JP5562756B2 - 不正車両監視システム、不正車両監視方法及びそのプログラム - Google Patents

不正車両監視システム、不正車両監視方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、車載器との無線通信を利用して不正車両を検知する不正車両監視システムに関する。
近年、高速道路などの有料道路では、乗用車やトラックなどの車両に搭載された車載器と表記する)との無線通信を利用して、道路の利用料金を自動的に収受するシステムが使用されることが多くなっている。
このようなシステムには、無線通信機能を有し、利用者がシガーソケットなどに任意に取り外し可能な車載器と、料金決済用ICカードとして例えば電子マネーカードとを使用する方式がある。この方式では、利用者は、有料道路の入口ゲートで最大料金を電子マネーカードで支払いを行う。入口ゲートでは、入口用アンテナと車載器との無線通信により、車載器のID情報や入口ゲート番号などを含む入口情報が上位の中央システムに送信される。さらに、出口ゲートにおいても、出口用アンテナと車載器との無線通信により、車載器のID情報や出口ゲート番号などを含む出口情報が中央システムに送信される。
中央システムでは、これら入口情報と出口情報とに基づいて算出することで利用者の通行料金を決める。そして、入口ゲートで支払った最大料金に満たない場合には、その差額を利用者の電子マネーカードに対して返金を行なう処理を行なうこととなる。
特開2000−36094号公報
前述のような有料道路での自動的に料金を収受するシステムでは、車両から車載器が容易に着脱可能になっている。このため複数の車両が同じ入口ゲートを入った後、複数の車両から1台の車両にそれぞれの車両に搭載していた車載器を移し、その後全ての車載器が搭載された車両だけ最も近い出口ゲートから出て、その他車載器を搭載していない車両が長距離を走行して出口ゲートから出るような不正な料金収受が行なわれる可能性がある。
そこで、有料道路での自動的に料金を収受するシステムでは、不正な料金収受を行なう不正車両を検知できる不正車両監視システムの実現が求められる。
本実施形態によれば、不正車両監視システムは、通信手段と、情報取得手段と、位置検出手段と、判定手段と、記録手段と、不正車両検知手段とを備えた構成である。通信手段は、車両に搭載された車載器との間で無線通信を行なう。情報取得手段は、前記通信手段により前記車載器から送信される車載器情報を取得する。位置検出手段は、前記車載器からの電波に基づいて前記車載器の位置を検出する。判定手段は、前記位置検出手段にて検出された車載器の位置に基づいて前記車載器が所定の範囲内に存在する場合、当該車載器が複数存在するか否かを判定する。記録手段は、前記判定手段により前記所定の範囲に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記各車載器に関連した前記車載器情報に関わる記録を行う。不正車両検知手段は、前記判定手段により前記所定範囲内に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記車載器を搭載した車両を不正車両であると検知する。
実施形態に関するシステムの構成を説明するためのブロック図。 実施形態に関するテーブル情報を説明するための図。 実施形態に関する路側装置の動作を説明するためのフローチャート。 実施形態に関する不正車両の内容を説明するための図。 実施形態に関する車両監視システムの動作を説明するためのフローチャート。
以下図面を参照して、実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態のシステムの全体的構成を説明するためのブロック図である。
図1に示すように、システム全体は、アンテナ10と、カメラ11と、路側装置12と、中央システム13と、車両監視システム14と、データベース15と、ゲート装置16とから構成されている。
本システムは、高速道路などの有料道路に適用するものである。アンテナ10、カメラ11及び路側装置12はそれぞれ、便宜的に有料道路の出口ゲートに配置されている。アンテナ10は、車両1に搭載されている車載器100との無線通信を行なうための通信ユニットであり、車載器100から発信された電波を受信する。アンテナ10は、例えば、複数のアンテナ素子を平面に配列させたアレーアンテナであり、個々のアンテナ素子出力の位相差から受信した電波の発信方向を計測可能なものである。
カメラ11は、出口ゲートに接近した車両1を撮影し、撮影画像(カメラ画像)を路側装置12に伝送する。路側装置12は、アンテナ10及びカメラ11に接続され、後述するように、車載器100の位置検出、情報伝送、及び電波発射源可視化処理を実行するコンピュータから構成されている。路側装置12は、アンテナ10を介して、DSRC(dedicated short range communication)と呼ばれる狭域無線通信方式により、車載器10との間で無線通信を行なう情報取得ユニット及び位置検出ユニットに相当する。
ゲート装置16は路側装置を含み、図示しない入口ゲートに配置されており、例えば電子マネーカードで支払い処理の情報、車載器100との無線通信による車載器のID情報や入口ゲート番号などを含む入口情報を中央システム13に送信する。なお、本実施形態では、便宜的に、出口ゲートは、係員が常駐せずに、自由に通過できる所謂フリーフロー(FF)出口ゲートとする。
中央システム13は、有料道路の通行料金収受を自動的に処理する料金収受システムであり、コンピュータシステムにより構成されている。本実施形態の車両監視システム14は、中央システム13に組み込まれており、後述する不正車両の検知および通知を含む不正車両監視処理を実行する判定ユニット及び監視情報生成ユニットに相当する。データベース15は、中央システム13により処理された情報を蓄積すると共に、車両監視システム14により作成されるテーブル情報(図2を参照)を蓄積する。
[システムの動作]
以下、図2から図5を参照して、本実施形態のシステムの動作を説明する。
まず、本実施形態のシステムは、車両1のシガーソケットなどに任意に取り外し可能な車載器100と、料金決済用ICカードとして例えば電子マネーカードとを使用する方式である。車載器100はDSRC方式の無線通信機を内蔵し、有料道路に入る際には入力ゲートに配置された入口用アンテナと、また有料道路からおりる場合は出口ゲートに配置されたアンテナ10(出口アンテナ)と無線通信を行なう。車載器100は、車載器のID情報(車載器識別情報)として、例えばWCN(wireless call number)情報(車載器に付与されている固有番号)を送信する。
本実施形態の路側装置12は、アンテナ10で受信した、車載器100からのWCN情報を含む車載器情報を取得する。車載器情報には、WCN情報以外に、例えば車両の基本情報(車種、型式、燃料の種類などの情報)が含まれる。また、路側装置12は、カメラ11により撮影された車両1の画像(カメラ画像)を取得する。
図3のフローチャートに示すように、路側装置12は、アンテナ10で受信された車載器100からの電波に基づいて、当該電波の発信源、即ち車載器100の位置(座標)と電波強度を測定する(ステップS1)。即ち、路側装置12は、予め設定されているアンテナ10の位置と、車載器からの電波の方向及び電波強度に基づいて、車載器100の位置(座標)情報を作成する。
具体的には、路側装置12は、アンテナ10の各アンテナ素子出力の位相差に基づいて受信した電波の発信方向を計測する。また、路側装置12は、アンテナ10の位置及び車載器からの電波強度に基づいて電波の発信源である車載器100との距離を算出する。これにより、路側装置12は、後述するように、車両監視システム14にて複数の車載器100の位置が同一の車両の範囲(車両の幅と長さにより設定される範囲)内に存在するか否かを判定するための車載器100の位置(座標)情報を作成する。
路側装置12は、車載器100の位置(座標)情報と電波強度情報を監視システム14に送信する。車両監視システム14は、後述するように、路側装置12から送信された情報を使用して、不正車両の検知及び監視情報(テーブル情報)の作成を含む不正車両監視処理を実行する(図2及び図5を参照)。
さらに、路側装置12は、カメラ11により撮影された車両1の画像を取得し、当該画像、車載器100の位置情報、及び電波強度情報を重ね合わせた情報を生成する(ステップS2)。車両監視システム14は、当該重ね合わせた情報を使用して、電波発射源可視化処理を実行する(後述する他の実施形態を参照)。
次に、図2及び図5を参照して、路側装置12及び車両監視システム14の動作を説明する。
まず、図1に示すように、車両1が有料道路の出口ゲートに到着すると、路側装置12は、アンテナ10を介して車両1に搭載されている車載器100との無線通信を実行する(ステップS11)。路側装置12は、車載器100から送信されるWCN情報を含む車載器情報を取得する。このとき、路側装置12は、カメラ11により撮影された車両1の画像を取得する。なお、本実施形態では、出口ゲートは、車両1が自由に通過できるFFゲートである。
路側装置12は、アンテナ10で受信された車載器100からの電波に基づいて、当該電波の発信源である車載器100の位置(座標)と電波強度を測定する。前述した方法により、路側装置12は、予め設定されているアンテナ10の位置、電波の方向及び電波強度に基づいて、車載器100の位置(座標)情報を作成する(ステップS12)。
路側装置12は、単一又は複数の車載器100のWCN情報を含む車両情報、位置(座標)情報、及び電波強度情報を車両監視システム14に送信する。車両監視システム14は、路側装置12から送信された位置情報及びWCN情報を使用して、不正車両の検知及びテーブル情報の作成を含む不正車両監視処理を実行する。
車両監視システム14は、複数のWCN情報及び位置(座標)情報に基づいて、複数の車載器100の位置が同一の車両の範囲(車両の幅と長さにより設定される範囲)内に存在する場合には、当該各WCN情報に対応する車両(実際には1台の車両)が不正車両であると判定する(ステップS13のYES)。逆に、車両監視システム14は、1つのWCN情報に対応する1台の車載器の位置が、同一の車両の範囲内であれば、当該車両は不正車両に該当しないと判定する(ステップS13のNO)。
車両監視システム14は、不正車両であると判定した場合、各WCN情報と不正車両であること示す不正情報(フラグ情報)を中央システム13に通知する(ステップS14)。一方、車両監視システム14は、不正車両でない場合には、当該WCN情報を中央システム13に通知する(ステップS15)。
車両監視システム14は、不正車両検知結果に基づいて、図2に示すような監視情報(テーブル情報)20を作成して、データベース15に記録する(ステップS16,S17)。図2に示すように、監視情報20は、路側装置12から送信される出口番号21、WCN情報22、時間23、フラグ情報24、及び不正回数情報25を含むテーブル情報である。
出口番号21は、有料道路の出口ゲートの位置を識別する情報である。WCN情報22は車載器に設定される固有番号である。時間23は、路側装置12が車載器との間で通信したときの時間である。フラグ情報24は、不正車両を識別するための情報であり、WCN情報22に対応付けられる。
従って、本実施形態では、フラグ情報24は、不正車両であると検知された複数のWCN情報22に対応付けられてセットされる。換言すれば、フラグ情報24は、複数のWCN情報を送信する車載器(実際には複数の車載器)を搭載していることを示す情報である。不正回数情報25は、不正車両として検知された回数のカウント値である。
以上のように本実施形態のシステムであれば、有料道路の出口ゲートにおいて、車載器100と路側装置12とのDSRC方式の無線通信を利用して、正規の利用料金の収受を実行しない不正車両を検知し、当該不正車両を監視できる監視情報20を作成してデータベース15に登録することができる。従って、中央システム13は、データベース15に格納された監視情報20を参照して、例えば、不正回数情報25のカウント値が所定の回数(50回など)を示す車両をWCN情報22により特定し、所定の警告処理などの不正対処のための所定の処理を実行することが可能である。これにより、有料道路での不正車両の抑制を図ることができる。
なお、本実施形態では、不正車両検知処理は、中央システム13に組み込まれる車両監視システム14により実行される場合について説明したが、これに限ることなく、路側装置12により実行する構成でもよい。この場合には、車両監視システム14は、WCN情報に対応付けられた不正情報(フラグ情報)を路側装置12から取得し、監視情報(テーブル情報)20を作成してデータベース15に記録する。
また、本実施形態では、路側装置12は、アンテナ10で受信された車載器100からの電波に基づいて、予め設定されているアンテナ10の位置、電波の方向及び電波強度に基づいて、車載器100の位置(座標)情報を作成する構成である。これに限ることなく、路側装置12は、車載器100からの無線通信により位置情報を取得する構成でもよい。この場合、車載器100は、GPS(global positioning system)などの位置計測装置を搭載し、当該位置計測装置により計測された位置情報を無線通信により送信できる構成である。
以下、本実施形態のシステムの具体的な適用例を、図4(A)〜(D)を参照して説明する。
図4(A)に示すように、高速道路などの有料道路において、例えば3台の車両40〜42が、入口料金所で電子マネーカードにより最大料金を支払って、入口ゲートを通過する。車両40〜42はそれぞれ、各WCN情報を送信する車載器400,410,420を搭載している。ここで、各車両40〜42とも、それぞれの車載器400,410,420の着脱が容易であるとする。
次に、図4(B)に示すように、有料道路の例えばパーキングエリアにおいて、各車両41,42から車載器410,420を取り外して、1台の車両40に全ての車載器400,410,420を搭載させる。
図4(C)に示すように、全ての車載器400,410,420を搭載した1台の車両40は、入口ゲートから直近の出口ゲートから有料道路を降りる。一方、図4(D)に示すように、その他の車両41,42は、目的地まで走行するため、相対的に入口ゲートから長距離の出口ゲートから有料道路を降りる。
このような状況において、本実施形態のシステムが適用されない場合には、図4(C)に示すように、1台の車両40は、搭載した全ての車載器400,410,420と、直近の出口ゲートに配置されたアンテナ10との間で無線通信を行なう。当該車両40は、FF出口ゲートを通過し、有料道路を降りる。
中央システムは、当該車両40が通過した直近の出口ゲートの位置に応じて、全ての車載器400,410,420に対して相対的に近距離での利用料金の決済を実行する。即ち、中央システムは、入口ゲートで支払った最大料金から、近距離に応じた差額を車両40〜42の各利用者の電子マネーカードに対して返金を行なう処理を行なう。
要するに、本実施形態のシステムが適用されない場合には、その他の車両41,42が長距離を走行してFF出口ゲートから出た場合に、中央システムは、近距離の走行に応じた差額を車両41,42の各利用者の電子マネーカードに対して返金を行なうことになる。従って、車両41,42の両者に対しては、不正に安価な料金請求となる。即ち、3台の車両40〜42の利用者が結託して、不正な料金収受が行なわれたことになる。
そこで、本実施形態のシステムが適用された場合には、図4(C)に示すように、全ての車載器400,410,420を搭載した1台の車両40が直近の出口ゲートを通過するときに、路側装置12はアンテナ10を介して、車載器400,410,420の全てと無線通信を実行する。これにより、路側装置12は、各車載器400,410,420の各WCN情報と位置(座標)情報を不正車両監視システム14に送信する。
車両監視システム14は、WCN情報及び位置(座標)情報に基づいて、複数の車載器400,410,420の位置が同一の車両の範囲(ここでは1台の車両40の範囲)に存在することを検知する。従って、車両監視システム14は、当該各WCN情報に対応する車両(実際には1台の車両40)が不正車両であると判定する。車両監視システム14は、車載器400,410,420に対応する各WCN情報に対応付けて、不正者利用であることを示すフラグ情報をセットした監視情報(テーブル情報)20を作成してデータベース15に登録する。
以上のように本実施形態のシステムを適用すれば、図4(A)〜(D)に示すような状況での不正な料金収受を行なう不正者車両40〜42を検知して、監視情報20として記録することができる。この監視情報20を使用することで、有料道路での不正な料金収受の発生を抑制することが可能となる。
(他の実施形態)
前述したように、路側装置12は、電波発射源可視化処理に必要な情報として、車載器100の位置(座標)情報、電波強度情報、及び車両1の画像を重ね合わせた情報を生成して、車両監視システム14に送信する。
車両監視システム14は、路側装置12から送信される情報を使用して、電波発射源可視化処理を実行する。具体的には、車両監視システム14は、ディスプレイ上に、出口ゲートでの車両1の画像を表示すると共に、路側装置12で測定された電波の発信源である車載器100の位置(座標)と電波強度の測定結果とを重ね合わせて表示する。これにより、中央システム13の管理者は、ディスプレイ上で、複数の車載器100から発信される電波強度に基づいて当該各車載器100が同一車両に搭載されていることを目視で確認することが可能となる。換言すれば、中央システム13の管理者は、ディスプレイ上で不正車両と推定される車両を目視で確認することが可能となる。
このような車両監視システム14での電波発射源可視化処理を実行することにより、中央システム13の管理者は、図4(C)に示すように、出口ゲートを通過する車両40をディスプレイ上で確認することができる。この車両40は、全ての車載器400,410,420を搭載した不正車両として、目視においても確認することができる。
また、前述した実施形態では、アンテナ10の位置と、車載器情報に係る電波を受信するアンテナ10にて受信した電波の強度等により車載器の位置を特定したが、車載器の位置を特定するため車載器からの電波の強度等を測定するためのアンテナとは別に車載器情報に係る電波を受信するアンテナを設けても同じ効果を奏しうる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…車両、10…アンテナ、11…カメラ、12…路側装置、13…中央システム、
14…車両監視システム、15…データベース、16…ゲート装置、
40〜42…車両、100…車載器、400,410,420…車載器。

Claims (10)

  1. 車両に搭載された車載器との間で無線通信を行なう通信手段と、
    前記通信手段により前記車載器から送信される車載器情報を取得する情報取得手段と、
    前記車載器からの電波に基づいて前記車載器の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段にて検出された車載器の位置に基づいて前記車載器が所定の範囲内に存在する場合、当該車載器が複数存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記所定の範囲に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記各車載器に関連した前記車載器情報に関わる記録を行う記録手段と
    前記判定手段により前記所定範囲内に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記車載器を搭載した車両を不正車両であると検知する不正車両検知手段と
    を具備する不正車両監視システム。
  2. 前記不正車両検知手段により検知された不正車両を示す不正車両情報を含む監視情報を生成して記録する監視情報生成手段を有する請求項1に記載の不正車両監視システム。
  3. 前記位置検出手段は、
    前記通信手段の有するアンテナの位置、前記無線通信での電波の方向及び電波の電波強度に基づいて、前記車載器の位置を検出して位置情報を作成する請求項1に記載の不正車両監視システム。
  4. 前記不正車両検知手段は、
    前記判定手段により前記車載器情報により識別される複数の車載器の位置が、1台の車両の大きさに対応する前記所定範囲内にあると判断した場合には、当該車両は不正車両であると判定する請求項1に記載の不正車両監視システム。
  5. 前記監視情報生成手段は、
    前記不正車両情報として不正車両を示すフラグ情報、前記車載器情報に含まれる車載器識別情報及び不正回数情報を含むテーブル情報を前記監視情報として生成する請求項2に記載の不正車両監視システム。
  6. 前記通信手段と無線通信を行なう車載器を搭載した車両を撮影するカメラと、
    前記カメラから取得される画像と前記無線通信に係る車載器からの電波強度の情報とを重ね合わせてディスプレイ上に表示可能な情報を作成する電波発射源可視化処理手段と
    を有する請求項1に記載の不正車両監視システム。
  7. 前記監視情報生成手段により生成された前記監視情報を使用して、前記不正車両に対する不正対処のための所定の処理を実行する手段を有する請求項に記載の不正車両監視システム。
  8. 車両に搭載された車載器との間で無線通信を行なう通信手段と、
    前記通信手段により前記車載器から送信される車載器情報を取得する情報取得手段と、
    前記車載器からの無線通信に基づいて前記車載器の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段にて検出された車載器の位置に基づいて前記車載器が所定の範囲内に存在する場合、当該車載器が複数存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記所定の範囲に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記各車載器に関連した前記車載器情報に関わる記録を行う記録手段と、
    前記判定手段により前記所定範囲内に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記車載器を搭載した車両を不正車両であると検知する不正車両検知手段と
    を具備する不正車両監視システム
  9. 車両に搭載された車載器との間で行なう無線通信に基づいて、不正車両を監視する不正車両監視システムに適用する不正車両監視方法であって、
    前記無線通信により前記車載器から送信される車載器情報を取得する処理と、
    前記車載器からの電波に基づいて前記車載器の位置を検出する処理と、
    前記検出された車載器の位置に基づいて前記車載器が所定の範囲内に存在する場合、当該車載器が複数存在するか否かを判定する処理と、
    前記判定処理により前記所定の範囲内に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記各車載器に関連した前記車載器情報に関わる記録を行う処理と、
    前記判定手段により前記所定範囲内に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記車載器を搭載した車両を不正車両であると検知する処理と
    を実行する不正車両監視方法
  10. コンピュータにより実行されるプログラムであって、
    無線通信により車両に搭載された車載器から送信される車載器情報を取得する手段と、
    前記車載器からの電波に基づいて前記車載器の位置を検出する手段と、
    前記車載器の位置に基づいて前記車載器が所定の範囲内に存在する場合、当該車載器が複数存在するか否かを判定する手段と、
    前記所定の範囲に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記各車載器に関連した前記車載器情報に関わる記録を行う手段と、
    前記所定範囲内に前記車載器が複数存在すると判定された場合に、前記車載器を搭載した車両を不正車両であると検知する手段と
    して前記コンピュータを動作させるプログラム
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