JP4160070B2 - 自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置 - Google Patents
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Description
トルクコンバータを介して入力されたエンジン回転を変速して出力する自動変速機を搭載した車両であって、
エンジン出力を低下させるためのフューエルカットと、該フューエルカットにより低下した前記エンジン出力を再度上昇させるためのリカバリーとを行うフューエルカット制御手段を具えた自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置であって、
前記トルクコンバータにストールが発生したことを検知するストール検知手段と、
前記ストール検知手段がストール発生を検知すると、前記フューエルカット制御手段を作動させて前記エンジン回転数の低下および上昇を繰り返し行うストール時制御手段と、
ストール発生時に前記ストール時制御手段により前記エンジン回転数の下降および上昇が行われているとき、該エンジン回転数の上昇を、前記トルクコンバータのストール発生時以外の走行条件における、現時点のアクセル開度と同一開度で前記リカバリーを行う際のエンジン回転数の上昇速度よりも低い速度で行うエンジン回転数上昇速度抑制手段とを具えることを特徴とするものである。
前記ストール検知手段がストールの発生を検知してから所定時間が経過した後に、前記ストール時制御手段を作動させることを特徴とするものである。
前記エンジン回転数上昇速度抑制手段がエンジンのトルクダウン制御を行うことを特徴とするものである。
前記エンジン回転数上昇速度抑制手段が、前記トルクコンバータにストールが発生していない時のアクセル開度に対応するスロットル開度の関係よりも該スロットル開度を小さくすることにより前記エンジンのトルクダウン制御を行うことを特徴とするものである。
前記エンジン回転数上昇速度抑制手段が、ストール状態で、かつ、フューエルカットが行われる回転数において、エンジン回転数が上昇も低下もしないトルクがエンジンの最大トルクとなるように制御を行うことを特徴とするものである。
本実施例においては、トルクコンバータにストールが発生したときに、エンジン回転数の低下および上昇を繰り返し行うと共に、エンジン回転数を、その上昇速度を抑制しつつ上昇させることとしている。それによって、ストール発生による作動流体の加熱を防止すると共に、エンジン回転数の低下と上昇を繰り返し行うことにより発生する振動で運転者にストール発生を認識させることができる。しかも、エンジン回転数の上昇を、ストール発生時以外のときの走行条件における、現時点のアクセル開度と同一開度でフューエルリカバリーを行うときよりも緩やかなものとすることにより、過剰な振動の発生を抑制することができる。
また、エンジン回転数の上昇および下降を行うに際しては、エンジンのトルクダウン制御を、スロットル開度を絞ることで行っているため、特にフューエルカットとリカバリーおよびこれ以外のトルクダウン制御を同時に実行することで、ストール発生による作動流体の加熱防止と、運転者へのストール発生の警告をより容易に行うことができ、効果をより一層高めることができる。さらに、本制御を行うに際し、燃焼効率の悪化によって環境を悪化させることなく、制御を行うことができる。
また、ここでは所定時間経過するまでエンジンの出力制御を全く行わない形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一旦トルクダウン制御を行った後、本制御を実施することとしても良い。
2 トルクコンバータ
3 エンジン
4 出力軸
5 コントロールバルブ
6,7 シフトソレノイド
8 ライン圧ソレノイド
9 変速機コントローラ
10 スロットル開度センサ
11 変速機出力回転センサ
12 エンジン回転センサ
13 選択レンジセンサ
14 車速センサ
15 エンジンコントローラ
Claims (5)
- トルクコンバータを介して入力されたエンジン回転を変速して出力する自動変速機を搭載した車両であって、
エンジン出力を低下させるためのフューエルカットと、該フューエルカットにより低下した前記エンジン出力を再度上昇させるためのリカバリーとを行うフューエルカット制御手段を具えた自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置であって、
前記トルクコンバータにストールが発生したことを検知するストール検知手段と、
前記ストール検知手段がストール発生を検知すると、前記フューエルカット制御手段を作動させて前記エンジン回転数の低下および上昇を繰り返し行うストール時制御手段と、
ストール発生時に前記ストール時制御手段により前記エンジン回転数の下降および上昇が行われているとき、該エンジン回転数の上昇を、前記トルクコンバータのストール発生時以外の走行条件における、現時点のアクセル開度と同一開度で前記リカバリーを行う際のエンジン回転数の上昇速度よりも低い速度で行うエンジン回転数上昇速度抑制手段とを具えることを特徴とする、自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記ストール検知手段がストールの発生を検知してから所定時間が経過した後に、前記ストール時制御手段を作動させることを特徴とする、自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置。 - 請求項1または2記載の装置において、
前記エンジン回転数上昇速度抑制手段がエンジンのトルクダウン制御を行うことを特徴とする、自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置。 - 請求項3記載の装置において、
前記エンジン回転数上昇速度抑制手段が、前記トルクコンバータにストールが発生していない時のアクセル開度に対応するスロットル開度の関係よりも該スロットル開度を小さくすることにより前記エンジンのトルクダウン制御を行うことを特徴とする、自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置。 - 請求項3または4記載の装置において、
前記エンジン回転数上昇速度抑制手段が、ストール状態で、かつ、フューエルカットが行われる回転数において、エンジン回転数が上昇も低下もしないトルクがエンジンの最大トルクとなるように制御を行うことを特徴とする、自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置。
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JP2005287882A JP4160070B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置 |
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JP2005287882A JP4160070B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 自動変速機搭載車両のエンジン出力制御装置 |
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Family Applications (1)
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JP5862525B2 (ja) * | 2012-09-13 | 2016-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の出力制御装置 |
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- 2005-09-30 JP JP2005287882A patent/JP4160070B2/ja active Active
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