JP2906619B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JP2906619B2
JP2906619B2 JP24202990A JP24202990A JP2906619B2 JP 2906619 B2 JP2906619 B2 JP 2906619B2 JP 24202990 A JP24202990 A JP 24202990A JP 24202990 A JP24202990 A JP 24202990A JP 2906619 B2 JP2906619 B2 JP 2906619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
coefficient
magnetic recording
reproducing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24202990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04121876A (ja
Inventor
貴仁 関
肇 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP24202990A priority Critical patent/JP2906619B2/ja
Publication of JPH04121876A publication Critical patent/JPH04121876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2906619B2 publication Critical patent/JP2906619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばディジタルVTRに適用される磁気記
録再生装置に関する。
〔発明の概要〕 本発明は磁気記録再生装置に関し、ヘッドアンプから
の信号を単一の等化回路に供給できるようにして構成の
簡略化を計ると共に、この等化回路の係数を所望時に補
正して常に良好な再生信号が得られるようにするもので
ある。
〔従来の技術〕
例えばディジタルVTRにおいて、いわゆる多チャンネ
ルヘッドを用いた装置の再生系では従来から第8図に示
すような回路が用いられている。
すなわちこの図において、磁気テープ(81)に記録さ
れた信号がヘッド(82a)(82b)で再生され、ヘッドア
ンプ(83a)(83b)を介して取出されてこれらの信号が
高域強調を行う等化(EQ)回路(84a)(84b)に供給さ
れる。そしてこれらの等化回路(84a)(84b)からの信
号が検出特性付加回路(85a)(85b)を介して比較器か
ら成る復号回路(86a)(86b)に供給されてディジタル
信号とされる。これらの信号がTBC回路(87)に供給さ
れて同期検出、ビット同期が成され、この回路の終段で
チャンネル合成が行われて1チャンネルのデータ系列と
されてディジタル信号処理装置(88)に供給される。
またいわゆる180度対向のヘッド配置を持った装置の
再生系では従来から第9図に示すような回路が用いられ
ている。
すなわちこの図において、磁気テープ(81)に記録さ
れた信号がヘッド(82a)(82b)で再生され、ヘッドア
ンプ(83a)(83b)を介して取出されてこれらの信号が
高域強調を行う等化回路(84a)(84b)に供給される。
そしてこれらの等化回路(84a)(84b)からの信号がチ
ャンネル混合回路(90)に供給され、このチャンネル混
合回路(90)がヘッド(82a)(82b)の切換のタイミン
グで切換られて1チャンネルの信号とされ、この信号が
検出特性付加回路(85)を介して比較器から成る復号回
路(86)に供給されてディジタル信号とされる。
あるいは第10図に示すようにこの回路をディジタル化
して、ヘッドアンプ(83a)(83b)からの信号がローパ
スフィルタ(LPF)(91a)(91b)を介してAD変換器(9
2a)(92b)に供給され、このAD変換器(92a)(92b)
からの信号がディジタル構成の等化回路(84a)(84b)
に供給され、この等化回路(84a)(84b)からの信号が
チャンネル混合回路(90)に供給されて1チャンネルの
信号とされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところがこれらの回路において、従来はいずれの場合
もヘッドの数分の例えば等化回路が設けられており、こ
のため回路規模が大きくなって、製造コストの上昇等の
問題を生じていた。
またこのような等化回路において、例えば第11図に示
すように、復号回路(86)の入出力信号を係数算出回路
(93)に供給し、この算出された係数を等化回路(84)
の係数レジスタ(94)に供給して、等化回路(84)の係
数の自動補正を行うことが検討されている。しかしなが
らこの場合に、磁気テープ(81)からヘッド(82)で再
生された信号にバースト状のエラーがあると、この間に
係数算出回路(93)で算出される係数にエラーが生じ、
このエラーの生じた係数で係数レジスタ(94)が誤った
係数に補正されてしまう恐れがあった。
この出願はこのような点に鑑みてなされたもので、簡
単な構成で常に良好な再生信号が得られるようにするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による第1の手段は、ヘッドアンプ(3a)(3
b)からの信号を等化回路(6)を介して取出すと共
に、この等化回路の係数(係数レジスタ(14a)(14
b))を取出された信号を検出して補正(係数算出回路
(16))するようにした磁気記録再生装置において、上
記取出された信号のバーストエラーを判別(回路(2
3))し、このバーストエラー検出時には上記等化回路
の係数の補正を中止するようにした磁気記録再生装置で
ある。
第2の手段は第1の手段において、多チャンネル同時
記録再生を行う場合に、AD変換器(4a)(4b)を上記ヘ
ッドアンプの直後に備え、このAD変換器からの信号をメ
モリ(5a)(5b)により遅延して時間的に重なりのない
信号を得ると共に、以降の処理をディジタル信号で行う
ようにした磁気記録再生装置である。
第3の手段は第1の手段において、180度対向のヘッ
ド配置を持った場合に、上記ヘッドアンプの直後の信号
でチャンネル混合(回路(11))を行い、この混合され
た信号を単一の上記等化回路に供給すると共に、この等
化回路の係数(レジスタ(14a)(14b))を上記チャン
ネル混合のヘッド切換のタイミングで切換る(スイッチ
(15))ようにした磁気記録再生装置である。
〔作用〕
これによれば、ヘッドアンプからの信号を単一の等化
回路に供給できるようにして構成の簡略化を計ると共
に、この等化回路の係数を所望時に補正して常に良好な
再生信号が得られるようにすることができる。
〔実施例〕
まず第1図はいわゆる多チャンネルヘッドを用いた装
置の再生系の例を示す。この図において、磁気テープ
(1)に記録された信号がヘッド(2a)(2b)で再生さ
れ、ヘッドアンプ(3a)(3b)を介して取出される。こ
れらの信号がAD変換器(4a)(4b)に供給され、このAD
変換器(4a)(4b)からの信号がそれぞれメモリ(5a)
(5b)に供給される。そしてこのメモリ(5a)(5b)に
て、例えば第2図A〜Dに示すように信号の遅延処理が
行われて、同図Eに示すように信号が1チャンネル化さ
れる。
この1チャンネル化された信号が、高域強調を行う等
化(EQ)回路(6)に供給される。そしてこの等化回路
(6)からの信号が検出特性付加回路(7)を介して比
較器から成る復号回路(8)に供給されてディジタル信
号とされる。これらの信号が同期検出、ビット同期のた
めの回路(9)を通じてディジタル信号処理装置(10)
に供給される。
なおこの回路において、メモリ(5a)(5b)にて再生
信号の時間軸変動が吸収されることによって、特別にTB
C回路等を設ける必要がなくなる。
また第3図はいわゆる180度対向のヘッド配置を持っ
た装置の再生系の例を示す。この図において、磁気テー
プ(1)に記録された信号がヘッド(2a)(2b)で再生
され、ヘッドアンプ(3a)(3b)を介して取出された直
後でチャンネル混合回路(11)に供給され、このチャン
ネル混合回路(11)がヘッド(2a)(2b)の切換のタイ
ミングで切換られて、例えば第4図A,Bに示す信号が同
図Cに示すヘッド切換信号で切換られて、同図Dに示す
ような1チャンネル化信号が形成される。
そしてこの1チャンネル化された信号がローパスフィ
ルタ(LPF)(12)を介してAD変換器(13)に供給さ
れ、このAD変換器(13)からの信号がディジタル構成で
高域強調を行う等化回路(6)に供給される。そしてこ
の等化回路(6)からの信号が検出特性付加回路(7)
を介して比較器から成る復号回路(8)に供給されてデ
ィジタル信号とされる。さらに等化回路(6)にはヘッ
ド(2a)(2b)用にそれぞれ独立した係数レジスタ(14
a)(14b)が設けられ、これらの係数レジスタ(14a)
(14b)からの係数がスイッチ(15)で切換られて等化
回路(6)に供給されると共に、このスイッチ(15)が
ヘッド(2a)(2b)の切換のタイミングで切換られる。
なお上述のタイミングチャートのEに係数切換のタイミ
ングを示す。
さらに第5図は等化回路(6)の係数の自動補正を行
う場合であって、この場合には復号回路(8)の入出力
信号が係数算出回路(16)に供給され、ここで算出され
た係数が等化回路(6)の係数レジスタ(14a)(14b)
に供給される。そしてこの回路においてヘッド(2a)
(2b)の切換のタイミングで係数算出回路(16)にて係
数の算出が行われると共に、この算出された係数が係数
レジスタ(14a)(14b)に供給され、それぞれ対応する
係数が取出されるようにスイッチ(15)がヘッド(2a)
(2b)の切換のタイミングで切換られて、等化回路
(6)の係数の自動補正が行われる。
なお第6図は係数の自動補正が行われる等化回路
(6)の具体例を示したもので、所定段数の単位サンプ
ルディレイ回路(61)が縦続に接続され、これらの各段
の入出力信号がそれぞれ係数回路(62)で重み付けされ
て加算される。そしてこの加算信号が検出特性付加回路
(7)を介して比較器から成る復号回路(8)に供給さ
れてディジタル信号とされると共に、この復号回路
(8)の入出力信号が係数算出回路(16)に供給され、
ここで算出された係数が等化回路(6)の係数回路(6
2)に供給される。これによって等化回路(6)の係数
の自動補正を行うことができる。
さらに第7図はこのような自動補正が行われている装
置において、磁気テープ(1)からヘッド(2)で再生
された信号にバースト状のエラーがあった場合に、この
間に係数算出回路(16)で算出される係数にエラーが生
じ、このエラーの生じた係数で係数レジスタ(14)が誤
った係数に補正されてしまう恐れを防止するものであ
る。
すなわちこの例では復号回路(8)からの信号がさら
にTBC回路(21)、エラー検出(ECC)回路(22)を介し
てディジタル信号処理装置(10)に供給されている場合
に、これらのTBC回路(21)からの例えばシンク検出信
号が所定以上欠落したことを示す信号、あるいはエラー
検出回路(22)からのエラー検出信号をバーストエラー
判別回路(23)に供給してこれらが所定以上の頻度で発
生したときにバースト状のエラーを判別し、このバース
ト状のエラーが検出されたときに係数レジスタ(14)が
書込み禁止状態になるようにする。
これによってエラーの生じた係数で係数レジスタ(1
4)が誤った係数に補正されてしまう恐れを防止するこ
とができる。
こうしてこの回路によれば、ヘッドアンプからの信号
を単一の等化回路に供給できるようにして構成の簡略化
を計ると共に、この等化回路の係数を所望時に補正して
常に良好な再生信号が得られるようにすることができる
ものである。
なお上述の回路はディジタルVTRに限らずアナログVTR
にも適用することができる。また等化回路(6)の処理
もディジタル・アナログのいずれにも適用可能である。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ヘッドアンプからの信号を単一の
等化回路に供給できるようにして構成の簡略化を計ると
共に、この等化回路の係数を所望時に補正して常に良好
な再生信号が得られるようにすることができるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一例の構成
図、第2図はその説明のためのタイミングチャート図、
第3図は本発明による磁気記録再生装置の他の例の構成
図、第4図はその説明のためのタイミングチャート図、
第5図は本発明による磁気記録再生装置の他の例の構成
図、第6図は等化回路の一例の構成図、第7図は本発明
による磁気記録再生装置の他の例の構成図、第8図〜第
11図はそれぞれ従来の磁気記録再生装置の構成図であ
る。 (1)は磁気テープ、(2a)(2b)はヘッド、(3a)
(3b)はヘッドアンプ、(4a)(4b)はAD変換器、(5
a)(5b)はメモリ、(6)は高域強調を行う等化回
路、(7)は検出特性付加回路、(8)は復号回路、
(9)は同期検出・ビット同期のための回路、(10)は
ディジタル信号処理装置、(11)はチャンネル混合回
路、(12)はローパスフィルタ、(13)はAD変換器、
(14a)(14b)は係数レジスタ、(15)はスイッチ、
(16)は係数算出回路、(21)はTBC回路、(22)はエ
ラー検出回路、(23)はバーストエラー判別回路であ
る。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドアンプからの信号を等化回路を介し
    て取出すと共に、 この等化回路の係数を取出された信号を検出して補正す
    るようにした磁気記録再生装置において、 上記取出された信号のバーストエラーを判別し、 このバーストエラー検出時には上記等化回路の係数の補
    正を中止するようにした磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生
    装置において、 多チャンネル同時記録再生を行う場合に、 AD変換器を上記ヘッドアンプの直後に備え、 このAD変換器からの信号をメモリにより遅延して時間的
    に重なりのない信号を得ると共に、 以降の処理をディジタル信号で行うようにした磁気記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生
    装置において、 180度対向のヘッド配置を持った場合に、 上記ヘッドアンプの直後の信号でチャンネル混合を行
    い、 この混合された信号を単一の上記等化回路に供給すると
    共に、 この等化回路の係数を上記チャンネル混合のヘッド切換
    のタイミングで切換るようにした磁気記録再生装置。
JP24202990A 1990-09-12 1990-09-12 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP2906619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24202990A JP2906619B2 (ja) 1990-09-12 1990-09-12 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24202990A JP2906619B2 (ja) 1990-09-12 1990-09-12 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04121876A JPH04121876A (ja) 1992-04-22
JP2906619B2 true JP2906619B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=17083213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24202990A Expired - Fee Related JP2906619B2 (ja) 1990-09-12 1990-09-12 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2906619B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04121876A (ja) 1992-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5815843B2 (ja) 再生信号処理方式
JPS5938912A (ja) Pcmオ−デイオエラ−補正回路
US5805469A (en) Digital audio signal processing apparatus and method for error concealment
US4227221A (en) PCM Recording apparatus
US5717815A (en) Compression data editing apparatus
JP2906619B2 (ja) 磁気記録再生装置
US5210761A (en) Digital signal processing circuit
US6182259B1 (en) Program for error correcting process included in error correcting device, method, and medium
JPS6052964A (ja) 誤り訂正方法
JP3281789B2 (ja) 音声データ補間回路
JPS6041010Y2 (ja) Pcm記録・再生装置
JPS6329349B2 (ja)
JPS6394468A (ja) デイジタル音声信号再生装置
JPS6040569A (ja) Pcm信号の再生装置
JP4145023B2 (ja) デジタル通信システム用受信装置、そのためのコンピュータプログラム及びそれを記録した記録媒体
JPS58161115A (ja) デイジタル録音再生装置
JPH06223512A (ja) データ再生装置
JPS63164687A (ja) デイジタル画像デ−タ処理装置
JPH03256288A (ja) ディスクプレーヤ
JPH0562362A (ja) デイジタル音声記録再生方式
JPH0982045A (ja) デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法
JPS61287079A (ja) デイジタル信号再生装置
JPH0680556B2 (ja) デジタル信号の伝送方法及びその処理装置
JPS5851323B2 (ja) 誤り検出方式
JPH0279255A (ja) ディジタル・オーディオ・ビデオ・システムにおける自動録音レベル設定装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees