JP2009041626A - 車両の制御装置、制御方法およびその方法をコンピュータで実現されるプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーオンダウンシフト開始後に、アクセル操作に応じて係合側の摩擦係合要素を適切に係合して変速をスムーズに進行させる。
【解決手段】ECUは、パワーオンダウンシフト後の変速段を出力するステップ(S100)と、アクセルオフ後にタービン回転数NTが変速後の変速段に対応する同期回転数まで上昇しないと(S102にてNO)、スイープ制御(1)を実施するステップ(S104)と、変速後の変速段が形成されていない状態であって(S106にてNO)、アクセルがオンされると(S108にてYES)、スイープ制御(2)を実施するステップ(S110)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動変速機が搭載された車両の制御装置に関し、特に、パワーオンダウンシフト後にアクセルのオフ操作およびオン操作が行なわれた場合において係合側の摩擦係合要素の係合油圧の不足を抑制する自動変速機の制御に関する。
従来より、クラッチやブレーキ等の摩擦係合要素を係合状態にする組み合わせにより、所望の変速段を形成する自動変速機が周知である。この自動変速機においては、アクセル開度(アクセルペダルの踏込み量)や車速に応じて変速が行なわれる。たとえば、車両の走行中にアクセル開度が急に増大した場合には、ダウンシフト(以下の説明において、パワーオンダウンシフトという)等が行なわれる。
パワーオンダウンシフトが開始された後にアクセルのオフ操作が行なわれると、エンジンから入力されるトルクが低下するため、タービン回転数と変速後の同期回転数との差が縮小せずに変速が停滞する。そのため、自動変速機のタービン回転数を同期回転数まで上昇させるために、係合側の摩擦係合要素の係合圧を予め定められた変化率で上昇させるスイープ制御が行なわれる。スイープ制御により係合側の摩擦係合要素が緩やかに係合するため、ショックの発生を抑制しつつ変速を進行させることができる。
このような変速制御として、たとえば、特開2004−125075号公報(特許文献1)は、パワーオンダウンシフト開始後にパワーオフダウンシフトに切り換わった場合に、係合側の係合要素の油圧の追従遅れを解消して、ショックのない変速を実現する自動変速機の変速制御方法を開示する。この変速制御方法は、パワーオフダウンシフトの指令時に、係合要素に初期圧を供給するとともに、入力回転数が高速段における入力回転数より所定値上昇した時点で、入力回転数が目標変化率で上昇するようにの係合要素の油圧をフィードバック制御する。この制御方法は、パワーオンダウンシフトの開始後にパワーオフダウンシフトが指令されたことを検出する工程と、パワーオフダウンシフトの指令が検出された時から所定時間だけ、入力回転数の変化に関係なく、の係合要素に初期圧近傍の一定圧を保持する工程と、所定時間の終了後、入力回転数が目標変化率で上昇するように係合要素の油圧をフィードバック制御する工程とを有する。
上述した公報に開示された変速制御方法によると、係合側の係合要素の油圧の追従遅れを解消でき、ショックのない変速を実現できる。
特開2004−125075号公報
しかしながら、スイープ制御が行なわれている際に、運転者が再びアクセルのオン操作を行なうと、エンジンから自動変速機に入力されるトルクが上昇し、係合側の摩擦係合要素の係合圧が十分に上昇していないと、自動変速機のタービン回転数が吹く(すなわち、不必要に上昇する)という問題がある。タービン回転数が吹くと、ダウンシフト後の変速段が形成されるときにショックが発生する可能性がある。上述した公報においては、このような問題について考慮されていない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、パワーオンダウンシフト開始後に、アクセル操作に応じて係合側の摩擦係合要素を適切に係合して変速をスムーズに進行させる車両の制御装置、制御方法およびその方法をコンピュータで実現されるプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体を提供することである。
第1の発明に係る車両の制御装置は、油圧回路に出力された指令値に基づいて供給される油圧により、解放状態の第1の摩擦係合要素が係合され、係合状態の第2の摩擦係合要素が解放されることによりダウンシフト後の変速段を形成する自動変速機を搭載する車両の制御装置である。この制御装置は、自動変速機の状態に関連する物理量を検出するための検出手段と、アクセル開度の増大によりダウンシフト後の変速段の形成が開始された後に、自動変速機の状態に基づいて変速の遅延を示す条件が成立するか否かを判定するための判定手段と、条件が成立すると、予め定められた値を初期値として予め定められた第1の変化率で増加するように、第1の摩擦係合要素に供給される油圧に対応する指令値を出力するための手段と、第1の変化率で増加するように指令値を出力している際に、アクセル開度が増大すると、第1の変化率と異なる予め定められた第2の変化率で増加するように指令値を出力するための出力手段とを含む。第7の発明に係る車両の制御方法は、第1の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第1の発明によると、アクセル開度の増大によりダウンシフト後の変速段の形成が開始された後に、自動変速機の状態に基づいて変速の遅延を示す条件(たとえば、アクセルオフ後にタービン回転数が変速後の同期回転数に上昇しないという条件)が成立すると、予め定められた値を初期値として予め定められた第1の変化率で増加するように、第1の摩擦係合要素に供給される油圧に対応する指令値を出力する。これにより、アクセルオフにより停滞した変速を進行させて、ダウンシフト後の変速段を形成させることができる。また、第1の変化率で増加するように指令値を出力している際に、アクセル開度が増大すると、第1の変化率と異なる第2の変化率で増加するように指令値を出力する。たとえば、第2の変化率を第1の変化率よりも大きくすると、第1の摩擦係合要素の係合圧は、第1の変化率で指令値が出力される場合に比べて速やか増大する。そのため、アクセル開度が増大したことにより、エンジンから自動変速機に入力されるトルクが増大しても、係合側の摩擦係合要素の係合圧により自動変速機のタービン回転数が吹くことを抑制することができる。したがって、パワーオンダウンシフト開始後に、アクセル操作に応じて係合側の摩擦係合要素を適切に係合して変速をスムーズに進行させる車両の制御装置および制御方法を提供することができる。
第2の発明に係る車両の制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、第2の変化率は、第1の変化率よりも大きい。第8の発明に係る車両の制御方法は、第2の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第2の発明によると、第2の変化率を第1の変化率よりも大きくすると、第1の摩擦係合要素の係合圧は、第1の変化率で指令値が出力される場合に比べて速やか増大する。そのため、アクセル開度が増大したことにより、エンジンから自動変速機に入力されるトルクが増大しても、係合側の摩擦係合要素の係合圧により自動変速機のタービン回転数が吹くことを抑制することができる。
第3の発明に係る車両の制御装置は、第1または2の発明の構成に加えて、アクセル開度を検出するための手段をさらに含む。出力手段は、第1の変化率で増加するように指令値を出力している際に、検出されたアクセル開度が予め定められた開度以上になると、第2の変化率で増加するように指令値を出力するための手段を含む。第9の発明に係る車両の制御方法は、第3の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第3の発明によると、アクセル開度が予め定められた開度以上となることにより、エンジンから自動変速機に入力されるトルクが増大しても、係合側の摩擦係合要素の係合圧により自動変速機のタービン回転数が吹くことを抑制することができる。
第4の発明に係る車両の制御装置においては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、判定手段は、車両が被駆動状態であるか否かを判定するための状態判定手段と、車両が被駆動状態であることが判定されてから予め定められた時間が経過するまでにダウンシフト後の変速段が形成されるか否かを判定するための変速段判定手段とを含む。第10の発明に係る車両の制御方法は、第4の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第4の発明によると、車両が被駆動状態であることが判定されてから予め定められた時間が経過するまでにダウンシフト後の変速段が形成される否かを判定することにより、変速が遅延しているか否かを判定することができる。
第5の発明に係る車両の制御装置においては、第4の発明の構成に加えて、状態判定手段は、車両の速度およびアクセル開度のうちの少なくともいずれか一方に基づいて車両が被駆動状態であるか否かを判定するための手段を含む。第11の発明に係る車両の制御方法は、第5の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第5の発明によると、車両の速度およびアクセル開度のうちの少なくともいずれか一方により、精度よく車両が被駆動状態であるか否かを判定することができる。
第6の発明に係る車両の制御装置においては、第4の発明の構成に加えて、自動変速機は、内燃機関の出力軸に連結された流体継手と、流体継手に連結された変速機構とを含む。制御装置は、変速機構の入力軸の回転数を検出するための手段をさらに含む。変速段判定手段は、検出された入力軸回転数とダウンシフト後の変速段に対応する回転数との差の絶対値が予め定められた値以下に縮小しないとダウンシフト後の変速段が形成されないことを判定するための手段を含む。第12の発明に係る車両の制御方法は、第6の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第6の発明によると、入力軸回転数と変速後の変速段に対応する同期回転数との差が縮小しないと変速後の変速段が形成されないため、変速が遅延している状態であることを判定することができる。
第13の発明に係るプログラムは、第7〜12のいずれかの発明に係る車両の制御方法をコンピュータで実現されるプログラムであって、第14の発明に係る記録媒体は、第7〜12のいずれかの発明に係る車両の制御方法をコンピュータで実現されるプログラムを記録した媒体である。
第13または第14の発明によると、コンピュータ(汎用でも専用でもよい)を用いて、第7〜12のいずれかの発明に係る車両の制御方法を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置を搭載した車両について説明する。この車両は、FR(Front engine Rear drive)車両である。なお、FR以外の車両であってもよい。
車両には、エンジン1000と、オートマチックトランスミッション2000と、プロペラシャフト5000と、ディファレンシャルギヤ6000と、後輪7000と、ECU(Electronic Control Unit)8000とが搭載される。オートマチックトランスミッション2000は、トルクコンバータ2100と、プラネタリギヤユニット3000からなる変速機構と、油圧回路4000とを含む。本実施の形態に係る制御装置は、たとえばECU8000のROM(Read Only Memory)8002に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
エンジン1000は、インジェクタ(図示せず)から噴射された燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させる内燃機関である。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフトが回転させられる。エンジン1000の駆動力により、オルタネータおよびエアコンディショナーなどの補機1004が駆動される。なお、エンジン1000の代わりにもしくは加えて、動力源にモータを用いるようにしてもよい。
トルクコンバータ2100の入力軸は、エンジン1000の出力軸に連結される。オートマチックトランスミッション2000は、所望の変速段を形成することにより、クランクシャフトの回転数を所望の回転数に変速する。
オートマチックトランスミッション2000から出力された駆動力は、プロペラシャフト5000およびディファレンシャルギヤ6000を経由して、左右の後輪7000に伝達される。
ECU8000には、シフトレバー8004のポジションスイッチ8006と、アクセルペダル8008のアクセル開度センサ8010と、ブレーキペダル8012の踏力センサ8014と、電子スロットルバルブ8016のスロットル開度センサ8018と、エンジン回転数センサ8020と、入力軸回転数センサ8022と、出力軸回転数センサ8024と、油温センサ8026と、水温センサ8028とがハーネスなどを介して接続されている。
シフトレバー8004の位置(ポジション)は、ポジションスイッチ8006により検出され、検出結果を表す信号がECU8000に送信される。シフトレバー8004の位置に対応して、オートマチックトランスミッション2000の変速段が自動で形成される。また、運転者の操作に応じて、運転者が任意の変速段を選択できるマニュアルシフトモードを選択できるように構成してもよい。
アクセル開度センサ8010は、アクセルペダル8008の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。踏力センサ8014は、ブレーキペダル8012の踏力(運転者がブレーキペダル8012を踏む力)を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
スロットル開度センサ8018は、アクチュエータにより開度が調整される電子スロットルバルブ8016の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。電子スロットルバルブ8016により、エンジン1000に吸入される空気量(エンジン1000の出力)が調整される。
なお、電子スロットルバルブ8016の代わりにもしくは加えて、吸気バルブ(図示せず)や排気バルブ(図示せず)のリフト量や開閉する位相を変更することにより、エンジン1000に吸入される空気量を調整するようにしてもよい。
エンジン回転数センサ8020は、エンジン1000の出力軸(クランクシャフト)の回転数を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。タービン回転数センサ8022は、トルクコンバータ2100のタービン回転数NTを検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。出力軸回転数センサ8024は、オートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOを検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
油温センサ8026は、オートマチックトランスミッション2000の作動や潤滑に用いられるオイル(ATF:Automatic Transmission Fluid)の温度(油温)を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
水温センサ8028は、エンジン1000の冷却水の温度(水温)を検出し、検出結果を表わす信号をECU8000に送信する。
ECU8000は、ポジションスイッチ8006、アクセル開度センサ8010、踏力センサ8014、スロットル開度センサ8018、エンジン回転数センサ8020、入力軸回転数センサ8022、出力軸回転数センサ8024、油温センサ8026、水温センサ8028などから送られてきた信号、ROM8002に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、車両が所望の走行状態となるように、機器類を制御する。
本実施の形態において、ECU8000は、シフトレバー8004がD(ドライブ)ポジションであることにより、オートマチックトランスミッション2000のシフトレンジにD(ドライブ)レンジが選択された場合、前進1速〜8速段のうちのいずれかの変速段が形成されるように、オートマチックトランスミッション2000を制御する。前進1速〜8速段のうちのいずれかの変速段が形成されることにより、オートマチックトランスミッション2000は後輪7000に駆動力を伝達し得る。なおDレンジにおいて、8速段よりも高速の変速段を形成可能であるようにしてもよい。形成する変速段は、車速とアクセル開度とをパラメータとして実験等により予め作成された変速線図に基づいて決定される。
図1に示すように、ECU8000は、エンジン1000を制御するエンジンECU8100と、オートマチックトランスミッション2000を制御するECT(Electronic Controlled Transmission)_ECU8200とを含む。
エンジンECU8100とECT_ECU8200とは、互いに信号を送受信可能であるように構成される。本実施の形態においては、エンジンECU8100からECT_ECU8200に、アクセル開度を表わす信号が送信される。ECT_ECU8200からエンジンECU8100には、エンジン1000が出力すべきトルクとして定められるトルク要求量を表わす信号が送信される。
図2を参照して、プラネタリギヤユニット3000について説明する。プラネタリギヤユニット3000は、クランクシャフトに連結された入力軸2102を有するトルクコンバータ2100に接続されている。
プラネタリギヤユニット3000は、フロントプラネタリ3100と、リアプラネタリ3200と、C1クラッチ3301と、C2クラッチ3302と、C3クラッチ3303と、C4クラッチ3304と、B1ブレーキ3311と、B2ブレーキ3312と、ワンウェイクラッチ(F)3320とを含む。
フロントプラネタリ3100は、ダブルピニオン型の遊星歯車機構である。フロントプラネタリ3100は、第1サンギヤ(S1)3102と、1対の第1ピニオンギヤ(P1)3104と、キャリア(CA)3106と、リングギヤ(R)3108とを含む。
第1ピニオンギヤ(P1)3104は、第1サンギヤ(S1)3102および第1リングギヤ(R)3108と噛合っている。第1キャリア(CA)3106は、第1ピニオンギヤ(P1)3104が公転および自転可能であるように支持している。
第1サンギヤ(S1)3102は、回転不能であるようにギヤケース3400に固定される。第1キャリア(CA)3106は、プラネタリギヤユニット3000の入力軸3002に連結される。
リアプラネタリ3200は、ラビニヨ型の遊星歯車機構である。リアプラネタリ3200は、第2サンギヤ(S2)3202と、第2ピニオンギヤ(P2)3204と、リアキャリア(RCA)3206と、リアリングギヤ(RR)3208と、第3サンギヤ(S3)3210と、第3ピニオンギヤ(P3)3212とを含む。
第2ピニオンギヤ(P2)3204は、第2サンギヤ(S2)3202、リアリングギヤ(RR)3208および第3ピニオンギヤ(P3)3212と噛合っている。第3ピニオンギヤ(P3)3212は、第2ピニオンギヤ(P2)3204に加えて、第3サンギヤ(S3)3210と噛合っている。
リアキャリア(RCA)3206は、第2ピニオンギヤ(P2)3204および第3ピニオンギヤ(P3)3212が公転および自転可能であるように支持している。リアキャリア(RCA)3206は、ワンウェイクラッチ(F)3320に連結される。リアキャリア(RCA)3206は、1速段の駆動時(エンジン1000から出力された駆動力を用いた走行時)に回転不能となる。リアリングギヤ(RR)3208は、プラネタリギヤユニット3000の出力軸3004に連結される。
ワンウェイクラッチ(F)3320は、B2ブレーキ3312と並列に設けられる。すなわち、ワンウェイクラッチ(F)3320のアウターレースはギヤケース3400に固定され、インナーレースはリアキャリア(RCA)3206に連結される。
図3に、各変速段と、各クラッチおよび各ブレーキの作動状態との関係を表した作動表を示す。この作動表に示された組み合わせで各ブレーキおよび各クラッチを作動させることにより、前進1速〜8速の変速段と、後進1速および2速の変速段が形成される。
図4を参照して、油圧回路4000の要部について説明する。なお、油圧回路4000は、以下に説明するものに限られない。
油圧回路4000は、オイルポンプ4004と、プライマリレギュレータバルブ4006と、マニュアルバルブ4100と、ソレノイドモジュレータバルブ4200と、SL1リニアソレノイド(以下、SL(1)と記載する)4210と、SL2リニアソレノイド(以下、SL(2)と記載する)4220と、SL3リニアソレノイド(以下、SL(3)と記載する)4230と、SL4リニアソレノイド(以下、SL(4)と記載する)4240と、SL5リニアソレノイド(以下、SL(5)と記載する)4250と、SLTリニアソレノイド(以下、SLTと記載する)4300と、B2コントロールバルブ4500とを含む。
オイルポンプ4004は、エンジン1000のクランクシャフトに連結されている。クランクシャフトが回転することにより、オイルポンプ4004が駆動し、油圧を発生する。オイルポンプ4004で発生した油圧は、プライマリレギュレータバルブ4006により調圧され、ライン圧が生成される。
プライマリレギュレータバルブ4006は、SLT4300により調圧されたスロットル圧をパイロット圧として作動する。ライン圧は、ライン圧油路4010を介してマニュアルバルブ4100に供給される。
マニュアルバルブ4100は、ドレンポート4105を含む。ドレンポート4105から、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の油圧が排出される。マニュアルバルブ4100のスプールがDポジションにある場合、ライン圧油路4010とDレンジ圧油路4102とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102に油圧が供給される。このとき、Rレンジ圧油路4104とドレンポート4105とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがRポジションにある場合、ライン圧油路4010とRレンジ圧油路4104とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104に油圧が供給される。このとき、Dレンジ圧油路4102とドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがNポジションにある場合、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の両方と、ドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧およびRレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
Dレンジ圧油路4102に供給された油圧は、最終的には、C1クラッチ3301、C2クラッチ3302およびC3クラッチ3303に供給される。Rレンジ圧油路4104に供給された油圧は、最終的には、B2ブレーキ3312に供給される。
ソレノイドモジュレータバルブ4200は、ライン圧を元圧とし、SLT4300に供給する油圧(ソレノイドモジュレータ圧)を一定の圧力に調圧する。
SL(1)4210は、C1クラッチ3301に供給される油圧を調圧する。SL(2)4220は、C2クラッチ3302に供給される油圧を調圧する。SL(3)4230は、C3クラッチ3303に供給される油圧を調圧する。SL(4)4240は、C4クラッチ3304に供給される油圧を調圧する。SL(5)4250は、B1ブレーキ3311に供給される油圧を調圧する。
SLT4300は、アクセル開度センサ8010により検出されたアクセル開度に基づいたECU8000からの制御信号に応じて、ソレノイドモジュレータ圧を調圧し、スロットル圧を生成する。スロットル圧は、SLT油路4302を介して、プライマリレギュレータバルブ4006に供給される。スロットル圧は、プライマリレギュレータバルブ4006のパイロット圧として利用される。
SL(1)4210、SL(2)4220、SL(3)4230、SL(4)4240、SL(5)4250およびSLT4300は、ECU8000から送信される制御信号により制御される。
B2コントロールバルブ4500は、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104のいずれか一方からの油圧を選択的に、B2ブレーキ3312に供給する。B2コントロールバルブ4500に、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104が接続されている。B2コントロールバルブ4500は、SLUソレノイドバルブ(図示せず)から供給された油圧とスプリングの付勢力とにより制御される。
SLUソレノイドバルブがオンの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において左側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3312には、SLUソレノイドバルブから供給された油圧をパイロット圧として、Dレンジ圧を調圧した油圧が供給される。
SLUソレノイドバルブがオフの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において右側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3312には、Rレンジ圧が供給される。
以上のようなオートマチックトランスミッション2000が搭載された車両において、ECU8000は、アクセル開度の増大によりダウンシフト後の変速段の形成が開始された後に、オートマチックトランスミッション2000の状態に基づいて変速の遅延を示す条件が成立するか否かを判定する。ECU8000は、条件が成立すると、予め定められた値を初期値として予め定められた変化率(1)で増加するように、係合側に摩擦係合要素に供給される油圧に対応する指令値を出力する。ECU8000は、予め定められた変化率(1)で増加するように指令値を出力している際に、アクセル開度が増大すると、予め定められた変化率(1)と異なる予め定められた変化率(2)で増加するように指令値を出力する。本発明は、ECU8000が上述のように動作する点に特徴を有する。
具体的には、ECU8000は、アクセル開度の増大により、アクセル開度と車速とにより特定される変速線図上の位置がダウンシフト線を横切るとパワーオンダウンシフトを実施する。
ECU8000は、パワーオンダウンシフトを開始した後に、車両が被駆動状態である否かを判定する。ECU8000は、車両の速度およびアクセル開度のうちの少なくともいずれか一方に基づいて車両が被駆動状態であるか否かを判定する。
さらに、ECU8000は、車両が被駆動状態であることが判定されてから予め定められた時間が経過するまでにダウンシフト後の変速段が形成されるか否かを判定する。ECU8000は、タービン回転数NTとダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数との差が縮小しないとダウンシフト後の変速段が形成されないことを判定する。
さらに、ECU8000は、ダウンシフト後の変速段が形成されていないと、予め定められた値を初期値として予め定められた変化率(1)で増加するように指令値を出力する。そして、ECU8000は、予め定められた変化率(1)で増加するように指令値を出力している際に、アクセル開度が予め定められた開度以上に増大すると、予め定められた変化率よりも大きい予め定められた変化率(2)で増加するように指令値を出力する。
図5に、本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU8000の機能ブロック図を示す。ECU8000は、入力インターフェース(以下、入力I/Fと記載する)300と、演算処理部400と、記憶部500と、出力インターフェース(以下、出力I/Fと記載する)600とを含む。
入力I/F300は、エンジン回転数センサ8020からのエンジン回転数信号と、アクセル開度センサ8010からのアクセル開度信号と、タービン回転数センサ8022からのタービン回転数信号と、出力軸回転数センサ8024からの出力軸回転数信号とを受信して、演算処理部400に送信する。
演算処理部400は、パワーオンダウンシフト処理部402と、変速段判定部404と、スイープ制御部(1)406と、アクセル開度判定部408と、スイープ制御部(2)410とを含む。
パワーオンダウンシフト処理部402は、オートマチックトランスミッション2000の状態に基づいてパワーオンダウンシフト処理を実施する。具体的には、パワーオンダウンシフト処理部402は、アクセル開度が増大されたときに、アクセル開度と車速とに基づく変速線図上の位置が変速線図に設けられるダウンシフト線を横切ると、ダウンシフト線に対応する変速段を変速後の変速段として出力して、変速後の変速段になるようにパワーオンダウンシフト処理を実施する。パワーオンダウンシフト処理部402は、アクセル開度信号と出力軸回転数信号とに基づいてアクセル開度と車速とに基づく変速線図上の位置を特定する。車速は、たとえば、出力軸回転数とオートマチックトランスミッション2000から車輪までの減速比との積により算出するようにしてもよいし、車輪速センサ(図示せず)により検出される車輪速に基づいて算出するようにしてもよい。
パワーオンダウンシフト処理部402は、変速後の変速段に対応する摩擦係合要素が係合状態になるように、解放側の摩擦係合要素に供給される油圧を低下させる解放制御を実行し、さらに、係合側の摩擦係合要素に供給される油圧を増加させる係合制御を実行する。
変速段判定部404は、パワーオンダウンシフトが開始された後に車両が被駆動状態であると、被駆動状態となってから予め定められた時間が経過するまでに、変速の遅延を示す条件が成立したか否かを判定する。本実施の形態において変速の遅延を示す条件とは、車両が被駆動状態となってから予め定められた時間が経過するまでに、タービン回転数NTがダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数まで上昇しないという条件である。
変速段判定部404は、パワーオンダウンシフトが開始された後にアクセル開度が予め定められた開度A(0)よりも下回ってアクセルオフとなったことにより車両が被駆動状態になったか否かを判定する。なお、変速段判定部404は、アクセル開度に加えてまたは代えて車速に基づいて車両が被駆動状態であるか否かを判定するようにしてもよい。たとえば、変速判定部404は、車速が車両の減速状態に対応する変化を示すと車両が被駆動状態であることを判定するようにしてもよい。
さらに変速判定部404は、車両が被駆動状態であることが判定されてから予め定められた時間が経過するまでにタービン回転数NTとダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数との差の絶対値が予め定められた値以下に縮小しないと、タービン回転数NTがダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数まで上昇しないこと、すなわち、変速の遅延を示す条件が成立したことを判定する。
スイープ制御部(1)406は、タービン回転数NTがダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数まで上昇しないことが判定されると、現時点で出力される指令値を初期値として予め定められた変化率(1)で増加するように、出力I/F600を経由して指令値を出力する。以下、油圧の指令値を予め定められた変化率(1)で増加する制御をスイープ制御(1)という。なお、スイープ制御部(1)406は、たとえば、スイープ制御(1)を実行するとともにスイープ制御(1)実行フラグをオンするようにしてもよい。
また、スイープ制御部(1)406は、予め定められた値を初期値として予め定められた変化率(1)で増加するように指令値を出力するようにしてもよい。
アクセル開度判定部408は、スイープ制御部(1)406により予め定められた変化率(1)で増加するように指令値が出力されている際に、入力I/F300から受信するアクセル開度が予め定められた開度A(0)以上であるか否かを判定する。なお、アクセル開度判定部408は、たとえば、スイープ制御(1)実行フラグがオンであると、アクセル開度が予め定められた開度A(0)以上であるか否かを判定するようにしてもよい。また、アクセル開度判定部408は、たとえば、アクセル開度が予め定められた開度A(0)以上であると、アクセル開度判定フラグをオンするようにしてもよい。
スイープ制御部(2)410は、アクセル開度判定部408にて、アクセル開度が予め定められた開度A(0)以上であると判定されると、現時点の指令値を初期値として予め定められた変化率(2)で増加するように、出力I/F600を経由して指令値を出力する。以下、油圧の指令値を予め定められた変化率(2)で増加する制御をスイープ制御(2)という。なお、スイープ制御部(2)410は、たとえば、アクセル開度判定フラグがオンであると、スイープ制御(2)を実行するようにしてもよい。なお、本実施の形態において、「予め定められた変化率(2)」は、少なくとも「予め定められた変化率(1)」よりも大きく係合側の摩擦係合要素に供給される油圧の変化率が大きくなる値であれば特に限定されるものではなく、たとえば、実験等により適合される値である。
また、スイープ制御部(2)406は、予め定められた値を初期値として予め定められた変化率(2)で増加するように指令値を出力するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、パワーオンダウンシフト処理部402と、変速段判定部404と、スイープ制御部(1)406と、アクセル開度判定部408と、スイープ制御部(2)410とは、いずれも演算処理部400であるCPUが記憶部500に記憶されたプログラムを実行することにより実現される、ソフトウェアとして機能するものとして説明するが、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。なお、このようなプログラムは記憶媒体に記録されて車両に搭載される。
記憶部500には、各種情報、プログラム、しきい値、マップ等が記憶され、必要に応じて演算処理部400からデータが読み出されたり、格納されたりする。
以下、図6を参照して、本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU8000で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、ECU8000は、アクセル開度が増大されて、アクセル開度と車両の速度とに基づく変速線図上の位置がダウンシフト線を横切るとダウンシフト線に対応する変速段を出力して、パワーオンダウンシフトを実行する。
S102にて、ECU8000は、アクセルがオフされた後にタービン回転数NTがダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数まで上昇するか否かを判定する。タービン回転数NTがダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数まで上昇すると(S102にてYES)、この処理は終了する。もしそうでないと(S102にてNO)、処理はS104に移される。
S104にて、ECU8000は、スイープ制御(1)を実施する。S106にて、ECU8000は、変速後の変速段が形成されているか否かを判定する。ECU8000は、たとえば、タービン回転数NTと変速後の変速段に対応する同期回転数との差の絶対値が予め定められた値以下であると、変速後の変速段が形成されていることを判定する。変速後の変速段が形成されていると(S106にてYES)、この処理は終了する。もしそうでないと(S106にてNO)、処理はS108に移される。
S108にて、ECU8000は、アクセルがオンであるか否かを判定する。すなわち、ECU8000は、アクセル開度が予め定められた開度以上であれば、アクセルがオンであると判定する。アクセルがオンであると(S108にてYES)、処理はS110に移される。もしそうでないと(S108にてNO)、S104に移される。S110にて、ECU8000は、スイープ制御(2)を実施する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU8000の動作について図7を用いて説明する。
たとえば、車両が5速段で走行している場合を想定する。このとき、変速出力は5速段である。時間T(0)にて、運転者がアクセルペダルを踏み込んでアクセル開度が上昇すると、アクセル開度と車速とに基づく変速線図上の位置が5速段から4速段へのダウンシフト線と、4速段から3速段へのダウンシフト線と、3速段から2速段へのダウンシフト線とを横切ると、変速出力は2速段となる(S100)。そのため、現在の変速段である5速段から2速段へのパワーオンダウンシフトが開始される。
5速段から2速段へのパワーオンダウンシフトが開始されると、C2クラッチ3302に対して解放制御が実行され、B1ブレーキ3311に対して係合制御が実行される。そのため、時間T(1)にて、B1ブレーキ3311に対する制御指示圧(すなわち、SL(5)4250に対する指令値)は、P(0)から予め定められた指示圧P(1)までステップ的に上昇し、予め定められた時間が経過する時間T(2)にて、予め定められた指示圧P(2)までステップ的に低下し、時間T(2)以降、P(2)が継続して出力される。
このとき、C2クラッチ3302の係合圧が低下し、B1ブレーキ3311の係合圧が増加するため、タービン回転数NTは上昇を開始する。時間T(3)以降、運転者がアクセルペダルを解除側に操作し、時間T(4)にて、アクセル開度が予め定められた開度A(0)を下回ると、アクセルがオフされたことが判定される。アクセルがオフされることにより、エンジン1000の回転数が低下するため、時間T(5)にて、タービン回転数NTが減少に転じる。
タービン回転数NTが減少すると、タービン回転数NTとダウンシフト後の変速段である2速段に対応する同期回転数との差が拡大する。時間T(4)から予め定められた時間が経過する時間T(6)にて、タービン回転数NTがダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数まで上昇しないことが判定されると(S102にてNO)、スイープ制御(1)が実施される(S104)。
そのため、制御指示圧は、現時点の指示圧P(2)を初期値として、予め定められた変化率(1)で増加する。時間の経過とともに制御指示圧が予め定められた変化率(1)で増加していくと、B1ブレーキ3311の係合圧が上昇するため、タービン回転数NTは上昇する。
変速後の変速段が形成されていない状態であって(S106にてNO)、運転者が再びアクセルペダルを踏み込んで、時間T(7)にて、アクセル開度が予め定められた開度A(0)以上になると(S108にてYES)、スイープ制御(2)が実施される(S110)。
そのため、制御指示圧は、現時点の指示圧P(3)を初期値として、予め定められた変化率(2)で増加する。B1ブレーキ3311の係合圧の上昇の度合は、予め定められた変化率(2)で指令値を増加していくと、予め定められた変化率(1)の場合よりも大きい。そのため、タービン回転数NTは速やかに2速段に対応する同期回転数に近づく。
時間T(8)にて、タービン回転数NTとダウンシフト後の変速段に対応する同期回転数とが略一致すると、すなわち、タービン回転数NTと2速段の同期回転数との差の絶対値が予め定められた値以下になると、制御指示圧として最大値が出力される。これにより、B1ブレーキ3311が完全に係合して、2速段が形成される。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両の制御装置によると、アクセル開度の増大によりダウンシフト後の変速段の形成が開始された後に、自動変速機の状態に基づいて変速の遅延を示す条件(たとえば、アクセルオフ後にタービン回転数が変速後の同期回転数に上昇しないという条件)が成立すると、予め定められた値を初期値として予め定められた変化率(1)で増加するように、係合側の摩擦係合要素に供給される油圧に対応する指令値を出力する。これにより、アクセルオフにより停滞した変速を進行させて、ダウンシフト後の変速段を形成させることができる。
また、予め定められた変化率(1)で増加するように指令値を出力している際に、アクセル開度が増大すると、予め定められた変化率(2)で増加するように指令値を出力する。予め定められた変化率(2)は、予め定められた変化率(1)よりも油圧を大きく上昇させる値であるため、係合側の摩擦係合要素の係合圧は速やか増大する。そのため、アクセル開度が増大したことにより、エンジンから自動変速機に入力されるトルクが増大しても、係合側の摩擦係合要素の係合圧により自動変速機のタービン回転数が吹くことを抑制することができる。したがって、パワーオンダウンシフト開始後に、アクセル操作に応じて係合側の摩擦係合要素を適切に係合して変速をスムーズに進行させる車両の制御装置、制御方法およびその方法をコンピュータで実現されるプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
さらに、車両の速度およびアクセル開度のうちの少なくともいずれか一方により、車両が被駆動状態であることが判定されてから予め定められた時間が経過するまでにダウンシフト後の変速段が形成される否かを判定することにより、変速が遅延しているか否かを判定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
車両のパワートレーンを示す概略構成図である。 オートマチックトランスミッションのプラネタリギヤユニットを示すスケルトン図である。 オートマチックトランスミッションの作動表を示す図である。 オートマチックトランスミッションの油圧回路を示す図である。 本実施の形態に係る車両の制御装置であるECUの機能ブロック図である。 本実施の形態に係る車両の制御装置であるECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る車両の制御装置であるECUの動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
300 入力I/F、400 演算処理部、402 パワーオンダウンシフト処理部、404 変速段判定部、406,410 スイープ制御部、408 アクセル開度判定部、500 記憶部、600 出力I/F、1000 エンジン、2000 オートマチックトランスミッション、2100 トルクコンバータ、3000 プラネタリギヤユニット、3100 フロントプラネタリ、3200 リアプラネタリ、3301 C1クラッチ、3302 C2クラッチ、3303 C3クラッチ、3304 C4クラッチ、3311 B1ブレーキ、3312 B2ブレーキ、3320 ワンウェイクラッチ、4000 油圧回路、8000 ECU、8002 ROM、8004 シフトレバー、8006 ポジションスイッチ、8008 アクセルペダル、8010 アクセル開度センサ、8012 ブレーキペダル、8014 踏力センサ、8016 電子スロットルバルブ、8018 スロットル開度センサ、8020 エンジン回転数センサ、8022 入力軸回転数センサ、8024 出力軸回転数センサ、8026 油温センサ、8028 水温センサ、8100 エンジンECU、8200 ECT_ECU。

Claims (14)

  1. 油圧回路に出力された指令値に基づいて供給される油圧により、解放状態の第1の摩擦係合要素が係合され、係合状態の第2の摩擦係合要素が解放されることによりダウンシフト後の変速段を形成する自動変速機を搭載する車両の制御装置であって、
    前記自動変速機の状態に関連する物理量を検出するための検出手段と、
    アクセル開度の増大により前記ダウンシフト後の変速段の形成が開始された後に、前記自動変速機の状態に基づいて変速の遅延を示す条件が成立するか否かを判定するための判定手段と、
    前記条件が成立すると、予め定められた値を初期値として予め定められた第1の変化率で増加するように、前記第1の摩擦係合要素に供給される油圧に対応する指令値を出力するための手段と、
    前記第1の変化率で増加するように指令値を出力している際に、アクセル開度が増大すると、前記第1の変化率と異なる予め定められた第2の変化率で増加するように指令値を出力するための出力手段とを含む、車両の制御装置。
  2. 前記第2の変化率は、前記第1の変化率よりも大きい、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記制御装置は、アクセル開度を検出するための手段をさらに含み、
    前記出力手段は、前記第1の変化率で増加するように指令値を出力している際に、前記検出されたアクセル開度が予め定められた開度以上になると、前記第2の変化率で増加するように指令値を出力するための手段を含む、請求項1または2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記判定手段は、
    前記車両が被駆動状態であるか否かを判定するための状態判定手段と、
    前記車両が被駆動状態であることが判定されてから予め定められた時間が経過するまでにダウンシフト後の変速段が形成されるか否かを判定するための変速段判定手段とを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の車両の制御装置。
  5. 前記状態判定手段は、前記車両の速度およびアクセル開度のうちの少なくともいずれか一方に基づいて前記車両が被駆動状態であるか否かを判定するための手段を含む、請求項4に記載の車両の制御装置。
  6. 前記自動変速機は、内燃機関の出力軸に連結された流体継手と、前記流体継手に連結された変速機構とを含み、
    前記制御装置は、前記変速機構の入力軸の回転数を検出するための手段をさらに含み、
    前記変速段判定手段は、前記検出された入力軸回転数と前記ダウンシフト後の変速段に対応する回転数との差の絶対値が予め定められた値以下に縮小しないと前記ダウンシフト後の変速段が形成されないことを判定するための手段を含む、請求項4に記載の車両の制御装置。
  7. 油圧回路に出力された指令値に基づいて供給される油圧により、解放状態の第1の摩擦係合要素が係合され、係合状態の第2の摩擦係合要素が解放されることによりダウンシフト後の変速段を形成する自動変速機を搭載する車両の制御方法であって、
    前記自動変速機の状態に関連する物理量を検出する検出ステップと、
    アクセル開度の増大により前記ダウンシフト後の変速段の形成が開始された後に、前記自動変速機の状態に基づいて変速の遅延を示す条件が成立するか否かを判定する判定ステップと、
    前記条件が成立すると、予め定められた値を初期値として予め定められた第1の変化率で増加するように、前記第1の摩擦係合要素に供給される油圧に対応する指令値を出力するステップと、
    前記第1の変化率で増加するように指令値を出力している際に、アクセル開度が増大すると、前記第1の変化率と異なる予め定められた第2の変化率で増加するように指令値を出力する出力ステップとを含む、車両の制御方法。
  8. 前記第2の変化率は、前記第1の変化率よりも大きい、請求項7に記載の車両の制御方法。
  9. 前記制御方法は、アクセル開度を検出するステップをさらに含み、
    前記出力ステップは、前記第1の変化率で増加するように指令値を出力している際に、前記検出されたアクセル開度が予め定められた開度以上になると、前記第2の変化率で増加するように指令値を出力するステップを含む、請求項7または8に記載の車両の制御方法。
  10. 前記判定ステップは、
    前記車両が被駆動状態であるか否かを判定する状態判定ステップと、
    前記車両が被駆動状態であることが判定されてから予め定められた時間が経過するまでにダウンシフト後の変速段が形成されるか否かを判定する変速段判定ステップとを含む、請求項7〜9のいずれかに記載の車両の制御方法。
  11. 前記状態判定ステップは、前記車両の速度およびアクセル開度のうちの少なくともいずれか一方に基づいて前記車両が被駆動状態であるか否かを判定するステップを含む、請求項10に記載の車両の制御方法。
  12. 前記自動変速機は、内燃機関の出力軸に連結された流体継手と、前記流体継手に連結された変速機構とを含み、
    前記制御方法は、前記変速機構の入力軸の回転数を検出するステップをさらに含み、
    前記変速段判定ステップは、前記検出された入力軸回転数と前記ダウンシフト後の変速段に対応する回転数との差の絶対値が予め定められた値以下に縮小しないと前記ダウンシフト後の変速段が形成されないことを判定するステップを含む、請求項10に記載の車両の制御方法。
  13. 請求項7〜12のいずれかに記載の車両の制御方法をコンピュータで実現されるプログラム。
  14. 請求項7〜12のいずれかに記載の車両の制御方法をコンピュータで実現されるプログラムを記録した記録媒体。
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