JPH0982045A - デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法 - Google Patents
デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法Info
- Publication number
- JPH0982045A JPH0982045A JP25678295A JP25678295A JPH0982045A JP H0982045 A JPH0982045 A JP H0982045A JP 25678295 A JP25678295 A JP 25678295A JP 25678295 A JP25678295 A JP 25678295A JP H0982045 A JPH0982045 A JP H0982045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- digital audio
- audio signal
- error
- audio data
- dsp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
正できないエラーが生じたときに、耳障りなノイズを抑
える。 【解決手段】 デインターリーブ回路及び補間回路7
は、記録時のインターリーブ処理を元に戻すと共に、エ
ラーとなったオーディオデータを補間し、DSP8へ送
る。このとき、補間により修復しきれなかったエラーが
あったときは、オーディオデータに付与するエラーフラ
グを1にしてDSP8へ送る。DSP8は入力されたオ
ーディオデータのエラーフラグが1であったときは、オ
ーディオデータのミュート処理を実行する。
Description
ジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号等を記録・
再生する装置に関し、より詳細には、デジタルオーディ
オ信号のミュート制御に関する。
信号と共にデジタルオーディオ信号を磁気テープに対し
て記録・再生するデジタルビデオテープレコーダの開発
が進められている(例えば、93年10月1日発行の日
経エレクトロニクスブックス「データ圧縮とディジタル
変調」PP.137−150を参照)。
ルビデオテープレコーダにおいては、再生時にパリティ
を用いたエラー訂正処理を行ない、エラー訂正ができな
かったデータに対しては補間を行なうことにより、再生
音声に耳障りなノイズが発生しないようにすることが考
えられている。
った場合には、前述したような補間処理では耳障りなノ
イズを抑えることができないという問題点があった。
れたものであって、再生デジタルオーディオ信号に補間
により訂正できないエラーが生じたときに、耳障りなノ
イズを抑えることのできるデジタルオーディオ信号再生
装置及びデジタルオーディオ信号再生方法を提供するこ
とを目的とする。
に、本発明に係るデジタルオーディオ信号再生装置は、
磁気テープからデジタルオーディオ信号を再生する第1
の手段と、第1の手段により再生されたデジタルオーデ
ィオ信号のエラーの程度を検出する第2の手段と、第2
の手段が所定の程度を越えるエラーを検出したときに、
第1の手段で再生されたデジタルオーディオ信号の出力
レベルを低下させる第3の手段とを備えることを特徴と
するものである。
号再生方法は、磁気テープから再生したデジタルオーデ
ィオ信号のエラーの程度を検出し、所定の程度を越える
エラーを検出したときに、前記デジタルオーディオ信号
の出力レベルを低下させることを特徴とするものであ
る。
装置及びデジタルオーディオ信号再生方法は、少なくと
もデジタルオーディオ信号を再生する装置及び方法を意
味する。すなわち、例えばデジタルオーディオ信号と共
にデジタルビデオ信号を再生する装置及び方法を含む。
また、デジタルオーディオ信号あるいはデジタルオーデ
ィオ信号と共にデジタルビデオ信号を記録・再生する装
置及び方法を含む。
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明を適
用した磁気再生装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。この磁気再生装置は、磁気テープ1に記録されてい
るデジタルデータを再生する磁気ヘッドH0,H1と、
磁気ヘッドH0,H1の出力を交互に切り換えて時系列
化するスイッチSWと、スイッチSWの出力を増幅する
RF再生アンプ2とを備えている。磁気ヘッドH0,H
1は回転ドラム(図示せず)の外周の180度対向した
位置に設けられており、互いに異なるアジマス角を持っ
ている。そして、磁気ヘッドH0とH1により交互に磁
気テープ1上のデジタルデータを再生する。
ンプ2の出力に対して波形等化(イコライジング)とレ
ベル調整を行うイコライザー3と、イコライザー3の出
力からクロック信号CLKを生成するPLL回路4と、
このクロック信号CLKのタイミングでイコライザー3
の出力をデジタル化するA/D変換器5と、A/D変換
回路5から出力されるデータの記録き復調と誤り訂正処
理等を行なうチャネルデコーダ及びECC回路6と、チ
ャネルデコーダ及びECC回路6において分離されたオ
ーディオデータに対してデインターリーブ及び補間処理
を施すデインターリーブ及び補間回路7と、デインター
リーブ及び補間回路7の出力オーディオデータに対して
ミュート処理を施すデジタルシグナルプロセッサ(以下
DSPという)8とを備えている。
理に関するものであるため、チャネルデコーダ及びEC
C回路6以降は、オーディオデータの処理に関する回路
のみ示した。
説明する。磁気ヘッドH0,H1により磁気テープ1か
ら交互に再生されたRF信号は、ヘッド切り換えスイッ
チSWを通り、再生RFアンプ2により増幅された後、
イコライザー3に入力される。イコライザー3は、これ
らのRF信号を次段で処理可能なようにイコライジング
すると共に、AGCをかけてレベルを一定化する。
/D変換回路5に送られる。A/D変換回路5はイコラ
イザー4の出力をデジタル化し、チャネルデコーダ及び
ECC回路6へ送る。このデジタル化は、PLL回路4
が生成したクロック信号CLKのタイミングで行われ
る。
されたデータを記録復調し、かつ誤り訂正処理を行な
う。そして、オーディオデータを分離してデインターリ
ーブ及び補間回路7へ送る。このとき、誤り訂正ができ
なかったオーディオデータには所定のエラーコード(例
えば8000h)を付加する。
記録時のインターリーブ処理を元に戻すと共に、エラー
となったオーディオデータを補間し、DSP8へ送る。
このとき、補間により修復しきれなかったエラーがあっ
たときは、オーディオデータに付与するエラーフラグを
1にしてDSP8へ送る。
エラーフラグが1であったときは、オーディオデータの
ミュート処理を実行する。
らDSP8へ送られるオーディオデータのタイミングチ
ャートを示す。本実施の形態では、磁気テープ1には、
L,R2チャンネルのアナログオーディオをそれぞれ1
6ビットのデジタルオーディオデータに変換したものが
記録されているものとする。
(a)に示すLRクロックに同期してLチャンネルのオ
ーディオデータ及びRチャンネルのオーディオデータを
16ビット分、すなわち1サンプルずつ交互にDSP8
へ送る。そして、Lチャンネル及びRチャンネルの残り
の各16ビット分はオーディオデータの伝送に使用して
いない部分であるが、ここではその1ビットを用いてエ
ラーフラグを伝送している。そして、オーディオデータ
に補間により修復しきれなかったエラーがあるときは、
その直前の1ビットのエラーフラグの値を1にする。
理を示すフローチャートである。この処理は、補間によ
り修復できないエラーが発生したときに起動され、オー
ディオデータの各サンプル毎に実行される。
サンプルカウンター、Lチャンネルのエラーカウンター
及びRチャンネルのエラーカウンターを0に初期設定す
る。また、モードフラグをノーマルモードに初期設定す
る。
から1サンプルを受け取る毎にサンプルカウンターを1
インクリメントする。このサンプルカウンターは20サ
ンプルカウントするに毎にリセットされる(ステップS
1)。
クリメントした後、LチャンネルとRチャンネルのエラ
ーを別々にカウントする(ステップS2〜S5)。Lチ
ャンネルのエラーカウンターとRチャンネルのエラーカ
ウンターはサンプルカウンターと同時にリセットされ
る。つまり、20サンプル毎にLチャンネルとRチャン
ネルのエラーを積算値を計算している。
別にカウントした後、ステップS6,S9,S13でモ
ードフラグを判別する。図5にモードフラグのモードと
DSP8のオーディオ出力レベルとの関係を示す。処理
開始当初はノーマルモードに初期設定されているので、
ステップS16へ移行する。
かどうかを判断する。すなわち、サンプルカウンターが
20サンプルをカウントした時点におけるLチャンネル
エラーカウンターの値とRチャンネルエラーカウンター
の値の和が15以上であるかどうかを判断する。そし
て、エラー率が75%以上であれば、モードフラグをミ
ュートインに設定し(ステップS17)、処理を終え
る。エラー率が75%未満であれば、そのまま処理を終
える。
トインに設定すると、次の入力サンプルに対するモード
フラグの判定処理(ステップS6)の結果、出力レベル
を12dB低下させ、モードフラグをミュートホールド
に設定して処理を終える(ステップS7,S8)。この
とき、図5に示すように徐々に出力レベルを低下させ
る。このミュートイン時間は、例えばオーディオデータ
のサンプリング周波数が32kHzの場合には2ms程
度にする。なお、出力レベルの低下量をこれより大きく
して(例、−90db)、殆ど無音になるようにしても
よい。
れると、次の入力サンプルに対するモードフラグ判定処
理の結果(ステップS6,S9)、ステップS10へ移
行する。ステップS10では、入力サンプルのエラー率
が10%以下の状態が5000サンプル続いたかをどう
かを判定する。すなわち、入力20サンプルに対するL
チャンネルエラーカウンターの値とRチャンネルエラー
カウンターの値の和が2以下である状態が入力5000
サンプルまで続いたかどうかを判定する。そして、続い
たと判定されるまではモードフラグをミュートホールド
に設定し、続いたと判定されたらモードフラグをミュー
トアウトに設定する(ステップS11,S12)。
ると、次の入力サンプルに対するモードフラグ判定処理
の結果、ステップS14へ移行する。そして、ミュート
を解除し、モードフラグをノーマルに設定して処理を終
える(ステップS14,S15)。このとき、図5に示
すように徐々に出力レベルを上昇させる。このミュート
アウト時間は、例えばオーディオデータのサンプリング
周波数が32kHzの場合には2ms程度にする。
ミュートを行なっているので、ミュートイン/ミュート
アウトの時間、ステップS10におけるエラー率や連続
サンプル数、及びステップS16におけるエラー率の設
定を外部から自由に行なうことができる。
れば、磁気テープから再生したデジタルオーディオ信号
のエラーの程度を検出し、所定の程度を越えるエラーを
検出したときに、前記デジタルオーディオ信号の出力レ
ベルを低下させるので、補間により修復できないエラー
が生じたときでも耳障りなノイズを抑えることができ
る。
ルを低下させる処理をDSPにより行なっているので、
外部から自由に特性を設定できる。
示すブロック図である。
ミングチャートを示す図である。
ーチャートである。
すフローチャートである。
路、7…デインターリーブ及び補間回路、8…DSP、
H0,H1…磁気ヘッド
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気テープからデジタルオーディオ信号
を再生する第1の手段と、 前記第1の手段により再生されたデジタルオーディオ信
号のエラーの程度を検出する第2の手段と、 前記第2の手段が所定の程度を越えるエラーを検出した
ときに、前記第1の手段で再生されたデジタルオーディ
オ信号の出力レベルを低下させる第3の手段とを備える
ことを特徴とするデジタルオーディオ信号再生装置。 - 【請求項2】 第3の手段がデジタルシグナルプロセッ
サである請求項1に記載のデジタルオーディオ信号再生
装置。 - 【請求項3】 磁気テープから再生したデジタルオーデ
ィオ信号のエラーの程度を検出し、所定の程度を越える
エラーを検出したときに、前記デジタルオーディオ信号
の出力レベルを低下させることを特徴とするデジタルオ
ーディオ信号再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25678295A JP3711594B2 (ja) | 1995-09-09 | 1995-09-09 | デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25678295A JP3711594B2 (ja) | 1995-09-09 | 1995-09-09 | デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0982045A true JPH0982045A (ja) | 1997-03-28 |
JP3711594B2 JP3711594B2 (ja) | 2005-11-02 |
Family
ID=17297379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25678295A Expired - Fee Related JP3711594B2 (ja) | 1995-09-09 | 1995-09-09 | デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3711594B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005057493A (ja) * | 2003-08-04 | 2005-03-03 | Sharp Corp | データ処理装置及びそれを備えた編集装置 |
KR100686719B1 (ko) * | 2004-09-13 | 2007-02-23 | 삼성전자주식회사 | 컴퓨터 및 그 오디오 출력 제어방법 |
-
1995
- 1995-09-09 JP JP25678295A patent/JP3711594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005057493A (ja) * | 2003-08-04 | 2005-03-03 | Sharp Corp | データ処理装置及びそれを備えた編集装置 |
JP4673543B2 (ja) * | 2003-08-04 | 2011-04-20 | シャープ株式会社 | データ処理装置、及びデータ編集方法 |
KR100686719B1 (ko) * | 2004-09-13 | 2007-02-23 | 삼성전자주식회사 | 컴퓨터 및 그 오디오 출력 제어방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3711594B2 (ja) | 2005-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1214998A (en) | Digitally processed gain control device | |
US4380071A (en) | Method and apparatus for preventing errors in PCM signal processing apparatus | |
JPH09161417A (ja) | ディジタルオーディオ信号処理装置および方法 | |
JPH06216863A (ja) | オーディオ信号の再生方法および再生回路 | |
JP3711594B2 (ja) | デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法 | |
US6377641B1 (en) | Reproduction apparatus and reproduction method | |
JPH0991887A (ja) | ディジタル信号処理方法及び装置 | |
JPS58139310A (ja) | ミユ−ト回路 | |
JP4411725B2 (ja) | 送受信装置、受信装置及び送信装置 | |
JP3702505B2 (ja) | デジタル情報信号再生装置及びデジタル情報信号再生方法 | |
JP3495643B2 (ja) | ディジタル信号処理装置 | |
JPH1011898A (ja) | ディジタル録音装置 | |
JPH0982046A (ja) | デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法 | |
JPH0575366A (ja) | オーデイオ装置における信号処理回路 | |
JP2989045B2 (ja) | 同期補償回路 | |
JP2989046B2 (ja) | 同期補償回路 | |
JPH08273302A (ja) | ディジタル記録再生装置 | |
JPH01154373A (ja) | 音声信号の記録・再生装置 | |
JPH0419876A (ja) | ディジタル音声再生装置 | |
JPS62279715A (ja) | ミユ−テイング装置 | |
JPS62170078A (ja) | Pcm音声信号記録再生装置 | |
JPS5972834A (ja) | 符号化音声信号の信号処理回路 | |
JPS61182634A (ja) | デジタル信号のダビング装置 | |
JPH10308064A (ja) | 記録・再生装置 | |
JPS58161115A (ja) | デイジタル録音再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040928 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050523 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20050726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20050808 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080826 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |