JP4145425B2 - 自動二輪車におけるラジエータのフィラーネック取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体フレームに揺動可能に支承されるパワーユニットの側方にラジエータが支持される自動二輪車において、特に、ラジエータに給水するためのフィラーネックの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
車体フレームに揺動可能に支承されるパワーユニットの側方にラジエータが支持された自動二輪車が、たとえば実公昭62−45993号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、パワーユニットの側方に支持されたラジエータから上方に延びる給水管の上端がシートの下方で車体フレームに支持されており、パワーユニットとともにラジエータが上下に揺動するので、車体フレームおよびラジエータの相対位置変化を吸収するように前記給水管の配管構造を構成しなければならず、配管構造が複雑となる。またラジエータにフィラーネックを直接取付ける構成のものもあるが、車体フレームおよびパワーユニット間の狭いスペースに配置しなければならないので、フィラーネックを比較的低い位置に設定せざるを得ず、ラジエータへの給水時にラジエータや配管からのエアー抜きが不充分となり、ラジエータ等の給水が不充分となる可能性がある。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、複雑な配管構造を設定することを不要としつつ、ラジエータ等への充分な給水を可能とした自動二輪車におけるラジエータのフィラーネック取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、シリンダヘッドがクランクケースの前側に突出する水冷式のエンジンを含むパワーユニットが、車体フレームに揺動可能に支承され、後輪が前記パワーユニットの後部に軸支され、ラジエータが前記パワーユニットのクランクケース側方に支持される自動二輪車において、前記ラジエータの上部に、前記ラジエータ中央より後側で給水口が設けられ、この給水口に一端を接続されて車体左右方向に延びる可撓性の給水管路の他端が、シリンダヘッドからの冷却水を導くべくシリンダヘッドに前端を接続されて前記パワーユニットの上側を前後方向に延びる可撓性の冷却水管路の後端部に、フィラーネックを介して接続され、前記フィラーネックは、車体側面視で前記ラジエータの後上方に位置するようにして、パワーユニットとともに揺動する被取付部材に着脱可能に取付けられ、前記ラジエータの給水時に、前記被取付部材から取り外した前記フィラーネックが、給水管路及び冷却水管路を上方に延ばしつつ持ち上げ可能であることを特徴とする。
【0006】
このような構成によれば、フィラーネックがパワーユニットとともに揺動する被取付部材に取付けられるので、車体フレームおよびラジエータの相対位置変化を吸収するような配管構造を構成する必要がなく、配管構造を単純化することができる。しかもラジエータの給水口に接続されて車体左右方向に延びる可撓性の給水管路と、シリンダヘッドからの冷却水を導くべくパワーユニットの上側を前後方向に延びる可撓性の冷却水管路とに共に接続されるフィラーネックが、前記被取付部材に着脱可能に取付けられるので、被取付部材から取外したフィラーネックを、給水管路を上方に延ばしつつ比較的高い位置に持上げることが可能であり、その状態でフィラーネックからラジエータに給水することにより、ラジエータの給水口との間のヘッド差を比較的大きくしてラジエータからのエアー抜きを充分に行なうようにし、ラジエータ等に充分な給水を行なうことが可能となり、またラジエータがエンジンと同等もしくは低い位置に配置されていても、フィラーネックからの給水により、配管中にエア溜まりが生じ難くなり、給水が容易となる。
【0007】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記被取付部材は、前記ラジエータと共に揺動するようにして前記パワーユニットに取り付けられるリヤフェンダーであり、前記フィラーネックは、前記リヤフェンダー上に固定されることを特徴とする。
【0008】
また請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明の構成に加えて、前記フィラーネックは、前記リヤフェンダーの前部に取り付けられることを特徴とする。
【0009】
また請求項4記載の発明は、上記請求項2記載の発明の構成に加えて、前記フィラーネックは、車体平面視で前記リヤフェンダーの車幅方向略中央に配置されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図6は本発明の一実施例を示すもので、図1はスクータ型の自動二輪車の全体側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線矢視図、図5は車体フレームを省略した状態での図2の5矢視図、図6はフィラーネックを取外した状態での図4に対応した側面図である。
【0012】
先ず図1および図2において、操向ハンドル11により操舵される前輪Wfとスイング式のパワーユニットPにより駆動される後輪Wrとを備えたスクータ型の自動二輪車Vの車体フレームFは、フロントフレーム12、センターフレーム13およびリヤフレーム14に3分割される。フロントフレーム12は、ヘッドパイプ121 、ダウンチューブ122 およびステップフロア支持部123 を一体に備えたアルミ合金の鋳造品から構成される。パワーユニットPがピボット15を介して上下揺動自在に支持されるセンターフレーム13はアルミ合金の鋳造品から構成され、前記フロントフレーム12の後端に結合される。パワーユニットPの後上方に延びるリヤフレーム14は環状のパイプ材から構成され、その上面に燃料タンク16が支持される。センターフレーム13の上面にはヘルメットケース17が支持されており、シート18を一体に有するカバー19によってヘルメットケース17および燃料タンク16が開閉自在に覆われる。
【0013】
パワーユニットPは、シリンダを車体前方に向けて配置した水冷式の単気筒4サイクルエンジンEと、エンジンEの左側面から車体後方に延びるベルト式無段変速機Tとを一体に結合して成り、ベルト式無段変速機Tの後部上面がリヤクッション20を介してセンターフレーム13の後端に結合される。ベルト式無段変速機Tの上面にはエアクリーナ21が支持され、ベルト式無段変速機Tの右側面にはマフラー22が支持され、エンジンEの下面には起立・倒伏可能なメインスタンド23が支持される。
【0014】
図3および図4において、エンジンEは、クランクシャフト31に沿って鉛直方向に延びる割り面30により分割された第1エンジンブロック32および第2エンジンブロック33を備えており、第1エンジンブロック32はシリンダブロック321 およびクランクケース半部322 を構成し、第2エンジンブロック33はクランクケースの他の半部を構成する。第1エンジンブロック32の前端にはシリンダヘッド34が結合され、シリンダヘッド34の前端にはヘッドカバー35が結合される。第1および第2エンジンブロック32,33の右側面には発電機カバー36が結合される。
【0015】
ベルト式無段変速機Tは、相互に結合される右側ケーシング37および左側ケーシング38を備えており、右側ケーシング37の前部右側面が、第1および第2エンジンブロック32,33の左側面に結合される。また右側ケーシング37の後部右側面には減速機ケーシング39が結合される。
【0016】
第1エンジンブロック32が備えるシリンダ41の内部に摺動自在に嵌合するピストン42は、コネクティングロッド43を介してクランクシャフト31に連接される。シリンダヘッド34にはカムシャフト44が回転自在に支持されており、シリンダヘッド34に設けられた吸気バルブおよび排気バルブ(図示せず)が前記カムシャフト44によって開閉駆動される。第1エンジンブロック32に設けられたチェーン通路40内にはタイミングチェーン45が収納され、該タイミングチェーン45が、クランクシャフト31に設けられた駆動スプロケット46とカムシャフト44に設けられた従動スプロケット47とに巻き掛けられる。これによりカムシャフト44は、クランクシャフト31の2回転につき1回転する。
【0017】
右側ケーシング37および左側ケーシング38の内部に突出するクランクシャフト31の左端には駆動プーリ54が設けられる。該駆動プーリ54は、クランクシャフト31に固定された固定側プーリ半体55と、固定側プーリ半体55に対して接近・離間可能な可動側プーリ半体56とを備えており、可動側プーリ半体56はクランクシャフト31の回転数の増加に応じて半径方向外側に移動する遠心ウエイト57によって、固定側プーリ半体55に接近する方向に付勢される。
【0018】
右側ケーシング37の後部および減速機ケーシング39間に支持された出力軸58に設けられた従動プーリ59は、出力軸58に相対回転可能に支持された固定側プーリ半体60と、固定側プーリ半体60に対して接近・離間可能な可動側プーリ半体61とを備えており、可動側プーリ半体61はスプリング62で固定側プーリ半体60に向けて付勢される。また固定側プーリ半体60と出力軸58との間に発進用クラッチ63が設けられる。そして駆動プーリ54および従動プーリ59間に無端状のVベルト64が巻き掛けられる。
【0019】
右側ケーシング37および減速機ケーシング39間には前記出力軸58と平行な中間軸65および車軸66が支持されており、出力軸58、中間軸65および車軸66間に減速ギヤ列67が設けられる。そして減速機ケーシング39を貫通して右側に突出する車軸66の右端に後輪Wrが設けられる。
【0020】
而して、クランクシャフト31の回転動力は駆動プーリ54に伝達され、該駆動プーリ54からVベルト64、従動プーリ59、発進用クラッチ63および減速ギヤ列67を介して後輪Wrに伝達される。
【0021】
エンジンEの低速回転時には、駆動プーリ54の遠心ウエイト57に作用する遠心力が小さいため、従動プーリ59のスプリング62によって固定側プーリ半体60および可動側プーリ半体61間の溝幅が減少し、変速比はLOWになっている。この状態からクランクシャフト31の回転数が増加すると、遠心ウエイト57に作用する遠心力が増加して駆動プーリ54の固定側プーリ半体55および可動側プーリ半体56間の溝幅が減少し、それに伴って従動プーリ59の固定側プーリ半体60および可動側プーリ半体61間の溝幅が増加するため、変速比はLOWからTOPに向かって無段で変化する。
【0022】
クランクシャフト31の右側に設けられた交流発電機68は発電機カバー36により覆われており、その発電機カバー36の右側にラジエータ69が設けられる。このラジエータ69に冷却風を供給すべく、クランクシャフト31の右端に固定された冷却ファン70が交流発電機68およびラジエータ69間に配置される。冷却ファン70およびラジエータ69は、発電機カバー36に締結される合成樹脂製のカバー80で覆われ、該カバー80の外側面には外部から空気を導入するためのルーバー81が設けられる。
【0023】
内部にサーモスタット71を収納したサーモスタットケース72がシリンダヘッド34の右側面に結合されており、カムシャフト44の右端に設けられた冷却水ポンプ73がシリンダヘッド34およびサーモスタットケース72によって囲まれた空間に収納される。
【0024】
図5を併せて参照して、ラジエータ69の前下部とサーモスタットケース72とが冷却水管路74で接続され、サーモスタットケース72と第1エンジンブロック32とが冷却水管路75で接続される。
【0025】
また後輪Wrを上方から覆う被取付部材としてのリヤフェンダー76における前部には、取付板76a(図4参照)が設けられており、この取付板76aがパワーユニットPにおけるエンジンEの第2エンジンブロック32に締結される。すなわちリヤフェンダー76は、ラジエータ69とともに揺動するようにしてパワーユニットPに取付けられる。
【0026】
図6をさらに併せて参照して、前記リヤフェンダー76には、ラジエータ69の後上部に設けられた給水口69aに、ゴムホース等の可撓性を有する給水管路79を介して接続されるフィラーネック77が着脱可能に締結される。すなわちフィラーネック77に設けられた取付板部77aがボルト82でリヤフェンダー76上に着脱可能に締結され、フィラーネック77の上端開口部は、キャップ83で開閉可能に閉塞される。またフィラーネック77には、冷却水を溢流させるオーバーフロー管77bが設けられ、このオーバーフロー管77bは、図示しないリザーバタンクに接続される。
【0027】
またフィラーネック77と、シリンダヘッド34とがゴムホース等の可撓性を有する冷却水管路78で接続される。
【0028】
エンジンEの暖機運転が完了した状態では、カムシャフト44により駆動される冷却水ポンプ73から排出された冷却水は、サーモスタットケース72および冷却水管路75を経て第1エンジンブロック32およびシリンダヘッド34内のウオータジャケットに供給され、そこを通過する間にエンジンEを冷却した後に冷却水管路78、フィラーネック77および給水管路79を経てラジエータ69に供給される。そしてラジエータ69を通過する間に温度低下した冷却水は、冷却水管路74およびサーモスタット71を経て前記冷却水ポンプ73に戻される。一方、エンジンEが暖機運転中であって冷却水温度が低いときにはサーモスタット71が作動し、冷却水はラジエータ69を通過することなくエンジンEの内部を循環して速やかに温度上昇する。
【0029】
次にこの実施例の作用について説明すると、パワーユニットPに支持されるラジエータ69に給水するためのフィラーネック77が、パワーユニットPとともに揺動するリヤフェンダー76に取付けられるので、フィラーネック77およびラジエータ69間に、車体フレームFおよびラジエータ69の相対位置変化を吸収するような配管構造を構成する必要がなく、配管構造を単純化することができる。
【0030】
またラジエータ69の給水口69aに接続されて車体左右方向に延びる可撓性の給水管路と、シリンダヘッドからの冷却水を導くべくパワーユニットの上側を前後方向に延びる可撓性の冷却水管路とに共に接続されるフィラーネック77が、リヤフェンダー76に着脱可能に取付けられるので、図6で示すようにリヤフェンダー76から取外したフィラーネック77を、給水管路79を上方に延ばしつつ比較的高い位置に持上げることが可能であり、その状態でフィラーネック77からラジエータ69に給水することにより、ラジエータ69の給水口69aとの間のヘッド差を比較的大きくしてラジエータ69からのエアー抜きを充分に行なうようにし、ラジエータ69等に充分な給水を行なうことが可能となり、またラジエータ69がエンジンEと同等もしくは低い位置に配置されていても、フィラーネック77からの給水により、配管中にエア溜まりが生じ難くなり、給水が容易となる。
【0031】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、車体フレームおよびラジエータの相対位置変化を吸収するような配管構造を構成する必要がなく、配管構造を単純化することができ、しかも被取付部材から取外したフィラーネックを、給水管路を上方に延ばしつつ比較的高い位置に持上げることが可能であり、ラジエータの給水口との間のヘッド差を比較的大きくしてラジエータからのエアー抜きを充分に行なうようにし、ラジエータ等に充分な給水を行なうことが可能となり、またラジエータがエンジンと同等もしくは低い位置に配置されていても、フィラーネックからの給水により、配管中にエア溜まりが生じ難くなり、給水が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スクータ型の自動二輪車の全体側面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 図2の3−3線断面図である。
【図4】 図3の4−4線矢視図である。
【図5】 車体フレームを省略した状態での図2の5矢視図である。
【図6】 フィラーネックを取外した状態での図4に対応した側面図である。
【符号の説明】
34・・・シリンダヘッド
69・・・ラジエータ
69a・・・給水口
76・・・被取付部材(リヤフェンダー)
78・・・冷却水管路
79・・・給水管路
77・・・フィラーネック
E・・・エンジン
F・・・車体フレーム
P・・・パワーユニット
Wr・・・後輪
Claims (4)
- シリンダヘッド(34)がクランクケースの前側に突出する水冷式のエンジン(E)を含むパワーユニット(P)が、車体フレーム(F)に揺動可能に支承され、後輪(Wr)が前記パワーユニット(P)の後部に軸支され、ラジエータ(69)が前記パワーユニット(P)のクランクケース側方に支持される自動二輪車において、
前記ラジエータ(69)の上部に、前記ラジエータ(69)中央より後側で給水口(69a)が設けられ、この給水口(69a)に一端を接続されて車体左右方向に延びる可撓性の給水管路(79)の他端が、シリンダヘッド(34)からの冷却水を導くべくシリンダヘッド(34)に前端を接続されて前記パワーユニット(P)の上側を前後方向に延びる可撓性の冷却水管路(78)の後端部に、フィラーネック(77)を介して接続され、前記フィラーネック(77)は、車体側面視で前記ラジエータ(69)の後上方に位置するようにして、パワーユニット(P)とともに揺動する被取付部材(76)に着脱可能に取付けられ、前記ラジエータ(69)の給水時に、前記被取付部材(76)から取り外した前記フィラーネック(77)が、給水管路(79)及び冷却水管路(78)を上方に延ばしつつ持ち上げ可能であることを特徴とする自動二輪車におけるラジエータのフィラーネック取付構造。 - 前記被取付部材(76)は、前記ラジエータ(69)と共に揺動するようにして前記パワーユニット(P)に取り付けられるリヤフェンダー(76)であり、前記フィラーネック(77)は、前記リヤフェンダー(76)上に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の自動二輪車におけるラジエータのフィラーネック取付構造。
- 前記フィラーネック(77)は、前記リヤフェンダー(76)の前部に取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載の自動二輪車におけるラジエータのフィラーネック取付構造。
- 前記フィラーネック(77)は、車体平面視で前記リヤフェンダー(76)の車幅方向略中央に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の自動二輪車におけるラジエータのフィラーネック取付構造。
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