JP4145023B2 - デジタル通信システム用受信装置、そのためのコンピュータプログラム及びそれを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、音声信号等の原アナログ信号をデジタル形式で伝送するためのデジタル通信システムに最適な受信装置、そのためのコンピュータプログラム及びそれを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
音声等のアナログ信号をデジタル形式で伝送する場合、通信路でデータに誤りが発生することがあり、こうしたデータを受信して再生した際には、耳障りなノイズが出力されてしまう。これを防止するため、従来から、受信側に誤り訂正や誤り検出の機能を持たせるようにしているが、訂正可能なレベル以上の誤りが生じたときには、依然としてノイズが出力されてしまうという問題があった。こうした問題は高度の誤り訂正技術を採用することで改善可能であるが、そのためには、誤り訂正のためのデータを付加しなければならないのでデータ量が増大し、それに伴なう複雑な処理を必要とするという問題が生じる。
【0003】
一方、デジタル通信においては、データを所定の単位のパケットに分割して伝送するパケット通信システムが一般に用いられている。このシステムにおいては、基本的に、パケット単位でデータを処理するため、同じ宛先アドレスを有するパケットを順に受信して配列し、元のデジタル・データを再生する処理を行った後、該データをアナログ形式に変換して再生することが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、こうした課題を解決するために提案されたものであり、この発明は、誤り訂正不可能なデジタルデータを含むパケットを受信したときにもノイズを発生しない受信装置と、そのためのコンピュータプログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、
アナログ信号をデジタル化したデジタルデータをパケットによって順に伝送するデジタル通信システムにおける受信装置であって、
前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りがあるか否かを検出する誤り検出手段と、
前記誤り検出手段が前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りを検出しないときには、該パケットに含まれるデジタルデータをアナログ変換するとともに、前記誤り検出手段が、或る時点の前記パケットが誤りを持つデジタルデータを含む不要パケットであることを検出したときには、前記不要パケットの直前に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスした時点から前記不要パケットの直後に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスする時点までの期間、レベルがゼロのデジタルデータをアナログ変換するデータ変換手段と、
を具備することを特徴とする受信装置、
を提供する。
【0006】
また、上記の目的を達成するため、請求項2の発明は、
アナログ信号をデジタル化したデジタルデータをパケットによって順に伝送するデジタル通信システムにおける受信装置であって、
前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りがあるか否かを検出する誤り検出手段と、
順に受信される前記パケットに含まれるデジタルデータをアナログ信号に変換するデータ変換手段であって、前記誤り検出手段が、或る時点の前記パケットが誤りを持つデジタルデータを含む不要パケットであることを検出したときには、前記アナログ信号のレベルを、前記不要パケットの直前に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスした時点から前記不要パケットの直後に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスする時点までの期間、レベルをゼロとするデータ変換手段と、
を具備することを特徴とする受信装置、
を提供する。
【0007】
請求項3の発明は、前記誤り検出手段に、前記パケットが訂正可能な誤りを持つデジタルデータを含むことを検出したとき当該デジタルデータに誤り訂正処理を行う手段を設けるようにしたものである。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1〜3の発明のいずれかにおける受信装置において、前記デジタル通信システムが、リアルタイム処理を必要とする通信形態を含むことを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明は、
アナログ信号をデジタル化したデジタルデータをパケットによって順に伝送するデジタル通信システムにおける受信装置に用いるコンピュータを、
前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りあるか否かを検出する誤り検出手段、及び、
前記誤り検出手段が前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りを検出しないときには、該パケットに含まれるデジタルデータをアナログ変換するとともに、前記誤り検出手段が、或る時点の前記パケットが誤りを持つデジタルデータを含む不要パケットであることを検出したときには、前記不要パケットの直前に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスした時点から前記不要パケットの直後に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスする時点までの期間、レベルがゼロのデジタルデータをアナログ変換するデータ変換手段、
として機能させることを特徴とするプログラム、
を提供する。
【0010】
同様に、請求項6の発明は、
アナログ信号をデジタル化したデジタルデータをパケットによって順に伝送するデジタル通信システムにおける受信装置であって、
前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りがあるか否かを検出する誤り検出手段、及び、
順に受信される前記パケットに含まれるデジタルデータをアナログ信号に変換するデータ変換手段であって、前記誤り検出手段が、或る時点の前記パケットが誤りを持つデジタルデータを含む不要パケットであることを検出したときには、前記アナログ信号のレベルを、前記不要パケットの直前に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスした時点から前記不要パケットの直後に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスする時点までの期間、レベルをゼロとするデータ変換手段、
して機能させることを特徴とするプログラム、
を提供する。
【0011】
請求項7の発明は、請求項5又は6の発明におけるプログラムにおいて、前記デジタル通信システムが、リアルタイム処理を必要とする通信形態を含むことを特徴とする。
【0012】
請求項8の発明は、請求項5〜7の発明のいずれかにおけるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るデジタル通信用受信装置の一つの実施の形態の構成と動作を説明する。図1は、この発明に係るデジタル通信用受信装置の一つの実施の形態の基本的構成を示す図である。同図において、送信側はアナログ音声信号をデジタル化し、そのデジタル信号をパケットにして順に受信側に送信する。こうして送信側から無線又は有線で伝送されて来るパケットを受信する受信装置1は受信部11、データ処理部12、誤り検出部13、メモリ14及びデジタル/アナログ(D/A)変換部15とを備える。以下、この受信装置1の動作の概要を説明する。
【0014】
受信部11は、当該受信装置1のアドレスをヘッダー部分に含むパケットを伝送路(図示せず)から取り出し、取り出したパケットを正しい順番に配列したパケット列を再生して出力する。受信部11で再生されたパケット列はデータ処理部12及び誤り検出部13へ送られる。そこで、データ処理部12は受け取ったパケット列からデジタル・データを作成し、必要に応じて誤り訂正を行ってから、その出力をD/A変換部15に書き込む。また、誤り検出部13は、受信部11から出力されるパケット列のうちの各パケットのデータに誤りが存在するか否かを判定し、その判定結果をデジタル処理部12へ通知する。
【0015】
メモリ14は、受信部11から1つのパケットを受け取り、該パケットを2パケット長に相当する時間だけ記憶した後にデータ処理部12へ読み出すよう動作する。データ処理部12から出力されたデジタル・データはD/A変換部15によってアナログ信号へ変換されて受信装置1の出力として外部へ提供される。
【0016】
こうした構成により、図1の受信装置1は、受信したパケットが誤りを含んでいないと誤り検出部13が検出したときには、受信したパケットのデータをアナログ信号へ変換して再生し、受信したパケットが誤りを含んでいることを誤り検出部13が検出したときには、誤りを含むパケットのデジタルデータと該パケットの前後に受信されたパケットの一部分のデジタルデータとを、ゼロレベルなどの所定の一定の低レベルのアナログ信号で再生する。これにより、誤りを含んだデジタルデータが再生されるのを防止することができ、ノイズの発生が防止される。
【0017】
以下、図2及び図3を用いて、受信装置1の動作を、或る時点に受信されたパケットが2パケット時間後にアナログ信号として再生される場合について詳細に説明する。なお、ここでは、k番目のパケットをパケット(k)と記すことにする。まず、送信側では、図2の(イ)に示すアナログ波形の音声信号がデジタル化される。ここで、原音を縦線で区切った部分A、B及びCをアナログ/デジタル変換したデータが送信側からそれぞれパケット(n)、パケット(n+1)、パケット(n+2)によって受信装置1へ順に送信されて来たとする。
【0018】
或る時点tにおいてパケット(n)が受信部11によって受信されパケット(n)に誤りのないことが誤り検出部13によって確認され、パケット(n)がメモリ14に記憶されているとする。そこで、その時点tから1パケット時間だけ後の時点t+1に、ステップ21において、受信部11がパケット(n+1)を受信すると、該パケットはデータ処理部12及び誤り検出部13に送られ、誤り検出部13はステップ22においてパケット(n+1)のデータに誤りが含まれているか否かを検査する。検査の結果、誤り検出部13がパケット(n+1)に誤りが含まれていないと判定したとき、その判定結果がデータ処理部12へ通知される。これを受けて、データ処理部12はメモリ13からパケット(n)のデータを読み出してD/A変換部15に書き込むとともにメモリ14にパケット(n+1)のデータを記憶させる(ステップ23)。
【0019】
次いで、時点t+1よりも1パケット時間だけ後の時点t+2に、受信部11がパケット(n+2)を受信する(ステップ24)と、誤り検出部13はパケット(n+2)のデータに誤りがないかどうか判定し、当該データに誤りがないと判定したとき、その判定結果をデータ処理部12へ通知する。これを受けて、データ処理部12はメモリ14からパケット(n+1)のデータを読み出してD/A変換部15へ書き込むとともにパケット(n+2)のデータをメモリ14に書き込む(ステップ25)。これと並行して、D/A変換部15はパケット(n)のデータをアナログ信号に変換して再生する。
【0020】
その後、時点t+2よりも1パケット時間だけ後の時点t+3に受信部11はステップ26においてパケット(n+3)を受信し、以後、同様に、受信されるパケットのデータに訂正不能な誤りがないときには、時間的に1パケット時間だけ前のパケットのデータがメモリ14から読み出されてD/A変換部15に書き込まれ、その1パケット時間後にアナログ音声信号として再生される。
【0021】
しかし、ステップ22において、パケット(n+1)のデータに誤りがあると判定したとき、ステップ27において誤り検出部13はパケット(n+1)のデータが正しいデータに再生可能か否か、つまり、誤り訂正可能かどうかを判定する。ステップ27における判定の結果、誤り検出部13が誤り訂正が可能であると判定したとき、ステップ28においてデータ処理部12はパケット(n+1)のデータの誤りを訂正する。そこで、データ処理部12はステップ23においてメモリ14からパケット(n)を読み出してD/A変換部15に書き込むとともに、誤り訂正されたパケット(n+1)をメモリ14に書き込む。以後、上で説明したように、ステップ24、25、26が実行される。
【0022】
一方、時点t+1に受信したパケット(n+1)のデータが誤り訂正不可能なものであると誤り検出部13がステップ27において判定したとき、ステップ29においてデータ処理部12はメモリ14からパケット(n)のデータを読み出す。この読み出し期間中に、データ処理部12は、パケット(n)のデータに所定回数目の(図2では1回目の)立上り方向の(即ち、中間レベルよりも低いレベルから高いレベルへ移行する際の)ゼロクロスが生じたか否かを監視し、こうしたゼロクロスが生じたことを検出すると、その検出時点以後のパケット(n)のレベルをゼロに変換するように、パケット(n)のデータを加工する。
【0023】
なお、音声通信の場合、音声周波数が例えば100Hzであるとすると、10ミリ秒(=1/100)の期間に2回、ゼロクロスが生じる。したがって、この発明においては、再生帯域の下限の周波数において1個のパケットに1回又はそれ以上の回数だけゼロクロスが生じるように、パケットのサイズを適切に設定することが必要である。
【0024】
ステップ29において説明したようにして生成されたパケット(n)のデータは、ステップ30において、D/A変換部15に書き込まれるとともにパケット(n+1)のデータがメモリ14に記憶される。その結果、受信部11がパケット(n+2)を受信している期間に、D/A変換部15からは、図2の(ロ)にA’で示すような、パケット(n)の立上り方向のゼロクロス時点以降はゼロレベルになるアナログ波形が出力される。
【0025】
その後、時点t+2に、受信部11がステップ31においてパケット(n+2)を受信し、誤り検出部13がパケット(n+2)のデータには誤りがないと判定したとき、ステップ32においてデータ処理部12はメモリ14からパケット(n+1)のデータを読み出す。この読み出しの際、データ処理部12はパケット(n+1)の全部のデータのレベルをゼロに変換し、これをD/A変換部15に書き込む。これと並行してメモリ14にはパケット(n+2)のデータが記憶される。こうしたステップ32におけるパケット(n+1)に対する操作の結果、D/A変換部15からは、図2の(ロ)のB’で示すような、レベルがゼロの出力が生成される。
【0026】
次の時点t+3に受信部11がステップ33においてパケット(n+3)を受信し、誤り検出部13がパケット(n+3)のデータには誤りがないと判定したとき、ステップ34においてデータ処理部12はメモリ14からパケット(n+2)のデータを読み出す。この読み出しの際、データ処理部12はパケット(n+2)のデータを、読み出したパケット(n+2)のデータが所定回数目(図2では1回目)の立上り方向のゼロクロスを検出するまで、レベルがゼロであるよう生成し、こうして生成されたパケット(n+2)のデータをステップ35においてD/A変換部15に書き込む。これと並行して、パケット(n+3)のデータがメモリ14に記憶される。
【0027】
ステップ34におけるパケット(n+2)のデータに対する操作の結果、D/A変換部15からは、図2の(ロ)にC’で示すアナログ波形が出力される。この場合、データ処理部12は、誤りを含むパケット(n+1)の直前のパケット(n)の立上り方向のゼロクロスを検出したことに対応して、パケット(n+1)の直後のパケット(n+2)のデータについても、立上り方向のゼロクロスを生じた時点を検出する。これにより、最終的に受信装置1から出力される音声が一層自然に聞こえるようになる。
【0028】
以上の処理を実現するため、データ処理部12は、メモリ14から読み出されたデータを可変利得回路(図示せず)を介してD/A変換部15へ書き込むよう構成される。この可変利得回路のゲインは、誤り検出部13の判定結果に応じて制御される。即ち、ステップ29においては、可変利得回路のゲインは立上り方向のゼロクロスが検出された後はゼロとされ、ステップ32においてパケット(n+1)のデータをメモリ14から読み出している期間は、可変利得回路のゲインはゼロに保持され、ステップ34においては、可変利得回路のゲインは立上り方向のゼロクロスが検出されるまでゼロに保持される。これにより、メモリ14から読み出されるパケットのデータレベルが特定の期間のみゼロとされるので、D/A変換部15の出力として、図2の(ロ)に示すようなアナログ波形A’、B’及びC’を得ることができる。
【0029】
以上説明した動作を行うデータ処理部12及び誤り検出部13は、慣用されているマイクロコンピュータを適切にプログラミングすることにより容易に実現することができ、格別のハードウェアを用意する必要はない。
【0030】
以上、この発明に係るデジタル音声通信用の一つの実施の形態を説明したが、この発明はこうした実施の形態に限定されるものではない。例えば、これまでの説明では、データ処理部12は誤り検出部13による判定結果を受けて、メモリ14から読み出されたデジタルデータのレベルを変更するため、可変利得回路を有するものとしたが、こうしたデジタル領域でのゲインコントロールに代えて、誤り検出部13の判定結果に応じて、D/A変換部15から出力されたアナログ信号のレベルを変えるよう制御するようにしてもよい。
【0031】
また、上記の実施の形態においては、パケットのデータに訂正不可能な誤りが含まれているとき、当該パケットのデータのレベルをゼロにしたが、受信装置から耳障りなノイズが再生されない限り、ゼロレベルに代えて他の任意の低レベルを採用してもよい。
【0032】
更に、この発明は、音声伝送や動画伝送のような、滞りなくデータの送受信を行うことを必要とする通信形態、すなわち、リアルタイム処理が必要な通信形態に適用するのに好適である。その中でも、無線通信など、伝送中に誤りの起こり易い通信形態に適用するのに好適である。
【0033】
加えて、上記の実施の形態においては、図3のステップ28に示すように、パケットのデータに含まれる誤りが訂正可能であれば、誤り訂正を行うものとしたが、これに代えて、誤り検出部13が誤り検出のみを行い、誤り訂正を行わない構成とすることにより、受信装置のコストを低減することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上、この発明に係るデジタル通信用受信装置の一つの実施の形態を説明したところから理解されるように、この発明は、
(1)ハードウェアの追加が不要で、ソフトウェア処理も単純であるため、安価に実現することができる、
(2)通信経路の状態が悪く、連続してパケットが誤り訂正不能な状態となったとしても、受信装置は無音状態を続けるだけであり、耳障りなノイズを発生することがない、
(3)リアルタイム処理を必要とする通信、特に、無線通信など、伝送中に誤りが起こり易い通信形態に好適である、
等の格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタル音声通信システム用受信装置の一つの実施の形態を概略的に示す図である。
【図2】図1のシステムにおける、誤まりを含むパケットの前後のパケットの処理を説明するための図である。
【図3】図1のシステムにおける、誤まりを含むパケットの前後のパケットの処理手順を示すフロー図である。
Claims (8)
- アナログ信号をデジタル化したデジタルデータをパケットによって順に伝送するデジタル通信システムにおける受信装置であって、
前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りがあるか否かを検出する誤り検出手段と、
前記誤り検出手段が前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りを検出しないときには、該パケットに含まれるデジタルデータをアナログ変換するとともに、前記誤り検出手段が、或る時点の前記パケットが誤りを持つデジタルデータを含む不要パケットであることを検出したときには、前記不要パケットの直前に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスした時点から前記不要パケットの直後に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスする時点までの期間、レベルがゼロのデジタルデータをアナログ変換するデータ変換手段と、
を具備することを特徴とする受信装置。 - アナログ信号をデジタル化したデジタルデータをパケットによって順に伝送するデジタル通信システムにおける受信装置であって、
前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りがあるか否かを検出する誤り検出手段と、
順に受信される前記パケットに含まれるデジタルデータをアナログ信号に変換するデータ変換手段であって、前記誤り検出手段が、或る時点の前記パケットが誤りを持つデジタルデータを含む不要パケットであることを検出したときには、前記アナログ信号のレベルを、前記不要パケットの直前に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスした時点から前記不要パケットの直後に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスする時点までの期間、レベルをゼロとするデータ変換手段と、
を具備することを特徴とする受信装置。 - 請求項1又は2記載の受信装置であって、
前記誤り検出手段が、前記パケットが訂正可能な誤りを持つデジタルデータを含むことを検出したとき当該デジタルデータに誤り訂正処理を行う手段を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記デジタル通信システムが、リアルタイム処理を必要とする通信形態を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の受信装置。
- アナログ信号をデジタル化したデジタルデータをパケットによって順に伝送するデジタル通信システムにおける受信装置に用いるコンピュータを、
前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りがあるか否かを検出する誤り検出手段、及び、
前記誤り検出手段が前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りを検出しないときには、該パケットに含まれるデジタルデータをアナログ変換するとともに、前記誤り検出手段が、或る時点の前記パケットが誤りを持つデジタルデータを含む不要パケットであることを検出したときには、前記不要パケットの直前に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスした時点から前記不要パケットの直後に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスする時点までの期間、レベルがゼロのデジタルデータをアナログ変換するデータ変換手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - アナログ信号をデジタル化したデジタルデータをパケットによって順に伝送するデジタル通信システムにおける受信装置であって、
前記パケットに含まれるデジタルデータに誤りがあるか否かを検出する誤り検出手段、及び、
順に受信される前記パケットに含まれるデジタルデータをアナログ信号に変換するデータ変換手段であって、前記誤り検出手段が、或る時点の前記パケットが誤りを持つデジタルデータを含む不要パケットであることを検出したときには、前記アナログ信号のレベルを、前記不要パケットの直前に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスした時点から前記不要パケットの直後に受信したパケットのデジタルデータがゼロクロスする時点までの期間、レベルをゼロとするデータ変換手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記デジタル通信システムが、リアルタイム処理を必要とする通信形態を含むことを特徴とする、請求項5又は6に記載のプログラム。
- 請求項5〜7のいずれか一つに記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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