JP4144542B2 - 狭域通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載された車載器と基地局との間でデータ通信を実行する狭域通信システムに関する。
例えばETC(Electronic Toll Collection)システムでは、料金所において料金所センサーを通過した車両に対して、ETC処理に必要なデータの授受を無線通信で行うようにしている。
尚、本願発明の従来技術は一般的な技術であり、先行特許文献の記載を省略する。
従来、1台の車両に対して1回のETC処理が実行されるだけであるため、例えば車両内部に複数の車載器が搭載された場合、料金所のETC路側機は、複数の車載器からの応答を受けることになるが、ETC処理は1回しか実施できないため、料金所の処理が正しく行われない可能性がある。
また、DSRC(Dedicated Short Range Communication)では、アプリケーションを識別するためにアプリケーションID(AID)が定義されており、たとえ複数の車載器が搭載されていても、異なるアプリケーションが実装された車載器は応答することはないものの、ETCで使用されるAID14は多目的料金収受システムと定義されているため、例えば駐車場システムなども、AID14の範疇に入るものと考えられる。
具体的には、例えば車載器AがETC車載器、車載器Bが駐車場アプリ対応車載器であり、両方の車載器が車両に搭載された状態で料金所を通過すると、何れの車載器A,Bも料金所に応答を返すことになるが、料金所のETC路側機が先に車載器Bを検出してしまうと、ETC未対応車両と判定してしまい、その後に車載器Aが応答してもETC処理が実行されないという問題がある。
また、2台のETC車載器A,Bが車両に搭載されている場合、複数の車載器がETC路側機と通信できたとしても、車載器Aの方にETCカードが挿入されており(ETC処理可能状態)、車載器Bの方にETCカードが挿入されていない(ETC処理不能状態)場合において、それぞれのETC車載器が通信を行ったときは、車載器AはETCゲート通過可能を通知するのに対して、車載器BはETCゲート通行不可能を通知するため、ユーザへの通知に矛盾を生じることになる。
こうした問題は、現在DSRCの応用例がETCしかないことから、有料道路の料金所においてのみ発生しうるが、今後DSRCの応用製品が増えてくると、上述したような問題が頻繁に発生することになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の車載器が車両に搭載されている場合であっても、基地局との通信による処理が可能となると共に、各車載器から異なる処理結果が通知されてしまうことを防止できる狭帯域通信システムを提供することにある。
請求項1の発明によれば、車両に他の車載器が搭載されている場合は、そのことがユーザに通知されるので、ユーザが適切に対処することにより、複数の車載器が基地局と通信することによる不具合が発生してしまうことを未然に防止することができる。
この場合、車載器の通信機能を利用して、他の車載器が車両に搭載されていることを検知することができるので、検知を容易に行うことができる。
請求項の発明によれば、特定の車載器を停止することができるので、基地局との通信により処理が可能な車載器のみを動作させることが可能となる。
請求項の発明によれば、車載器のリリースタイマを設定することにより、車載器を停止状態とすることができる。
請求項の発明によれば、複数の車載器が車内LANを通じて接続されているような環境では、車内LANを通じて他の車載器を検知することができる。
請求項またはの発明によれば、有効な車載器のみ動作させることができるので、ユーザが作業することなく対処可能となる
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について、図1ないし図7を参照して説明する。
まず、図1は、例えば高速道路のインタチェンジなどに設置されるETC路側機の構成を概略的に示している。ETC路側機(基地局に相当)1は、路上アンテナ2、第1の車両検知器3、第2の車両検知器4、第3の車両検知器5、発進制御機6、路側表示器7および車両監視カメラ8などから構成されている。
路上アンテナ2は、車線(レーン)を跨ぐように設置されているガントリ9の上部に設置されており、車両10が走行する路上に向けて電波を放射することにより、路側に所定範囲(図1中、Pにて示す範囲)の通信エリアを形成している。
第1の車両検知器3は、例えば一対の投光器と受光器とからなる光電センサにより構成されており、路上アンテナ2により形成される通信エリアにあって車両10が進入する側(図1中、左側)の端部に車両10の進行方向に対して略垂直となる検出エリアを形成するように設置されている。この場合、第1の車両検知器3は、車両10が通信エリアに進入しようとするのに伴って、光軸が車両10の前端部により遮られると、進入検知信号を車線制御装置11(図2参照)に出力する。
第2の車両検知器4は、上記した第1の車両検知器3と同様にして例えば一対の投光器と受光器とからなる光電センサにより構成されており、路上アンテナ2により形成される通信エリアにあって車両10が退出する側(図1中、右側)の端部に車両10の進行方向に対して略垂直となる検出エリアを形成するように設置されている。この場合、第2の車両検知器4は、車両10が通信エリアから進出しようとするのに伴って、光軸が車両10の前端部により遮られると、進出検知信号を車線制御装置11に出力する。
第3の車両検知器5は、上記した第1の車両検知器3や第2の車両検知器4と同様にして例えば一対の投光器と受光器とからなる光電センサにより構成されており、発進制御機6の進行方向側に車両10の進行方向に対して略垂直となる検出エリアを形成するように設置されている。この場合、第3の車両検知器5は、車両10が発進制御機6を通過したのに伴って、検出エリアが車両10の前端部により遮られると、通過検知信号を車線制御装置11に出力する。
発進制御機6は、ゲート12を開閉可能に構成されており、ゲート12を開放することにより、車両10の通過を許可すると共に、ゲート12を閉鎖することにより、車両10の通過を禁止する。路側表示器7は、車線制御装置11から表示信号を入力すると、車両10の乗員に知らせるための各種の表示情報を表示する。車両監視カメラ8は、車両10を撮影し、画像信号を車線制御装置11に出力する。
図2は、上記したETC路側機1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。車線制御装置11は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、マイクロコンピュータが制御プログラムを実行することにより、ETC路側機1の動作全般を制御する。尚、車線制御装置11は、複数の車線が敷設されている場合には、車線毎に設置されている。
ETC路側機1は、車両10が通信エリアに位置した状態で、車両10にETC車載器13が搭載されている場合に、ETC車載器13との間でDSRC(Dedicated Short Range Communication)に準じたETC通信を行う。
料金所コンピュータ15は、車線制御装置11から例えばETCカード識別情報や料金情報などの各種の情報を入力すると、入力された各種の情報を編集して精算処理センタに送信する。尚、料金所コンピュータ15は、1箇所の料金所で1台設置されており、料金所に複数の車線が敷設されている場合には、複数の車線毎に設置されている複数の車線制御装置11を統括管理する。
図3は、車両10に搭載されているETC車載器13の電気的な構成を機能ブロック図として示している。ETC車載器13は、制御回路(検知手段、報知手段、停止手段に相当)16、無線部17、ETCカードインタフェース部18、セキュリティモジュール部19、表示部20、ブザー21およびメモリ22を備えて構成されている。
制御回路16は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、マイクロコンピュータが制御プログラムを実行することにより、ETC車載器13の動作全般を制御する。無線部17は、ETC路側機1のETC路側機1との間でDSRCに準じたETC通信を行う。
ETCカードインタフェース部18は、ETCカード14がカードスロット(図示せず)に正常に装着されている状態で当該ETCカード14との間でデータを転送する。セキュリティモジュール部19は、ETCカード14に記録されている各種のデータが直接読み取られないように暗号化処理を行なう。表示部20は、例えば簡易な液晶ディスプレイから構成されており、各種の表示情報を表示し、また、ブザー21は、鳴動動作を行う。
メモリ22は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)から構成されており、この場合、車両10の形状を表す車両形状情報を記憶している。ここで、車両形状情報とは、ノーズ長の他に、全長、全幅、全高或いはタイヤのサイズなどをも含むものであっても良い。また、車両形状情報は、例えばETC車載器13を車両10に取付ける際に作業者により登録される。
そして、このように構成されてなるETC車載器13は、ユーザがETCカード14をETC車載器13に対して着脱するという事情から、本体が車室内のダッシュボード付近に設置されている。無線部17のアンテナ17aは、本体から引出されているタイプの場合は、例えばフロントウィンドウ付近に設置され、また、本体と一体のタイプの場合、本体と共に車室内のダッシュボード付近に設置されている。
次に、上記した構成の作用について説明する。
まず、料金所におけるETC通信の仕組みを説明する。図4は、ETC路側機1とETC車載器13との間のETC通信のシーケンスを示している。ETC路側機1は、まず、「FCMC(Frame Control Message channel)」をETC車載器13に送信する。
DSRCプロトコルでは、通信エリア内にいる全てのETC車載器13は、ETC路側機1から送られるFCMCに対し、ETC路側機1が持つアプリケーションと、ETC車載器13が対応可能なアプリケーションが一致した場合に、通信を開始するためにACTC(Activation Channel)を送信し、ETC路側機1がETC車載器13から「ACTC」を受信することにより、ETC車載器13との間で通信リンクを確立する。
次いで、ETC路側機1は、「BST(Beacon Service Table)」をETC車載器13に送信し、ETC車載器13から「VST(Vehicle Service Table)」を受信することにより、DSRCの通信開始処理(リンク確立処理)が完了する。リンク確立処理でETC車載器13が送信するVST情報の中には、ETC決済に必要な情報も含まれているため、ETC路側機1はVST情報の内容に応じて、ETCアプリケーション処理として、ETC決済に必要な情報のやり取りを行う。つまり、ETC路側機1とETC車載器13との間でデータを交換するETC処理により所定のETCデータ(例えばETCカード識別情報や料金情報など)を交換する。そして、ETC路側機1は、所定のETCデータの交換を正常に完了すると、「Event Report.req」をETC車載器13に送信することにより、DSRC通信を終了する。
VST情報にETC決済に必要な情報がない場合の通信シーケンスを図5に示す。現在のETCシステムでは、1台の車両進入検知に対し、1回のETC決済処理しか行わない。そのため、例えば1台の車両に2台のETC車載器13が搭載されていた場合、両方のETC車載器13とも上記リンク確立処理を行うが、先に受信したVST情報の内容に対してのみ、ETC路側機1はETCアプリ処理を実行する。そのため先にVSTを送信したETC車載器13にETC決済情報がない場合、ETC情報を交換することなく、DSRC通信を終了することから、そこで通信が打ち切られてしまい、たとえもう1台のETC車載器13にETC決済情報が保持されていたとしても、ETCアプリ処理が実施されないことになる。
そこで、本実施例のETC車載器13は、複数のETC車載器13が車両に搭載されている場合であっても、次のようにしてETCアプリ処理を実行可能とした。
図6は、ETC車載器13の動作のうち本発明に関連した動作を示すフローチャートである。この図6において、ETC車載器13は、電源投入に応じて起動したときは、タイマを0に設定してから(S1)、タイマが0であると共に(S2:YES)、ETC路側機1が近辺にないことを確認してから(S3:YES)、擬似路側モードを実行する(S4)。
即ち、全てのETC車載器13は無線部17を持っているため、無線通信を行うことが可能であるものの、その無線部17は、ETC路側機1から送信される電波を受信可能な周波数に設定して待ち受けを行っているため、そのままの設定でETC車載器13がデータを送信しても、送信したデータを受信できるのはETC路側機1だけである。
従って、擬似路側モードでは、ETC車載器13は、自己の設定を変更し、ETC路側機1の周波数で電波を送信できるモードに遷移する。つまり、ETC路側機1の動作を擬似的に実行し、図4に示した通信シーケンスにより他のETC車載器13からの応答データを監視することで、自分以外に車内にETC車載器13がいるかを判断する。このような擬似的なETC路側機1の通信動作に応答するETC車載器13を発見した場合は(S5:YES)、自己の表示或いはカーナビゲーション装置等のHMI(Human Friendly Identifiers)機能を用い、ユーザに警告する(S6)。
このような擬似路側モードを実行するにしてもETC車載器13を発見できないまま(S5:NO)、一定時間経過したときは(S8:YES)、タイマ値を設定し(S9)、タイマが0となるまで(S2:NO)、通常の車載器モードを実行する(S10)。そして、タイマが0となったときは(S2:YES)、近辺にETC路側機1が存在しないことを確認して(S3:YES)、擬似路側モードを実行する(S4)。
従って、車両の電源がオンしている状態で他のETC車載器13が有効となった場合であっても、そのETC車載器13を発見してそのことをユーザに通知することができる。 ところで、上述したような機能を持つETC車載器13が複数台存在した場合、擬似路側モードへの移行が衝突することにより、本来の検出が行えないという懸念があることから、電源投入時以降の擬似路側モードへの移行は、ランダムに移行するものとする。つまり、ステップS9においてタイマ値を設定する際に、そのタイマ値をランダムに設定するものである。また、路上或いは路上の近辺で本モードに移行すると、本来のETC路側機1との通信が行えなくなる恐れもあるため、ステップS3において擬似路側モードに移行する前にETC路側機1の検出を行うようにしている。
ここで、ETC車載器13は、上述のようにして自分以外のETC車載器13の存在を検出してユーザに通知した場合には、特定のETC車載器13以外の機能を停止するようになっている(S7)。特定のETC車載器13とは、ETCカード情報を有するETC車載器13、つまりETCカード14が挿入されたETC車載器13であり、これにより車内で動作可能なETC車載器13を1台に限定することができる。
ETC車載器13を停止する具体的方法としては、擬似路側モードに応答をしてきたETC車載器13に対し、リリースタイマ(再通信を行うためのタイマ)を十分長い時間で設定してやれば、リリースタイマ経過時間中は特定のETC車載器13の動作を停止することができる(図7参照)。
また、他のETC車載器13と自らとを比較し、自分の方が機能を停止させるべきと判断した場合には、自らの機能を停止するようになっている。例えばETC車載器13の場合、ETCカード14が挿入されていなければETCゲートを通過できないため、擬似路側モードで通信を行い、相手が持つETCカード情報と自らが持つETCカード情報を比較し、ETCカード情報がない方のETC車載器13の機能を停止させる。ここで機能停止とは、通信機能そのものを停止させても良いし、通信エリアで電波を受けても応答しないだけとしても良い。また、自らが機能停止状態の時に、通信エリアで他のETC車載器13が応答をしない場合には、それを検出して自らの機能を復帰させ、通信を行うようにしても良い。
このような実施例によれば、ETC車載器13は、擬似路側モードを定期的に実行することにより他のETC車載器13が存在するかを判断し、他のETC車載器13を発見した場合は、そのことをユーザに通知するようにしたので、車両に複数のETC車載器13が存在することによる不具合を未然に防止することができる。
また、他のETC車載器13を発見した場合は、有効なETC車載器13のみが動作するように特定の車載器13を停止するようにしたので、複数のETC車載器13が存在することによる不具合を自動的に解決することができ、使い勝手に優れている。
さらに、ETC車載器13の無線機能を利用するようにしたので、ETC車載器13のハード構成を変更することなくソフトの変更のみで実施することができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例を図8に基づいて説明する。この第2実施例は、ETC車載器13が車内LANを通じて他のETC車載器13の存在を検出することを特徴とする。
図8は、車内LANに接続された機器を示している。この図8において、車両には車内LAN31が設けられており、車内LAN31を通じてカーナビゲーション装置32、オーディオ装置33、エアコンディショナー装置34などの外部機器が表示装置35と接続されており、それらの外部機器の使用状態を一つの表示装置35で表示すると共に、表示装置35に設けられたスイッチで各外部機器を制御可能とすることによりスペースの効率化が図られている。
車両にLAN接続タイプのETC車載器13を搭載するときは、ETC車載器13を車内LAN31に接続することにより、ETC車載器13が受信したETC処理結果を表示装置35に表示することができる。また、ETC車載器13は、カーナビゲーション装置32から位置情報を取得することにより、ETC路側機1と通信するタイミングを決定することが可能となる。
ここで、ETC車載器13は互いに通信可能となっており、車内LAN31に接続されたとき或いは定期的に、車内LAN31に接続されている他のETC車載器13が存在するかを問合わせると共に、他のETC車載器13から応答があったときは、当該ETC車載器13の識別ID(例えばMACアドレス)を登録するようになっている。このような問合せは、定期的に実行するようになっており、接続されているETC車載器13の登録を更新するようになっている。従って、ETC車載器13が車内LAN31に接続されている場合、車内LAN31を経由して他のETC車載器13の存在を知ることができる。
車内LAN31のプロトコルはシステムにより様々であるため、ここでは特定の手順を規定しないが、一般的に、次の方法を採用する。
A.各外部機器が自分の情報を自発的に車内LAN31上に送信する。
B.マスターなどのユニットからの要求に応じて、各外部機器が自分の情報を車内LAN31上に送信する。
Aの場合、他のETC車載器13が送信する定期通信を監視することで、自分以外のETC車載器13の存在を確認できる。
Bの場合、ETC車載器13(停止手段に相当)がマスターになりきり、他にETC車載器13がいることを想定して要求コマンドを送り、その応答を監視することで、自分以外のETC車載器13の存在を確認できる。コマンドの送信タイミングは、第1実施例で説明したETC車載器13の擬似路側モード移行タイミングと同様でよいが、例えばカーナビゲーション装置32などが持つ位置情報などに応じて適切なタイミングが得られる場合には、ナビ情報をトリガにしてETC車載器13の接続状況を確認しても良い。
そして、他のETC車載器13の存在が検知できたら、第1実施例と同様に、HMIでユーザに通知する。
また、マスターとして機能するユニット(停止手段に相当)が存在する場合は、マスターは、各外部機器の存在を本来認識しているため、そのことをHMIでユーザに通知するようにしても良い。
このような車内LAN31に接続されたETC車載器13のうち特定のETC車載器13の機能を停止させる場合には、車内LAN31上にDSRC機能を停止させるようなコマンドを用意する。機能の停止は、ETC車載器13からのコマンドだけでなく、マスターとして機能するユニットからのコマンドによるものでも良い。例えばカーナビゲーション装置32などは、自分の位置を知ることができるため、位置などの情報に応じて、必要なETC車載器13の機能のオン・オフを指示できるようにする。
このような実施例によれば、車内LAN31に接続するタイプのETC車載器13の場合、ETC車載器13が有するLAN機能を利用して車内LAN31を通じて他のETC車載器13を検出することができるので、第1実施例のようにETC路側機1の動作を擬似的に実行することなく、他のETC車載器13を発見したり、その動作を停止したりすることができる。
(第3実施例)
次に、本発明の第3実施例を図9に基づいて説明する。この第3実施例の特徴は、料金所のETC路側機1の通信シーケンスを変更することで、複数台のETC車載器13に対応できるようにしたことを特徴とする。
本実施例のETC車載器13の動作が理解し易いように、従来の通信シーケンスを図10に示す。この図10において、従来のETC路側機は、車両がゲートに進入したときは、DSRC通信を準備し(S101)、DSRC処理(リンク確立)を開始したときは(S102:YES)、ETC車載器13から取得したIDが登録されているかを検索する(S103)。IDが登録されていない場合は(S104:NO)、ETC決済情報があるかを判断し(S105)、ある場合は(S105:YES)、ETC決済情報に基づいて所定のETC処理を実行してから(S106〜S110)、ETC処理結果をETC車載器13に通知すると共に(S111)、IDを登録してから(S112)、DSRC通信を処理する(S113)。
そして、車両検知がオフとなったところで(S114:YES)、DSRC通信をオフすると共に(S115)、ID登録を解除してから(S116)、車両情報登録を解除する(S117)。
ここで、ETC路側機は、一度通信したETC車載器13とは、IDが登録されていることに基づいて(S104:YES)、ETC処理を再度行わないようになっており、無駄なETC処理を抑制するようにしている。このため、ETC路側機が複数のETC車載器13と通信する場合は、各ETC車載器13は、ETC路側機と他のETC車載器13との通信結果にかかわらず独立して動作することになり、複数のETC車載器13が矛盾する通信結果をユーザに通知する可能性がある。つまり、ETC決済情報があるETC車載器は、「ETCゲート通行可」と通知し、ETC決済情報がないETC車載器13は、「ETCゲート通行不可」と通知することになり、ユーザに対して異なる通信結果が通知されてしまうという不具合を生じる。
一方、ETC路側機として、1台のETC車載器13と通信が始まると、その他のETC車載器13とは通信を行わない機種があり、このような機種の場合、既にIDが登録されていると、他のETC車載器13とDSRC通信処理を行わないことから、最初に通信したETC車載器13のETC決済情報の有無によって、通信結果の通知が異なるという不具合を生じることになる。
そこで、本実施例のETC路側機1は、次のようにして複数のETC車載器13との通信に不具合が発生することを防止した。
(複数のETC車載器13の何れかがETC決済情報を持っている場合)
図9は、本実施例のETC路側機1の動作を示しており、従来の動作を示す図10と同一の動作を示すステップには同一のステップ番号を付して説明を省略する。この図9において、複数のETC車載器13が搭載された車両が料金所のETC専用ゲートに進入すると、各ETC車載器13はETC路側機1と順に通信可能な状態となる。
ETC路側機1は、最初のETC車載器13とDSRC通信を開始処理したときは、まず、ETC決済情報を取得したかを判断する(S201)。ETC決済情報を持ったETC車載器13からETC決済情報を取得した場合は(S201:YES)、従来と同様に、ETC処理を実行し(S106〜S110)、その結果をETC車載器13に通知する(S111)。
ここで、ETC路側機1は、上述のようにしてETC処理結果を通知したときは(S111)、結果通知フラグをオンしてから(S206)、DSRC通信を終了するようになっている(S113)。従って、ETC決済情報を有するETC車載器13とのDSRC通信が終了した時点では、結果通知フラグはオンしていることになると共に、決済情報を持ったETC車載器13により「ETCゲート通過可」がユーザに通知されることになる。
次に、ETC路側機1がETC決済情報を持たないETC車載器13と通信を開始したときは、ETC決済情報を取得できないことから(S201:NO)、ID検索を実行し(S202)、当該ETC車載器のIDが登録されているかを判断する。このとき、当該ETC車載器13との通信は最初であり、IDが登録されていないことから(S203:NO)、IDだけを登録し(S204)、DSRC通信を終了する(S113)。この場合、ETC路側機1は、ETC決済情報を持たないETC車載器13に対して次に通信するまでの時間であるリリースタイマを設定することから、当該ETC車載器13は、リリースタイマが経過したところで再度通信を開始することになる。このリリースタイマは、車両に搭載された複数のETC車載器13が、車両がETC専用ゲートを通過するまでにETC路側機1と再度通信可能な時間に設定されている。従って、車両に搭載された複数のETC車載器13は、ETC専用ゲートを通過するまでにETC路側機1と複数回通信することになる。
尚、決済情報を持たないETC車載器13が複数ある場合は、他のETC車載器13も同様にIDだけが登録されることになる。
そして、決済情報を持たないETC車載器13のリリースタイマが経過すると、当該ETC車載器13は、DSRC通信を再度開始する(S102:YES)。このとき、当該ETC車載器13のIDは登録されていると共に(S203:YES)、結果通知フラグがオンしていることから(S205:NO)、ETC路側機1は、何もすることなくDSRC処理を終了する(S113)。
同様に、他のETC決済情報を持たないETC車載器13がETC路側機1と通信を再開した場合は、結果通知フラグがオンしていることから、何もすることなくDSRC通信を終了することになる。
そして、車両がETC専用ゲートを通過して車両検知がオフしたときは(S114:YES)、DSRC通信をオフすると共に(S115)、ID登録を解除してから(S116)、車両情報登録を解除し(S117)、さらに結果通知フラグをオフして(S207)、通信を終了する。
一方、複数のETC車載器13の何れかが決済情報を持つ場合において、最初にETC決済情報を持たないETC車載器13がDSRC通信を開始することがある。このような場合、当該ETC車載器13のIDは登録されていないことから、当該ETC車載器13のIDだけを登録してDSRC通信を終了することになる。
そして、IDが登録されたETC車載器13が、リリースタイマの経過により通信を再開したときには、それまでには、ETC決済情報を持ったETC車載器13とのETC処理が終了し、当該ETC車載器13にETC処理結果が通知されると共に(S111)、結果通知フラグがオンしているので(S206)、結果通知フラグがオンしていることに基づいて(S205:NO)、何もすることなくDSRC通信を終了する。
(複数のETC車載器の何れもETC決済情報を持っていない場合)
ETC決済情報を持たないETC車載器13が通信を開始した際に、初めて通信するETC車載器13の場合は、IDだけを登録してDSRC通信を終了する。
そして、IDが登録されたETC車載器13が、リリースタイマ経過後に再度通信を開始したときは、IDが登録されていると共に(S203:YES)、結果通知フラグがオフしていることから(S205:YES)、ETC処理結果を通知すると共に(S111)、結果通知フラグをオンする(S206)。この場合、ETC路側機1は、ETC処理を終了していないことから、決済が終了していないことを示すETC処理結果をETC車載器13に通知することになる。
また、これ以降に、他のETC決済情報を持たないETC車載器13と再度通信した場合、IDは登録されているものの、結果通知フラグはオンしているので(S205:NO)、何もすることなくDSRC通信を終了する(S113)。
従って、最初に通信したETC車載器13の1台のみにETC処理結果が通知されるので、複数のETC車載器13が異なるETC処理結果を通知してしまうことを防止できる。
このような実施例によれば、ETC路側機1は、ETC決済情報を持たないETC車載器13をIDで管理するものの、ETC決済情報を持たないETC車載器13との通信に前後して、ETC決済情報を持つETC車載器13が通信を開始した場合には、2台のETC車載器13が互いに矛盾する通信結果を通知する可能性があることから、ETC決済情報を持たないETC車載器13との1回目の通信では、IDの登録だけを実行し、ETC処理が終了したときは、結果通知フラグをオンすることにより決済情報を持たないETC車載器13に対してはETC処理結果を通知しないと共に、全てのETC車載器13が決済情報を持たない場合は、1台のETC車載器13のみに対してETC処理結果を通知するようにしたので、ETC路側機1が複数のETC車載器13と通信するにしても、1台のETC車載器13のみに対してのみETC処理結果を通知することができ、複数のETC車載器13がユーザに対して異なる処理結果を通知してしまうことを防止できる。
また、ETC路側機1は、複数のETC車載器13が決済情報を持っている場合であっても、1台のETC車載器13としかETC処理を実行しないことから、他のETC車載器13から同一の車両情報を無駄に取得してしまうという不具合を防止できる。
(その他の実施例)
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
上記実施例を組合せることによりシステムの信頼性を高めるようにしてもよい。
ETC以外のアプリケーションでも、車両保有情報に相当する固有情報を利用することで、物流配送センターのような荷役タグ物量管理システム、ガソリンスタンドのような料金決済システムなどに適用するようにしてもよい。
本発明の第1実施例におけるシステム全体の構成を示す概略図 ETC路側機の構成を示すブロック図 ETC車載器の構成を示すブロック図 ETC路側機とETC車載器との通信シーケンスを示す図 ETC決済情報を持たないETC車載器との通信シーケンスを示す図4相当図 ETC車載器の動作を示すフローチャート ETC車載器の動作を停止させる通信シーケンスを示す図4相当図 本発明の第2実施例における車内LANの接続関係を示す図 本発明の第3実施例におけるETC路側機の動作を示すフローチャート 従来例のETC路側機の動作を示す図9相当図
符号の説明
図面中、1はETC路側機(基地局)、2は路上アンテナ、10は車両、13はETC車載器、14はETCカード、16は制御回路(検知手段、報知手段、停止手段)、31は車内LANである。

Claims (8)

  1. 車両に搭載された車載器と基地局との間でデータ通信を実行する狭域通信システムにおいて、
    前記車載器は、
    車両内に存在する他の車載器を検知する検知手段と、
    この検知手段が他の車載器の存在を検知した場合は、ユーザに他の車載器が存在することを報知する報知手段とを備え
    前記検知手段は、前記基地局の通信動作を擬似的に実行することにより他の車載器を検知することを特徴とする狭域通信システム。
  2. 前記検知手段が検知した車載器のうち特定の車載器の機能を停止する停止手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の狭域通信システム。
  3. 前記停止手段は、特定の車載器の機能を停止するときは、当該車載器の次の通信までの時間であるリリースタイマを設定することを特徴とする請求項2記載の狭域通信システム。
  4. 前記車両には車内LANが設けられており、
    前記検知手段は、前記車内LANを通じて当該車内LANに接続された他の車載器を検知することを特徴とする請求項記載の狭域通信システム。
  5. 前記検知手段が車内LANで複数の車載器を検出した場合に、車載器が特定の車載器の機能を停止する停止手段を備えたことを特徴とする請求項記載の狭域通信システム。
  6. 前記検知手段が車内LANで複数の車載器を検出した場合に、車内LANに接続されている他の機器が特定の車載器の機能を停止する停止手段を備えたことを特徴とする請求項記載の狭域通信システム。
  7. 車両に搭載された車載器と基地局との間でデータ通信を実行する狭域通信システムにおいて、
    前記車載器は、
    車両内に存在する他の車載器を検知する検知手段と、
    この検知手段が他の車載器の存在を検知した場合は、ユーザに他の車載器が存在することを報知する報知手段とを備え、
    前記車両には車内LANが設けられており、
    前記検知手段が前記車内LANを通じて当該車内LANに接続された他の車載器を検知した場合に、ETCカード情報がない車載器が、当該車載器の機能を停止する停止手段を備えたことを特徴とする狭域通信システム。
  8. 車両に搭載された車載器と基地局との間でデータ通信を実行する狭域通信システムにおいて、
    前記車載器は、
    車両内に存在する他の車載器を検知する検知手段と、
    この検知手段が他の車載器の存在を検知した場合は、ユーザに他の車載器が存在することを報知する報知手段とを備え、
    前記車両には車内LANが設けられており、
    前記検知手段が前記車内LANを通じて当該車内LANに接続された他の車載器を検知した場合に、車内LANに接続されている他のマスターとして機能するユニットが、ETCカード情報がない前記他の車載器の機能を停止する停止手段を備えたことを特徴とする狭域通信システム。
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