JPH11306718A

JPH11306718A - 磁気テープカセット

Info

Publication number: JPH11306718A
Application number: JP10460998A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Ogasaka; 義弘小賀坂
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1998-04-15
Filing date: 1998-04-15
Publication date: 1999-11-05

Abstract

(57)【要約】【課題】スライダを係止する弾性ロック片に確実な付勢
力を付与しスライダを確実に係止する。【解決手段】磁気テープを巻回した一対の巻取ハブを収
容し、蓋合わせ状に結合されたカセットケースを形成す
る上ハーフおよび下ハーフと、カセットケース前方側の
ガイド挿入部および下ハーフ底面のリール軸挿入孔を開
放する開位置と、閉塞する閉位置との間を、該下ハーフ
の外側下面に沿って摺動可能に装着されたスライダと、
前記下ハーフ底面に沿って片支持に該下ハーフ底面に形
成され、その自由端の頭部が前記スライダ底面に設けら
れた係合孔に嵌入して、該スライダを前記開位置と閉位
置において係止する弾性ロック片と、を備えた磁気テー
プカセットにおいて、前記弾性ロック片の固定端側に一
端を固定され、他端が該弾性ロック片に沿って自由端側
まで延在し、該弾性ロック片の頭部をスライダ側に付勢
する線材を設けたことにより前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカセッ
トに係り、特に、スライダを一定の位置に係止する弾性
ロック片の付勢部材の改良を図った磁気テープカセット
に関する。

【０００２】

【従来の技術】周知のように、ＤＤＳやＤＡＴ等の磁気
テープカセットは、長尺の磁気テープのそれぞれの端部
を固定した上で、この磁気テープを巻回した一対の巻取
ハブあるいは巻取リールを、この２つのハブの間に張架
された部分の磁気テープのみを露出するよう、蓋合わせ
状に結合される上ハーフおよび下ハーフによって形成さ
れるカセットケース内に収容している。この磁気テープ
は、高密度の記録が行われることから、磁気テープに指
が触れたり埃が付着するのを防ぐために、カセット保管
時等においては磁気テープをカセットケース内にできる
だけ密封する必要がある。また一方では、カセット使用
時においては、カセットケース内にリール軸の挿入孔や
録音・再生時にガイド類を挿入するための空間が必要で
ある。

【０００３】そこで、カセットケース前方側のガイド挿
入部および下ハーフ底面のリール軸挿入孔を開閉可能に
該下ハーフの底面に沿って自在に摺動するスライダが該
下ハーフの外側下面に装着されている。そのスライダ
は、カセット保管時等においては、例えばねじりコイル
ばね等の付勢手段により前記ガイド挿入部およびリール
軸挿入孔を閉じる閉位置に付勢されている。

【０００４】また、このスライダを、前記ガイド挿入部
等を開放する開位置と、閉塞する閉位置とにおいて係止
するために、前記下ハーフ底面に弾性ロック片が設けら
れている。従来は、図６に示すように、弾性ロック片９
０は、下ハーフ本体９1 の長孔９１ａ内に延設され、下
ハーフ９１より薄肉でかつ先端にはスライダ９２の底面
の浅溝９２ａに穿設された係合孔９２ｂ、９２ｃに嵌合
する頭部９０ａが設けられていた。また、この弾性ロッ
ク片９０の下ハーフ９１に連続する部分には、幅方向に
溝状の肉盗み部９１ｂが凹設されていることで、弾性ロ
ック片９０にケース外方向、すなわちスライダ９２方向
へ付勢力が与えられるように構成されていた。

【０００５】しかし、このように下ハーフ９１と一体に
成形された弾性ロック片９０の弾性を利用した付勢力の
みでは、スライダ係止の係合・解除という開閉力にばら
つきが出てしまう虞れがある。さらに、高温や経時変化
等により、弾性ロック片９０がクリープ変形を起こして
付勢力がなくなってしまい、スライダ９２が摺動しなく
なってしまう虞れもあった。

【０００６】そこで、弾性ロック片に付勢力を加える付
勢手段を設けたものが知られるようになった。例えば、
図７に示すように、弾性ロック片９４は、下ハーフ９５
の底面９５ａに沿って片支持に形成され、その自由端の
頭部９４ａがスライダ９６に設けられた係合孔９６ａ、
９６ｂの１つ９６ａに嵌入して該スライダ９６を係止す
る。さらに、この係止を確実にするために、該弾性ロッ
ク片９４の自由端頭部９４ａを前記スライダ９６の係合
孔９６ａ側に付勢する手段として圧縮コイルばね９７が
該自由端頭部９４ａと上ハーフ９８の内壁９８ａとの間
に設けられている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような圧縮コイルばねを用いたものでは、一つには組
み付けの際、困難な問題がある。すなわち、組み付けは
自動機によっておこなわれるのであるが、圧縮コイルば
ねを弾性ロック片自由端頭部に設けられたボスに上から
嵌め込んで、次のステーションに移動する際、振動がか
かったりして圧縮コイルばねが外れてしまうという問題
がある。また、組み付け後においても、動作した際、圧
縮コイルばねが斜めに倒れたり、さらには外れてしまう
という虞れもあった。このような場合、スライダがスム
ーズに摺動することができず、スライダが開かなかった
り、開いてもすぐもどってしまう等の致命的な欠陥とな
る。

【０００８】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、弾性ロック片に確実な付勢力を付与し、
スライダを確実に係止、開放しスライダをスムーズに摺
動させることのできる磁気テープカセットを提供するこ
とを課題とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は第１の態様として、磁気テープを巻回した
一対の巻取ハブを収容し、蓋合わせ状に結合されたカセ
ットケースを形成する上ハーフおよび下ハーフと、カセ
ットケース前方側のガイド挿入部および下ハーフ底面の
リール軸挿入孔を開放する開位置と、閉塞する閉位置と
の間を、該下ハーフの外側下面に沿って摺動可能に装着
されたスライダと、前記下ハーフ底面に沿って片支持に
該下ハーフ底面に形成され、その自由端の頭部が前記ス
ライダ底面に設けられた係合孔に嵌入して、該スライダ
を前記開位置と閉位置において係止する弾性ロック片
と、を備えた磁気テープカセットであって、前記弾性ロ
ック片の固定端側に一端を固定され、他端が該弾性ロッ
ク片に沿って自由端側まで延在し、該弾性ロック片の頭
部をスライダ側に付勢する線材を設けたことを特徴とす
る磁気テープカセットを提供する。

【００１０】また、同様に前記課題を解決するために本
発明は、第２の態様として、磁気テープを巻回した一対
の巻取ハブを収容し、蓋合わせ状に結合されたカセット
ケースを形成する上ハーフおよび下ハーフと、カセット
ケース前方側のガイド挿入部および下ハーフ底面のリー
ル軸挿入孔を開放する開位置と、閉塞する閉位置との間
を、該下ハーフの外側下面に沿って摺動可能に装着され
たスライダと、前記下ハーフ底面に沿って片支持に該下
ハーフ底面に形成され、その自由端の頭部が前記スライ
ダ底面に設けられた係合孔に嵌入して、該スライダを前
記開位置と閉位置において係止する弾性ロック片と、を
備えた磁気テープカセットであって、前記下ハーフ底面
の前記弾性ロック片の自由端側近傍に、一端が固定さ
れ、他端が前記弾性ロック片の頭部を前記スライダ側に
付勢する板材を設けたことを特徴とする磁気テープカセ
ットを提供する。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気テープカセッ
トについて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳
細に説明する。

【００１２】図１は、本発明に係る磁気テープカセット
の概略構成を示す斜視分解図である。磁気テープカセッ
トは、蓋合わせ状に結合されカセットのケース（カセッ
ト本体）となる筐体を構成する上ハーフ１０と下ハーフ
１２および下ハーフ１２の外側下部に前後方向摺動可能
に装着されるスライダ１４とから主に構成される。

【００１３】上ハーフ１０と下ハーフ１２とで構成され
るカセットのケース内には、一対の巻取ハブ１６、１６
に巻回され張架された磁気テープ１８が収容される。カ
セット非使用時において、巻取ハブ１６が回転して磁気
テープ１８がたるまないように、上ハーフ１０にはブレ
ーキ部材２０がもうけられている。ブレーキ部材２０
は、２つの制動片２０ａ，２０ａを有し、この制動片２
０ａが巻取ハブ１６に設けられた歯車１６ａと係合する
ことによって巻取ハブ１６の回転を禁止するようになっ
ている。カセット非使用時においては、ブレーキ部材２
０は、前記制動片２０ａが前記歯車１６ａに係合するよ
うに、ねじりコイルばねを用いたブレーキばね２２によ
って付勢されている。ブレーキばね２２は、上ハーフ１
０内側に設けられたリブ１０ａに取り付けられている。
また、上ハーフ１０には、カセット非使用時において、
一対の巻取ハブ１６、１６間に張架された磁気テープ１
８の部分を保護するため上ハーフ１０前面に前蓋２４が
設けられている。

【００１４】下ハーフ１２は、長方形状の底面１２ａ
に、カセット使用時においてカセットケース内にリール
軸を挿入するためのリール軸挿入孔１２ｂ，１２ｂを有
し、底面１２ａの左右両端から前方に伸びる張出部１２
ｃ，１２ｃを有する構成となっている。左右の張出部１
２ｃ，１２ｃには、前記一対の巻取ハブ１６、１６の間
に張架された部分の磁気テープ１８をケース前面にガイ
ド（案内）するための円柱状のテープガイド１２ｄ，１
２ｄが底面１２ａに垂直に立設されている。この左右の
張出部１２ｃ，１２ｃの間の空間は、当該磁気テープカ
セットが装填されるデッキ（記録再生装置）側にもうけ
られている、いわゆるテープローディング装置が進入す
るための空間である。

【００１５】スライダ１４は、下ハーフ１２の底面１２
ａに下側から接してカセット前後方向に摺動するが、前
方の閉位置に位置するときは、前記下ハーフ１２の左右
の張出部１２ｃ、１２ｃの間の空間およびリール軸挿入
孔１２ｂをスライダ１４の底面１４ａにより防塵のため
塞ぐようになっている。また、スライダ１４が後方の開
位置に位置するときは、前記左右の張出部１２ｃ，１２
ｃの間の空間を解放するとともに、スライダ１４の底面
１４ａに設けられた２つの孔１４ｂ，１４ｂが前記リー
ル軸挿入孔１２ｂ，１２ｂと一致するようになってい
る。

【００１６】スライダ１４は、カセットがデッキに装着
されたときには、デッキ内の装置の働きにより自動的に
係止が解除され、図示しない該装置の部材により、開位
置に位置される。また、スライダ１４は、カセット非使
用時には、ねじりコイルばねを用いたスライダばね２６
により付勢され、閉位置に位置される。スライダばね２
６は、下ハーフ１２に設けられたリブ１２ｅに取り付け
られる。スライダ１４の前面側には、このスライダばね
２６を引っかけ、付勢力を受けるためのばね受けリブ１
４ｃが、立設されている。

【００１７】また、下ハーフ１２の底面１２ａには、後
で詳しく述べるようにスライダ１４を係止するための弾
性ロック片１２ｆ，１２ｆが設けられている。スライダ
１４の底面１４ａには、弾性ロック片１２ｆの自由端頭
部が嵌入し、スライダ１４を開位置に係止するための係
止孔１４ｄ，１４ｄと、閉位置に係止するための係止孔
１４ｅ、１４ｅが設けられている。本発明は、この弾性
ロック片１２ｆの自由端頭部をスライダ１４側に付勢す
る付勢手段の改良を図ったものである。

【００１８】図２は、本発明の第１実施形態に係る弾性
ロック片１２ｆの付勢手段を示す下ハーフ１２の平面図
である。図に示すように、下ハーフ１２の底面１２ａの
左右前方に前後方向に細長く延在して設けられた台形状
の長孔１２ｇ、１２ｇ内に、片支持状に下ハーフ底面１
２ａに沿って張り出した弾性ロック片１２ｆ、１２ｆが
設けられている。そして、弾性ロック片１２ｆをスライ
ダ１４側へ付勢する手段として線材（線ばね）２８が、
その一方の端部２８ａを弾性ロック片１２ｆの固定端側
に固着され弾性ロック片１２ｆに沿って設けられてい
る。

【００１９】弾性ロック片１２ｆおよびその付勢手段で
ある線材２８を、拡大して模式的に図３に示す。図３
（ａ）に示すように、下ハーフ底面１２ａには長孔１２
ｇが設けられており、その一方の側から、片支持状に弾
性ロック片１２ｆが張り出している。但し、ここでは分
かり易くするため、長孔１２ｇは誇張して実際より大き
く描かれている。弾性ロック片１２ｆの自由端頭部下方
にはスライダ１４の係止孔１４ｄ、１４ｅと係合し、ス
ライダ１４を開位置および閉位置に係止するための突起
１２ｈが設けられている。また、弾性ロック片１２ｆの
上面には線材２８を受け入れるための溝１２ｉが穿かれ
ている。弾性ロック片１２ｆの固定端側の下ハーフ底面
１２ａには、線材２８の端部２８ａを受け入れるための
孔１２ｊが設けられ、弾性ロック片１２ｆの端部２８ａ
は、前記孔１２ｊに嵌め込むようにＬ字状に折れ曲がっ
ている。また、孔１２ｊの近傍には溝１２ｉの両端に、
後に線材２８を超音波溶着で固定するための樹脂の突起
１２ｋが形成されている。

【００２０】線材２８を弾性ロック片１２ｆに取り付け
た状態を図３（ｂ）に示す。線材２８は端部２８ａを孔
１２ｊに差し込み、他端２８ｂを弾性ロック片１２ｆの
自由端側に向けて前記溝１２ｉに沿って取り付けられ
る。そして、超音波溶着により樹脂の突起１２ｋを溶か
して線材２８を完全に固定する。このとき、樹脂の突起
１２ｋは、接着性が高くかつ相溶性のある樹脂を用いて
形成してもよいし、下ハーフ１２と同じ材料で、単に下
ハーフ１２の底面１２ａを盛り上げて作ってもよい。

【００２１】このように本実施形態では、樹脂から成る
弾性ロック片１２ｆの部分が上に反ってきた場合にも上
から線材２８が押さえているため、弾性ロック片１２ｆ
の係止力が弱まることはない。また、このとき線材２８
の端部２８ａの折り曲げ角度によって、線材２８が弾性
ロック片１２ｆを付勢する付勢力を変えることができ
る。すなわち、線材２８を水平ではなく、より下を向く
ようにしておけば、弾性ロック片１２ｆの係止力がより
強くなる。

【００２２】次に、本発明の第２実施形態について説明
する。図４に、本発明の第２実施形態に係る弾性ロック
片の付勢手段を備えた下ハーフ１２の平面図を示す。ま
た、図５（ａ）に、弾性ロック片周辺の拡大図を示し、
図５（ａ）のｂ−ｂ線に沿った断面図を図５（ｂ）に示
す。

【００２３】これらの図に示すように、第２実施形態で
は、弾性ロック片１２ｆの付勢手段として、弾性ロック
片１２ｆの自由端側の下ハーフ底面１２ａに板ばね３０
を設けている。この板ばね３０は、その形状は特に限定
はされず、弾性ロック片１２ｆの自由端頭部を上から付
勢するものであればよい。あるいは、少なくとも弾性ロ
ック片１２ｆが上に反ってきたときに下に押し返して、
係止力の減少を防止できるものであればよい。

【００２４】また、板ばね３０の取り付けは、例えば、
下ハーフ１２の底面１２ａにボス１２ｓを設ける一方、
板ばね３０に孔を設けておき、板ばね３０をボス１２ｓ
の上に落として、上から圧着したり、融着あるいは超音
波溶着して固定するようにすればよい。

【００２５】このようにこれらの実施形態によれば、弾
性ロックばねの付勢手段を溶着等により固定するように
しているため、組み付けの際、あるいは動作時において
も付勢手段が外れたりすることはなく、スライダを確実
に係止することができる。また、組み付けも容易であ
り、かつコスト的にも安く済む。

【００２６】以上、本発明の磁気テープカセットについ
て詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんで
ある。

【００２７】

【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、弾
性ロック片のスライダに対する係止力の減少を防止する
ことができ、スライダを確実に係止することができるた
め、スライダの安定した動作を保証することが可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係る磁気テープカセッ
トの概略を示す斜視分解図である。

【図２】本発明の第１実施形態の弾性ロック片付勢手
段を含む下ハーフを示す平面図である。

【図３】（ａ）は、第１実施形態の弾性ロック片およ
びその付勢手段を模式的に示す斜視図であり、（ｂ）
は、（ａ）の付勢手段を弾性ロック片に取り付けた様子
を示す斜視図である。

【図４】本発明の第２実施形態の弾性ロック片付勢手
段を含む下ハーフを示す平面図である。

【図５】（ａ）は、第２実施形態の弾性ロック片およ
びその付勢手段を示す平面図であり、（ｂ）は、（ａ）
のｂ−ｂ線に沿った断面図である。

【図６】従来の弾性ロック片の一例を示す断面図であ
る。

【図７】同じく従来の弾性ロック片の他の例を示す断
面図である。

【符号の説明】

１０上ハーフ１２下ハーフ１２ａ（下ハーフの）底面１２ｆ弾性ロック片１４スライダ１６巻取ハブ１８磁気テープ２０ブレーキ部材２２ブレーキばね２４前蓋２６スライダばね２８（弾性ロック片付勢手段としての）線材３０（弾性ロック片付勢手段としての）板ばね

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】磁気テープを巻回した一対の巻取ハブを収
容し、蓋合わせ状に結合されたカセットケースを形成す
る上ハーフおよび下ハーフと、カセットケース前方側のガイド挿入部および下ハーフ底
面のリール軸挿入孔を開放する開位置と、閉塞する閉位
置との間を、該下ハーフの外側下面に沿って摺動可能に
装着されたスライダと、前記下ハーフ底面に沿って片支持に該下ハーフ底面に形
成され、その自由端の頭部が前記スライダ底面に設けら
れた係合孔に嵌入して、該スライダを前記開位置と閉位
置において係止する弾性ロック片と、を備えた磁気テー
プカセットであって、前記弾性ロック片の固定端側に一端を固定され、他端が
該弾性ロック片に沿って自由端側まで延在し、該弾性ロ
ック片の頭部をスライダ側に付勢する線材を設けたこと
を特徴とする磁気テープカセット。
【請求項２】磁気テープを巻回した一対の巻取ハブを収
容し、蓋合わせ状に結合されたカセットケースを形成す
る上ハーフおよび下ハーフと、カセットケース前方側のガイド挿入部および下ハーフ底
面のリール軸挿入孔を開放する開位置と、閉塞する閉位
置との間を、該下ハーフの外側下面に沿って摺動可能に
装着されたスライダと、前記下ハーフ底面に沿って片支持に該下ハーフ底面に形
成され、その自由端の頭部が前記スライダ底面に設けら
れた係合孔に嵌入して、該スライダを前記開位置と閉位
置において係止する弾性ロック片と、を備えた磁気テー
プカセットであって、前記下ハーフ底面の前記弾性ロック片の自由端側近傍
に、一端が固定され、他端が前記弾性ロック片の頭部を
前記スライダ側に付勢する板材を設けたことを特徴とす
る磁気テープカセット。