JP4150175B2 - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピューター等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記録テープが巻装された単一のリールをケース内に収容してなる記録テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体として使用されている磁気テープを単一のリールに巻装し、そのリールをケース内に収容してなる磁気テープカートリッジが知られている。この磁気テープの先端には、リーダーブロックやリーダーピン、リーダーテープといったリーダー部材が設けられており、そのリーダー部材をドライブ装置側に設けられた引出手段が磁気テープカートリッジから引き出し、それに固着された磁気テープをドライブ装置側の巻取リールに巻装させるようになっている。
【0003】
また、磁気テープカートリッジの下面に穿設された開孔から現出しているリールの下面中央にはリールギアが環状に刻設されており、ドライブ装置側の回転シャフトに設けられた駆動ギアがそのリールギアに噛合することにより、リールが回転駆動するように構成されている。しかして、磁気テープカートリッジのリール及びドライブ装置の巻取リールを同期して回転させることにより、磁気テープにデータを記録したり、磁気テープに記録されたデータの再生ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成の磁気テープカートリッジでは、上記したように、リーダー部材が磁気テープの先端に設けられている。中でもリーダーブロックは、ケースに設けられた磁気テープ引出用の開口を閉塞するように、その開口部分に係止されて外部に露出しているため、ドライブ装置側の引出手段が容易に係合して引き出せる点で大きなメリットがある。
【0005】
しかしながら、その反面、このリーダーブロックのケースへの固定手段は、ケース側壁に設けられた板ばね状の係止壁に、その弾性変形を利用してリーダーブロックの先端を係止させているだけなので、落下時の衝撃や不意の接触によって簡単にリーダーブロックがケースから外れてしまうという問題があった。更に、成形上の寸法誤差による弾性変形のばらつき等により、リーダーブロックがケースから外れやすい製品ができてしまうという問題があった。リーダーブロックがケースから外れやすいと、ドライブ装置に磁気テープカートリッジを装填できないばかりか、磁気テープを傷つけ、データの記録・再生ができないという致命的な欠陥を引き起こしかねない。
【0006】
そこで、本発明は、使用時においてリーダーブロックをケースから容易に引き出せるのは当然ながら、不使用時においてリーダーブロックを確実にケースに固定しておくことができる記録テープカートリッジを得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の記録テープカートリッジは、記録テープを巻装した単一のリールが収容されるケースと、前記記録テープの先端に固着され、ドライブ装置側の引出手段に引き出されるリーダーブロックと、を備えた記録テープカートリッジにおいて、前記ケースが、ドライブ装置に設けられた解除ピンよりも大径とされ、使用時に該解除ピンに押し上げられるロックピンを有し、前記リーダーブロックが、前記ロックピンが挿通される孔部と、該孔部と連通するように側面の一部を切り欠いて形成されたスリットと、を有し、前記スリットが、前記ロックピンの前記孔部への挿通方向上流側から順に、前記ロックピンの直径よりも大きい第1幅と、前記解除ピンの直径より大きく、前記ロックピンの直径より小さい第2幅と、で構成され、前記ロックピンの先端が、不使用時において、前記第1幅と前記第2幅の境界部を超えた位置に配置され、使用時において、前記解除ピンにより前記境界部を超えない位置まで押し上げられることを特徴としている。このような構成にすると、記録テープカートリッジの使用時(ドライブ装置に装填したとき)には、リーダーブロックを引き出すことができるのは当然ながら、記録テープカートリッジの不使用時には、リーダーブロックを確実にケースに固定できるので、落下時の衝撃や不意の接触、あるいは成形上の寸法誤差等があっても、リーダーブロックがケースから外れるような不具合は生じない。
【0008】
また、請求項2に記載の記録テープカートリッジは、請求項1に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記ロックピンが、前記解除ピンによる押し上げ方向と反対方向に付勢されていることを特徴としている。これによれば、リーダーブロックを確実にロックすることができる。また、請求項3に記載の記録テープカートリッジは、請求項1又は請求項2に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記スリットの互いに対向する面に、前記ロックピン及び前記解除ピンを誘導するためのテーパー面又は平面視円弧状の曲面が形成されていることを特徴としている。これによれば、スリットにロックピン及び解除ピンをスムーズに通すことができる。更に、請求項4に記載の記録テープカートリッジは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記ケースが、前記リーダーブロックを引き出すための開口と、前記開口を閉塞可能なシャッター部材を有することを特徴としている。そして、請求項5に記載の記録テープカートリッジは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記ケースが、前記ロックピンを支持するボスを有することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、記録テープカートリッジのドライブ装置への装填方向を前方向とし、それを基準に前後・左右・上下の表現をする。また、記録テープとして磁気テープを採用し、以下、磁気テープカートリッジとして説明をする。
【0010】
図1で示すように、磁気テープカートリッジ10は、合成樹脂製の上ケース20と下ケース30とが、互いにその周壁22、32を超音波溶着等により接合されてなる略矩形箱状に形成され、内部には情報記録再生媒体としての磁気テープ12を巻装した単一のリール50が回動可能に収容されている。すなわち、上ケース20及び下ケース30の内面にはそれぞれ略円筒状となる壁(以下、円筒壁という)34が立設されており、その円筒壁34の内部にリール50が収容されるようになっている。
【0011】
下ケース30の中央には円形状の開孔38が穿設されており、リール50の下面に設けられたリールギア(図示しない)等がその開孔38から現出するようになっている。リール50は、円筒状のリールハブ56と、リールハブ56の下端外周から径方向に張出した下フランジ部54とが合成樹脂により一体成形され、下フランジ部54と同形状の上フランジ部52がリールハブ56の上端に超音波溶着等により接合されて構成されている。そして、リールハブ56に磁気テープ12が巻装されている。
【0012】
また、磁気テープカートリッジ10の右前隅角部における周壁22、32の一部が切り欠かれて開口16、18が形成されている。この開口16、18はリール50に巻装された磁気テープ12を外部に引き出すためのものであり、磁気テープカートリッジ10の不使用時には、磁気テープ12の先端部分に取り付けられたリーダーブロック40がその隅角部に係止されて開口16、18を閉塞するようになっている。
【0013】
すなわち、その隅角部(開口16、18)近傍の上ケース20と下ケース30の内面には、リーダーブロック40の外形状に合致した嵌合壁28が突設され、更にその前側の上ケース20の上面が周壁22と平行に細長く切り欠かれて、板ばね状の係止壁22Aが形成されており、その係止壁22Aの弾性変形を利用して、リーダーブロック40の前面部40Aの先端が係止壁22A先端の突起22B(図2参照)に係止され、上面部40E及び下面部40Fがそれぞれ嵌合壁28に嵌合されて、リーダーブロック40が係止されるようになっている。そして更に、このリーダーブロック40は、後述する固定手段によって固定されるようになっており、不用意な外れが防止されるようになっている。
【0014】
なお、嵌合壁28の内側には内壁58が円筒壁34と一体に突設されており、リーダーブロック40の左側面部40Cが当接するようになっている。また、開口16、18近傍の上ケース20と下ケース30には、リーダーブロック40の先端部に形成された凹部42と平面視でほぼ同形状となる凹部26、36が、その凹部42と対応する位置に形成されており、リーダーブロック40を引き出すドライブ装置側の引出ピン80(図2参照)が容易に挿入できるようになっている。
【0015】
リーダーブロック40は、図3で示すように、平面視略円弧状に屈曲形成された前面部40Aと、ドライブ装置側の巻取リールのリールハブ外周面となる曲面状に形成された後面部40Bと、平面状の左側面部40C及び右側面部40Dと、所定深さの穴部44が設けられて縁状に形成された上面部40E及び下面部40Fとを有する略矩形状のブロックであり、その前面部40Aには、ドライブ装置側の引出ピン80が係合される平面視略U字状の凹部42が形成されている。
【0016】
この凹部42内には、図2で示すように、ドライブ装置側の引出ピン80の形状(下端部80Aが膨出した形状)に合うように、途中に段差部42Aが設けられており、引出ピン80が凹部42に好適に係合されるようになっている。そして、左側面部40Cには平面視略U字状となる凹部46と、平面視略円形状の孔部48が形成されている。
【0017】
凹部46は、磁気テープ12の先端部分をリーダーブロック40に固着するために設けられているものであって、弾性を有する合成樹脂製の固着ピン14が磁気テープ12の先端部分を挟み込みながら凹部46に嵌合されることにより、リーダーブロック40が磁気テープ12の先端に固着されるようになっている。また、孔部48は、上ケース20の上面に垂設された略円柱状のロックピン72を挿通させて、リーダーブロック40を係止固定するために設けられているものであって、固定手段を構成している。
【0018】
すなわち、この固定手段は、図3で示すように、開口16近傍の上ケース20内面に設けられたボス74に支持されるとともにスプリング76で下方に向けて付勢されたロックピン72と、リーダーブロック40に設けられた孔部48と、リーダーブロック40の左側面部40Cの一部を切り欠いてその孔部48と連通させたスリット70とで構成され、更に、この固定を解除する解除手段60が、ドライブ装置側に突設されたボス64に支持されるとともにスプリング66で上方に向けて付勢された略円柱状の解除ピン62と、ロックピン72と対向する部位の下ケース30に穿設された平面視略円形状の小孔68とで構成されている。
【0019】
そして、その解除ピン62はロックピン72よりも径が細く、スリット70は、略上半分と略下半分とではその幅が異なっている。すなわち、上半分のスリット(以下、上スリットという)70Aの幅(第1幅)Mは、ロックピン72が通れるように、そのロックピン72の直径よりも大きく形成され、下半分のスリット(以下、下スリットという)70Bの幅(第2幅)Nは、解除ピン62が通れてロックピン72が通れないように、解除ピン62の直径よりも大きく、かつロックピン72の直径よりも小さく形成されている。
【0020】
したがって、磁気テープカートリッジ10の不使用時において、リーダーブロック40の孔部48にロックピン72を挿通し、そのロックピン72の先端を、正面視で上スリット70Aと下スリット70Bとの境界部70Cよりも下方に位置させることにより、リーダーブロック40が開口16、18から外れないようにできる。つまり、リーダーブロック40は、下スリット70Bが形成されている部位の内壁にロックピン72が干渉することにより、磁気テープカートリッジ10から引き出すことができないようになっている。こうして、落下時の衝撃や不意の接触、あるいは成形上の寸法誤差等によって、リーダーブロック40が開口16、18から外れるのが防止されている。
【0021】
一方、磁気テープカートリッジ10の使用時においては、ドライブ装置のバケット(図示しない)に磁気テープカートリッジ10が装填されると、そのバケットが若干(3mm〜7mm程度)下降することを利用して、ドライブ装置に設けられた解除ピン62を小孔68から進入させるようにしている。そして、その解除ピン62をロックピン72の先端面に当接させ、そのままそのロックピン72の先端を上スリット70Aと下スリット70Bとの境界部70Cよりも上方に位置するまで押し上げることにより、リーダーブロック40を引き出し可能としている。
【0022】
すなわち、ロックピン72は上スリット70Aのみを、解除ピン62は下スリット70Bをそれぞれ通れるようになっていることから、図4で示すように、解除ピン62でロックピン72の先端を上スリット70Aと下スリット70Bとの境界部70C以上まで押し上げることにより、リーダーブロック40を引き出すことが可能となる。しかして、この場合は、スプリング66の付勢力を、スプリング76の付勢力よりも強く構成する必要があるが、スプリング76を設けないで構成することも可能である。
【0023】
すなわち、この場合には、図4で示すように、ロックピン72を自重で落下するようにボス74に嵌合させるとともに、リーダーブロック40の境界部70Cよりも下方側の孔部48に、その径を少し細くするような段差部48Aを設け、その段差部48Aの上面で、自重で落下するロックピン72の下面を受けるようにする。このような構成にしても、リーダーブロック40を係止固定することができるが、スプリング76で付勢していない分、ロックが脆弱になるため、補助的な係止固定となる。
【0024】
なお、ロックピン72が所定以上に落下するのを防止する手段は、段差部48Aに限定されるものではなく、ロックピン72とボス74に、ロックピン72がボス74から外れないようにするためのストッパー(図示しない)を設けるか、又はスプリング76を設ける場合には、そのスプリング76の上端をボス74の内底面に固着し、下端をロックピン72の上面に固着して、その外れを防止するように構成すればよい。何れにしても、スプリング76はロックピン72のボス74からの外れ防止及び確実なロックという観点から設けた方が望ましい。
【0025】
また、解除ピン62とボス64にも同様の外れ防止手段(図示しないストッパー等)が設けられるが、小孔68に解除ピン62を挿通させるのは、ドライブ装置に装填されたときに磁気テープカートリッジ10が3mm〜7mm程度下降することを利用して行っているので、図4(B)で示すように、解除ピン62は、所定の長さに設定されていれば、スプリング66で付勢しないように構成することも可能である。したがって、その場合にはボス64やスプリング66を不要とできるので、低コスト化が図れる。
【0026】
また、磁気テープ12をリール50のリールハブ56に巻き戻した際、ロックピン72及び解除ピン62が、上スリット70A及び下スリット70Bをスムーズに通れるように、上スリット70A及び下スリット70B両側の対向する外面部には誘導用のテーパー面又は平面視略円弧状の曲面を形成するのが好ましい。また、小孔68を設けるのではなく、下ケース30の凹部36を大きく切り欠いて解除ピン62を挿通可能に構成してもよい。
【0027】
以上のような構成の磁気テープカートリッジ10において、次にその作用を説明する。磁気テープカートリッジ10の不使用時には、開口16、18がリーダーブロック40によって閉塞されているが、このとき、リーダーブロック40は固定手段により固定されている。すなわち、スプリング76で付勢されたロックピン72が孔部48に挿通されるとともに、そのロックピン72の先端が、正面視で上スリット70Aと下スリット70Bとの境界部70Cよりも下方に位置している。
【0028】
磁気テープカートリッジ10の使用時には、磁気テープ12の先端に取り付けられているリーダーブロック40の凹部42にドライブ装置側に設けられている引出ピン80が係合するが、このとき、すでに解除ピン62が小孔68より挿通され、ロックピン72の先端を上スリット70Aと下スリット70Bとの境界部70C以上まで押し上げて、リーダーブロック40の固定を解除している(図2、図5参照)。この状態で引出ピン80を移動させることにより、リーダーブロック40を磁気テープカートリッジ10から引き出し、ドライブ装置側の巻取リールに巻装可能とする。
【0029】
一方、磁気テープ12をリール50に巻き戻したときには、磁気テープカートリッジ10の開口16、18を閉塞するように、リーダーブロック40を嵌合壁28及び内壁58部分に嵌め込むとともに、互いに突き当てられているロックピン72と解除ピン62を、リーダーブロック40に形成されている上スリット70A及び下スリット70Bに通し、係止壁22Aの突起22Bによって前面部40Aの先端を係止する。
【0030】
そして、磁気テープカートリッジ10をドライブ装置から取り出す際には、解除ピン62が小孔68より抜き出されるとともに、ロックピン72がスプリング76の付勢力によって下方に向って突出され、その先端が上スリット70Aと下スリット70Bとの境界部70Cよりも下方に位置する。これにより、リーダーブロック40が固定された状態となり、不用意な外れが防止される。
【0031】
なお、このリーダーブロック40は、開口16、18を閉塞するようになっているが、シャッター部材24で開口16、18を閉塞するようにしてもよい。すなわち、図6で示すように、磁気テープカートリッジ10内に係止固定するリーダーブロック90としてもよい。この場合のリーダーブロック90は、後端部に設けられたサブブロック94が磁気テープ12を挟み込みながらメインブロック92に嵌合されることにより、磁気テープ12の先端に固着されるようになっている。
【0032】
そして、先端に向って一体的に延設された上面部及び下面部間に、係合ロッド96が垂直に架設され、磁気テープカートリッジ10をドライブ装置に装填したときには、その係合ロッド96にドライブ装置側の引出爪100が係合して磁気テープカートリッジ10内からリーダーブロック90が引き出されるように構成されている。このようなリーダーブロック90でも上記したような固定手段を設けることが可能であり、したがって、その説明は同符号を付けて省略するが、本発明は、このようにリーダーブロックの形状等に特に限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、記録テープカートリッジの不使用時において、リーダーブロックを確実にケースに固定できるので、落下時の衝撃や不意の接触、あるいは成形時に寸法誤差等があってもリーダーブロックがケースから外れるような不具合は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気テープカートリッジを斜め上方から見た概略分解斜視図
【図2】磁気テープカートリッジに係止されているリーダーブロックとドライブ装置側の引出ピンを示す概略斜視図
【図3】(A)リーダーブロックの平面図
(B)リーダーブロックとドライブ装置側の解除ピンの概略正面図
【図4】(A)リーダーブロックの平面図
(B)リーダーブロックとドライブ装置側の解除ピンの概略正面図
【図5】リーダーブロックに係合されたロックピンを解除ピンによって解除する工程を示す説明図
【図6】別実施例のリーダーブロックとドライブ装置側の引出爪を示す概略斜視図
【符号の説明】
10 磁気テープカートリッジ
12 磁気テープ
40 リーダーブロック
48 孔部(ロック部)
60 解除手段
62 解除ピン
68 小孔
70 スリット
70A 上スリット
70B 下スリット
70C 境界部
72 ロックピン(ロック部材)

Claims (5)

  1. 記録テープを巻装した単一のリールが収容されるケースと、
    前記記録テープの先端に固着され、ドライブ装置側の引出手段に引き出されるリーダーブロックと、を備えた記録テープカートリッジにおいて、
    前記ケースが、ドライブ装置に設けられた解除ピンよりも大径とされ、使用時に該解除ピンに押し上げられるロックピンを有し、
    前記リーダーブロックが、前記ロックピンが挿通される孔部と、該孔部と連通するように側面の一部を切り欠いて形成されたスリットと、を有し、
    前記スリットが、前記ロックピンの前記孔部への挿通方向上流側から順に、前記ロックピンの直径よりも大きい第1幅と、前記解除ピンの直径より大きく、前記ロックピンの直径より小さい第2幅と、で構成され、
    前記ロックピンの先端が、不使用時において、前記第1幅と前記第2幅の境界部を超えた位置に配置され、使用時において、前記解除ピンにより前記境界部を超えない位置まで押し上げられることを特徴とする記録テープカートリッジ。
  2. 前記ロックピンが、前記解除ピンによる押し上げ方向と反対方向に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の記録テープカートリッジ。
  3. 前記スリットの互いに対向する面に、前記ロックピン及び前記解除ピンを誘導するためのテーパー面又は平面視円弧状の曲面が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録テープカートリッジ。
  4. 前記ケースが、前記リーダーブロックを引き出すための開口と、前記開口を閉塞可能なシャッター部材を有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
  5. 前記ケースが、前記ロックピンを支持するボスを有することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
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