JP2009144801A - 自動変速機の制御装置および制御方法 - Google Patents

自動変速機の制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジン回転数が過剰にならないようにする。
【解決手段】ECT_ECU8200の制御部8208は、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VONもしくは第2許可車速VOFF以下であると、ダウンシフトを行なうようにオートマチックトランスミッションを制御する。第1禁止部8211は、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VONもしくは第2許可車速VOFFより大きいと、ダウンシフトを禁止する。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動変速機の制御装置および制御方法に関し、特に車速がしきい値以下である場合にダウンシフトするように自動変速機を制御し、車速がしきい値よりも大きい場合にダウンシフトを禁止する技術に関する。
従来より、自動的に変速する自動変速機が知られている。この自動変速機は、たとえば車速とアクセル開度とをパラメータに有する変速線図(シフトマップ)に基づいて、形成すべきギヤ段を判定する。変速線図は、燃費およびドライバビリティなどを考慮して、車両の運転状態に対して最適なギヤ段が形成されるように設定される。
しかしながら、変速判定がなされた時間と実際に変速を開始する時間との間には差がある。そのため、変速線図に基づいて定められるギヤ段が、全ての運転状態において常に最適であるとは限らない。そこで、変速を開始する時点での運転状態を予測し、予測された運転状態に応じて実際に変速するか否かを決定する技術がある。
特開平11−159609号公報(特許文献1)は、駆動系にエンジンからの駆動力を車輪側へ伝達し車輪側からの逆駆動力に対しては空転するワンウェイクラッチとワンウェイクラッチと並列の油圧クラッチとを備え、車速に基づいて変速段を決定する自動変速機のダウンシフト制御装置を開示する。このダウンシフト制御装置は、アイドル時のエンジン回転数に基づいて、コーストダウンシフトを禁止する車速領域を求める禁止領域決定部と、油圧クラッチが締結状態での変速において変速開始時の車速を予測する変速開始時車速予測部と、コーストダウンシフトの変速開始時の車速がコーストダウンシフトを禁止する車速領域にあるか否かを判断する変速状態判断部とを有する。変速開始時の車速がコーストダウンシフトを禁止する車速領域にあるときは、コーストダウンシフトを禁止する制御が行なわれる。変速開始時の車速が境界車速より大きいときは変速許可領域に入るものと判断され、ダウンシフトが実行される。変速開始時の車速が境界車速以下のときは変速禁止領域に入るものと判断され、ダウンシフトは禁止される。
この公報に記載されたダウンシフト制御装置によれば、変速開始時の車速がコーストダウンシフトを禁止する車速領域にあるときは、その次の低速段への変速指令までコーストダウンシフトが禁止される。これにより、変速開始時の駆動力が正から負へ急激に変化するような車速範囲を禁止領域とすることによって変速開始時のショックが防止される。
特開平11−159609号公報
しかしながら、特開平11−159609号公報に記載のダウンシフト制御装置においては、変速開始時の車速が境界車速より大きいとダウンシフトされるため、ダウンシフト開始時に車速が上がりすぎると、ダウンシフトした後において、エンジンなどの動力源の出力軸回転数が過剰になり得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、動力源の出力軸回転数が過剰にならないようにすることができる自動変速機の制御装置および制御方法を提供することである。
第1の発明に係る自動変速機の制御装置は、車両に搭載された自動変速機の制御装置である。この制御装置は、ダウンシフトを行なうか否かを車速に応じて判定するための手段と、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が予め定められたしきい値以下であるか否かを判定するための手段と、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速がしきい値以下である場合、ダウンシフトを行なうように自動変速機を制御するための手段と、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速がしきい値より大きい場合、ダウンシフトを禁止するための手段とを備える。第7の発明に係る自動変速機の制御方法は、第1の発明に係る自動変速機の制御装置と同様の要件を備える。
この構成によると、ダウンシフトを行なうか否かが車速に応じて判定される。ダウンシフトを行なうと判定された後の車速がしきい値以下である場合、ダウンシフトが行なわれる。ダウンシフトを行なうと判定された後の車速がしきい値より大きい場合、ダウンシフトが禁止される。これにより、ダウンシフトを行なうと判定されてから車速が上昇しすぎた場合には、ダウンシフトを禁止することができる。そのため、自動変速機に連結される動力源の出力軸回転数が過剰にならないようにすることができる自動変速機の制御装置もしくは制御方法を提供することができる。
第2の発明に係る自動変速機の制御装置は、第1の発明の構成に加え、車両が加速するか否かを判定するための判定手段をさらに備える。しきい値は、車両が加速する場合と加速しない場合とで異なるように設定される。第8の発明に係る自動変速機の制御方法は、第2の発明に係る自動変速機の制御装置と同様の要件を備える。
この構成によると、動力源の出力軸回転数が過剰にならないようにダウンシフトできる車速は、車両が加速する場合と加速しない場合とで異なるため、ダウンシフトを行なうか禁止するかを判定するために用いられるしきい値は、車両が加速する場合と加速しない場合とで異なるように設定される。これにより、より確実に、動力源の出力軸回転数が過剰にならないようにすることができる。
第3の発明に係る自動変速機の制御装置においては、第2の発明の構成に加え、しきい値は、車両が加速しない場合よりも加速する場合の方が小さくなるように設定される。第9の発明に係る自動変速機の制御方法は、第3の発明に係る自動変速機の制御装置と同様の要件を備える。
この構成によると、ダウンシフトを行なうか禁止するかを判定するために用いられるしきい値は、車両が加速しない場合よりも車両が加速する場合の方が小さくなるように設定される。これにより、車両が加速する場合には、より小さい車速においてのみダウンシフトを行なうようにすることができる。そのため、変速中に車速が増加しても、動力源の出力軸回転数が過剰にならないようにすることができる。
第4の発明に係る自動変速機の制御装置においては、第2または3の発明の構成に加え、判定手段は、車速およびスロットル開度に基づいて、車両が加速するか否かを判定するための手段を含む。第10の発明に係る自動変速機の制御方法は、第4の発明に係る自動変速機の制御装置と同様の要件を備える。
この構成によると、車速およびスロットル開度に基づいて、車両が加速するか否かが判定される。これにより、車両が加速するか否かを精度よく判定することができる。
第5の発明に係る自動変速機の制御装置は、第1〜4のいずれかの発明の構成に加え、車速がしきい値よりも大きい状態からしきい値以下に低下した場合、しきい値よりも小さくなるように設定される許可値以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止するための手段をさらに備える。第11の発明に係る自動変速機の制御方法は、第5の発明に係る自動変速機の制御装置と同様の要件を備える。
この構成によると、車速がしきい値よりも大きい状態からしきい値以下に低下した場合、しきい値よりも小さくなるように設定される許可値以下に車速が低下するまでダウンシフトが禁止される。これにより、減速中において、車速が高い状態でダウンシフトすることを禁止し、車速が低い状態でダウンシフトすることができる。そのため、エンジンブレーキの急増を抑制することができる。その結果、車速を滑らかに低下することができる。
第6の発明に係る自動変速機の制御装置は、第5の発明の構成に加え、車両が加速する状態であって、かつ車速がしきい値以下である場合、許可値以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止することを解除するための手段をさらに備える。第12の発明に係る自動変速機の制御方法は、第6の発明に係る自動変速機の制御装置と同様の要件を備える。
この構成によると、車両が加速する状態であって、かつ車速がしきい値以下である場合、許可値以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止することが解除される。これにより、車両を加速するためにダウンシフトが必要である場合には、ダウンシフトを行ない易くすることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置を搭載した車両について説明する。この車両は、FF(Front engine Front drive)車両である。なお、FF以外の車両であってもよい。
車両は、エンジン1000と、オートマチックトランスミッション2000と、オートマチックトランスミッション2000の一部を構成するプラネタリギヤユニット3000と、オートマチックトランスミッション2000の一部を構成する油圧回路4000と、ディファレンシャルギヤ5000と、ドライブシャフト6000と、前輪7000と、ECU(Electronic Control Unit)8000とを含む。本実施の形態に係る制御装置は、たとえばECU8000のROM(Read Only Memory)8300に記録されたプログラムを実行することにより実現される。なお、ECU1000により実行されるプログラムをCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録して市場に流通させてもよい。
エンジン1000は、インジェクタ(図示せず)から噴射された燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させる内燃機関である。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフトが回転させられる。なお、エンジン1000に加えて、もしくは代わりに動力源にモータを用いるようにしてもよい。
オートマチックトランスミッション2000は、トルクコンバータ3200を介してエンジン1000に連結される。オートマチックトランスミッション2000は、所望のギヤ段を形成することにより、クランクシャフトの回転数を所望の回転数に変速する。
オートマチックトランスミッション2000の出力ギヤは、ディファレンシャルギヤ5000と噛合っている。ディファレンシャルギヤ5000にはドライブシャフト6000がスプライン嵌合などによって連結される。ドライブシャフト6000を介して、左右の前輪7000に動力が伝達される。
ECU8000には、エアフローメータ8002と、シフトレバー8004のポジションスイッチ8006と、アクセルペダル8008のアクセル開度センサ8010と、ブレーキペダル8012の踏力センサ8014と、電子スロットルバルブ8016のスロットル開度センサ8018と、エンジン回転数センサ8020と、入力軸回転数センサ8022と、出力軸回転数センサ8024と、油温センサ8026とがハーネスなどを介して接続されている。
エアフローメータ8002は、エンジン1000に吸入される空気量を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。シフトレバー8004の位置(ポジション)は、ポジションスイッチ8006により検出され、検出結果を表す信号がECU8000に送信される。シフトレバー8004の位置に対応して、オートマチックトランスミッション2000のギヤ段が自動で形成される。また、運転者の操作に応じて、運転者が任意のギヤ段を選択できるマニュアルシフトモードを選択できるように構成してもよい。
アクセル開度センサ8010は、アクセルペダル8008の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。踏力センサ8014は、ブレーキペダル8012の踏力(運転者がブレーキペダル8012を踏む力)を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
スロットル開度センサ8018は、アクチュエータにより開度が調整される電子スロットルバルブ8016の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。電子スロットルバルブ8016により、エンジン1000に吸入される空気量(エンジン1000の出力)が調整される。スロットル開度は、アクセル開度に応じて変化される。
なお、電子スロットルバルブ8016の代わりにもしくは加えて、吸気バルブ(図示せず)や排気バルブ(図示せず)のリフト量や開閉する位相を変更することにより、エンジン1000に吸入される空気量を調整するようにしてもよい。
エンジン回転数センサ8020は、エンジン1000の出力軸(クランクシャフト)の回転数を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。入力軸回転数センサ8022は、オートマチックトランスミッション2000の入力軸回転数NI(トルクコンバータ3200のタービン回転数NT)を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。出力軸回転数センサ8024は、オートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOを検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。出力軸回転数NOから車速が算出(検出)される。
油温センサ8026は、オートマチックトランスミッション2000の作動や潤滑に用いられるオイル(ATF:Automatic Transmission Fluid)の温度(油温)を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
ECU8000は、エアフローメータ8002、ポジションスイッチ8006、アクセル開度センサ8010、踏力センサ8014、スロットル開度センサ8018、エンジン回転数センサ8020、入力軸回転数センサ8022、出力軸回転数センサ8024、油温センサ8026などから送られてきた信号、ROM8300に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、車両が所望の走行状態となるように、機器類を制御する。
本実施の形態において、ECU8000は、シフトレバー8004がD(ドライブ)ポジションであることにより、オートマチックトランスミッション2000のシフトレンジにD(ドライブ)レンジが選択された場合、1速〜6速ギヤ段のうちのいずれかのギヤ段が形成されるように、オートマチックトランスミッション2000を制御する。1速〜6速ギヤ段のうちのいずれかのギヤ段が形成されることにより、オートマチックトランスミッション2000は前輪7000に駆動力を伝達し得る。なおDレンジにおいて、6速ギヤ段よりも高速のギヤ段、すなわち7速ギヤ段や8速ギヤ段を形成可能であるようにしてもよい。形成するギヤ段は、車速とアクセル開度とをパラメータとして実験等により予め作成された変速線図に基づいて決定される。
図1に示すように、ECU8000は、エンジン1000を制御するエンジンECU8100と、オートマチックトランスミッション2000を制御するECT(Electronic Controlled Transmission)_ECU8200とを含む。
エンジンECU8100とECT_ECU8200とは、互いに信号を送受信可能であるように構成される。本実施の形態においては、エンジンECU8100からECT_ECU8200に、アクセル開度を表わす信号などが送信される。ECT_ECU8200からエンジンECU8100には、エンジン1000が出力すべきトルクとして定められるトルク要求量などを表わす信号が送信される。
図2を参照して、プラネタリギヤユニット3000について説明する。プラネタリギヤユニット3000は、クランクシャフトに連結された入力軸3100を有するトルクコンバータ3200に接続されている。プラネタリギヤユニット3000は、遊星歯車機構の第1セット3300と、遊星歯車機構の第2セット3400と、出力ギヤ3500と、ギヤケース3600に固定されたB1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620およびB3ブレーキ3630と、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650と、ワンウェイクラッチF3660とを含む。
第1セット3300は、シングルピニオン型の遊星歯車機構である。第1セット3300は、サンギヤS(UD)3310と、ピニオンギヤ3320と、リングギヤR(UD)3330と、キャリアC(UD)3340とを含む。
サンギヤS(UD)3310は、トルクコンバータ3200の出力軸3210に連結されている。ピニオンギヤ3320は、キャリアC(UD)3340に回転自在に支持されている。ピニオンギヤ3320は、サンギヤS(UD)3310およびリングギヤR(UD)3330と噛合している。
リングギヤR(UD)3330は、B3ブレーキ3630によりギヤケース3600に固定される。キャリアC(UD)3340は、B1ブレーキ3610によりギヤケース3600に固定される。
第2セット3400は、ラビニヨ型の遊星歯車機構である。第2セット3400は、サンギヤS(D)3410と、ショートピニオンギヤ3420と、キャリアC(1)3422と、ロングピニオンギヤ3430と、キャリアC(2)3432と、サンギヤS(S)3440と、リングギヤR(1)(R(2))3450とを含む。
サンギヤS(D)3410は、キャリアC(UD)3340に連結されている。ショートピニオンギヤ3420は、キャリアC(1)3422に回転自在に支持されている。ショートピニオンギヤ3420は、サンギヤS(D)3410およびロングピニオンギヤ3430と噛合している。キャリアC(1)3422は、出力ギヤ3500に連結されている。
ロングピニオンギヤ3430は、キャリアC(2)3432に回転自在に支持されている。ロングピニオンギヤ3430は、ショートピニオンギヤ3420、サンギヤS(S)3440およびリングギヤR(1)(R(2))3450と噛合している。キャリアC(2)3432は、出力ギヤ3500に連結されている。
サンギヤS(S)3440は、C1クラッチ3640によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。リングギヤR(1)(R(2))3450は、B2ブレーキ3620により、ギヤケース3600に固定され、C2クラッチ3650によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。また、リングギヤR(1)(R(2))3450は、ワンウェイクラッチF3660に連結されており、1速ギヤ段の駆動時に回転不能となる。
ワンウェイクラッチF3660は、B2ブレーキ3620と並列に設けられる。すなわち、ワンウェイクラッチF3660のアウターレースはギヤケース3600に固定され、インナーレースはリングギヤR(1)(R(2))3450に回転軸を介して連結される。
図3に、各変速ギヤ段と、各クラッチおよび各ブレーキの作動状態との関係を表した作動表を示す。この作動表に示された組み合わせで各ブレーキおよび各クラッチを作動させることにより、1速〜6速の前進ギヤ段と、後進ギヤ段が形成される。
図4を参照して、油圧回路4000の要部について説明する。なお、油圧回路4000は、以下に説明するものに限られない。
油圧回路4000は、オイルポンプ4004と、プライマリレギュレータバルブ4006と、マニュアルバルブ4100と、ソレノイドモジュレータバルブ4200と、SL1リニアソレノイド(以下、SL(1)と記載する)4210と、SL2リニアソレノイド(以下、SL(2)と記載する)4220と、SL3リニアソレノイド(以下、SL(3)と記載する)4230と、SL4リニアソレノイド(以下、SL(4)と記載する)4240と、SLTリニアソレノイド(以下、SLTと記載する)4300と、B2コントロールバルブ4500とを含む。
オイルポンプ4004は、エンジン1000のクランクシャフトに連結されている。クランクシャフトが回転することにより、オイルポンプ4004が駆動し、油圧を発生する。オイルポンプ4004で発生した油圧は、プライマリレギュレータバルブ4006により調圧され、ライン圧が生成される。
プライマリレギュレータバルブ4006は、SLT4300により調圧されたスロットル圧をパイロット圧として作動する。ライン圧は、ライン圧油路4010を介してマニュアルバルブ4100に供給される。
マニュアルバルブ4100は、ドレンポート4105を含む。ドレンポート4105から、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の油圧が排出される。マニュアルバルブ4100のスプールがDポジションにある場合、ライン圧油路4010とDレンジ圧油路4102とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102に油圧が供給される。このとき、Rレンジ圧油路4104とドレンポート4105とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがRポジションにある場合、ライン圧油路4010とRレンジ圧油路4104とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104に油圧が供給される。このとき、Dレンジ圧油路4102とドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがNポジションにある場合、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の両方と、ドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧およびRレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
Dレンジ圧油路4102に供給された油圧は、最終的には、B1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650に供給される。Rレンジ圧油路4104に供給された油圧は、最終的には、B2ブレーキ3620に供給される。
ソレノイドモジュレータバルブ4200は、ライン圧を元圧とし、SLT4300に供給する油圧(ソレノイドモジュレータ圧)を一定の圧力に調圧する。
SL(1)4210は、C1クラッチ3640に供給される油圧を調圧する。SL(2)4220は、C2クラッチ3650に供給される油圧を調圧する。SL(3)4230は、B1ブレーキ3610に供給される油圧を調圧する。SL(4)4240は、B3ブレーキ3630に供給される油圧を調圧する。
SLT4300は、アクセル開度センサ8010により検出されたアクセル開度に基づいたECU8000からの制御信号に応じて、ソレノイドモジュレータ圧を調圧し、スロットル圧を生成する。スロットル圧は、SLT油路4302を介して、プライマリレギュレータバルブ4006に供給される。スロットル圧は、プライマリレギュレータバルブ4006のパイロット圧として利用される。
SL(1)4210、SL(2)4220、SL(3)4230、SL(4)4240、およびSLT4300は、ECU8000から送信される制御信号により制御される。
B2コントロールバルブ4500は、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104のいずれか一方からの油圧を選択的に、B2ブレーキ3620に供給する。B2コントロールバルブ4500に、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104が接続されている。B2コントロールバルブ4500は、SLソレノイドバルブ(図示せず)およびSLUソレノイドバルブ(図示せず)から供給された油圧とスプリングの付勢力とにより制御される。
SLソレノイドバルブがオフで、SLUソレノイドバルブがオンの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において左側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、SLUソレノイドバルブから供給された油圧をパイロット圧として、Dレンジ圧を調圧した油圧が供給される。
SLソレノイドバルブがオンで、SLUソレノイドバルブがオフの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において右側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、Rレンジ圧が供給される。
図5を参照して、ECT_ECU8200の機能について説明する。なお、以下に説明するECT_ECU8200の機能は、ハードウエアにより実現するようにしてもよく、ソフトウエアにより実現するようにしてもよい。
ECT_ECU8200は、変速判定部8202と、加速判定部8204と、車速判定部8206と、制御部8208と、第1禁止部8211と、第2禁止部8212と、解除部8214とを備える。
変速判定部8202は、図6に示すように、車速およびアクセル開度をパラメータとして有する変速線図にしたがって、形成すべきギヤ段を判定する。すなわち、変速するか否かが判定される。変速線図においては、変速の種類(変速前のギヤ段と変速後のギヤ段の組合わせ)毎にアップシフト線およびダウンシフト線が設定される。
加速判定部8204は、図7に示すように、車速およびスロットル開度をパラメータとして有するマップに基づいて、車両が加速する状態にあるか加速しない状態(言い換えると、車速が一定もしくは減速する状態)にあるかを判定する。たとえば、車速およびスロットル開度が、図7において破線で示す境界線よりも上の領域(図7において斜線で示す領域)内にある場合、車両が加速する状態にあると判定される。図8に示すように、車両が加速する状態にあるか加速しない状態にあるかを判定するために用いられる境界線は、オートマチックトランスミッション2000のギヤ段毎に定められる。なお、車両が加速する状態にあるか加速しない状態にあるかを判定する方法はこれに限らない。
車速判定部8206は、車両が加速する状態にある場合、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるか否かを判定する。より具体的には、ダウンシフトを行なうと判定された後であって、変速を開始する前の車速が第1許可車速VON以下であるか否かが判定される。すなわち、実際に変速を開始する際の車速が第1許可車速VON以下であるか否かが判定される。
また、車速判定部8206は、車速が加速しない状態にある場合、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かを判定する。より具体的には、ダウンシフトを行なうと判定された後であって、変速を開始する前の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かが判定される。すなわち、実際に変速を開始する際の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かが判定される。
図9に示すように、第1許可車速VONは、第2許可車速VOFFよりも小さくなるように設定される。また、第1許可車速VONおよび第2許可車速VOFFは、オートマチックトランスミッション2000のギヤ段毎に定められる。なお、第1許可車速VONおよび第2許可車速VOFFはこれらに限らない。
制御部8208は、車両が加速する状態にあって、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であると、ダウンシフトを行なうようにオートマチックトランスミッション2000を制御する。また、制御部8208は、車速が加速しない状態にあって、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であると、ダウンシフトを行なうようにオートマチックトランスミッション2000を制御する。
第1禁止部8211は、車両が加速する状態にあって、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VONより大きいと、ダウンシフトを禁止する。また、第1禁止部8211は、車速が加速しない状態にあって、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFFより大きいと、ダウンシフトを禁止する。
第2禁止部8212は、車速が第2許可車速VOFFよりも大きい状態から第2許可車速VOFF以下に低下した場合、図10に示すように第2許可車速VOFFよりも小さくなるように定められた第3許可車速VOFFH以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止する。第3許可車速VOFFHは、第1許可車速VONよりも小さくなるように定められる。なお、第3許可車速VOFFHは、これに限らない。
解除部8214は、車両が加速する状態であって、かつ車速が第1許可車速VON以下である場合、第3許可車速VOFFH以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止することを解除する。
図11および図12を参照して、ECT_ECU8200が実行するプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECT_ECU8200は、信号t_sftoutのガード履歴オフ条件が成立しているか否かを判定する。車両が加速する状態にあって、かつダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるという条件および車速が加速しない状態にあって、かつダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第3許可車速VOFFH以下であるという条件のうちのいずれか一方が成立した場合、ガード履歴オフ条件が成立したと判定される。ガード履歴オフ条件が成立していると(S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理はS104に移される。
S102にて、ECT_ECU8200は、信号t_sftoutのガード履歴をオフにする。
S104にて、ECT_ECU8200は、変速線図に基づいて判定されたギヤ段が、形成するギヤ段としてECT_ECU8200から出力されるギヤ段(以下、変速出力とも記載する)よりも小さいか否かを判定する。すなわち、ダウンシフトを行なうか否かが判定される。変速線図に基づいて決定されたギヤ段が変速出力よりも小さいと(S104にてYES)、処理はS110に移される。もしそうでないと(S104にてNO)、処理はS106に移される。
S106にて、ECT_ECU8200は、ガード履歴をオフにする。その後、この処理はS100に戻される。
S110にて、ECT_ECU8200は、変速出力と同じギヤ段を信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定する。
S112にて、ECT_ECU8200は、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かを判定する。変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいと(S112にてYES)、処理はS120に移される。もしそうでないと(S112にてNO)、処理はS114に移される。
S114にて、ECT_ECU8200は、信号t_sftout_eとして設定されたギヤ段を形成する。すなわち、信号t_sftout_eとして設定されたギヤ段が変速出力となる。その後、この処理はS100に戻される。
S120にて、ECT_ECU8200は、信号t_sftoutとして設定されるギヤ段を1段小さくする。
S122にて、ECT_ECU8200は、信号t_sftoutのガード履歴がオフであるか否かを判定する。信号t_sftoutのガード履歴がオフであると(S122にてYES)、処理はS130に移される。もしそうでないと(S122にてNO)、処理はS112に戻される。
S130にて、ECT_ECU8200は、車両が加速する状態であるか否かを判定する。車両が加速する状態であると(S130にてYES)、処理はS132に移される。車両が加速しない状態であると(S130にてNO)、処理はS134に移される。
S132にて、ECT_ECU8200は、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるか否かを判定する。ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であると(S132にてYES)、処理はS136に移される。もしそうでないと(S132にてNO)、処理はS140に移される。
S134にて、ECT_ECU8200は、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かを判定する。ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であると(S134にてYES)、処理はS136に移される。もしそうでないと(S134にてNO)、処理はS150に移される。
S136にて、ECT_ECU8200は、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段と同じギヤ段を信号t_sftout_eとして設定する。
S140にて、ECT_ECU8200は、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かを判定する。ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であると(S140にてYES)、処理はS112に戻される。もしそうでないと(S140にてNO)、処理はS142に移される。
S142にて、ECT_ECU8200は、信号t_sftoutのガード履歴をオンにする。S150にて、ECT_ECU8200は、信号t_sftoutのガード履歴をオンにする。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態におけるECT_ECU8200の動作について説明する。
車両の走行中、信号t_sftoutのガード履歴オフ条件が成立しているか否かが判定される。ガード履歴オフ条件が成立していると(S100にてYES)、ガード履歴がオフにされる(S102)。
また、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、変速出力よりも小さいか否かが判定される(S104)。変速線図に基づいて決定されたギヤ段が変速出力以上であると(S104にてNO)、ガード履歴がオフにされる(S106)。
以下、一例として、変速線図により6速ギヤ段から4速ギヤ段へのダウンシフトが判定された場合を想定する。
[4速ギヤ段へダウンシフトする場合]
変速線図に基づいて決定されたギヤ段が変速出力よりも小さいと(S104にてYES)、変速出力と同じギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定される(S110)。したがって、6速ギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定される。
その後、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が6速ギヤ段である(S112にてYES)。よって、信号t_sftoutとして設定されるギヤ段が1段小さくされる(S120)。よって、5速ギヤ段が信号t_sftoutとして設定される。この後の処理において、5速ギヤ段へのダウンシフトが可能であるかが判定される。
5速ギヤ段へのダウンシフトが可能であるかを判定するために、信号t_sftoutのガード履歴がオフであるか否かが判定される(S122)。ガード履歴がオフであると(S122にてYES)、車両が加速する状態であるか否かが判定される(S130)。
車両が加速する状態であると(S130にてYES)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるか否かが判定される(S132)。車両が加速しない状態であると(S130にてNO)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かが判定される(S134)。
図13に示すように車速が第1許可車速VON以下である場合(S132にてYES)もしくは図14に示すように車速が第2許可車速VOFF以下である場合(S134にてYES)、ダウンシフト後のエンジン回転数NEの上昇量は小さいと推定される。
よって、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段と同じギヤ段が信号t_sftout_eとして設定される(S136)。この時点では、5速ギヤ段が信号t_sftout_eとして設定される。
その後、再度、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて判定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が5速ギヤ段である(S112にてYES)。よって、信号t_sftoutとして設定されるギヤ段が1段小さくされる(S120)。そのため、4速ギヤ段が信号t_sftoutとして設定される。この後の処理において、4速ギヤ段へのダウンシフトが可能であるかが判定される。
ガード履歴がオフであると(S122にてYES)、再度、車両が加速する状態であるか否かが判定される(S130)。車両が加速する状態であると(S130にてYES)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるか否かが判定される(S132)。車両が加速しない状態であると(S130にてNO)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かが判定される(S134)。
ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下である場合(S132にてYES)もしくは第2許可車速VOFF以下である場合(S134にてYES)、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段と同じギヤ段が信号t_sftout_eとして設定される(S136)。この時点では、4速ギヤ段が信号t_sftout_eとして設定される。
その後、再度、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が4速ギヤ段である(S112にてNO)。
よって、信号t_sftout_eとして設定されたギヤ段が形成される(S114)。この時点では、4速ギヤ段が信号t_sftout_eとして設定されている。したがって、6速ギヤ段から4速ギヤ段へダウンシフトされる。
[4速ギヤ段へのダウンシフトが禁止され、5速ギヤ段へダウンシフトする場合]
変速線図に基づいて決定されたギヤ段が変速出力よりも小さいと(S104にてYES)、変速出力と同じギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定される(S110)。したがって、6速ギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定される。
その後、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が6速ギヤ段である(S112にてYES)。よって、信号t_sftoutとして設定されるギヤ段が1段小さくされる(S120)。この時点では、5速ギヤ段が信号t_sftoutとして設定される。
その後、信号t_sftoutのガード履歴がオフであるか否かが判定される(S122)。ガード履歴がオフであると(S122にてYES)、車両が加速する状態であるか否かが判定される(S130)。
車両が加速する状態であると(S130にてYES)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるか否かが判定される(S132)。車両が加速しない状態であると(S130にてNO)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かが判定される(S134)。
車速が第1許可車速VON以下である場合(S132にてYES)もしくは第2許可車速VOFF以下である場合(S134にてYES)、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段と同じギヤ段が信号t_sftout_eとして設定される(S136)。この時点では、5速ギヤ段が信号t_sftout_eとして設定される。
その後、再度、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が5速ギヤ段である(S112にてYES)。よって、信号t_sftoutとして設定されるギヤ段が1段小さくされる(S120)。この時点では、4速ギヤ段が信号t_sftoutとして設定される。
ガード履歴がオフであると(S122にてYES)、再度、車両が加速する状態であるか否かが判定される(S130)。車両が加速する状態であると(S130にてYES)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるか否かが判定される(S132)。車両が加速しない状態であると(S130にてNO)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かが判定される(S134)。
図15に示すように車速が第2許可車速VOFFより大きい場合(S134にてNO,S140にてNO)、ガード履歴がオンにされる(S142,S150)。その後、再度、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。図16に示すように車速が第1許可車速VONより大きく(S132にてNO)、第2許可車速VOFF以下である場合(S140にてYES)、ガード履歴がオフのまま、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が4速ギヤ段である(S112にてNO)。
よって、信号t_sftout_eとして設定されたギヤ段が形成される(S114)。この時点では、5速ギヤ段が信号t_sftout_eとして設定されている。したがって、6速ギヤ段から5速ギヤ段へダウンシフトされる。すなわち、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であっても、4速ギヤ段へのダウンシフトは禁止される。
[4速ギヤ段および5速ギヤ段へのダウンシフトが禁止される場合]
変速線図に基づいて決定されたギヤ段が変速出力よりも小さいと(S104にてYES)、変速出力と同じギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定される(S110)。したがって、6速ギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定される。
その後、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が6速ギヤ段である(S112にてYES)。よって、信号t_sftoutとして設定されるギヤ段が1段小さくされる(S120)。この時点では、5速ギヤ段が信号t_sftoutとして設定される。
その後、信号t_sftoutのガード履歴がオフであるか否かが判定される(S122)。ガード履歴がオフであると(S122にてYES)、車両が加速する状態であるか否かが判定される(S130)。
車両が加速する状態であると(S130にてYES)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるか否かが判定される(S132)。車両が加速しない状態であると(S130にてNO)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かが判定される(S134)。
車速が第2許可車速VOFFより大きい場合(S134にてNO,S140にてNO)、ガード履歴がオンにされる(S142,S150)。車速が第1許可車速VONより大きく(S132にてNO)、第2許可車速VOFF以下である場合(S140にてYES)、ガード履歴がオフのまま維持される。また、信号t_sftout_eとして設定されたギヤ段は6速ギヤ段のまま維持される。
その後、再度、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が5速ギヤ段である(S112にてYES)。よって、信号t_sftoutとして設定されるギヤ段が1段小さくされる(S120)。この時点では、4速ギヤ段が信号t_sftoutとして設定される。
ガード履歴がオフであると(S122にてYES)、再度、車両が加速する状態であるか否かが判定される(S130)。車両が加速する状態であると(S130にてYES)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第1許可車速VON以下であるか否かが判定される(S132)。車両が加速しない状態であると(S130にてNO)、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が第2許可車速VOFF以下であるか否かが判定される(S134)。
車速が第2許可車速VOFFより大きい場合(S134にてNO,S140にてNO)、ガード履歴がオンにされる(S142,S150)。車速が第1許可車速VONより大きく(S132にてNO)、第2許可車速VOFF以下である場合(S140にてYES)、ガード履歴がオフのまま維持される。また、信号t_sftout_eとして設定されたギヤ段は6速ギヤ段のまま維持される。
その後、再度、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。また、ガード履歴がオンであると(S122にてNO)、再度、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段よりも小さいか否かが判定される(S112)。この時点では、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であり、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段が4速ギヤ段である(S112にてNO)。
よって、信号t_sftout_eとして設定されたギヤ段が形成される(S114)。この時点では、6速ギヤ段が信号t_sftout_eとして設定されている。したがって、6速ギヤ段が維持される。すなわち、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が4速ギヤ段であっても、4速ギヤ段および5速ギヤ段へのダウンシフトは禁止される。
[車速が第2許可車速VOFFより大きい状態から低下した場合]
前述したように、車速が第2許可車速VOFFより大きい場合(S134にてNO,S140にてNO)、ガード履歴がオンにされる(S142,S150)。その後、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段以上になると(S112にてNO)、信号t_sftout_eとして設定されたギヤ段が形成される(S114)。ここでは、6速ギヤ段が信号t_sftout_eとして設定されており、6速ギヤ段が維持されたと想定する。
その後、図17に示すように、車速が第3許可車速VOFFH以下になると、ガード履歴オフ条件が成立する(S100にてYES)。したがって、ガード履歴がオフにされる(S102)。
その後、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が変速出力よりも小さいと(S104にてYES)、再度、変速出力と同じギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定される(S110)。したがって、6速ギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして再度設定される。
さらにその後、S112、S120〜S134の処理が実行される。この時点では、車速が第2許可車速VOFF以下である(S134にてYES)。よって、6速ギヤ段よりも低いギヤ段が信号t_sftout_eとして設定される(S136)。そのため、前述したように、最終的には、4速ギヤ段もしくは5速ギヤ段にダウンシフトされる。
図18に示すように、車速が第2許可車速VOFF以下に低下した場合において、車速が第3許可車速VOFFHより大きいと、ガード履歴オフ条件が成立しない(S100にてNO)。したがって、ガード履歴がオンのまま維持される。
よって、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が、信号t_sftoutとして設定されたギヤ段以上になるまでS112、S120およびS122が繰り返される。この場合、信号t_sftout_eとして設定されるギヤ段は、S110において設定されるギヤ段のまま維持される。その結果、最終的には、S110において設定されたギヤ段が形成される(S114)。すなわち、6速ギヤ段が維持される。
これにより、車速が第2許可車速VOFFより大きい状態から第2許可車速VOFF以下に低下した場合、第2許可車速VOFFより小さい第3許可車速VOFFH以下に車速が低下するまでダウンシフトが禁止される。
一方、車両が加速する状態であって、かつ図19に示すように車速が第1許可車速VON以下であると、ガード履歴オフ条件が成立する(S100にてYES)。したがって、ガード履歴がオフにされる(S102)。
その後、変速線図に基づいて決定されたギヤ段が変速出力よりも小さいと(S104にてYES)、再度、変速出力と同じギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして設定される(S110)。したがって、6速ギヤ段が、信号t_sftoutおよび信号t_sftout_eとして再度設定される。
さらにその後、S112、S120〜S132の処理が実行される。この時点では、車速が第1許可車速VOFF以下である(S132にてYES)。よって、6速ギヤ段よりも低いギヤ段が信号t_sftout_eとして設定される(S136)。そのため、前述したように、最終的には、4速ギヤ段もしくは5速ギヤ段にダウンシフトされる。すなわち、第3許可車速VOFFH以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止することが解除される。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置によれば、ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が許可車速以下である場合、ダウンシフトが行なわれる。ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が許可車速より大きい場合、ダウンシフトが禁止される。これにより、ダウンシフトを行なうと判定されてから車速が上昇しすぎた場合には、ダウンシフトを禁止することができる。そのため、オートマチックトランスミッションに連結されたエンジンの出力軸回転数が過剰にならないようにすることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
車両を示す概略構成図である。 プラネタリギヤユニットを示す図である。 作動表を示す図である。 油圧回路を示す図である。 ECT_ECUの機能ブロック図である。 変速線図を示す図である。 車両が加速する状態および加速しない状態を判定するために用いられるマップを示す図(その1)である。 車両が加速する状態および加速しない状態を判定するために用いられるマップを示す図(その2)である。 第1許可車速VONおよび第2許可車速VOFFを示す図である。 第3許可車速VOFFHを示す図である。 ECT_ECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャート(その1)である。 ECT_ECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャート(その2)である。 ダウンシフトを行なうと判定された後の車速を示す図(その1)である。 ダウンシフトを行なうと判定された後の車速を示す図(その2)である。 ダウンシフトを行なうと判定された後の車速を示す図(その3)である。 ダウンシフトを行なうと判定された後の車速を示す図(その4)である。 ダウンシフトを行なうと判定された後の車速を示す図(その5)である。 ダウンシフトを行なうと判定された後の車速を示す図(その6)である。 ダウンシフトを行なうと判定された後の車速を示す図(その7)である。
符号の説明
1000 エンジン、2000 オートマチックトランスミッション、3000 プラネタリギヤユニット、3200 トルクコンバータ、3610 B1ブレーキ、3620 B2ブレーキ、3630 C3ブレーキ、3640 C1クラッチ、3650 C2クラッチ、4000 油圧回路、8002 エアフローメータ、8004 シフトレバー、8006 ポジションスイッチ、8008 アクセルペダル、8010 アクセル開度センサ、8012 ブレーキペダル、8014 踏力センサ、8016 電子スロットルバルブ、8018 スロットル開度センサ、8020 エンジン回転数センサ、8022 入力軸回転数センサ、8024 出力軸回転数センサ、8026 油温センサ、8000 ECU、8100 エンジンECU、8200 ECT_ECU、8202 変速判定部、8204 加速判定部、8206 車速判定部、8208 制御部、8211 第1禁止部、8212 第2禁止部、8214 解除部、8300 ROM。

Claims (12)

  1. 車両に搭載された自動変速機の制御装置であって、
    ダウンシフトを行なうか否かを車速に応じて判定するための手段と、
    ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が予め定められたしきい値以下であるか否かを判定するための手段と、
    ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が前記しきい値以下である場合、ダウンシフトを行なうように前記自動変速機を制御するための手段と、
    ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が前記しきい値より大きい場合、ダウンシフトを禁止するための手段とを備える、自動変速機の制御装置。
  2. 前記車両が加速するか否かを判定するための判定手段をさらに備え、
    前記しきい値は、前記車両が加速する場合と加速しない場合とで異なるように設定される、請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
  3. 前記しきい値は、前記車両が加速しない場合よりも加速する場合の方が小さくなるように設定される、請求項2に記載の自動変速機の制御装置。
  4. 前記判定手段は、車速およびスロットル開度に基づいて、前記車両が加速するか否かを判定するための手段を含む、請求項2または3に記載の自動変速機の制御装置。
  5. 車速が前記しきい値よりも大きい状態から前記しきい値以下に低下した場合、前記しきい値よりも小さくなるように設定される許可値以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止するための手段をさらに備える、請求項1〜4のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。
  6. 前記車両が加速する状態であって、かつ車速が前記しきい値以下である場合、前記許可値以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止することを解除するための手段をさらに備える、請求項5に記載の自動変速機の制御装置。
  7. 車両に搭載された自動変速機の制御方法であって、
    ダウンシフトを行なうか否かを車速に応じて判定するステップと、
    ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が予め定められたしきい値以下であるか否かを判定するステップと、
    ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が前記しきい値以下である場合、ダウンシフトを行なうように前記自動変速機を制御するステップと、
    ダウンシフトを行なうと判定された後の車速が前記しきい値より大きい場合、ダウンシフトを禁止するステップとを備える、自動変速機の制御方法。
  8. 前記車両が加速するか否かを判定するステップをさらに備え、
    前記しきい値は、前記車両が加速する場合と加速しない場合とで異なるように設定される、請求項7に記載の自動変速機の制御方法。
  9. 前記しきい値は、前記車両が加速しない場合よりも加速する場合の方が小さくなるように設定される、請求項8に記載の自動変速機の制御方法。
  10. 前記車両が加速するか否かを判定するステップは、車速およびスロットル開度に基づいて、前記車両が加速するか否かを判定するステップを含む、請求項8または9に記載の自動変速機の制御方法。
  11. 車速が前記しきい値よりも大きい状態から前記しきい値以下に低下した場合、前記しきい値よりも小さくなるように設定される許可値以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止するステップをさらに備える、請求項7〜10のいずれかに記載の自動変速機の制御方法。
  12. 前記車両が加速する状態であって、かつ車速が前記しきい値以下である場合、前記許可値以下に車速が低下するまでダウンシフトを禁止することを解除するステップをさらに備える、請求項11に記載の自動変速機の制御方法。
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