JP4147358B2 - ワーク把持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワーク把持装置の改良に関するものであって、主としてボールマウント装置におけるBGA(ボールグリッドアレー)パッケージなどのワークの把持装置を主眼に開発されたものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、ボールマウント装置の高速化に伴い、ワークを搬送する速度も高速となり、ワークのピックアンドプレイスにおいてワークの確実な把持が必要となっていた。しかし、従来のワーク把持装置は、ワークを爪で把持していただけで上下方向には固定されておらず、サイクルスピードを上げると、移動開始時や停止時にワークが左右の爪とワークのクリアランス分移動し、ワーク上の半田ボールのずれの原因となっていた。
【0003】
又、ワークの幅方向の寸法にバラツキ(0〜0.3ミリメートル、ワーク実測値)があった場合には、ワーク把持部材が開く途中で、ワークが一方のワーク把持部材の爪から脱落してしまい、ワークを不安定な姿勢で落下させてしまうことがあった。そのため、ワークが一方の把持部材の爪の上に残り、不安定な姿勢で落下しないようにするため、ガイドを設ける必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ワーク把持装置のワーク把持部材の爪に板ばねを取り付けることにより、ワーク把持部材でクランプした際には、板ばねがたわんでワークを下方へと押さえる把持力を与え、ワーク把持部材を開いた際には、板ばねが従来のガイドの機能となって、ワークが不安定な姿勢で落下してしまうことを防止できるワーク把持装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、先端にワークを支持する水平な爪を相対向するよう形成した左右の把持部材をワークを把持可能なるよう可動自在に設けてなるワーク把持装置において、板ばねを、上部で把持部材に固定し、下部は把持動作時のワークからの負荷によりたわむように設置し、板ばねの弾性と把持部材の爪とによりワークを把持することを特徴とするワーク把持装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施例と共に実施の形態について説明する。図1は、本発明が利用されるボールマウント装置の全体を示す説明図である。図示の実施例では、ボールマウント装置はBGA半田ボールマウント装置である。
【0007】
該BGA半田ボールマウント装置は、ワークとなるBGAパッケージ13にフラックスを転写するためのフラックス供給部1と、BGAパッケージ13に半田ボールをマウントするボールマウント部2と、ボールマウントが正しく行われたかをCCDカメラにて検査するマウント検査部3と、BGAパッケージ13をフラックス供給部1からボールマウント部2、マウント検査部3へと搬送する搬送装置4と、検査終了後BGAパッケージ13を搬出する搬出部5とよりなる。
【0008】
BGAパッケージ13は、図示されていない搬入装置により搬送装置4のコンベヤ(図示されていない)上に供給される。コンベヤはBGAパッケージ13をフラックス供給部1へと搬送する。フラックスを転写後、BGAパッケージ13をボールマウント部2へと搬送する。
【0009】
ボールマウントが終了すると、BGAパッケージ13はマウント検査部3へ送られる。マウント検査部3では、CCDカメラでマウントが正しく行われたかを判断する。検査終了後、搬出部5によりBGAパッケージ13を搬出する。以上が、BGA半田ボールマウント装置の概要である。
【0010】
上記BGA半田ボールマウント装置の搬出部5に本発明が利用されるワーク把持装置8が現れる。搬出部5は、ワーク把持装置8と、そのY軸駆動機構とによりなる。図1の実施例では、Y軸駆動機構に、搬出モータ6と搬出ガイド7が設けられている。搬出ガイド7には、BGAパッケージ13のワーク把持装置8が、ピック地点(マウント検査部3)からプレイス地点まで往復移動可能なよう装着されている。
【0011】
ワーク把持装置8は、左右で一組の把持部材9と、図示されていないクランプ機構とによりなる。把持部材9は、図3に示されるように左右が対称のもので、水平な爪12を有する把持片10と把持片10の取付部材16と板ばね11とクランプ機構への連結部17を有する。
【0012】
把持片10は、下方先端にBGAパッケージ13を支持する水平な爪12を内側に向かって形成している。この水平な爪12は、左右の把持部材9の把持片10において相対向する位置関係を有する。
【0013】
尚、図3に示されるように、把持片10には、把持片10の中央下方で板ばね11が把持動作の負荷によりたわむ位置に、板ばね11の逃げのための切欠部15が形成されている。
【0014】
板ばね11は、無負荷状態で把持部材9の爪12の先端とほぼ同位置に先端が位置するよう上部で把持部材9の把持片10に固定ビス14にて固定され、下部は把持動作の時のワークとなるBGAパッケージ13からの負荷によりたわむように設置されている。板ばね11の弾性と把持部材9の爪12とによりBGAパッケージ13を把持するものである。
【0015】
把持片10は、ボルト18により取付部材16に取り付けられている。図2に示されるように本実施例においては、一方側の取付部材16に4個の把持片10が設けられており、図示されていないが他方側にも対向する位置に4個の把持片10が設けられている。
【0016】
把持片10が取付部材16に取り付けられる位置は、BGAパッケージ13の長さに対応したものである。本実施例においては、把持片10は、図2中左側3個の把持片10に対応する長さのBGAパッケージ13、図2中右側3個の把持片10に対応する長さのBGAパッケージ13、図2中全て(4個)の把持片10に対応する長さのBGAパッケージ13が把持可能である。
【0017】
左右の把持部材9は、BGAパッケージ13を把持可能なように、連結部17により図示されていないクランプ装置に取り付けられている。このクランプ装置により左右の把持部材9が内側に向かって移動することによりBGAパッケージ13を把持し、左右の把持部材9が外側に向かって移動することによりBGAパッケージ13の把持を開放する。
【0018】
第4図に示されるように、ワーク把持装置8がBGAパッケージ13をクランプする時には、板ばね11がたわみ、板ばね11の弾性力でBGAパッケージ13を両側から把持する。同時に板ばね11によりBGAパッケージ13は下方へ付勢され、爪12とで固定される。即ち、板ばね11がBGAパッケージ13を把持することにより、BGAパッケージ13に対して垂直方向下方に押さえる把持力となり、BGAパッケージ13を下方へと付勢し、爪12との間で固定するものである。
【0019】
第5図に示されるように、ワーク把持装置8がBGAパッケージ13のクランプを解除すると、板ばね11は、たわみを戻し、垂直な状態となり、従来のワークは把持装置のプレイス時のガイドの機能を果たすものである。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、如上のように構成されるため、以下のような効果を発揮する。第1に、先端にワークを支持する水平な爪を相対向するよう形成した左右の把持部材を設けてなる把持装置に、板ばねを設置するという簡単な構成で、ワークを水平な爪に対して押さえるよう付勢して保持するので、ワークを確実に保持でき、ボールの位置ずれなく高速ハンドリングができるワーク把持装置となった。その結果、ワークをを安定して高速搬送することが可能となった。
【0021】
第2に、ワーク把持装置に板ばねを設置することにより、ワークを開放する際にも、板ばねが従来のガイド機能を果たすことになり、ワークが不安定な姿勢で落下することのないワーク把持装置となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボールマウント装置の全体を示す説明図
【図2】把持部材の内側を示す説明図
【図3】把持部材とワークの関係を示す説明断面図
【図4】ワーククランプ時のワーク把持装置の説明断面図
【図5】ワークプレイス時のワーク把持装置の説明断面図
【符号の説明】
1......フラックス供給部
2......ボールマウント部
3......マウント検査部
4......搬送装置
5......搬出部
6......搬出モータ
7......搬出ガイド
8......ワーク把持装置
9......把持部材
10.....把持片
11.....板ばね
12.....爪
13.....BGAパッケージ
14.....固定ビス
15.....切欠部
16.....取付部材
17.....連結部
18.....ボルト

Claims (1)

  1. 先端にワークを支持する水平な爪を相対向するよう形成した左右の把持部材をワークを把持可能なるよう可動自在に設けてなるワーク把持装置において、板ばねを、上部で把持部材に固定し、下部は把持動作時のワークからの負荷によりたわむように設置し、板ばねの弾性と把持部材の爪とによりワークを把持することを特徴とするワーク把持装置。
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