JP3814550B2 - 基板固定用クリップの取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、プリント基板にメッキ処理を施す場合などに好適な基板固定用クリップの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板に銅メッキ等を施す場合、プリント基板を基板固定用クリップで基板搬送用治具に固定し、基板搬送用治具の上端部をメッキ槽の上方に設置されたレールに沿って移動させることにより、基板をメッキ槽内のメッキ液に浸漬してメッキ処理をするのが一般的である。
【0003】
基板固定用クリップは弾性変形可能であり、この基板固定用クリップを弾性変形させて基板搬送用治具に取り付け、そのときに発生する基板固定用クリップの弾性復元力で薄板を基板搬送用治具側に押圧することによって、基板を搬送用治具に固定するようになっている。
【0004】
従来、基板固定用クリップの基板搬送用治具に対する取り付けは、作業員が手作業によって行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、基板を基板搬送用治具に確実に固定できるようにするため、基板固定用クリップの弾性復元力が相当大きくなるように設定されており、基板固定用クリップを弾性変形させるための力も相当大きくなることから、従来のように手作業で基板固定用クリップを弾性変形させて基板搬送用治具に取り付ける方法では、作業員にかかる負担が大きくなり、作業能率が低下すると共に、基板固定用クリップの取り付け状態にばら付きが発生し、場合によっては取り付け状態が不確実になると言う問題があった。
【0006】
基板固定用クリップの取り付け状態が不確実になると、基板にメッキ処理をする場合に、基板固定用クリップが基板搬送用治具から外れて、メッキ内に落下するおそれがある。そして、基板固定用クリップがメッキ内に落下した場合には、メッキ処理装置が全体的に停止してしまうこともある。
【0007】
本発明の目的は、このような問題点を解決するためになされたものであり、基板固定用クリップを基板搬送用治具に確実に取り付けることができると共に、取り付け作業の効率を上げることが可能な基板固定用クリップの取付装置を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は基板固定用クリップの取付装置であり、上記技術的課題を解決するため、以下のように構成されている。
【0009】
すなわち、基板搬送用治具に仮止めされている基板を、基板固定用クリップを用いて前記基板搬送用治具に固定するべく、前記基板固定用クリップを前記基板搬送用治具に取り付ける取付装置であって、前記基板搬送用治具は前記基板を保持する枠部と、前記枠部に設けられた係止部とを有し、前記係止部は前記枠部の内周側に形成された第1係止部と、前記枠部の外周側に形成された第2係止部とによって構成され、前記基板固定用クリップは、弾性変形可能であると共に、前記基板固定用クリップ本体が所定の形状に弾性変形したときに前記係止部に係止可能な被係止部と、前記基板固定用クリップ本体の弾性復元力によって所定の方向に付勢される付勢部とを有し、前記被係止部は、前記第1係止部に係止可能な第1被係止部と、前記第2係止部に係止可能な第2被係止部とによって構成され、前記第1被係止部と前記第2被係止部は弾性変形可能な連結部で連結され、
前記取付装置本体は前記基板搬送用治具を支持する支持手段と、前記支持手段上の前記基板搬送用治具に仮止めされている前記基板固定用クリップを、前記基板搬送用治具側に押圧する押圧手段とを備え、前記押圧手段は、前記第1被係止部が前記第1係止部に係止されて前記基板搬送用治具に仮止めされた前記基板固定用クリップの前記連結部を、前記基板搬送用治具側に押圧可能に構成され、前記第1被係止部が前記第1係止部に係止されて前記基板固定用クリップが前記基板搬送用治具に仮止めされ、前記仮止めされた前記基板固定用クリップの前記連結部が、前記押圧手段で押圧されて弾性変形することにより、前記第2被係止部が前記第2係止部に係止されて、前記基板固定用クリップが前記基板搬送装置の枠部に取り付けられ、前記取り付けられた基板固定用クリップの前記付勢部が、前記連結部の弾性復元力によって前記基板側に付勢され、この付勢力によって前記基板が前記基板搬送用治具側に押圧されて固定されることを特徴とする。
【0010】
上記押圧手段は、エアシリンダと、このエアシリンダのピストンに取り付けられ基板固定用クリップに当接する当接部とで構成できる。
【0011】
この発明によれば、基板搬送用治具に仮止めされた基板固定用クリップが、押圧手段によって押圧されて基板搬送用治具に自動的に取り付けられるので、基板固定用クリップを常に同一条件で取り付けができ、これにより、基板固定用クリップをばら付きなく確実に取り付けることができる。
【0013】
前記第1係止部及び第2係止部はこれらを突起状とし、第1被係止部及び第2被係止部を凹状とすることができるが、これらは互いの凹凸の関係を反対に設定することもできる。また、基板固定用クリップは、その片端部に第1被係止部と付勢部とを形成し、他端部に第2被係止部を形成できる。
【0014】
上記の発明では、従来の基板固定用クリップと基板搬送用治具とを使用することができる。
【0015】
また、本発明では、前記支持手段は前記枠部の両側を支持するべく一対のテーブルを有し、前記一対のテーブルが相対的に接近又は離間する方向に移動自在とすることが可能である。
【0016】
このようにすれば、基板の大きさが異なる場合にも、移動テーブルを移動させることによって簡単に対応することができる。
【0017】
また、この場合は、前記押圧手段は、前記基板搬送用治具の両側にそれぞれ一列に並べられて複数配置され、前記一列に並べられた前記押圧手段同士は互いに接近又は離間する方向に移動自在とすることができる。
【0018】
この場合は、基板及び基板搬送用治具によって基板固定用クリップの取り付け位置が異なる場合にも、押圧手段を移動させることによって簡単に対応できる。
【0019】
また、本発明では、前記基板搬送用治具の両側に配置された前記押圧手段は互いに接近又は離間する方向に移動自在とすることが可能である。
【0020】
このようにすれば、基板の大きさが異なる場合にも、押圧手段を移動させることにより簡単に対応できる。
【0021】
また、前記押圧手段における前記基板固定用クリップとの当接部は、前記枠部とほぼ平行に延びる断面円弧状の曲面とすることが好ましい。
【0022】
このようにすれば、基板固定用クリップが当接部によって押圧されている途中で弾性変形しても、当接部がこれに追従して最後まで押圧できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る基板固定用クリップの取付装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】
図1に示すように、本発明の基板固定用クリップの取付装置1は、基板搬送用治具11に仮止めされている基板10を、基板固定用クリップ12を用いて基板搬送用治具11に固定するべく、基板固定用クリップ12を基板搬送用治具11に取り付けるものである。なお、図示の基板固定用クリップ12は、通常レールクリップと呼ばれているので、以下の説明ではレールクリップとする。
【0025】
基板搬送用治具11は、基板10に銅メッキなどを施すために搬送する際に使用するものである。すなわち、この基板搬送用治具11に基板10を固定し、基板搬送用治具11の上端部をメッキ槽(図示せず)の上方に設置されたレールに沿って移動させることにより、基板10をメッキ槽内のメッキ液に浸漬させてメッキ処理を施すことができる。
【0026】
基板10は、通常四角形である。また、基板搬送用治具11は、図2に示すように、基板10をその内部に保持可能な大きさを有する4角形の枠部13を有している。この枠部13は、板部材が折り曲げられたものであり、その断面形状が略T字状になっている。
【0027】
そして、枠部13の長辺部分13aは、その先端部分が朝顔状に開かれており、内側に凹部14が形成されている。この凹部14は枠部13の内周側に形成されており、その中に基板10の端部を挿入することにより、基板10を保持するようになっている。なお、枠部13の枠の大きさは、基板10に合わせて調整できるようになっている。
【0028】
この枠部13には、レールクリップ12を係止するための係止手段として、いずれも突起状の第1係止部15及び第2係止手段16が設けられている。第1係止部15は、凹部14における一方の側板部の先端に形成されている。また、第2係止部16は、枠部13の短辺部分13bにおける一方の先端部に形成されている。
【0029】
レールクリップ12は、図3に示すように、弾性を有する板部材が折り曲げられて形成されている。このレールクリップ12は、基板搬送用治具11における枠部13の第1係止部15(図2)に係止可能な凹状の第1被係止部17と、枠部13の第2係止部16に係止可能な凹状の第2被係止部18と、これらの第1被係止部17及び第2被係止部18を連結する弾性変形可能な連結部19と、この連結部19の弾性復元力によって基板10側に付勢される付勢部20とを有している。付勢部20の付勢力によって基板10が基板搬送用治具11側に押圧される。
【0030】
付勢部20と連結部19とは、互いに鋭角に折り曲げられており、その間に上述の第1係止部17が形成されている。また、連結部19の付勢部20との反対側に、連結部19に対して略直角に折り曲げられた波形部21が形成されている。この波形部21の一部に略くの字状の第2被係止部18が形成されている。
【0031】
図1に示すように、取付装置1は、基板搬送用治具11を支持する支持手段としての固定テーブル25及び移動テーブル26と、基板搬送用治具11の所定の位置に仮止めされたレールクリップ12を基板搬送用治具11に取り付けるべく、レールクリップ12を基板搬送用治具11側に押圧する押圧手段27とを備えている。
【0032】
固定テーブル25及び移動テーブル26は、それぞれ反対向きの略逆L字状に形成されると共に、上面が平坦に形成されている。そして、これらの固定テーブル25及び移動テーブル26の上面に、基板搬送用治具11の枠部13を載置することにより、基板搬送用治具11を安定よく支持できるようになっている。
【0033】
更に、移動テーブル26は、その下端部に車輪29が取り付けられており、移動手段(図示せず)により、固定テーブル25に対して接近又は離間する方向に移動自在になっている。なお、図1中の符号30は固定テーブル25に取り付けられたガイドロッド、31はガイドロッド30にスライド自在に嵌入されたスライド部材である。
【0034】
これらの固定テーブル25及び移動テーブル26の上面には、枠部13に対して接近又は離間する方向にスライド自在なプッシャ46,46が取り付けられている。これらのプッシャ46,46で枠部13の上下を内側に向けて押圧することにより、基板搬送用治具11を固定できる。
【0035】
上述の押圧手段27は、固定テーブル25及び移動テーブル26の側方に、それぞれ複数設置されている。これらの押圧手段27は、固定テーブル25及び移動テーブル26を横切るレール32に移動自在に取り付けられた箱状の移動部33と、この移動部33内に収容されたエアシリンダ34と、このエアシリンダ34のピストン34aに取り付けられたヘッド部35と、このヘッド部35の先端に取り付けられた長尺な板部材36と、この板部材36の下側に取り付けられた当接部37とを有している。固定テーブル25側に設置された押圧手段27のヘッド部35には、保護カバー38が取り付けられている。
【0036】
上述の当接部37は、図4に示すように、半円柱状であり、レールクリップ12との当接面37aが断面略円弧状の曲面となっている。この当接部37は、基板搬送用治具11における枠部13上に仮止めされた複数のレールクリップ12を、一度に押圧することが可能な長さを有している。板部材36も当接部37と同一長さである。すなわち、1個の当接部37及び板部材36に、複数のヘッド部35が取り付けられている。
【0037】
図5は、この取付装置1の全体斜視図である。上述した固定テーブル25、移動テーブル26及び押圧手段27は、全てベース部材39上に設置されている。
【0038】
なお、図5中の符号40はベース部材39を支持する架台、41は各部を制御する制御部、42は操作部、43はエアシリンダ34に供給される空気圧などを表示する表示部、44は正面及び上面を除いた3側面を包囲する透明カバー、45は透明カバー44の正面側から異物が侵入するのを検出するセンサーである。図5においては、押圧手段27の殆どの部分が他の部品の陰になっているため、その一部分のみが図示されている。
【0039】
この取付装置1によって、基板搬送用治具11にレールクリップ12を取り付ける場合には、図6に示すように、先ず固定テーブル25及び移動テーブル26上に、基板搬送用治具11を載置する。このときには、押圧手段27を各テーブル25,26から離しておき、基板搬送用治具11及び基板10を出し入れする際に邪魔にならないようにしておく。
【0040】
次に、基板搬送用治具11の枠部13における両側部分を広げて基板10を挿入できるようにする。そして、基板搬送用治具11の枠部13の上下をプッシャ46,46によって押圧することにより固定する。
【0041】
次に、基板10を基板搬送用治具11の枠部13内に供給し、枠部13の両側部分を内側に寄せて、枠部13の内周側に形成されている凹部14,14を基板10に嵌め込む。これによって、基板10が基板搬送用治具11に仮止めされる。なお、基板10の供給は、人手によって行うことができるが、吸着装置を有する自動供給装置(図示せず)によって自動的に行うこともできる。
【0042】
次に、図7に示すように、基板搬送用治具11における枠部13の所定のクリップ取り付け位置に、次のようにしてレールクリップ12を仮止めする。すなわち、レールクリップ12の第1被係止部17を基板搬送用治具11の枠部13における第1係止部15に係止させ、レールクリップ12の連結部19及び波形部21を枠部13に被せるようにして載置する。
【0043】
そうすると、レールクリップ12の波形部21が基板搬送用治具11の枠部13における短辺部分13bの途中に掛止され、第2被係止部18が短辺部分13bの下端にある第2係止部16より少し上側に配置されて仮止めされる。
【0044】
レールクリップ12を仮止めした後、図8に示すように、基板搬送用治具11の両側に配置されている押圧手段27,27を互いに接近する方向に移動させて、その当接部37,37をレールクリップ12の直上に配置する。
【0045】
そして、全ての押圧手段27,27の油圧シリンダ34,34を同時に作動させて、当接部37,37を降下させる。これにより、図9に示すように、当接部分37の当接面37aがレールクリップ12の連結部19に当接して枠部13側に押圧する。
【0046】
すると、図10に示すように、レールクリップ12の第1被係止部18が第1被係止部17を支点として降下すると同時に、連結部19が弾性変形し、第2被係止部18が基板搬送用治具11の第2係止部16に係止される。これによって、レールクリップ12の取り付けが完了する。
【0047】
このとき、レールクリップ12の付勢部20が連結部19の弾性復元力で基板10側に付勢され、この付勢力によって基板10が枠部13側に強く押圧される。これにより、基板10が基板搬送用治具11に強固に固定され、基板搬送用治具11の搬送中に基板10が不用意に外れるのを防止できる。
【0048】
レールクリップ12の取り付けが終了した後、図11に示すように、押圧手段27,27・・・を固定テーブル25及び移動テーブル26から離間する方向に移動させると共に、エヤーシリンダ34のピストン34aを引き込み、当接部37を降下させる。これによって、基板10及び基板搬送用治具11の上方が開けるので、基板10及び基板搬送用治具11を簡単に搬出することができる。
【0049】
この基板搬送用治具11の搬出は人手によって行うことができるが、例えば搬送用治具11の上方に設けられたフック部(図示せず)を利用して、搬出装置によって自動的に行うこともできる。
【0050】
このように、本発明の基板固定用クリップの取付装置1によれば、基板搬送用治具11に仮止めされたレールクリップ12が、押圧手段27,27・・・によって押圧されることにより自動的に取り付けられるので、常に同一条件でレールクリップ12を取り付けることができる。従って、レールクリップ12の取り付け状態にばら付きが発生するのを防止して、確実に取り付けることができる。
【0051】
そのため、基板10に銅メッキを施す場合に、基板搬送用治具11をメッキ処理槽(図示せず)の上方にあるレールに沿って移動させている途中で、レールクリップ12が外れてメッキ槽内に落下するのを防止でき、これにより、メッキ処理装置全体が停止するなどのトラブルが発生するのを防止できる。
【0052】
また、複数の押圧手段27,27・・・に取り付けられた当接部37が、基板搬送用治具11の片側に仮止めされた全てのレールクリップ12,12・・・に当接できる長さを有しているので、全てのレールクリップ12,12・・・を同時に取り付けることができる。従って、人的労力を減少できると共に、レールクリップ12の取付時間を短縮して作業効率を大幅に上げることができる。
【0053】
また、移動テーブル26が固定テーブル25に対して接近又は離間する方向に移動自在であるので、基板10及び搬送用治具11の大きさが異なる場合にも、移動テーブル26を移動させることによって簡単に対応することができる。
【0054】
更に、各押圧手段27が、互いに接近又は離間する方向に移動自在であるので、基板の大きさなどによってレールクリップ12の取り付け位置が異なる場合でも、押圧手段27を移動させることにより簡単に対応できる。
【0055】
また、押圧手段27の当接部37における当接面37aは、基板搬送用治具11の枠部13とほぼ平行に延びる断面円弧状の曲面になっているので、レールクリップ12が押圧されている途中で弾性変形したときに、当接面37aがこれに追従して最後まで押圧でき、これによりレールクリップ12を枠部13に確実に取り付けることができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基板搬送用治具に仮止めされた基板固定用クリップを、押圧手段によって押圧することにより取り付けるので、常に同一条件でばら付きなく取り付けることができる。
【0057】
従って、基板固定用クリップを基板搬送装置に確実に取り付けることができ、基板搬送用治具の移動中に固定用クリックが脱落するのを防止できる。また、人的労力を減少して作業能率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板固定用クリップの取付装置を示す正面図である。
【図2】本発明に係る基板搬送用治具の枠部の一部を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る基板固定用クリップを示す斜視図である。
【図4】本発明に係る押圧手段の当接部を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る基板固定用クリップの取付装置を示す全体斜視図である。
【図6】本発明に係る基板固定用クリップの取付装置の作用を説明する正面図である。
【図7】本発明に係る基板固定用クリップを基板搬送用治具に仮止めした状態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る基板固定用クリップの取付装置の作用を説明する正面図である。
【図9】本発明に係る基板固定用クリップの取付装置の当接部によって基板固定用クリップが押圧されている状態を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る基板固定用クリップの取り付け状態を示す斜視図である。
【図11】本発明に係る基板固定用クリップの取付装置の押圧手段の待機状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 基板固定用クリップの取付装置
10 基板
11 基板搬送用治具
12 基板固定用クリップ
13 枠部
15 第1係止部
16 第2係止部
17 第1被係止部
18 第2被係止部
19 連結部
20 付勢部
25 固定テーブル
26 移動テーブル
27 押圧手段
37 当接部
37a 当接面

Claims (5)

  1. 基板搬送用治具に仮止めされている基板を、基板固定用クリップを用いて前記基板搬送用治具に固定するべく、前記基板固定用クリップを前記基板搬送用治具に取り付ける取付装置であって、
    前記基板搬送用治具は前記基板を保持する枠部と、前記枠部に設けられた係止部とを有し、前記係止部は前記枠部の内周側に形成された第1係止部と、前記枠部の外周側に形成された第2係止部とによって構成され、
    前記基板固定用クリップは、弾性変形可能であると共に、前記基板固定用クリップ本体が所定の形状に弾性変形したときに前記係止部に係止可能な被係止部と、前記基板固定用クリップ本体の弾性復元力によって所定の方向に付勢される付勢部とを有し、前記被係止部は、前記第1係止部に係止可能な第1被係止部と、前記第2係止部に係止可能な第2被係止部とによって構成され、前記第1被係止部と前記第2被係止部は弾性変形可能な連結部で連結され、
    前記取付装置本体は前記基板搬送用治具を支持する支持手段と、前記支持手段上の前記基板搬送用治具に仮止めされている前記基板固定用クリップを、前記基板搬送用治具側に押圧する押圧手段とを備え、
    前記押圧手段は、前記第1被係止部が前記第1係止部に係止されて前記基板搬送用治具に仮止めされた前記基板固定用クリップの前記連結部を、前記基板搬送用治具側に押圧可能に構成され、
    前記第1被係止部が前記第1係止部に係止されて前記基板固定用クリップが前記基板搬送用治具に仮止めされ、前記仮止めされた前記基板固定用クリップの前記連結部が、前記押圧手段で押圧されて弾性変形することにより、前記第2被係止部が前記第2係止部に係止されて、前記基板固定用クリップが前記基板搬送装置の枠部に取り付けられ、前記取り付けられた基板固定用クリップの前記付勢部が、前記連結部の弾性復元力によって前記基板側に付勢され、この付勢力によって前記基板が前記基板搬送用治具側に押圧されて固定されることを特徴とする基板固定用クリップの取付装置。
  2. 前記支持手段は前記枠部の両側を支持するべく一対のテーブルを有し、前記一対のテーブルが相対的に接近又は離間する方向に移動自在であることを特徴とする請求項1に記載の基板固定用クリップの取付装置。
  3. 前記押圧手段は、前記基板搬送用治具の両側にそれぞれ一列に並べられて複数配置され、前記一列に並べられた前記押圧手段同士は互いに接近又は離間する方向に移動自在であることを特徴とする請求項2に記載の基板固定用クリップの取付装置。
  4. 前記基板搬送用治具の両側に配置された前記押圧手段は互いに接近又は離間する方向に移動自在であることを特徴とする請求項3に記載の基板固定用クリップの取付装置。
  5. 前記押圧手段における前記基板固定用クリップとの当接部分は、前記枠部とほぼ平行に延びる断面円弧状の曲面であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の基板固定用クリップの取付装置。
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