JPH0783053A - 水冷エンジン用冷却水パイプの保護装置 - Google Patents

水冷エンジン用冷却水パイプの保護装置

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Publication number
JPH0783053A
JPH0783053A JP23308093A JP23308093A JPH0783053A JP H0783053 A JPH0783053 A JP H0783053A JP 23308093 A JP23308093 A JP 23308093A JP 23308093 A JP23308093 A JP 23308093A JP H0783053 A JPH0783053 A JP H0783053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
engine
water pipe
cooling
radiator
Prior art date
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Pending
Application number
JP23308093A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Nakamura
栄一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP23308093A priority Critical patent/JPH0783053A/ja
Publication of JPH0783053A publication Critical patent/JPH0783053A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数および組立て工程数の増加がなく、取
付位置の位置決めが不要な水冷エンジン用冷却水パイプ
の保護装置を提供するにある。 【構成】車体フレーム11に搭載された水冷エンジン1
2と、このエンジン12の前方に設けられたラジエータ
13との間に設けた冷却水循環系16に、上記エンジン
12側部に設けたウォーターポンプにより冷却水を強制
的に循環させるようにした自動二輪車において、上記エ
ンジン12の冷却水出口と上記ラジエータ13との間を
接続する複数の冷却水パイプ17,19cは、それらの
端部を弾性体の接続ホース20dにより接続され、この
接続ホース20dの一端20xを上記冷却水パイプ19
c上に延長したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水冷エンジン用冷却水パ
イプの保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水冷エンジンを搭載した自動二輪車に
は、走行風が当たりやすい車体前部にラジエータが設け
られ、エンジン側部に設けられたウォーターポンプによ
って冷却水がラジエータとエンジンとの間に設けられた
冷却水循環系に強制循環されるようになっている。
【0003】このような冷却水循環系において、図7に
示すようにエンジン1の冷却ジャケット出口からラジエ
ータ2のコンダクション部3に至る例えば金属製の冷却
水パイプ4,5は、途中にゴム等の弾性体で成形された
接続ホース6,7を用いて接続されており、車体フレー
ム8とカウリング9との間に収められるように配管され
ているものが多い。
【0004】そして、冷却水パイプ5が車体フレーム8
などの車体の一部と干渉する虞がある場合、車体の振動
により冷却水パイプ5が車体フレーム8に当たって損傷
する虞があるため、図8にも示すように、冷却水パイプ
5の要部にゴム等の弾性体で成形されたクッション材1
9を貼付けて冷却水パイプ5の保護を図っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、別部材
のクッション材を貼付けることにより部品点数および組
立て工程数が増え、コストもかかってしまう。
【0006】また、クッション材貼付け位置の位置決め
が冷却水パイプの取付け前に決め難い一方、冷却水パイ
プの取付け後であってもクッション材貼付け位置には手
や工具が入り辛く、位置決めが困難である。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、部品点数および組立て工程数の増加がなく、取
付位置の位置決めが不要な水冷エンジン用冷却水パイプ
の保護装置を提供することを目的とする。
【0008】また、この発明の他の目的は、取付けが容
易な水冷エンジン用冷却水パイプの保護装置を提供する
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水冷エンジ
ン用冷却水パイプの保護装置は、上述した課題を解決す
るために、請求項1に記載したように、車体フレームに
搭載された水冷エンジンと、このエンジンの前方に設け
られたラジエータとの間に設けた冷却水循環系に、上記
エンジン側部に設けたウォーターポンプにより冷却水を
強制的に循環させるようにした自動二輪車において、上
記エンジンの冷却水出口と上記ラジエータとの間を接続
する複数の冷却水パイプは、それらの端部を弾性体の接
続ホースにより接続され、この接続ホースの一端を上記
冷却水パイプ上に延長したものである。
【0010】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記弾性体の接続ホースの延
長部に、スリット状の切欠を形成したものである。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、車体フ
レームに搭載された水冷エンジンと、このエンジンの前
方に設けられたラジエータとの間に設けた冷却水循環系
に、上記エンジン側部に設けたウォーターポンプにより
冷却水を強制的に循環させるようにした自動二輪車にお
いて、上記エンジンの冷却水出口と上記ラジエータとの
間を接続する複数の冷却水パイプは、それらの端部を弾
性体の接続ホースにより接続され、この接続ホースの一
端を上記冷却水パイプ上に延長したため、部品点数およ
び組立て工程数の増加なしに冷却水パイプの保護が図れ
ると共に、保護装置の取付位置の位置決めが不要にな
る。
【0012】また、上記弾性体の接続ホースの延長部
に、スリット状の切欠を形成したため、接続ホースの冷
却水パイプへの取付けが容易になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は、本発明を適用した自動二輪車の左
側面図であり、図2は、エンジンの冷却水出口とラジエ
ータとの間の配管を示す平面図である。
【0015】図1および図2に示す自動二輪車におい
て、符号11は車体フレームで、符号12はこの車体フ
レーム11に搭載された水冷エンジンである。
【0016】車体前部には、エンジン12の冷却水を冷
却するラジエータ13が設けられている。また、エンジ
ン12のクランクケース14側部には、ウォーターポン
プ15が設けられている。
【0017】符号16は冷却水循環系で、この冷却水循
環系16は、ラジエータ13と、ウォーターポンプ15
と、エンジン12内の冷却ジャケット(図示せず)と、
冷却ジャケット出口用冷却水パイプ17と、冷却水循環
系16に冷却水を注入するためのコンダクション部18
と、冷却水パイプ19a,19b,19cと、接続ホー
ス20a,20b,20c,20d,20eとから構成
されている。
【0018】冷却水循環系16を構成する冷却ジャケッ
ト出口用冷却水パイプ17および冷却水パイプ19a…
19cは例えば金属で製造されており、接続ホース20
a…20eは、弾性体である例えば耐熱性ゴムで製造さ
れている。
【0019】図3は、冷却ジャケット出口用冷却水パイ
プ17と冷却水パイプ19cとの接続部分の拡大図であ
る。
【0020】図2および図3に示すように、接続ホース
20dはその冷却水パイプ19c側の端部20xが冷却
水パイプ19c上に延長される。
【0021】図1および図2に示すように、上記冷却水
循環系16内において、冷却水は、ウォーターポンプ1
5によって矢印で示す方向に強制循環させられる。そし
て、エンジン12部および冷却水循環系16はカウリン
グ21にて覆われる。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
【0023】エンジン12を冷却するための冷却水循環
系16は、ラジエータ13とウォーターポンプ15との
間を接続ホース20a,20bおよび冷却水パイプ19
aで接続し、またウォーターポンプ15とエンジン12
内の図示しない冷却ジャケットとの間を接続ホース20
cおよび冷却水パイプ19bで接続する。さらに、エン
ジン内の冷却ジャケット出口用冷却水パイプ17と上記
ラジエータ13との間を接続ホース20d、冷却水パイ
プ19cおよび接続ホース20eで接続する。
【0024】図4は、図2のA−A線に沿う断面図であ
る。
【0025】例えば、冷却水パイプ19cの折曲部は、
図2および図4に示すように、車体フレーム11と干渉
する虞があるが、接続ホース20dはその冷却水パイプ
19c側の端部(延長部)20xが冷却水パイプ19c
上に延長されているため、車体の振動等で冷却水パイプ
19cが車体フレーム11に当たっても、接続ホース2
0dの延長部20xにより保護される。
【0026】冷却水パイプ19cは、接続ホース20d
の端部20xを延長するだけで保護されるため、従来の
ように別部材のクッション材を貼付けることを必要とせ
ず、部品点数および組立て工程数が減り、コストも低減
できる。
【0027】また、別部材のクッション材を貼付けるこ
とを必要としないので、従来のようにクッション材の取
付位置の位置決めが不要になる。
【0028】ところで、端部が延長された接続ホース2
0dを冷却水パイプ19cに装着するに際し、延長部2
0xの長さが長かったり、また、冷却水パイプ19cが
折曲していると接続ホース20dを冷却水パイプ19c
に装着するのが困難になる場合があるが、図5および図
6に示すように、接続ホース20dの延長部20xに、
スリット状の切欠22を形成することにより接続ホース
20dの冷却水パイプ19cへの取付けが容易になる。
【0029】なお、上記実施例では本発明を自動二輪車
に適用したが、他の水冷エンジンを備える車両で、冷却
水循環パイプが車体の一部に当たって損傷する虞がある
状況においても本発明を適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る水冷
エンジン用冷却水パイプの保護装置によれば、車体フレ
ームに搭載された水冷エンジンと、このエンジンの前方
に設けられたラジエータとの間に設けた冷却水循環系
に、上記エンジン側部に設けたウォーターポンプにより
冷却水を強制的に循環させるようにした自動二輪車にお
いて、上記エンジンの冷却水出口と上記ラジエータとの
間を接続する複数の冷却水パイプは、それらの端部を弾
性体の接続ホースにより接続され、この接続ホースの一
端を上記冷却水パイプ上に延長したため、部品点数およ
び組立て工程数の増加なしに冷却水パイプの保護が図れ
ると共に、保護装置の取付位置の位置決めが不要にな
る。
【0031】また、上記弾性体の接続ホースの延長部
に、スリット状の切欠を形成したため、接続ホースの冷
却水パイプへの取付けが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水冷エンジン用冷却水パイプの保
護装置の一実施例を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】上記実施例のエンジンの冷却水出口とラジエー
タとの間の配管を示す平面図。
【図3】冷却ジャケット出口用冷却水パイプと冷却水パ
イプとの接続部分の拡大図。
【図4】図2のA−A線に沿う断面図。
【図5】本発明に係る水冷エンジン用冷却水パイプの保
護装置の他の実施例を示す図。
【図6】図5のB−B線に沿う断面図。
【図7】従来の水冷エンジン用冷却水パイプの保護装置
を示す平面図。
【図8】図7のC−C線に沿う断面図。
【符号の説明】
11 車体フレーム 12 エンジン 13 ラジエータ 16 冷却水循環系 17 冷却ジャケット出口用冷却水パイプ 19a,19b,19c 冷却水パイプ 20a,20b,20c,20d,20e 接続ホース 20x 接続ホースの端部(延長部) 22 スリット状の切欠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームに搭載された水冷エンジン
    と、このエンジンの前方に設けられたラジエータとの間
    に設けた冷却水循環系に、上記エンジン側部に設けたウ
    ォーターポンプにより冷却水を強制的に循環させるよう
    にした自動二輪車において、上記エンジンの冷却水出口
    と上記ラジエータとの間を接続する複数の冷却水パイプ
    は、それらの端部を弾性体の接続ホースにより接続さ
    れ、この接続ホースの一端を上記冷却水パイプ上に延長
    したことを特徴とする水冷エンジン用冷却水パイプの保
    護装置。
  2. 【請求項2】 上記弾性体の接続ホースの延長部に、ス
    リット状の切欠を形成した請求項1記載の水冷エンジン
    用冷却水パイプの保護装置。
JP23308093A 1993-09-20 1993-09-20 水冷エンジン用冷却水パイプの保護装置 Pending JPH0783053A (ja)

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JP23308093A JPH0783053A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 水冷エンジン用冷却水パイプの保護装置

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JP23308093A JPH0783053A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 水冷エンジン用冷却水パイプの保護装置

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Publication Number Publication Date
JPH0783053A true JPH0783053A (ja) 1995-03-28

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JP23308093A Pending JPH0783053A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 水冷エンジン用冷却水パイプの保護装置

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JP (1) JPH0783053A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2167239A1 (es) * 1999-06-07 2002-05-01 Honda Motor Co Ltd Estructura de union de cuello de relleno para radiador en una motocicleta.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2167239A1 (es) * 1999-06-07 2002-05-01 Honda Motor Co Ltd Estructura de union de cuello de relleno para radiador en una motocicleta.

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