単量体を含む化合物を、重合硬化することによって、上記問題点が解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0006】
(A) エピスルフィド基を含む化合物
(B) メルカプト基を含む化合物
(C) イソシアナート基またはイソチオシアナート基を含む化合物
なお、エピスルフィド基を含む化合物とは、下記一般式(1)で示される官能基を1分子中に1つ以上含む化合物を意味する。
【0007】
【化1】
Figure 0004161411
【0008】
チオウレタン系プラスチックレンズは、高屈折率で、機械強度が強いという長所を持つが、耐熱性が低いという短所があった。これはポリチオールとポリイソシアナートの反応によって高屈折率のプラスチックレンズを製造するにあたっては、高屈折率化の為に、ポリマーの架橋密度を上げることが困難なためである。また、チオエポキシ系プラスチックレンズは、高屈折率、高アッベ数であり、耐熱性に優れるという長所を持つが、機械強度が弱く,染色性に劣るという短所があった。これはエピスルフィド基同士の反応によって、チオエポキシ系プラスチックレンズを製造するにあたっては、ポリマー中の架橋密度が非常に高くなることが避けられず、その結果レンズの靱性がなくなることによって機械強度が低下するためである。また、チオエポキシ系プラスチックレンズでは、一般的に吸水率が低くなり、かつレンズの耐熱性が高いことから、染色スピードが遅くなるという短所があった。
【0009】
プラスチックレンズを製造する際には、ポリマー中の架橋密度のコントロールは非常に重要な要素であるが、チオウレタン系プラスチックレンズの製造において、ポリチオールとポリイソシアナートのみの反応で、高屈折率を保ったまま、架橋密度を増やすのは困難であった。また、チオエポキシ系プラスチックレンズの製造において、エピスルフィド基のみの反応によって架橋密度を下げるためには、エピスルフィド基を持つ化合物を2官能性で長大な一本鎖の重合性単量体にする必要があり、原料の合成方法を考えるとあまり実用的ではなかった。
【0010】
本発明では、エピスルフィド基を含む化合物、メルカプト基を含む化合物、イソシアナート基またはイソチオシアナート基を含む化合物、の3つを混合した後、重合硬化を行うことによって、適切な架橋密度にコントロールすることが可能になり、高屈折率、高アッベ数で耐熱性も高く、破壊強度に優れるプラスチックレンズを製造することが可能になった。また、同時にチオエポキシ系レンズよりも吸水率がやや増えるために、染色性の向上も可能となった。
【0011】
本発明における上記(A)、(B)、(C)成分の組成比については特に限定されないが、好ましくは、
(A)成分 5〜95重量部、
(B)、(C)成分の合計 5〜95重量部
の範囲である。(A)成分が5重量部未満で(B)、(C)成分の合計が95重量部を超える場合には、チオウレタン系の場合と同様にポリマーの架橋密度を十分に高くすることができず、製造したプラスチックレンズの耐熱性が低くなる。また、(B)、(C)成分の合計が5重量部未満で(A)成分が95重量部を超える場合には、チオエポキシ系プラスチックレンズの場合と同様にポリマーの架橋密度が必要以上に高くなり、製造したプラスチックレンズが、破壊強度が弱く、非常に脆い物となってしまう。
【0012】
また、重合硬化によって製造したプラスチックレンズに残存するメルカプト基、イソシアナート基またはイソチオシアナート基の量が多いと、レンズの耐候性などに問題が発生することが多い。したがって、製造したプラスチックレンズに残存するメルカプト基、イソシアナート基またはイソチオシアナート基の量を減らすために、(B)、(C)成分の割合は、 (B)のメルカプト基のモル数をBm、(C)のイソシアナート基またはイソチオシアナート基のモル数をCmとしたときに、0.5 < Cm/Bm < 2の範囲にあることが望ましい。
【0013】
本発明において使用されるエピスルフィド基を持つ化合物については特に制限はなく、公知のエピスルフィド基を持つ化合物が何ら制限なく使用できる。エピスルフィド基を持つ化合物の具体例としては、既存のエポキシ化合物のエポキシ基の一部あるいは全部をエピスルフィド化して得られるエピスルフィド化合物が挙げられる。また、プラスチックレンズの高屈折率化と高アッベ数化のためには、エピスルフィド基以外にも硫黄原子を含有する物がより好ましい。具体例としては、1,2−ビス(β−エピチオプロピルチオ)エタン、ビス−(β−エピチオプロピル)スルフィド、1,4−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)ベンゼン、2,5−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−1,4−ジチアン、
本発明において使用されるメルカプト基を持つ化合物については特に制限はなく、公知のメルカプト基を持つ化合物が何ら制限なく使用できる。公知のメルカプト基を持つ化合物の具体例としては、1,2−エタンジチオール、1,6−ヘキサンジチオール、1,1−シクロヘキサンジチオール等の脂肪族ポリチオール、1,2−ジメルカプトベンゼン、1,2,3−トリス(メルカプトメチル)ベンゼン等の芳香族ポリチオールが挙げられる。また、プラスチックレンズの高屈折率化と高アッベ数化のためには、本発明で使用されるメルカプト基を持つ化合物は、メルカプト基以外にも硫黄原子を含有する物がより好ましく、具体例としては、1,2−ビス(メルカプトメチルチオ)ベンゼン、1,2,3−トリス(メルカプトエチルチオ)ベンゼン、1,2−ビス((2−メルカプトエチル)チオ)−3−メルカプトプロパン等が挙げられる。
【0014】
本発明において使用されるイソシアナート基またはイソチオシアナート基を持つ化合物については特に制限はなく、公知のイソシアナート基またはイソチオシアナート基を持つ化合物が何ら制限なく使用できる。イソシアナート基を持つ化合物の具体例としては、エチレンジイソシアナート、トリメチレンジイソシアナート、2,4,4−トリメチルヘキサンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、m−キシリレンジイソシアナート等が挙げられる。
【0015】
本発明における(A)、(B)、(C)3成分の混合による重合性組成物の重合硬化に際しては、1種類以上の硬化触媒の存在下で重合硬化を行い、プラスチックレンズを製造することができる。硬化触媒としては、特に制限はないが、エポキシ樹脂用または、ウレタン樹脂用として公知の物等が使用できる。硬化触媒の具体例としては、エチルアミン、エチレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン等のアミン化合物、ジブチル錫ジクロライド、ジメチル錫ジクロライド等が挙げられる。
【0016】
また、本発明では重合硬化前の重合性組成物に、必要に応じて紫外線安定剤を混合した後に、重合硬化を行いプラスチックレンズを製造することによって、プラスチックレンズの耐候性を向上させることが可能である。紫外線安定剤の具体例としては、ヒンダートアミン系光安定剤、ヒンダートフェノール系酸化防止剤、ホスファイト系酸化防止剤、チオエーテル系酸化防止剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤等を挙げることができる。
【0017】
本発明によるプラスチックフォトクロミックレンズを、矯正用レンズやファッションレンズ、として用いる場合には、光線透過率を高め、表面反射によるちらつきを防止するために、反射防止膜を施す事が好ましく、さらに、レンズ基材と反射防止膜の密着性を高め、表面の傷防止のためにハードコート層を設けることが特に好ましい。
【0018】
ハードコート層の好ましい例としては、下記(イ)および(ロ)を主成分とするコーティング組成物を塗布し硬化させた物が挙げられる。
(イ)少なくとも一種以上の反応基を有するシラン化合物の一種以上。
(ロ)酸化ケイ素、酸化アンチモン、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化スズ、酸化タンタル、酸化タングステン、酸化アルミニウム等の金属微粒子;酸化チタン、酸化セリウム、酸化ジルコニア、酸化ケイ素、酸化鉄のうちの2つ以上を用いた複合金属微粒子;酸化スズと酸化タングステンの複合金属微粒子で酸化スズ微粒子を被覆した複合金属微粒子から選ばれる1種以上。
【0019】
(ロ)の成分は、ハードコートの屈折率を調整し、かつ、硬度を高めるのに有効な成分であり、単独または混合して用いることができる。しかし、(ロ)の成分だけでは成膜性が悪く、(イ)の成分を併用する事によって透明で強靭な膜が得られる。(イ)の成分は、そのまま使用することも可能であるが加水分解して使用する方が膜の耐水性や硬度を向上させることができることから好ましい。
【0020】
ハードコート層の厚さは、通常0.2μm〜10μm程度が好ましく、より好ましくは、1μm〜3μm程度である。また、本発明では、レンズ生地とハードコート層の間にプライマー層を設ける様なハードコートも使用できる。このプライマー層は、レンズ生地とハードコート層の密着性をより向上させたり、ハードコート処理後のレンズの耐衝撃性を向上させる効果がある。
【0021】
矯正用レンズとしての使用では、前述のごとくハードコート層表面に反射防止膜を施すことによって、光学性能がさらにアップする。反射防止膜としては、屈折率の異なる薄膜を積層して得られる多層膜であり、反射率の低減されるものであれば、無機物でも有機物でも可能である。しかし、表面の硬度や干渉縞の防止を重視するためには、無機物からなる単層または多層の反射防止膜を設けることが最も好ましい。使用できる無機物としては、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタニウム、酸化セリウム、酸化ハフニウム、フッ化マグネシウム等の酸化物あるいはフッ化物が挙げられ、イオンプレーティング、真空蒸着、スパッタリング等のいわゆるPVD法によって施す事ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下本発明の詳細について実施例に基づき説明するが、本発明はこれらに限定される物ではない。実施例および比較例で使用する物質の略称は以下の通りである。
【0023】
(エピスルフィド基を含む化合物)
略称 : 物質名
A−1:ビス−(β−エピチオプロピル)スルフィド
A−2:1,4−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)ベンゼン
A−3:2,5−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−1,4−ジチアン
(メルカプト基を含む化合物)
略称 : 物質名
B−1:1,2−ビス((2−メルカプトエチル)チオ)−3−メルカプトプロパン
(イソシアナート基またはイソチオシアナート基を含む化合物)
略称 : 物質名
C−1:m−キシリレンジイソシアナート
C−2:1,4−ビス(シクロヘキサンイソシアナート)
(実施例1)
プラスチックレンズ原料として、表1に示す割合で100g調合し、紫外線吸収剤としてSEESORB701(シプロ化成工業)0.05g、重合触媒としてジブチル錫ジクロライド0.05gを加えて混合し、常温で良く攪拌した後、5mmHgに減圧して攪拌しながら30分間脱気を行った。この原料を、ガスケットを介した鏡面仕上げのガラス板製鋳型中に注入し、35℃から120℃まで16時間かけて昇温し、重合硬化させた。その後、型よりレンズを離型し、120℃で2時間加熱してアニール処理を行った。
【0024】
このようにして製造したプラスチックレンズを、下記の方法で評価し、結果を表2に示す。
屈折率:アッベ屈折率計により、20℃で589.3nmのD線の屈折率を測定した。
アッベ数:アッベ屈折計により、20℃でのアッベ数を測定した。
耐熱性:TMA試験器により、荷重50gでのTgを測定した。
曲げ試験:JIS K7203にしたがって、曲げ強さを測定した。
【0025】
染色性:水温を90℃に調整した恒温水槽を用意し、水1リットルを入れたガラスビーカーを恒温水槽中に沈め、染色ポットとして用いた。染色剤としてセイコープラックス染色剤グレー(服部セイコー)を1.5g、分散剤として界面活性剤NES−203(日光ケミカルズ)3cc、染色キャリアーとしてベンジルアルコール10ccを染色ポットに添加した後、良くかき混ぜながら攪拌を行い、染色ポットを調整した。作製したプラスチックレンズを調整した染色ポット中に完全に沈め、20分後染色ポットから取りだし、レンズの染色濃度をBPIフォトメータによる可視光線透過率の測定によって評価した(可視光線透過率が低い方が染色性が良好である)。
【0026】
【表1】
Figure 0004161411
【0027】
【表2】
Figure 0004161411
【0028】
(実施例2〜5)
プラスチックレンズ原料として、表1に示す割合で100g調合し、その他の条件は実施例1と同様にして、プラスチックレンズを製造と品質評価を行った。結果を表2に示す。
【0029】
(比較例1〜2)
プラスチックレンズ原料として、表1に示す割合で100g調合し、その他の条件は実施例1と同様にしてプラスチックレンズの製造と品質評価を行った。結果を表2に示す。
【0030】
(比較例3〜5)
プラスチックレンズ原料として、表1に示す割合で100g調合し、重合触媒としてトリブチルアミン0.05gを用い、その他の条件は実施例1と同様にして、プラスチックレンズの製造と品質評価を行った。結果を表2に示す。
【0031】
【発明の効果】
本発明におけるプラスチックレンズの製造方法によれば、チオウレタン系プラスチックレンズとチオエポキシ系プラスチックレンズの欠点を改良し、高屈折率、高アッベ数で、耐熱性が高く、機械的強度に優れかつ染色性も良好な、プラスチックレンズを得ることができる。

Claims (4)

  1. 少なくとも下記(A)、(B)、(C)の3成分を主成分とする重合性組成物を混合した後、前記重合性組成物を重合硬化させて製造するプラスチックレンズの製造方法において、
    前記重合性組成物100重量部が、前記(A)成分50〜95重量部と、前記(B)成分と前記(C)成分との混合物5重量部以上とからなり、
    前記重合性組成物を重合硬化させて得られるプラスチックレンズの屈折率が1.68以上であることを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。
    (A) エピスルフィド基以外にも硫黄原子を1つ以上有する二官能エピスルフィド化合物
    (B) メルカプト基を含む化合物
    (C) イソシアナート基またはイソチオシアナート基を含む化合物
  2. 請求項1に記載のプラスチックレンズの製造方法において、
    前記(A)のエピスルフィド基のモル数をAm、前記(B)のメルカプト基のモル数をBm、前記(C)のイソシアナート基またはイソチオシアナート基のモル数をCmとしたときに、下記(1)、(2)、(3)の条件を全て満たすことを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。
    (1) 0.4≦Am/Am+Bm+Cm≦0.95
    (2) 0.05≦Bm+Cm/Am+Bm+Cm≦0.6
    (3) 0.5<Cm/Bm<2
  3. 請求項1または2に記載の製造方法で製造されたプラスチックレンズ。
  4. 前記プラスチックレンズ表面にハードコート層が設けられていることを特徴とする、請求項3記載のプラスチックレンズ。
JP16230298A 1998-06-10 1998-06-10 プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ Expired - Lifetime JP4161411B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16230298A JP4161411B2 (ja) 1998-06-10 1998-06-10 プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16230298A JP4161411B2 (ja) 1998-06-10 1998-06-10 プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008075144A Division JP2008233917A (ja) 2008-03-24 2008-03-24 プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11352302A JPH11352302A (ja) 1999-12-24
JP4161411B2 true JP4161411B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=15751928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16230298A Expired - Lifetime JP4161411B2 (ja) 1998-06-10 1998-06-10 プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4161411B2 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001131257A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 樹脂用組成物
JP4063466B2 (ja) 2000-02-04 2008-03-19 株式会社ニデック プラスチックレンズの染色方法
JP3706036B2 (ja) * 2000-03-15 2005-10-12 Hoya株式会社 眼鏡用プラスチックレンズ
CA2337955C (en) 2000-03-15 2006-07-25 Hoya Corporation Plastic lenses for spectacles
JP3562579B2 (ja) * 2000-10-13 2004-09-08 三菱瓦斯化学株式会社 光学材料用組成物
JP4645979B2 (ja) * 2001-07-10 2011-03-09 三菱瓦斯化学株式会社 光学材料用組成物
EP1426392B1 (en) * 2001-08-30 2010-02-24 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Composition for optical material
DE60329298D1 (de) * 2002-07-08 2009-10-29 Mitsubishi Gas Chemical Co Polymerisierbare zusammensetzung, die zusammensetzung enthaltendes optisches material und verfahren zur herstellung des materials
EP1775315B1 (en) * 2004-06-23 2012-02-22 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Polymerizable composition
JP4595706B2 (ja) * 2004-06-23 2010-12-08 三菱瓦斯化学株式会社 重合性組成物
USRE46357E1 (en) 2006-06-30 2017-04-04 Hoya Corporation Photochromic film, photochromic lens comprising the same, and method of manufacturing photochromic lens
KR101821467B1 (ko) 2006-09-19 2018-01-23 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 광학재료용 수지 조성물 및 그것을 사용한 광학재료
JP5387518B2 (ja) * 2010-06-18 2014-01-15 三菱瓦斯化学株式会社 光学材料用組成物
US9372281B2 (en) 2012-01-20 2016-06-21 Koc Solution Co., Ltd. Method for preparing thioepoxy-based optical material and polymerizable composition thereof
WO2014035126A1 (ko) 2012-08-28 2014-03-06 주식회사 케이오씨솔루션 티오에폭시계 광학재료의 제조방법
WO2014035165A1 (ko) 2012-08-29 2014-03-06 주식회사 케이오씨솔루션 티오에폭시계 광학재료의 제조방법
US9447226B2 (en) 2012-09-10 2016-09-20 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Composition for optical material, and method for producing same
WO2014046523A1 (ko) 2012-09-24 2014-03-27 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드 화합물의 보관방법과 이 에피설파이드 화합물을 이용한 티오에폭시계 광학재료의 제조방법
TWI656155B (zh) 2014-04-14 2019-04-11 日商三菱瓦斯化學股份有限公司 Composition for optical material, method for producing the same, and optical material obtained from composition for optical material
KR20160100422A (ko) 2015-02-13 2016-08-24 주식회사 케이오씨솔루션 광학재료용 티오에폭시 화합물의 제조방법과 이 화합물을 포함하는 티오에폭시계 광학재료용 중합성 조성물
KR102502695B1 (ko) 2015-05-04 2023-02-22 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 티오에폭시계 광학재료의 제조방법과 티오에폭시계 광학재료용 중합성 조성물
KR20160139798A (ko) 2015-05-28 2016-12-07 주식회사 케이오씨솔루션 티오에폭시계 초고굴절 광학수지 조성물과 티오에폭시계 광학재료의 제조방법
KR20190104670A (ko) 2018-03-02 2019-09-11 주식회사 케이오씨솔루션 티오에폭시계 초고굴절 광학재료용 조성물과 광학재료의 제조방법
KR102502637B1 (ko) 2018-05-14 2023-02-22 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 에피설파이드계 광학재료용 모노머의 몰드 자동 주입방법
KR102553438B1 (ko) 2018-07-30 2023-07-10 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 조성물과 광학재료의 제조방법
KR20200021781A (ko) 2018-08-21 2020-03-02 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 안정제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200021784A (ko) 2018-08-21 2020-03-02 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 안정제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200025517A (ko) 2018-08-30 2020-03-10 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 안정제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200025519A (ko) 2018-08-30 2020-03-10 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 안정제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200025927A (ko) 2018-08-31 2020-03-10 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 안정제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200033426A (ko) 2018-09-20 2020-03-30 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 경화속도 조절제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200033424A (ko) 2018-09-20 2020-03-30 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 안정제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200033423A (ko) 2018-09-20 2020-03-30 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200033427A (ko) 2018-09-20 2020-03-30 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 경화속도 조절제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20200046829A (ko) 2018-10-25 2020-05-07 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 조성물 및 이를 이용한 광학재료의 제조방법
KR102669070B1 (ko) 2018-12-06 2024-05-23 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 신규한 에피설파이드 화합물, 이를 포함하는 에피설파이드계 광학재료용 조성물과 광학재료의 제조방법
KR20200106729A (ko) 2019-03-05 2020-09-15 주식회사 케이오씨솔루션 광학렌즈용 내부이형제 조성물 및 이를 포함하는 에폭시 아크릴계 광학렌즈용 조성물
KR102657702B1 (ko) 2019-03-26 2024-04-15 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 조성물과 이를 이용한 광학재료의 제조방법
KR20210013970A (ko) 2019-07-29 2021-02-08 주식회사 케이오씨솔루션 내광성이 향상된 에피설파이드계 광학재료용 조성물 및 이를 이용한 광학재료의 제조방법
KR20210014257A (ko) 2019-07-29 2021-02-09 주식회사 케이오씨솔루션 광학재료의 내광성 향상을 위한 조성물과 이를 이용하여 광학재료의 내광성을 향상시키는 방법
KR20210097356A (ko) 2020-01-30 2021-08-09 주식회사 케이오씨솔루션 중합 경화속도가 조절된 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 조성물과 이를 이용한 광학재료의 제조방법
KR20210105221A (ko) 2020-02-18 2021-08-26 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 광학재료용 열안정제와 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20210105224A (ko) 2020-02-18 2021-08-26 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 광학재료의 내광성 및 열안정성 개선을 위한 조성물과 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20210105219A (ko) 2020-02-18 2021-08-26 주식회사 케이오씨솔루션 광학재료용 에피설파이드 화합물, 이를 포함하는 고굴절 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20210106823A (ko) 2020-02-21 2021-08-31 주식회사 케이오씨솔루션 에피설파이드계 광학재료의 내광성 및 열안정성 개선을 위한 조성물과 이를 이용한 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20210107444A (ko) 2020-02-24 2021-09-01 주식회사 케이오씨솔루션 내광성이 향상된 에피설파이드계 고굴절 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20210117080A (ko) 2020-03-18 2021-09-28 주식회사 엠엘텍 에피설파이드계 광학재료용 중합조절제와 이를 포함하는 광학재료용 조성물 및 광학재료의 제조방법
KR20210130547A (ko) 2020-04-22 2021-11-01 주식회사 엠엘텍 광학재료용 에폭시 화합물의 제조방법 및 이를 이용한 광학재료용 에피설파이드 화합물과 고굴절 광학재료의 제조방법
CN114605605B (zh) * 2022-03-08 2023-03-24 益丰新材料股份有限公司 一种含有多硫醇组合物的光学材料组合物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11352302A (ja) 1999-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4161411B2 (ja) プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ
US20090029153A1 (en) Plastic lens and method for producing plastic lens
EP1746118B1 (en) Polyurethane polymerizable composition and method for producing optical resin composed of same
CN1044287C (zh) 高折射率塑料透镜用的组合物及用其制成的高折射率透镜
JP5961262B2 (ja) 重合性組成物、これを用いて得られる光学部材、およびその光学部材の製造方法
WO2012165579A1 (ja) プラスチックレンズ
EP2445947A1 (en) Thiourethane-based lens elements and processes for their production
JP2015533874A (ja) チオウレタン系光学材料の製造方法
JPH07118989B2 (ja) ポリウレタンレンズの製造方法
JP2009074024A (ja) 光学材料用組成物、光学材料、眼鏡レンズ用基材および眼鏡レンズ
JP2021009205A (ja) 眼鏡レンズ
JP5272217B2 (ja) 重合性組成物、重合体およびプラスチックレンズ
JP2008051851A (ja) 光学物品および光学物品の製造方法
JPH07247335A (ja) プラスチックレンズ用組成物およびレンズ、並びにそれらの製造方法
JP4609694B2 (ja) 光学材料用樹脂の製造方法、光学材料用樹脂及びプラスチックレンズ
JP2001075058A (ja) プラスチックレンズの製造方法およびプラスチックレンズ
JP2008233917A (ja) プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ
JP2002156503A (ja) プラスチックレンズの製造方法およびプラスチックレンズ
JP4329281B2 (ja) プラスチックレンズの製造方法および当該製造方法によって製造されたプラスチックレンズ
KR20210144775A (ko) 광학 재료, 광학 재료용 중합성 조성물, 플라스틱 렌즈, 아이웨어, 적외선 센서 및 적외선 카메라
JPH10186101A (ja) 光学用高屈折率プラスチックレンズ
JPH07165859A (ja) 高屈折率プラスチックレンズ用組成物およびレンズ
JP2005220162A (ja) 重合性組成物、光学材料用樹脂、およびプラスチックレンズ
JP5350294B2 (ja) 重合性組成物、重合体組成物およびプラスチックレンズ
JP3245535B2 (ja) 光学用樹脂

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080714

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term